JPS62685B2 - - Google Patents

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JPS62685B2
JPS62685B2 JP55186981A JP18698180A JPS62685B2 JP S62685 B2 JPS62685 B2 JP S62685B2 JP 55186981 A JP55186981 A JP 55186981A JP 18698180 A JP18698180 A JP 18698180A JP S62685 B2 JPS62685 B2 JP S62685B2
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JP
Japan
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output
circuit
coffee
level signal
coffee liquid
Prior art date
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Expired
Application number
JP55186981A
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JPS57112825A (en
Inventor
Takayasu Narita
Hiroyuki Oota
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP55186981A priority Critical patent/JPS57112825A/ja
Publication of JPS57112825A publication Critical patent/JPS57112825A/ja
Publication of JPS62685B2 publication Critical patent/JPS62685B2/ja
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  • Apparatus For Making Beverages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電気ヒータを熱源としたコーヒー抽
出器に係り、且つ特には抽出するコーヒー液の量
に応じて前記電気ヒータの出力を複数段階に切換
えるようにしたコーヒー抽出器に関するものであ
り、その目的は、抽出しようとするコーヒー液の
量を変える場合でも常に最良の状態のコーヒー液
を得ることが可能になると共に、抽出しようとす
るコーヒー液の量を分かり易く表示できて誤操作
の虞がなくなる等の効果を奏するコーヒー抽出器
を提供するにある。
以下、本発明をミル機構を併せて有するコーヒ
ー抽出器に適用した一実施例について図面を参照
しながら説明する。
まず、第1図に従い全体の構成について述べ
る。1は器体であり、これはミル機構2及び粉砕
後のコーヒー粉中に湯を滴下せしめてコーヒー液
を抽出する給湯機構たるドリツプ機構3並びに抽
出したコーヒー液を貯留するカツプ4を有してい
て、以下これらにつき詳述する。即ち、器体1の
下半部の左右両側にはモータ収納部5及びカツプ
載置台6を夫々形成し、更に上半部の左右両側に
はケース装着部7及び貯水タンク8を夫々形成し
ている。9はカツプ載置台6に装着した保温板6
aの下面に密接して設けた加熱盤で、電気ヒータ
例えばシーズヒータ10と加熱パイプ11とを平
行に埋設しており、そしてこの加熱パイプ11の
一端部を上方へ延ばし貯水タンク8の図示しない
出水口に連結して給水パイプ12としまた他端部
をケース装着部7の上部に延ばして給湯パイプ1
3としている。14はケース装着部7に装着した
ケースで、これは前述したミル機構2とドリツプ
機構3の双方に共通のもので、該ケース14の底
壁14aの中央部に形成した軸筒部15には駆動
軸16を回転可能に且つ水密に挿通している。そ
して、駆動軸16の上端部にはコーヒー豆粉砕用
のカツタ17を取付け、一方下端部には継手18
を取付けて、この継手18をモータ収納部5内に
配置したモータ19の継手20と連結せしめてい
る。21はケース14内に枠状のフイルタ支え2
2、水密部材23によりカツタ17の下方に位置
させて装着したろ過用のフイルタで、これにより
カツタ17によつて粉砕されたコーヒー粉を受け
るようになついてる。24は前記ケース14の底
