JPS626319B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS626319B2
JPS626319B2 JP54158975A JP15897579A JPS626319B2 JP S626319 B2 JPS626319 B2 JP S626319B2 JP 54158975 A JP54158975 A JP 54158975A JP 15897579 A JP15897579 A JP 15897579A JP S626319 B2 JPS626319 B2 JP S626319B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
food
microwave
water vapor
duct
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54158975A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5682597A (en
Inventor
Yoichi Kyori
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP15897579A priority Critical patent/JPS5682597A/ja
Publication of JPS5682597A publication Critical patent/JPS5682597A/ja
Publication of JPS626319B2 publication Critical patent/JPS626319B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Ovens (AREA)
  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子レンジに係り、特に調理食品の出
来上りを検知する装置に関する。
従来の電子レンジにおいては、調理室内の食品
の出来上りを検知するために、食品に温度センサ
を直接に接触させて温度を検知し、この検知温度
を予め設定された調理終了温度と比較判定するよ
うにしていた。このため、食品にセンサの接触に
よる傷が生じる欠点があつた。
また、食品の加熱時に発生する水蒸気等をダク
トを介してレンジ外に排気する電子レンジにおい
ては、湿度センサを排気中に配設して排気湿度の
変化から調理の出来上りを検知するものがある
が、排気中に含まれる油、食品のかす等によりセ
ンサ表面が汚れ、しかも湿度センサの応答速度が
遅いので食品の出来上りの正確な検知が困難であ
つた。
本発明は上記の欠点を除去すべくなされたもの
で、排気中の水蒸気量の変化を特定波長のマイク
ロ波送受信器により検知し、水蒸気量が食品の出
来上り時に飽和することから食品の出来上りを検
出することによつて、食品に傷をつけることな
く、しかもマイクロ波送受信器の高応答性により
水蒸気量の変化を正確に検知して食品の出来上り
を正確に検知し得る電子レンジを提供するもので
ある。
ここで、本発明を理解する前提として、食品の
加熱時間と食品から発生する水蒸気量との関係
(公知である)を第1図に示す。すなわち、食品
の種類A,Bによつて水蒸気量の変化特性は異な
るが、特性から分ることは食品の出来上り時点で
水蒸気量は飽和することである。また、大気を構
成する気体分子のうち水蒸気は、波長が1.35cm
(周波数は22.2GHz)、1.63mm(周波数は184GHz)
のマイクロ波エネルギを良く吸収し、この現象は
一般に電磁波の窓とか光の窓とか呼ばれている。
また、このエネルギ吸収量は、空気中の水蒸気の
飽和点以下では水蒸気量に正比例する。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳細
に説明する。
第2図に示す電子レンジの要部において、1は
調理室、2は調理室1の上壁に設けられたパンチ
ング(排気孔)、3はキヤビネツト(レンジのケ
ース)、4は上記キヤビネツト3に設けられた排
気ルーバ、5はこの排気ルーバ4と前記パンチン
グ2部分との間に設けられた排気ダクトであつて
たとえば合成樹脂よりなる。このダクト5の中間
部外面には、第3図に示すようにマイクロ波送受
信用の一対のパラボラアンテナ(ホーンアンテナ
等でもよい。)6,7がダクト5を挾んで対向す
るように取り付けられている。そして、送信用ア
ンテナ6はマイクロ波発振器(第4図8参照)に
接続され、受信用アンテナ7はマイクロ波受信器
(第4図9参照)に接続されている。この場合、
上記アンテナ6,7およびマイクロ波発振器8
は、前述した光の窓の周波数22.2GHzあるいは
184GHz用のものである。
次に、上記電子レンジの調理状況検知、加熱制
御用回路を説明する。第4図において、6,7は
前記送信用アンテナ、受信用アンテナの等価回路
を示すもので、マイクロ波発振器8はたとえばガ
ンダイオードあるいはインパツトダイオードが用
いられ、マイクロ波受信器9は整流回路10およ
び直流増幅器11が用いられてなる。この受信器
9の出力は微分回路12に導かれ、この微分回路
12の出力はリレー駆動回路13に導かれ、この
駆動回路13にはリレーコイル14が接続され
る。一方、商用交流電源15は、電源ヒユーズ、
ドアスイツチ17、制御接点18等を介してマイ
クロ波発生回路19の電源入力端に接続されてい
る。また、上記電源15は、上記ヒユーズ16、
ドアスイツチ17を介したのち電源スイツチ2
0、前記リレーコイル14により駆動されるオン
接点21、調理開始スイツチ22を介して制御リ
レー23、遅延リレー24に供給される。この制
御リレー23は、前記制御接点18のほか上記調
理開始スイツチ22に並列接続される自己保持用
接点25を有している。また、前記遅延リレー2
4は、通電後一定時間遅延して駆動されるオフ接
点26を有し、このオフ接点26は前記オン接点
21に並列接続されている。
而して、上記構成の電子レンジにおいて、調理
