JPS6267392A - 防音制振層付金属機器 - Google Patents

防音制振層付金属機器

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JPS6267392A
JPS6267392A JP20506985A JP20506985A JPS6267392A JP S6267392 A JPS6267392 A JP S6267392A JP 20506985 A JP20506985 A JP 20506985A JP 20506985 A JP20506985 A JP 20506985A JP S6267392 A JPS6267392 A JP S6267392A
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JP
Japan
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layer
damping layer
vibration damping
soundproof
soundproofing
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Pending
Application number
JP20506985A
Other languages
English (en)
Inventor
北島 博利
陽一郎 柏木
白木 久史
石田 久美
達治 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Fuji Polymer Industries Co Ltd
Original Assignee
Fuji Polymer Industries Co Ltd
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Polymer Industries Co Ltd, Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Fuji Polymer Industries Co Ltd
Priority to JP20506985A priority Critical patent/JPS6267392A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、加振力の潜在する金属機器に係り、詳しくは
たとえばエンジンを構成するカバー類のように、とくに
相応の強度と耐熱耐油性にすぐれた防音制振層の被装を
必要とする金属機器の改良に関する。
[従来の技術] 金属機器に防音制振作用を付与するためには、金j!!
機器それ自身を改質するものと、金属機器表面に諸種の
防音制振材を被装するものとがある。後者の防音制振材
としては、まず石綿、ガラス繊維等の多孔質11M1体
が挙げられるが、強度が低い上に吸油性があり、また、
樹脂系のものも特開昭59−212249号及び特開昭
57−44633号公報に見られるように既に提案され
ているが、慨して耐熱性の面において難がある。
[発明が解決しようとする問題点] したがって本発明者等はシリコーンゴムのすぐれた耐熱
性及び耐油性に着目し、これに良好な防音制振作用と、
ハンドリングに際しても容易に毀損しない強度とを付与
して、たとえばエンジンのタイミングギヤカバーなどに
も十分適用できる防音制振層付金属機器を得ることを、
本発明の解決しようとする問題点とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明の防音制振層付金属機器は、金属機器と、該金属
機器の表面に形成された防音Ill振層と、から成り、
該防音制振層は、表層部に緻密なスキンを有し、内部が
発泡層となった発泡シリコーンゴムから構成されること
を特徴とする。
上記金属機器としては、防音制振を必要とする機器であ
り、特に防音制振層が潤滑油と接触する、例えばエンジ
ンのタイミングギアカバー(第4図)のような機器であ
る。
上記防音制振層は上記金属機器の表面に形成されて、防
音および制振機能を有するものである。
本発明において該防音&、II振層は、表層部に緻密な
スキンを有し、内部が発泡質となった発泡シリコーンゴ
ムから構成される。上記発泡倍率は、通常120〜18
0%程度が好ましい。この程度の低発泡倍率である場合
には、発泡質自体の強度も保たれ、とくに表層部の緻密
なスキン層は油の含浸を防ぎハンドリングに対する強度
を向上させる。
このスキン層は発泡シリコーンゴム表面上に別に形成さ
れてもよいが、発泡シリコーンゴムを形成すると同時に
形成されるのが好ましい。
上記防音制振層は上記金属機器表面に、接着剤を用いて
接着されてもよいが、上記発屯シリコーンゴムを形成す
ると同時に該防音制振層は該金属表面に強固に接着され