壁14aに形成された抽出口であり、これは前記
カツプ載置台6に上方から対応するようになつて
いる。25は前記ケース14の上面開口部に着脱
可能に装着した蓋であり、その略中央部には環状
の壁部25aが突設されているとともにこの壁部
25aの内側に位置して注湯孔25bが形成され
ている。26は蓋体であり、これは器体1の上面
開口部たるケース装着部7及び貯水タンク8の上
面開口部に着脱可能に装着されている。27は前
記加熱盤9の下面部に取付けられた温度調節用の
バイメタルスイツチであり、これによつて加熱盤
9の温度が所定値に制御されるようになつてい
る。
さて、第2図には上記したコーヒー抽出器にお
ける電気回路構成のうち本発明の要旨に直接関係
した部分のみが示されており、以下これについて
述べる。即ち、28は交流電源であり、その両端
子間にスイツチング素子例えばトライアツク29
及び前記モータ19の直列回路並びにトライアツ
ク30、前記バイメタルスイツチ27及びシーズ
ヒータ10の直列回路を夫々接続する。31はパ
ルス発生器で、これは交流電源28の出力を波形
整形する整形回路32と、この整形回路32の出
力を分周する分周回路33とから成り、該分周回
路33は例えば1Hzの周期で計数パルスPcを出
力する構成になされている。34は手動操作状態
時のみオンされるセツトスイツチで、これがオン
されたときのみラインL1を介してAND回路35
の一方の入力端子にハイレベル信号が与えられ
る。上記AND回路35はその他方の入力端子に
前記計数パルスPcを受けるように接続されてお
り、従つてこのAND回路35はセツトスイツチ
34のオン操作期間中のみ計数パルスPcを通過
させる。36は例えば16進のアツプカウンタで、
これはAND回路35からクロツク入力端子CKに
入力されるパルスを加算計数してその計数内容を
デジタル信号Snとして出力する。37は7セグ
メント発光ダイオード等より成る例えば3桁の表
示器たるデジタル表示器で、これは前記デジタル
信号Snをトランスフアゲート38を介して受け
て該デジタル信号Snに対応した数値(最大で2
桁)を表示する。尚、上記トランスフアゲート3
8は、その制御端子38aにハイレベル信号が入
力されたときのみ低インピーダンスを呈して信号
の通過を許容する構成であり、以下で述べる他の
トランスフアゲートも同様構成のものである。一
方、39及び40はセレクトスイツチであり、こ
れらはオン操作されたときのみ夫々ラインL2
びL3にハイレベル信号を出力する。上記セレク
トスイツチ39及び40はコーヒー液の抽出量を
選択するためのもので、セレクトスイツチ39は
コーヒー液の抽出量がカツプ数に換算して例えば
5乃至8カツプのときにオン操作され、セレクト
スイツチ40はコーヒー液の抽出量がカツプ数に
換算して例えば1乃4カツプのときにオン操作さ
れる。41はその一方の入力端子がラインL2
接続され且つ他方の入力端子がインバータ42を
介してラインL3に接続されたAND回路、43は
その一方の入力端子がインバータ44を介してラ
インL2に接続され且つ他方の入力端子がライン
L3に接続されたAND回路、45は両入力端子が
夫々AND回路41,43の各出力端子に接続さ
れたNOR回路で、このNOR回路45の出力端子
は前記トランスフアゲート38の制御端子38a
に接続されている。46及び47は第1の記憶部
及び第2の記憶部であり、これらは夫々予め決め
られたモードの第1の表示用信号SD1及び第2の
表示用信号SD2を常時出力している。この場合、
上記第1の表示用信号SD1がデジタル表示器37
に入力されると該デジタル表示器37は第3図b
に示す如く「5−8」と表示し、第2の表示用信
号SD2が同様に入力されるとデジタル表示器37
は第3図aに示す如く「1−4」と表示する構成
になされている。そして、第1及び第2の表示用
信号SD1及びSD2は夫々トランスフアゲート48
及び49を介してデジタル表示器37に入力され
るように設けられており、上記トランスフアゲー
ト48及び49の各制御端子48a及び49aは
前記AND回路41及び43の各出力端子に夫々
接続されている。一方、50は手動操作状態時の
みオンされるスタートスイツチで、これがオンさ
れたときにはラインL4を介してトランスフアゲ
ート51の制御端子51aにハイレベル信号が与
えられる。また、52は同じく手動操作状態時の
みオンされるストツプスイツチで、これがオンさ
れたときにはラインL5にハイレベル信号が出力
される。53はプリセツト機能及びクリア機能を
有するダウンカウンタであり、これはそのデータ
