JPS626363Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS626363Y2 JPS626363Y2 JP1980145957U JP14595780U JPS626363Y2 JP S626363 Y2 JPS626363 Y2 JP S626363Y2 JP 1980145957 U JP1980145957 U JP 1980145957U JP 14595780 U JP14595780 U JP 14595780U JP S626363 Y2 JPS626363 Y2 JP S626363Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- valve body
- solenoid
- terminal box
- base piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 23
- 239000012777 electrically insulating material Substances 0.000 claims description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 18
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 18
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 229910000906 Bronze Inorganic materials 0.000 description 1
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000037237 body shape Effects 0.000 description 1
- 239000010974 bronze Substances 0.000 description 1
- KUNSUQLRTQLHQQ-UHFFFAOYSA-N copper tin Chemical compound [Cu].[Sn] KUNSUQLRTQLHQQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010292 electrical insulation Methods 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はソレノイドに通電してそれを励磁さ
せることにより弁体を作動させるようにしている
電磁弁装置に関し、詳しくはその電磁弁装置にお
いて外部電線とソレノイドのピンコンタクトとを
接続する為の接続部の構造に関する。
せることにより弁体を作動させるようにしている
電磁弁装置に関し、詳しくはその電磁弁装置にお
いて外部電線とソレノイドのピンコンタクトとを
接続する為の接続部の構造に関する。
従来より、弁本体に凹部を形成し、そこに絶縁
性の支持台を内蔵させて、外部導線接続用の端子
を支持するようにした構成が知られている(例え
ば実開昭50−127023号公報参照)。上記構成にあ
つては、外部導線の接続に当つて、外部導線を持
つて機械に取付けてある弁本体(狭小な場所、或
は高所の危険な場所にある弁本体)に近づき、そ
こで長時間の接続作業をしなければならない不便
性(危険性)があつた。さらに接続作業後、外部
導体を引張ると、接続金具が変形して、その修理
に手間どることもあつた。さらに上記の構成で
は、予め弁本体の成形に当り凹部を形成すること
と、弁本体の製作者(鉄工所)が電気屋さんの製
品の配置をも考慮して、弁本体の加工をしなけれ
ばならないという誠に不合理の事態も存在してい
た。
性の支持台を内蔵させて、外部導線接続用の端子
を支持するようにした構成が知られている(例え
ば実開昭50−127023号公報参照)。上記構成にあ
つては、外部導線の接続に当つて、外部導線を持
つて機械に取付けてある弁本体(狭小な場所、或
は高所の危険な場所にある弁本体)に近づき、そ
こで長時間の接続作業をしなければならない不便
性(危険性)があつた。さらに接続作業後、外部