るのが好ましい。
本発明の防音制振層付金属機器においては、第2図に示
すように所望の金属機器1の表面にシリコーンゴム用の
プライマ一層2bを有し、更に該プライマ一層2bの表
面に上記防音t、It @ 13を形成したものとする
ことができる。この場合の防音制振層2は該金属機器1
の表面に更に強く接着される。
上記金属機器表面への防音制振層を形成する方法として
は、以下の方法が用いられる。まず第1工程としては、
所定の金属機器表面に、シリコーンゴムベースに発泡剤
および加硫剤を添加、混練して1qられた、パテ状コン
パウンドを圧着して、該金属機器表面上に成形被覆層を
形成させる圧着工程がある。なお該パテ状コンパウンド
は可塑剤の配合量を多くすると安定なものが得られる。
第2工程としては、上記圧着工程により形成された被覆
層および上記金属機器を加熱し、それにより該被覆層を
加硫させ、内部発泡させて、表層部に緻密なスキンを有
し内部が発泡質となった発泡シリコーンゴムからなる防
音割振層を形成させると共に、該防音lII振層を上記
金属機器表面に接着させる加熱工程とがある。
上記圧着工程は、第5図に示すように、パテ状コンパウ
ンドを用いて所望形状のパテ状コンパウンドシート7を
成形し、該パテ状コンパウンドシート7を金属機器1表
面に押し型等を用いて軽荷重で圧着させて、該金属機器
表面上に成形被覆層を形成させるものが好ましい。
上記方法によれば1回の加熱で加硫剤、発泡および接着
が同時に行なえ、金属機器の防音制振層が強固に接着さ
れることができる。
〔発明の効果] 本発明の防音防音制振目付金属機器は、金属機器と、該
金ia器の表向に形成された防音制振層とからなり、該
防音制振層は表層部に緻密なスキンを有し、内部が独立
気泡状の発泡質となった発泡シリコーンゴムとから構成
されることを特徴とする。本防音III振層付金属機器
は、この発泡シリコーンゴムを用いるため、金属機器の
振動又は共振を抑えることができまた、金m機器内の空
気から金属vs器へ音が伝播するのを防ぐことができる
即ち発泡シリコーンゴムのうち発泡部分は音の通過を妨
げる吸音効果をもち、肉部分は質量を増す効果と高い振
動減衰能のため、音の伝播としての振動を抑える効果を
もつ。故に本防音制振層付金属機器においては防音制振
効果が大きい。
本防音制振層付金属機器においてm密なスキン層が形成
されているのでrIi滑油を含浸せず潤滑油を用いるよ
うな例えばエンジン内部にも応用づることかできるし、
取扱上充分な強度を有する。
本防音制振層付金属機器においては発泡質のシリコーン
ゴム材料からなる防音制振層を有するので耐熱性、耐油
性及び強度にも優れている。
[実施例] 以下、実施例により本発町を説明する。
〈1)防音制振層付金属機器の構成 本実施例に係わる防音−り成層付金属様器は、第1図お
よび第2図に示すように、第4図に示すギヤカバー1と
、該ギヤカバー1の表面に形成された防音制振層2とか
らなり、該防音制振層2は、表層部2aに緻密なスキン
を有し、内部2bが発泡質となった発泡シリコーンゴム
から構成される。
この内部は独立気泡部分2Cと肉部分2dとから成る。
なお該防音制振層の厚さは約3〜5mmである。
なお第3図に示すようにエンジンのタイミングギヤ4は
、ギヤケース5とギヤカバー1の間に格納され、潤滑油
を供給される。タイミングギヤ4のギヤ騒音を該ギアカ
バー1で防音制振するために該防音制振層2が該ギアカ
バー1の内面に形成されている。
(2)防音制振層付金属機器の製造 (イ)パテ状コンパウンドの製造 0.14mo1%のメヂルビニルシロキ+Jンを含有す
るオルガノポリシロキサンに20重間%の煙霧状シリカ
を練り込んだシリコーンベース(トーL/ シIJ D
−=ン株式会社製5H−432)にアゾビスイソブヂロ
ニl−リル微粉末(発泡剤)を1車量部と、加硫剤とし
て2.4−ジクロロベンゾイルバー ;t *サイド5
0%濃度のシリコーンペースト(トーレシリコーン株式
会社製RC−2)の1゜3重量部を2本ロール上で均一
に分散混練して可塑度200のコンパウンドを得た。
(口〉パテ状コンパウンドシートの圧着等上記ギX7カ
バー1をトリクレン、キシレン等の有機溶剤を用いて充
分に脱脂洗浄した。その後部ギヤカバー1の内表面にシ
リコーンゴムプライマ(トーレシリコーン株式会社製5
H−2260>を塗布した。次いでこれを30分間風乾
させて加水分解することによってプライマ塗膜を形成さ
「た。
先のコンパウンドを空気の抱ぎ込みのないように2本ロ
ール、カレンダーロール若しくは押出し機等にて、2〜
3mm等の必要な厚みの板状に圧延して必要な大きざに
切り所望のパテ状コンパウンドシートを製造した。そし
て第5図に示すようにこのパテ状コンパウンドシート6
を上記プライマ層の形成されたギヤカバー1の内表面の
上に載せた。次いで該コンパウンドシー1〜6が該プラ
