JPS6263678A - シーム溶接性に優れたティンフリースチールの製造方法 - Google Patents

シーム溶接性に優れたティンフリースチールの製造方法

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JPS6263678A
JPS6263678A JP60201650A JP20165085A JPS6263678A JP S6263678 A JPS6263678 A JP S6263678A JP 60201650 A JP60201650 A JP 60201650A JP 20165085 A JP20165085 A JP 20165085A JP S6263678 A JPS6263678 A JP S6263678A
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信義 清水
Fumio Kunishige
国繁 文男
Terunori Fujimoto
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、溶接用ティンフリーステールおよびその製造
方法(2関する。
〔従来の波体〕
鋼板表面(−金属クロム層およびクロム水和酸化物層の
二層皮膜を有するティンフリースチール(以下、T F
 S −C’1’とイリ)ハ約20年Mi+ h二開発
され、主として、食缶、181缶、菓子缶、飲料缶に多
飯(2使用されている。このTFS−CTの缶胴接合は
、もっけら、接着法(ナイロン接看剤を接合部にはさみ
加熱正置する方法)を用いて行われるのか食通であるが
、近年、ブリキやニッケルメッキ鋼板を材料と1−る溶
接缶が多ta i2実用化されるよう4二なり、T F
 S −C’l’を溶接する試みがなされるようになっ
た。
ところが、通常のTFS−CTではTK気低抵抗よる溶
接は困難であり、特に、高速溶接において安定した溶接
強度、浴接外観を得ることは困難であることが明らかと
なった。
そこで、このTPS−CTの浴接性を向上させる方法と
して、例えは、 (1)硫酸根、硝酸根、塩素イオン等の陰イオンを意図
的i二は添加しないクロム酸、亜クロム酸などを主成分
とする水溶液中で、片面当たり0.5〜30mg/Jの
金属クロム、釡属クロム換算で2〜50mg/rAのク
ロム水和酸化物を生成させたTF’S−c’i”、c特
開昭55−18542)、(2)鋼板表面ベニ3−40
H/n?の金属クロム層、その上部に金属クロム換算で
2〜15IThg/naのクロム酸化物を主体とする非
金属クロム層からなり、金属クロム層をポーラスじした
ことを特徴とするクロムメッキ鋼板。(特開昭55−3
1124)、(3)クロムメッキ鋼板に2096以下の
調質圧延を行うことを特徴とするクロムメッキ鋼板(特
開昭55−48406 )、などが提案され、TFS−
CTの溶接性向上について鋭意検討がなされているのが
実情である。
これらのT F 8− CT h:おいて、溶接性向上
を達成するための技術思想は次のように説明されている
即ち、上記引例(1)l二おいては、クロム水和酸化物
の質的改善により金属クロム目付量を減少させることが
可能となり、溶接性の向上がもたらされたと説明されて
いる。引例(21,+311おいては、金属クロム層自
体が溶接開始直後の溶接電流通過を阻害しているので、
鋼板表面上において素地鋼の露出面積を多くするため、
金属クロム目付量を少なくしたり、4i鵬クロムの目付
量の多い’!!! 甘で5調質圧延により鋼板に若干の
伸びにより亀裂を与えること4二より、溶接性を向上さ
せようとするものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述のいずれの方法も缶用材料として必
