JPS6270214A - 炭素質摩擦材料 - Google Patents

炭素質摩擦材料

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JPS6270214A
JPS6270214A JP60208883A JP20888385A JPS6270214A JP S6270214 A JPS6270214 A JP S6270214A JP 60208883 A JP60208883 A JP 60208883A JP 20888385 A JP20888385 A JP 20888385A JP S6270214 A JPS6270214 A JP S6270214A
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JP
Japan
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carbon
glassy carbon
resin
carbonaceous
paper
Prior art date
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Pending
Application number
JP60208883A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasukado Komatsu
小松 靖門
Hidehiko Iwaki
岩城 英彦
Shigeru Murakami
村上 繁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 L1上匹旦且ユ1 本発明は、ガラス状FA素の名称で呼ばれる硬質炭素材
料を主体とするブレーキ、クラッチなどに使用される摩
擦材料に関する。
【股血且l 摩擦材料、特にブレーキ祠にとって必要な性質(ま、I
?擦特性であることは勿論であるが、その他摩擦熱を充
分吸収できる熱容量を有し、且つ軽量であること、−1
分な強度があることが求められる。
さらに、摩擦熱で温度が高くなった状態でも、摩擦特性
が変化しないことが望まれる。
炭素材料にはコークス、黒鉛等の粉粒体にピッチ等のバ
インダを加え、混練、成型、焼成あるい覧よさらに黒鉛
化したいわゆる軟質の炭素材料と)Jノール樹脂、フラ
ン樹脂、フルフリルアルコール等の熱硬化樹脂を炭化し
たいわゆるガラス状炭素と呼ばれる硬質炭素材料とがあ
る。
曲名は炭素電極、鋳望、耐火レンガ、闘緘材料等に使用
され、普通に炭素材料と云えば、これを指すことが多い
。後者は特殊な炭素材料で・破面がガラス状をニア1す
ることがらこの名があるが、ul常に硬いので硬質炭素
材料とも云われ、加工が容易でない。そのため従来はル
ツボ、ボート等限られた用途にしか用いられていない。
軟質炭素材料は摩擦特性、熱容量、比重の面で14優れ
た摩擦材料である。IIi!隙特性として重質なことは
l?擦係数の絶対伯よりも使用中に摩擦係数が変ら4T
いことである。この貞炭素材r1は摩擦係数が変化しな
い9.シかし、炭素材料の最大の欠点は強度が弱いとい
うことCある。その対策として、炭素材料をヒグメント
どじ実根に固定(特開昭47−29767)する方法し
提案されている。しかし炭素材料でのものの強度を向上
できればより好ましい。
炭素m1ll/炭素複合材は炭素繊紺で補強された高強
度の炭素材料なので、ブレーキ材に適し、航空(須のよ
うな苛酷な状態で使用されるブレーキに実用化されてい
る。しかし、炭素繊帷/炭素複合材の欠点は極めて高価
なことである。
が ′ し  と1jI+ 既述の如く、軟質炭素材料は優れた摩擦特性を示づ゛が
、強度が弱いという欠点がある。強度が弱いことは、甲
に構造的に耐えられず破壊するというだ【プでなく、摩
耗mも多くなる。これは、摩擦材料にとっては致命的で
ある。炭素繊維/炭素複合祠は強度は強いので、摩耗は
少く、摩擦材IIとしては有効であるが、極めて高価で
ある。そのため、航空11、レーシング・カー等の限ら
れた分野にしか応用されていない。
本発明の(」的は、強度の高い炭素Ili擦材料を安価
に提供することにある。
肛亙立土方)1(るための−: F記問題点を解決づ−るために、ガラス状炭素に盾目し
、これを1fl*月利に適づるJ:うに改良した。
ガラス状炭素(工、本質的に(よ強度の強いしのであり
、&l!rσも大きい。従って、一般の炭素Hのように
摩耗することはない。
ガラス状炭素とは、再生セル〔1−ス、ジビニルベンゼ
ン重合物、フルフリルアルコール樹脂、フェノール樹脂
等の固相炭化するh機化合物を原r1にして製造したも
のである3、これらの樹脂から例えば薄い根状のガラス
状炭素をつくるには硬化前の樹脂を板状に成形し、硬化
後徐々に温度を上げ長時間かけC焼成すればよく、これ
によって緻密なガラス状炭素が得られる。またセルロー
スからもガラス状炭素が151られることは「新・炭素
工業」<Ei川用功、艮沖通共著、近代編集社発行、S
55゜10.20)の100〜109頁に詳述されてい
る。
ガラス状炭素は上記のように溶@せず固相のまま炭化す
る原料を使用すればできるが、十分注意して徐々に焼成
しないと緻密なものにならない。
また1回の焼成で厚い成形体を得ることはむずかしい。
厚い場合は硬化、焼成した薄いものの上に樹脂を孕り、
硬化、焼成をくり返す等の方法が必要である。
このように十分注意彩れば上記の原料から閉擦材料に適
しlこ曲げ強度500Kg、/ cm 2以上、ショア
ー硬度70以上、気孔率5%以下好ましくは1%以下の
ガラス状炭素成形体を得ることができる。
強1αの人さt【ガラス状炭素を得る望ましい方法は、
