JPS6264449A - 低融点金属鋳造用金型の被覆方法 - Google Patents

低融点金属鋳造用金型の被覆方法

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JPS6264449A
JPS6264449A JP20351785A JP20351785A JPS6264449A JP S6264449 A JPS6264449 A JP S6264449A JP 20351785 A JP20351785 A JP 20351785A JP 20351785 A JP20351785 A JP 20351785A JP S6264449 A JPS6264449 A JP S6264449A
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JP
Japan
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mold
coating
thermally sprayed
ceramic
metal
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JP20351785A
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JPH0373379B2 (ja
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Hideaki Kuwajima
桑島 英明
Norio Inagaki
稲垣 憲雄
Yasuyuki Murata
泰之 村田
Ko Yonei
米井 滉
Masahiro Horikawa
堀川 正弘
Kunihiro Umetsu
梅津 邦裕
Yoshiharu Shimizu
清水 義晴
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Yoshikawa Kogyo Co Ltd
Topy Industries Ltd
Original Assignee
Yoshikawa Kogyo Co Ltd
Topy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、アルミニウム合金等の低融点金属を鋳造する
際に用いられる金型を、被覆する方法に関する。
(従来の技術) 金型をアルミニウム合金の溶、湯から保護するために、
被覆層を形成することは知られている。この被覆層には
次の要求を満たすことが望まれている。
第1に、金型との密着性が良いこと。
第2に、熱衝撃に耐えられること。
第3に、溶湯が急速に凝固することがないように、断熱
性が良いこと。
第4に、アルミニウム合金鋳物に対して離型性が良いこ
と。
従来の被覆方法として、耐火物粉末と、水ガラスやリン
酸塩等の粘結剤とを、混合して水で薄め、これをスプレ
ーにより金型に付着させる方法がある、また、ガ又溶射
によQ N i系金属の溶射皮膜を形成する方法がある
(発明が解決しようとしている問題点)上記スプレ一方
法によるものでは、断熱性および離型性は良い。しかし
、金型との密着性が弱く、弁傘はせいぜい300〜4(
)0ジ3ット程度と短い。特によく摩耗する部分(横型
)では10〜15シヨツト毎に補修が必要である。さら
に、膜)7管理か困難で作業者の熟練を必要とする。
上記ガ又溶射による方法では、金型との密着性が良く耐
熱衝撃性があり、寿命が長い。しかし、金属で形成され
ているため断熱性が悪い。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解消するためになされたもので、
その要旨は、金型の内面に、セラミック材料との密着性
が良好な金属材料を溶射し、この金属溶射皮膜の上にセ
ラミック材料を溶射し、このセラミック溶射皮膜の上に
、その表面の孔を封じる封孔材料を塗布することをf!
徴とする低融点金属鋳造用金型の被覆方法にある。
(作用) 金属溶射皮膜は、セラミック溶射皮膜と金型との間の密
着性を高めるとともに、耐熱衝撃性を高めるのに寄与す
る。セラミック溶射皮膜は断熱性を高めるのに寄与する
。封孔材料はセラミック溶射皮膜の表面に形r&された
微細な孔を封じ、離型性を高めるのに寄与する。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
1図中10はアルミニウム合金を鋳造する際に用いる金
型を示し、この金型1()はFe系金属により形成され
ている。最初に、この金型10の内面に、粉体状の金属
材料をプラズマ溶射することにより、金属)8射皮膜1
1を形成する。金属溶射皮膜11は、厚さ10〜100
μ【nとするのが好ましい。
次に、上記金属溶射皮膜11の上に粉体あるいはウィス
カー状のセラミック材料をプラズマ溶射して、セラミッ
ク溶射皮膜12を形成する。セラミック溶射皮膜12は
厚さ100〜2oOμIIIであるのが好ましい。
次に、このセラミック溶射皮膜12の上に、封孔材料を
塗布することにより、封孔層13を形成する。この封孔
層13は厚さ10μm以下例えば5μ「0程度とするの
が好ましい。
金属溶射皮膜11は、セラミック溶射皮膜12と金型1
()との間の密着性を高めるとともに、耐熱衝撃性を高
めるのに寄手する。セラミック溶射皮膜12は、断熱性
を高めて、凝固条件を改善するとともに、金属溶射皮膜
11をアルミニウム合金の溶湯から保護するのに寄与す
る。封孔層13となる封孔材料はセラミック溶射皮膜1
2の表面に形成された微細な孔を封じ、離型性を高める
のに寄与する。