要な耐食性能の点から見ると、金属クロム目付量の低下
、あるいは調質圧延による蕗出鋼面積の増大という耐食
性に不利な点はまぬがれ難いという問題を抱えていた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上述のような技術思想とは全く異なる角度か
ら検討した結果見出したものである。即ち、T F S
 −CT in、おいて金属クロム層を多数の突起状ク
ロムが混在する析出形態とすることにより、接合部の′
電気接触抵抗が大はばζ二向上することを見出し、本発
明を完成する(2至うた。本発明の最大の特徴は、T 
F S  Ci、’−二おいて、溶接性以外の緒特性、
即ち、未ケ装時の耐食性、堅装後の耐食性などをなんら
低下させずに溶接性を同上させるには、金属クロム層を
多数の突起状クロムが混在する析出形態とすれば良いこ
とを見出したことにある。通常のTF”5−CTの金属
クロム層の析出形態は、第3図に示すように、突起状ク
ロムが素地龜表血の主として(1,00)[10に見ら
れる程良であるが、特定の電解条件で析出させた蛍l^
クロム層においては、(100)血ばかりでなく全面に
わたり突起状クロムの析出が起゛きてくる。
(第4図)この金属クロムj鰭における突起状クロムの
数と、熱アルカリでクロム水和酸化物を溶解後に、JI
S  Z  8741i二従って、20反における金属
クロムメッキ前後の鏡面光沢度の差の関係をみたものが
第2図であり、クロム水和酸化物溶解的の電気接触抵抗
とクロム水和酸化物を溶解した後金属クロムメッキ前後
の鏡面光沢度の差の関係をみたものが第1図である。第
2図に示すように、透過電子顧微鏡写真で観察される莫
起状クロムの単位111J槓あたりの数と、金属クロム
メッキti−++後の鏡面光沢度の差には艮い関係があ
り、突起状クロムの数が減少するにつれクロノ・メッキ
表面の鏡面光沢度は良くなる。鋼板の粗度によって異な
るが、通常のふりき、TFS用の片板を用いると、金属
クロムの方が鉄よりも光沢が艮いため、一般にクロムメ
ッキにより試料の鏡面光沢度は良くなるのが普通である
。しかし、金属クロムを突起状クロムが混在する析出形
態にし、突起状クロムの数を増していくと次第に金属ク
ロム層の光沢が悪くなり、遂には、クロムメッキ…Iの
鋼板の鏡面光沢度よりも悪(なる。そこで、金属クロム
脂の析出状態を光沢度針で正確に測定し、クロム水和酸
化物溶解前の電気接触抵抗との関係を見ると、第1図に
示すように、光沢度が悪くなる程電気接触抵抗が小さく
なることがわかる。このことは、光沢度の良い金属クロ
ム層、即ち、平滑な表面は、溶接に良い作用をしないこ
とを示している。−力、光沢度の悪い金属クロムJf#
 、即ち、第4図の顕微鏡写真に示すように、1ooo
オングストローム以下の径の突起状クロムが多数混在す
る表面は、溶接(2艮い作用をすることを示している。
このように、突起状クロムはシーム溶接時に電流通過の
起点となる他、加圧時に、電気絶縁性の表面のクロム水
和酸化物皮膜を破壊しおいという利点を口していると考
えられる。第1図に示したようi:=Ga(20°)−
Gb (20’)ノ値が896を超;t 6 ト竜気接
触抵抗値で表した溶接性が極端に悪くなる。
マタ、Qa (200)−Gb (200)の値が負に
なる程、即ち、綱板よりもクロノ・メッキ後の表面の光
沢が悪くなる程溶接性は艮くなるが、突起状クロムの数
を増していっても−696を超えることはなかった。従
って、本発明における金属クロム層として、熱アルカリ
で上層のクロム水和酸化物を溶解後、Jl:S  Z 
 8741i:、従つテ、20iにおける金属クロムメ
ッキ削代の鏡面光沢度を測定し、クロムメッキ後の光沢
度をGa(200)。
クロムメッキ前の光沢度をGb(20’)としだ1、G