導体を引張ると、接続金具が変形して、その修理
に手間どることもあつた。さらに上記の構成で
は、予め弁本体の成形に当り凹部を形成すること
と、弁本体の製作者(鉄工所)が電気屋さんの製
品の配置をも考慮して、弁本体の加工をしなけれ
ばならないという誠に不合理の事態も存在してい
た。
そこで本考案は、上記問題点を解決することを
目的とするものである。即ち本考案の目的は、接
続端子に対して外部導線を接続する場合は、端子
箱を電磁弁本体から離し、それを便利で、かつ安
全な場所に持つて行き、そこで導線の接続作業を
行うことを可能にするものであつて、その上接続
端子が端子箱の内部にあつても、電線口から導線
を挿入し、反対側の下部開口から操作して、端子
に対する導線の止付けを実行することを可能に
し、しかも導線の止付後にあつては、第2図から
も理解できるように、導線を外方に引張つてもそ
の引張り力は端子を端子箱の内壁に押し付ける方
向に働き、端子を浮上させて変形させる恐れはな
く、安心して実用に供し得るようなものであつ
て、その上端子箱は下部を開口させて、そこから
接続作業を手軽にすることができ、その後は、端
子箱の下部開口を電磁弁本体側に被せ付けるだけ
の単純操作でもつて、ピン接続体を所定位置に定
置させることと、接続端子の露出部を電気絶縁材
製の端子箱でもつて安全に包み込むという、二つ
の作業を同時に実施することができ、その上、従
来品のように弁本体に接続端子と、それを絶縁状
態で支持する為の支持台等を置くための凹部を形
成する必要はなく、また外部導体接続後、接続端
子の帯電部を絶縁材で覆い保護する等の構造も、
手間も不要となり、もつて弁本体の形状を簡素化
し、かつ軽量化できるような電磁弁装置を提供す
ることを目的とする。
目的とするものである。即ち本考案の目的は、接
続端子に対して外部導線を接続する場合は、端子
箱を電磁弁本体から離し、それを便利で、かつ安
全な場所に持つて行き、そこで導線の接続作業を
行うことを可能にするものであつて、その上接続
端子が端子箱の内部にあつても、電線口から導線
を挿入し、反対側の下部開口から操作して、端子
に対する導線の止付けを実行することを可能に
し、しかも導線の止付後にあつては、第2図から
も理解できるように、導線を外方に引張つてもそ
の引張り力は端子を端子箱の内壁に押し付ける方
向に働き、端子を浮上させて変形させる恐れはな
く、安心して実用に供し得るようなものであつ
て、その上端子箱は下部を開口させて、そこから
接続作業を手軽にすることができ、その後は、端
子箱の下部開口を電磁弁本体側に被せ付けるだけ
の単純操作でもつて、ピン接続体を所定位置に定
置させることと、接続端子の露出部を電気絶縁材
製の端子箱でもつて安全に包み込むという、二つ
の作業を同時に実施することができ、その上、従
来品のように弁本体に接続端子と、それを絶縁状
態で支持する為の支持台等を置くための凹部を形
成する必要はなく、また外部導体接続後、接続端
子の帯電部を絶縁材で覆い保護する等の構造も、
手間も不要となり、もつて弁本体の形状を簡素化
し、かつ軽量化できるような電磁弁装置を提供す
ることを目的とする。
以下本願の実施例を示す図面について説明す
る。第1図において、1は周知の電磁弁本体、2
はソレノイド、3はピンコンタクトで、ピンコン
タクト3を介してソレノイド2に通電することに
より弁本体1に備えられる弁体が作動するように
なつている。5は弁本体1に付設した端子箱で、
弁本体1に固定用ねじ棒7で固定した凹状の本体
6と本体6の開口部に着脱自在に被着しかつ止着
ねじ9で止着した蓋体8とから成つている。10
は蓋体8に装着したソケツトコンタクト、11は
ソケツトコンタクト10におけるピン接続体を示
す。12は接続端子で外部導線13を接続し得る
ようにしてある。14は電線口を示す。
る。第1図において、1は周知の電磁弁本体、2
はソレノイド、3はピンコンタクトで、ピンコン
タクト3を介してソレノイド2に通電することに
より弁本体1に備えられる弁体が作動するように
なつている。5は弁本体1に付設した端子箱で、
弁本体1に固定用ねじ棒7で固定した凹状の本体
6と本体6の開口部に着脱自在に被着しかつ止着
ねじ9で止着した蓋体8とから成つている。10
は蓋体8に装着したソケツトコンタクト、11は
