JPS6274379A - ダクト内消火設備とその消火器 - Google Patents
ダクト内消火設備とその消火器Info
- Publication number
- JPS6274379A JPS6274379A JP21268885A JP21268885A JPS6274379A JP S6274379 A JPS6274379 A JP S6274379A JP 21268885 A JP21268885 A JP 21268885A JP 21268885 A JP21268885 A JP 21268885A JP S6274379 A JPS6274379 A JP S6274379A
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- JP
- Japan
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- water
- duct
- fire
- piston
- fire extinguishing
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- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、火災発生時に消火対象物となる各種ダクト内
で消火用水を噴射させるように成されたダクト内消火設
備とそれに使用する消火器に関する。
で消火用水を噴射させるように成されたダクト内消火設
備とそれに使用する消火器に関する。
例えば、吹付塗装を行う塗装ブース内には、引火性の強
い塗料ミスト、蒸発有機溶剤が充満して火災発生の危険
があり、この塗装ブース内に万一火災が発生した場τ3
・には、その火炎が塗装ブース内の空気を排出する排気
ダクトを通って該ダク]・の内壁に付着しまた塗料や、
該ダクトの排出口から長年排出されて述屋の屋根に積層
した塗料カス等に燃え移って延焼を生ずる危険性がある
。
い塗料ミスト、蒸発有機溶剤が充満して火災発生の危険
があり、この塗装ブース内に万一火災が発生した場τ3
・には、その火炎が塗装ブース内の空気を排出する排気
ダクトを通って該ダク]・の内壁に付着しまた塗料や、
該ダクトの排出口から長年排出されて述屋の屋根に積層
した塗料カス等に燃え移って延焼を生ずる危険性がある
。
このため従来においては、塗装ブース内は勿論のこと、
塗装ブース内の空気を排出させる排気ダクト内にも散水
ノズル等を配設し、塗装ブースに配設された火災検知器
からの検知信号によってダクト内に消火用水を噴射させ
るようにしている。
塗装ブース内の空気を排出させる排気ダクト内にも散水
ノズル等を配設し、塗装ブースに配設された火災検知器
からの検知信号によってダクト内に消火用水を噴射させ
るようにしている。
しかし、この排気ダクトは、塗装ブース内から塗料ミス
ト有機溶剤等を多量に含んだ汚染空気を排出しているか
ら、該ダクト内に配設した散水−ノズル等の表面に塗料
が付着して詰まりを生じ、火災発生時に作動しなくなる
という問題がある。
ト有機溶剤等を多量に含んだ汚染空気を排出しているか
ら、該ダクト内に配設した散水−ノズル等の表面に塗料
が付着して詰まりを生じ、火災発生時に作動しなくなる
という問題がある。
また、散水ノズルへの塗料の付着を防止するために、該
散水ノズルの水圧によって容易に外れるIム製キャップ
やビニール製カバー等を被せることも行われているが、
排気ダクトから排出される佇機溶剤の作用によりゴムや
ビニールが溶解して散水ノズルに密着し、容易に外れな
くなるという入へがあった。
散水ノズルの水圧によって容易に外れるIム製キャップ
やビニール製カバー等を被せることも行われているが、
排気ダクトから排出される佇機溶剤の作用によりゴムや
ビニールが溶解して散水ノズルに密着し、容易に外れな
くなるという入へがあった。
そこで本発明は、上記の如き従来技術の欠点および問題
点を解消せんとするものであり、散水ノズル等の水噴射
ヘッドを常時は例えば塗装ブースの排気ダクト外に配置
させて排気ダクト内を排出される塗料ミストや有機溶剤
等が水噴射ヘッドに付着することを防止し、塗装ブース
内に火災が発生した時に排気ダクト外から該ダクト内に
水噴射ヘッドを進入させて消火用水を確実に噴射させる
ことができるダクト内消火設備とその消火器を提供する
ことを目的とする。
点を解消せんとするものであり、散水ノズル等の水噴射
ヘッドを常時は例えば塗装ブースの排気ダクト外に配置
させて排気ダクト内を排出される塗料ミストや有機溶剤
