JPS6269282A - 音響ホログラフイにおける計測デ−タ処理方法 - Google Patents
音響ホログラフイにおける計測デ−タ処理方法Info
- Publication number
- JPS6269282A JPS6269282A JP20872685A JP20872685A JPS6269282A JP S6269282 A JPS6269282 A JP S6269282A JP 20872685 A JP20872685 A JP 20872685A JP 20872685 A JP20872685 A JP 20872685A JP S6269282 A JPS6269282 A JP S6269282A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- peak
- hologram
- amplitude value
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Holo Graphy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、高速で音響ホログラムを求めることができ
る、音響ホログラフィにおける計測データ処理方法に関
し、特に移動音源の音源解析などに適したものである。
る、音響ホログラフィにおける計測データ処理方法に関
し、特に移動音源の音源解析などに適したものである。
一般に、音響ホログラフィは騒音源の音源探査に有効な
手段として用いられている。音響ホログラムを求めるに
は、ホログラム面上での音圧計測を行ない、得られた計
測データのうち、比較的長時間にわたるデータをＦ Ｆ
Ｔ （Ｆａｓｔ ＦｏｕｒｉｅｒＴｒａｎｓｆｏｒｍ
）処理する方法がとられている。
手段として用いられている。音響ホログラムを求めるに
は、ホログラム面上での音圧計測を行ない、得られた計
測データのうち、比較的長時間にわたるデータをＦ Ｆ
Ｔ （Ｆａｓｔ ＦｏｕｒｉｅｒＴｒａｎｓｆｏｒｍ
）処理する方法がとられている。
しかしながらこのような従来の方法は、音源が停止して
いる場合は有効であるが、移動する音源については、移
動音源が測定点を短時間で通過するため、短時間のデー
タしか得られないので、必要な測定が行なえないという
欠点を有していた。
いる場合は有効であるが、移動する音源については、移
動音源が測定点を短時間で通過するため、短時間のデー
タしか得られないので、必要な測定が行なえないという
欠点を有していた。
このような欠点を解決するためこの発明は、収集データ
のピーク位置によりピーク値を補正して振幅値を求め、
この振幅値と基準データから位相差を求め、振幅値と位
相差からホログラムを求めるようにしたものである。
のピーク位置によりピーク値を補正して振幅値を求め、
この振幅値と基準データから位相差を求め、振幅値と位
相差からホログラムを求めるようにしたものである。
ホログラムが得られるまでの時間が早い。
先ス、ホログラム面のサンプルデータおよび基準データ
を収集する。このためには例えば、第２図に示すように
鉛直に固定された円弧状のアーム１に取付けたサンプル
データ収集用のマイクロホン２．〜２．と、音源に取付
けた基準データ収集用のマイクロホン３により、水平方
向に等速直線運動する移動音源からの音響データの収集
を行なう。これによって例えば第３図に示すようなデー
タが得られる。第３図（ａ）はマイクロホン２．によっ
て収集されたサンプルデータであり、マイクロホン２．
〜２ｎによって収集されるデータは記載していないが、
同様のデータが得られる。第３図（ｂ）はマイクロホン
３によって得られる基準データである。
を収集する。このためには例えば、第２図に示すように
鉛直に固定された円弧状のアーム１に取付けたサンプル
データ収集用のマイクロホン２．〜２．と、音源に取付
けた基準データ収集用のマイクロホン３により、水平方
向に等速直線運動する移動音源からの音響データの収集
を行なう。これによって例えば第３図に示すようなデー
タが得られる。第３図（ａ）はマイクロホン２．によっ
て収集されたサンプルデータであり、マイクロホン２．
〜２ｎによって収集されるデータは記載していないが、
同様のデータが得られる。第３図（ｂ）はマイクロホン
３によって得られる基準データである。
次に、このようにして得られたデータをＡ／Ｄ変換した
後、ディジタルフィルタによってゲイジタル処理して得
らハ、たデータからデーＩのピーク値とその位置を求め
る。なお、全てのデータに対して適用するディジタルフ
ィルタの特性は次の基準によって決める。
後、ディジタルフィルタによってゲイジタル処理して得
らハ、たデータからデーＩのピーク値とその位置を求め
る。なお、全てのデータに対して適用するディジタルフ
ィルタの特性は次の基準によって決める。
まず、基準データのスペクトルを求め、ピークを示す周
波数の内、レベルの大きいものを処理対象として選択す
る。そして、選択した全周波数に対して各周波数毎に音
響ホログラフィ’を適用することになる。この時、対象
とする周波数分ディジタルフィルタの中心周波数とする
。次にバンド幅は、周波数のドラグラシフトから決める
。すなわち、移動音源の速度をＶ、音速をＣとすれば、
音源がマイク列に近づ（場合周波数は漏くなり、最逆に
遠ざかる場合周波数は低くなり、最低てｆＬｅ ＝□となる。そこで、ｆＬ、ｆｕをカットオｔ＋ｖ／ｃ ）周波数とするバンドパスフィルタとする０以上の様に
構成したディジタルフィルタにより第３図に示すデータ
を処理すれば、アナログフィルタと同様な効果が得らｈ
るため、第１図に示す様な周期的な波形が得られる。
波数の内、レベルの大きいものを処理対象として選択す
る。そして、選択した全周波数に対して各周波数毎に音