ソケツトコンタクト10におけるピン接続体を示
す。12は接続端子で外部導線13を接続し得る
ようにしてある。14は電線口を示す。
次に第2図乃至第5図をも参照して詳細に説明
する。先ずソケツトコンタクト10は弾力性及び
導電性の良好な材料(例えば燐青銅)の板材を図
示される如き形状に折り曲げて形成してある。こ
のソケツトコンタクト10において、17は基
片、18は透孔、20は基片17の一部を切り起
こして形成した係合片で、第2図に明示されるよ
うに基片17の後述の如き挿入方向とは反対方向
(第2図において右方向)に斜状に突設させてあ
る。21,22は導入部を示し、ピンコンタクト
3を夫々矢印A方向あるいはB方向に挿入し得る
ように設けられている。またこれらの導入部2
1,22は夫々矢印A,B方向に沿つて奥すぼま
りの形状に形成してある。
する。先ずソケツトコンタクト10は弾力性及び
導電性の良好な材料(例えば燐青銅)の板材を図
示される如き形状に折り曲げて形成してある。こ
のソケツトコンタクト10において、17は基
片、18は透孔、20は基片17の一部を切り起
こして形成した係合片で、第2図に明示されるよ
うに基片17の後述の如き挿入方向とは反対方向
(第2図において右方向)に斜状に突設させてあ
る。21,22は導入部を示し、ピンコンタクト
3を夫々矢印A方向あるいはB方向に挿入し得る
ように設けられている。またこれらの導入部2
1,22は夫々矢印A,B方向に沿つて奥すぼま
りの形状に形成してある。
次に接続端子12は前記ソケツトコンタクト1
0における基片17及び夫々周知の締付用のねじ
棒23、押え片24、ナツト25等を以つて構成
してある。
0における基片17及び夫々周知の締付用のねじ
棒23、押え片24、ナツト25等を以つて構成
してある。
次に端子箱5の本体6は電気絶縁性の良好な材
料(例えば合成樹脂材料)を用いて、底壁27と
周壁28とから成る凹状に形成されている。29
は周壁28の一部に穿設された挿入孔で、図示さ
れる如くピンコンタクト3を挿入する為の透孔で
ある。30は底壁27に形成した下部開口で、ね
じ棒23、押え片24を挿入できる大きさに形成
してある。尚前記固定用ねじ棒7及び二つの下部
開口30,30の間に存在する取付部27aを省
略して電磁弁本体側を開放状態にしてもよい。そ
の場合には蓋体8を本体6に止着する為の止着ね
じ9の先端を電磁弁本体1に螺合させて、電磁弁
本体1に対する蓋体8及び本体6の固定を行なえ
ば良い。また蓋体8と本体6とは一材でもつて一
体に形成した構造にしても良い。
料(例えば合成樹脂材料)を用いて、底壁27と
周壁28とから成る凹状に形成されている。29
は周壁28の一部に穿設された挿入孔で、図示さ
れる如くピンコンタクト3を挿入する為の透孔で
ある。30は底壁27に形成した下部開口で、ね
じ棒23、押え片24を挿入できる大きさに形成
してある。尚前記固定用ねじ棒7及び二つの下部
開口30,30の間に存在する取付部27aを省
略して電磁弁本体側を開放状態にしてもよい。そ
の場合には蓋体8を本体6に止着する為の止着ね
じ9の先端を電磁弁本体1に螺合させて、電磁弁
本体1に対する蓋体8及び本体6の固定を行なえ
ば良い。また蓋体8と本体6とは一材でもつて一
体に形成した構造にしても良い。
次に蓋体8は本体6と同様の材料を用いて形成
してある。この蓋体8の内面において、31はソ
ケツトコンタクト10及び接続端子12の装着部
を示し、複数箇所(本例では4箇所)に設けられ
ている。この装着部において、32はナツト嵌込
用凹部で、ナツト25が丁度嵌り込み得るようナ
ツト25の外形形状と対応させた(同一の)形状
に形成してある。33は上記凹部32よりも深部
に形成した存置孔を示し、図示される如く、その
径はねじ棒23先端部の径より大きくかつナツト
25の外形寸法(四角な形状の一辺の寸法)より
小さい径に形成してあり、またその深さはねじ棒
23を締め上げた状態でねじ棒の先端と孔底との
間にすきまが生ずる寸法に形成してある。34は
上記凹部32の反存置孔側(第4図において上
側)に設けられた基片17の存置予定空間を示
し、その両側(基片の後述の挿入方向に対して側
方となる側で第3図においては空間34の上側及
び下側となつている)には基片17の側縁部17
