JPS6271329A - 半導体集積回路 - Google Patents
半導体集積回路Info
- Publication number
- JPS6271329A JPS6271329A JP60209963A JP20996385A JPS6271329A JP S6271329 A JPS6271329 A JP S6271329A JP 60209963 A JP60209963 A JP 60209963A JP 20996385 A JP20996385 A JP 20996385A JP S6271329 A JPS6271329 A JP S6271329A
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- JP
- Japan
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- potential
- circuit
- transistor
- output
- node
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
この発明は、半導体集積回路技術さらにはレベル変換回
路に適用して特に有効な技術に関し、例えばECL (
エミッタ・カップルド・ロジック)レベルの信号をTT
L (トランジスタ・トランジスタ・ロジック)レベル
の信号に変換する回路に利用して有効な技術に関する。
路に適用して特に有効な技術に関し、例えばECL (
エミッタ・カップルド・ロジック)レベルの信号をTT
L (トランジスタ・トランジスタ・ロジック)レベル
の信号に変換する回路に利用して有効な技術に関する。
[背景技術]
TTL回路に比べて動作速度の速いECL回路からなる
論理回路の出力(ECLレベル)をTTLレベルの信号
に変換して出力する回路として、例えば第2図に示すよ
うな回路がある。この回路はECLレベルの信号を受け
るカレントスイッチ回路O8の一方の出力ノードの電位
をエミッタフォロワ回路EFで受けて、それを直接ある
いはレベルシフト回路LSを介してフェーズスプリット
トランジスタQ6に供給してトーテムポール型出力回路
○Pを駆動させ、TTLレベルの信号として出力させる
ようにしたものである。
論理回路の出力(ECLレベル)をTTLレベルの信号
に変換して出力する回路として、例えば第2図に示すよ
うな回路がある。この回路はECLレベルの信号を受け
るカレントスイッチ回路O8の一方の出力ノードの電位
をエミッタフォロワ回路EFで受けて、それを直接ある
いはレベルシフト回路LSを介してフェーズスプリット
トランジスタQ6に供給してトーテムポール型出力回路
○Pを駆動させ、TTLレベルの信号として出力させる
ようにしたものである。
しかしながら、第2図に示すようなレベル変換回路にお
いては、トーテムポール型出力回路OPを駆動するフェ
ーズスプリット・トランジスタQ6でのスレッショール
ドが接地電位を基準にして決定されるため、カレントス
イッチ回路C8を構成する入力トランジスタQ1がオン
されて出力ノードn□の電位がロウレベルになっている
とき電源変動等によって電源電圧V c cが上昇する
と、V c cの上昇によってノードn、の電位も持ち
上げられて、Q6がオンし、トーテムポール型出力回路
に貫通電流が流されてしまう、また、電源電圧vCCが
更に上昇すると“H”レベルの出力期待時に出力が反転
してIIL”レベルの信号が出力されてしまうおそれが
あることが本発明者らによって明らかにされた。なお、
レベル変換回路については例えば特願昭58−1025
86号参照。
いては、トーテムポール型出力回路OPを駆動するフェ
ーズスプリット・トランジスタQ6でのスレッショール
ドが接地電位を基準にして決定されるため、カレントス
イッチ回路C8を構成する入力トランジスタQ1がオン
されて出力ノードn□の電位がロウレベルになっている
とき電源変動等によって電源電圧V c cが上昇する
と、V c cの上昇によってノードn、の電位も持ち
上げられて、Q6がオンし、トーテムポール型出力回路
に貫通電流が流されてしまう、また、電源電圧vCCが
更に上昇すると“H”レベルの出力期待時に出力が反転
してIIL”レベルの信号が出力されてしまうおそれが
あることが本発明者らによって明らかにされた。なお、
レベル変換回路については例えば特願昭58−1025
86号参照。
[発明の目的]
この発明の目的は、カレントスイッチ回路でECLレベ