入力端子Dにデジタル信号が入力されたときに該
入力デジタル信号に対応した数値をプリセツトす
ると共に、クロツク入力端子CKにパルスが入力
される毎に上記プリセツト値から減算計数し、ま
たクリア端子CLにハイレベル信号が入力された
ときにその計数値を「0」にクリアする構成であ
る。さらに、このダウンカウンタ53はその計数
値が例えば「0」以外にある期間中ハイレベル信
号より成る動作命令信号Soを出力する構成とな
つており、斯かるダウンカウンタ53の出力端子
Pはバツフアアンプ54を介して前記トライアツ
ク29のゲートに接続されている。また、ダウン
カウンタ53のデータ入力端子Dは前記トランス
フアゲート51を介して前記アツプカウンタ36
の出力端子に接続され、クロツク入力端子CKは
AND回路55の出力端子に接続され、且つクリ
ア入力端子CLは前記ラインL5に接続されてい
る。そして上記AND回路55の一方の入力端子
は前記計数パルスPcを受けるように接続され、
且つ他方の入力端子は前記動作命令信号Soを受
けるように接続されている。また、56はそのセ
ツト入力端子SがラインL4に接続され且つリセ
ツト入力端子RがラインL5に接続されたR−S
フリツプフロツプで、そのセツト出力端子Qが3
入力形のAND回路57の入力端子に接続されて
いる。58は前記計数パルスPcを計数する4進
カウンタで、これはその計数値が「0」から
「3」までサイクリツクに変化する構成であり、
計数値が「0」のときのみローレベル信号を出力
し且つ他の期間はハイレベル信号を出力する。こ
の場合計数パルスPcの出力周期が1Hzであるか
ら、結果的に4進カウンタ58は、ローレベル信
号を1秒間出力した後にハイレベル信号を3秒間
出力するという動作を周期的に行なう。そして、
斯かる4進カウンタ58の出力端子はOR回路5
9を介して前記AND回路57の入力端子に接続
されており、このAND回路57の残りの入力端
子はインバータ60を介して前記ダウンカウンタ
53の出力端子Pに接続されている。またAND
回路57の出力端子は前記トライアツク30のゲ
ートに接続されている。61はそのセツト入力端
子SがラインL2に接続され且つリセツト入力端
子RがラインL3に接続されたR−Sフリツプフ
ロツプで、そのセツト出力端子Qが前記OR回路
59を介してAND回路57の入力端子に接続さ
れている。尚、上記したセレクトスイツチ39,
40、AND回路57、4進カウンタ58、OR回
路59、R−Sフリツプフロツプ61等でもつて
本発明でいう切換手段62が構成されている。ま
た、上記したセツトスイツチ34、スタートスイ
ツチ50、ストツプスイツチ52、セレクトスイ
ツチ39,40及びデジタル表示器37は、例え
ば第1図に示す如く器体1の側部に配設されてい
る。
次に、上記構成の本実施例の作用について説明
する。コーヒー液を抽出する際には、貯水タンク
8に所望の人数分に相当する量の水を、ケース1
4にはそれに応じた量のコーヒー豆を収納し、且
つカツプ4をカツプ載置台6の保温板6aに載置
させて該カツプ4の上面開口をケース14の抽出
口24に対応させた状態で、まずコーヒー豆をミ
ルする。この場合、例えば5乃至8人分のコーヒ
ー液を抽出しようとするときには、電源スイツチ
(図示せず)をオン操作すると共にセレクトスイ
ツチ39をオン操作する。すると、このセレクト
スイツチ39のオン操作に応じてラインL2にハ
イレベル信号が出力されるようになり、このハイ
レベル信号は、R−Sフリツプフロツプ61のセ
ツト入力端子S及びAND回路41の一方の入力
端子に直接与えられると共に、AND回路43の
一方の入力端子にインバータ44を介して与えら
れる。このためR−Sフリツプフロツプ61がそ
のセツト出力端子Qからハイレベル信号を出力す
るようになると共に、AND回路41はその他方
の入力端子にもインバータ42により反転された
ハイレベル信号を受けてハイレベル信号を出力
し、またAND回路43はローレベル信号を出力
するようになる。従つて、AND回路41からの
ハイレベル信号がトランスフアゲート48の制御
端子48aに入力されてこれが導通状態を呈し、
第1の記憶部46からの第1の表示用信号SD1
トランスフアゲート48を介してデジタル表示器
37に入力されるため、該デジタル表示器37は
「5−8」と表示するようになる。従つて操作者
は、この表示を目視することによつて抽出しよう
とするコーヒー液の量が5乃至8カツプ分(5乃
至8人分)である旨を確認し、この後に次の操作
に移ることができる。尚、上記のようにセレクト
