JPS6273934A

JPS6273934A - 曲面加工可能な芯材

Info

Publication number: JPS6273934A
Application number: JP21434085A
Authority: JP
Inventors: 丹羽　孝人
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1985-09-27
Filing date: 1985-09-27
Publication date: 1987-04-04
Also published as: JPH0545414B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（１）産業上の利用分野本発明はハニカムコア型の芯材に関し、より詳細には、
２次曲面加工可能なハニカムコア型の芯材に関する。

（２）　　従来技術とその問題点従来のハニカムコアは、対向する一対の平板の間でサン
ドインチ状て挾まれて両平板間にｒＡｌＩ性をもたらす
ことを童図されているため（て、コア自身がたわんで曲
面を呈することができるようには構成されていなかった
。すなわち、このような従来技術のコアは、波板状のシ
ートと、この波板状のシートの長手方向に泪って伸長し
一側面を波板状のシートに接合された平板状のシートと
から形成された複数のコア列を順次連結して構成されて
おり、上記平板状のシートは波板状のシートにたいして
追加の強度を与えるため知比較的１１ｉ１ｊｌ性の高い
材料から形成されている。平板状のシートは、通常、波
板状のシートよりも大きな剛性を有する材料から構成さ
れる。したがって、このように形成されたコアは、各コ
ア列の軸線を含む平面が曲げにたいして固定され、曲面
を呈するよう（・で変形することができなかったのであ
る。

ハニカムコアを平板の間ではなく、車のバンパーあるい
はヘルメットのような曲面を有する部材の間に充填して
、これら部材間Ｋｅｌ性をもたらすためには、芯材すな
わちコア自身を曲面を呈するよって形成する必要が有る
。

この目的のためπ、曲面加工されたコアの例として、ワ
ツフル型、あるいはズレハニカム型の芯材があるが、こ
れらの芯材は、いずれも、球形曲面あるいは他の二次曲
面に成形したのち、その特殊な形状を保持するために５
、心材を今頃なと一定の形状を維持する性質のある材料
のみから構成１゜ている。このような従来技術の曲面加
工されたコアは、展張、成形などの作業上抵抗が多く不
便であるとともｆ、芯材をあらかじめ使用目的に合致す
るような曲面を呈するよ５　ｙ形成し１、この形状な維
持したままの状態で、貯蔵あるいは運搬し〕３「ければ
ならないという欠点を有していた。このようＫ、平板状
の芯材知較べて嵩高な曲面加工された芯材を運搬あるい
は貯蔵することは、こねに伴う経費を増加する。また、
使用目的に合致した特定の形状を有する芯材をあらかじ
め形成しなければならないため、種々の形状の芯材を準
備する必要があり、結果的には、芯材の製造コストを増
加させていた。

（３）　　発明の目的および構成本発明の目的は、上述のごとき従来技術の芯材の欠点を
克服し、所望の時に所望の曲面加工が可能な芯材を提供
することである。

本発明によれば、芯材は、可とう性を有する帯状シート
を連続した山部および谷部を有するように形成した波板
状シートと、この波板状シートの長手方向ＶＣ沿って伸
長し１側面を波板状シートの谷部に連結された帯状の平
板状シートとから成る複数のコア列を各々のコア列を形
成する波板状シートの山部と平板状シートの他側面とを
接合して形成されており、平板状シートは波板状シート
よりもより大きな可とう性を有するように構成されてい
る。

このように構成された本発明の芯材は、平板状シートが
可と５性を有することにより波板状シート間の連結を保
ちつつ波板状のシートの変形に対応するために５部分球
形曲面あるいは他の二次曲面に容易に変形することが可
能となり、これによって、運搬あるいは貯蔵においては
、平板状の芯材として取り扱い、使用時に、目的に応じ
た所要曲面形状に変形させながら、取り付は対象物に筒
金することかできるのである。

（４７実施例次に、図面を参照しながら、本発明の実施例てつき説明
する。

第１図を参照すると、本発明の実施例である芯材１が示
されており、この芯材１は、複数のコア列１０ａ、１０
ｂ、１０ｃ、１０ｄ’、ＩＤｅ。

１０ｆ、１０ｇ、１０ｈから構成されている。

各々のコア列はほぼ同一の形状を何してす６す、コア列
１０ａを例として説明すると、コア列１０ａは、波板状
シート１１ａと、この波板状シートの長手方向に沿って
伸長し一側面を波板状シートに接合された帯状の平板状
シート１２ａとから形成されている。