ルの信号を受けて例えばトーテムポール型出力回路から
TTLレベルの信号として出力するようにされたレベル
変換回路において、高電位側の電源電圧が上昇しても出
力回路に貫通電流が流されたり、出力が反転されたりす
るのを防止できるような半導体集積回路技術を提供する
ことにある。
ルの信号を受けて例えばトーテムポール型出力回路から
TTLレベルの信号として出力するようにされたレベル
変換回路において、高電位側の電源電圧が上昇しても出
力回路に貫通電流が流されたり、出力が反転されたりす
るのを防止できるような半導体集積回路技術を提供する
ことにある。
[発明の概要]
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を説明すれば、下記のとおりである。
を説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、ECLレベルの信号のような入力信号によっ
て動作されるカレントスイッチ回路の出力ノードの電位
を受けるエミッタフォロワ回路の出力端子に、エミッタ
フォロワ出力のロウをクランプするためのクランプ・ト
ランジスタを接続し、このクランプトランジスタのベー
スにはカレントスイッチ回路の他方の出力ノードの電位
を供給することにより、電源電圧が上昇してもクランプ
・トランジスタによってエミッタフォロワ出力のロウレ
ベルが上昇しないようにし、これによって後段の出力回
路における出力の反転を防止するとともに、トーテムポ
ール型出力回路に貫通電流が流れるのを防止するという
上記目的を達成するものである。
て動作されるカレントスイッチ回路の出力ノードの電位
を受けるエミッタフォロワ回路の出力端子に、エミッタ
フォロワ出力のロウをクランプするためのクランプ・ト
ランジスタを接続し、このクランプトランジスタのベー
スにはカレントスイッチ回路の他方の出力ノードの電位
を供給することにより、電源電圧が上昇してもクランプ
・トランジスタによってエミッタフォロワ出力のロウレ
ベルが上昇しないようにし、これによって後段の出力回
路における出力の反転を防止するとともに、トーテムポ
ール型出力回路に貫通電流が流れるのを防止するという
上記目的を達成するものである。
[実施例]
第1図は、本発明をECLレベルの信号をTTLレベル
の信号に変換して出力するレベル変換回路に適用した場
合の一実施例を示す。
の信号に変換して出力するレベル変換回路に適用した場
合の一実施例を示す。
この実施例の出力回路は、第2図に示す回路と基本的に
同じ構成にされている。すなわち入力段としてのカレン
トスイッチ回路C8は、差動形態のトランジスタロ工9
QZと、これらのトランジスタQ、、Q、の共通エミッ
タと電源電圧VEEとの間に接続された定電流源工。と
、上記トランジスタQ、、Q、のコレクタ抵抗Rc 1
Rc 2およびコレクタ抵抗Rc、とトランジスタQ1
のコレクタとの間に接続された保護用のトランジスタQ
3とにより構成されている。保護用のトランジスタQ3
は。
同じ構成にされている。すなわち入力段としてのカレン
トスイッチ回路C8は、差動形態のトランジスタロ工9
QZと、これらのトランジスタQ、、Q、の共通エミッ
タと電源電圧VEEとの間に接続された定電流源工。と
、上記トランジスタQ、、Q、のコレクタ抵抗Rc 1
Rc 2およびコレクタ抵抗Rc、とトランジスタQ1
のコレクタとの間に接続された保護用のトランジスタQ
3とにより構成されている。保護用のトランジスタQ3
は。
高速化のため微細化されて耐圧の低くなったトランジス
タQ1のコレクタ・エミッタ間に印加される電圧を減少
させて素子の接合破壊を防止する作用をなす。
タQ1のコレクタ・エミッタ間に印加される電圧を減少
させて素子の接合破壊を防止する作用をなす。
上記カレントスイッチ回路O8は、トランジスタロ工の
ベースにECLレベルの信号Vinが入力され、トラン
ジスタQ2のベースにロジックスレッショールドとして
の基準電圧VBBが印加され、VinがVBBよりも大
きいときはトランジスタQ1がオンされQ2がオフされ
て出力ノードn1がロウレベルにされる。
ベースにECLレベルの信号Vinが入力され、トラン
ジスタQ2のベースにロジックスレッショールドとして
の基準電圧VBBが印加され、VinがVBBよりも大
きいときはトランジスタQ1がオンされQ2がオフされ
て出力ノードn1がロウレベルにされる。
この実施例では、上記カレントスイッチ回路C8の出力
ノードn1の電位をベースに受けるエミッタフォロワ・