等が水噴射ヘッドに付着することを防止し、塗装ブース
内に火災が発生した時に排気ダクト外から該ダクト内に
水噴射ヘッドを進入させて消火用水を確実に噴射させる
ことができるダクト内消火設備とその消火器を提供する
ことを目的とする。
この目的を達成するために、本発明によるダクト内消火
設備は、火災検知器から検知信号が発せられた時に水噴
射ヘッドを所定距離だけ前方に突進させるように成され
た消火器が消火対象物となるダクトの外に設置されると
共に、前記水噴射ヘッドがその突進距離よりも短い間隔
で前記ダクトの壁面に形成された脆弱部に対峙せられて
いることを特徴とする。
設備は、火災検知器から検知信号が発せられた時に水噴
射ヘッドを所定距離だけ前方に突進させるように成され
た消火器が消火対象物となるダクトの外に設置されると
共に、前記水噴射ヘッドがその突進距離よりも短い間隔
で前記ダクトの壁面に形成された脆弱部に対峙せられて
いることを特徴とする。
また、本発明による消火器は、ボトム側に消火用水を供
給する給水ポートが形成されたバレルと、先端に水噴射
ヘッドを有する中空管の後端にピストンが固着されて成
るピストンロッドとから構成され、前記中空管の後端側
には前記バレル内に供給された消火用水を該中空管内を
通じて前記水噴射−・ラドに送給する通水口が形成され
ていることを特徴とする。
給する給水ポートが形成されたバレルと、先端に水噴射
ヘッドを有する中空管の後端にピストンが固着されて成
るピストンロッドとから構成され、前記中空管の後端側
には前記バレル内に供給された消火用水を該中空管内を
通じて前記水噴射−・ラドに送給する通水口が形成され
ていることを特徴とする。
本発明によるダクト内消火設備は、水噴射ヘッドを有す
る消火器が消火対象物となるダクトの外に設置され、火
災検知器から検知信号が発せられた時にその水噴射ヘッ
ドを所定距離だけ前方に突出させて、該水噴射ヘッドが
これと対峙17て形成されたダクトの脆弱部を突き破っ
て該ダクト内に進入し得るように成されているから、消
火対象物となるダクトが例えば塗料ミスト等を排出する
塗装ブ・−スの排気ダクトであっても、塗料ミスト等の
付着による詰まりを生ずることなく確実にダクト内消火
を行うことができる。
る消火器が消火対象物となるダクトの外に設置され、火
災検知器から検知信号が発せられた時にその水噴射ヘッ
ドを所定距離だけ前方に突出させて、該水噴射ヘッドが
これと対峙17て形成されたダクトの脆弱部を突き破っ
て該ダクト内に進入し得るように成されているから、消
火対象物となるダクトが例えば塗料ミスト等を排出する
塗装ブ・−スの排気ダクトであっても、塗料ミスト等の
付着による詰まりを生ずることなく確実にダクト内消火
を行うことができる。
また、本発明による消火器は、バレルの給水ポートから
供給された消火用水が、その水圧によってピストンを前
方に摺動させてピストンロッドを伸長させ、該ピストン
ロッドの先端にある水噴射ヘッドを前方に突進させると
共に、ピストンロッドの後端側に形成された通水口から
該ピストンロッドを形成する中空管内を通って水噴射、
ノズルに送給され、該水噴射ノズルから噴射される。
供給された消火用水が、その水圧によってピストンを前
方に摺動させてピストンロッドを伸長させ、該ピストン
ロッドの先端にある水噴射ヘッドを前方に突進させると
共に、ピストンロッドの後端側に形成された通水口から
該ピストンロッドを形成する中空管内を通って水噴射、
ノズルに送給され、該水噴射ノズルから噴射される。
以ド、本発明を図面に示す実施例に基づい′ζ具体的に
説明する。
説明する。
第1図は本発明による消火器を用いたダクト内消火設備
の一例を示すフローシート図である。
の一例を示すフローシート図である。
図中、1は給気付塗装ブースであって、空調装置2から
送風ファン3で給気室4内に供給された清浄空気を、フ
ィルタ5を通じて吹付塗装室6内に押し込むと共に、こ
れを吹付塗装室6内に生じた塗料ミスト蒸発有機溶剤等
と共に床下のミスト処理室7内に吸引し、該ミスト処理
室7内に配設されたベンチュリー機構8等により塗料ミ
ストを気液接触させて分離回収した後、排気ファン9を
介装した排気ダクト10を通じて外部に排出するように
成されている。
送風ファン3で給気室4内に供給された清浄空気を、フ
ィルタ5を通じて吹付塗装室6内に押し込むと共に、こ
れを吹付塗装室6内に生じた塗料ミスト蒸発有機溶剤等
と共に床下のミスト処理室7内に吸引し、該ミスト処理
室7内に配設されたベンチュリー機構8等により塗料ミ
ストを気液接触させて分離回収した後、排気ファン9を
介装した排気ダクト10を通じて外部に排出するように
