JPS6272774A - ボ−ルペン用水性顔料インキ - Google Patents
ボ−ルペン用水性顔料インキInfo
- Publication number
- JPS6272774A JPS6272774A JP60213247A JP21324785A JPS6272774A JP S6272774 A JPS6272774 A JP S6272774A JP 60213247 A JP60213247 A JP 60213247A JP 21324785 A JP21324785 A JP 21324785A JP S6272774 A JPS6272774 A JP S6272774A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- water
- parts
- pigment ink
- writing
- Prior art date
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はボールペン用水性顔料インキに関するものであ
り、更に詳しくは筆記時にインキの吐出ダウン現象が起
こらず、また、経時によるインキ切れ現象が起こら々い
ボールペン用水性顔料インキに関するものである。
り、更に詳しくは筆記時にインキの吐出ダウン現象が起
こらず、また、経時によるインキ切れ現象が起こら々い
ボールペン用水性顔料インキに関するものである。
(従来の技術及び問題点)
従来、ボールペン用水性顔料インキとしては。
顔料を水性樹脂および/又は界面活性剤により水に分散
させたものが知られている。しかし。
させたものが知られている。しかし。
この種のインキを使用して筆記すると、書き出し時では
通常の濃さであったものが、数10m筆記した後では濃
度がうすくなってしまうという、インキの吐出ダウン現
象が起こる。
通常の濃さであったものが、数10m筆記した後では濃
度がうすくなってしまうという、インキの吐出ダウン現
象が起こる。
また、この種のインキを使用したボールペンを長期間、
ペン先を上にした状態で放置しておくと、筆記できなく
なってしまうという経時によるインキ切れ現象が起こる
という問題点があった。
ペン先を上にした状態で放置しておくと、筆記できなく
なってしまうという経時によるインキ切れ現象が起こる
という問題点があった。
(問題を解決する為の手段〕
そこで本発明者等は、インキの・吐出ダウン現象及び経
時によるインキ切れ現象が起きないインキを得るべく鋭
意研究の結果以下の知見を得た。
時によるインキ切れ現象が起きないインキを得るべく鋭
意研究の結果以下の知見を得た。
インキの吐出ダウン現象及び経時によるインキ切れ現象
は、ペン先先端部のインキ流路部分に気泡が生じ、この
生じた気泡によってインキの流路がせばめられたり、ふ
さがれたりする事が原因であり、インキの流路がせばめ
られた状態がインキの吐出ダウン現象であり、インキの
流路がふさがれた状態がインキ切れ現象である。
は、ペン先先端部のインキ流路部分に気泡が生じ、この
生じた気泡によってインキの流路がせばめられたり、ふ
さがれたりする事が原因であり、インキの流路がせばめ
られた状態がインキの吐出ダウン現象であり、インキの
流路がふさがれた状態がインキ切れ現象である。
前記気泡の発生原因は、筆記時のボールの回転によるボ
ールペンチップ内への空気の巻き込み現象及びインキ中
に溶解している気体(酸素など)が気泡に成長する現象
である。
ールペンチップ内への空気の巻き込み現象及びインキ中
に溶解している気体(酸素など)が気泡に成長する現象
である。
本発明は上述した点に鑑み、インキ流路部分に生じる気
泡の発生及び成長を防止する為9種々の消泡剤、界面活
性剤について検討を行なった結果完成したものである。
泡の発生及び成長を防止する為9種々の消泡剤、界面活
性剤について検討を行なった結果完成したものである。
即ち本発明は、顔料とポリシロキサンと水とから少なく
ともなるボールペン用水性顔料インキを要旨とするもの
である。
ともなるボールペン用水性顔料インキを要旨とするもの
である。
(作用)
本発明におけるポリシロキサンは、シロキサン結合を有
する重合体であシ、その消泡性はよく知られている。こ
のポリシロキサンが他の種々の消泡剤に比べ効果がある
事の理由は定かではないが、シロキサン結合の有する無
機性が顔料インキ中における気泡の発生及び成長の防止
に効果的に作用しているものと考えられる。
する重合体であシ、その消泡性はよく知られている。こ
のポリシロキサンが他の種々の消泡剤に比べ効果がある
事の理由は定かではないが、シロキサン結合の有する無