a(20°)−Gb (20’)(7)iが−6〜+8
4の範囲に入るものと規定される。クロム水和酸化物皮
膜を溶解後の金属クロムJ―の鏡面光沢度をよ11定し
たのは、クロム水和酸化物皮膜が鏡面光沢度の値に与え
る影響を除くためであり、金属クロムメッキl¥rI後
の鏡面光沢度の差で析出状態を評価したのは、鋼板の粗
度が鏡面光沢度に与える影響を除くためである。金属ク
ロムの量が多いほど突起状クロムを生成するのに有利で
あり、金属クロムの世が30 mg / n(よりも少
なくなると突起状クロムが生成しなくなる。金属クロム
の量が500 mg/Mを超えても、性能上、何ら不都
合な串はないが、コストおよび生産性の観点から上限を
この値とした。従って、本発明(=おける金属クロム量
として、30〜500■/mと規定される。
突起状クロムを生成させる条件はいろいろあるが、例え
は、 (1)  高濃度のクロム酸溶液中で断続電解を行う方
法。
(2)  クロムメッキ中に、短時間の逆電解を打う方
法。
などがある。勿論、この方法以外にも、浴温、電流密度
、前処理等の電解条件を厳密3二選べば、通常のクロム
メッキ方法によっても突起状クロムを生成させることが
可能である。しかしながら、上記のfi+の方法では、
十分な数の突起状クロムを生成させることは難しく、電
解条件によつては突起状クロムが生成しない場合がある
。また、(2)の方法では、十分な数の突起状クロムを
生成させることはできるが表面汚れを発生しゃすい。そ
こで、電解条件によらず安定して突起状クロムを生成(
−1かつ、表向汚れを発生しにくいクロムメッキ方法を
種々検Rしたところ、クロムメッキの途中で水洗乾燥し
、引き続き電解を行うのが効果的であることを見出した
。この中間乾燥により突起状クロムが生成する理由は次
のように考えられる。
電解クロム酸処理により金属クロムを生成させる際に、
隘極となる鋼帯表面では最初(2可溶性のゾル状クロム
水和酸化物皮膜が生成し、この皮膜を通して金属クロム
の析出が起さると一般く二考えられている。連続電解の
場合はゾル状のクロム水和酸化物が表面をほぼ完全に覆
っているため、突起状クロムの生成は殆ど起こらない。
これに対して、断続電解ではゾル状クロム水和酸化物皮
膜が断続時の溶解、電解時の生成を繰り返し、皮膜の欠
陥部(=おいて優先的に突起状クロムが生成する。
尚濃度のクロム酸を用いた方が粒状析出し易い地山も、
IQlIIIk度の力がゾル状のクロム水和酸化物皮膜
を溶解する力が強く、皮膜に欠陥を生成しやすいためと
説明される。
そこで、一端電解を中断し5、水洗、乾燥後、再度′電
解を続けると、ゾル状のクロム水和酸化物が乾燥時(=
収縮して多数の欠陥部を生成するため、単(―断続電解
を行う時のクロム水和酸化物皮膜よりもはるかに多くの
欠陥部を有するよう(−なり、その結果、断続電解より
も数多くの突起状クロムを生成する。乾燥の程度はゾル
状のクロム水和酸化物皮膜が一部ゲル化する程度で十分
であり、通常の熱風乾燥の場合は乾燥雰囲気中で板温な
70°以上に数秒間保持するだけでよい。吏4二短時間
で加熱したい場合は、抵抗加熱や誘導加熱の方法を併用
することも有効である。かくして、突起状クロムが結晶
面に依らず安定して析出するようじなると考えられる。
公知のように、T F S −CTの製造法には二液法
と二液法とがあり、いずれの製造法≦二おいても5メツ
キタンクを開型じ数槽並べて断続電解を行い、メッキ槽
間で、水洗、乾燥を行わないのが一般的である。
二液法では金属クロムとクロム水和酸化物を同時に析出
させるため、比較的低濃度のクロム酸浴が用いられる。
本発明では、−液性の場合は、前段のタンクで約3〜1
5mg/F c以下、クロム換算値で表記する)のクロ
ム水和酸化物を生成させた後、一旦、水洗、乾燥して表