スイツチ39をオン操作した場合、AND回路4
1からのハイレベル信号がNOR回路45に入力
されるから該NOR回路45の出力はローレベル
信号となり、従つてこのローレベル信号を制御端
子38aに受けるトランスフアゲート38はしや
断状態にある。また、R−Sフリツプフロツプ6
1が出力するハイレベル信号がOR回路59を介
してAND回路57に入力されるが、このとき他
のR−Sフリツプフロツプ56がそのセツト出力
端子Qからローレベル信号を出力してこれを
AND回路57に入力させているから、該AND回
路57はローレベル信号を出力しており、従つて
このローレベル信号をゲートに受けるトライアツ
ク30はオフ状態に保持される。しかして、斯か
るセレクトスイツチ39のオン操作を解除する
と、AND回路41,43双方からローレベル信
号が出力されて結果的にNOR回路45からハイ
レベル信号が出力されるようになるため、このハ
イレベル信号を制御端子38aに受けたトランス
フアゲート38が導通状態を呈するようになり、
またトランスフアゲート48,49はしや断状態
を呈するようになる。従つて、デジタル表示器3
7はアツプカウンタ36からのデジタル信号Sn
に対応した数値例えば「0」を表示するようにな
る。この後、セツトスイツチ34をオン操作して
そのオン操作状態を保持すると、パルス発生器3
1からの計数パルスPcがAND回路35を介して
アツプカウンタ36のクロツク入力端子CKに与
えられてこれが該計数パルスPcを加算計数する
ようになり、その計数内容がデジタル信号Snと
して出力され、且つトランスフアゲート38を介
してデジタル表示器37に入力されるようにな
る。このため、デジタル表示器37には上記デジ
タル信号Snに対応した数値が「0」→「1」→
「2」→「3」……と順次増加する如く表示され
るから、操作者は斯ような表示がコーヒー豆の量
に応じた数値例えば「12」になつたときにセツト
スイツチ34のオン操作を解除する。このように
セツトスイツチ34のオン操作が解除されると、
ラインL1にハイレベル信号が出力されなくなつ
てAND回路35が計数パルスPcの通過を阻止す
るようになるため、アツプカウンタ36は、計数
動作を停止してその最終的な計数結果たる計数値
「12」を記憶すると共に、斯かる計数値「12」に
対応したデジタル信号Snを出力する。従つてこ
のときには、デジタル表示器37は「12」を表示
したままの状態になる。この後、スタートスイツ
チ50をオン操作すると、トランスフアゲート5
1が信号の通過を許容した状態を呈して前記アツ
プカウンタ36が記憶したデジタル信号Snがダ
ウンカウンタ53のデータ入力端子Dに与えられ
るため、該ダウンカウンタ53は、入力されたデ
ジタル信号Snに対応した数値「12」をプリセツ
トすると共に、出力端子Pから動作命令信号So
を出力する。すると、この動作命令信号Soをバ
ツフアアンプ54を介してゲートに受けたトライ
アツク29がオンされてモータ19に通電される
ため、カツタ17が回転されてケース14内のコ
ーヒー豆の粉砕が開始される。また、これと同時
に、動作命令信号SoがAND回路55の一方の入
力端子に与えられて、該AND回路55の他方の
入力端子に与えられる計数パルスPcがこれを通
過するようになるため、斯かる計数パルスPcを
そのクロツク入力端子CKに受けるダウンカウン
タ53が減算計数動作を開始するようになる。斯
ような減算計数動作は、前記プリセツト値「12」
を基準として開始されてその計数値は「12」→
「11」→「10」……と順次減少するようになる。
そして、ダウンカウンタ53の計数値が「0」に
なると、その出力端子Pからは動作命令信号So
に代わつてローレベル信号が出力されるようにな
るため、トライアツク29がオフされてカツタ1
7の回転が停止し、以てコーヒー豆の粉砕が終了
すると同時に、AND回路55がしや断状態を呈
してダウンカウンタ53に対する計数パルスPc
の入力が停止される。しかして、ダウンカウンタ
53の計数値が「12」から「0」になるまでの時
間は、計数パルスPcの出力周期が1Hzであるか
ら12秒になり、従つて上記のようなコーヒー豆の
粉砕時間(ミル時間)は12秒に制御され、斯よう
にしてコーヒー豆がミルされる。
一方、上記のようなミル開始時におけるスター
トスイツチ50のオン操作時には、R−Sフリツ
プフロツプ56のセツト入力端子Sにもライン
L4を介してハイレベル信号が与えられるから、
該R−Sフリツプフロツプ56はそのセツト出力
端子Qからハイレベル信号を出力してこれを
AND回路57の入力端子に与えるようになる。
