JPS6267099A - 〔Nleb,21,〕−r−PTH(1−34)ペプチド誘導体 - Google Patents
〔Nleb,21,〕−r−PTH(1−34)ペプチド誘導体Info
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- JPS6267099A JPS6267099A JP60207274A JP20727485A JPS6267099A JP S6267099 A JPS6267099 A JP S6267099A JP 60207274 A JP60207274 A JP 60207274A JP 20727485 A JP20727485 A JP 20727485A JP S6267099 A JPS6267099 A JP S6267099A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
皮呈上至五里立国
本発明は、骨代謝が関与する疾患の治療剤として有用な
新規ラット副甲状腺ホルモンD−PTH)ペプチド誘導
体、即ち、式 %式% (式中、XはPheまたはTyrを示す)で表わされる
ペプチドまたはその塩に関する。 従来の技術 r −P T Hは84個のアミノ酸よりなるペプチド
ホルモン(J、Biol、Chem、、259(5)、
3320−3329 (1984))で、その生物学的
活性はアミノ酸順位1−34のN末端フラグメント、即
ちr−PTH(134)に有り、このr−PTH(13
4)はh−PTH(1−34)より10倍活性が強いこ
とが報告されている(Sixth Annual
5cienLific Meeting of
theAmerican 5ociety for
Bone and Mineral Re5
earch June 26,27.28.29.
1984 Parkview Hilton H
otel Hartford、Connecticu
t)e 明が”° しようとするシ 声 しかしながら、r−PTH(134)は8位および21
位にL−メチオニン(Met)が存在するので、空気中
の酸素により容易に酸化されて、PTH活性が失活して
しまうため、空気が存在しても失活せず、r−PTH(
1−34)と同等またはそれ以上の高活性を有するr−
PTHペプチド誘導体が要望される。 問 点を解°するための そこで、本発明者らは、8位および21位のMetをL
−ノルロイシンに置換したペプチド誘導体およびさらに
34位のし一フェニルアラニンをL−チロシンに置換し
たペプチド誘導体を合成した結果、これらの誘導体はH
zO□で酸化しても失活しない橿めて安定な誘導体であ
ることを見出し、本発明を完成させたものである。 本発明のペプチド(1)は、式(1)で示されるアミノ
酸順序に個々の保護されたアミノ酸(または)保護され
た低級ペプチドを液相合成法により縮合し、縮合反応の
最終段階でN末端のアミノ基の保護基および側鎖の官能
基の保護基を酸分解により脱離することにより得られる
。縮合反応自体はペプチド合成のための常法手段に従っ
て、保護基の着脱、縮合反応を操り返すことにより行わ
れる。即ち、本ペプチド(1)の原料ならびに全ての中
間体の製造において使用される各種保護蒸葉ペプチド合
成で既知なもの、したがって、加水分解、酸水解、還元
、アミツリシスまたはヒドラジツリシスのような既知手
段によって容易に脱離することのできる保護基が用いら
れる。このような保護基はペプチド合成化学の分野の文
献ならびに参考書に記載されている。 例えば、アミノ基に使用する保護基としては、ホルミル
基、トリフルオロアセチル基、フタロイル基、p−トル
エンスルホニル基、0−ニトロフェニルスルフェニル基
などのアシル基、ベンジルオキシカルボニル基、0(ま
たはp)−ブロモベンジルオキシカルボニル基、0 (
またはp)−クロロベンジルオキシカルボニル基、p−
ニトロベンジルオキシカルボニル基、p−メトキシベン
ジルオキシカルボニル基などのベンジルオキシカルボニ
ル基、トリクロロエチルオキシカルビニル蟇、t−ブチ
ルオキシカルボニル基、t−アミルオキシカルボニル基
、ジイソプロピルメチルオキシカボニル基などの脂肪族
オキシカルボニル基、2一フエニルーインブロボキシカ
ルボニル店、2−フェニル−イソプロポキシカルボニル
基、2−トリル−イソプロポキシカルボニル4.2−p
−ジフェニルカルボニル基などのアラルキルジカルボニ
ル基などがある。またこれらのアミノ基をベンゾイルア
セトン、アセチルアセトンなどの1.3−ジケトンと反
応させることによって得られるエナミンの形成により保
護することができる。 カルボキシル基は、アミド形成、ヒドラチド形成または
エステル化によって保護される。即ちアミド基は゛、3
,4−ジメトキシベンジル基、ビス−(p−メトキシフ
ェニル)メチル基などによって置換される。ヒドラチド
基はベンジルオキシカルボニル基、トリクロロエチルオ
キシカルボニル基、トリフルオロアセチル基、t−ブチ
ルオキシカルボニル基、トリチル基、2−p−ジフェニ
ル−イソプロポキシカルボニル基などによって置換され
る。工・ステル基は、メタノール、エタノール、t−ブ
タノール、シアノメチルアルコールなどのアルカノール
、ベンジルアルコール、p−ブロモベンジルアルコール
、p−クロロベンジルアルコール、2.6−シクロロベ
ンジルアルコール、p−メトキシベンジルアルコール、
p−ニトロベンジルアルコール、ベンズヒドリルアルコ
ール、ベンゾイルメチルアルコール、p−ブロモベンゾ
イルメチルアルコール、p−クロロベンゾイルメチルア
ルコールなどのアラルカノール、2,4.6−トリクロ
ロフエノール、2,4.5−)ジクロロフェノール、ペ
ンタクロロフェノール、p−ニトロフェノール、2.4
−ジニトロフェノールなどのフェノール、チオフェノー
ル、p−ニトロチオフェノールなどのチオフェノールな
どによって置換される。 前記セリンおよびチロシンの水酸基は、例えばエステル
化またはエーテル化によって保護することができる。こ
のエステル化に適する基としては、例えばアセチル基、
ベンゾイル基、ベンジルオキシカルボニル基、エチルオ
キシカルボニル基などである。またエーテル化に適する
基としては、例えばベンジル基、2.6−シクロロエン
ジル基、テトラヒドロピラニル基、t−ブチル基である
。 これらの水酸基の保護には2,2.2−1リフルオロ−
t−ブチルオキシカルボニルアミノエチル基、2,2.
2−トリフルオロ−1−ベンジルオキシカルボニルアミ
ノ基も適する。しかしながら、これらの水酸基を必ずし
も保護する必要はない。 前記のアルギニンのグアニジノ基中のアミノ基を保護す
るのに使用する基としては、例えばニトロ基、トシル基
、ベンジルオキシカルボニル基、メシチレン−2−スル
ホニル基などであるが、このグアニジン基を必ずしも保
護する必要はない。 前記ヒスチジンのイミノ基を保護するのに使用する基と
しては、例えばベンジル基、トリチル基、ベンジルオキ
シカルボニル基、トシル基、2,2゜2−トリフルオロ
−1−t−ブチルオキシカルボニルアミノエチル!、2
,2.2−)リフルオロ−1−ベンジルオキシカルボニ
ルアミノエチル基などであるが、このイミノ基を必ずし
も保護する必要はない。 本発明においては、α−アミノ基の保護に1−ブチルオ
キシカルボニル基、t−アミルオキシカルボニル基を用
い、側鎖のアミノ基、即ちリジンのε−アミノ基の保護
にO−クロロベンジルオキシカルボニル基を用い、α−
カルボキシル基の保護にベンジルエステル基、エチルエ
ステル基、フェナシルエステル基を用い、側鎖のカルボ
キシル基、即ちグルタミン酸、アスパラギン酸の側鎖カ
ルボキシル基の保護にベンジルエステル基を用いセリン
の水酸基の保護にベンジル基を用い、チロシンの水酸基
の保護に2.6−ジクロロベンジル基を用い、アルギニ
ンのグアニジン基中のアミノ基の保護にトシル基または
メシチレン−2−スルホニル基を用いるのが好ましい。 本目的化合物(1)の合成においては、個々のアミノ酸
および(または)低級ペプチドの縮合は、例えば保護さ
れたα−アミノ基および活性化末端カルボキシル基をも
つアミノ酸またはペプチドと遊離のα−アミノ基および
保護された末端カルボキシル基をもつアミノ酸またはペ
プチドとを反応させるか、あるいは活性化α−アミノ基
および保護された末端カルボキシル基をもつアミノ酸ま
たはペプチドと遊離の末端カルボキシル基および保護さ
れたα−アミノ基をもつアミノ酸またはペプチドを反応
させることにより、実施することができる。 この場合、カルボキシル基は、例えば酸アジド、酸無水
物、酸イミダゾリドまたは活性エステル、例えばジアノ
メチルエステル、チオフェニルエステル、p−ニトロチ
オフェニルエステル、p−ニトロフェニルニスエル、2
,4−ジニトロフェニルエステル、2,4.5−トリク
ロロフェニルエステル、2.4.6−トリクロロフェニ
ルエステル、ペンタクロロフェニルエステル、N−ヒド
ロキシコハク酸イミドエステル、N−ヒドロキシフタル
酸イミドエステルなどに変換することによって活性化す
ることができる。またカルボジイミド、例えばN、N’
−ジシクロへキシル−カルボジイミド、N−エチル
−N’ −3−ジメチルアミノブロピルー力ルポジイ
ニド、N、N’ −カルボニル−ジイミダゾールまた
はイソオキシゾリウ塩、例えばウッドワード反応剤など
の縮合剤を使用して反応させることによって活性化する
ことができる。 本発明において好まし縮合方法は、アジド法、活性エス
テル法およびカルボジイミド法である。 縮合の各段階ではラセミ化が起こらない方法またはラセ
ミ化が最少になる方法を用いるのが好ましく、好ましく
はアジド法、活性エステル法、ビュンシュ法(Z、Na
turforsch、、21b、426 (1966)
)またはガイガー法〔Chem Ber、、103,
788 (1970)〕とりわけ縮合剤としてN−エチ
ル−N” −3−ジメチルアミノプロピル−カルボジイ
ミド(WSC)を用いる変法などを用いるのが適する。 縮合順序は式(I〕で示されるアミノ酸順序であれば、
如何なる順序からも合成し得るが、C−末端側から順次
アミノ酸および(または)ペプチドを連結させるのが好
ましい。 例えば、29−34番のアミノ酸順序からなるC−末端
フラグメント23−28のアミノ酸からなるペプチドフ
ラグメントを縮合させるのがよい。 このC−末端フラグメントとへキサペプチド 23−2
8を縮合させるにはWSCを用いるガイガーi法によっ
て行うのが適する。得られたC−末端フラグメン)23
−34の前に17−22番のアミノ酸順序からなるペプ
チドフラグメントを連結させるのであるが、WSCを用
いるガイガー変法により行うのが適する。得られたC−
末端フラグメント17−34の前に順次13−16番の
アミノ酸順序からなるペプチドフラグメント、8−12
番のアミノ酸順序からなるペプチドフラグメント、1−
7番のアミノ酸順序からなるペプチドフラグメントを連
結させるのが好ましい。 上記の縮合反応におけるα−アミノ基の保護基、例えば
t−ブチルオキシカルボニル基、t−アミルオキシカル
ボニル基はトリフルオロ酢酸で脱離される。α−カルボ
キシル基の保護基、例えば、エチルニスエルはこれを希
薄な水酸化ナトリウム溶液で分解し、またはヒドラチド
あるいはトリクロロエトキシカルボヒドラチドのような
保護ヒドラチドに変え、フェナシルエステル基は酢酸中
Zn粉末で分解し、またベンジルエステル基は無水弗化
水素分解、水素添加分解によって分解し、またはヒドラ
チドにかえることができる。 こうして保護されたN末端α−アミノ基、ε−アミノ基
、側鎖カルボキシル基、グアニジン基および(または)
水酸基を有するテトラトリアコンたペプチドが得られる
。これらの保護基は、好ましくは酸分解、例えば無水弗
化水素またはトリフオロメタンスルホン酸による方法に
よって一段階で脱離され、式(1)の目的化合物が得ら
れる。 このようにして得られたペプチド(1)は、ペプチドま
たは蛋白質を精製する公知の手段によって分離精製する
ことができる0例えば、セファデックスG−25、セフ
ァデックスG−50、セファデックスLH−20などの
ゲル濾過剤を用いるゲル濾過、カルボキシメチルセルロ
ース、イオン交換樹脂などを用いるカラムクロマトグラ
フィー、高速液体クロマトグラフィーのどによりおこな
うことができる。 本発明のペプチド(1)は、その方法の条件により塩基
またはそのしお形で得られる。塩としては、無機酸塩、
ぎ酸、酢酸、プロピオ酸、グリコール酸、コハク酸、リ
ンゴ酸、酒石酸、クエン酸などの有機酸との塩である。 光里鬼塾米 <PTH活性測定〉 (1)PTHレセプターの調製 SD系雄ラット(体重200−250g)を話頭1.放
血し、開腹の後、腎を摘出し、その表面皮膜を取り除き
、腎皮質部分を切り取り、氷冷する。 以下の操作はできるだけ低温(0−4”C)下で行う、
上記の腎皮質部分を0.25Mシュクロースおよび/
m M E D T含存IQmMトリス塩酸塩緩衝液(
pH7,5)(以下A液と称す)中に浸し、テフロンペ
ラスルを用いたガラス外套管で腎皮質をその温重景(g
)の3倍容量(mJ)のA液を加えてホモゲナイズする
。このホモジネートを150Xg、10分間遠心分離し
、その上清をさらに2200Xg、15分間遠心分離す
る。上清を捨て、沈澱物の上層の浮濁色の部分をA液に
けんだく懸濁し、この懸濁液を2200Xg、15分間
遠心分離により洗浄し、再び懸濁して容器に分注し、−
70@Cで凍結して一20°Cで保存する。 (2)PTHとPTHレセプターの反応被検品を2pg
/mlと10μg/mlの濃度になるようにATPMg
2mM、MgCl12 10mM、KCl 60m
M、G’r’P20#M、イソブチルメチルキサンチン
1mM、タレアチンホスフエート8mMおよび牛血清ア
