JPS6267823A - ドライエツチング装置 - Google Patents

ドライエツチング装置

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Publication number
JPS6267823A
JPS6267823A JP60209183A JP20918385A JPS6267823A JP S6267823 A JPS6267823 A JP S6267823A JP 60209183 A JP60209183 A JP 60209183A JP 20918385 A JP20918385 A JP 20918385A JP S6267823 A JPS6267823 A JP S6267823A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
frequency power
dry etching
vacuum
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60209183A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Onishi
陽一 大西
Hirozo Shima
島 博三
Shinichi Mizuguchi
水口 信一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP60209183A priority Critical patent/JPS6267823A/ja
Priority to KR1019860003411A priority patent/KR910000273B1/ko
Priority to US06/861,305 priority patent/US4812712A/en
Publication of JPS6267823A publication Critical patent/JPS6267823A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、低温プラズマを利用し、被加工物表面のエツ
チング、プラズマ酸化などの表面改質を行うためのドラ
イエツチング装置e=&4に関するものである。
従来の技術 低温プラズマによるエツチングは、近年、半導体製造プ
ロセスにおいて欠くことのできないものとなった。これ
は通常ドライエツチング法と呼ばれている。
ドライエツチング法は、真空容器内に被加工物を保持し
、ハロゲンガスを導入し、所定の圧力状態にした後、高
周波エネルギによって前記ノ・コゲ/ガスを励起し、被
加工物をその低温プラズマ雰囲気に配置することによっ
て、被加工物の表面をエツチングする方法である。
以下、図面を参照しながら、上述した従来のドライエツ
チング装置の一例について説明する。
第4図に、従来のドライエツチング装置を示す。
第4図において、1は真空状態の維持が可能な真空容器
、2はレジストマスクでパターニングされた試料、2a
はレジストマスク、3は試料2を保持するためのアース
接地された試料台、4は、10kHzから数10MHz
の高周波電力が供給され、かつ試料2と相対する面に直
径0.5〜2酎の複数の穴を有し、この穴を通して、真
空容器1内へガスを供給する電極、4aはガスを真空容
器1内に導入するための複数の穴、4bは電極4に流量
制御装置を介してガスを供給するための供給口、5は高
周波電源、6は真空容器1内の圧力を大気圧以下の真空
度に真空排気するための真空ポンプ、7は真空容器1と
真空ポンプ6との間を気密に接続する真空排気用のパイ
プ、8は真空容器1内の圧力を管内抵抗を可変にして調
節するための圧力制御装置である。
以上のように構成されたドライエツチング装置について
、以下その動作について説明する。
まず、真空容器1内を真空ポンプ6により、100mT
orr以下の真空度まで真空排気した後、真空容器1内
に所望の低温プラズマを発生させるため、電極4の複数
の穴4dから流量を流量制御装置で制御して所望のガス
を導入する。このガスの組成は、例えば試料2の材質が
窒化シリコンの場合は、四フッ化炭素や六フフ化硫黄を
生成分とするものである。さらに、圧力制御装置8を操
作し、ドライエツチング条件である圧力すなわち100
〜500 mTorrに真空容器1内を制御する。
次に、電極4に高周波電力を供給することによって、前
記導入ガスを励起し、試料2表面をその低温プラズマ雰
囲気にさらす。この低温プラズマ中のイオンもしくはラ
ジカル(励起状態にある原子または分子)と試料2のレ
ジストマスク2aでカバーされていない部分すなわち被
加工面とが接触することによって、所望のドライエツチ
ングを施こす。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、ドライエしくけ間
欠的にスパークが発生し、穴4a付近でガスが集中的に
分解し、低温プラズマの状態が不均一となり、試料2を
均一にドライエツチングすることが困難である。また、
レジストパターン2aを前記スパークは、著しく加熱し
、レジストダメージが大きいため、所望のパターンにド
ライエツチングすることが困難である。さらに、スパー
ク発生の際には、計測機器、制御機器に高周波ノイズが
のり、装置の信頼性を悪化させる。
このように、従来のドライエツチング装置では、電極4
の穴4a部分の連続もしくは間欠的なスパークが発生す
るという問題点を有していた。
本発明は、上記問題点に鑑み、高周波電力が供給される
電極4の穴4a部分の連続もしくは間欠的なスパークの
発生を防止し、試料2を均一にドライエツチングするこ
とを可能にするドライエツチング装置を提供するもので
ある。
また本発明の他の目的は、レジストダメージの低減およ
び高周波ノイズ発生防止を可能にするドライエツチング
装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のドライエツチング
装置は、高周波電力と共に、負の直流電圧を高周波電力
値、真空容器内の圧力、ガス組成等に応じて制御し、か
つフィルター回路を介して電極に供給する手段を有する
ものである。
作  用 本発明は上記した構成により、負の直流電圧を制御して
電極に与えることによって、低温プラズマ中の電子が高
周波電力が供給される電極に入るのを抑制し、特にガス
を供給する電極の大部分、すなわち低温プラズマ中の圧
力よりも局部的に圧力が高い部分への電子の流入を抑制
し、その部分で連続的または間欠的にスパークが発生す
るのを防止するために、低温プラズマ状態が安定し、試
料を均一にドライエツチングすることができ、またレジ
スタへのダメージを減少でき、さらにドライエツチング