aを挿入し得るようにした挿入溝35,35が形
成されている。この挿入溝35の深さは、相対向
する溝35,35の溝底35a,35a間の寸法
L1が基片17の両側縁部17a,17a相互間
の寸法L2よりもわずかに大きく(後述の基片の
挿入の際に、実質上基片のがたつきとならない程
度の余裕をもつて基片をスムーズに挿入できる程
度であり一般にはゼロコンマ数ミリメートル)な
る深さに形成してある。また溝幅L3も同様に基
片17の側縁部17aの厚みL4よりわずかに大
きく形成してある。36は基片17の浮上り防止
用の係合部を示し、溝35の一方(反凹部側)の
溝縁を以つて構成してある。37は隔壁で、接続
端子12相互を絶縁区画する為のものである。4
0は係合凹部で、上記基片17を存置予定空間3
4に存置させた状態のときに上記係合片20が第
2図に示す如く係合し得る位置に形成してある。
41は細棒の挿入空間で細溝状に形成してある。
その溝幅は後述の如く係合片20の係合を外す為
の細棒52(例えば細径のドライバーあるいは千
枚通しのようなもの)は挿入できるが係合片20
の通過は阻止できるよう係合片20の幅よりも小
さく形成してある。また深さは係合片20の下側
に上記細棒52の先端をくぐり込ませ得るように
深く形成してある。42はピン接続体11を包囲
するようにした包囲壁で、その内側にはピン接続
体11の存置空間が形成されている。43,44
は夫々開口部を示し、夫々前記コンタクトピン3
の矢印A及びB方向への挿入を行ない得るように
形成されている。45は挿入用スリツトで、前記
挿入溝35と同一面の位置に形成してある。46
は包囲壁42の一部を以つて構成された停止壁
で、上記基片17を存置予定空間34に存置させ
た状態においてピン接続体11の一端が当接する
位置に設けられている。47は停止壁46に穿設
された挿通孔で、前記溝35及びスリツト45と
同一面の位置に形成してある。48は停止壁で、
基片17を存置予定空間34に存置させた状態に
おいて基片17の一端が当接する位置に形成して
ある。尚49,50はパツキン、51は圧着端子
を夫々示す。
してある。この蓋体8の内面において、31はソ
ケツトコンタクト10及び接続端子12の装着部
を示し、複数箇所(本例では4箇所)に設けられ
ている。この装着部において、32はナツト嵌込
用凹部で、ナツト25が丁度嵌り込み得るようナ
ツト25の外形形状と対応させた(同一の)形状
に形成してある。33は上記凹部32よりも深部
に形成した存置孔を示し、図示される如く、その
径はねじ棒23先端部の径より大きくかつナツト
25の外形寸法(四角な形状の一辺の寸法)より
小さい径に形成してあり、またその深さはねじ棒
23を締め上げた状態でねじ棒の先端と孔底との
間にすきまが生ずる寸法に形成してある。34は
上記凹部32の反存置孔側(第4図において上
側)に設けられた基片17の存置予定空間を示
し、その両側(基片の後述の挿入方向に対して側
方となる側で第3図においては空間34の上側及
び下側となつている)には基片17の側縁部17
aを挿入し得るようにした挿入溝35,35が形
成されている。この挿入溝35の深さは、相対向
する溝35,35の溝底35a,35a間の寸法
L1が基片17の両側縁部17a,17a相互間
の寸法L2よりもわずかに大きく(後述の基片の
挿入の際に、実質上基片のがたつきとならない程
度の余裕をもつて基片をスムーズに挿入できる程
度であり一般にはゼロコンマ数ミリメートル)な
る深さに形成してある。また溝幅L3も同様に基
片17の側縁部17aの厚みL4よりわずかに大
きく形成してある。36は基片17の浮上り防止
用の係合部を示し、溝35の一方(反凹部側)の
溝縁を以つて構成してある。37は隔壁で、接続
端子12相互を絶縁区画する為のものである。4
0は係合凹部で、上記基片17を存置予定空間3
4に存置させた状態のときに上記係合片20が第
2図に示す如く係合し得る位置に形成してある。
41は細棒の挿入空間で細溝状に形成してある。
その溝幅は後述の如く係合片20の係合を外す為
の細棒52(例えば細径のドライバーあるいは千
枚通しのようなもの)は挿入できるが係合片20
の通過は阻止できるよう係合片20の幅よりも小
さく形成してある。また深さは係合片20の下側
に上記細棒52の先端をくぐり込ませ得るように