面のクロム水和酸化物をゲル化させ、引き続き、同じ液
を用いて後段のタンクで電解クロム酸処理を行い、金属
クロムどクロム水和酸化物を生成させる。
一方、二液法では最初に高濃度のクロム酸浴中で主とし
て金属クロムを析出させた後、低濃度のクロム酸洛中で
主としてクロム水和酸化物を生成させるのが普通である
。本発明では、二液法の場合は、クロムメッキ工程にお
いて、自11段のタンクで金属クロムと約3〜15f1
1g/raのクロム水和酸化物を生成させた後、一旦、
水洗、乾燥して表面のクロム水和酸化物を′ビル化させ
、引き続き、向じ液を用いて後段のタンクでクロムメッ
キを行い、金属クロムと少量のクロム水和酸化物を生成
させる。二液法の場合は必要(2応じて、この後、主と
してクロム水和酸化物を生成する浴中で亀解し、所望の
量のクロム水和酸化物を析出させる。
−液性、二液性とも複数個のメッキタンクがある場合に
は、水洗、乾燥を各メッキタンクの前で全て行っても艮
いし、−回だけ行っても艮い、、−回しか水洗、乾燥を
行わない場合は、できるたけ前段のメッキタンク後に水
洗、乾燥を何うのが艮い。
上層のクロム水和酸化物皮膜の膜厚の均一性がTFS−
CTの耐食性を確保するの(−重要である。
金属クロム層を突起状クロムが混在する析出形態とする
ことにより、耐食性が悪くなることはない。
クロム水和酸化物の量は少ないはど浴接性は良いが、5
 mg / m”よりも少なくなると著しく耐食性が悪
くなる。一方、クロム水和酸化物の+itが多いほど耐
食性は良いが、20+y+g/mをこえると著しく溶接
性が悪くなる。従って、本発明4−おけるクロム水和酸
化物の量として5〜20mg/n’lと規定される。
〔作 用〕
TFS−CTの溶接性を艮くするために金属クロム層を
ポーラスにしたり金属、クロムMl二調實圧延でクラッ
クを入れる方法は、TFS−CTの耐食性を悪くするお
それがある。本発明では、連続した金属クロム層を有し
ながらもその表面に突起状クロムを多数析出させること
により最表層の絶縁性のクロム水和酸化物皮膜を溶接の
加圧時にIO々壊し易<[7、溶接電流が流れ易いよう
(ニした。金属クロムメッキ工程の途中に乾燥工程をも
うけて、突起状クロムを安定して生成させるようにした
かくすることにより、耐食性4で損なうことなしく二T
FS−CTの溶接性を著しく向上下ることができる。
〔実施例〕
次に本発明の実施例を比較例とともに挙ける。
〔−;雄側1〕 通常の方法で脱脂(N a OH70g / l 、温
a 80’C、電流密度 5h7arx!、時間 2秒
)。
酸洗(H280470g/j、温度30’C,3秒間浸
漬)の前処理をした0、22mm厚の冷延鋼板を、55
°CのCr Os 200 g / l 、H2S 0
43 g/lのクロム酸浴中で、電流密度3QA/d1
1fで1.5秒間陰極処理し、約50mg/rrfの金
属クロムと約6@/rAのクロム水和酸化物を析出させ
た。
電解終了後、直ち(1浴から収りだし、水洗、乾燥(ド
ライヤーの約100’Cの熱風で十分じ乾燥)し、引き
続き同じ浴中で3ah7adで1.5秒間陰極処理し、
約50mg/nfの金属クロムとクロム水和酸化物を析
出させた。
〔比較例1〕 通常の方法で脱脂、酸洗の前処理をした0、22mm 
B O)冷延鋼板を、55’CのCr05200g/l
、H2B043g/jのクロム酸浴中で、電流密度30
A/dnfで1.5秒間陰極処理し、約50■/Mの金
属クロムと約6■/Mのクロム水和酸化物を析出させた
。電解終了後、2秒間同じ浴中に浸漬し、引き続き30
A/dnfで1.5秒間陰極処理し、約50mg、、/
Jの金属クロムとクロム水和酸化物を析出させた。
〔実施例2〕 実施例xの冷kjlJ板を、55°CcDCrU、10
0g / 1 、 N a k’ 6 g / lのク