トランジスタQ4のエミッタと接地点との間に接続され
た抵抗Reと並列に、ショットキークランプ・トランジ
スタロ工。が接続されている。そして、このトランジス
タロ工。のベースには、カレントスイッチ回路C8の他
方すなわちOR側の出力ノードn2の電位が供給されて
いる。
ノードn1の電位をベースに受けるエミッタフォロワ・
トランジスタQ4のエミッタと接地点との間に接続され
た抵抗Reと並列に、ショットキークランプ・トランジ
スタロ工。が接続されている。そして、このトランジス
タロ工。のベースには、カレントスイッチ回路C8の他
方すなわちOR側の出力ノードn2の電位が供給されて
いる。
また、上記ノードn2と接地点との間には、ノ−ドn2
に向かって順方向となるようにクランプダイオードD□
が接続されている。
に向かって順方向となるようにクランプダイオードD□
が接続されている。
エミッタフォロワ回路EFの出力ノードn、の電位は、
次段のレベルシフト回路LSによってレベルダウンされ
てからフェーズスプリット・トランジスタQ6に供給さ
れる。フェーズスプリット・トランジスタQ6によって
位相の18o°異なる信号が形成され、これによってト
ランジスタQttQ、、 Q、からなるトーテムポール
型出力回路OPが駆動さt、る。エミッタフォロワ回路
EFの後段の構成はこれに限定されるものでなく種々の
変形が考えられ、例えばエミッタフォロワ回路EFの出
力を、I10インターフェースレベルの信号に変換して
外部へ供給させることも可能である。
次段のレベルシフト回路LSによってレベルダウンされ
てからフェーズスプリット・トランジスタQ6に供給さ
れる。フェーズスプリット・トランジスタQ6によって
位相の18o°異なる信号が形成され、これによってト
ランジスタQttQ、、 Q、からなるトーテムポール
型出力回路OPが駆動さt、る。エミッタフォロワ回路
EFの後段の構成はこれに限定されるものでなく種々の
変形が考えられ、例えばエミッタフォロワ回路EFの出
力を、I10インターフェースレベルの信号に変換して
外部へ供給させることも可能である。
第1図の回路においては、基準電圧VaBよりも高いレ
ベルの入力信号V i nが入って、カレントスイッチ
回路C8の出力ノードn1の電位がロウレベルにされた
とき、他方の出力ノードn2の電位がハイレベルにされ
る。そのため、トランジスタQ、がオフ、そしてQ t
oがオンさせられて。
ベルの入力信号V i nが入って、カレントスイッチ
回路C8の出力ノードn1の電位がロウレベルにされた
とき、他方の出力ノードn2の電位がハイレベルにされ
る。そのため、トランジスタQ、がオフ、そしてQ t
oがオンさせられて。
Q□。のベース電位がエミッタ電位たる接地電位よりも
ベース・エミッタ間電位VBE分高いおよそ+O,SV
のような電位にされる。
ベース・エミッタ間電位VBE分高いおよそ+O,SV
のような電位にされる。
そのため、エミッタフォロワ回路EFの出力ノードn3
は、ショットキークランプ・トランジスタロ工。のショ
ットキーダイオード順方向電圧VF(約0.6V)によ
って、トランジスタロ工。のベース電位O,SVよりも
VF分低い約0.2vのような電位される。これによっ
て、カレントスイッチ回路C8のノードn1の電位は、
ノードn、の電位よりもエミッタフォロワ・トランジス
タQ4のベース・エミッタ間電圧VBE分高いおよそ1
゜Ovのような電位にされる。
は、ショットキークランプ・トランジスタロ工。のショ
ットキーダイオード順方向電圧VF(約0.6V)によ
って、トランジスタロ工。のベース電位O,SVよりも
VF分低い約0.2vのような電位される。これによっ
て、カレントスイッチ回路C8のノードn1の電位は、
ノードn、の電位よりもエミッタフォロワ・トランジス
タQ4のベース・エミッタ間電圧VBE分高いおよそ1
゜Ovのような電位にされる。
その結果、出力ノードn1の電位がロウレベルのときに
、電源変動等によって電源電圧Vccが上昇したとして
も、ノードn1の電位はほぼ1.OVにクランプされる
。そのため、V c cが上昇しても工弓ツタフォロワ
回路EFの出力電位が上昇されなくなって、後段のトー
テムポール型出力回路OPにおいて、トランジスタQ7
〜Q、がともにオンされて貫通電流が流されたり、出力
が反転されたりするおそれがなくなる。
、電源変動等によって電源電圧Vccが上昇したとして
も、ノードn1の電位はほぼ1.OVにクランプされる
。そのため、V c cが上昇しても工弓ツタフォロワ
