JPS6268436A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は真空ファンの吸引力により集塵する電気掃除機
に関し、特に店舗用、業務用およびセントラルクリーナ
等、長寿命を必要とする電気掃除機に係るものである。

従来の技術 従来、真空ファンの吸引には高い真空度が必要であるた
め、高速回転のモータが使用されている。

そして、高速回転を容易かつ安価に得るモータとしては
整流子モータが最適とされておシ、多く利用されていた
。

発明が解決しようとする問題点 しかし、整流子モータの欠点は、ブラシとコミテータを
必要とすることにある。すなわちブラシとコミテータと
は互いに接触して摩耗し、ブラシの摩耗寿命はブラシの
長さにもよるが、一般には１０００〜１５００時間程度
である。従ってそれ以上使用する場合は通常はモータが
交換され１いる。短時間の使用では問題ないが、店舗用
、業務用は使用頻度が高く、長期使用するものについて
は前述のようなメンテナンスが必要であるために面倒で
あると同時に費用がかさむ問題があった。

またセントラルクリーナ等、家屋にビルトインするもの
においても、その家屋寿命と同等の寿命が望まれるので
同様な問題が発生することになる。

本発明はこれらの問題点を解決するために無整流子モー
タを使用したファンモータユニットを電気掃除機に採用
するものであるが、この無整流子モータにはモータ駆動
用制御回路があり、その制御回路にはトランジスタ、ダ
イオードブリフジ。

コンデンサ等の特に冷却を必要とする電子部品が使われ
ているため、これらの冷却をより効果的にする工夫をし
ているものである。

問題点を解決するための手段 すなわち本発明の電気掃除機は、側壁に第１の吸気口を
有し、上方の開口部には着脱自在に集塵フィルターを備
えたダストボックスと、モータ駆動用制御回路を有する
無整流子モータを用いたファンモータユニツトと、この
ファンモータユニットを保持しダストボックス内を気密
にする隔壁板と、この隔壁板との間で前記ファンモータ
ユニットの排気通路を形成する本体と、前記モータ、駆
動用制御回路を収容するとともに第２の吸気口を有し、
エアプロテクターを介してダストボ・ソクスと連通ずる
容器とを有し、この容器を前記本体の上部に空隙を介し
て取外し自在に取付けた構成のものである。

作用 以上のように、本体と回路を収容した容器との間に空隙
を設けているため、本体の熱が容器に伝わりにくい構成
となっている。したがって、第１の吸気口が何らかの理
由で全閉又はそれに近い状態となったとき、本体は急激
に温度上昇するが、回路を収容する容器はその影響をう
けにくいものである。また回路が熱で損傷をうけたとし
ても、容器を本体から取外して他の容器と取りかえるこ
とができるものである。

実施例 以下本発明の一実施例を図面にもとづいて説明する。

図において、１は側壁に第１の吸気口２を有するダスト
ボ・ソクス、３はこのダストボックス１の上方の開口部
に着脱自在に取り付けられた集塵フィルター、４は吸引
時に集塵フィルター３の空気通過面積を広く保つ働きを
するエキスノくンダー。

５はファン部、６は無整流子モータのモータ機械部であ
る。前記ファン部６とモータ機械部６を総称してファン
モータユニットとする。７はモータ駆動用制御回路、８
は上記ファンモータユニ・ソトを保持すると共にダスト
ボックス１内を気密にする隔壁板、９はこの隔壁板８に
取り付けたエアープロテクター、１０はモータ駆動用制
御回路子を収容する容器、１１は容器１０の一部に設け
た第２の吸気口、１２はエアープロテクター９を介して
容器１０とダストボックス１を連通ずる吸気通路、１３
は常時スプリングで閉成方向に付勢された弁１４に設け
た通気孔、１５は隔壁板８との間でファンモータユニッ
トの排気通路を形成すると共に電気掃除機の外かくを形
成する本体で、この本体１６上に前記容器１０が取外し
自在に取付けられている。１６は前記容器１０を本体１
６上に取付ける場合に両者の間に間隙１７を介して固定
するための複数個のスペーサである。このスペーサ１６
は実施例では金属よりなり、静電気が発生しても本体１
６側に流れるようになつτいる。

