JPS627380Y2 - - Google Patents

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JPS627380Y2
JPS627380Y2 JP1983116025U JP11602583U JPS627380Y2 JP S627380 Y2 JPS627380 Y2 JP S627380Y2 JP 1983116025 U JP1983116025 U JP 1983116025U JP 11602583 U JP11602583 U JP 11602583U JP S627380 Y2 JPS627380 Y2 JP S627380Y2
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JP
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tip
mixing
rotary
mixing tank
blade
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JP1983116025U
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JPS6024343U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、薬品や食品等の粉体を回転混合翼を
回転させて攪拌混合する回転翼式粉体攪拌混合機
に関し、粉体混合物を混合槽内において均一に攪
拌混合できるようにすることを目的とする。
従来、この種のものは、第6図に示すように回
転混合翼10の掬上げ面13の掬上げ角度θが各
翼片12の基端部15から先端部14に至るまで
一定の角度にした回転混合翼10を、混合槽内に
突出する回転軸に取付けて混合物を攪拌混合する
ようになつていた。
ところがこうしたものでは、第7図A,Bで示
すように回転混合翼10の掬上げ面12の基端部
15と先端部14とでは周速度が大きく異なるこ
とから、速度の速い先端部14では混合物を掬上
げ面で高く跳ね上げて攪拌混合が充分に行なえる
が、周速度の遅い基端部14では掬上げ面13で
の掬い上げ力が弱く充分な攪拌混合が行なえない
ので回転混合翼10の全面に亘つて均一な攪拌混
合ができず、効率が悪いという問題があつた。
しかも、この問題は、このような回転混合翼を
備えた粉体攪拌混合機で混合物を顆粒に造粒する
場合に先端部では粒度が小さく、基端部では粒度
が大きくなるという粒度の不揃となつて顕著にあ
らわれる。
その上、回転混合翼の先端部で攪拌混合される
混合物を再び基端部にまで跳ね戻して、混合物を
十分に攪拌混合することが難しく、一層効率が低
下していた。
本考案は、上記問題を解消するために提案され
たもので、混合槽の上半部の周側壁を内向きに傾
斜させて設け、直線状に伸びる回転混合翼の先端
部を上方に湾曲させて跳ね上げ部を形成し、回転
混合翼の掬上げ面の掬上げ角度をその先端部では
20゜〜25゜に、基端部では30゜〜45゜に形成する
とともに、先端部から基端部に近づくにつれて大
きな角度になるように形成することにより、混合
槽内における粉体の均一な攪拌混合が行なえるよ
うにするものである。
以下、本考案の実施例を図面に基き説明する。
第1図は回転翼式粉体攪拌混合機の一部縦断正
面図を示す。
この回転翼式粉体攪拌混合機1は、主モータ2
及び副モータ3とそれぞれのモーター2・3に直
結された減速機4・5とを収容した機台6の左側
上部に混合槽7を設けてある。
この混合槽7は上半部の周側壁7aを上細りの
テーパ状に形成して上端部に開閉自在な蓋板8で
蓋される投入口9が形成されるとともに、底部に
は直線状に伸びる回転混合翼10が設けてある。
回転混合翼10は第2図乃至第4図に示すよう
になつている。
即ち、環状に形成した取付部11から遠心方向
に直線状に伸びる3本の翼片12・12・12を
形成したものであり、各翼片12・12・12に
は、第1図にも示されているように、その先端部
14に上方に湾曲する跳ね上げ部30が形成され
ており、更に、進行方向C側の斜面に混合槽7内
の粉体を掬い上げる掬上げ面13が形成されてい
る。
この掬上げ面13は混合槽7の底壁7bからの
掬上げ角度θが翼片12の先端部14では20゜〜
25゜の範囲に、取付部11寄りの基端部15では
30゜〜45゜の範囲に設けられ、かつ、先端部14
から基端部15に近づくにつれて大きな角度にな
るように形成されている。
上記掬上げ角度θの先端部14での値と基端部
15での値は、本考案者が実験の結果得た最適値
である。
そして、各翼片12・12・12は取付部11
で分離でき、混合槽7の小型の投入口9からの回
転混合翼10の出し入れが容易に行えるようにし
てある。
このように形成された回転混合翼10の取付部
11は、第5図に示すように、筒ボス状に形成さ
れた基端16の鍔部17に押板18とともに、ボ
ルト19で回定されて、回転混合翼10の基部2
0を形成してある。
回転混合翼10の基部20は混合槽7の底壁7
bから突出する回転軸21の先端部21aに取付
けられる。
回転軸21は第1図に示すように、主モータ2
とこれに直結した減速機4とからなる駆動装置2
2で駈動されるようになつている。
このように構成されているので、混合槽7内に
粉体を入れて駆動装置20により回転混合翼10
を駆動すると、各翼片12が遠心方向に直線状に
伸びているため、掬上げ面13は全長に亘つて一
斉に粉体を掬い上げ始める。
この時、周速度の速い先端部14では掬上げ面
13と跳ね上げ部30により粉体は高く跳ね上げ
られ、内向きに傾斜する周側壁7aで跳ね返され
て基端部15付近へ落下する。
また、周速度の遅い基端部15付近では先端部
14付近より掬上げ角度θを大きく形成してある
ので、周速度が遅くても混合槽7内の粉体を力強
く掬い上げて攪拌混合する。
従つて、混合槽7内において粉体を回転混合翼
10の全面に亘つて均一に攪拌混合できる。
また、回転軸21が貫通する混合槽7の底壁7
bとの間にはシール部23が設けてあり、回転混
合翼10の基部20の下面20aと混合槽7の底
壁7bとの間には周壁24と周溝25及びシール