ルブミン(BAS)0.2%含有100mMトリス塩酸
塩緩衝液(pH7,5)(以下B液と称す)に溶かし、
これを標準品牛PTH(1−84)についても行う。 これら4つの溶液を50μβづつガラス試験管に分注し
、各々8本づつ用意する。試料は氷水中に保ち、ATP
など他の物質の分解を抑える。 −20”Cに保存したP THレセプター調製品を室温
で解凍し、A液に予め溶かしておいたクレアチンキナー
ゼを加え、さらにA液でクレアチンキナーゼO、l m
g / m l 、 P T Hレセプター調製品蛋
白量1 、 4 m K / m eになるように調製
し、水冷中で保つ。上記の分注された試料溶液を370
0の恒温槽に数分間つけた後に、上記のPTHレセプタ
ークレアチンキナーゼ液を50μβづつ加え、37”C
で10分間インキュベートする。 次イテ、0.1M酢酸緩衝液(pH)100μj’を加
え、直ちに氷水中につけた後、速やかに試験管を沸騰水
で1分間熱し、反応を停止させる。 (3)生成C−AMPの測定 上記の反応停止試料を版溜水で10−30倍に希釈し、
2000Xg、15分間の遠心分離により除蛋白を行う
、その上清のC−AMPvをRIAキット(ヤマサ醤油
社製)で測定する。 (4)PTH力価の測定 C−AMPの測定値をPM/mgPTHレセプター蛋白
/分の単位に換算し、これを反応の値とし、標準品によ
って得られた値に対して被検菌を平行線検定2×2点法
を用いて検定する。 (5)PT)(活性結果(Ll/mg)〈血清カルシウ
ム、リンに対する作用〉(1)血清中のカルシウム、リ
ン測定法4迦令のウィスター系雄ラットの甲状腺および
副甲状腺を摘出しくTPTX) 、24時間に検体4μ
gを静脈注射する。投与2時間後に腹部下行大動脈より
採血し、血清カルシウム濃度を原子吸光により測定し、
また血清りん濃度はゴールデンベルクらの方法(C1i
n、Chem、、ユ。 871−882 (1966))により測定した。 (2)測定結果 上記の如く、公知のr−PTH(134)はHt O□
により容易に酸化されてPTH活性が全く失活するのに
対し、本発明r −P ’r Hペプチド誘導体〔1〕
は、H,O□で酸化しても失活しない極めて安定であり
、しかもr−PTH(1−34)と同様の高PTH活性
を有し、しかもh−PTH(1−34)より強い血清カ
ルシウム上昇作用および血清リン低下作用を有するため
、骨代謝が関与する疾患の治療剤として有用である。 特に製剤学的に安定な製剤を提供し得る点で有利である
。 叉■炭 本明細書中に記載の略記号は次の意味を有する。 Ala;L−アラニン ValHL−バリン S e r ; L−セリン G1 u ; L−グルタミン酸 11e;L−イソロイシン Gln;L−グルタミン 1、eu;L−ロイシン N16;L−ノルロイシン )1isHL−ヒスチジン Asn;L−アスパラギン Gly;L−グリシン Lys;L−リジン Arg;L−アルギニン Trp;L−)リプトファン A s p ; L−アスパラギン酸 P h e ; L−フェニルアラニンTyrHL−チ
ロシン Boc;t−ブチルオキシカルボニル Aoc;t−アミルオキシカルボニル Z C1; o−クロロベンジルオキシカルボニルf
3zl;ベンジル Bzl C1z ;2,6−ジクDoベンジルTo
s;)シル 0Etiエチルエステル OB z 1 +ベンジルエステル ONP;p−ニトロフェニルエステル 0PAC;フェナシルエステル TFA;トリフルオロ酢酸 TosOH;p−)ルエンスルホン酸 EtsN; トリエチルアミン NMM 、N−メチルモルホリン TBAit−ブチルアミン DCHA 、ジシクロヘキシルアミン NaOH;水酸化ナトリウム THF、テトラヒドロフラン DMF 、ジメチルホルムアミド DMSO;ジメチルスルホキシド エーテル;ジエチルエーテル DCC,N、N’ −ジシクロへキシルカルボジイミ
ド WSC;N−エチル、N’−3−ジメチルアミツノプロ
ピル−カルボジイミド HOBt;1−ヒドロキシベンゾトリアゾールPF()
;PFは保護されたアミノ酸またはペプチドフラグメン
トを意味し、 ()内の数字は式(1)のアミノ 酸の順序を示す。 なお、実施例で使用した薄層クロマトグラフィー(TL
C)の担体および展開溶媒系ならびにアミノ酸分析の条
件は次の通りである。 < ’r L C> 担体;シリカゲルG 展開溶媒系; 1、クロロホルム−メタノール−酢酸(95:5:3) 2、クロロホルム−メタノール−酢酸(85:15:5
)、 3、クロロホルム−メタノール−酢9(80:25:2
)、 4、クロロホルム−メタノール−[2(62:32:5
:l) 5、クロロホルム−メタノール−酢!(6’l:28
: 4 : 1)、 6、クロロホルム−メタノール−酢酸(72:24:3
:1)、 7、クロロホルム−メタノール−酢酸(82:15:2
:l)、 〈アミノ酸分析〉 特記しない限り、試料は6N塩酸で110 ”C。 24−48時間封管中で加水分解した。 実施例 1 (Nle””) −r−PTH(1−34);−Gln
−Asp−Val−His−Asn−Phe−OHの製
造 1)PF (21−22);BO(−Nle−Gln−
OPAC(1) BOC−Gln−OPAC7,2g (20mモル)に
TFA30mlを加え、水冷下で5分間、室温で5分間
攪拌した後、エーテルを加え、沈澱物を濾取した。この
沈澱物をDMFに溶がし、これにBOC−Nle−OH
2,3g (20mモル)およびHOB t 2.7
g (20mM)を加え、−15”Cで冷却下WSC4
,2mlを加え、NMMで中和し、−夜室温で撹拌した
。反応後、沈澱物を濾取し、酢酸エチルに溶解し、0.
IN塩酸(3回)、5%重曹水(4回)、水(2回)の
順で洗浄した。有機層を無水芒硝で乾燥後、減圧濃縮し
た。残渣を熱酢酸エチルに溶かし、冷えてからエーテル
を加えて沈澱物を生じさせる工程を3回行って、生成物
(1)を得た。収量3.43g(収率36%) ”rLc;Rft−0,17 2)PF (20−22);BOC−Arg (Tos
)−Nle−Gln−OPA (2)生成物(1)3.
4g (7,1mモル)を上記と同様の方法により脱B
OC化し、得られた沈澱物をDMFに溶かし、これにB
OC−Arg (Tos)OH3,2g (1,1倍モ
ル)およびHOBtl、05gを加え、−15°Cで冷
却下WSC1,43mJを加え、NMMで中和し、−夜
室温で攪拌した。反応後、反応液を減圧濃縮し、残渣を
酢酸エチルに溶かし、5%重曹水、IN塩酸、水の順で
洗浄し、無水芒硝で乾燥後、減圧濃縮した残渣にエーテ
ルを加えて処理し、生成物〔2〕を得た。収量4.96
g (収率88.7%)3)PF (19−22)
;BOC−Gln (OBz 1)−Arg
(Tos)−Nle −GIn−OPAC(3) 生成物(2)4.85g (62mモル)を上記と同様
の方法により脱BOC化し、得られた沈澱物をDMFに
溶かし、これにBOC−Gln(OBz 1)−0H2
,50gおよびHOBtl、Ogを加え、−15”Cで
冷却下WSC1,35m1を加え、NMMでpH7に中
和し、−夜室温で攪拌した。反応液を減圧濃縮し、残渣
を酢酸エチルに溶かし、0.IN塩酸(4回)、5%重
曹水(4回)、水(2回)の順で洗浄し、無水芒硝で乾
燥後、減圧濃縮した。残渣を酢酸エチル−エーテルから
結晶化して生成物〔3〕を得た。収量5゜67g(収率
91.5%) TLC; Rf、雪0.85 4)PF (18−22):BOC−Va l −Gl
n (OBz l)−Arg (Tos)−N I e
−G l n−0PAC(4)生成物(3)5.64g
(5,6mモル)を上記と同様の方法によりTFA3
Qmgを用いて脱BOC化し、得られた沈澱物をDM
Fに溶かし、これにBOC−Va l−0H1,46g
(6,72mモル)およびHOBtO,90gを加
え、水冷下WSC1,23mjlを加えた後、NMMで
中和し、−夜室温で攪拌した。反応液を減圧濃縮し、残
渣をクロロホルムに溶かし、5%重曹水で洗浄すると、
結晶が析出したので、結晶とクロロホルム層を水層から
分離して減圧濃縮した。残渣を酢酸エチル−エーテルか
ら再沈澱する工程を2回行って生成物[4]を得た。収
!6.06g(収率97.9%) 1”LC;Rft−0,82 5)PF (1722);BOC−3et (Bz 1
)−Va 1−Gln (OBz 1)−ArH(To
s)−Nle−Gln−OPAC〔5〕 生成物(4)5.97g (5,4mモル)を上記と同
様の方法により脱BOC化し、得られた沈澱物をDMF
に溶かし、これにBOC−Ser(Bz 1)−0H1
,92g (6゜5mモル)およびHOBtO,88g
を加え、水冷下WSC1゜1 Qmgを加えた後、NM
Mで中和し、−夜室温で攪拌した。反応液にさらにBO
C−5er−(Bz 1)−0H1,18mg (4m
モル)およびWSCo、73m1を加え、−夜室温で攪
拌した0反応液を減圧濃縮し、残渣をクロロホルムに溶
かし、5%重曹水で1回洗浄した後、減圧濃縮した。残
渣をエタノール−エーテルから2回再沈澱させて生成物
〔5〕を得た。収it6.55g(収率99.0%) T L C; Rf + −0、3 6)PF (17−22);BOC−3et (Bz
1)−Va 1−Glu (OBz 1)−Ar g
(To s) −N l e−G l n−OH−〔6
〕 生成物〔5〕にZn粉末20gおよび酢酸159m1を
加え、室温で4時間撹拌した。反応液を濾過し、濾液を
減圧濃縮した。残渣にエーテルを加えた。生じた沈澱物
を濾取し、5%重曹水、水の順で洗浄後、乾燥して生成
物〔6〕を得た。収量6.05g TLC;Rfz =0.45 融点 ;155−170”C (α)D −4,59(c=1.00.DMSo
) 元素分析(CsthHabN+oO+sS ・2Hz
Oとして〕 0% 【1% N% 計算イ辱 55.98 7.05 11.66測定値
55.83 6.86 11.487)PF (17−
34);BOC−Ser (Bz 1)−Va 1−G
lu (OBz l)−Arg (Tos)−Nle−
Gln−”r”rp−Leu−Arg (Tos)−L
ys(Z−Cjり −Lys −(Z−C1り −
Leu−Gln−Asp (OBz I)−Val
−−Hls−Asn−Phe−OBz l〔7〕 BOC−Trp−Leu−Arg (Tos>−Ly
s (Z−CJ) −Lys (Z−Cjり−L
eu−Gln−Asp −(OBz 1)−Va
l −Hls−Phe−OBzl (特開昭55−1
13753)4.71g (2mモル)をジメチルチオ
ール1.Qmg、スカトール2 QmgおよびTFA8
0mJの混合溶液に溶かし、室温で1時間撹拌した。反
応液を減圧濃縮し、残渣にエーテルを加えた後、生じた
沈澱物を濾取した。得られた沈澱物をDMFに溶かし、
これに生成物(6)2.32g (2,1mモル)およ
びHoBto、32g ’を加え、水冷下WSC0,4
4m1を加えた後、NMMでpH7に調節し、室温で2
日間撹拌した。 反応液を減圧濃縮し、残渣を5%重曹水で処理した。生
じた沈澱物を濾取し、洗浄水のpHが7になるまで水で
洗浄した。上記生成物をエタノールエーテルから一回再
沈澱して生成物〔7〕を得た。 収量5.68g(収率84%) TLC;Rfs =0.73.Rfq−0,548)P
F (1516);BOCLeu−Al a−OPAC
(8) BOC−Ala−OPAC16,9g (55mモル)
を前記と同様の方法により脱BOC化し、得られた沈澱
物をDMF 120mlに溶かし、NMM約4約4アl
和した後、HOBt8.2gおよびBOC−Leu−O
H15,Ig (1,1倍モル)を加え、−15”cで
水冷下WSCII。 1mlを加えた後、室温で一夜攪拌した。反応液を減圧
濃縮し、残渣を酢酸エチル200mlに溶かし、IN塩
酸、5%重が水、水の順で洗浄し、無水芒硝で乾燥後、
減圧濃縮した。残渣をヘキサンで処理して生成物〔8〕
を得た。収量14.5g(収率62.9%) T L C; Rf + = 0 、 679)PF
(14−16);BOC−His−Le u−A l
a−OPAC(9) 生成物(8)17.1g (42mモル)を前記と同様
の方法によりTFA30mlを用いて脱BOC化し、得
られた沈澱物をDMF 100mlに溶解した脱BOC
化液を得た。 一方、BOC−Hi s (To s) −0H−DC
HA21.94g (37,14mモル)にIN硫#I
100mlと酢酸エチル100m1を加え、分液ロート
で振とうした後、酢酸エチル層を水で2回洗浄し、無水
芒硝で乾燥した後、減圧濃縮して油状物を得た。この油
状物とHOBt6.2gを前記BOC化液に加え、−1
5’Cで水冷下WSC8,5mj!を加えた後、NMM
で中和し、室温で一夜攪拌した0反応液を減圧濃縮し、
残渣を酢酸エチルに溶かし、IN塩酸(2回)、5%重
曹水(2回)、水(2回)の順で洗浄し、無水芒硝で乾
燥した後、減圧濃縮して生成物
新規ラット副甲状腺ホルモンD−PTH)ペプチド誘導
体、即ち、式 %式% (式中、XはPheまたはTyrを示す)で表わされる
ペプチドまたはその塩に関する。 従来の技術 r −P T Hは84個のアミノ酸よりなるペプチド
ホルモン(J、Biol、Chem、、259(5)、
3320−3329 (1984))で、その生物学的
活性はアミノ酸順位1−34のN末端フラグメント、即
ちr−PTH(134)に有り、このr−PTH(13
4)はh−PTH(1−34)より10倍活性が強いこ
とが報告されている(Sixth Annual
5cienLific Meeting of
theAmerican 5ociety for
Bone and Mineral Re5
earch June 26,27.28.29.