響ホログラフィ’を適用することになる。この時、対象
とする周波数分ディジタルフィルタの中心周波数とする
。次にバンド幅は、周波数のドラグラシフトから決める
。すなわち、移動音源の速度をＶ、音速をＣとすれば、
音源がマイク列に近づ（場合周波数は漏くなり、最逆に
遠ざかる場合周波数は低くなり、最低てｆＬｅ ＝□となる。そこで、ｆＬ、ｆｕをカットオｔ＋ｖ／ｃ ）周波数とするバンドパスフィルタとする０以上の様に
構成したディジタルフィルタにより第３図に示すデータ
を処理すれば、アナログフィルタと同様な効果が得らｈ
るため、第１図に示す様な周期的な波形が得られる。
次に第１図に示すデータからピーク位置による補正を行
ない、振幅値を求める。この補正は第１図（ａ）に示す
サンプルデータのピークがサンプリング開始点（第１図
（ａ）において、時間＝Ｏの時点のことをサンプリング
開始点と定義する）から１／４周期以内の時点１ｃある
時はピークから１／４周期後の値、１／４周期以後にあ
る時はピークから１／４周期前の値を補正データとして
ピーク値を補正し、補正された値を振幅値とする。Ｍ１
図（ａ）の場合、ピークはサンプリング開始点から１／
４周期よりも以後にあるので、補正データはピークより
１／４周期前のデータを用いることになる。そして、レ
リえば等１図（ａ）に示すように、ピーク値が「＋５」
、補正データが「−２」であれば、振幅値は「＋７」と
なる。第１図（ａ）はマイクロホン２Ｉから得らＪまた
データであるか、マイクロホン３を除く他のマイクロホ
ンからイＤられるデータも同様にして補正される。なお
、Ａ／Ｄ変換を行う際にＤＣ成分が重畳されるため、ピ
ーク値とピーク値から１７４周期離れた時点の値（ＤＣ
成分がなければ０）の差をピーク値とする。
ない、振幅値を求める。この補正は第１図（ａ）に示す
サンプルデータのピークがサンプリング開始点（第１図
（ａ）において、時間＝Ｏの時点のことをサンプリング
開始点と定義する）から１／４周期以内の時点１ｃある
時はピークから１／４周期後の値、１／４周期以後にあ
る時はピークから１／４周期前の値を補正データとして
ピーク値を補正し、補正された値を振幅値とする。Ｍ１
図（ａ）の場合、ピークはサンプリング開始点から１／
４周期よりも以後にあるので、補正データはピークより
１／４周期前のデータを用いることになる。そして、レ
リえば等１図（ａ）に示すように、ピーク値が「＋５」
、補正データが「−２」であれば、振幅値は「＋７」と
なる。第１図（ａ）はマイクロホン２Ｉから得らＪまた
データであるか、マイクロホン３を除く他のマイクロホ
ンからイＤられるデータも同様にして補正される。なお
、Ａ／Ｄ変換を行う際にＤＣ成分が重畳されるため、ピ
ーク値とピーク値から１７４周期離れた時点の値（ＤＣ
成分がなければ０）の差をピーク値とする。
そして、第１図に示すようにサンプルデータのピーク位
置と基準データとの位相差τを求め、次の式によってホ
ログラムを求める。
置と基準データとの位相差τを求め、次の式によってホ
ログラムを求める。
実数部＝振幅値ＸＣＱ９τ ・・・・・ （１）
虚数部＝振幅値Ｘ５ｉｎτ ・・・・・ （２）
このように、略１／４周期の期間のデータを用いている
のでホログラムが直ちに求められる。なお、第４図はこ
の方法によって得られたホログラム像であり、白い部分
と黒い部分は符号の異なっている部分でおる。
虚数部＝振幅値Ｘ５ｉｎτ ・・・・・ （２）
このように、略１／４周期の期間のデータを用いている
のでホログラムが直ちに求められる。なお、第４図はこ
の方法によって得られたホログラム像であり、白い部分
と黒い部分は符号の異なっている部分でおる。
なお、各時間は次のようにへ定する。
１／４周期の時間：中心周波数をｆｃとすｈば１／（４
ｆｃ）。
ｆｃ）。
サンプリング時間：サンプリング時間は最低１／２周期
の長さで、Δｔはｌ／３６０ 周期程度。
の長さで、Δｔはｌ／３６０ 周期程度。
ホログラム像が得：ホログラム上の計測点に依存られる
までの時間 するが、計測点数３２０点の場合は次の様
になる（実験に 基づいている）。データ取得 （磁気テープに録音）、時間 （数秒）、テープ再生データ 処理（１，５時間）但し使用し ている計算機Ｖｉｉ“ＩＰ９８１６で ある。
までの時間 するが、計測点数３２０点の場合は次の様
になる（実験に 基づいている）。データ取得 （磁気テープに録音）、時間 （数秒）、テープ再生データ 処理（１，５時間）但し使用し ている計算機Ｖｉｉ“ＩＰ９８１６で ある。
以上説明したようにこの発明は、サンプルデータの１／
２周期程度の期間にわたるデータを用いてホログラムを
得ているので、速やかにホログラムが得られ、このため
、移動体の音源解析に用いることができるという効果を
有する。
２周期程度の期間にわたるデータを用いてホログラムを
得ているので、速やかにホログラムが得られ、このため
、移動体の音源解析に用いることができるという効果を
有する。
第１図にサンプルデータと基部データとの関係を示すグ
ラフ、第２図はアームの側面図、第３図はマイクロホン
によって収集さｈたａｔ号波形を示すグラフ、第４図は
最終的に得られるホログラム像である。 １・−・−アーム、２１〜２ｎ、３・・壷・マイクロホ
ン。
ラフ、第２図はアームの側面図、第３図はマイクロホン
によって収集さｈたａｔ号波形を示すグラフ、第４図は
最終的に得られるホログラム像である。 １・−・−アーム、２１〜２ｎ、３・・壷・マイクロホ
ン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 次の処理によつてホログラムを求める音響ホログラフ
イにおける計測データ処理方法。 （イ） サンプルデータおよび基準データの収集。（ロ