ロム酸浴中で、冷;流密L4oh7drAで1.0秒面
陰極処理し約50■/rAの金属クロムと約5mg/I
N(のクロム水和酸化物を析出させた。電解終了後、直
ち4二府から収りたし、水洗、乾燥し、引さ和°Lき同
じ浴中で20人/ d rn”で2,0秒間陰極処理し
、約504/[Tfの金属クロムとクロム水和酸化物を
析出させた。
〔実施例3〕 実施例2のTFS−CTを、水洗代、30°CのCr 
Os 50 g / p e N ak’ 2 g /
 Zのクロム酸浴中で、亀tk密度10 A / d 
IJで2秒間1ぢ9極処理して、この上にクロム水和酸
化物をυ■出さゼた。
〔比較例2〕 実施例1の冷延鎖板を、55°CO) Cr U :l
 100g / 4 、 N a F 6 g / H
ツクロムmg中で、を流密a40A/dmで1.0秒間
^極処理し、約50rs / rAの金属クロムと約5
#/艷のクロム水和酸化物を析出させた。電解終了後、
2秒間浴中に浚償し、引き続き20A/antで2.0
秒間陰極処理し、約50■/冨の金属クロムとクロム水
和酸化物を析出させた。水洗後史+二、30’CのCr
y。
50 g/j 、 N a F 2 g/ tツクaム
酸浴中r:、電流密度1 OA/drdで2秒間陰極処
理し、この上にクロム水和酸化物をU[出させた。
第1表幅−1特性評価結果を示す。
第1表 特性評価試験結果 fi+  鏡面光沢度の測定力法 鏡面光沢度の測定(=はスガ試験機株式会社のデジタル
光沢針を用い、入射角、受光21を20反に設定し、−
次作業標準板の1di 88.2%とした時の試料の鏡
面光沢度を測定した。ム!、血光沢度は試iL)の向き
(庄姑方回に対する角IML ) lニーよっても異な
るため、石板の圧延方向と平行、旧角、45反の3方向
で各3点づつ測定し7.9点の平均値で表した。
rFS−c、’rを95°C(D 7・)N −N a
 (J H中に5分間浸漬してクロム水和酸化!−iン
を浴駄後の金16亀クロムのλ(Σ面光沢反をQ a 
(20″)とした。史に、金属クロムをlN−NaOH
中でu(・ム浴解後の片1板の鏡面光沢度をGb’(2
0°)トシタ。Ga(20°)−Qb(20’)の値で
評価することにより、鏡面光沢度に与える′M板の粗度
の違いによイ)影響を除いた。
(2)接触抵抗8ilJ定力法 溶接性は、均一なナゲツト形成及び十分な溶接強度を得
るのに必要な電流下限と苑地jh扱の一部が溶解飛散(
スプラッシュ発生)してしまう電流上限の差より求めた
適正溶接電流範囲の大小によって表わされ、この範囲が
大きいほど溶接性が良好とされている。この適正溶接電
流範囲は溶接缶用材料鋼板を2枚重ねした時の゛電気接
触抵抗値と艮い相関があり、電気接触抵抗が低いほど適
正溶接電流範囲は大きい。そこで、本発明の溶接缶用テ
ィンフリースチールの溶接性試験としてこの電気接触抵
抗値測定を実施した。
この電気接触抵抗値は以下に述べる方法により測定した
。それぞれの円周が1点で接触するように対b\した2
つの銅製円盤電極(的径55mm、厚さ2rr+m)の
接触部位に2枚重ねした試料板(20mmx l Q 
Qmm)を挾み、電極間を加圧する。2つの円盤電極間
に5人の直流′電流を流し、周速5m/ m i n 
、で回転させて試料板を移動させながら電極間の電圧を
測定し、電気接触抵抗値(単位:ミリオーム)を求めた
。尚、試料板は全て210゜Cで20分間の加熱処理を
施してから測定に供した。
(3)壁装後耐食性試験 試料板にエポキシ・フェノール糸内面塗料を60mg/
d、i塗布し、210°Cで12分間焼き付けた後、ク
ロスカット試験機で墜膜面から素地M板(=達する傷を
十文字に人れ、これを1.59りクエン酸−1,596
食塩からなる腐食液中に浸欲して50’Cで7日間経時
させた後(ニセロファンテーブで傷部付近の塗膜を剥離