回路EFの出力電位が上昇されなくなって、後段のトー
テムポール型出力回路OPにおいて、トランジスタQ7
〜Q、がともにオンされて貫通電流が流されたり、出力
が反転されたりするおそれがなくなる。
一方、この実施例では、第2図の回路と異なり、トラン
ジスタQ0゜のベース電位を供給するため。
ジスタQ0゜のベース電位を供給するため。
カレントスイッチ回路O8の参照側トランジスタQ2の
コレクタ端子がコレクタ抵抗Rc2を介して電g電圧V
ccに接続されている。そのため、入力信号Vinが基
準電圧VBBよりも高いときは問題はないが、Vinが
Vssよりも低くなって、トランジスタQ2がオンされ
ると、コレクタ抵抗Rc、の電圧降下によってQ2のコ
レクタ電圧が大きく下がってQ2が飽和し、カレントス
イッチ回路O8における電流切換え動作が遅くなるおそ
れがある。
コレクタ端子がコレクタ抵抗Rc2を介して電g電圧V
ccに接続されている。そのため、入力信号Vinが基
準電圧VBBよりも高いときは問題はないが、Vinが
Vssよりも低くなって、トランジスタQ2がオンされ
ると、コレクタ抵抗Rc、の電圧降下によってQ2のコ
レクタ電圧が大きく下がってQ2が飽和し、カレントス
イッチ回路O8における電流切換え動作が遅くなるおそ
れがある。
つまり、ノードn1がハイレベルでノードn2がロウレ
ベルのときにトランジスタロ工。をオフさせてやる必要
があり、そのためには抵抗Re、を充分に大きくしてノ
ードn2の電位が充分に下がるようにしてやる必要があ
る。し、かしそれではトランジスタQ2が飽和されてし
まう恐れが生ずる。
ベルのときにトランジスタロ工。をオフさせてやる必要
があり、そのためには抵抗Re、を充分に大きくしてノ
ードn2の電位が充分に下がるようにしてやる必要があ
る。し、かしそれではトランジスタQ2が飽和されてし
まう恐れが生ずる。
そこで、この実施例では、ノードn2と接地点との間に
クランプダイオードD1を接続することにより、ノード
n2の電位が下がっても、クランプダイオードD工によ
って−0,8v以下に下がらないようにクランプさせて
いる。これによって、オン状態のトランジスタQ2の飽
和が防止され、オフへの切換りが速くされるので、第2
図の回路に比べてカレントスイッチ回路C8の動作が遅
くされるおそれはない。
クランプダイオードD1を接続することにより、ノード
n2の電位が下がっても、クランプダイオードD工によ
って−0,8v以下に下がらないようにクランプさせて
いる。これによって、オン状態のトランジスタQ2の飽
和が防止され、オフへの切換りが速くされるので、第2
図の回路に比べてカレントスイッチ回路C8の動作が遅
くされるおそれはない。
さらに、この実施例では、エミッタフォロワを構成する
抵抗Reと並列に設けられるトランジスタロ工。がジョ
ツキ−クランプ・トランジスタにされているので、ゲー
ト遅延時間tpdが長くされることもない。
抵抗Reと並列に設けられるトランジスタロ工。がジョ
ツキ−クランプ・トランジスタにされているので、ゲー
ト遅延時間tpdが長くされることもない。
なお、上記実施例では、エミッタフォロワ回路EFがカ
レントスイッチ回路C8のNOR側の出力ノードn1の
電位を受けるようにされているが、それに限定されるも
のでなく、エミッタフォロワ回路EFをカレントスイッ
チ回路C8のOR側の出力ノードn2に接続するように
してもよい。その場合、ショットキークランプ・トラン
ジスタQ、。のベースには。NOR側の出力ノードn工
の電位を供給させるようにすればよい。
レントスイッチ回路C8のNOR側の出力ノードn1の
電位を受けるようにされているが、それに限定されるも
のでなく、エミッタフォロワ回路EFをカレントスイッ
チ回路C8のOR側の出力ノードn2に接続するように
してもよい。その場合、ショットキークランプ・トラン
ジスタQ、。のベースには。NOR側の出力ノードn工
の電位を供給させるようにすればよい。
また、実施例では入力側のトランジスタQ1のコレクタ
側に耐圧保護用のトランジスタQ3が接続されているが
、参照側トランジスタQ2のコレクタにも同様なトラン
ジスタを接続してもよいし、また全くこのようなトラン
ジスタを設けないようにしてもよいことは勿論である。
側に耐圧保護用のトランジスタQ3が接続されているが
、参照側トランジスタQ2のコレクタにも同様なトラン
ジスタを接続してもよいし、また全くこのようなトラン
ジスタを設けないようにしてもよいことは勿論である。
[効果]
(1)ECLレベルの信号が入力されるカレントスイッ