中のノイズ発生を低減することができる。
実施例 第1図は、本発明の第1の実施例におけるドライエッチ
ング装置の概略断面図を示すものである。
第1図において、11は真空状態の維持が可能な真空容
器、12はレジストマスクでバターニングされた試料、
12aはレジストマスク、12bは窒化シリコン膜、1
2cはシリコン基板、13は試料12を保持するための
アース接地された試料台、14は、380 kHzの高
周波電力が供給され、かつ試料12と相対する面に直径
0.5〜2−の複数の穴を有し、この穴を通して、真空
容器11内へガスを供給する電極、14aはガスを真空
容器11内に導入するための複数の穴、14bは電極1
4に流量制御装置を介してガスを供給するための供給口
、16は高周波電源、16は真空容器11内の圧力を大
気圧以下の真空度に真空排気するための真空ポンプ、1
7は真空容器11と真空ポンプ16との間を気密に接続
する真空排気用のパイプ、18は真空容器11内の圧力
を管内抵抗を可変にして調節するための圧力制御装置、
19は電極14の負の直流電圧をフィルター回路を介し
て供給するための直流電源、20は高周波成分を直流電
源19方向に通過させないようにするためのフィルター
である。
以上のように構成されたドライエツチング装置について
、以下第1図、第2図および第3図を用いてその動作を
説明する。
まず、真空容器11内を、真空ポンプ16により100
mTorr以下の真空度まで真空排気した後、酸素(o
2)を6%の割合で含有したフロy 14 (CF4)
ガスをガス流量制御装置より電極14の供給口14bよ
り電極14に導入し、さらに電標14の穴14aより真
空容器11内に導入し、かつ、真空容器11内の圧力を
圧力制御装置18を操作して、350mTorrに保持
する。次に、電極14に負の直流電圧−300Vを印加
し、この状態でさらに周波数380 kHzの高周波電
力を100Wで供給することによって、試料12を含む
空間に低温プラズマを発生させる。以上の動作によって
、穴14aにスパークを発生することなく、低温プラズ
マ中の励起状態のフッ素原子(ラジカルF”)が主エッ
チントとなり、レジストマスク12aを介して窒化シリ
コン膜14bをエツチングすることができた。本実施例
では、直径5インチのシリコン基板12cを用いたが、
この場合のエツチング状態は、窒化シリコン膜のエツチ
ング速度が、4200人/m i nエツチングバラツ
キが±2.1%であり、レジストのエツチング速度は、
約350 V′rnin(ネガ型レジストOMR−83
)であった。
第2図は、高周波電力値と負の直流電圧の供給状態によ
るスパークの発生の有無を実験した結果を示すものであ
る。第2図において、○印はスパークが発生しなかった
条件を示し、X印はスパークが発生した条件である。第
2図から理解できるように、高周波電力値に依存して、
負の直流電圧値を決めてやる必要がある。
また、負の直流電圧値を大きくしすぎた場合には、サー
ジが入り、逆に異常な放電が生じる。その実験結果は、
第2図中Δ印でその条件を示した。
従って、スパークの発生を防止するためには、適切な負
の直流電圧値を決める必要がある。
第3図は、エツチング速度と負の直流電圧値との依存関
係を実験した結果を示す。第3図より、負の直流電圧に
よって、エツチング速度は変化しなかった。
以上のように、本実施例によれば、真空状態の維持が可
能な真空容器11と、真空容器11内を減圧雰囲気にす
るための真空ポンプ16と、真空容器11と真空ポンプ
16とを気密に接続するパイプ1了と、圧力制御装置1
8と、試料12を保持するアース接地された試料台13
と、被加工物である試料12と相対する面に少なくとも
1つの穴14aを有し、この穴f4aを通して、ガスを
供給することができ、所定の圧力状態で試料12を含む
空間に低温プラズマを発生させる電極14と、電極14
にマツチング回路を介して高周波電力を供給するための
高周波電源15と、電極14に高周波電力と共に、負の
直流電圧を高周波電力値、真空容器11内の圧力、ガス
組成、ガス流量等に応じて、フィルター20回路を介し
て制御して供給する直流電源19とを設けることにより
、電極14の表面、特に電極14の穴14a部分に低温
プラズマを発生させる際、連続的もしくは間欠的にスパ
ークが発生するのを防止することができ、低温プラズマ
の状態が安定し、再現性良く試料12を均一にエツチン
グすることができ、またレジストマスク12aの劣化を
防止し、さらに低温プラズマ発生中のノイズ発生を低減
することができた。
なお、本実施例では、窒化シリコン膜12bをエツチン
グするためのドライエツチング装置の適用例を示したが
、例えばガリウム・ヒ素(G a A s )のような
ガリウム合金の表面を酸素の低温プラズマによって酸化
するためのプラズマ酸化装置、すなわち低温プラズマを
利用して被加工物表面を改質するための装置に適用して
も良い0 なお、本実施例において、電極14は、試料12を保持
する試料台13に対抗して配置され、その形状が円板状
のものを用いたが、電極14の形状を円筒状としてもよ
い。
また、試料台13の形状は、円板状のものを用いたが、
円筒状とし、その内周面または、外周面に試料12を配
置してもよい。
発明の効果 以上のように本発明は、高周波電力と共に、負の直流電
圧を高周波電力値、真空容器内の圧力、ガス組成、ガス
流量等に応じて制御し、フィルター回路を介して電極に
供給する手段を設けることにより、スパークが発生する
のを防止し、低温プラズマの状態を安定させることがで
き、再現良く被加工物を均一にドライエツチングするこ
とができ、また被加工物の局部的な温度上昇並びに高周
波ノイズの発生を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるドライエツチング装
置の概略断面図、第2図は高周波電力値と負の直流電圧
の供給状態によるスパークの発生の有無を調べた実験結
果を表わす図、第3図はエツチング速度と負の直流電圧
値との依存関係を調べた実験結果を表わす図、第4図は
従来のドライエツチング装置の概略断面図である。 11・・・・・・真空容器、12・・・・・・試料、1
3・・・・・・試料台、14・・・・・・電極、15・
・・・・・高周波電源、16・・・・・・真空ポンプ、
19・・・・・・直流電源、20・・・・・・フィルタ
ー。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名イク
ーーー9    台 I4−一一電枦1 1S−一一鳥所1ソ11[ME fG−一一臭空j、・5.・ fq−−−15糸−電源 ヘ                        
     曽6                  
派−〉・トa’c−@襲で、擢