1984 Parkview Hilton H
otel Hartford、Connecticu
t)e 明が”° しようとするシ 声 しかしながら、r−PTH(134)は8位および21
位にL−メチオニン(Met)が存在するので、空気中
の酸素により容易に酸化されて、PTH活性が失活して
しまうため、空気が存在しても失活せず、r−PTH(
1−34)と同等またはそれ以上の高活性を有するr−
PTHペプチド誘導体が要望される。 問 点を解°するための そこで、本発明者らは、8位および21位のMetをL
−ノルロイシンに置換したペプチド誘導体およびさらに
34位のし一フェニルアラニンをL−チロシンに置換し
たペプチド誘導体を合成した結果、これらの誘導体はH
zO□で酸化しても失活しない橿めて安定な誘導体であ
ることを見出し、本発明を完成させたものである。 本発明のペプチド(1)は、式(1)で示されるアミノ
酸順序に個々の保護されたアミノ酸(または)保護され
た低級ペプチドを液相合成法により縮合し、縮合反応の
最終段階でN末端のアミノ基の保護基および側鎖の官能
基の保護基を酸分解により脱離することにより得られる
。縮合反応自体はペプチド合成のための常法手段に従っ
て、保護基の着脱、縮合反応を操り返すことにより行わ
れる。即ち、本ペプチド(1)の原料ならびに全ての中
間体の製造において使用される各種保護蒸葉ペプチド合
成で既知なもの、したがって、加水分解、酸水解、還元
、アミツリシスまたはヒドラジツリシスのような既知手
段によって容易に脱離することのできる保護基が用いら
れる。このような保護基はペプチド合成化学の分野の文
献ならびに参考書に記載されている。 例えば、アミノ基に使用する保護基としては、ホルミル
基、トリフルオロアセチル基、フタロイル基、p−トル
エンスルホニル基、0−ニトロフェニルスルフェニル基
などのアシル基、ベンジルオキシカルボニル基、0(ま
たはp)−ブロモベンジルオキシカルボニル基、0 (
またはp)−クロロベンジルオキシカルボニル基、p−
ニトロベンジルオキシカルボニル基、p−メトキシベン
ジルオキシカルボニル基などのベンジルオキシカルボニ
ル基、トリクロロエチルオキシカルビニル蟇、t−ブチ
ルオキシカルボニル基、t−アミルオキシカルボニル基
、ジイソプロピルメチルオキシカボニル基などの脂肪族
オキシカルボニル基、2一フエニルーインブロボキシカ
ルボニル店、2−フェニル−イソプロポキシカルボニル
基、2−トリル−イソプロポキシカルボニル4.2−p
−ジフェニルカルボニル基などのアラルキルジカルボニ
ル基などがある。またこれらのアミノ基をベンゾイルア
セトン、アセチルアセトンなどの1.3−ジケトンと反
応させることによって得られるエナミンの形成により保
護することができる。 カルボキシル基は、アミド形成、ヒドラチド形成または
エステル化によって保護される。即ちアミド基は゛、3
,4−ジメトキシベンジル基、ビス−(p−メトキシフ
ェニル)メチル基などによって置換される。ヒドラチド
基はベンジルオキシカルボニル基、トリクロロエチルオ
キシカルボニル基、トリフルオロアセチル基、t−ブチ
ルオキシカルボニル基、トリチル基、2−p−ジフェニ
ル−イソプロポキシカルボニル基などによって置換され
る。工・ステル基は、メタノール、エタノール、t−ブ
タノール、シアノメチルアルコールなどのアルカノール
、ベンジルアルコール、p−ブロモベンジルアルコール
、p−クロロベンジルアルコール、2.6−シクロロベ
ンジルアルコール、p−メトキシベンジルアルコール、
p−ニトロベンジルアルコール、ベンズヒドリルアルコ
ール、ベンゾイルメチルアルコール、p−ブロモベンゾ
イルメチルアルコール、p−クロロベンゾイルメチルア
ルコールなどのアラルカノール、2,4.6−トリクロ
ロフエノール、2,4.5−)ジクロロフェノール、ペ
ンタクロロフェノール、p−ニトロフェノール、2.4
−ジニトロフェノールなどのフェノール、チオフェノー
ル、p−ニトロチオフェノールなどのチオフェノールな
どによって置換される。 前記セリンおよびチロシンの水酸基は、例えばエステル
化またはエーテル化によって保護することができる。こ
のエステル化に適する基としては、例えばアセチル基、
ベンゾイル基、ベンジルオキシカルボニル基、エチルオ
キシカルボニル基などである。またエーテル化に適する
基としては、例えばベンジル基、2.6−シクロロエン
ジル基、テトラヒドロピラニル基、t−ブチル基である
。 これらの水酸基の保護には2,2.2−1リフルオロ−
t−ブチルオキシカルボニルアミノエチル基、2,2.
2−トリフルオロ−1−ベンジルオキシカルボニルアミ
ノ基も適する。しかしながら、これらの水酸基を必ずし
も保護する必要はない。 前記のアルギニンのグアニジノ基中のアミノ基を保護す
るのに使用する基としては、例えばニトロ基、トシル基
、ベンジルオキシカルボニル基、メシチレン−2−スル
ホニル基などであるが、このグアニジン基を必ずしも保
護する必要はない。 前記ヒスチジンのイミノ基を保護するのに使用する基と
しては、例えばベンジル基、トリチル基、ベンジルオキ
シカルボニル基、トシル基、2,2゜2−トリフルオロ
−1−t−ブチルオキシカルボニルアミノエチル!、2
,2.2−)リフルオロ−1−ベンジルオキシカルボニ
ルアミノエチル基などであるが、このイミノ基を必ずし
も保護する必要はない。 本発明においては、α−アミノ基の保護に1−ブチルオ
キシカルボニル基、t−アミルオキシカルボニル基を用
い、側鎖のアミノ基、即ちリジンのε−アミノ基の保護
にO−クロロベンジルオキシカルボニル基を用い、α−
カルボキシル基の保護にベンジルエステル基、エチルエ
ステル基、フェナシルエステル基を用い、側鎖のカルボ
キシル基、即ちグルタミン酸、アスパラギン酸の側鎖カ
ルボキシル基の保護にベンジルエステル基を用いセリン
の水酸基の保護にベンジル基を用い、チロシンの水酸基
の保護に2.6−ジクロロベンジル基を用い、アルギニ
ンのグアニジン基中のアミノ基の保護にトシル基または
メシチレン−2−スルホニル基を用いるのが好ましい。 本目的化合物(1)の合成においては、個々のアミノ酸
および(または)低級ペプチドの縮合は、例えば保護さ
れたα−アミノ基および活性化末端カルボキシル基をも
つアミノ酸またはペプチドと遊離のα−アミノ基および
保護された末端カルボキシル基をもつアミノ酸またはペ
プチドとを反応させるか、あるいは活性化α−アミノ基
および保護された末端カルボキシル基をもつアミノ酸ま
たはペプチドと遊離の末端カルボキシル基および保護さ
れたα−アミノ基をもつアミノ酸またはペプチドを反応
させることにより、実施することができる。 この場合、カルボキシル基は、例えば酸アジド、酸無水
物、酸イミダゾリドまたは活性エステル、例えばジアノ
メチルエステル、チオフェニルエステル、p−ニトロチ
オフェニルエステル、p−ニトロフェニルニスエル、2
,4−ジニトロフェニルエステル、2,4.5−トリク
ロロフェニルエステル、2.4.6−トリクロロフェニ
ルエステル、ペンタクロロフェニルエステル、N−ヒド
ロキシコハク酸イミドエステル、N−ヒドロキシフタル
酸イミドエステルなどに変換することによって活性化す
ることができる。またカルボジイミド、例えばN、N’
−ジシクロへキシル−カルボジイミド、N−エチル
−N’ −3−ジメチルアミノブロピルー力ルポジイ
ニド、N、N’ −カルボニル−ジイミダゾールまた
はイソオキシゾリウ塩、例えばウッドワード反応剤など
の縮合剤を使用して反応させることによって活性化する
ことができる。 本発明において好まし縮合方法は、アジド法、活性エス
テル法およびカルボジイミド法である。 縮合の各段階ではラセミ化が起こらない方法またはラセ
ミ化が最少になる方法を用いるのが好ましく、好ましく
はアジド法、活性エステル法、ビュンシュ法(Z、Na
turforsch、、21b、426 (1966)
)またはガイガー法〔Chem Ber、、103,
788 (1970)〕とりわけ縮合剤としてN−エチ
ル−N” −3−ジメチルアミノプロピル−カルボジイ
ミド(WSC)を用いる変法などを用いるのが適する。 縮合順序は式(I〕で示されるアミノ酸順序であれば、
如何なる順序からも合成し得るが、C−末端側から順次
アミノ酸および(または)ペプチドを連結させるのが好
ましい。 例えば、29−34番のアミノ酸順序からなるC−末端
フラグメント23−28のアミノ酸からなるペプチドフ
ラグメントを縮合させるのがよい。 このC−末端フラグメントとへキサペプチド 23−2
8を縮合させるにはWSCを用いるガイガーi法によっ
て行うのが適する。得られたC−末端フラグメン)23
−34の前に17−22番のアミノ酸順序からなるペプ
チドフラグメントを連結させるのであるが、WSCを用
いるガイガー変法により行うのが適する。得られたC−
末端フラグメント17−34の前に順次13−16番の
アミノ酸順序からなるペプチドフラグメント、8−12
番のアミノ酸順序からなるペプチドフラグメント、1−
7番のアミノ酸順序からなるペプチドフラグメントを連
結させるのが好ましい。 上記の縮合反応におけるα−アミノ基の保護基、例えば
t−ブチルオキシカルボニル基、t−アミルオキシカル
ボニル基はトリフルオロ酢酸で脱離される。α−カルボ
キシル基の保護基、例えば、エチルニスエルはこれを希
薄な水酸化ナトリウム溶液で分解し、またはヒドラチド
あるいはトリクロロエトキシカルボヒドラチドのような
保護ヒドラチドに変え、フェナシルエステル基は酢酸中
Zn粉末で分解し、またベンジルエステル基は無水弗化
水素分解、水素添加分解によって分解し、またはヒドラ
チドにかえることができる。 こうして保護されたN末端α−アミノ基、ε−アミノ基
、側鎖カルボキシル基、グアニジン基および(または)
水酸基を有するテトラトリアコンたペプチドが得られる
。これらの保護基は、好ましくは酸分解、例えば無水弗
化水素またはトリフオロメタンスルホン酸による方法に
よって一段階で脱離され、式(1)の目的化合物が得ら
れる。 このようにして得られたペプチド(1)は、ペプチドま
たは蛋白質を精製する公知の手段によって分離精製する
ことができる0例えば、セファデックスG−25、セフ
ァデックスG−50、セファデックスLH−20などの
ゲル濾過剤を用いるゲル濾過、カルボキシメチルセルロ
ース、イオン交換樹脂などを用いるカラムクロマトグラ
フィー、高速液体クロマトグラフィーのどによりおこな
うことができる。 本発明のペプチド(1)は、その方法の条件により塩基
またはそのしお形で得られる。塩としては、無機酸塩、
ぎ酸、酢酸、プロピオ酸、グリコール酸、コハク酸、リ
ンゴ酸、酒石酸、クエン酸などの有機酸との塩である。 光里鬼塾米 <PTH活性測定〉 (1)PTHレセプターの調製 SD系雄ラット(体重200−250g)を話頭1.放
血し、開腹の後、腎を摘出し、その表面皮膜を取り除き
、腎皮質部分を切り取り、氷冷する。 以下の操作はできるだけ低温(0−4”C)下で行う、
上記の腎皮質部分を0.25Mシュクロースおよび/
m M E D T含存IQmMトリス塩酸塩緩衝液(
pH7,5)(以下A液と称す)中に浸し、テフロンペ
ラスルを用いたガラス外套管で腎皮質をその温重景(g
)の3倍容量(mJ)のA液を加えてホモゲナイズする
。このホモジネートを150Xg、10分間遠心分離し
、その上清をさらに2200Xg、15分間遠心分離す
る。上清を捨て、沈澱物の上層の浮濁色の部分をA液に
けんだく懸濁し、この懸濁液を2200Xg、15分間
遠心分離により洗浄し、再び懸濁して容器に分注し、−
70@Cで凍結して一20°Cで保存する。 (2)PTHとPTHレセプターの反応被検品を2pg
/mlと10μg/mlの濃度になるようにATPMg
2mM、MgCl12 10mM、KCl 60m
M、G’r’P20#M、イソブチルメチルキサンチン
1mM、タレアチンホスフエート8mMおよび牛血清ア
ルブミン(BAS)0.2%含有100mMトリス塩酸
塩緩衝液(pH7,5)(以下B液と称す)に溶かし、
これを標準品牛PTH(1−84)についても行う。 これら4つの溶液を50μβづつガラス試験管に分注し
、各々8本づつ用意する。試料は氷水中に保ち、ATP
など他の物質の分解を抑える。 −20”Cに保存したP THレセプター調製品を室温
で解凍し、A液に予め溶かしておいたクレアチンキナー
ゼを加え、さらにA液でクレアチンキナーゼO、l m
g / m l 、 P T Hレセプター調製品蛋
白量1 、 4 m K / m eになるように調製
し、水冷中で保つ。上記の分注された試料溶液を370
0の恒温槽に数分間つけた後に、上記のPTHレセプタ
ークレアチンキナーゼ液を50μβづつ加え、37”C
で10分間インキュベートする。 次イテ、0.1M酢酸緩衝液(pH)100μj’を加
え、直ちに氷水中につけた後、速やかに試験管を沸騰水
で1分間熱し、反応を停止させる。 (3)生成C−AMPの測定 上記の反応停止試料を版溜水で10−30倍に希釈し、
2000Xg、15分間の遠心分離により除蛋白を行う
、その上清のC−AMPvをRIAキット(ヤマサ醤油
社製)で測定する。 (4)PTH力価の測定 C−AMPの測定値をPM/mgPTHレセプター蛋白
/分の単位に換算し、これを反応の値とし、標準品によ
って得られた値に対して被検菌を平行線検定2×2点法
を用いて検定する。 (5)PT)(活性結果(Ll/mg)〈血清カルシウ
ム、リンに対する作用〉(1)血清中のカルシウム、リ
ン測定法4迦令のウィスター系雄ラットの甲状腺および
副甲状腺を摘出しくTPTX) 、24時間に検体4μ
gを静脈注射する。投与2時間後に腹部下行大動脈より
採血し、血清カルシウム濃度を原子吸光により測定し、
また血清りん濃度はゴールデンベルクらの方法(C1i
n、Chem、、ユ。 871−882 (1966))により測定した。 (2)測定結果 上記の如く、公知のr−PTH(134)はHt O□
により容易に酸化されてPTH活性が全く失活するのに
対し、本発明r −P ’r Hペプチド誘導体〔1〕
は、H,O□で酸化しても失活しない極めて安定であり
、しかもr−PTH(1−34)と同様の高PTH活性
を有し、しかもh−PTH(1−34)より強い血清カ
ルシウム上昇作用および血清リン低下作用を有するため
、骨代謝が関与する疾患の治療剤として有用である。 特に製剤学的に安定な製剤を提供し得る点で有利である
。 叉■炭 本明細書中に記載の略記号は次の意味を有する。 Ala;L−アラニン ValHL−バリン S e r ; L−セリン G1 u ; L−グルタミン酸 11e;L−イソロイシン Gln;L−グルタミン 1、eu;L−ロイシン N16;L−ノルロイシン )1isHL−ヒスチジン Asn;L−アスパラギン Gly;L−グリシン Lys;L−リジン Arg;L−アルギニン Trp;L−)リプトファン A s p ; L−アスパラギン酸 P h e ; L−フェニルアラニンTyrHL−チ
ロシン Boc;t−ブチルオキシカルボニル Aoc;t−アミルオキシカルボニル Z C1; o−クロロベンジルオキシカルボニルf
3zl;ベンジル Bzl C1z ;2,6−ジクDoベンジルTo
s;)シル 0Etiエチルエステル OB z 1 +ベンジルエステル ONP;p−ニトロフェニルエステル 0PAC;フェナシルエステル TFA;トリフルオロ酢酸 TosOH;p−)ルエンスルホン酸 EtsN; トリエチルアミン NMM 、N−メチルモルホリン TBAit−ブチルアミン DCHA 、ジシクロヘキシルアミン NaOH;水酸化ナトリウム THF、テトラヒドロフラン DMF 、ジメチルホルムアミド DMSO;ジメチルスルホキシド エーテル;ジエチルエーテル DCC,N、N’ −ジシクロへキシルカルボジイミ
ド WSC;N−エチル、N’−3−ジメチルアミツノプロ
ピル−カルボジイミド HOBt;1−ヒドロキシベンゾトリアゾールPF()
;PFは保護されたアミノ酸またはペプチドフラグメン
トを意味し、 ()内の数字は式(1)のアミノ 酸の順序を示す。 なお、実施例で使用した薄層クロマトグラフィー(TL
C)の担体および展開溶媒系ならびにアミノ酸分析の条
件は次の通りである。 < ’r L C> 担体;シリカゲルG 展開溶媒系; 1、クロロホルム−メタノール−酢酸(95:5:3) 2、クロロホルム−メタノール−酢酸(85:15:5
)、 3、クロロホルム−メタノール−酢9(80:25:2
)、 4、クロロホルム−メタノール−[2(62:32:5
:l) 5、クロロホルム−メタノール−酢!(6’l:28
: 4 : 1)、 6、クロロホルム−メタノール−酢酸(72:24:3
:1)、 7、クロロホルム−メタノール−酢酸(82:15:2
:l)、 〈アミノ酸分析〉 特記しない限り、試料は6N塩酸で110 ”C。 24−48時間封管中で加水分解した。 実施例 1 (Nle””) −r−PTH(1−34);−Gln
−Asp−Val−His−Asn−Phe−OHの製
造 1)PF (21−22);BO(−Nle−Gln−
OPAC(1) BOC−Gln−OPAC7,2g (20mモル)に
TFA30mlを加え、水冷下で5分間、室温で5分間
攪拌した後、エーテルを加え、沈澱物を濾取した。この
沈澱物をDMFに溶がし、これにBOC−Nle−OH
2,3g (20mモル)およびHOB t 2.7
g (20mM)を加え、−15”Cで冷却下WSC4
,2mlを加え、NMMで中和し、−夜室温で撹拌した
。反応後、沈澱物を濾取し、酢酸エチルに溶解し、0.