チ回路の出力ノードの電位を受けるエミッタフォロワ回
路を構成するエミッタ抵抗と並列に、エミッタフォロワ
出力のロウ側のレベルをクランプするためのショットキ
ークランプ・トランジスタを接続し、このトランジスタ
のベースにはカレントスイッチ回路の他方の出力ノード
の電位を供給するようにしたので、電源電圧が上昇して
もショットキークランプ・トランジスタによってエミッ
タフォロワ出力のロウ側のレベルが上昇しないように固
定されるという作用により、後段の出力回路における出
力の反転を防止できるとともに、トーテムポール型出力
回路に貫通電流が流れるのを防止することができるとい
う効果がある。
チ回路の出力ノードの電位を受けるエミッタフォロワ回
路を構成するエミッタ抵抗と並列に、エミッタフォロワ
出力のロウ側のレベルをクランプするためのショットキ
ークランプ・トランジスタを接続し、このトランジスタ
のベースにはカレントスイッチ回路の他方の出力ノード
の電位を供給するようにしたので、電源電圧が上昇して
もショットキークランプ・トランジスタによってエミッ
タフォロワ出力のロウ側のレベルが上昇しないように固
定されるという作用により、後段の出力回路における出
力の反転を防止できるとともに、トーテムポール型出力
回路に貫通電流が流れるのを防止することができるとい
う効果がある。
(2)ECLレベルの信号が入力されるカレントスイッ
チ回路の出力ノードの電位を受けるエミッタフォロワ回
路を構成するエミッタ抵抗と並列に、エミッタフォロワ
出力のロウ側のレベルをクランプするためのショットキ
ークランプ・トランジスタを接続し、このトランジスタ
のベースにはカレントスイッチ回路の他方の出力ノード
の電位を供給するとともに、この他方の出力ノードのロ
ウ側の電位をクランプするダイオードを設けたので、カ
レントスイッチ回路を構成するトランジスタの飽和が防
止されるという作用により、回路の動作速度が低下する
おそれがないという効果がある。
チ回路の出力ノードの電位を受けるエミッタフォロワ回
路を構成するエミッタ抵抗と並列に、エミッタフォロワ
出力のロウ側のレベルをクランプするためのショットキ
ークランプ・トランジスタを接続し、このトランジスタ
のベースにはカレントスイッチ回路の他方の出力ノード
の電位を供給するとともに、この他方の出力ノードのロ
ウ側の電位をクランプするダイオードを設けたので、カ
レントスイッチ回路を構成するトランジスタの飽和が防
止されるという作用により、回路の動作速度が低下する
おそれがないという効果がある。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。例えば、上記実施例では
エミッタフォロワ回路を構成する抵抗Reと並列にショ
ットキークランプ・トランジスタQ i Gを設けてい
るが、多少の遅延が許されるならばエミッタ抵抗Reを
省略することも可能である。
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。例えば、上記実施例では
エミッタフォロワ回路を構成する抵抗Reと並列にショ
ットキークランプ・トランジスタQ i Gを設けてい
るが、多少の遅延が許されるならばエミッタ抵抗Reを
省略することも可能である。
[利用分野]
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるECLレベルの信号
をTTLレベルの信号に変換するレベル変換回路に適用
したものについて説明したが、この発明はそれに限定さ
れるものでなく、ECLレベルからCMOSレベルへの
変換その他カレントスイッチ回路を用いたレベル変換回
路一般に利用することができる。
をその背景となった利用分野であるECLレベルの信号
をTTLレベルの信号に変換するレベル変換回路に適用
したものについて説明したが、この発明はそれに限定さ
れるものでなく、ECLレベルからCMOSレベルへの
変換その他カレントスイッチ回路を用いたレベル変換回
路一般に利用することができる。
第1図は、本発明をECL−TTLレベルのレベル変換
回路に適用した場合の一実施例を示す回路図、 第2図は、従来のレベル変換回路−構成例を示す回路図
である。 C8・・・・カレントスイッチ回路、EF・・・・エミ
ッタフォロワ回路、LS・・・・レベルシフト回路、O
P・・・・トーテムポール型出力回路、Ql・・・・入
力側トランジスタ、C2・・・・参照側トランジスタ、
C4・・・・エミッタフォロワ・トランジスタ、C6・