深く形成してある。42はピン接続体11を包囲
するようにした包囲壁で、その内側にはピン接続
体11の存置空間が形成されている。43,44
は夫々開口部を示し、夫々前記コンタクトピン3
の矢印A及びB方向への挿入を行ない得るように
形成されている。45は挿入用スリツトで、前記
挿入溝35と同一面の位置に形成してある。46
は包囲壁42の一部を以つて構成された停止壁
で、上記基片17を存置予定空間34に存置させ
た状態においてピン接続体11の一端が当接する
位置に設けられている。47は停止壁46に穿設
された挿通孔で、前記溝35及びスリツト45と
同一面の位置に形成してある。48は停止壁で、
基片17を存置予定空間34に存置させた状態に
おいて基片17の一端が当接する位置に形成して
ある。尚49,50はパツキン、51は圧着端子
を夫々示す。
上記構成のものにあつては、外部導線13を電
源に接続することにより、導線13、圧着端子5
1、接続端子12、基片17、ピン接続体11、
ピンコンタクト3の経路でソレノイド2に電力が
供給され周知の動作が行なわれる。
源に接続することにより、導線13、圧着端子5
1、接続端子12、基片17、ピン接続体11、
ピンコンタクト3の経路でソレノイド2に電力が
供給され周知の動作が行なわれる。
次に蓋体8に対するソケツトコンタクト10及
び接続端子12の組付手順を説明する。先ず第3
図のイの部分に示す如くナツト25をナツト嵌込
用凹部32に落とし込む。次にソケツトコンタク
ト10を矢印53方向(挿入方向)に進めてその
基片17をスリツト45、挿通孔47に挿通し、
更にそのままの方向に押し進める。すると基片1
7の両側縁部17a,17aは両挿入溝35,3
5に入り込み、その溝35に案内されて基片17
は存置予定空間34へと進む。やがて基片17に
おける挿入方向の前端が停止壁48に当接すると
共にピン接続体11の同前端が停止壁46に当接
して基片17は存置予定空間34に正確に致達し
た状態で位置決めされる。また上記挿入の場合係
合片20は面54によつて基片17の面に沿う状
態に押圧されているが、上記致達状態となつたと
きには係合凹部40と対向し、自体の弾力により
第2図に示す状態に復帰して係合凹部40と係合
し、基片17の挿入方向とは反対方向への移動を
阻止する。従つてこの状態では、ソケツトコンタ
クト10は前後、左右、上下あらゆる方向に実質
的にがたつきのない固定状態となる。然る後ねじ
棒23を押え片24に貫通させた状態で上記基片
17の透孔18に挿通し、更にナツト25に螺合
させる。この螺合作業は、ナツト25が凹部32
に嵌り込んで回り止めがなされる為、極めて簡易
に行なうことができる。
び接続端子12の組付手順を説明する。先ず第3
図のイの部分に示す如くナツト25をナツト嵌込
用凹部32に落とし込む。次にソケツトコンタク
ト10を矢印53方向(挿入方向)に進めてその
基片17をスリツト45、挿通孔47に挿通し、
更にそのままの方向に押し進める。すると基片1
7の両側縁部17a,17aは両挿入溝35,3
5に入り込み、その溝35に案内されて基片17
は存置予定空間34へと進む。やがて基片17に
おける挿入方向の前端が停止壁48に当接すると
共にピン接続体11の同前端が停止壁46に当接
して基片17は存置予定空間34に正確に致達し
た状態で位置決めされる。また上記挿入の場合係
合片20は面54によつて基片17の面に沿う状
態に押圧されているが、上記致達状態となつたと
きには係合凹部40と対向し、自体の弾力により
第2図に示す状態に復帰して係合凹部40と係合
し、基片17の挿入方向とは反対方向への移動を
阻止する。従つてこの状態では、ソケツトコンタ
クト10は前後、左右、上下あらゆる方向に実質
的にがたつきのない固定状態となる。然る後ねじ
棒23を押え片24に貫通させた状態で上記基片
17の透孔18に挿通し、更にナツト25に螺合
させる。この螺合作業は、ナツト25が凹部32
に嵌り込んで回り止めがなされる為、極めて簡易
に行なうことができる。
以上のようにしてねじ棒23とナツト25とを
締め付けた状態(使用状態において圧着端子51
を基片17と押え片24との間に挾んだ状態で締
付を行なつた場合も同じ)ではナツト25が基片