IN塩酸(3回)、5%重曹水(4回)、水(2回)の
順で洗浄した。有機層を無水芒硝で乾燥後、減圧濃縮し
た。残渣を熱酢酸エチルに溶かし、冷えてからエーテル
を加えて沈澱物を生じさせる工程を3回行って、生成物
(1)を得た。収量3.43g(収率36%) ”rLc;Rft−0,17 2)PF (20−22);BOC−Arg (Tos
)−Nle−Gln−OPA (2)生成物(1)3.
4g (7,1mモル)を上記と同様の方法により脱B
OC化し、得られた沈澱物をDMFに溶かし、これにB
OC−Arg (Tos)OH3,2g (1,1倍モ
ル)およびHOBtl、05gを加え、−15°Cで冷
却下WSC1,43mJを加え、NMMで中和し、−夜
室温で攪拌した。反応後、反応液を減圧濃縮し、残渣を
酢酸エチルに溶かし、5%重曹水、IN塩酸、水の順で
洗浄し、無水芒硝で乾燥後、減圧濃縮した残渣にエーテ
ルを加えて処理し、生成物〔2〕を得た。収量4.96
g (収率88.7%)3)PF (19−22)
;BOC−Gln (OBz 1)−Arg
(Tos)−Nle −GIn−OPAC(3) 生成物(2)4.85g (62mモル)を上記と同様
の方法により脱BOC化し、得られた沈澱物をDMFに
溶かし、これにBOC−Gln(OBz 1)−0H2
,50gおよびHOBtl、Ogを加え、−15”Cで
冷却下WSC1,35m1を加え、NMMでpH7に中
和し、−夜室温で攪拌した。反応液を減圧濃縮し、残渣
を酢酸エチルに溶かし、0.IN塩酸(4回)、5%重
曹水(4回)、水(2回)の順で洗浄し、無水芒硝で乾
燥後、減圧濃縮した。残渣を酢酸エチル−エーテルから
結晶化して生成物〔3〕を得た。収量5゜67g(収率
91.5%) TLC; Rf、雪0.85 4)PF (18−22):BOC−Va l −Gl
n (OBz l)−Arg (Tos)−N I e
−G l n−0PAC(4)生成物(3)5.64g
(5,6mモル)を上記と同様の方法によりTFA3
Qmgを用いて脱BOC化し、得られた沈澱物をDM
Fに溶かし、これにBOC−Va l−0H1,46g
(6,72mモル)およびHOBtO,90gを加
え、水冷下WSC1,23mjlを加えた後、NMMで
中和し、−夜室温で攪拌した。反応液を減圧濃縮し、残
渣をクロロホルムに溶かし、5%重曹水で洗浄すると、
結晶が析出したので、結晶とクロロホルム層を水層から
分離して減圧濃縮した。残渣を酢酸エチル−エーテルか
ら再沈澱する工程を2回行って生成物[4]を得た。収
!6.06g(収率97.9%) 1”LC;Rft−0,82 5)PF (1722);BOC−3et (Bz 1
)−Va 1−Gln (OBz 1)−ArH(To
s)−Nle−Gln−OPAC〔5〕 生成物(4)5.97g (5,4mモル)を上記と同
様の方法により脱BOC化し、得られた沈澱物をDMF
に溶かし、これにBOC−Ser(Bz 1)−0H1
,92g (6゜5mモル)およびHOBtO,88g
を加え、水冷下WSC1゜1 Qmgを加えた後、NM
Mで中和し、−夜室温で攪拌した。反応液にさらにBO
C−5er−(Bz 1)−0H1,18mg (4m
モル)およびWSCo、73m1を加え、−夜室温で攪
拌した0反応液を減圧濃縮し、残渣をクロロホルムに溶
かし、5%重曹水で1回洗浄した後、減圧濃縮した。残
渣をエタノール−エーテルから2回再沈澱させて生成物
〔5〕を得た。収it6.55g(収率99.0%) T L C; Rf + −0、3 6)PF (17−22);BOC−3et (Bz
1)−Va 1−Glu (OBz 1)−Ar g
(To s) −N l e−G l n−OH−〔6
〕 生成物〔5〕にZn粉末20gおよび酢酸159m1を
加え、室温で4時間撹拌した。反応液を濾過し、濾液を
減圧濃縮した。残渣にエーテルを加えた。生じた沈澱物
を濾取し、5%重曹水、水の順で洗浄後、乾燥して生成
物〔6〕を得た。収量6.05g TLC;Rfz =0.45 融点 ;155−170”C (α)D −4,59(c=1.00.DMSo
) 元素分析(CsthHabN+oO+sS ・2Hz
Oとして〕 0% 【1% N% 計算イ辱 55.98 7.05 11.66測定値
55.83 6.86 11.487)PF (17−
34);BOC−Ser (Bz 1)−Va 1−G
lu (OBz l)−Arg (Tos)−Nle−
Gln−”r”rp−Leu−Arg (Tos)−L
ys(Z−Cjり −Lys −(Z−C1り −
Leu−Gln−Asp (OBz I)−Val
−−Hls−Asn−Phe−OBz l〔7〕 BOC−Trp−Leu−Arg (Tos>−Ly
s (Z−CJ) −Lys (Z−Cjり−L
eu−Gln−Asp −(OBz 1)−Va
l −Hls−Phe−OBzl (特開昭55−1
13753)4.71g (2mモル)をジメチルチオ
ール1.Qmg、スカトール2 QmgおよびTFA8
0mJの混合溶液に溶かし、室温で1時間撹拌した。反
応液を減圧濃縮し、残渣にエーテルを加えた後、生じた
沈澱物を濾取した。得られた沈澱物をDMFに溶かし、
これに生成物(6)2.32g (2,1mモル)およ
びHoBto、32g ’を加え、水冷下WSC0,4
4m1を加えた後、NMMでpH7に調節し、室温で2
日間撹拌した。 反応液を減圧濃縮し、残渣を5%重曹水で処理した。生
じた沈澱物を濾取し、洗浄水のpHが7になるまで水で
洗浄した。上記生成物をエタノールエーテルから一回再
沈澱して生成物〔7〕を得た。 収量5.68g(収率84%) TLC;Rfs =0.73.Rfq−0,548)P
F (1516);BOCLeu−Al a−OPAC
(8) BOC−Ala−OPAC16,9g (55mモル)
を前記と同様の方法により脱BOC化し、得られた沈澱
物をDMF 120mlに溶かし、NMM約4約4アl
和した後、HOBt8.2gおよびBOC−Leu−O
H15,Ig (1,1倍モル)を加え、−15”cで
水冷下WSCII。 1mlを加えた後、室温で一夜攪拌した。反応液を減圧
濃縮し、残渣を酢酸エチル200mlに溶かし、IN塩
酸、5%重が水、水の順で洗浄し、無水芒硝で乾燥後、
減圧濃縮した。残渣をヘキサンで処理して生成物〔8〕
を得た。収量14.5g(収率62.9%) T L C; Rf + = 0 、 679)PF
(14−16);BOC−His−Le u−A l
a−OPAC(9) 生成物(8)17.1g (42mモル)を前記と同様
の方法によりTFA30mlを用いて脱BOC化し、得
られた沈澱物をDMF 100mlに溶解した脱BOC
化液を得た。 一方、BOC−Hi s (To s) −0H−DC
HA21.94g (37,14mモル)にIN硫#I
100mlと酢酸エチル100m1を加え、分液ロート
で振とうした後、酢酸エチル層を水で2回洗浄し、無水
芒硝で乾燥した後、減圧濃縮して油状物を得た。この油
状物とHOBt6.2gを前記BOC化液に加え、−1
5’Cで水冷下WSC8,5mj!を加えた後、NMM
で中和し、室温で一夜攪拌した0反応液を減圧濃縮し、
残渣を酢酸エチルに溶かし、IN塩酸(2回)、5%重
曹水(2回)、水(2回)の順で洗浄し、無水芒硝で乾
燥した後、減圧濃縮して生成物
〔9〕を得た。
収量14.5g
10)PF (13−16):BOC−Lys(Z−C
1)−Hi 5−Leu−Ala”0PAC(10) BOC−Lys (Z−CI)−OH−TEA8゜3
gに酢酸エチル100mIlおよびIN塩酸100m1
を加え、分液ロートで振とうした後、酢酸エチル層を水
で2回洗浄し、無水芒硝で乾燥した後、減圧乾固して油
状物を得た。 一方、生成物(9)9.5g (17mモル)を前記部
間様の方法により脱BOC化し、得られた沈澱物をDM
Fに溶解し、これにHOBt2.5gおよび前記油状物
を加え、−15°Cで氷冷下WSC3,4mlを加えた
後、NMMで中和し、室温で一&攪拌した。反応液を減
圧濃縮し、残渣を酢酸エチルに溶解し、IN塩酸、5V
L重普水、水の順で洗浄し、無水芒硝で乾燥した後、減
圧濃縮した。残渣をエタノール−エーテルより沈澱させ
て生成物(10)を得た。収1111.43g(収率7
8.7%) アミノ酸分析;Alal、0、Leu 1、Ly31
.1、Hisl、1 11)PF (13−16);BOC−Lys(Z−C
J)−Hi 5−LEU−Ala−OH(11) 生成物(10)5.13g (6mモル)にZn粉末1
0gおよび酢酸5 Qmj!を加え、室温で4時間攪拌
した。反応液を濾過し、濾液を減圧ン彦縮した。残渣に
エーテルを加え、生じた沈澱物を濾取して生成物(11
)を得た。収f4.63g融点;171−179’c 〔α) −43,80(c=1.0.DMD
So) 元素分析CC3*HsbN?Oq lマIcl・3)1
□Oとして〕 0% 8% N% 計算値 51.67 1.14 12.40測定値 5
1.84 6.88 12.2312)PF (13−
34);BOC−Lys(Z−C1) −Hi 5−L
eu−A l a−Ser (Bz 1)−Va 1
−Glu(QBz 1)−Arg (Tos)−Nle
−Qln−’I’rp−Leu−Ar g(τo s
) −LYS (Z−Cjり −Leu−qin
−Asp (OBz I)−Val−Ht 5−A5
n’−Phe−OBz 1【12〕 生成物(7)2.67g (0,8mモル)をジメチル
スルフ4ト5 5ml,スカトールI QmgおよびTFA40mlの
混合溶液に溶かし、室温で1時間攪拌した。反応液を減
圧濃縮し、残渣にエーテルを加え、生じた沈澱物を濾取
した,得られた沈澱物をDMFに溶かし、これに生成物
(11)0.66g (0。 9mモル)、HOBtO.14g,ESCo.18 3
mlを加えた後、NMMで中和し、室温で一日攪拌した
.さらに、WSCo.183m1を加え、室温で一日攪
拌した。反応液を減圧濃縮し、残渣に5%重曹水を加え
、生じた沈澱物を洗浄水のpHが7になるまで水で洗浄
した後、エタノール−エーテルより再沈澱して粗製の生
成物〔12〕を得た。収!3022g 上記生成物をできるだけ少量のDMFに溶かし、これを
SP−セファデックスC−25のカラム(2.8X7c
m)にチャージし、15%酢酸含有25%含水DMF3
00ml−0.2N酢酸アンモニウム含有25%含水D
MF3 0 Qmgの直線型濃度勾配による溶出を行っ
た。各フラクシヨンは8mlづつ分画し、22−29本
口のフラクションを集め、減圧濃縮した.残渣に5%重
曹水を加え、生じた沈澱物を濾取し、水で洗浄した後、
乾燥して生成物〔12〕を得た.収量2055g(収率
80.4%) アミノ酸分析;Asp 1.90 (2) 、5er
O.80 (1) 、Glu3.03 (3) 、Ala 1 (1) 、Val 1、
82 (2)、Leu 2、84 (3) 、Phe
O.96(1)、Lys 3.14 (3) 、His 1.69 (2)、A rg 1.84 (2) 、’[’rpO.67 (
1) 、Nle l。 13)PF (11−12) ;BOC−Leu
−Gly−OBzl (13) BOC−Leu−OH −Ht 04. 99g
(2QmM)を乾燥THF30mlに溶かし、これに
乾燥ベンゼン5 Qmgを加、溶媒を共沸により留去し
た.得られた油状物を乾燥THF70mlに溶かし、こ
れにH−Gly−OBz 1−TosOH(20mM)
およびHOB t 2. 7 g (2 0 nM)
を加え、次いで一5°Cに冷却下WSC5mlを加えた
後、室温で一夜撹拌した0反応後、減圧上溶媒を留去し
、残渣を酢酸エチル1 0 0mj+にとかした後、I
N塩酸で2開、5%重曹水で2回、水で2回の順で洗浄
した。酢酸エチル層を無水芒硝で乾燥した後、減圧濃縮
して油状の目的物(1.3)を得た。 14)PF (to−12);BOC−Asn−Le
u−G l y−OB Z l (1 4)前記で得
た油状物〔27〕に一15℃に冷却下4、39N塩化水
素/ジオキサン溶液4 Qmj!を加え、90分間撹拌
した後、減圧濃縮した.残渣にエーテルを加え、生じた
沈澱物を濾取、乾燥した後、乾燥DMF’30mj!に
溶かした.これに−5℃に冷却下EL3Nを加えてpH
7に調節し、次いでHOB t O.3 g (2.2
mM)およびBOC−As n−0NP7.7 7 g
(2 2mM)を加え、室温で3日間攪拌した0反応
液に水を加え、析出した沈澱物をクロロホルム2 0
Qmgで抽出した。 クロロホルム層をIN塩酸、5%重曹水、水の順で洗浄
し、無水芒硝で乾燥後、減圧上溶媒を留去した。残渣を
酢酸エチル−ヘキサンから結晶化して目的物〔14〕を
得た。 収量;8.Og(収率73.8%) 融点1152−156℃ !4 〔α)D −36.1° (C=1.0.DMF
)15)PF (9−12);BOC−His−Asn
−Leu−Gl y−OBz l,(1 5)化合物(
1 43 7.3 6 g (1 5.5mM)に塩化
メチレン5mlを加え、次いで水冷下TFA32mlを
加えた後、室温で60分間攪拌した0反応液を減圧濃縮
し、残渣にエーテルを加え、析出した沈澱物を濾取、乾
燥した後、乾燥DMF 40mgに溶かし、NMMでp
H7に調節して脱BOC溶液を得た。 一方、BO−Hi s (To s) −0H−DCH
A l 0.99 g (18,6mM)に酢酸エチル
150m1および0.5 N硫酸90mgを加えて振と
うし、酢酸エチル層を水で3回洗浄し、無水芒硝で乾燥
後、酢酸エチルを減圧上留去して油状物を得た。 この油状物とHOB t 2.5 g (18,6mM
>を乾燥DMF60mj!に溶かし、その溶液を前記の
脱BOC溶液に加え、次いで一15℃に冷却下WSC3
,4ml (18,6mM)を加えた後、室温で一夜攪
拌した。反応後、減圧した溶媒を留去し、残渣を酢酸エ
チルに溶かし、5%重曹水で3回、水で2回洗浄し、無
水芒硝で乾燥後、減圧上溶媒を留去した。残渣にエーテ
ルを加え、析出した結晶を濾取した。この結晶はHis
のTosが一部脱離されているが、完全に脱離するため
に、この結晶をDMF 100mgに溶解し、これにH
OB t7、05 gを加え、室温で3日間攪拌した。 反応後、減圧下DMFを留去し、残渣を酢酸エチルに溶
かし、5g重曹水で2回、水の順に洗浄し、無水芒硝で
乾燥後、減圧上溶媒を留去した。析出した結晶にエーテ
ルを加えて濾取して目的物〔15〕を得た。 収量;7.32g(収率74.8%) TLC、Rft婁0.1 16)PF (8−12):BOC−Nle−His−
Asn−Leu−C1y−013z 1 (16)化
合物(1537,32g (11,6nMに塩化メチレ
ン5mlを加え、次いで水冷下TEA30mlを加えた
後、室温で40分間攪拌した0反応液を減圧し、残渣に
エーテルを加え、析出した沈澱物を濾取し、5%重曹水
で2回、IN塩酸で2回、水で3回の順で洗浄し、乾燥
して目的物〔16〕を得た。 収量;3.70g(収率42.9%) TLCi Rr、 −0,20 17)PF (8−12) ;BOC−Nle−H
is−Asn−Leu−Gly−OH(17)化合物(
16) 2.8 g (3,8mM)エタノール100
m1に溶かし、これにlO%pa/C300m1を加え
、室温で水素ガスを3時間通じた。 反応液中に不溶物が析出したので、濾過し、DMFで洗
浄した後、濾液を減圧濃縮した。残渣にエタノール−エ
ーテルを加えて沈澱物を濾取、乾燥して目的(17〕を
得た。 収量;1.76g(収率71.1%) 融点;112.5℃ ’rLC; Rfz −0,05 アミノ酸分析i A 31) 0.96 (1)、ct
yo、qs(1)、L e u 1 (11、H1s
O,95(1)、N1e0.918) PF (8−3
4) ; BOC−N l a−H1s−Asn−L
eu−Gly−Lys (Z−Cjり−Hi 5−L
eu−Ala−Ser (Bzl)−Va 1−Gl
u (OBz l) −Arg (Tos)−
Nle−Gln−Trp−Leu−Arg (Toa
)−Lys (Z−C1)−Lys (Z−Cj)
−Lau−Gln−Asp (OBZ 1)−Va
1−Hi 5−Asn−Phe−OBz l〔
l 8〕 生成物(12) 2.55 g (0,64mM)をジ
メチルスルフィド5ml、エタンジチオール0.5ml
スカトール10mgおよびTFA40mjの混合溶液に
溶かし、室温で1時間攪拌した。反応液を減圧し、残渣
にエーテルを加え、生じた沈澱物を濾取した。得られた
沈澱物をDMFに溶かし、これに生成物(17) 0.