。 ・・フェーズスプリット・トランジスタ、Q□。・・・
・ショットキークランプ・トランジスタ、Dl・・・・
クランプダイオード。
回路に適用した場合の一実施例を示す回路図、 第2図は、従来のレベル変換回路−構成例を示す回路図
である。 C8・・・・カレントスイッチ回路、EF・・・・エミ
ッタフォロワ回路、LS・・・・レベルシフト回路、O
P・・・・トーテムポール型出力回路、Ql・・・・入
力側トランジスタ、C2・・・・参照側トランジスタ、
C4・・・・エミッタフォロワ・トランジスタ、C6・
。 ・・フェーズスプリット・トランジスタ、Q□。・・・
・ショットキークランプ・トランジスタ、Dl・・・・
クランプダイオード。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、電流スイッチ回路と、この電流スイッチ回路の一方
の出力ノードの電位を受けて動作するエミッタフォロワ
回路を備えた半導体集積回路であって、上記エミッタフ
ォロワ回路の出力ノードにはその電位がロウレベルのと
きにこれを固定するクランプ手段が設けられてなること
を特徴とする半導体集積回路。 2、上記クランプ手段は、上記エミッタフォロワ回路を
構成するエミッタ抵抗と並列に接続されたショットキー
クランプ・トランジスタであって、このショットキーク
ランプ・トランジスタのベースには、上記電流スイッチ
回路の他方の出力ノードの電位が供給されるようにされ
ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半
導体集積回路。 3、上記他方の出力ノードには、この出力ノードのロウ
側の電位を固定するクランプ手段が接続されてなること
を特徴とする特許請求の範囲第2項記載の半導体集積回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60209963A JPS6271329A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 半導体集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60209963A JPS6271329A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 半導体集積回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6271329A true JPS6271329A (ja) | 1987-04-02 |
Family
ID=16581572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60209963A Pending JPS6271329A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 半導体集積回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6271329A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63180263U (ja) * | 1987-05-13 | 1988-11-21 | ||
US6693464B2 (en) * | 2002-06-14 | 2004-02-17 | Skyworks Solutions, Inc. | Low-voltage current mode logic circuits and methods |
-
1985
- 1985-09-25 JP JP60209963A patent/JPS6271329A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63180263U (ja) * | 1987-05-13 | 1988-11-21 | ||
JPH0417513Y2 (ja) * | 1987-05-13 | 1992-04-20 | ||
US6693464B2 (en) * | 2002-06-14 | 2004-02-17 | Skyworks Solutions, Inc. | Low-voltage current mode logic circuits and methods |
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