このときAND回路57の他の二入力端子のうち
の一方には前述した如くR−Sフリツプフロツプ
61からのハイレベル信号がOR回路59を介し
て入力されるが、他方には動作命令信号So(ハ
イレベル信号)がインバータ60によりローレベ
ル信号に反転されて入力される。従つて、動作命
令信号Soが出力されている期間中、換言すれば
モータ19に通電されてコーヒー豆のミルが行な
われている期間中には、AND回路57からロー
レベル信号が出力されているためこれをゲートに
受けるトライアツク30はオフ状態に保持され
る。即ち、ミル機構2が動作中はシーズヒータ1
0への通電が阻止された状態にある。しかして、
ミル機構2によるコーヒー豆のミルが前述した如
く終了すると、ダウンカウンタ53から出力され
たローレベル信号がインバータ60によりハイレ
ベル信号に反転されてAND回路57の入力端子
に与えられるため、結果的に該AND回路57は
その全部の入力端子にハイレベル信号を受けるよ
うになる。すると、AND回路57からハイレベ
ル信号が出力されてこれがトライアツク30のゲ
ートに与えられるため、該トライアツクがオンさ
れてシーズヒータ10に通電されるようになる。
斯かる通電によるシーズヒータ10の発熱に基づ
いて保温板6aによりカツプ4が予熱されるとと
もに貯水タンク8から給水パイプ12を通じて供
給された加熱パイプ11内の水が加熱されて熱湯
が生成される。このように生成された熱湯は、そ
の沸騰圧によつて給湯パイプ13を上昇し、その
先端部たる給湯口13aから蓋25の壁部25a
の内側に供給され、注湯孔25bからケース14
内に滴下供給され、以つて給湯(ドリツプ)が行
なわれる。更に、ケース14内に供給された熱湯
はコーヒー粉及びフイルタ21を通過してコーヒ
ー液として抽出され、そのコーヒー液はケース1
4の抽出口24からカツプ4内に流下貯留される
ことになる。そして、貯水タンク8内の水が全て
消費されればコーヒー液の抽出が完了する。この
後は、トライアツク30のオン状態が継続されて
シーズヒータ10はバイメタルスイツチ27によ
り通断電制御されるようになり、これに応じて加
熱盤9ひいてはカツプ4内のコーヒー液の温度が
一定値以上に保持されるようになる。尚、上記の
ようなドリツプ時及び前述したミル時においてス
トツプスイツチ52をオン操作すると、ミル時に
おいてはダウンカウンタ53の計数値が「0」に
クリアされて動作命令信号Soが出力停止、換言
すればトライアツク29がオフされてミル動作が
途中で終了されるようになり、またドリツプ時に
おいてはフリツプフロツプ56のセツト出力端子
Qからの出力がローレベル信号に反転されて
AND回路57からもローレベル信号が出力さ
れ、以てトライアツク30がオフされてドリツプ
動作が途中で終了されるようになる。
さて、以上のようにセレクトスイツチ39をオ
ンして5乃至8人分のコーヒー液を抽出する場合
には、ドリツプ期間中を通じてシーズヒータ10
が連続的に通電されて該シーズヒータ10は定格
出力で発熱する。これに対して例えば1乃至4人
分のコーヒー液を抽出しようとする場合には、例
えばセツトスイツチ34をオン操作する前にセレ
クトスイツチ40をオン操作する。すると、この
セレクトスイツチ40のオン操作時には、AND
回路43からハイレベル信号が出力されてトラン
スフアゲート49が導通状態を呈するから、第2
の記憶部47からの第2の表示用信号SD2がトラ
ンスフアゲート49を介してデジタル表示器37
に入力されるようになり、該デジタル表示器37
は「1−4」と表示するようになる。従つて操作
者は上記表示を目視することによつて抽出しよう
とするコーヒー液の量が1乃至4カツプ分(1乃
至4人分)である旨を確認することができる。し
かして、このようにセレクトスイツチ40がオン
操作された場合、ミル動作は前述と同様に行なわ
れるが、ドリツプ動作は以下に述べる点が前述と
異なつてくる。即ち、セレクトスイツチ40のオ
ン操作時には、これに応じてラインL3に出力さ
れたハイレベル信号がR−Sフリツプフロツプ6
1のリセツト入力端子Rに入力されるから、該R
−Sフリツプフロツプ61はそのセツト出力端子
Qからローレベル信号を出力するようになる。よ
つて、ドリツプ時において、R−Sフリツプフロ
ツプ61からローレベル信号が出力されているか
ら、OR回路59に接続されたAND回路57の入
力端子に対して、4進カウンタ58の出力即ち1
秒及び3秒ずつ交互にローレベル及びハイレベル
となる出力が与えられるようになり、このため
AND回路57はローレベル信号及びハイレベル
