JPS6270121A

JPS6270121A - 給紙装置

Info

Publication number: JPS6270121A
Application number: JP60206307A
Authority: JP
Inventors: Naokazu Nagasawa; 直和長澤
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1985-09-20
Filing date: 1985-09-20
Publication date: 1987-03-31

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、事務用機器である複写機等に利用される給紙
装置に関し、さらに詳述すれば、シート状の複写用紙の
位置を送り込みの進行方向に対して直角方向に変位でき
る機能を有する給紙装置に関するものである。

（従来の技術）従来の複写機等の給紙装置は、複写機等の本体の一定位
置に配設されており、各種サイズの複写用紙の紙幅の中
心線が共通になるように、あるいは手前又は奥の端が揃
うように、複写用紙は送り込まれる。従来は上記の送込
み位置のいずれかを採用することによって、原稿画像と
複写画像との対応位置を確保していた。従って、原稿画
像に対して複写画像の位置をずらしたいときは、原稿台
上に置く原稿の位置を手作業で加減していた。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、上記の構成では、複写画像の位置をずら
して複写したい原稿の枚数が多い場合には、原稿を一枚
ごとにずらして原稿台に置く必要がちり、作業が繁雑で
時間を要するばかりでなく、置く位置のばらつきによっ
て、綴じ代がばらつくという問題があった。また、原稿
台に原稿をずらして置く作業では、原稿が移動して斜め
になることが多く、慎重さが要求される百倒な作業であ
った。

さらに、近年、使用され始めた原稿自動送り装置では、
原稿台のずらした位置に原稿を供給することができない
ため、綴じ代を作成するには、上述のような手作業に頼
らざるを得す、原稿自動送り装置が利用できないという
問題もあった。

本発明は上記の問題点を解決するもので、複写用紙を送
り込む進行方向に対して直角方向に、原稿画像をずらし
て複写できる給紙装置を提供するものでちる。

（問題点を解決するだめの手段）上記の問題点を解決するために、本発明は、複写用紙を
収納した給紙カセットが、送り出しの進行方向に直角に
ずれた複数の特定の位置に挿入されて、その位置が保持
されるようにするものでち（作用）このように構成することにより、複写用紙の位置をその
送り込み進行方向に対して直角にずらして置くので、原
稿台の標準位置に原稿を置いても複写画像が用紙に対し
て一定量ずれた複写が得られる。

ずらし量を５閾ないし１０ｍｍにして置くことによって
、ずれ幅を綴じ代とすることができる。

（実施例）本発明の一実施例を第１図ないし第４図により説明する
。

第１図は本発明による給紙装置を装備した複写機の斜視
図で、給紙装置１は、複写機本体２の内部に組み込まれ
、その前面に設けられた給紙カセット３を挿入する開口
部４を有する挿入位置規制板５のみが、複写機本体２の
側面に露出している。

給紙カセット３は、挿入側の側板を外した箱形で、中に
シート状の複写用紙６が積載される。

挿入位置規制板５の開口部４には、その上端の左右にそ
れぞれ３箇所の切欠きＡ、Ｂ、Ｃおよびり、Ｅ、Ｆが形
成されており、それぞれＡとＤ、ＢとＥＸＣとＦの間隔
が、給紙カセット３の側板のない方の幅Ｇと対応してい
る。

第２図は挿入位置規制板５の正面図で、左側の切欠きＡ
、ＢおよびＣの上に３角印とともに、「前とじ」、「標
準」および「奥とじ」の文字が表示されている。

これらの６箇所の切欠きＡないしＦは、幅が給紙カセッ
ト３の側板の厚さ■にほぼ一致し、その前面に面取りを
施して、給紙カセット３が挿入し易いようになっている
。挿入位置規制板５は、厚さ１０ｍｍ程度のプラスチッ
ク板で構成されているので、給紙カセット３を案内する
に充分な面取如された傾斜面が得られる。

第３図は、複写機本体２の前面から見た給紙装置１の要
部断面図で、挿入位置規制板５には、枠形の保持台７が
固着され、さらに挿入された給紙カセット３を水平に保
たせる案内８が、その天井面に固着されている。なお、
第２図および第３図には給紙カセット３にはそれぞれ、
シート状の複写用紙６が積載されている。

第１図に戻って、複写機本体２の上面には、原稿台９が
配設され、その左端に原稿の位置を示す３角印が表示さ
れた原稿規制板１０が、また前方に丁番（図示せず）で
支持された原稿押え１１が取り付けられている。