室1内に食品が収容され、扉が閉められるとドア
スイツチ17がオン状態になる。次に電源スイツ
チ20をオンし、さらに調理開始スイツチ22を
オンにする。この時点では、後述するように前記
リレー駆動回路13は非駆動状態であり、前記オ
ン接点21は未だオフ状態であるが、電源15は
ヒユーズ16、ドアスイツチ17、電源スイツチ
20、オフ接点26、調理開始スイツチ22を経
て制御リレー23、遅延リレー24に供給され
る。これにより制御リレー23が駆動され、自己
保持用接点25がオンになつて調理開始スイツチ
22の両端間を短絡させて自己保持回路を形成
し、さらに制御接点18もオンになるので電源1
5がマイクロ波発生回路19に供給される。これ
によりマイクロ波発生回路19のマグネトロン
(第2図27)が発振し、このマイクロ波出力は
図示しない導波管を通り調理室1内へ供給され、
食品の加熱が開始する。したがつて、加熱時間の
経過につれて、たとえば第5図中点線で示すよう
に食品から発生する水蒸気量が増えていき、やが
て飽和点に達する。この間において、食品から発
生した水蒸気はパンチング2、ダクト5、排気ル
ーバー4を通りレンジ外へ排気される。そして、
マイクロ波送受信アンテナ6,7間で伝搬するマ
イクロ波はダクト5中の水蒸気量に対応して減衰
し、受信器9の整流回路10からはマイクロ波受
信レベルに応じた出力が得られる。この出力は直
流増幅器11により反転増幅され、ここで水蒸気
量の変化に対応した出力が得られる。この場合、
排気ダクト5によるマイクロ波損失分だけ測定値
を補正しておくことができ、また調理室1とダク
ト5とはパンチング2により電波シールドされて
いるので、加熱用マイクロ波によつて上記水蒸気
量の測定を誤まるおそれはない。そして、受信器
9の出力が微分回路12により微分されると、第
5図中実線で示すようなパルス状の微分出力が得
られる。すなわち、食品加熱開始直後は水蒸気量
の増加がゆるやかなので微分出力は低レベルであ
り、やがて水蒸気量の増加が値線的に急速に増加
すると微分出力は高レベルで一定となり、やがて
水蒸気量が飽和すると微分出力は再び低レベルに
なり、微分出力はパルス状に変化する。そして、
リレー駆動回路13は、上記微分出力の低レベル
では駆動されず高レベルにより駆動される。した
がつて、微分出力が高レベルになるまでの期間
は、リレーコイル14が駆動されないので、この
間(たとえば数分間)はオフ接点21がオン状態
のままであるように、すなわち遅延リレー24の
遅延時間内であるように遅延特性が選定されてい
る。そして、微分出力が高レベルになり、リレー
駆動回路13が駆動され、オン接点21がオン状
態になつた後、遅延リレー24が動作してオフ接
点26をオフ状態に設定する。この状態では電源
スイツチ20と調理開始スイツチ22との間が上
記オン接点21により通電している。やがて調理
食品が出来上り、水蒸気量が飽和し、微分出力が
高レベルから低レベルになると、リレー駆動回路
13が駆動されなくなり、オン接点21がオフ状
態になる。したがつて、制御リレー23は通電さ
れなくなり、その制御接点18がオフ状態にな
り、マイクロ波発生回路19は電源15が供給さ
れなくなつてマイクロ波発振が停止し、食品の調
理が終了する。
上述したように本発明の電子レンジは、調理食
品から発生する水蒸気を排気するためのダクト外
側に特定周波数のマイクロ波用の送信アンテナお
よび受信アンテナを対向状態で設け、この受信ア
ンテナ出力を整流したのち微分し、この微分出力
パルスの後縁タイミングで食品の調理終了を検出
し、上記微分出力により加熱制御回路を制御して
食品の加熱を終了させている。
このようなマイクロ波利用により、食品から発
生する水蒸気量の変化に対する応答性が高いの
で、水蒸気量の変化を正確に検知でき、食品の出
来上りを正確に検知することができる。また、マ
イクロ波送受信用アンテナは、レンジからの排気
中に設ける必要はないので、アンテナ面が排気中
の油、食品かす等により汚れることはなく、性能
を安定に維持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は食品の加熱時間と食品から発生する水
蒸気量との関係を示す特性図、第2図乃至第4図
は本発明に係る電子レンジの一実施例を示すもの
で、第2図はレンジ本体の要部を示す構成説明
図、第3図は第2図のダクトとマイクロ波送受信
用アンテナとの取付状態を示す上面図、第4図は
加熱制御回路を示す回路図、第5図は第4図の動
作を説明するために示す特性図である。 1……調理室、5……排気ダクト、6……送信
アンテナ、7……受信アンテナ、8……マイクロ
波発振器、10……整流回路、11……直流増幅
器、12……微分回路、13……リレー駆動回
路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 調理室内の食品をマイクロ波加熱し、食品か
    ら発生する水蒸気を調理室外のダクトを通じてレ
    ンジ外へ排気する電子レンジにおいて、上記ダク
    トの外側でダクトを挾んで相対向して設けられ水
    蒸気によるエネルギ吸収率の高い特定周波数のマ
    イクロ波を送受信するための送信アンテナおよび
    受信アンテナと、この送信アンテナに特定周波数
    のマイクロ波を供給するマイクロ波発振器と、前
    記受信アンテナの受信出力に応じた直流電圧を生
    成する回路と、この回路の出力を微分する微分回
    路と、この微分回路の出力パルスの後縁タイミン
    グにより前記調理食品の出来上りを検知しマイク
    ロ波加熱を終了させる制御回路とを具備すること
    を特徴とする電子レンジ。
JP15897579A 1979-12-07 1979-12-07 Electronic range Granted JPS5682597A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15897579A JPS5682597A (en) 1979-12-07 1979-12-07 Electronic range