機性が顔料インキ中における気泡の発生及び成長の防止
に効果的に作用しているものと考えられる。
(発明の構成)
本発明に用いる顔料としては一般に市販されている顔料
が全て使用可能であって、具体的にはアゾ系、アンスラ
キノン系、縮合ポリアゾ系。
が全て使用可能であって、具体的にはアゾ系、アンスラ
キノン系、縮合ポリアゾ系。
チオインジゴ系、金属錯塩系、7タロシアニン系、ペリ
ノン・ペリレン系、ジオキサジン系及びキナクリドン系
等の有機顔料、カーボンブラック、二酸化チタン、酸化
鉄等の無機顔料、真鍮粉、アルミニウム粉等の金属粉顔
料及び螢光顔料等が年月でき、その使用量はインキ全量
に対して3〜20重量%が好ましい。3重量%以下では
筆跡の濃度かうすく、20重量%以上では濃度が濃くな
りすぎ、また、粘度1分散性において不利になる。また
、これらの顔料は1種もしくは2種以上混合して使用可
能である。
ノン・ペリレン系、ジオキサジン系及びキナクリドン系
等の有機顔料、カーボンブラック、二酸化チタン、酸化
鉄等の無機顔料、真鍮粉、アルミニウム粉等の金属粉顔
料及び螢光顔料等が年月でき、その使用量はインキ全量
に対して3〜20重量%が好ましい。3重量%以下では
筆跡の濃度かうすく、20重量%以上では濃度が濃くな
りすぎ、また、粘度1分散性において不利になる。また
、これらの顔料は1種もしくは2種以上混合して使用可
能である。
本発明に使用するポリシロキサンとしてはシリコンKM
68−IP、KM68−2F、KM70、KM71.K
M72.KM72A、KM75、KM75.KM82
(以上、信越化学工業株式会社製)、シリコン5H55
01,5H5503,5H5504,5H5510,A
。
68−IP、KM68−2F、KM70、KM71.K
M72.KM72A、KM75、KM75.KM82
(以上、信越化学工業株式会社製)、シリコン5H55
01,5H5503,5H5504,5H5510,A
。
AP、A、FG−10C以上、トーレ・シリコーン株式
会社製)、TSA730.TSA731゜TSA735
.TSA7!12.TSA733゜TSA734.TS
A7!17.TSA758(以上、東芝シリコーン株式
会社製)、シリコ/5AG−471,5AG−10,−
30,−5510、−3590,−5595,FZ−3
56、FZ−5106,ユニサット(以上。
会社製)、TSA730.TSA731゜TSA735
.TSA7!12.TSA733゜TSA734.TS
A7!17.TSA758(以上、東芝シリコーン株式
会社製)、シリコ/5AG−471,5AG−10,−
30,−5510、−3590,−5595,FZ−3
56、FZ−5106,ユニサット(以上。
日本ユニカー株式会社製)等が使用でき、その使用量は
インキ全量に対してポリシロキサン分として0.01〜
α5重量%が好ましい。0.01重量%以下では消泡効
果が弱く十分な効果が得られず、0.5重量%以上では
効果は変わらず。
インキ全量に対してポリシロキサン分として0.01〜
α5重量%が好ましい。0.01重量%以下では消泡効
果が弱く十分な効果が得られず、0.5重量%以上では
効果は変わらず。
インキの分散安定性が悪くなるという欠点が出てくる。
この他、必要に応じて各種の水溶性溶剤、水溶性樹脂、
界面活性剤、防錆剤、染料などを使用することができる
。
界面活性剤、防錆剤、染料などを使用することができる
。
以下2本発明の実施例を示すが、実施例中「部」とある
のは「重量部」を示す。
のは「重量部」を示す。
実施例1
カーホンプラック(0,l77265)a00部ジョン
クリル62(水溶性アクリ ル樹脂、ジョンソン株式会社製)10.00部プロピレ
ングリコール 10.00部エチレングリコー
ル 20.00部水
5 1. 5 0 部シリ
コンKM82(ポリシロキサ ン、純分15.5%、信越化学工 業株式会社製) 0.50部上記記
載を混合し、攪拌機にて6時間プレミックスし、更にサ
ンドミルにて4時間分散した後、粗大粒子をシャープレ
スにより除去し、黒色インキを得た。
クリル62(水溶性アクリ ル樹脂、ジョンソン株式会社製)10.00部プロピレ
ングリコール 10.00部エチレングリコー
ル 20.00部水
5 1. 5 0 部シリ
コンKM82(ポリシロキサ ン、純分15.5%、信越化学工 業株式会社製) 0.50部上記記
載を混合し、攪拌機にて6時間プレミックスし、更にサ
ンドミルにて4時間分散した後、粗大粒子をシャープレ
スにより除去し、黒色インキを得た。
(比較例1)
実施例1において/リコンK M 82を除き。
その分水を加えた以外は実施例1と同様にして黒色イン
キを得た。
キを得た。
メ施例2
