JPS626414Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はオープントースタの内箱構造に関し、
特に焙焼室内を常に清潔状態に維持することので
きるオーブントースターを提供するものである。

以下本案の一実施例を図について説明すると１
はオーブントースター本体で、外箱２内に間隔を
存して内箱３を内設し該内箱の前面開口には開閉
自在とせる扉体４を枢着せしめている。

前記内箱３内の空間部を焙焼室５ならしめるべ
く上方に焙焼用の上ヒーター６，６を又下方に下
ヒーター７を張架せしめ前記上下ヒーター６，７
間には調理物品載置用の網棚８を配設せしめてい
る。前記網棚８は前記扉体４の開閉動作に連動し
て前後水平方向に摺動するよう該網棚の両側に形
成した支持片９を前記内箱３の両側壁１０，１０
に穿設せるスリツト１１，１１内に挿通せしめて
成り、そして該支持片９は前記扉体４の両側に枢
着せる扉アーム片１２の遊端部と係合せしめてい
る。然るに前記網棚８は扉体４の開閉動作に追従
して前後に摺動可動するものである。

而して前記焙焼室５を構成する前記内箱３の前
記両側壁１０，１０及び背壁１３更に天井壁１４
の夫々内面側には自己清浄層（図示せず）を施し
てある。該自己清浄層は例えば調理中に魚や肉等
から飛び散る油分を水と炭酸ガスに酸化分解さす
もので該内箱３は常にセルフリリーニングされる
ものである。

又前記内箱３の前記両側壁１０，１０及び前記
背壁１３更に前記天井壁１４の各壁面には着脱自
在とせる反射板１５，１５及び１６更に１７を重
合装着せしめる構成ならしめている。即ち調理物
品がパン等の様に油煙等を発生することがなく且
つ調理物の表面に効率よく焦げめを付けることを
主目的とした調理時に使用するもので、前記両側
壁１０，１０に装着する反射板１５は側壁１０，
１０に設けた係止片１８，１８，１８に係合して
行なうもので前記扉体４を開放し前後方向にスラ
イドして装着或いは離脱せしめる。

前記天井壁１４に装着する反射板１７は該天井
壁に近接する前記両側壁１０，１０から突出形成
せる係止ピン１９，１９に該反射板の両側辺を懸
架して装着し、その着脱は前記扉体４を開放して
行なうものである。

又前記背壁１３に装着せる反射板１６は前記外
箱２の後辺上部に穿設せる切欠孔２０と前記内箱
３の後辺上部に穿設せる切欠孔２０を夫々貫通せ
しめて挿入或いは離脱して行なうものである。

上述の如く本考案におけるオーブントースター
は焙焼室を構成する内箱壁面に自己清浄槽を形成
すると共に前記内箱壁面に着脱自在とせる反射板
を重合せしめたものであるから油煙の発生する調
理をしても焙焼室内は常に清潔状態を維持でき、
又焦げめ調理も可能とし一機種で多種の焙焼調理
を可能とするもので実用的であり、反射板の清掃
は離脱せしめて簡単に行なえる等取扱いが良好と
なるオーブントースターを得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本案オーブントースターの扉体を開い
た外観斜視図、第２図は第１図の〜断面図、
第３図は第１図の〜断面図、第４図は第１図
の〜断面図である。 ３…内箱、５…焙焼室、１５，１６，１７…反
射板。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 焙焼室を構成する内箱壁面に自己清浄層を形成
   すると共に前記内箱壁面に着脱自在とせる反射板
   を重合せしめて成るオーブントースター。