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被加工物を保持するアース接地された試料台と、
    高周波電力が供給される電極と、前記電極に高周波電力
    を供給し、試料を含む空間に低温プラズマを発生するた
    めの高周波電源とを、真空を維持することが可能な真空
    容器の内部に備え、前記真空容器の内部にガスを供給す
    る手段を有し、前記被加工物表面をドライエッチングす
    るためのドライエッチング装置において、前記電極に、
    高周波電力と共に負の直流電圧を印加する手段を設けた
    ことを特徴とするドライエッチング装置。
  2. (2)負の直流電圧がフィルター回路を介して、高周波
    電力値、真空容器内の圧力、ガス組成、ガス流量等の低
    温プラズマ発生条件に応じて、制御して電極に供給され
    る特許請求の範囲第1項記載のドライエッチング装置。
JP60209183A 1985-05-09 1985-09-20 ドライエツチング装置 Pending JPS6267823A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60209183A JPS6267823A (ja) 1985-09-20 1985-09-20 ドライエツチング装置
KR1019860003411A KR910000273B1 (ko) 1985-05-09 1986-05-01 플라즈마 처리장치
US06/861,305 US4812712A (en) 1985-05-09 1986-05-09 Plasma processing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60209183A JPS6267823A (ja) 1985-09-20 1985-09-20 ドライエツチング装置

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JPS6267823A true JPS6267823A (ja) 1987-03-27

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JP60209183A Pending JPS6267823A (ja) 1985-05-09 1985-09-20 ドライエツチング装置

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