銅フタロシアニ/ブルー(C,l
74160) a00部プロピレング
リコール 10.00部エチレングリコール
10. O0部ジョンクリル61J(水溶性
アク リル樹脂、ジョンソン株式会社 製) a00部 シリコン5AG−10(ポリシロ キサン、純分14%1日本二二 カー株式会社製) 110部水
6 3.
9 0 部上記成分を混合し、ボールミルにて72時
間李砕した後、粗大粒子を!過などにより除去し。
リコール 10.00部エチレングリコール
10. O0部ジョンクリル61J(水溶性
アク リル樹脂、ジョンソン株式会社 製) a00部 シリコン5AG−10(ポリシロ キサン、純分14%1日本二二 カー株式会社製) 110部水
6 3.
9 0 部上記成分を混合し、ボールミルにて72時
間李砕した後、粗大粒子を!過などにより除去し。
青色インキを得た。
(比較例2)
実施例2においてシリコン5AG−10の量を0.01
部にへらし、水を0.09部増やした以外は実施例2と
同様にして青色インキを得た。
部にへらし、水を0.09部増やした以外は実施例2と
同様にして青色インキを得た。
実施例3
キナクリドンレッド(0,1
46500) 10. O0部エチレン
グリコール i s、 o o部グリセリン
i o、 o o部セラックGBN
(セラック樹脂。
グリコール i s、 o o部グリセリン
i o、 o o部セラックGBN
(セラック樹脂。
岐阜セラック製造新製) 5.00部苛性ソー
ダ 0.10部エマルゲンに一6
0C花王石鎗■ 製、ノニオン活性剤) 0.10部シリコン5
H5501(ポリシロ キブン、純分30%、トーレ・ シリコーン株式会社製) 1. O0部水
6 0
. 8 0 部上記成分を混合し、攪拌機にて3時間
プレミックスし、更にサンドミルにて6時間分散した後
、粗大粒子を濾過により除去し、赤色インキを得た。
ダ 0.10部エマルゲンに一6
0C花王石鎗■ 製、ノニオン活性剤) 0.10部シリコン5
H5501(ポリシロ キブン、純分30%、トーレ・ シリコーン株式会社製) 1. O0部水
6 0
. 8 0 部上記成分を混合し、攪拌機にて3時間
プレミックスし、更にサンドミルにて6時間分散した後
、粗大粒子を濾過により除去し、赤色インキを得た。
(比較例3)
実施例5においてシリコン5H5501C)量を2.0
0部に増やし、水を1.00部へらした以外は実施例3
と同様にして赤色インキを得た。
0部に増やし、水を1.00部へらした以外は実施例3
と同様にして赤色インキを得た。
(効果)
実施例、比較例で得られたボールペン用水性顔料インキ
をステンレスチップ、超硬ボール使用(D yt: −
/I/ ペンに充填し、インキ吐出ダウン。
をステンレスチップ、超硬ボール使用(D yt: −
/I/ ペンに充填し、インキ吐出ダウン。
経時インキ切れ1分散安定性について試験したところ表
−1のようになった。
−1のようになった。
表−1
(注)
※1 インキ吐出ダウン
螺線筆記試験機にて筆記角度70°、速度7エ/ se
c + 荷重100gの条件で600m筆記し、筆記開
始時の筆跡濃度と600m筆記後の筆跡濃度を比較する
。
c + 荷重100gの条件で600m筆記し、筆記開
始時の筆跡濃度と600m筆記後の筆跡濃度を比較する
。
○:濃度差はとんどなし
×:#度差大でうずくなっている
※2 経時インキ切れ
ボールペンをペン先を上向けにして50゛C2ケ月放置
後、筆記する。
後、筆記する。
○°筆記不能本数0750本
Δ:筆記不能本数1〜4150本
×:筆記不能本数5以上150本
※3 分数安定性
実施例、比較例で詭叛したインキを栓付試験管に入れ、
50’C1ケ月間放置し、インキの状態を観察する。
50’C1ケ月間放置し、インキの状態を観察する。
○:変化なし
×ニゲル化増粘あり
以上のように本発明のボールペン用水性顔料インキはイ
ンキ吐出ダウン、経時インキ切れが起こらず、また分散
も安定なボールペンに適したインキである。
ンキ吐出ダウン、経時インキ切れが起こらず、また分散
も安定なボールペンに適したインキである。
特許出原へ ぺんでる株式会社
Claims (1)
- 顔料とポリシロキサンと水とから少なくともなるボール
ペン用水性顔料インキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60213247A JPS6272774A (ja) | 1985-09-26 | 1985-09-26 | ボ−ルペン用水性顔料インキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60213247A JPS6272774A (ja) | 1985-09-26 | 1985-09-26 | ボ−ルペン用水性顔料インキ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6272774A true JPS6272774A (ja) | 1987-04-03 |