17に機械的に密着状となる。またこの状態では
第4図に示される如く基片17の縁部はナツト2
5からわずかに張り出したのみの状態となる。従
つて基片17が機械的強度の弱い薄板材で形成し
てあつても、上記状態での機械的強度は大きくな
り、上記装着状態が堅固に維持される。
締め付けた状態(使用状態において圧着端子51
を基片17と押え片24との間に挾んだ状態で締
付を行なつた場合も同じ)ではナツト25が基片
17に機械的に密着状となる。またこの状態では
第4図に示される如く基片17の縁部はナツト2
5からわずかに張り出したのみの状態となる。従
つて基片17が機械的強度の弱い薄板材で形成し
てあつても、上記状態での機械的強度は大きくな
り、上記装着状態が堅固に維持される。
尚上記挿入の場合ソケツトコンタクト10の所
定位置での位置決めの為には停止壁46,48は
その一方のみが存在すれば良く他方を省略しても
良い。
定位置での位置決めの為には停止壁46,48は
その一方のみが存在すれば良く他方を省略しても
良い。
次に、上記のようにしてソケツトコンタクト1
0及び接続端子12の装着された蓋体8を本体6
に被着する場合において、既にソレノイド2が弁
本体1に装着されている場合には、ピンコンタク
トは開口部44を介してピン接続体11の導入部
22に入り込む。
0及び接続端子12の装着された蓋体8を本体6
に被着する場合において、既にソレノイド2が弁
本体1に装着されている場合には、ピンコンタク
トは開口部44を介してピン接続体11の導入部
22に入り込む。
また上記蓋体8を本体6に被着した後に弁本体
1に対するソレノイド2の装着を行なう場合に
は、ピンコンタクト3は挿入孔29、開口部43
を介して導入部21に入り込む。この場合接続体
11が矢印55方向に押圧されてもその押圧力は
停止壁46で受け止められ、接続体11の破損が
防止される。
1に対するソレノイド2の装着を行なう場合に
は、ピンコンタクト3は挿入孔29、開口部43
を介して導入部21に入り込む。この場合接続体
11が矢印55方向に押圧されてもその押圧力は
停止壁46で受け止められ、接続体11の破損が
防止される。
次に、上記のようにして蓋体8に装着されたソ
ケツトコンタクト10を蓋体から外す場合には、
予めねじ棒23を外した状態において細棒52を
挿入空間41から係合片20の下にくぐり込ま
せ、係合片20を基片17の面に沿う状態に押圧
して係合凹部40に対する係合片20の係合を外
す。そしてその係合を外した状態を維持したまま
ソケツトコンタクト10を挿入方向53とは反対
方向へ引き出せば良い。
ケツトコンタクト10を蓋体から外す場合には、
予めねじ棒23を外した状態において細棒52を
挿入空間41から係合片20の下にくぐり込ま
せ、係合片20を基片17の面に沿う状態に押圧
して係合凹部40に対する係合片20の係合を外
す。そしてその係合を外した状態を維持したまま
ソケツトコンタクト10を挿入方向53とは反対
方向へ引き出せば良い。
以上のように本考案にあつては、接続端子12
に対して外部導線13を接続する場合は、端子箱
5を電磁弁本体1から離し、それを便利で、かつ
安全な場所に持つて行き、そこで導線13の接続
作業を行うことを可能にする安全作業面での効果
がある。
に対して外部導線13を接続する場合は、端子箱
5を電磁弁本体1から離し、それを便利で、かつ
安全な場所に持つて行き、そこで導線13の接続
作業を行うことを可能にする安全作業面での効果
がある。
その上本考案にあつては、接続端子12を、下
部開口30と対向する位置に備えさせ、かつその
近くに電線口14を設けたものであるから、接続
端子12が端子箱5の内部にあつても、上記電線
口14から導線13を挿入し、反対側の下部開口
30から操作して、端子12に対する導線13の
止付けを実行することを可能にする利点がある。
しかも導線の止付後にあつては、第2図からも理
解できるように、導線13を外方に引張つてもそ
の引張り力は端子12を端子箱の内壁に押し付け
る方向に働き、端子12を浮上させて変形させる
恐れはなく、安心して実用に供し得る効果があ
る。
部開口30と対向する位置に備えさせ、かつその
近くに電線口14を設けたものであるから、接続
端子12が端子箱5の内部にあつても、上記電線