50 g (0,77mM)、HOB’rO,lOgお
よびWSCO,14nt!を加えた後、NMMで中和し
、室温で2日間攪拌した。 反応液を減圧濃縮し、残渣に5%重曹を加え、生じた沈
澱物を濾取し、水で充分に洗浄した後、メタノール−エ
ーテルから2回再沈澱させ生成物〔18〕を得た。収量
2.73g(収率94.8%)’I’LC、Rf? −
0,76、Rf、±0.7519)PF (6−7)
;BOCGIn−Leu−OPAC(19) BOC−Leu−OPAC20,96g (60mM
)に塩化メチレン2Qmj!を加え、次いで水冷下TF
A80mnj+を加え、室温で40分間攪拌し後、反応
液を減圧濃縮した。残渣にエーテルを加え、生じた沈澱
物を濾取、乾燥した後、乾燥DMF70ml1に溶かし
、水冷下NMMを加えてpH7に調簀貨した。この溶液
にHOBt8.1g(60mM)およびBOC−G l
n−OH14,78g(60mM9 を乾燥DMF
90mりっとくに溶かした溶液を加え、−15℃に冷却
下wscto。 9m1(60mM)滴下した後、室温で一夜攪拌した。 反応後、DMFを減圧留去し、残渣を酢酸エチルに溶か
した後、5%重曹水で2回、IN塩酸で2回、水で3回
の順で洗浄した。酢酸エチル層を無水芒硝で乾燥し、減
圧上溶媒を留去した後、析出した結晶にヘキサンを加え
て濾取、乾燥して目的物〔19〕を得た。 収量、17.25g(収率60.2%)TLC;Rf+
−o、aa 20)PF(57);BOC−Ile−Gln−L e
u−OPAC(20) 化合物(19) 17.19 g (36mM)に塩
化化合物(19) 17.19 g (36mM9
塩化メチレン10mlを加え、次いで水冷下TFA7
0mlを加え、室温で60分間撹拌した後、反応液を減
圧濃縮した。残渣を減圧乾燥後、乾燥DMF130臀l
に溶かし、水冷下NMMでpH7に調節した。この溶液
にHOBt5.3g (39,6mM)およびBOC−
11e−OH−1/2Hz O9,5g (39,6m
M)を乾燥DMF70m1.に溶かした溶液を加え、−
15℃に冷却下W S C7゜2ml (39,6mM
)を滴下下後、室温チー夜攪拌した。反応後、DMFを
減圧留去し、残渣に5%重曹水を加え、生じた沈澱物を
濾取した後、5g重曹水、IN塩酸で2回、水で3回の
順で洗浄し、乾燥した。この沈澱物をエタノール−エー
テルから再沈澱化して目的物〔20〕を得た。 収量i16.35g(収率76.9%)TLC; R
fl −0,41S Rft =0.6821)
PF (4−7) ;BOC−Glu (OB
zl−11e−Gl n−Leu−OPAC(21)化
合物(20) 16.24 g (27,5mM)を
塩化メチレン10m1を加え、次いで水冷下TFA70
mlを加え、次いで水冷下TFA70mlを加え、室温
で60分間撹拌した後、反応液を減圧濃縮した。残渣に
エーテルを加え、生じた沈澱物を濾取、乾燥した後、乾
燥DMFLOOmβに溶かし、次いで水冷下NMMを加
えてpH7に調節した。この溶液にHOB t 4.0
9 g (30,25mM)およびBOC−G l u
(OB z l) −0H10,2g (30,25
mM)を乾燥DMF50m150nj!に溶かした溶液
を加え、−15℃に冷却下W S C5,5m lを滴
下下後、室温で一夜攪拌した0反応後、DMFを減圧留
去し、残渣に5%重曹水を加えて生じた沈澱物を濾取し
た後、5%重曹水、IN塩酸で2回、水で4回の順で洗
浄した、エタノール−エーテルから再沈澱かして目的物
〔21〕を得た。 収量;21.68g(収率97.1%)TLC; Rf
l −0,52 22)PF (3−7);BOC−3et (Bz 1
)−Glu (OBz 1)−11e−Gln−Leu
−OPAC(22) 化合物(21) 21.46 g (26,5mM)に
塩化メチレン10ml1を加え、次いで水冷下TFA9
0mβを加え、室温で1時間攪拌した後、反応液を減圧
濃縮した。残渣にエーテルを加えて、生じた沈澱物を濾
取、乾燥した後、乾燥DMF 150 m lに溶解し
、次いで水冷下NMMを加えてpH7に調節した。この
溶液にHOBt3.9g(29,15mM)およびBO
C−Ser (Bz I) −〇H8,6g (29,
15mM)を乾燥DMF50mlに溶かした溶液を加え
、−15℃に冷却下WSC5,3mj! (29,15
mM9 を加えた後、室温で一夜攪拌した。反応後、
DMFを減圧留去し、残渣に5%重曹水を加え、析出し
た沈澱物を濾取した。これを5%重曹水、IN塩酸で2
回、水で4回の順で洗浄した後、エーテルに懸濁、濾取
して目的物〔22)を得た。 収!1124.89(収率94.7%)TLC,Rf、
冨0.53 23)PF (2−7);BOC−Va 1−Ser(
Bz I)−Glu (OBz l) −11e−GI
n−Leu−OPAC(23) 化合物(22) 24.68 g (25mM)塩化メ
チレン20mgを加え、次いで水冷下100mJを加え
た後、室温で50分間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、
残渣にエーテルを加え、生じた沈澱物を濾取、乾燥した
後、乾燥DMF120mlに溶かし、次いで水冷下NM
Mを加えてpH7に調節した。この溶液にHOB t
4.05 g (30mM)およびBOC−Va l−
0H6,5g (30mM)を乾燥DMF80mj+に
溶かした溶液を加え、=15℃に冷却下WSC5,5m
l1 (30mM)を滴下した後、室温で一夜攪拌した
。反応液に沈澱物が析出したので、水を加えて濾取し、
5%重曹水で2回、IN塩酸で2回、水で4回の順で洗
浄した後、エーテルに懸濁、濾取して目的物〔3〕を得
た。 収量;26.32g(収率96.8%)TLC,Rf=
0.54 24)PE (1−7);BOC−Ala−Aa 1−
Aer (Bz 1)−Glu (OBz l) −1
1s−Gln−Leu−OPAC(24)化合物(23
) 26.07 g (24mM)に塩化メチレン’l
Qmj!を加え、次いで水冷した’rF A100m
gを加えた後、室温で40分間撹拌した、反応液を減圧
濃縮し、残渣にエーテルを加え、生じた沈澱物を濾取、
乾燥した後、乾燥DMF 100mgに溶かし、次いで
水冷下NMMを加えてpH7に調節した。この溶液にH
OBt3.9g(28,8mM)およびBOC−1a−
OH5,4g (28,8mM)を乾燥DMF50mj
+に溶かした溶液を加え、−15℃に冷却下W S C
5,3m l (28,8mM)を添加した後、室温で
一夜攪拌した。 反応液に沈澱物が析出したので、水を加えて濾取し、5
%重曹水、IN塩酸、水の順で洗浄した後、エーテルに
懸濁し、濾取する工程を2回行って目的物〔24〕を得
た。 収量;25.6g(収率92.3%) TLC;Rf+ =0.54 25)PF (17);BOC−Ala−Val−Se
r (Bz 1)−Glu (OBz 1)−11e−
G l n−L e u−OH(25)化合物(24)
11.6 g (10mM)を酢酸300ml!に
溶かし、これに亜鉛末をろ別した。酢酸を減圧留去し、
残渣にエーテルを加え、析出した結晶をろ取、洗浄して
目的物〔25〕を得た。 収量;10.2g(収率97.4%) 融点;258℃(分解) TLC、Rfl =0.15、Rfz−0,65アミ
ノ酸分析; S e r O,92(11、A l a
0.99 (1)、GI u 2.02 +21、V
a 10.95(1)、L e u 1 (1)、1
1 e 0.92 (1) 26)PE (1−34);BOC−Ala−Val−
Ser(Bzl)−Glu(OBzl)−11e−Gl
n−Leu−Nle−His−Asn−Leu−Gly
−Lys −(Z−Ci’) −Hls−Leu−A
la−Ser (Bz l) −Val−Glu
(OBz I)−Arg (Tos)−Nle
−Gln−Trp−Leu−Arg (T。 s) −Ly s −(Z−C1) −Ly s
(Z−C1)Leu−Gln−Asp (OBz
l) −Val−His−Asn−Phe−OBz
1 (26〕 生成物(12) 2.37 g (0,61mM)をジ
チルスルフ4卜5 、スカトール1 0mgおよびTFA4 0mgの混合
溶液に溶かし、室温で1時間攪拌した。反応液を減圧濃
縮し、残渣にエーテルを加え、生じた沈澱物をろ取した
。得られた沈澱物をDMFに溶かし、これに化合物(2
5) 0.7 6 g (0.7 3mM)HOBl
O.1gおよびWSCo.13mJを加え、次いでNM
Mで中和した後、室温で一日撹拌した0反応液を減圧濃
縮し、残渣に5%重曹水を加え、生じた沈澱物をろ取し
、水で充分洗浄したのち乾燥して生成物〔26〕を得た
。収13.38gTLC; Rf、 −0,82、Rf
、−0,7527)(Nle”’ ) −r−PT
H(1−3生成物(26)3.38g、アニソール3m
l。 ジメチルスルフィード0.3 m l、エタンジチオー
ル0.4 m lおよびスカトール50mgに0℃で無
水 化水素70mgを加え1時間攪拌した0反応と、H
Fを減圧上留去し、残渣にエーテルを加え、生じた沈澱
物を集め、0.IN酢酸溶解した。この溶液をダウエッ
クスWGRアセテート型のカラム(3,5X l 2c
11)に通し、ニンヒドリン陽性のフラクションのみ集
めて凍結乾燥して粗生成物2.80gを得た。これを8
M尿素水溶液50mgに溶かし、アンモニア水でp H
7,5〜8.0に調節して1時間後に0.01M酢3.
アンモニウム水溶液(pH4,5)で平衡化したCM・
トヨパールの東洋曹達社製のカラム(3X30cm)に
チャージし、上記緩衝液で尿素を溶出した後、0.01
酢3.7ンモニウム水溶液(p H4,5) 800m
jl 〜0.3M酢3.アンモニウム水溶液(pH4,
5)800mgの直線型濃度勾配による流出、次いで0
.3M酢酸アンモニウム水溶液(pH4,5)800m
l〜0.5M酢酸アンモニウム水溶液(pH4,5)の
直線型濃度勾配による溶出を行った。各フランクシラン
l 4mgづつ分画で71−128本目0フランクジョ
ンをCHP−20(三菱化成工業社製)に通し田後、0
.1 Mギ酸300m1〜35%アセニトル含有0.1
Mギ酸300mgの直線型濃度勾配による溶出を行っ
た。各フランクジョンは9mgづつ分画し、44〜48
本目のフラクシヨンを集め、凍結乾燥して(Nlee、
zt )−TmPTH(1−34)を得た。 収量50 m g アミノ酸分析〔2%チオグリコール酸含有6N塩酸で1
05℃、24時間加水分解);A31)3゜18 (3
) 、5et1.82 (2) 、Glu5.02(5
) 、Glyl、0B (1) 、Alal、88 (
2)、Val2.86 (3) 、I leO,82(
1)、Leu5.00 (5) 、Pheo、97
(1)、l、y3.48 (3) 、Hi s
2.84 (3) 、Arg2.131. N1
e1.97 (2) アミノ酸分析(トリプシン、アミノペプチダーゼM加水
分解);Aspl、29 (1)、5er2゜40 (
2) 、Glul、93 (2) 、Glyl、32
(1) 、Ala2.Q? (2) 、Va 13.2
1 (3)、IIel、23 (1)、Leu5.