波板状シー）１１ａは、可振性を何する材朴１から形成
されていて、連続した山部１３ａおよび谷部１４ａを有
している。各コア列の谷部および山部を第１図に示すよ
うに整合すること尾よって芯材の曲り折げをより容易て
することができる。

第１図から明らかなように、各コア列間の連結は、隣接
するコア列の平板状シートの他側面と波板状シートの山
部とを接合することによって行われている。

波板状シートは、前述のように、ダンボール用紙のごと
き、可撓性を有する材料から形成されている。また、波
板状シートの材料として、アルミニウム等の金属箔ある
いはナイロン又はポリエステル樹脂のプラスチック材料
を用いることができる。プラスチック材料を用いる場合
には８０〜３００ｆｉの厚みとするのが望ましい。

波板状シートに所望の可とり性を与えるためには、ダン
ボール用紙の場合には、その坪量を約１２５〜２００　
ｙ／ｍとするのが望ましい。

平板状シートは波板状シートよりもより可とう性疋富ん
だ材料から形成される。このためには、ダンボール用績
を用いる場合には、坪量が波板状シートの約２分の１の
約６０〜１［］Ｏ５’／ｉのものが用いられる。平板状
シートとしてナイロンあるいはポリエステルの不織布を
用いることもできるが、この場合疋は、約８０〜２００
．ｕの厚みのものが用いられる。不織布を用いると、パ
ネル製造時のセル内のガス抜が容易になる。

芯材を金属箔から構成する場合には、波板状シートには
約２０〜６００μの厚さのものを、また平板状シートに
は波板状シートの約４分の１の厚みである５−８０、ｕ
の厚さのものを用いる。

次に、第２図を参照すると、１走のごとく形成された、
本発明の１芯材を屈曲させて、２次曲面を形成した状態
が示されている。このような２次曲面を形成するためπ
は、第２図に矢印ＡおよびＢで示す方向Ｋ、第１図の平
面状の芯材の端部付近を下方に折り曲げる。このように
折り曲げ荷重を芯材に加えることによって、各コア列を
構成する波板状シートおよび平板状シートの下側縁部が
たわみながら収縮し、これによって芯材の曲面加工が可
能となる。

以上に述べた本発明の芯材ば、自動車のバンパーあるい
はヘルメットなどの、２次曲面を有する物品に用いるこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の芯材を示す斜視図、第２図は第１図の
芯材を折り曲げて曲面加工した状態を示す斜視図である
。１：芯材、　　１ｏ　ａ　＋　１０　ｂ　＊　１ｏ　ｃ
　＊　１ｃ３　ａ　＋　１ｏ　ｅ　＊１Ｏｆ、１０ｇ、
１０ｈ　：コア列、　１１ａ：波板状シート、　　１２
ａ：平板状シート、　　１５ａ：山部、１４；ｌ：谷部
。特許出題人　　丹　　羽　　孝　　人（外５名）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）可とう性を有する帯状シートを連続した山部およ
び谷部を有するように形成した波板状シートと、該波板
状シートの長手方向に沿つて伸長し１側面を前記波板状
シートの谷部に連結された帯状の平板状シートとから成
る複数のコア列を各々のコア列を形成する波板状シート
の山部と平板状シートの他側面とを接合して形成される
芯材であつて、前記平板状シートは前記波板状シートよ
りもより大きな可とう性を有するように構成されたこと
を特徴とする芯材。
（２）前記波板状シートが坪量１２５−２００ｇ／ｍ＾
２のダンボール用紙から形成されることを特徴とする特
許請求の範囲第１項記載の芯材。
（３）前記波板状シートがプラスチック材料から形成さ
れることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の芯材
。
（４）前記波板状シートが２０−３００μの厚みを有す
る金属箔から形成されることを特徴とする特許請求の範
囲第１項記載の芯材。
（５）前記平板状シートが坪量６０−１００ｇ／ｍ＾２
のダンボール用紙から形成されることを特徴とする特許
請求の範囲第１項ないし第４項記載の芯材。
（６）前記平板状シートがプラスチック材料から形成さ
れることを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第４
項記載の芯材。
（７）前記平板状シートが５−８０μの厚みを有する金
属箔から形成されることを特徴とする特許請求の範囲第
１項ないし第４項記載の芯材。