口14から導線13を挿入し、反対側の下部開口
30から操作して、端子12に対する導線13の
止付けを実行することを可能にする利点がある。
しかも導線の止付後にあつては、第2図からも理
解できるように、導線13を外方に引張つてもそ
の引張り力は端子12を端子箱の内壁に押し付け
る方向に働き、端子12を浮上させて変形させる
恐れはなく、安心して実用に供し得る効果があ
る。
その上本考案にあつては、上記の如く外部導線
13を端子箱5の内面にある接続端子12に接続
するものであつても、端子箱5は下部を開口させ
てあるので、そこから接続作業を手軽にすること
がきる利点があり、その後は、端子箱5の下部開
口30を電磁弁本体側に被せ付けるだけの単純操
作でもつて、ピン接続体11を所定位置(ピンコ
ンタクト3と接続し得る位置)に定置させること
と、上記接続端子12の露出部(電気の帯電部)
を電気絶縁材製の端子箱5でもつて安全に包み込
むという、二つの作業を同時に実施することので
きる実用面での優れた効果もある。
13を端子箱5の内面にある接続端子12に接続
するものであつても、端子箱5は下部を開口させ
てあるので、そこから接続作業を手軽にすること
がきる利点があり、その後は、端子箱5の下部開
口30を電磁弁本体側に被せ付けるだけの単純操
作でもつて、ピン接続体11を所定位置(ピンコ
ンタクト3と接続し得る位置)に定置させること
と、上記接続端子12の露出部(電気の帯電部)
を電気絶縁材製の端子箱5でもつて安全に包み込
むという、二つの作業を同時に実施することので
きる実用面での優れた効果もある。
その上本考案は、端子箱5の内面側に接続端子
12を備えさせ、端子箱5の下部開口30を利用
して外部導線13を接続した後は、その開口部を
閉鎖するように弁本体側に接合させるものである
から、従来品のように弁本体に接続端子と、それ
を絶縁状態で支持する為の支持台等を置くための
凹部を形成する必要はなく、また外部導体接続
後、接続端子の帯電部を絶縁材で覆い保護する等
の構造も、手間も不要となり、もつて弁本体の形
状を簡素化し、かつ軽量化できる効果もある。
12を備えさせ、端子箱5の下部開口30を利用
して外部導線13を接続した後は、その開口部を
閉鎖するように弁本体側に接合させるものである
から、従来品のように弁本体に接続端子と、それ
を絶縁状態で支持する為の支持台等を置くための
凹部を形成する必要はなく、また外部導体接続
後、接続端子の帯電部を絶縁材で覆い保護する等
の構造も、手間も不要となり、もつて弁本体の形
状を簡素化し、かつ軽量化できる効果もある。
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は電
磁弁装置の一部破断正面図、第2図は同部分拡大
図、第3図は蓋体の一部破断底面図(蓋体を−
線の位置で破断した図)、第4図は−線切
断部端面図、第5図は蓋体から接続端子を分解し
た状態を示す斜視図。 1…電磁弁本体、2…ソレノイド、3…ピンコ
ンタクト、5…端子箱、12…接続端子、11…
ピン接続体、30…下部開口。
磁弁装置の一部破断正面図、第2図は同部分拡大
図、第3図は蓋体の一部破断底面図(蓋体を−
線の位置で破断した図)、第4図は−線切
断部端面図、第5図は蓋体から接続端子を分解し
た状態を示す斜視図。 1…電磁弁本体、2…ソレノイド、3…ピンコ
ンタクト、5…端子箱、12…接続端子、11…
ピン接続体、30…下部開口。
Claims (1)
- ソレノイドを付設した電磁弁本体には、電磁弁
本体に対向させる下部に下部開口を有し、かつ自
体は電気絶縁材製の中空の端子箱を付設し、しか
も上記端子箱の内部における上記下部開口と対向
する位置には外部導線を接続し得るようにした接
続端子を装着させ、さらに該接続端子に電気的に
導通しかつ端子箱を電磁弁本体に装着した状態で
は上記ソレノイドに突設されたピンコンタクトと
接続し得る位置にはピン接続体を装着し、さらに
上記端子箱における接続端子の装着位置の近くに
は外部導線挿通用の電線口を設けたことを特徴と