成されている。
そして、排気ダクト10には、その壁面10aの一部に
脆弱部11が形成されると共に、該脆弱部11にダクト
10内から対句して消火器12が設置されている。
脆弱部11が形成されると共に、該脆弱部11にダクト
10内から対句して消火器12が設置されている。
脆弱部1工は、第2図に示すように、例えば排気ダクト
10の壁面10aの一部を所要面積だけ開口して開口部
13を形成し、該開口部I3を閉塞するように内側から
アルミ箔14を貼設した構成とされている。
10の壁面10aの一部を所要面積だけ開口して開口部
13を形成し、該開口部I3を閉塞するように内側から
アルミ箔14を貼設した構成とされている。
また、消火器I2は、ボトム15a側に消火用水を供給
する給水ポート16が形成されたバレル15と、先端に
水噴射ヘッドI7を有する中空管18の後端にピストン
19が固着されて成るピストンロッド20とからシリン
ダ形に構成され、中空管18の後端がピストン19に貫
設されて該ピストン19の後面側に開口せられ、その開
口部がバレル15内の消火用水を中空管18を通じて噴
射ヘッド17に送給させる通水口21に成されている。
する給水ポート16が形成されたバレル15と、先端に
水噴射ヘッドI7を有する中空管18の後端にピストン
19が固着されて成るピストンロッド20とからシリン
ダ形に構成され、中空管18の後端がピストン19に貫
設されて該ピストン19の後面側に開口せられ、その開
口部がバレル15内の消火用水を中空管18を通じて噴
射ヘッド17に送給させる通水口21に成されている。
そして、この消火器12は、その水噴射ヘッド17をピ
ストンロフト20のストローク長の略2に相当する距離
だけ排気ダクト10の脆弱部11と離隔して対峙させて
いる。
ストンロフト20のストローク長の略2に相当する距離
だけ排気ダクト10の脆弱部11と離隔して対峙させて
いる。
しかして、消火器12の水噴射ヘッド17は、常時は排
気ダクト10の外にあるから、従来のように該ダクト1
0内から排出される排気中の塗料ミスト等が水噴射ヘッ
ド17の表面に付着することがない。
気ダクト10の外にあるから、従来のように該ダクト1
0内から排出される排気中の塗料ミスト等が水噴射ヘッ
ド17の表面に付着することがない。
22は塗装ブース1内における火災の発生を検知して検
知信号を出力する火災検知器であって、該検知器22か
ら検知信号が出力されると加圧送水装置23から消火器
12の給水ポート16に消火用水が圧送供給されるよう
に成されている。
知信号を出力する火災検知器であって、該検知器22か
ら検知信号が出力されると加圧送水装置23から消火器
12の給水ポート16に消火用水が圧送供給されるよう
に成されている。
以上が本発明によるダクト内消火設備と、それに使用す
る消火器の一例構成であり、次にその作用について説明
する。
る消火器の一例構成であり、次にその作用について説明
する。
塗装ブース1の吹付塗装室6内で火災が発生すると、そ
の火炎がミスト処理室7に接続された排気ダクト10内
にも吸い込まれる。
の火炎がミスト処理室7に接続された排気ダクト10内
にも吸い込まれる。
このとき、塗装ブース1内に配設された火災検知器22
から検知信号が発せられて、加圧送水装置23から消火
器12の給水ポート16に消火用水が圧送される。
から検知信号が発せられて、加圧送水装置23から消火
器12の給水ポート16に消火用水が圧送される。
これにより、消火器12の給水ポート16からバレル1
5内に供給された消火用水が、ピストン19を押圧して
ピストンロッド20を伸長させ、該ピストンロッド20
の先端にある水噴射ヘッド17を前方に突進させて、該
水噴射へソド17を排気ダクト10の壁面10aに形成
された脆弱部11のアルミ箔14を突き破ってダグ1−
10内に突入させると共に、当該消火用水がピストン1
9の後面に開口した通水口21からピストンロッド20
の中空管18内を通じて水噴射ヘッド】7に送給されて
、該水噴射ヘッド17から勢い良(排気ダクl−10内
に噴射され、該ダク)10内が消火される。
5内に供給された消火用水が、ピストン19を押圧して
ピストンロッド20を伸長させ、該ピストンロッド20
の先端にある水噴射ヘッド17を前方に突進させて、該
水噴射へソド17を排気ダクト10の壁面10aに形成
された脆弱部11のアルミ箔14を突き破ってダグ1−
10内に突入させると共に、当該消火用水がピストン1
9の後面に開口した通水口21からピストンロッド20
の中空管18内を通じて水噴射ヘッド】7に送給されて