金属材料としては、Ni−Cr系合金を用いるのが好ま
しい。Ni−Cr系合金の粉体の粒度は10〜44μI
l+とするのか′好ましい。4・1μmを越えると密着
性が悪くなるからである。Ni−Cr系合金属おいて、
N1を70−90重量%、Crを30〜10重量%とす
るのか好ましい。N iカフ 0 tffi%以下であ
ると、熱衝撃に対して弱くなり、Crか10重量%以下
であると酸化しやすくなるからである。
セラミック材料として、A1□0=−TiO2系材料、
例えばノ\120.粉体(約97重量%)とTlO2粉
本(約3重量%)とを混合した材料が最も好ましい。マ
タ、Al2O−1SiJ 4材料、例エバ’ A I 
203の粉本(約90重量%)とSi3N、のウィスカ
ー(約10重量%)とを混合した材料も好ましい。
上記封孔材料として、ZrO2−8in2系化合物の粉
本が用いられる。この粉体は例えはアルコールに混在さ
せて塗布される。
上述した材料選択は、密着性、耐熱衝撃性、断熱性、離
型性の試験結果に基づいて、決定された。
以下、これを詳述する。まず、金型と同材料の基材に、
第9ページの表に示す材料の金属溶射皮膜およびセラミ
ック溶射皮膜を形成してなるサンプルA −Hについて
、♀1j離するまでの最犬引張応カを測定することによ
り、密着性の試験を行なった。
この試験結果を第2図に示す。
また、同サンプルA−Hについて、1000゜Cに加熱
した後水冷し、この熱サイクルを繰り返して剥離するま
での回数を測定することにより、耐熱衝撃性の試験を行
なった。この試験結果を第3図に示す。
第2図、第3図に示す試験結果から、金属溶射皮膜の材
料としてNi−Cr系合金を使用し、セラミック溶射皮
膜としてA I203− T io 2系材料を用いた
サンプルAが、最も良好な密着性、耐熱衝撃性を有する
ことが明らかとなった。また、金属溶射皮膜の材料とし
てNi  Cr系合金を使用し、セラミック溶射皮膜と
してA I20 y  S +IN 4系材料を用いた
サンプルDが2番目に良好な密着性、耐熱衝撃性を有す
ことが明らかとなった。
上記サンプルA、Dと同様の材料および方法により内面
を被覆されたモデル金型A、、D、に、アルミニウム合
金の溶湯を充填してその凝固時間を測定したところ、第
4図の試験結果か得られた。
この第4図から、本発明方法によるモデル金型A1、D
lが、従来技術であるスプレ一方式により被覆されたモ
デル金型X1の試験結果と比較して遜色なく優れた断熱
性を有することが明らかとなった。
また、前記サンプルA、Dと同様の材料、方法によって
被覆したモデル金型A 21 、 l) 21と、モデ
ル金型A2’、D、’にZr0−5iO,、系の封孔材
料を塗布したモデル金型A2−D2と、スプレ一方式の
モデル金型X2とに、アルミニウム合金の溶湯を充填し
て凝固させ、この鋳物を離型させるのに要する引き抜き
荷重を測定したところ、第5図iこ示す試験結果が得ら
れた。この第5図から、Zr0−8in、系の封孔材料
を塗布したモデル金型A2rD2がスプレ一方式のモデ
ル金型X2と遜色ない良好な離型性を有することが明ら
かとなった。
本発明は上記実施例に制約されず種々の態様が可能であ
る。例えば、本発明は、アルミニウム合金′a造用金型
のスプルーブツシュ(金型の一部と解釈する)にも適用
できる。また、池の低融点金属を鋳造する金型にも適用
することができる。
(発明の効果) 以上説明したよう1こ、本発明方法によって金型に形成
された被覆層は、密着性、耐熱衝撃性に優れているため
、寿命が長くなって補修回数を減らすことが?と、鋳造
の生産性を向上できる。また、断熱性に優れているので
凝固条件を改善できる。
さらに離型性に優れたものとなる。しかも、溶射による
ので膜圧管理が簡単で、安定した鋳物品質を維持でとる
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法によって形成された金型の被覆層
を示す拡大断面図、第2図は密着性の試験結果を示すグ
ラフ、第3図は耐熱衝撃性の試験結果を示すグラフ、第
4図は断熱性の試験結果を示すグラフ、1jS5図は離
型性の試験結果を示すグラフである。 10・・・金型、11・・・金属溶射皮膜、12・・・
セラミック溶射皮膜、13・・・封孔層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金型の内面に、セラミック材料との密着性が良好
    な金属材料を溶射し、この金属溶射皮膜の上にセラミッ
    ク材料を溶射し、このセラミック溶射皮膜の上に、その
    表面の孔を封じる封孔材料を塗布することを特徴とする
    低融点金属鋳造用金型の被覆方法。
  2. (2)前記金属材料がNi−Cr系合金からなり、前記
    セラミック材料がAl_2O_3−TiO_2系材料か
    らなる特許請求の範囲第1項に記載の低融点金属鋳造用
    金型の被覆方法。
  3. (3)前記金属材料がNi−Cr系合金からなり、前記
    セラミック材料がAl_2O_3−Si_3N_4系材
    料からなる特許請求の範囲第1項に記載の低融点金属鋳
    造用金型の被覆方法。
  4. (4)前記封孔材料が、ZrO_2−SiO_2系材料
    からなる特許請求の範囲第1項〜第3項に記載の低融点
    金属鋳造用金型の被覆方法。
JP20351785A 1985-09-17 1985-09-17 低融点金属鋳造用金型の被覆方法 Granted JPS6264449A (ja)

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