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15897579A JPS5682597A (en) 1979-12-07 1979-12-07 Electronic range

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5682597A JPS5682597A (en) 1981-07-06
JPS626319B2 true JPS626319B2 (ja) 1987-02-10

Family

ID=15683458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15897579A Granted JPS5682597A (en) 1979-12-07 1979-12-07 Electronic range

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5682597A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2692287B2 (ja) * 1989-08-23 1997-12-17 松下電器産業株式会社 高周波加熱装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1078111A (en) * 1913-06-21 1913-11-11 Mcelmer Stewart Vehicle-jack.
JPS49111686A (ja) * 1973-02-22 1974-10-24
JPS5217875A (en) * 1975-07-03 1977-02-10 Tdk Corp Humidity meter
JPS54133649A (en) * 1978-04-10 1979-10-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd High frequency heating apparatus

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1078111A (en) * 1913-06-21 1913-11-11 Mcelmer Stewart Vehicle-jack.
JPS49111686A (ja) * 1973-02-22 1974-10-24
JPS5217875A (en) * 1975-07-03 1977-02-10 Tdk Corp Humidity meter
JPS54133649A (en) * 1978-04-10 1979-10-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd High frequency heating apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5682597A (en) 1981-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4520250A (en) Heating apparatus of thawing sensor controlled type
US4475024A (en) Wireless food temperature-sensing assembly
KR900008543B1 (ko) 자동 가열장치
US4401884A (en) Method of controlling heating in food heating apparatus including infrared detecting system
US4381439A (en) Self-controlled microwave oven
WO1985003115A1 (en) Cooker with weight-detecting function
US3467804A (en) Detection apparatus
EP0198430B1 (en) Heating apparatus with piezoelectric device sensor
JPS626319B2 (ja)
JPS59207595A (ja) 高周波加熱装置
JPS5827863B2 (ja) 湿度センサ
JPS58200936A (ja) 電子レンジ
JPH0833206B2 (ja) 調理器
JPH0670490B2 (ja) 高周波加熱装置
KR100248781B1 (ko) 전자 렌지의 운전 제어 장치
KR100186419B1 (ko) 해동센서를 갖는 전자레인지
JPS644002Y2 (ja)
JPH04242096A (ja) 高周波加熱装置
JPH07101097B2 (ja) 調理器
JP3525254B2 (ja) 高周波加熱装置
KR100218430B1 (ko) 전자렌지의 온도감지 장치 및 방법
JPH03112521A (ja) 電気湯沸かし器
JP2538032B2 (ja) 焦電素子センサ付き高周波加熱装置
KR100228906B1 (ko) 전자렌지의 해동물 온도.무게 감지장치
JPS62150686A (ja) 調理器