、該水噴射ヘッド17から勢い良(排気ダクl−10内
に噴射され、該ダク)10内が消火される。
なお、本発明による消火器は上記の構成に限らず、第3
図の如く構成することもできる。
図の如く構成することもできる。
即ち、第3図は本発明による消火器12の他の実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
本例では、バレル15のボトム15a側に消火用水が供
給する給水ポート16が形成されると共に、そのヘッド
15b側にバイパス管24が形成されている。バイパス
管24は、その流入口24aと流出口24bがバレル1
5の長手方向に沿〜って所定間隔で開口されている。
給する給水ポート16が形成されると共に、そのヘッド
15b側にバイパス管24が形成されている。バイパス
管24は、その流入口24aと流出口24bがバレル1
5の長手方向に沿〜って所定間隔で開口されている。
また、中空管18の後端にピストン19を固着して成る
ピストンロッド20には、ピストン19の前面側にある
中空管18の後端側周面に該中空管18内と連通ずる通
水口21が形成され、該通水口21から中空管18内に
流入した水が水噴射へ、ノド17の噴射孔25.25・
・−から噴射されるように成されている。なお、水噴射
ヘッド17の先端は、尖鋭な矢尻状に形成されている。
ピストンロッド20には、ピストン19の前面側にある
中空管18の後端側周面に該中空管18内と連通ずる通
水口21が形成され、該通水口21から中空管18内に
流入した水が水噴射へ、ノド17の噴射孔25.25・
・−から噴射されるように成されている。なお、水噴射
ヘッド17の先端は、尖鋭な矢尻状に形成されている。
また、バレル15にはヘッド15b側をシールするフラ
ンジ26が嵌挿され、該フランジ26はその後端がピス
トン19を前記流入口24aと流出口24bの略中間で
係止させるストッパ部26aに形成され1、ストッパ部
26aからバレル15の先端側が空間27に形成されて
いる。
ンジ26が嵌挿され、該フランジ26はその後端がピス
トン19を前記流入口24aと流出口24bの略中間で
係止させるストッパ部26aに形成され1、ストッパ部
26aからバレル15の先端側が空間27に形成されて
いる。
しかして、加圧送水装置23等から給水ポート16を通
じてバレル15内に消火用水が供給されると、その水圧
によりピストン19が前方に摺動せられてピストンロッ
ド20が伸長し、その先端にある水噴射ヘッド17がま
ず前方に所定距離だけ突進する。
じてバレル15内に消火用水が供給されると、その水圧
によりピストン19が前方に摺動せられてピストンロッ
ド20が伸長し、その先端にある水噴射ヘッド17がま
ず前方に所定距離だけ突進する。
そして、ピストン19がフランジ26のストッパ部26
aに当接して係止されると、水噴射ヘッド17の突進が
停止されると同時に、給水ポート16からバレル15内
に供給される消火用水がバレル15内に開口する流入口
24aからバイパス管24内に流入し、該バイパス管2
4を通ってその流出口24bからバし・ル15の空間2
7内に供給される。
aに当接して係止されると、水噴射ヘッド17の突進が
停止されると同時に、給水ポート16からバレル15内
に供給される消火用水がバレル15内に開口する流入口
24aからバイパス管24内に流入し、該バイパス管2
4を通ってその流出口24bからバし・ル15の空間2
7内に供給される。
このようにして、ピストン19の前方側にある空間27
内に供給された消火用水は、ピストンロッド20の後端
側周面に形成された通水口21から中空管18内を通っ
て先端の水噴射ヘッド17に送給され、咳水噴射ヘッド
17の各噴射孔25725−・から勢い良く噴射される
。
内に供給された消火用水は、ピストンロッド20の後端
側周面に形成された通水口21から中空管18内を通っ
て先端の水噴射ヘッド17に送給され、咳水噴射ヘッド
17の各噴射孔25725−・から勢い良く噴射される
。
したがって、本例の場合も、火災検知器22から検知信
号が発せられて加圧送水装置23等から給水ポート16
に消火用水が供給されると、ピストンロッド20が伸長
してその先端にある水噴射ヘッド17を自動的に消火対
象物となる排気ダクト1α内に突進させることができ、
該ダクト10内の延焼が確実に防止される。
号が発せられて加圧送水装置23等から給水ポート16
に消火用水が供給されると、ピストンロッド20が伸長
してその先端にある水噴射ヘッド17を自動的に消火対
象物となる排気ダクト1α内に突進させることができ、