信号を夫々1秒及び3秒ずつ交互に出力するよう
になる。従つて、トライアツク30が3秒間オン
されて1秒間オフするという動作を繰返すように
なり、結果的にシーズヒータ10は定格出力の3/4 で発熱するようになる。
ところで、コーヒー液を抽出する際において、
ドリツプ時間(給湯開始から抽出完了までの時
間)が長すぎるとコーヒー粉の不用成分まで抽出
されてでき上がるコーヒー液が苦くなつてしま
い、また該ドリツプ時間が短かすぎると抽出が不
十分になつてでき上がるコーヒー液が極端に薄く
なつてしまうという事実は良く知られている。こ
のため本実施例の構成において4人分のコーヒー
液を抽出しようとする場合にシーズヒータ10を
定格出力で発熱させるとコーヒー液の抽出が理想
的に行なわれなくなる。即ち、4人分のコーヒー
液を抽出する場合には貯水タンク8内に収納する
水の量が8人分のコーヒー液を抽出する場合の1/2 になる訳であるから、斯ような状態でシーズヒー
タ10が定格出力で発熱されると、貯水タンク8
内の水が比較的短かい時間内にケース14内に供
給完了されてしまつて前記ドリツプ時間が大幅に
短縮され、結果的にでき上がるコーヒー液が極端
に薄くなつてしまう。しかるに本実施例では、1
乃至4人分のコーヒー液を抽出する場合には、シ
ーズヒータ10を定格出力の3/4の出力で発熱させ る構成としたから、この場合におけるドリツプ時
間を5乃至8人分のコーヒー液を抽出する場合の
ドリツプ時間と同程度になし得て常に最良の状態
のコーヒーを得ることができる。
以上のように本実施例によれば、抽出しようと
するコーヒー液の量をセレクトスイツチ39,4
0により選択する場合に、斯ように選択されたコ
ーヒー液量をカツプ数に換算してデジタル表示器
37に表示するように構成したから、その表示内
容が分かり易くて誤操作の虞がなくなる。また、
デジタル表示器37にはミル機構2に設定するミ
ル時間をも表示する構成としたから、操作者が注
意を払うべき表示部分はデジタル表示器37だけ
で良く、この面からも誤操作を防止できる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、例えばセレクトスイツチをさらに追加して
設けて電気ヒータ出力を3段階以上に切換える構
成としても良い等、その要旨を逸脱しない範囲で
適宜変形して実施することができる。
以上説明したように本発明は、水を電気ヒータ
を熱源とした加熱パイプ内にて熱湯化しながらコ
ーヒー粉を収納したケース内に供給してコーヒー
液の抽出を行なうようにしたコーヒー抽出器にお
いて、抽出するコーヒー液の量に応じて前記電気
ヒータの出力を複数段階に切換える切換手段と、
この切換手段による電気ヒータ出力に対応したコ
ーヒー液量をカツプ数に換算して表示する表示器
とを設ける構成としたから、抽出しようとするコ
ーヒー液の量が変る場合でも常に最良の状態のコ
ーヒー液を得ることが可能になると共に、抽出し
ようとするコーヒー液の量を分かり易く表示でき
て誤操作の虞がなくなるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例に関するもので、第1
図はコーヒー抽出器の縦断面図、第2図は要部の
電気的構成を示す図、第3図はデジタル表示器の
表示状態例を示す図である。 図中、2はミル機構、10はシーズヒータ(電
気ヒータ)、11は加熱パイプ、14はケース、
37はデジタル表示器(表示器)、62は切換手
段である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ケース内に熱湯を供給してコーヒー液の抽出
    を行なうようにしたものにおいて、抽出するコー
    ヒー液の量に応じて前記電気ヒータの出力を複数
    段階に切換える切換手段と、この切換手段による
    電気ヒータ出力に対応したコーヒー液量をカツプ
    数に換算して表示する表示器とを設けたことを特
    徴とするコーヒー抽出器。 2 ミル時間を可変設定できるミル機構を併せて
    有し、表示器は上記設定ミル時間をも表示するよ
    うに構成してあることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のコーヒー抽出器。
JP55186981A 1980-12-30 1980-12-30 Coffee brewer Granted JPS57112825A (en)

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