JPS6269438A - カラ−受像管 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はカラー受像管に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

カラー受像管は内面に蛍光体層が形成されたパネルとパ
ネルから延在するファンネルとファンネル端部に接続さ
れるネックとからなる外周器を有する。ネック部には電
子銃が配置され蛍光体層に向って電子ビームを射出する
５パネルの主面と対向するようにシャドウマスクが配置
され電子ビームが蛍光体層の適切な位置に射突するよう
になされている。シャドウマスクはその外周部がフレー
ムに支持されこのフレームはフレームホルダを介してパ
ネルピンに係合される。

パネルは管軸にはゾ直交する方向に拡がる面を有し蛍光
体層が形成され、矩形状をなす主面と、この主面の外周
縁に設けられ、管軸にほり平行方向に延びるパネル壁と
を有する。パネルピンはパネル壁のコーナー部に植設さ
れるタイプと、コーナーとコーナーとの中間部に植設さ
れるものとがあるが、本発明はコーナー部に植設される
ものに関する。

第４図は従来のカラー受像管を示すもので、多−ナ一部
にフレームホルダに）が溶接されている。

フレームホルダ（イ）の先端には開口が設けられており
この開口がパネル■のパネル壁（６−１）に植設された
パネルピン０に嵌合してシャドウマスクが保持されてい
る。

フレームホルダの大きさく幅）はフレームホルダをフレ
ームのコーナー部に取着してシャドウマスクを懸架する
場合フレームの辺の中込部に取着する場合よりも小さく
なる傾向にある。この場合。

一つの支持系にかかる重量あるいは衝撃が大きくなる為
、フレームホルダの強度が特に問題となる。

一般にホルダの強度は次の２点を考慮して決められてい
る。

ａ）　カラー受像管製造後の運般、移動時にカラー受像
管に振動、落下などによる衝撃荷重が加わる。このとき
衝撃時に動いたホルダが、パネルピンとの嵌合の所定位
置に戻るのに必要な強度ｂ）　カラー受像管製造工程で
行なわれる士数回のシャドウマスクの脱着作業性の良否 ａ）の場合、スプリング強度は強いほど望ましいが。

ｂ）の場合ではスプリング強度は弱い方が望ましい。

これらの相反する要求を満たす様にスプリング強第６図
に示されているものも、提案されている。

以上の様な形状のフレームホルダでは第１図で説明する
とパネルの嵌合した状態でＡ点はホルダの加工時折り曲
げるので加工硬化を起こしておりフレームホルダを曲げ
る時スプリング強度が乏しくＡ点〜Ｂ点の中間点ぐらい
しか曲らない。

即ち前述した衝撃時に動いたフレームホルダが所定のパ
ネルピンとの嵌合位置に戻るのに必要なスプリング強度
が小さくなる可能性がある。

且つカラーブラウン製造工程でおこなわれるシャドウマ
スクの脱着時にホルダのバネ特性劣化という問題も生じ
る。

又、フレームホルダの強度を上げる為に材厚を厚くした
りあまりにもバネ性の強い材料を使用することはシャド
ウマスクの脱着作業性が悪くなる。

〔発明の目的〕

本発明は以上の点に鑑みてなされたものでフレームホル
ダの形状を、加工歪を小さくなるようにし、それによっ
て脱着の繰り返しによるシャドウマスクの位置ずれ、ホ
ルダ強度の劣化を最小限に抑えたカラー受像管を提供す
ることを目的とする。

〔発明の概要〕

本発明は管軸にほぼ直交する方向に拡がる面を有し、蛍
光体層が形成される矩形状のパネル主面と、このパネル
主面の外周縁に設けられ管軸にほぼ平行方向に延びるパ
ネル壁と、このパネル壁に植設されパネル壁のコーナー
部に設けら九るパネルピンと、前記パネル主面に対向配
置するシャドウマスクと、このシャドウマスクの外周縁
を支持するフレームと、一部が前記フレームに固着され
他部に前記パネルピンに係合する開口が設けられ弾性部
材よりなるフレームホルダとを有するカラー受像管にお
いて、前記フレームホルダは、フレームに固着され管軸
方向に延びる第１の面と、この第１の面から延在しパネ
ル壁から遠ざかる方向であってかつ第１面とのなす角が
鈍角である方向に延びる第２の面とを有する第一支持部
と、前記開口がパネルピンに係合した状態でパネル壁と
対面する第３の面と、この第３の面のパネル面に近い端
部から延在しパネル壁から遠ざかる方向であってかつ第
３の面とのなす角が鈍角である方向に延びる第４の面と
を有する第２支持部とから成り。