廿ルlコース質集合体、例えば紙に、1)4記したよう
な樹脂を含浸し、これを重ね合せ、■縮したちのを硬化
、徐々に焼成する方法である(特開昭60−42213
)。この方法によればセルロース繊組の炭化したものが
ガラス状炭素の中に分散し、強度の大きな成形体が得ら
れる。
F記したガラス状炭素は、甲−でも摩擦係数が摺動法1
αににつて変らないなどの良好な1?際特性をもってい
るが、黒鉛微粉を添加づることにより、  ゛摩擦係数
の値が大きくなる。
摩擦挙動は非常に複雑なしのであり、なぜ黒鉛微粉を加
えると良いのかは、明解にはわからない。
結晶性の異る炭素の組合せによる相乗効果と乙えられる
。従って、結晶化の良い黒鉛ひある、天然黒鉛、人造黒
鉛、キラシフ黒鉛等の粉末を使うことができる。
ガラス状炭素は上記のように;9いものを作ることはむ
ずかしく、あえてつくろうとするとくり返し焼成等のた
め高価になる。
そこで適当な厚みの6のにとどめ、こhを重ね合せて摩
擦材料に使用することかWj策ひある。車ね合t!て固
定するにはリベット又はポル1〜で止める方法、1)別
の金具を用いリベットで11める方法(特開昭52−9
4978)、また耐熱性が問題なければ接着斉[で固着
することもでさる。なお本発明の摩擦材料の使用に際し
て他の材料ど組A、[て、例えば本発明の炭素板を重ね
る際その間に鉄板、黒鉛板を挟/υぐ一体に固定して用
いることもできる。
R旦Jと九里 本発明の1f擦材利は後述りる実施例に示すように極め
て強度、硬度が大きく、従って摩耗量が少なく、また摩
擦材料どして適当な¥P擦係数をもち、かつ囮動速麿に
よって摩擦係数が変化しない極めて潰れたものである。
〔実施例1〕 フェノール樹脂液(昭和高分子(株、BRL274 )
をZ” 110℃〃2時間熱処即し樹脂を半硬化状態にした(こ
れをBステージと称づ)。このBステージの樹脂を室温
まC冷74 L、た後、奈良式粉砕機(余良機械娼))
で15)砕した。この粉末を150℃の金型にZ” 投入し30に9/cs+21i30分間加熱加圧保持し
厚み9願の樹脂板を1[)だ。
この樹脂板を黒鉛板に挟み非酸化性y;囲気下2℃/h
rの昇温速度で1000℃に熱処理し厚み6Il111
の炭素平板を得た。特性は下記の通りであった。
その切断面1.1ガラス状をすしていた。
(実施例2) ]−タノールで30wt%に希釈したフfノール樹脂(
昭和高分子flL叶57A5 )に300”++mの工
業用小紙(東洋濾紙()1)、N)63、厚み;10姻
)を浸漬した後瀘紙を引きトげ150℃熱叛−15)分
間放胃して樹脂を半硬化さけた(以後これをプリプレグ
と呼ぶ)。このプリプレグを10枚積層し150°Cの
熱板間、589 / cps 2の加圧下で10分間加
熱加圧保持して厚み8#Iの積層板を1iIた。
この積層板を黒鉛仮に1*持し、非酸化性雰囲気下、1
.5℃/hrのν?温速度で900℃に熱処理しPノみ
6Mの炭素平板を青だ。この!1i累平扱の物t’!賄
は下記の通りである。
その切断面はガラス状を呈していた。
(実施例3) 実施例2の炭素平板を黒鉛板に挟み、黒鉛化炉に入れ、
10℃/h「の昇温速度で3000℃まで熱処理した。
黒鉛化後の物性値は下記の通りである。
その切断面はガラス状を呈していた。
(実施例4) 実施例2のノlノール樹脂に人造黒鉛微粉末(最大粒径
10μ以下)を粗品に対し10%添加し良く撹拌混合し
た後、実施例2と同様にして成形、炭化処理を行ない厚
み6Mの炭素平板を1すた。この炭素平板の特性は下記
の通りであった。
その切断面はガラス状を?しでいた。
〔実施例5〕 の フートノール樹脂として昭和烏分子■7 BLS741
を、の 紙としてダイセル化学@夛リンター紙夕^■[を用い樹
脂は溶媒で希釈せずに実施例2と判じ方法によりプリプ
レグを得た。このプリプレグを50Kg/cm2の加圧
Fで実施例2と同様にIIII熱汁谷し厚み1.5mm
の積層板を得た。この積層板を黒1))根に挟持し非酸
化性2γ囲気下5℃/hr(I)昇温速度で1000℃
に熱処理し厚み10Mの炭素11板を得た。この炭素平
板の特性は下記の通りであった。
その切断面tまガラス状庖県iF シ”Cいた。。
〔実1M四6) 実施例1〜5の試1から7’−(スフとパッドを加工し
、ギI7リバー■(でl′1性1!l!擦試験を行った
。実施例5のリンプルは、間にj9さ4mの黒鉛仮(嵩
比重18、曲げ強さ400KI / cm 2)を1ま
さみ、ボルト留めした。1!i!隙条(1及びtl′J
!!!を十人に示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガラス状炭素を主体とし、曲げ強度500kg/
    cm^2以上、シヨアー硬度70以上、気孔率5%以下
    の炭素質摩擦材料。
  2. (2)セルロース繊維の炭化物を含む特許請求の範囲第
    1項記載の炭素質摩擦材料。
  3. (3)黒鉛微粉を含む特許請求の範囲第1項記載の炭素
    質摩擦材料。
JP60208883A 1985-09-24 1985-09-24 炭素質摩擦材料 Pending JPS6270214A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2003029685A1 (ja) * 2001-09-27 2005-01-20 株式会社豊田中央研究所 高摩擦摺動部材
CN109678508A (zh) * 2018-06-13 2019-04-26 安徽锦美碳材科技发展有限公司 一种新型电饭锅内胆的制备方法

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