） 収集データのＡ／Ｄ変換。 （ハ） Ａ／Ｄ変換結果のデイジタルフイルタによるフ
イルタ処理。 （ニ） フイルタ処理結果のピーク毎のピーク位置およ
びピーク値の検出。 （ホ） ピーク位置によるピーク値を補正する振幅値演
算処理。 （ヘ） 基準データと検出したピークとの位相差検出。 （ト） 位相差と振幅値とによるホログラム演算。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20872685A JPS6269282A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | 音響ホログラフイにおける計測デ−タ処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20872685A JPS6269282A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | 音響ホログラフイにおける計測デ−タ処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6269282A true JPS6269282A (ja) | 1987-03-30 |
Family
ID=16561063
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20872685A Pending JPS6269282A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | 音響ホログラフイにおける計測デ−タ処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6269282A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63239109A (ja) * | 1986-12-19 | 1988-10-05 | ローヌ−プーラン・シミ | 新規な形態学的特徴を有する酸化第二セリウムおよびその製造方法 |
-
1985
- 1985-09-24 JP JP20872685A patent/JPS6269282A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63239109A (ja) * | 1986-12-19 | 1988-10-05 | ローヌ−プーラン・シミ | 新規な形態学的特徴を有する酸化第二セリウムおよびその製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5471880A (en) | Method and apparatus for isolating and identifying periodic Doppler signals in a turbine | |
| JP2500100B2 (ja) | 位置誤差信号を生成するための装置、方法およびデ―タ記憶システム | |
| CA2193628A1 (en) | Method and apparatus for determining resonance information | |
| JP2003254785A (ja) | エンコーダの信号処理装置 | |
| Doherty et al. | Tape recorder effects on jitter and shimmer extraction | |
| JP2005326419A (ja) | 信号が遅延する量を測定する方法、２つの対応する信号間の遅延を求める装置、物体方位検出装置、および物体位置決定装置 | |
| JPH0439864U (ja) | ||
| JPH0751237A (ja) | Ｅｃｇ信号の信号対雑音比を高める方法および装置 | |
| JPH07171117A (ja) | Ｅｃｇパルス校正方法 | |
| TWI724786B (zh) | 偵測系統及生命體的偵測方法 | |
| JPS6269282A (ja) | 音響ホログラフイにおける計測デ−タ処理方法 | |
| TWI352988B (en) | Method and apparatus for calibrating a tracking er | |
| JPH02296171A (ja) | 音響検出装置 | |
| CN115102641B (zh) | 一种周期信号噪声有效值测量方法 | |
| Brown | An automatic multichannel correlator | |
| Szwoch et al. | Detection of the incoming sound direction employing MEMS microphones and the DSP | |
| JP2932996B2 (ja) | 高調波ピッチ検出装置 | |
| JPS6319583A (ja) | 表層地盤特性検出装置 | |
| Thompson et al. | Measurement of the rate and velocity of movement by single heart cells in culture | |
| JP3266022B2 (ja) | 実効値演算回路 | |
| CN112114287B (zh) | 一种方位观测数据的野值实时剔除方法 | |
| JPH03268740A (ja) | 心電波形の処理方法 | |
| Pear | Flutter in magnetic recording of data | |
| JP2603379B2 (ja) | 信号比較装置 | |
| JP2801072B2 (ja) | ハウリング検出装置 |