該ダクト10内の延焼が確実に防止される。
また、本例の場合には、水噴射ヘッド17が排気ダクト
10内に突入した後に消火用水を噴射するから、排気ダ
クト10外が消火用水で水浸しになることが防止される
という利点がある。
10内に突入した後に消火用水を噴射するから、排気ダ
クト10外が消火用水で水浸しになることが防止される
という利点がある。
なお、本発明によるダクト内消火設備に使用される消火
器は、上記の如く加圧送水装置23等から供給される消
火用水によって作動される消火器12に限らず、例えば
加圧送水装置に連結されて消火用水を圧送する給水ホー
スの先端に接続された水噴射ヘッドを、火災検知器から
の検知信号に、よ。、て作動せられる空気圧シリング又
は油圧シリンダ等のピストンロッドの先端に取り付けて
突進させる消火器や、給水ホースの先端に接続された水
噴射ヘッドを火災検知器からの検知信号で作動するソレ
ノイド等によって前方に突進させる消火器であってもよ
く、要するに火災検知器から検知信号が発せられた時に
水噴射ヘッドを所定距離だけ前方に突進させるように成
されていればよい。
器は、上記の如く加圧送水装置23等から供給される消
火用水によって作動される消火器12に限らず、例えば
加圧送水装置に連結されて消火用水を圧送する給水ホー
スの先端に接続された水噴射ヘッドを、火災検知器から
の検知信号に、よ。、て作動せられる空気圧シリング又
は油圧シリンダ等のピストンロッドの先端に取り付けて
突進させる消火器や、給水ホースの先端に接続された水
噴射ヘッドを火災検知器からの検知信号で作動するソレ
ノイド等によって前方に突進させる消火器であってもよ
く、要するに火災検知器から検知信号が発せられた時に
水噴射ヘッドを所定距離だけ前方に突進させるように成
されていればよい。
また、ダクトに形成される脆弱部11も上記の如くアル
ミ箔14で形成する場合に限らず、要するに水噴射ヘッ
ドが容易に突き破ってダクト内に突進可能に形成されて
いればよい。
ミ箔14で形成する場合に限らず、要するに水噴射ヘッ
ドが容易に突き破ってダクト内に突進可能に形成されて
いればよい。
以上述べたように、本発明によれば、例えば塗装ブース
の排気ダクト内消火を行う場合に、従来のように散水ノ
ズル等の水噴射へ・ノドを排気ダクト内に設置する必要
がなく、常時は水噴射ヘッドを有する消火器を排気ダク
ト外に配置して塗料ミスト等の付着による水噴射ヘッド
の詰まりを防止し、塗装ブース内に火災が発生して火災
検知器から検知信号が発せられた時に、水噴射ヘッドが
消火対象物となる排気ダクトの壁面の脆弱部を突き破っ
て該ダクト内に突進して確実にダクト内消火を行うこと
ができるという優れた効果がある。
の排気ダクト内消火を行う場合に、従来のように散水ノ
ズル等の水噴射へ・ノドを排気ダクト内に設置する必要
がなく、常時は水噴射ヘッドを有する消火器を排気ダク
ト外に配置して塗料ミスト等の付着による水噴射ヘッド
の詰まりを防止し、塗装ブース内に火災が発生して火災
検知器から検知信号が発せられた時に、水噴射ヘッドが
消火対象物となる排気ダクトの壁面の脆弱部を突き破っ
て該ダクト内に突進して確実にダクト内消火を行うこと
ができるという優れた効果がある。
第1図は本発明による消火器を用いたダクト内消火設備
の一例を示すフローシート図、第2図はその要部を斜視
図、第3図は本発明による消火器の他の実施例を示す断
面図である。 符号の説明 1−塗装ブース、10−・−排気ダクト、10 a−排
気ダクトの壁面、11−脆弱部、12−消火器、14・
、・アルミ箔、15−・バレル、16−・・給水ポート
、17・−・水噴射ヘッド、18・・−中空管、19・
・−ピストン、20− ピストンロッド、21・・−
通水口、22−・・火災検知器、23−・−加圧送水装
置、24−バイパス管、24a−流入口、24b−・流
出口、25・−噴射孔、26a・−・ストッパ、27−
空間。 特許出願人 トリニティ工業株式会社第2WJ
の一例を示すフローシート図、第2図はその要部を斜視
図、第3図は本発明による消火器の他の実施例を示す断
面図である。 符号の説明 1−塗装ブース、10−・−排気ダクト、10 a−排
気ダクトの壁面、11−脆弱部、12−消火器、14・
、・アルミ箔、15−・バレル、16−・・給水ポート
、17・−・水噴射ヘッド、18・・−中空管、19・
・−ピストン、20− ピストンロッド、21・・−
通水口、22−・・火災検知器、23−・−加圧送水装
置、24−バイパス管、24a−流入口、24b−・流
出口、25・−噴射孔、26a・−・ストッパ、27−