00 (5)、Phel、05 (1)Lya3.11
(3) 、His(3) 、Arg2.18 (
2) 、TrpO,84(1)、N1e1.84 (2
) 、Asn1.93 (2)、G1n2.89(3
) 高速液体マロマドグラフィー; カラム;Nuc 1 es i Is Cps (4
wlDX150m) 緩衝液;0.1%TFA−アセトニトリル(アセトニト
リルの比率は20分間に20〜40%に変化させる直線
型濃度勾配による) 流速; 1m11分 検出;225nm 測定結果;約23.4分に1ピーク pKL、約9.3 〔α〕 1 D −70,88” (C−0,079,0,
1M酢酸) 実施例 2 CN1e”’、Tyr)x PTH−r−PTH(1
−34); H−Ala−Vat−Ser−Glu−Ile−Gln
−Leu−Nle−His−Asn −Leu−Gl
y−Lys−His−Leu −Ala−Ser−V
at−Glu−Arg −Nle−Gln−Trp−
Leu−Arg −Lya−Lys−Leu−Gln−
Asp −Val −Hi 5−As n−Ty r
−OH 28)PE (17−34);BOC−3et (Bz
1)−Va 1−Gln (OBz I)−Arg
(TOO3)−Nle−Gln−’rrp−Leu−A
rg (Tos)−L)FS (Z−C1)−Lys(
Z−Cjり −Leu−Gln−Asp (OB21)
−Va 1−Hos−Asn−Tyr (Bz 1(
BZ 1−C1z −0Bz l (28)BOC
−Trp−Leu−Arg (Tos)−Lys
(Z−C1”) −Lys (Z−C1) −Le
u−GI n−Asp (OBz l) −Va
1−Hi 5−Asn−Tyr (Bz 1
−C1t ) −0Bz l(特開昭55−11
3753号) 3.5 g (1,38mM)をジメチ
ルスルフィドl Qml、スカトール20mgおよびT
FA8 Qmlの混合溶液に溶かし、室温で80分間攪
拌した0反応液を減圧濃縮し、残渣にエーテルを加え、
生じた沈澱物をろ取した。得られた沈澱物をDMF80
mjlに溶かし、これに実施例1に記載の生成物(6)
1.60g (1,45mM) 、HOB224mgを
加え、−15℃に冷却下WSC0,30mj!を加えた
後、NMMでpH7に調節し、室温で一夜攪拌した0反
応液を減圧濃縮した、残渣に5%を加え、生じたちんで
んい物をろ取し、水で充分洗浄した後、熱エタノール処
理した。冷却後エーテルを加え、生じた沈澱物を濾取し
た。濾液は減圧濃縮し、残渣にエーテルを加え生じた沈
澱物を先の沈澱物と合わせてアセトン−エーテルから再
沈澱化して生成物〔28〕を得た。 収量;150〜153℃ ’rt、c : Rfs −0,84、Rt、。 −0
,32(cr)PE (13−34):BOC−Lys
(Z−CI)−His−Leu−Ala−Ser
(Bz 1) −Va 1−Glu (OB21)Ar
g (Tos) −Nle−Gln−Trp−Leu−
Arg (Tos)−Lt s (Z−C1)−Ly
s (Z−CI> −Leu−Gl n−As p
−(OBz 1)−Val−はl 5−As n−Ty
r (Z−CI、)二〇Bzl(29) 生成物(28)4.80gをジメチルスルフィド10
m l sエタンジチオールl m l 、スカトール
20mgおよびTFA80mj!の混合溶液に溶かし、
室温で70分間攪拌した0反応液を減圧濃縮し、残渣に
エーテルを加え、生じた沈澱物を濾取した。得られた沈
澱物をDMFに溶かし、これに実施例1に記載の生成物
(11) 1.08 g、 HOBT200mgおよび
WSCo、29mJを加えた後、NMMで中和し、さら
にWSCo、10mjlを追加して、室温で一日攪拌し
た0反応後を減圧濃縮し、残渣に5%重曹水を加え、生
じた沈澱物を水で充分に洗浄した後、アセトン−エーテ
ルから結晶化して粗製の生成物〔29〕を得た。収量5
゜37g(収193.1%) TLC; Rfs −0,5 融点;118〜124℃ 〔α〕冨4・5 D −2,39° (C−0,5,DMF)30)
PE(8−34); BOC−Nle−His−As
n−Leu−Gly−Lys (Z−Cjり −Hi
5−Lau−Ala−5er (Bz 1) −Va
1−Glu (OBz 1)−Arg (T。 5)−Nl e−Gln−Trp−Leu−Arg(T
os) −Lys (Z−Cjり−Lys (Z−
C1)−Leu−Gln−Asp (OBz l) −
Va 1−H15−As n−Ty r (Z−C1t
)−〇BZ 1 (30) 生成物(29) 5.0 g (1,153mM)をジ
メチルスルフィド10mm1、エタンジチオール1m1
1スカトール20mgおよびTFA−70mJの混合溶
液に溶かし、水冷下1時間攪拌した0反応液を減圧濃縮
し、残渣にエーテルを加え、生じた沈澱物を濾取した。 得られた沈澱物をDMFに溶かし、これに−15℃に冷
却下実施冷1に記載の生成物(1730,83g、 H
OB t 172mGおよびWSCo、335mIlを
加えた後、NMMでpH7に調節し、室温で一日攪拌し
た。反応後にさらにW S C0,1m l追加し、さ
らに室温で1日攪拌した0反応液を減る圧濃縮し、残渣
に5%重曹を加え、生じた沈澱物を濾取し、水で充分に
洗浄上後、DMF−エーテルより再沈澱化して生成物〔
30〕を得た。 収量3.63g(収率63.3%) 融点;136〜148℃ 〔α) ff14・S Dl、59℃(−0,5DMF) 31)PE (1−34) ; BOC−Al
a−Va 1−3s r (Bz 1)−Glu
(OBz 1)−11e−Gln−Leu−Nle
−Hls−Asn−Leu−Gly−Lys (Z−
Cj)−His−Leu−Ala−Ser (Bzl
) −Val−Glu (OBz l)−Arg
(Tos)−Nle−Gle−Trp−Leu−Ar
g (Tos)−Lys (Z−Cjり−Lys
(Z−C1> −Leu−Gln−Asp (O
Bz 1)−Va l −Hls−Asn−Tyr
(Z−C1)−08zl (31〕 生成物(30) 3.5 g (0,70mM)ヲジメ
チルスルフィドl Qml、エタンジチオールl m
l、スカトール20mgおよびTFA50mMの混合溶
液に溶かし、室温で70分間攪拌した。反応液を減圧濃
縮し、残渣にエーテルを加え、生じた沈澱物を濾取した
。得られた沈澱物をDMFに溶かし、これに−15℃に
冷却下実施例1に記載の化合物(25) 0.87 g
(0,84mM) 、HOBt 114mgおよびW
S C0,19m IIを加え、次いでNMMで中和
した後、室温で1日攪拌した。 反応液にさらにWSCo、19mj!を追加し、室温で
さらに1日攪拌した0反応液を減圧濃縮し、残渣に5%
重曹水を加西、生じた沈澱物を濾取し、水で充分に洗浄
上後、熱アセトンで処理し、冷却下エーテルを加え、生
じた沈澱物を濾取して生成物〔31〕を得た。収量5.
59 g 融点;158〜176℃ 〔α〕84・5 D −0,80(C−0,5,DMF)アミノ30分
析(3%チオグリコール3.含有6N塩酸で105℃、
24時間加水分解);Asp3゜07’(3) 、5e
r1.20 (2) 、Gln4.52(5) 、Gl
yl、13 (1) 、Alal、89 (2)、Va
l2.36 (3)、l1e0.76 (1)、Leu
5.00 (5) 、TyrO,95(1) 、Lys
3.47 (3) 、Hls2.76 (3) 、Ar
gl。 82 (2) 、TrpO,54(1) 、N1e1.
9932)(Nle 、Tyr ) r−PT
H−生成物(31)5.2g、アンソール5 m l、
エタンジチオール0.5 m lおよびジメチルスルフ
ィド5mlに一70℃に冷却下無水 化水素50m1を
加え0℃で1時間攪拌した後、HFを減圧上留去した。 残渣にエーテルを加え、生じた沈澱物を濾取した。これ
を0.1酢酸に溶かし、この溶液をダウエックスWGR
(アセテート型)のカラム(2X15C1m)通し、ニ
ンヒドリン陽性のフラクションうのみを集めて凍結乾燥
して粗生成物4.1gを得たこれをできるだけ少量の0
.1Nギ酸に溶かし、CHP−20(三菱化成工業社製
)のカラム(3,2X60C11)にチャージし、0.
1 Nギ酸1300ml〜40%アセトニトリル含有0
.1Nギ酸1300mMの直線型濃度勾配による溶出を
行った。各フラクションは14mMづつ分画し、113
〜124本目のフラクションを集めて凍結乾燥して生成
物1.02gを得た。これを出来るだけ少量の0. I
N酢酸に溶かし、0.01M酢酸アンモニウム水’f
4液(p)15.0)で平衡したCM・トヨバール65
0M(東洋曹達社製)のカラム(2,5X5Qcm)に
チャージし、0.01M酢酸アンモニウム水溶液(pH
5,0)950mM No、5M酢酸アンモ1ニウム水
溶液(pH5,0)950mMの直線型濃度勾配による
溶出、次いで0.5 M酢酸アンモニウム水溶液(pH
5,0)300mA!−IM酢酸アンモニウム水溶液(
pH5,0)300mMの直線型濃度勾配による溶出を
行った。各フラクションは12.5 m lづつ分画し
、175〜182本目のフラクションを集めて凍結乾燥
下、凍結乾燥品をできるだけ少量のO,l酢酸に溶し、
セファデックスLH−20のカラム(2,5X 115
cm)にチャージし、0.1 M酢酸で溶出した。各フ
ラクションを8mMづつ分画し、20〜32本目のフラ
クションを集めて凍結乾燥して(Nle 、Tyr
)−r−PTH(1−34)を得た。収M6mg アミノ酸分析〔3%チオグリコール酸含有6N塩酸で1
05℃、24時間加水分解);Asp2゜97 (3
) 、5et1.68 (2) 、Gln4.90(5
) 、Gl)’1.01 (1) 、Alal、
98 (2)、Va 12.63 (3) 、
1 1eo、99 (1) 、Leu5.00
(5) 、Tyro、3 (1) 、Lys3.