して、腐食中を含む腐食状態を下記の5段階法により評
価した。
5:著しく良好、 4:良好、 3:やや劣る、  2
:劣る、  1:著しく劣る(4)塗料密着性試験 塾装後耐食性試験と同じ方法で孕装焼き付けした試料を
直径8Qrnrnの円板に打ち抜き、絞り比2でカップ
に絞り、130°Cの蒸気で2時間レトルト処理をした
後、カップの外面側置部塗膜をセロファンテープにより
剥離して下記の5段階法(=より評価した。
5:剥離なし、 4:僅に剥離、 3:少し剥離、 2
:はとんどq(1離、 1:全面剥離〔発明の効果〕 本発明の浴接用ティンフリーステールは堅装後耐食性、
塗料密着性、対硫化黒変性などの従来のT FS −C
Tが有している特性を損なうことなしく二溶接性を著し
く改良でさる。従って、5nJpNlをメッキした溶接
材料の代替とすることができ、飲料缶用ばかりでなく魚
肉2食肉などを内容物とする一般食缶(1至るまで広く
使用可能であり、極めて有用性の高い材料である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、TFS−CTの電気接触抵抗値と、クロム水
和酸化物溶解仮測定した金属クロムメッキ前後の鏡面光
沢度の差の関係を見た図面である。 第2図は、透過電子顕微鏡写真で見た金属クロム上の突
起状クロム生成密度と、クロム水和酸化物溶解仮測定し
た金属クロムメッキ前後の鏡面光沢度の差の関係を見た
図面である。 第3図は、通常のTFS−CTの金属クロム層の透過電
子顕微鏡写真であり、第4図は、突起状クロムの多い金
属クロム層の透過′電子顕微鏡写真である。 図中の()は金属クロムの結晶面を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)銅板の表面に片面当たり30〜500mg/m^
    2の金属クロム層と、この金属クロム層上に、クロム換
    算で片面当たり5〜20mg/m^2のクロム水和酸化
    物を有するティンフリースチールにおいて、金属クロム
    層を突起状クロムが混在する析出状態とし、熱アルカリ
    により上層のクロム水和酸化物を溶解後、鏡面光沢度測
    定方法(JIS Z8741)に従って測定したクロム
    メッキ後の20度鏡面光沢度をGa(20°)、クロム
    メッキ前の20度鏡面光沢度をGb(20°)とした時
    、−6%≦Ga(20°)−Gb(20°)≦+8%な
    る条件を満足することを特徴とする、シーム溶接性に優
    れたティンフリースチール。
  2. (2)無水クロム酸を主成分とする電解クロム酸処理浴
    中で鋼帯を陰極処理することにより金属クロムとクロム
    水和酸化物を生成させる工程において、電解クロム酸処
    理後、一旦、水洗、乾燥し、再度電解クロム酸処理する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のシーム溶
    接性に優れたティンフリースチールの製造方法。
  3. (3)無水クロム酸を主成分とするクロムメッキ浴中で
    鋼帯を陰極処理することにより主として金属クロムを生
    成させる工程において、クロムメッキ後、一旦、水洗、
    乾燥し、再度クロムメッキすることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のシーム溶接性に優れたティンフリ
    ースチールの製造方法。
JP60201650A 1985-09-13 1985-09-13 シーム溶接性に優れたティンフリースチールの製造方法 Granted JPS6263678A (ja)

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