する電磁弁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980145957U JPS626363Y2 (ja) | 1980-10-14 | 1980-10-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980145957U JPS626363Y2 (ja) | 1980-10-14 | 1980-10-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5768971U JPS5768971U (ja) | 1982-04-24 |
JPS626363Y2 true JPS626363Y2 (ja) | 1987-02-13 |
Family
ID=29505549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980145957U Expired JPS626363Y2 (ja) | 1980-10-14 | 1980-10-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS626363Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59175767U (ja) * | 1983-05-12 | 1984-11-24 | 豊興工業株式会社 | 一対のソレノイドを備えた電磁弁の端子取付構造 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59539Y2 (ja) * | 1974-04-01 | 1984-01-09 | サンメイデンキ カブシキガイシヤ | ランプツキデンジベンヨウソレノイド |
JPS5835905Y2 (ja) * | 1978-03-29 | 1983-08-12 | 油研工業株式会社 | 電磁弁の電気接続部の構造 |
-
1980
- 1980-10-14 JP JP1980145957U patent/JPS626363Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5768971U (ja) | 1982-04-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4953733A (en) | Electrical outlet box marking device | |
US3176869A (en) | Nail-fastened insulated outlet box | |
CA1116713A (en) | Dead front plug with cord strain relief | |
JP3016117U (ja) | ひずみ解放手段を有する電気コネクタ | |
JPS626363Y2 (ja) | ||
JPS626366Y2 (ja) | ||
JPS6131262Y2 (ja) | ||
JPS60158567A (ja) | 脱落防止型接続端子 | |
US4243287A (en) | Dead front plug with insulation penetrating contacts | |
CA2474547C (en) | Electrical connector apparatus and cover therefor | |
JPH0353429Y2 (ja) | ||
US3290641A (en) | Electrical plug-and-socket connections | |
JPH0747968Y2 (ja) | 端子箱 | |
JPH0138865Y2 (ja) | ||
JPS5855783Y2 (ja) | 電気機器などのケ−ス | |
JPS6225584Y2 (ja) | ||
JPH0353430Y2 (ja) | ||
JPH0142702Y2 (ja) | ||
JPS5832418Y2 (ja) | 埋込配線器具 | |
KR100373074B1 (ko) | 전선고정장치를 갖는 전기제품 | |
US5080612A (en) | Electrical appliance | |
JPH0531835Y2 (ja) | ||
JPS5926521Y2 (ja) | タ−ミナル | |
JPH0411988B2 (ja) | ||
JPH048025Y2 (ja) |