24 (3) 、His3.11 (3) 、
Argl、73 (2) 、TrpO,93(1)
、N1e1.75 (アミノ酸分析〔トリプシン、ア
ミノペプチダーゼM加水分解);Aspl、07 (1
) 、5et2゜17 (2)、Glul、98 (
2)、Glyl、0?(1)、Alal、96 (2)
、Val2.97 (3)、I lel、08 (
1) 、Leu5.OO(5)Tyrl、06(1)、
L)’s2.89 (3) 、His2.70 (3
) 、Argl、80 (2) 、すrpo、88 (
1) 、Asn1.99 (2) 、G1n2.53
(3) 、Nl el、73 (2)高速液体クロマ
トグラフィー(分析条件は実施例1に同じ;測定結果;
vi23.0分に1ピーク PKI;v i9.3 〔α]” −48,07(C−1,104,0,1
M酢酸)。 手続補正書 昭和60年12月25日
1)−Hi 5−Leu−Ala”0PAC(10) BOC−Lys (Z−CI)−OH−TEA8゜3
gに酢酸エチル100mIlおよびIN塩酸100m1
を加え、分液ロートで振とうした後、酢酸エチル層を水
で2回洗浄し、無水芒硝で乾燥した後、減圧乾固して油
状物を得た。 一方、生成物(9)9.5g (17mモル)を前記部
間様の方法により脱BOC化し、得られた沈澱物をDM
Fに溶解し、これにHOBt2.5gおよび前記油状物
を加え、−15°Cで氷冷下WSC3,4mlを加えた
後、NMMで中和し、室温で一&攪拌した。反応液を減
圧濃縮し、残渣を酢酸エチルに溶解し、IN塩酸、5V
L重普水、水の順で洗浄し、無水芒硝で乾燥した後、減
圧濃縮した。残渣をエタノール−エーテルより沈澱させ
て生成物(10)を得た。収1111.43g(収率7
8.7%) アミノ酸分析;Alal、0、Leu 1、Ly31
.1、Hisl、1 11)PF (13−16);BOC−Lys(Z−C
J)−Hi 5−LEU−Ala−OH(11) 生成物(10)5.13g (6mモル)にZn粉末1
0gおよび酢酸5 Qmj!を加え、室温で4時間攪拌
した。反応液を濾過し、濾液を減圧ン彦縮した。残渣に
エーテルを加え、生じた沈澱物を濾取して生成物(11
)を得た。収f4.63g融点;171−179’c 〔α) −43,80(c=1.0.DMD
So) 元素分析CC3*HsbN?Oq lマIcl・3)1
□Oとして〕 0% 8% N% 計算値 51.67 1.14 12.40測定値 5
1.84 6.88 12.2312)PF (13−
34);BOC−Lys(Z−C1) −Hi 5−L
eu−A l a−Ser (Bz 1)−Va 1
−Glu(QBz 1)−Arg (Tos)−Nle
−Qln−’I’rp−Leu−Ar g(τo s
) −LYS (Z−Cjり −Leu−qin
−Asp (OBz I)−Val−Ht 5−A5
n’−Phe−OBz 1【12〕 生成物(7)2.67g (0,8mモル)をジメチル
スルフ4ト5 5ml,スカトールI QmgおよびTFA40mlの
混合溶液に溶かし、室温で1時間攪拌した。反応液を減
圧濃縮し、残渣にエーテルを加え、生じた沈澱物を濾取
した,得られた沈澱物をDMFに溶かし、これに生成物
(11)0.66g (0。 9mモル)、HOBtO.14g,ESCo.18 3
mlを加えた後、NMMで中和し、室温で一日攪拌した
.さらに、WSCo.183m1を加え、室温で一日攪
拌した。反応液を減圧濃縮し、残渣に5%重曹水を加え
、生じた沈澱物を洗浄水のpHが7になるまで水で洗浄
した後、エタノール−エーテルより再沈澱して粗製の生
成物〔12〕を得た。収!3022g 上記生成物をできるだけ少量のDMFに溶かし、これを
SP−セファデックスC−25のカラム(2.8X7c
m)にチャージし、15%酢酸含有25%含水DMF3
00ml−0.2N酢酸アンモニウム含有25%含水D
MF3 0 Qmgの直線型濃度勾配による溶出を行っ
た。各フラクシヨンは8mlづつ分画し、22−29本
口のフラクションを集め、減圧濃縮した.残渣に5%重
曹水を加え、生じた沈澱物を濾取し、水で洗浄した後、
乾燥して生成物〔12〕を得た.収量2055g(収率
80.4%) アミノ酸分析;Asp 1.90 (2) 、5er
O.80 (1) 、Glu3.03 (3) 、Ala 1 (1) 、Val 1、
82 (2)、Leu 2、84 (3) 、Phe
O.96(1)、Lys 3.14 (3) 、His 1.69 (2)、A rg 1.84 (2) 、’[’rpO.67 (
1) 、Nle l。 13)PF (11−12) ;BOC−Leu
−Gly−OBzl (13) BOC−Leu−OH −Ht 04. 99g
(2QmM)を乾燥THF30mlに溶かし、これに
乾燥ベンゼン5 Qmgを加、溶媒を共沸により留去し
た.得られた油状物を乾燥THF70mlに溶かし、こ
れにH−Gly−OBz 1−TosOH(20mM)
およびHOB t 2. 7 g (2 0 nM)
を加え、次いで一5°Cに冷却下WSC5mlを加えた
後、室温で一夜撹拌した0反応後、減圧上溶媒を留去し
、残渣を酢酸エチル1 0 0mj+にとかした後、I
N塩酸で2開、5%重曹水で2回、水で2回の順で洗浄
した。酢酸エチル層を無水芒硝で乾燥した後、減圧濃縮
して油状の目的物(1.3)を得た。 14)PF (to−12);BOC−Asn−Le
u−G l y−OB Z l (1 4)前記で得
た油状物〔27〕に一15℃に冷却下4、39N塩化水
素/ジオキサン溶液4 Qmj!を加え、90分間撹拌
した後、減圧濃縮した.残渣にエーテルを加え、生じた
沈澱物を濾取、乾燥した後、乾燥DMF’30mj!に
溶かした.これに−5℃に冷却下EL3Nを加えてpH
7に調節し、次いでHOB t O.3 g (2.2
mM)およびBOC−As n−0NP7.7 7 g
(2 2mM)を加え、室温で3日間攪拌した0反応
液に水を加え、析出した沈澱物をクロロホルム2 0
Qmgで抽出した。 クロロホルム層をIN塩酸、5%重曹水、水の順で洗浄
し、無水芒硝で乾燥後、減圧上溶媒を留去した。残渣を
酢酸エチル−ヘキサンから結晶化して目的物〔14〕を
得た。 収量;8.Og(収率73.8%) 融点1152−156℃ !4 〔α)D −36.1° (C=1.0.DMF
)15)PF (9−12);BOC−His−Asn
−Leu−Gl y−OBz l,(1 5)化合物(
1 43 7.3 6 g (1 5.5mM)に塩化
メチレン5mlを加え、次いで水冷下TFA32mlを
加えた後、室温で60分間攪拌した0反応液を減圧濃縮
し、残渣にエーテルを加え、析出した沈澱物を濾取、乾
燥した後、乾燥DMF 40mgに溶かし、NMMでp
H7に調節して脱BOC溶液を得た。 一方、BO−Hi s (To s) −0H−DCH
A l 0.99 g (18,6mM)に酢酸エチル
150m1および0.5 N硫酸90mgを加えて振と
うし、酢酸エチル層を水で3回洗浄し、無水芒硝で乾燥
後、酢酸エチルを減圧上留去して油状物を得た。 この油状物とHOB t 2.5 g (18,6mM
>を乾燥DMF60mj!に溶かし、その溶液を前記の
脱BOC溶液に加え、次いで一15℃に冷却下WSC3
,4ml (18,6mM)を加えた後、室温で一夜攪
拌した。反応後、減圧した溶媒を留去し、残渣を酢酸エ
チルに溶かし、5%重曹水で3回、水で2回洗浄し、無
水芒硝で乾燥後、減圧上溶媒を留去した。残渣にエーテ
ルを加え、析出した結晶を濾取した。この結晶はHis
のTosが一部脱離されているが、完全に脱離するため
に、この結晶をDMF 100mgに溶解し、これにH
OB t7、05 gを加え、室温で3日間攪拌した。 反応後、減圧下DMFを留去し、残渣を酢酸エチルに溶
かし、5g重曹水で2回、水の順に洗浄し、無水芒硝で
乾燥後、減圧上溶媒を留去した。析出した結晶にエーテ
ルを加えて濾取して目的物〔15〕を得た。 収量;7.32g(収率74.8%) TLC、Rft婁0.1 16)PF (8−12):BOC−Nle−His−
Asn−Leu−C1y−013z 1 (16)化
合物(1537,32g (11,6nMに塩化メチレ
ン5mlを加え、次いで水冷下TEA30mlを加えた
後、室温で40分間攪拌した0反応液を減圧し、残渣に
エーテルを加え、析出した沈澱物を濾取し、5%重曹水
で2回、IN塩酸で2回、水で3回の順で洗浄し、乾燥
して目的物〔16〕を得た。 収量;3.70g(収率42.9%) TLCi Rr、 −0,20 17)PF (8−12) ;BOC−Nle−H
is−Asn−Leu−Gly−OH(17)化合物(
16) 2.8 g (3,8mM)エタノール100
m1に溶かし、これにlO%pa/C300m1を加え
、室温で水素ガスを3時間通じた。 反応液中に不溶物が析出したので、濾過し、DMFで洗
浄した後、濾液を減圧濃縮した。残渣にエタノール−エ
ーテルを加えて沈澱物を濾取、乾燥して目的(17〕を
得た。 収量;1.76g(収率71.1%) 融点;112.5℃ ’rLC; Rfz −0,05 アミノ酸分析i A 31) 0.96 (1)、ct
yo、qs(1)、L e u 1 (11、H1s
O,95(1)、N1e0.918) PF (8−3
4) ; BOC−N l a−H1s−Asn−L
eu−Gly−Lys (Z−Cjり−Hi 5−L
eu−Ala−Ser (Bzl)−Va 1−Gl
u (OBz l) −Arg (Tos)−
Nle−Gln−Trp−Leu−Arg (Toa
)−Lys (Z−C1)−Lys (Z−Cj)
−Lau−Gln−Asp (OBZ 1)−Va
1−Hi 5−Asn−Phe−OBz l〔
l 8〕 生成物(12) 2.55 g (0,64mM)をジ
メチルスルフィド5ml、エタンジチオール0.5ml
スカトール10mgおよびTFA40mjの混合溶液に
溶かし、室温で1時間攪拌した。反応液を減圧し、残渣
にエーテルを加え、生じた沈澱物を濾取した。得られた
沈澱物をDMFに溶かし、これに生成物(17) 0.
50 g (0,77mM)、HOB’rO,lOgお
よびWSCO,14nt!を加えた後、NMMで中和し
、室温で2日間攪拌した。 反応液を減圧濃縮し、残渣に5%重曹を加え、生じた沈
澱物を濾取し、水で充分に洗浄した後、メタノール−エ
ーテルから2回再沈澱させ生成物〔18〕を得た。収量
2.73g(収率94.8%)’I’LC、Rf? −
0,76、Rf、±0.7519)PF (6−7)
;BOCGIn−Leu−OPAC(19) BOC−Leu−OPAC20,96g (60mM
)に塩化メチレン2Qmj!を加え、次いで水冷下TF
A80mnj+を加え、室温で40分間攪拌し後、反応
液を減圧濃縮した。残渣にエーテルを加え、生じた沈澱
物を濾取、乾燥した後、乾燥DMF70ml1に溶かし
、水冷下NMMを加えてpH7に調簀貨した。この溶液
にHOBt8.1g(60mM)およびBOC−G l
n−OH14,78g(60mM9 を乾燥DMF
90mりっとくに溶かした溶液を加え、−15℃に冷却
下wscto。 9m1(60mM)滴下した後、室温で一夜攪拌した。 反応後、DMFを減圧留去し、残渣を酢酸エチルに溶か
した後、5%重曹水で2回、IN塩酸で2回、水で3回
の順で洗浄した。酢酸エチル層を無水芒硝で乾燥し、減
圧上溶媒を留去した後、析出した結晶にヘキサンを加え
て濾取、乾燥して目的物〔19〕を得た。 収量、17.25g(収率60.2%)TLC;Rf+
−o、aa 20)PF(57);BOC−Ile−Gln−L e
u−OPAC(20) 化合物(19) 17.19 g (36mM)に塩
化化合物(19) 17.19 g (36mM9
塩化メチレン10mlを加え、次いで水冷下TFA7
0mlを加え、室温で60分間撹拌した後、反応液を減
圧濃縮した。残渣を減圧乾燥後、乾燥DMF130臀l
に溶かし、水冷下NMMでpH7に調節した。この溶液
にHOBt5.3g (39,6mM)およびBOC−
11e−OH−1/2Hz O9,5g (39,6m
M)を乾燥DMF70m1.に溶かした溶液を加え、−
15℃に冷却下W S C7゜2ml (39,6mM
)を滴下下後、室温チー夜攪拌した。反応後、DMFを
減圧留去し、残渣に5%重曹水を加え、生じた沈澱物を
濾取した後、5g重曹水、IN塩酸で2回、水で3回の
順で洗浄し、乾燥した。この沈澱物をエタノール−エー
テルから再沈澱化して目的物〔20〕を得た。 収量i16.35g(収率76.9%)TLC; R
fl −0,41S Rft =0.6821)
PF (4−7) ;BOC−Glu (OB
zl−11e−Gl n−Leu−OPAC(21)化
合物(20) 16.24 g (27,5mM)を
塩化メチレン10m1を加え、次いで水冷下TFA70
mlを加え、次いで水冷下TFA70mlを加え、室温
で60分間撹拌した後、反応液を減圧濃縮した。残渣に
エーテルを加え、生じた沈澱物を濾取、乾燥した後、乾
燥DMFLOOmβに溶かし、次いで水冷下NMMを加
えてpH7に調節した。この溶液にHOB t 4.0
9 g (30,25mM)およびBOC−G l u
(OB z l) −0H10,2g (30,25
mM)を乾燥DMF50m150nj!に溶かした溶液
を加え、−15℃に冷却下W S C5,5m lを滴
下下後、室温で一夜攪拌した0反応後、DMFを減圧留
去し、残渣に5%重曹水を加えて生じた沈澱物を濾取し
た後、5%重曹水、IN塩酸で2回、水で4回の順で洗
浄した、エタノール−エーテルから再沈澱かして目的物
〔21〕を得た。 収量;21.68g(収率97.1%)TLC; Rf
l −0,52 22)PF (3−7);BOC−3et (Bz 1
)−Glu (OBz 1)−11e−Gln−Leu
−OPAC(22) 化合物(21) 21.46 g (26,5mM)に
塩化メチレン10ml1を加え、次いで水冷下TFA9
0mβを加え、室温で1時間攪拌した後、反応液を減圧
濃縮した。残渣にエーテルを加えて、生じた沈澱物を濾
取、乾燥した後、乾燥DMF 150 m lに溶解し
、次いで水冷下NMMを加えてpH7に調節した。この
溶液にHOBt3.9g(29,15mM)およびBO
C−Ser (Bz I) −〇H8,6g (29,
15mM)を乾燥DMF50mlに溶かした溶液を加え
、−15℃に冷却下WSC5,3mj! (29,15
mM9 を加えた後、室温で一夜攪拌した。反応後、
DMFを減圧留去し、残渣に5%重曹水を加え、析出し
た沈澱物を濾取した。これを5%重曹水、IN塩酸で2
回、水で4回の順で洗浄した後、エーテルに懸濁、濾取
して目的物〔22)を得た。 収!1124.89(収率94.7%)TLC,Rf、
冨0.53 23)PF (2−7);BOC−Va 1−Ser(
Bz I)−Glu (OBz l) −11e−GI
n−Leu−OPAC(23) 化合物(22) 24.68 g (25mM)塩化メ
チレン20mgを加え、次いで水冷下100mJを加え
た後、室温で50分間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、
残渣にエーテルを加え、生じた沈澱物を濾取、乾燥した
後、乾燥DMF120mlに溶かし、次いで水冷下NM
Mを加えてpH7に調節した。この溶液にHOB t
4.05 g (30mM)およびBOC−Va l−
0H6,5g (30mM)を乾燥DMF80mj+に
溶かした溶液を加え、=15℃に冷却下WSC5,5m
l1 (30mM)を滴下した後、室温で一夜攪拌した
。反応液に沈澱物が析出したので、水を加えて濾取し、
5%重曹水で2回、IN塩酸で2回、水で4回の順で洗
浄した後、エーテルに懸濁、濾取して目的物〔3〕を得
た。 収量;26.32g(収率96.8%)TLC,Rf=
0.54 24)PE (1−7);BOC−Ala−Aa 1−
Aer (Bz 1)−Glu (OBz l) −1
1s−Gln−Leu−OPAC(24)化合物(23
) 26.07 g (24mM)に塩化メチレン’l
Qmj!を加え、次いで水冷した’rF A100m
gを加えた後、室温で40分間撹拌した、反応液を減圧
濃縮し、残渣にエーテルを加え、生じた沈澱物を濾取、
乾燥した後、乾燥DMF 100mgに溶かし、次いで
水冷下NMMを加えてpH7に調節した。この溶液にH
OBt3.9g(28,8mM)およびBOC−1a−
OH5,4g (28,8mM)を乾燥DMF50mj
+に溶かした溶液を加え、−15℃に冷却下W S C
5,3m l (28,8mM)を添加した後、室温で
一夜攪拌した。 反応液に沈澱物が析出したので、水を加えて濾取し、5
%重曹水、IN塩酸、水の順で洗浄した後、エーテルに
懸濁し、濾取する工程を2回行って目的物〔24〕を得
た。 収量;25.6g(収率92.3%) TLC;Rf+ =0.54 25)PF (17);BOC−Ala−Val−Se
r (Bz 1)−Glu (OBz 1)−11e−
G l n−L e u−OH(25)化合物(24)
11.6 g (10mM)を酢酸300ml!に
溶かし、これに亜鉛末をろ別した。酢酸を減圧留去し、
残渣にエーテルを加え、析出した結晶をろ取、洗浄して
目的物〔25〕を得た。 収量;10.2g(収率97.4%) 融点;258℃(分解) TLC、Rfl =0.15、Rfz−0,65アミ
ノ酸分析; S e r O,92(11、A l a
0.99 (1)、GI u 2.02 +21、V
a 10.95(1)、L e u 1 (1)、1
1 e 0.92 (1) 26)PE (1−34);BOC−Ala−Val−
Ser(Bzl)−Glu(OBzl)−11e−Gl
n−Leu−Nle−His−Asn−Leu−Gly
−Lys −(Z−Ci’) −Hls−Leu−A
la−Ser (Bz l) −Val−Glu
(OBz I)−Arg (Tos)−Nle
−Gln−Trp−Leu−Arg (T。 s) −Ly s −(Z−C1) −Ly s
(Z−C1)Leu−Gln−Asp (OBz
l) −Val−His−Asn−Phe−OBz
1 (26〕 生成物(12) 2.37 g (0,61mM)をジ
チルスルフ4卜5 、スカトール1 0mgおよびTFA4 0mgの混合
溶液に溶かし、室温で1時間攪拌した。反応液を減圧濃
縮し、残渣にエーテルを加え、生じた沈澱物をろ取した
。得られた沈澱物をDMFに溶かし、これに化合物(2
5) 0.7 6 g (0.7 3mM)HOBl
O.1gおよびWSCo.13mJを加え、次いでNM
Mで中和した後、室温で一日撹拌した0反応液を減圧濃
縮し、残渣に5%重曹水を加え、生じた沈澱物をろ取し
、水で充分洗浄したのち乾燥して生成物〔26〕を得た
。収13.38gTLC; Rf、 −0,82、Rf
、−0,7527)(Nle”’ ) −r−PT
H(1−3生成物(26)3.38g、アニソール3m
l。 ジメチルスルフィード0.3 m l、エタンジチオー
ル0.4 m lおよびスカトール50mgに0℃で無
水 化水素70mgを加え1時間攪拌した0反応と、H
Fを減圧上留去し、残渣にエーテルを加え、生じた沈澱
物を集め、0.IN酢酸溶解した。この溶液をダウエッ
クスWGRアセテート型のカラム(3,5X l 2c
11)に通し、ニンヒドリン陽性のフラクションのみ集
めて凍結乾燥して粗生成物2.80gを得た。これを8
M尿素水溶液50mgに溶かし、アンモニア水でp H
7,5〜8.0に調節して1時間後に0.01M酢3.