前記第２の面の端部近傍と第４の面の端部近傍とで固着
され一体化してなることを特徴とする特許−受像管であ
る。

〔発明の実施例〕

本発明の実施例を第１図〜第３図を用いて説明する。第
１図はパネルマスク系全体の断面図、第２図はフレーム
ホルダの斜視図である。

シャドウマスク■は０．１〜０．３＋ｍの厚さの・鉄板
で多数の電子ビーム通過孔α）が設けである。そのシャ
ドウマスク■を支持するフレーム■は０．５〜３．０Ｉ
程度の鉄板からなっている。

フレーム■には図示しない管軸方向に延びる第１の面（
４１）が溶接固着され、この第１の面（４１）からはパ
ネルｑ（６ｔ）から遠ざかる方向であってかつ、第１面
（４１）とのなす角度が鈍角となる方向に第２の面（４
２）が延在している。第１の面と第２の面とで第１支持
部をなす６ 一方開口（Ｋ）がパネルピン（５１）に嵌合した状態で
パネル壁（６１）に対面するよう第３の面（４３）が配
置され、この第３の面（４３）からはパネル壁（６１）
から遠ざかる方向であってかつ、第３の面（４３）との
なす角度が鈍角となる方向に第４の面（４４）が延在し
ている。第３の面（４３）と第４の面（４４）とで第２
支持部をなす。

そして第２の面（４２）の端部近傍と第４の面（４４）
の端部近傍とが重ねられ、溶接固着され、フレームホル
ダを形成している。

尚このフレームホルダはＳＵＳの様な弾性材料からなる
。

第３図は、本発明の他の実施例を説明するフレームホル
ダの斜視図で、第２の面（４２）と第４の面（４４）と
は先端（Ｓ）で折曲げられた一体成形体をなしている。

〔発明の効果〕

本発明によればＡ点は加工硬化しておらず、第一支持部
を曲げたとき、Ａ点基準で曲がるので曲げ量が大きくな
る６又熱工程を通ったあとに起こる変形に対してパネル
ピンの所定位置に戻る再現性が高くなる。

即ちへたりが少なくなり、衝撃時に動いたフレームホル
ダが所定のスタッドピンとの嵌合位置に戻るのに必要な
強度が保たれる。又、曲げ量も大きいので肌着作業性も
良くなる。

以上の結果、カラー受像管の製造工程中のマスクフレー
ムの脱着作業性が改善され、また外部からの衝撃に対し
て強い受像管が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のカラー受像管の要部断面図。 第２図及び第３図は本発明に係るフレームホルダの斜視
図、第４図は従来のカラー受像管の要部断面図、第５図
及び第６図は従来のフレームホルダの斜視である。 ■・・・シャドウマスク　（３）・・・フレームホルダ
（４Ｉ）・・・フレームホルダの第１の面（４２）・・
・フレームホルダの第２の面（４３）・・・フレームホ
ルダの第３の面（４４）・・・フレームホルダの第４の
面■・・・パネルピン　　　　■・・・パネル（６１）
・・・パネル壁　　　（Ｋ）・・・開口代理人　弁理士
　　則　近　憲　佑 同　　大胡典夫 １１図 δ 第　　３　　図 第４図 契６り會江　　　　　　　　　　　　　　　　　　（１
り曲１γ゛第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 管軸にほぼ直交する方向に拡がる面を有し、蛍光体層が
   形成される矩形状のパネル主面と、このパネル主面の外
   周縁に設けられ管軸にほぼ平行に延びるパネル壁と、こ
   のパネル壁に植設されパネル壁のコーナー部に設けられ
   るパネルピンと、前記パネル主面に対向配置するシャド
   ウマスクとこのシャドウマスクの外周縁を支持するフレ
   ームと、一部が前記フレームに固着され他部に前記パネ
   ルピンに係合する開口が設けられ弾性部材よりなるフレ
   ームホルダとを有するカラー受像管において、前記フレ
   ームホルダは、フレームに固着され管軸方向に延びる第
   １の面と、この第１の面から延在しパネル壁から遠ざか
   る方向であってかつ第１面とのなす角が鈍角である方向
   に延びる第２の面とを有する第１支持部と、前記開口が
   パネルピンに係合した状態でパネル壁と対面する第３の
   面と、この第３の面のパネル面に近い端部から延在しパ
   ネル壁から遠ざかる方向であってかつ第３の面とのなす
   角が鈍角である方向に延びる第４の面とを有する第２支
   持部とから成り、前記第２の面の端部近傍と第４の面の
   端部近傍とで固着され一体化してなることを特徴とする
   カラー受像管。