リング26とで構成されたシール装置27が設け
てある。
このシール装置27は、回転軸21の周辺部分
の混合槽7の底壁7bから周壁24を回転軸21
と同心状に立設するとともに、周壁24に対面す
る回転混合翼10の基端20の下面20aに周溝
25を形成し、周壁25に合成樹脂製のシールリ
ング26を嵌着した後、周溝25を周壁24の上
方から被せつけたもので、周溝25のシールリン
グ26と周壁24の上面とが摺動可能に接当して
接当部28が形成される。
こうして形成された接当部28と、回転軸21
を枢支する混合槽7の底壁部分に設けたシール部
23との間の隙間は、図外のコンプレツサに連結
さした供給管29及び通路30からの高圧の空気
が供給され、この一部を接当部28から吹き出さ
せて混合物の一部が回転混合翼10と混合槽7の
底壁7bとの間の隙間31に侵入するのを防止す
る。
本考案は、以上に述べたように構成され、作用
するので次の効果を奏する。
即ち、回転混合翼の掬上げ面が混合槽の底壁と
のなす掬上げ角度を回転混合翼の先端部では20゜
〜25゜の範囲に、基端部では30゜〜45゜の範囲に
設けるとともに、先端部から基端部に近づくにつ
れて大きくなるように形成してあるので、周速度
の遅い基端部でも掬上げ面の大きな掬上げ角度で
混合物を力強く跳ね上げることができる。これに
より、回転混合翼の全面に亘つて均一な攪拌混合
ができ攪拌混合の効率が大巾に向上する。
その上、混合槽の上半部の周側壁を内向きに傾
斜させて設けるとともに、回転混合翼の先端部に
跳ね上げ部を形成するので、先端部の掬上げ面と
跳ね上げ部により粉体を高く跳ね上げた後、この
高く跳ね上げた粉体を内向きに傾斜する周側壁で
基端部側に跳ね返すことができる。このため、回
転混合翼の先端部付近の粉体を再び基端部に戻し
て十分に攪拌混合でき、攪拌混合の効率が一層向
上する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本案実施例を示すもので第
1図は回転翼式粉体攪拌混合機の一部縦断正面
図、第2図は回転混合翼の平面図、第3図は第2
図の−線断面図、第4図は第2図の−線
断面図であり、第5図は回転軸部の縦断正面図、
第6図は従来例の要部平面図、第7図A・Bはそ
れぞれ第6図のA−A線、B−B線断面図であ
る。 7……混合槽、7a……7の周側壁、7b……
7の底壁、10……回点混合翼、13……掬上げ
面、14……13の先端部、15……13の基端
部、20……駆動装置、21……回転軸、21a
……21の突出先端部、30……跳ね上げ部、θ
……掬上げ角度。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動装置20で回転駆動される回転軸21の先
    端部21aを混合槽7の底壁7bの中央部を貫通
    させて混合槽7内に突出させ、この回転軸21の
    突出先端部21aに回転混合翼10を取付けて構
    成した回転翼式粉体攪拌混合機において、混合槽
    7の上半部の周側壁7aを内向きに傾斜させて設
    け、直線状に伸びる回転混合翼10の先端部14
    を上方に湾曲させて跳ね上げ部30を形成し、回
    転混合翼10の掬上げ面の掬上げ角度θをその先
    端部14では20゜〜25゜に、基端部15では30゜
    〜45゜に形成するとともに、先端部14から基端部
    15に近づく程大きな角度になるように形成した
    ことを特徴とする回転翼式粉体攪拌混合機。
JP11602583U 1983-07-25 1983-07-25 回転翼式粉体撹拌混合機 Granted JPS6024343U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11602583U JPS6024343U (ja) 1983-07-25 1983-07-25 回転翼式粉体撹拌混合機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11602583U JPS6024343U (ja) 1983-07-25 1983-07-25 回転翼式粉体撹拌混合機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6024343U JPS6024343U (ja) 1985-02-19
JPS627380Y2 true JPS627380Y2 (ja) 1987-02-20

Family

ID=30267630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11602583U Granted JPS6024343U (ja) 1983-07-25 1983-07-25 回転翼式粉体撹拌混合機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007044152A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Hoshizaki Electric Co Ltd 粉末原料供給装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS624315U (ja) * 1985-06-25 1987-01-12
JPH0233766Y2 (ja) * 1986-05-09 1990-09-11
JPS6446022U (ja) * 1987-08-26 1989-03-22
JPH0286515U (ja) * 1988-12-23 1990-07-09

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JP2007044152A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Hoshizaki Electric Co Ltd 粉末原料供給装置

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JPS6024343U (ja) 1985-02-19

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