アンモニウム水溶液(pH4,5)で平衡化したCM・
トヨパールの東洋曹達社製のカラム(3X30cm)に
チャージし、上記緩衝液で尿素を溶出した後、0.01
酢3.7ンモニウム水溶液(p H4,5) 800m
jl 〜0.3M酢3.アンモニウム水溶液(pH4,
5)800mgの直線型濃度勾配による流出、次いで0
.3M酢酸アンモニウム水溶液(pH4,5)800m
l〜0.5M酢酸アンモニウム水溶液(pH4,5)の
直線型濃度勾配による溶出を行った。各フランクシラン
l 4mgづつ分画で71−128本目0フランクジョ
ンをCHP−20(三菱化成工業社製)に通し田後、0
.1 Mギ酸300m1〜35%アセニトル含有0.1
Mギ酸300mgの直線型濃度勾配による溶出を行っ
た。各フランクジョンは9mgづつ分画し、44〜48
本目のフラクシヨンを集め、凍結乾燥して(Nlee、
zt )−TmPTH(1−34)を得た。 収量50 m g アミノ酸分析〔2%チオグリコール酸含有6N塩酸で1
05℃、24時間加水分解);A31)3゜18 (3
) 、5et1.82 (2) 、Glu5.02(5
) 、Glyl、0B (1) 、Alal、88 (
2)、Val2.86 (3) 、I leO,82(
1)、Leu5.00 (5) 、Pheo、97
(1)、l、y3.48 (3) 、Hi s
2.84 (3) 、Arg2.131. N1
e1.97 (2) アミノ酸分析(トリプシン、アミノペプチダーゼM加水
分解);Aspl、29 (1)、5er2゜40 (
2) 、Glul、93 (2) 、Glyl、32
(1) 、Ala2.Q? (2) 、Va 13.2
1 (3)、IIel、23 (1)、Leu5.
00 (5)、Phel、05 (1)Lya3.11
(3) 、His(3) 、Arg2.18 (
2) 、TrpO,84(1)、N1e1.84 (2
) 、Asn1.93 (2)、G1n2.89(3
) 高速液体マロマドグラフィー; カラム;Nuc 1 es i Is Cps (4
wlDX150m) 緩衝液;0.1%TFA−アセトニトリル(アセトニト
リルの比率は20分間に20〜40%に変化させる直線
型濃度勾配による) 流速; 1m11分 検出;225nm 測定結果;約23.4分に1ピーク pKL、約9.3 〔α〕 1 D −70,88” (C−0,079,0,
1M酢酸) 実施例 2 CN1e”’、Tyr)x PTH−r−PTH(1
−34); H−Ala−Vat−Ser−Glu−Ile−Gln
−Leu−Nle−His−Asn −Leu−Gl
y−Lys−His−Leu −Ala−Ser−V
at−Glu−Arg −Nle−Gln−Trp−
Leu−Arg −Lya−Lys−Leu−Gln−
Asp −Val −Hi 5−As n−Ty r
−OH 28)PE (17−34);BOC−3et (Bz
1)−Va 1−Gln (OBz I)−Arg
(TOO3)−Nle−Gln−’rrp−Leu−A
rg (Tos)−L)FS (Z−C1)−Lys(
Z−Cjり −Leu−Gln−Asp (OB21)
−Va 1−Hos−Asn−Tyr (Bz 1(
BZ 1−C1z −0Bz l (28)BOC
−Trp−Leu−Arg (Tos)−Lys
(Z−C1”) −Lys (Z−C1) −Le
u−GI n−Asp (OBz l) −Va
1−Hi 5−Asn−Tyr (Bz 1
−C1t ) −0Bz l(特開昭55−11
3753号) 3.5 g (1,38mM)をジメチ
ルスルフィドl Qml、スカトール20mgおよびT
FA8 Qmlの混合溶液に溶かし、室温で80分間攪
拌した0反応液を減圧濃縮し、残渣にエーテルを加え、
生じた沈澱物をろ取した。得られた沈澱物をDMF80
mjlに溶かし、これに実施例1に記載の生成物(6)
1.60g (1,45mM) 、HOB224mgを
加え、−15℃に冷却下WSC0,30mj!を加えた
後、NMMでpH7に調節し、室温で一夜攪拌した0反
応液を減圧濃縮した、残渣に5%を加え、生じたちんで
んい物をろ取し、水で充分洗浄した後、熱エタノール処
理した。冷却後エーテルを加え、生じた沈澱物を濾取し
た。濾液は減圧濃縮し、残渣にエーテルを加え生じた沈
澱物を先の沈澱物と合わせてアセトン−エーテルから再
沈澱化して生成物〔28〕を得た。 収量;150〜153℃ ’rt、c : Rfs −0,84、Rt、。 −0
,32(cr)PE (13−34):BOC−Lys
(Z−CI)−His−Leu−Ala−Ser
(Bz 1) −Va 1−Glu (OB21)Ar
g (Tos) −Nle−Gln−Trp−Leu−
Arg (Tos)−Lt s (Z−C1)−Ly
s (Z−CI> −Leu−Gl n−As p
−(OBz 1)−Val−はl 5−As n−Ty
r (Z−CI、)二〇Bzl(29) 生成物(28)4.80gをジメチルスルフィド10
m l sエタンジチオールl m l 、スカトール
20mgおよびTFA80mj!の混合溶液に溶かし、
室温で70分間攪拌した0反応液を減圧濃縮し、残渣に
エーテルを加え、生じた沈澱物を濾取した。得られた沈
澱物をDMFに溶かし、これに実施例1に記載の生成物
(11) 1.08 g、 HOBT200mgおよび
WSCo、29mJを加えた後、NMMで中和し、さら
にWSCo、10mjlを追加して、室温で一日攪拌し
た0反応後を減圧濃縮し、残渣に5%重曹水を加え、生
じた沈澱物を水で充分に洗浄した後、アセトン−エーテ
ルから結晶化して粗製の生成物〔29〕を得た。収量5
゜37g(収193.1%) TLC; Rfs −0,5 融点;118〜124℃ 〔α〕冨4・5 D −2,39° (C−0,5,DMF)30)
PE(8−34); BOC−Nle−His−As
n−Leu−Gly−Lys (Z−Cjり −Hi
5−Lau−Ala−5er (Bz 1) −Va
1−Glu (OBz 1)−Arg (T。 5)−Nl e−Gln−Trp−Leu−Arg(T
os) −Lys (Z−Cjり−Lys (Z−
C1)−Leu−Gln−Asp (OBz l) −
Va 1−H15−As n−Ty r (Z−C1t
)−〇BZ 1 (30) 生成物(29) 5.0 g (1,153mM)をジ
メチルスルフィド10mm1、エタンジチオール1m1
1スカトール20mgおよびTFA−70mJの混合溶
液に溶かし、水冷下1時間攪拌した0反応液を減圧濃縮
し、残渣にエーテルを加え、生じた沈澱物を濾取した。 得られた沈澱物をDMFに溶かし、これに−15℃に冷
却下実施冷1に記載の生成物(1730,83g、 H
OB t 172mGおよびWSCo、335mIlを
加えた後、NMMでpH7に調節し、室温で一日攪拌し
た。反応後にさらにW S C0,1m l追加し、さ
らに室温で1日攪拌した0反応液を減る圧濃縮し、残渣
に5%重曹を加え、生じた沈澱物を濾取し、水で充分に
洗浄上後、DMF−エーテルより再沈澱化して生成物〔
30〕を得た。 収量3.63g(収率63.3%) 融点;136〜148℃ 〔α) ff14・S Dl、59℃(−0,5DMF) 31)PE (1−34) ; BOC−Al
a−Va 1−3s r (Bz 1)−Glu
(OBz 1)−11e−Gln−Leu−Nle
−Hls−Asn−Leu−Gly−Lys (Z−
Cj)−His−Leu−Ala−Ser (Bzl
) −Val−Glu (OBz l)−Arg
(Tos)−Nle−Gle−Trp−Leu−Ar
g (Tos)−Lys (Z−Cjり−Lys
(Z−C1> −Leu−Gln−Asp (O
Bz 1)−Va l −Hls−Asn−Tyr
(Z−C1)−08zl (31〕 生成物(30) 3.5 g (0,70mM)ヲジメ
チルスルフィドl Qml、エタンジチオールl m
l、スカトール20mgおよびTFA50mMの混合溶
液に溶かし、室温で70分間攪拌した。反応液を減圧濃
縮し、残渣にエーテルを加え、生じた沈澱物を濾取した
。得られた沈澱物をDMFに溶かし、これに−15℃に
冷却下実施例1に記載の化合物(25) 0.87 g
(0,84mM) 、HOBt 114mgおよびW
S C0,19m IIを加え、次いでNMMで中和
した後、室温で1日攪拌した。 反応液にさらにWSCo、19mj!を追加し、室温で
さらに1日攪拌した0反応液を減圧濃縮し、残渣に5%
重曹水を加西、生じた沈澱物を濾取し、水で充分に洗浄
上後、熱アセトンで処理し、冷却下エーテルを加え、生
じた沈澱物を濾取して生成物〔31〕を得た。収量5.
59 g 融点;158〜176℃ 〔α〕84・5 D −0,80(C−0,5,DMF)アミノ30分
析(3%チオグリコール3.含有6N塩酸で105℃、
24時間加水分解);Asp3゜07’(3) 、5e
r1.20 (2) 、Gln4.52(5) 、Gl
yl、13 (1) 、Alal、89 (2)、Va
l2.36 (3)、l1e0.76 (1)、Leu
5.00 (5) 、TyrO,95(1) 、Lys
3.47 (3) 、Hls2.76 (3) 、Ar
gl。 82 (2) 、TrpO,54(1) 、N1e1.
9932)(Nle 、Tyr ) r−PT
H−生成物(31)5.2g、アンソール5 m l、
エタンジチオール0.5 m lおよびジメチルスルフ
ィド5mlに一70℃に冷却下無水 化水素50m1を
加え0℃で1時間攪拌した後、HFを減圧上留去した。 残渣にエーテルを加え、生じた沈澱物を濾取した。これ
を0.1酢酸に溶かし、この溶液をダウエックスWGR
(アセテート型)のカラム(2X15C1m)通し、ニ
ンヒドリン陽性のフラクションうのみを集めて凍結乾燥
して粗生成物4.1gを得たこれをできるだけ少量の0
.1Nギ酸に溶かし、CHP−20(三菱化成工業社製
)のカラム(3,2X60C11)にチャージし、0.
1 Nギ酸1300ml〜40%アセトニトリル含有0
.1Nギ酸1300mMの直線型濃度勾配による溶出を
行った。各フラクションは14mMづつ分画し、113
〜124本目のフラクションを集めて凍結乾燥して生成
物1.02gを得た。これを出来るだけ少量の0. I
N酢酸に溶かし、0.01M酢酸アンモニウム水’f
4液(p)15.0)で平衡したCM・トヨバール65
0M(東洋曹達社製)のカラム(2,5X5Qcm)に
チャージし、0.01M酢酸アンモニウム水溶液(pH
5,0)950mM No、5M酢酸アンモ1ニウム水
溶液(pH5,0)950mMの直線型濃度勾配による
溶出、次いで0.5 M酢酸アンモニウム水溶液(pH
5,0)300mA!−IM酢酸アンモニウム水溶液(
pH5,0)300mMの直線型濃度勾配による溶出を
行った。各フラクションは12.5 m lづつ分画し
、175〜182本目のフラクションを集めて凍結乾燥
下、凍結乾燥品をできるだけ少量のO,l酢酸に溶し、
セファデックスLH−20のカラム(2,5X 115
cm)にチャージし、0.1 M酢酸で溶出した。各フ
ラクションを8mMづつ分画し、20〜32本目のフラ
クションを集めて凍結乾燥して(Nle 、Tyr
)−r−PTH(1−34)を得た。収M6mg アミノ酸分析〔3%チオグリコール酸含有6N塩酸で1
05℃、24時間加水分解);Asp2゜97 (3
) 、5et1.68 (2) 、Gln4.90(5
) 、Gl)’1.01 (1) 、Alal、
98 (2)、Va 12.63 (3) 、
1 1eo、99 (1) 、Leu5.00
(5) 、Tyro、3 (1) 、Lys3.
24 (3) 、His3.11 (3) 、
Argl、73 (2) 、TrpO,93(1)
、N1e1.75 (アミノ酸分析〔トリプシン、ア
ミノペプチダーゼM加水分解);Aspl、07 (1
) 、5et2゜17 (2)、Glul、98 (
2)、Glyl、0?(1)、Alal、96 (2)
、Val2.97 (3)、I lel、08 (
1) 、Leu5.OO(5)Tyrl、06(1)、
L)’s2.89 (3) 、His2.70 (3
) 、Argl、80 (2) 、すrpo、88 (
1) 、Asn1.99 (2) 、G1n2.53
(3) 、Nl el、73 (2)高速液体クロマ
トグラフィー(分析条件は実施例1に同じ;測定結果;
vi23.0分に1ピーク PKI;v i9.3 〔α]” −48,07(C−1,104,0,1
M酢酸)。 手続補正書 昭和60年12月25日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)式、 H−Ala−Val−Ser−Glu−Ile−Gln
−Leu−Nle−His−Asn−Leu−Gly−
Lys−His−Leu−Ala−Ser−Val−G
lu−Arg−Nle−Gln−Trp−Leu−Ar
g−Lys−Lys−Leu−Gln−Asp−Val
−His−Asn−X−OH (式中、XはPheまたはTyrを示す)で表わされる
ペプチドまたはその塩。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60207274A JPS6267099A (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 | 〔Nleb,21,〕−r−PTH(1−34)ペプチド誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60207274A JPS6267099A (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 | 〔Nleb,21,〕−r−PTH(1−34)ペプチド誘導体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6267099A true JPS6267099A (ja) | 1987-03-26 |
Family
ID=16537077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60207274A Pending JPS6267099A (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 | 〔Nleb,21,〕−r−PTH(1−34)ペプチド誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6267099A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015096548A (ja) * | 2011-06-07 | 2015-05-21 | 旭化成ファーマ株式会社 | 高純度pth含有凍結乾燥製剤およびその製造方法 |
CN108495882A (zh) * | 2015-12-09 | 2018-09-04 | 蒙彼利埃大学 | 生物有机尼龙聚合物的制备方法和其作为抗菌材料的用途 |
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