このように構成された複写機の給紙装置について、第４
図（ａ）　、　（ｂ）および（ｃ）により説明する。第
４図の各図は、複写機の平面図で、作動中の状態を示す
が、説明のだめに原稿押え１１を開けた状態にしである
。

第４図（ａ）は原稿と同じ複写を取る状態を示し、原稿
１２を原稿台９の上に原稿規制板１０の３角印に合わせ
て載せ、給紙カセット３は挿入位置規制板５の「標準」
と表示された切欠きＢおよびＥに挿入した後、複写機を
作動させる。

原稿１２には、そのほぼ中央に画像Ｊ］が描いであるが
、この状態で作動させた複写機は、給紙カセット３から
複写用紙６を取シ出し、矢印にの方向に送って、はぼ中
央に画像Ｊ２が描かれたコピー１３を排出する。

第４図（ｂ）は、はぼ中央に画像Ｊ１が描かれた原稿１
２から、手前に綴じ代を有するコピー１４を得る状態を
示し、原稿１２は第４図（、）と同じく、原稿台９の上
に原稿規制板１０の３角印に合わせて載せるが、給紙カ
セット３は挿入位置規制板５の「前とじ」と表示された
切欠きＡおよびＥＫ挿入する。この状態で複写機を作動
させると、複写機は給紙カセット３から複写用紙６を取
り出し、矢印にの方向に送って、画像Ｊ２が前方により
手前側に綴じ代を有するコピー１４を排出する。

第・１図（ｃ）は、上記と同じ原稿１２から奥側に綴じ
代を有するコピー１５を得る状態を示し、原稿１２は原
稿規制板１０の３角印に合せて載せ、給紙カセット３を
挿入位置規制板５の「奥とじ」と表示された切欠きＣお
よびＦに挿入する。この状態で作動させた複写機は同じ
ように作動し、奥側に綴じ代を有するコピー１５を排出
する。

（発明の効果）以上説明したように、本発明によれば、給紙カセットを
複写機本体に取り付ける際に、挿入位置規制板の「標準
」、「前とじ」あるいは「奥とじ」の切欠きを選択して
給紙カセットを挿入する簡単な選択で、原稿台上で原稿
の位置を手作業でずらす繁雑な作業をすることなく、複
写用紙の進行方向に余白を作り、綴じ代として利用でき
る給紙装置が得られる。

また、給紙カセットを「前とじ」又は「奥とじ」に挿入
して置けば、自動原稿送り装置を利用し、原稿を連続し
て自動的に供給しても、余白を作ることができ、複写能
率を充分に発揮させることができる。

さらに、複写用紙の供給位置を給紙カセットごとずらす
ので、コぜ−の画像の位置のばらつきがなく、品質の優
れた５コピーが得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による給紙装置を装備した複写機の斜視
図、第２図および第３図は本発明による給紙装置の正面
図および要部側面断面図、第４図（−）　、　（ｂ）お
よび（Ｃ）はそれぞれ本発明の給紙装置を装備した複写
機の平面図で、原稿通りのコピー、手前に余白を作った
コピーおよび奥に余白を作ったコピーを得る状態とそれ
ぞれ示す図である。１・・・給紙装置、２・・・複写機本体、３・・・給紙
カセット、４・・・開口部、５・・・挿入位置規制板、
６・・・複写用紙、７・・・保持台、８・・・案内、９
・・・原稿台、１０・・・原稿規制板、１１・・・原稿
押え、１２・・・原稿、１３．１４．１５・・・コピー
、Ａ　、　Ｂ　、　Ｃ、Ｄ、Ｅ。Ｆ・・切欠き、Ｇ・・・給紙カセットの幅、■０．・給
紙カセットの側板の厚さ、Ｋ・・・複写用紙の進行方向
を示す矢印、Ｊｌ、Ｊ２・・・画像。第１図Ａ、Ｂ、Ｃ，ｔ）、Ｅ、Ｆ　・−・ｔづ文きＧ−Ｊ＠賦
ｐゼーＩト今暢１・・−Ｍｊ地褒１２−・・　キ】１１１え瞥覧ノｌ’ｔ　イＡさ３・・・
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Claims

【特許請求の範囲】

（１）給紙カセットの保持装置と、給紙カセットの挿入
位置の規制装置とを具備した給紙装置において、給紙カ
セットの挿入位置を複写用紙の進行方向に対し直角の方
向に変位できる規制装置を設けたことを特徴とする給紙
装置。
（２）挿入位置の規制装置に、複数の切欠きを形成した
ことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の給紙
装置。