空間。 特許出願人 トリニティ工業株式会社第2WJ
Claims (6)
- (1)火災検知器から検知信号が発せられた時に水噴射
ヘッドを所定距離だけ前方に突進させるように成された
消火器が消火対象物となるダクトの外に設置されると共
に、前記水噴射ヘッドがその突進距離よりも短い間隔で
前記ダクトの壁面に形成された脆弱部に対峙せられてい
ることを特徴とするダクト内消火設備。 - (2)前記水噴射ヘッドが、火災検知器から検知信号が
発せられた時に作動するシリンダもしくはソレノイドに
よって前方に突進せられるように成された前記特許請求
の範囲第1項記載のダクト内消火設備。 - (3)前記脆弱部が、ダクトの壁面に開口された開口部
を閉塞するように貼設されたアルミ箔で形成された前記
特許請求の範囲第1項記載のダクト内消火設備。 - (4)ボトム側に消火用水を供給する給水ポートが形成
されたバレルと、先端に水噴射ヘッドを有する中空管の
後端にピストンが固着されて成るピストンロッドとから
構成され、前記中空管の後端側には前記バレル内に供給
された消火用水を該中空管内を通じて前記水噴射ヘッド
に送給する通水口が形成されていることを特徴とする消
火器。 - (5)前記中空管の後端が前記ピストンに貫設されて該
ピストンの後面側に開口せられ、該開口部が前記通水口
とされている前記特許請求の範囲第4項記載の消火器。 - (6)前記通水口が前記ピストンの前面側にある前記中
空管の後端側周面に開口形成され、前記バレルのヘッド
側にはその長手方向に沿って所定間隔で流入口および流
出口を開口したバイパス管が形成されると共に、該流入
口および流出口間で前記ピストンを係止させるストッパ
が配設されている前記特許請求の範囲第4項記載の消火
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21268885A JPS6274379A (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | ダクト内消火設備とその消火器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21268885A JPS6274379A (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | ダクト内消火設備とその消火器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6274379A true JPS6274379A (ja) | 1987-04-06 |
JPH0442954B2 JPH0442954B2 (ja) | 1992-07-15 |
Family
ID=16626775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21268885A Granted JPS6274379A (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | ダクト内消火設備とその消火器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6274379A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT524843B1 (de) * | 2021-06-16 | 2022-10-15 | Avl List Gmbh | Löschlanze |
-
1985
- 1985-09-27 JP JP21268885A patent/JPS6274379A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT524843B1 (de) * | 2021-06-16 | 2022-10-15 | Avl List Gmbh | Löschlanze |
AT524843A4 (de) * | 2021-06-16 | 2022-10-15 | Avl List Gmbh | Löschlanze |
EP4104908A1 (de) * | 2021-06-16 | 2022-12-21 | AVL List GmbH | Löschlanze |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0442954B2 (ja) | 1992-07-15 |
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