イマ層と密着するように押し板(金属、樹脂等)で室温
にて圧力をかけてプライマ層と被覆層との間の空気を取
り除き、その後、該押え板を取り除いてギヤカバー1の
内表面上に被riI層を形成させた。
(ハ)防音制振層の形成および接着 上記圧着工程により形成された被rR層を有する上記ギ
ヤカバー1を150〜250℃の熱風炉中に入れ30分
間加熱した。この加熱により該成形被覆層を加硫させ内
部発泡させて、第1図および第2図に示すように、表層
部2aに緻密なスキンを有し、内部2bが発泡質となっ
た発泡シリコーンゴム2からなる防音制振層2を形成さ
Vた。またこの形成と同時にプライマー塗膜3を介して
上記ギヤカバー1の内表面上にこの防畠υ1振層2が強
固に接着された。なお該防音制御t!居の厚さは3〜5
mmである。
この発泡硬化したシリコーンゴムの物性は、発泡倍率は
150%、比重は0.73、硬さ3゜(アスカC硬度計
による。)、引張り強さ25kg10II12、伸びは
150%であった。
(ニ)防音制振層付金属機器の性能評価上記により製造
された防音制振層付ギヤカバーを第3図に示すように、
エンジンに取り付けられたギヤケース5およびギヤ4上
に取り付けた。そしてこの防音制振層付ギヤカバーの性
能を、エンジン実験による騒音測定を行なうことにより
評価し、その結果を第1表に示した。なおこの結果はエ
ンジンより1m離れた4方向のA特性u B測定結果の
平均値であり、防音制振層のないものからの減音量を示
した。なお該表中のフィトリング時(:に印)においで
、近接g&(計器のマイクロホンを50cmの位置にヒ
ツト)として測定した該ギヤカバーだけの効果は2.5
デシベル(dB)であった。
第1表 なお比較例として、上記実施例により用いたバi状シリ
コーンゴムコンパウンドの代わりに液状R王Vシリコー
ンゴムを用いて、上記実施例と同様にして製造され非発
泡質シリコーンゴムから成る防音制振層付金属□器を製
造した。そしてこの防音制振層付金属機器の性能評価を
上記と同様にして行なった。この比較例の試験結果も第
1表に示した。
これらの性能評価によれば本方法により製造された防音
制振層付金属機器は、エンジンの運転状態がアイドリン
グ時においては1.Oデシベルの減音効果があり、又最
高回転時においては0.8デシベルの減音効果があり、
比較例と比べて前者が0.9デシベルの減音効果の差が
、後名が0゜8デシベルの減音効果の差があった。
(ボ)本実施例の効果 上記防音制振層付金属機器は、表層部に緻密なスキン層
が発泡と同時に一体的に自己形成され、内部が独立気泡
型の発泡シリコーンゴムからなる防音制振層を有するの
で、防音制振9)r東が優れるとともに、油の含浸がな
くエンジン部分にも用いることがで、また該スキン層を
別に形成する必要もない。またこの発泡シリコーンゴム
の発泡倍率は約150%程度と比較的低発泡であるので
該防音制振層自体にも強度がある。
又、該防音♂り振層付金属機器においては、シリコーン
ゴム系プライマー層により防音制振層がギヤカバー表面
に強固に接着されているので、耐久性および耐熱性は優
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係わる防音制振層付金属機器の断面
図である。第2図は本実施例に係わる防音訓振蕾の一部
拡大断面図である。第3図は防音制振層付タイミングギ
アカバーがギアケースおよびギアの表面上に配置された
状態を示す説明図である。第4図はタイミングギアカバ
ーの斜視図である。岩5図は本実施例においてギアカバ
ーの表面上にパテ状コンパウンドシー1−をおいて圧着
さじんとする説明断面図である。 1・・・金属機器(タイミングギヤカバー)2・・・防
音制振層(発泡シリコーンゴム)2a・・・スキン層か
ら成る表層部 2b・・・発泡質から成る内部 2C・・・独立発泡部分 2d・・・肉部分

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属機器と、該金属機器の表面に形成された防音
    制振層と、から成り、 該防音制振層は、表層部に緻密なスキンを有し、内部が
    発泡質となった発泡シリコーンゴムから構成されること
    を特徴とする防音制振層付金属機器。
  2. (2)発泡シリコーンゴムの発泡倍率は、120〜18
    0%である特許請求の範囲第1項記載の防音制振層付金
    属機器。
  3. (3)金属機器表面と防音制振層の中間にシリコーンゴ
    ム用プライマー層が形成されている特許請求の範囲第1
    項又は第2項記載の防音制振層付金属機器。
JP20506985A 1985-09-17 1985-09-17 防音制振層付金属機器 Pending JPS6267392A (ja)

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