１８はアース用の鎖である。１９は本体１５側に設けた
シール部材で、容器１ｏの空気通路と本体１６の吸気通
路１２とを接続しτいる。

次に空気の流れについて説明する。本来掃除機に寄与す
る空気の流れは矢印Ａで示すもので、第１の吸気口２か
ら吸気される。一方、モータ駆動用制御回路７を冷却す
る空気の流れは矢印Ｂで示すもので、第２の吸気口１１
を通りモータ駆動用制御回路７を収容している容器１ｏ
に入り、同回路７を冷却した後、容器１ｏから吸気通路
１２を通ってエアープロテクター９を通りファン部５か
ら掃除に寄与した空気入と共に隔壁板８と本体１６とで
形成される排気通路を通り掃除機本体外に排気される。

ここで、第１の吸気口２が伺らかの理由で全閉又はそれ
に近い状態となったとき、前記エアープロテクター９の
弁１４がスプリングに抗して開き第２の吸気口１１より
全て吸気されることになりモータ駆動用制御回路７の冷
却空気は増加するが一方吸気の絶対量は第１の吸気口２
より吸気する場合に比べはるかに減少することになり、
その結果、モータ機械部らの冷却空気は減ることになり
、モータ機械部６の温度は上昇する。そしてこの熱は主
に本体１５に伝わり、ここより放熱され、ある平衡状態
で安定することになる。しかし、この熱は、この本体１
６の上部に固定したモータ駆動用制御回路７の容器１ｏ
に伝わりやすいものである。

しかし１本発明の実施例ではこの本体１５と空隙１了を
介して一部の固定部のみのスペーサ１６を介して固定す
る構成をとっているため、本体１５からの熱は前記容器
１ｏ、特に容器１０の底部への熱伝導を極力防ぐことに
なり、第１の吸気口２が全閉又はそれに近い状態にあっ
τも回路７の冷却効果を良くする働きをしているもので
ある。

なお、回路７が損傷したとしても、スペーサ１６部にお
いてねじ止めしているねしく図示せず）を取外して容器
１０を新しいものに取りかえれば、簡単に補修が完了す
るものである。

発明の効果 以上述べた通り、本発明は無整流子モータを使用したフ
ァンモータユニットを電気掃除機に採用することにより
、メンテナンスを必要としない長寿命の電気掃除機を提
供することができるとともに、モータ駆動用制御回路は
常時容器に流れる冷却空気により冷却されており、熱に
より損傷することがない。また本体と回路を収容する容
器との間には空隙を有する構成としているため、仮りに
回路の冷却空気の流れが止まっても本体からの熱伝導を
極力防ぐことになυ、回路の冷却がより効果的に行なえ
るものである。そして回路の補修等の必要性が生じても
、容器が本体から取外せるため、作業が容易であり、新
たな容器と取シがえることもできるものである。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例における電気掃除機の構造を示す
断面図である。 １・・・・・・ダストボックス、２・・・・・・第１の
吸気口、３・・・・・・集塵フィルター、６・・・・・
・ファン部、６・・・・・・モータ機械部、７・・・・
・・モータ駆動用制御回路、８・・・・・・隔壁板、９
・・・・・エアープロテクター、１０・・・・・・容器
、１１・・・・・・第２の吸気口、１２・・・・・・吸
気通路、１５・・・・・・本体、１６・・・・・・スペ
ーサ、１７・・・・・・空隙。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 側壁に第１の吸気口を有し、上方の開口部には着脱自在
   に集塵フィルターを備えたダストボックスと、モータ駆
   動用制御回路を有する無整流子モータを用いたファンモ
   ータユニットと、このファンモータユニットを保持しダ
   ストボックス内を気密にする隔壁板と、この隔壁板との
   間で前記ファンモータユニットの排気通路を形成する本
   体と、前記モータ駆動用制御回路を収容するとともに第
   ２の吸気口を有し、エアプロテクターを介してダストボ
   ックスと連通する容器とを有し、この容器を前記本体の
   上部に空隙を介して取外し自在に取付けた電気掃除機。