JPH0571069B2 JPH0571069B2 (ja) | 1993-10-06 |
Family
ID=16635944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60213247A Granted JPS6272774A (ja) | 1985-09-26 | 1985-09-26 | ボ−ルペン用水性顔料インキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6272774A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5160370A (en) * | 1988-12-27 | 1992-11-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording liquid and ink-jet recording method making recording unit, ink cartridge, and ink-jet recording apparatus making use thereof |
US5229786A (en) * | 1988-12-27 | 1993-07-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink-jet recording method, recording unit, ink cartridge and recording apparatus employing recording liquid |
US8192994B2 (en) | 1998-02-10 | 2012-06-05 | Angros Lee H | Method of applying a biological specimen to an analytic plate |
-
1985
- 1985-09-26 JP JP60213247A patent/JPS6272774A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5160370A (en) * | 1988-12-27 | 1992-11-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording liquid and ink-jet recording method making recording unit, ink cartridge, and ink-jet recording apparatus making use thereof |
US5229786A (en) * | 1988-12-27 | 1993-07-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink-jet recording method, recording unit, ink cartridge and recording apparatus employing recording liquid |
US8192994B2 (en) | 1998-02-10 | 2012-06-05 | Angros Lee H | Method of applying a biological specimen to an analytic plate |
US8450116B2 (en) | 1998-02-10 | 2013-05-28 | Lee H. Angros | Method of applying a biological specimen to an analytic plate |
US9176029B2 (en) | 1998-02-10 | 2015-11-03 | Lee H. Angros | Method of applying a biological specimen to an analytic plate |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0571069B2 (ja) | 1993-10-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |