JPS6263140A - キユポラ用排熱回収装置 - Google Patents
キユポラ用排熱回収装置Info
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- JPS6263140A JPS6263140A JP20380385A JP20380385A JPS6263140A JP S6263140 A JPS6263140 A JP S6263140A JP 20380385 A JP20380385 A JP 20380385A JP 20380385 A JP20380385 A JP 20380385A JP S6263140 A JPS6263140 A JP S6263140A
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- cupola
- combustion
- dust
- air
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- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、キュポラから排出されるキュポラガスの有す
る熱量を回収するための装置に関する。
る熱量を回収するための装置に関する。
一般にキュポラの操業は連続的ではなく、例えば1日1
回起動、停止するいわゆるバッチ操業である。そのため
このキュポラから構成される装置ボラガスの有する熱量
を回収することば困轄である。このような悪条件下にお
ける排熱回収装置として、従来、第6図及び第7図に示
すものがあった。
回起動、停止するいわゆるバッチ操業である。そのため
このキュポラから構成される装置ボラガスの有する熱量
を回収することば困轄である。このような悪条件下にお
ける排熱回収装置として、従来、第6図及び第7図に示
すものがあった。
第6図は、キュポラガスの有する顕熱を利用してキュポ
ラの熱風送風のための空気を加熱するようにした装置の
ブロック構成図である。この第6図の従来装置は、燃焼
室2において、キj、ボラ1からのキュポラガスIOを
空気送風機7からの燃焼用空気12により燃焼させ、レ
キ1ペレータ3において、空気送風[8によりキュボ>
1に送風される熱風送風用空気13を上記燃焼室2から
の高温の排気ガス11を利用して加熱するように構成さ
れている。なお、レキ1ペレータ3を通過した排気ガス
は、排気ガスクーラ4において、空気送風機9からの冷
却空気14によって冷却された後、ダストキャッチ5に
よりダスI・が除去され、その後排気送風機6により所
定位置に送風排出される。
ラの熱風送風のための空気を加熱するようにした装置の
ブロック構成図である。この第6図の従来装置は、燃焼
室2において、キj、ボラ1からのキュポラガスIOを
空気送風機7からの燃焼用空気12により燃焼させ、レ
キ1ペレータ3において、空気送風[8によりキュボ>
1に送風される熱風送風用空気13を上記燃焼室2から
の高温の排気ガス11を利用して加熱するように構成さ
れている。なお、レキ1ペレータ3を通過した排気ガス
は、排気ガスクーラ4において、空気送風機9からの冷
却空気14によって冷却された後、ダストキャッチ5に
よりダスI・が除去され、その後排気送風機6により所
定位置に送風排出される。
第7図は、第6図の従来装置において、排気ガスクーラ
4を迂回するバイパス通路]8を設け、該通路18に排
熱回収ボイラ15を設け、該ボイラ15に水16を供給
して蒸気17が得られるように構成したものである。
4を迂回するバイパス通路]8を設け、該通路18に排
熱回収ボイラ15を設け、該ボイラ15に水16を供給
して蒸気17が得られるように構成したものである。
第6図の従来装置は、熱風送風用空気13を加熱するだ
けであるから、高温の排気ガス11の有する熱の一部し
か回収できず、排気回収効率が低いという問題がある。
けであるから、高温の排気ガス11の有する熱の一部し
か回収できず、排気回収効率が低いという問題がある。
また、第7図の従来装置では、排熱ボイラ15により蒸
気17を発生させても、既設の工場の都合により、有効
利用の途に限りがある。また蒸気17が発生するまでの
いわゆる起動時間も、例えば2時間以上というように、
かなり長く、そのためバンチ揉業が主体のキュポラにお
いては、排熱回収という観点からみると稼動率が低い。
気17を発生させても、既設の工場の都合により、有効
利用の途に限りがある。また蒸気17が発生するまでの
いわゆる起動時間も、例えば2時間以上というように、
かなり長く、そのためバンチ揉業が主体のキュポラにお
いては、排熱回収という観点からみると稼動率が低い。
また、上記排熱ボイラ15により発生した蒸気を利用し
て蒸気タービンにより発電する方法もあり、この場合電
力という良質のエネルギーを回収できるという利点があ
る。しかしこの場合も、電力を回収できる状態になるま
でに、例えば3時間強という長時間を要し、これもバッ
チ操業のキュポラには不向きであり、投資効果はそれほ
ど得られないという問題がある。
て蒸気タービンにより発電する方法もあり、この場合電
力という良質のエネルギーを回収できるという利点があ
る。しかしこの場合も、電力を回収できる状態になるま
でに、例えば3時間強という長時間を要し、これもバッ
チ操業のキュポラには不向きであり、投資効果はそれほ
ど得られないという問題がある。
本発明は、このような従来の問題点を解消するためにな
されたもので、排熱回収効率を向上できるキュポラ用排
熱回収装置を提供することを目的としている。
されたもので、排熱回収効率を向上できるキュポラ用排
熱回収装置を提供することを目的としている。
本発明は、キュポラ用排熱回収装置において、キュポラ
からのキュポラガスを従来のようにすぐに燃焼させるの
ではなく、まずキュポラガス中のダストを除去後、これ
を昇圧して燃焼させ、この燃焼ガスによりガスタービン
を駆動して発電するようにしたものであり、排熱回収を
ガスタービンによる発電システムに結びつけた点に特徴
がある。
からのキュポラガスを従来のようにすぐに燃焼させるの
ではなく、まずキュポラガス中のダストを除去後、これ
を昇圧して燃焼させ、この燃焼ガスによりガスタービン
を駆動して発電するようにしたものであり、排熱回収を
ガスタービンによる発電システムに結びつけた点に特徴
がある。
本発明に係るキュポラ用排熱回収装置では、6キユボラ
ガスは燃焼室で燃焼ガスとなった後ただちにガスタービ
ンを駆動するから、従来の燃焼ガスを利用して蒸気を発
生し、該蒸気によりスチームタービンを駆動する装置に
比べ、キュポラの操業開始から発電開始までの時間が非
常に短くなって、バッチ操業という限られた操業時間に
対する有効な排熱回収時間の割合が大きくなり、その分
排熱回収効率が向上する。
ガスは燃焼室で燃焼ガスとなった後ただちにガスタービ
ンを駆動するから、従来の燃焼ガスを利用して蒸気を発
生し、該蒸気によりスチームタービンを駆動する装置に
比べ、キュポラの操業開始から発電開始までの時間が非
常に短くなって、バッチ操業という限られた操業時間に
対する有効な排熱回収時間の割合が大きくなり、その分
排熱回収効率が向上する。
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図ないし第3図は本発明の一実施例によるキュポラ
用排熱回収装置を説明するための図である。
用排熱回収装置を説明するための図である。
まず、本実施例装置のブロック構成を示す第1図におい
て、20はキュポラ1からのキュポラガス中のダストを
除去するダス、ト除去装置であり、これは粗いダストを
除去するダストキャツチャ20aと、細かいダスト、例
えば5■/Nn(程度までのダストを除去するベンチュ
リースクラバ20bとから構成されている。このダスト
キャツチャ20aはガス通路21aによりキュポラlに
、ベンチュリースクラバ20bはガス通路21bにより
圧縮機22にそれぞれ接続されている。
て、20はキュポラ1からのキュポラガス中のダストを
除去するダス、ト除去装置であり、これは粗いダストを
除去するダストキャツチャ20aと、細かいダスト、例
えば5■/Nn(程度までのダストを除去するベンチュ
リースクラバ20bとから構成されている。このダスト
キャツチャ20aはガス通路21aによりキュポラlに
、ベンチュリースクラバ20bはガス通路21bにより
圧縮機22にそれぞれ接続されている。
上記圧縮機22は上記ダスト除去後のキエポラガス及び
吸込管24からの燃焼用空気を昇圧するためのものであ
る。なお、23は上記燃焼用空気の吸込み量を調整する
ためのダンパである。
吸込管24からの燃焼用空気を昇圧するためのものであ
る。なお、23は上記燃焼用空気の吸込み量を調整する
ためのダンパである。
上記圧縮機22はガス通路21Cによりレキュペレータ
27に接続されている。このレキュペレ−タ27の旋回
室である胴部28は上端が閉塞された円筒状のもので、
内壁28aは耐火材で構成されている。またこの胴部2
8の下端にはダストを溜めるためのアッシェチャンバ3
4がフランジ接合されており、該アフシェチャンバ34
の下端にはアッシェ取出口34aが形成され、これの開
口部には開閉蓋34bが着脱可能に取り付けられている
。
27に接続されている。このレキュペレ−タ27の旋回
室である胴部28は上端が閉塞された円筒状のもので、
内壁28aは耐火材で構成されている。またこの胴部2
8の下端にはダストを溜めるためのアッシェチャンバ3
4がフランジ接合されており、該アフシェチャンバ34
の下端にはアッシェ取出口34aが形成され、これの開
口部には開閉蓋34bが着脱可能に取り付けられている
。
そして上記胴部2Bの上部には、サイクロン式バーナ室
29が胴部28の内周面接線方向に一体形成されている
。該バーナ室29にはパイロットバーナ29mが取り付
けられ、さらに該バーナ室29には上記ガス通路21c
が接続されている。
29が胴部28の内周面接線方向に一体形成されている
。該バーナ室29にはパイロットバーナ29mが取り付
けられ、さらに該バーナ室29には上記ガス通路21c
が接続されている。
また、上記胴部28内には伝熱管30が内壁28aに沿
って螺線状に配設されている。この伝熱管30は熱風送
風用空気を加熱するためのものであり、その出口端30
aは空気通路25aによりキュポラlに接続され、入口
端30bは空気通路25bにより排気ガスクーラ32の
伝熱管36の出口端に接続されている。そしてこの排気
ガスクーラ32の伝熱管36の入口端は空気通路25C
により送風機33に接続されている。
って螺線状に配設されている。この伝熱管30は熱風送
風用空気を加熱するためのものであり、その出口端30
aは空気通路25aによりキュポラlに接続され、入口
端30bは空気通路25bにより排気ガスクーラ32の
伝熱管36の出口端に接続されている。そしてこの排気
ガスクーラ32の伝熱管36の入口端は空気通路25C
により送風機33に接続されている。
また上記胴部28の上端閉塞壁には燃焼ガス出口管31
が取り付けられ、該出口管31の下端31aは該胴部2
Bの中程まで延び、上端31bは燃焼ガス通路21dに
よりガスタービン26のガス入口部に接続されている。
が取り付けられ、該出口管31の下端31aは該胴部2
Bの中程まで延び、上端31bは燃焼ガス通路21dに
よりガスタービン26のガス入口部に接続されている。
。
上記ガスタービン26の回転軸の一端は発電機35に接
続され、これにより本実施例のガスタービンによる発電
システムが構成されている。また上記ガスタービン26
の回転軸の他端は上記圧縮機22に接続され、また該ガ
スタービン26のガス出口部は上記排気ガスクーラ32
に接続されている。
続され、これにより本実施例のガスタービンによる発電
システムが構成されている。また上記ガスタービン26
の回転軸の他端は上記圧縮機22に接続され、また該ガ
スタービン26のガス出口部は上記排気ガスクーラ32
に接続されている。
次に本実施例の作用効果について説明する。
キュポラlの炉頂部から排出されたキエポラガスAは、
ダストキャッチ中208において粗いダストが除去され
た後、さらにペンチエリ−スクラバ20bにより5*/
Nrd程度までの細かいダストが除去される。このダス
ト除去後のキュポラガスBはダンパ23により流量が調
整された燃焼用空気Cと混合され、圧縮機22で圧縮さ
れて5Kg/cs+”程度の未燃焼混合気りとなる。
ダストキャッチ中208において粗いダストが除去され
た後、さらにペンチエリ−スクラバ20bにより5*/
Nrd程度までの細かいダストが除去される。このダス
ト除去後のキュポラガスBはダンパ23により流量が調
整された燃焼用空気Cと混合され、圧縮機22で圧縮さ
れて5Kg/cs+”程度の未燃焼混合気りとなる。
上記未燃焼混合気りはレキュペレータ27に導かれ、サ
イクロン式バーナ室29においてパイロットバーナ29
aのフレームにより容易に着火燃焼する。ここで一般に
キエポラガスは低発熱量の、いわゆる低カロリーガスの
部類に属し、このような低カロリーガスは突発的な吹き
消え等があるので安定した燃焼は困難なものである。こ
れに対して本実施例では、バーナ室29からの燃焼ガス
Eは胴部28の内壁28aに沿った旋回流になるので、
またこの内壁が燃焼ガスにより赤熱されて大きな熱容量
を持っていることから、上記突発的な吹き消えは生じに
くり、安定した燃焼を維持できる。
イクロン式バーナ室29においてパイロットバーナ29
aのフレームにより容易に着火燃焼する。ここで一般に
キエポラガスは低発熱量の、いわゆる低カロリーガスの
部類に属し、このような低カロリーガスは突発的な吹き
消え等があるので安定した燃焼は困難なものである。こ
れに対して本実施例では、バーナ室29からの燃焼ガス
Eは胴部28の内壁28aに沿った旋回流になるので、
またこの内壁が燃焼ガスにより赤熱されて大きな熱容量
を持っていることから、上記突発的な吹き消えは生じに
くり、安定した燃焼を維持できる。
そしてこの燃焼ガスEは胴部2B内を旋回する際に伝熱
管30を介して送風機33からの熱風送風用空気を加熱
昇温させる。またこの場合、燃焼ガスE中の微細なダス
トは旋回流によりふるい落されるので、上記伝熱管30
上あるいは内壁28a側面に堆積することな(落下し、
アッシュチャンバ348内に溜まることとなる。
管30を介して送風機33からの熱風送風用空気を加熱
昇温させる。またこの場合、燃焼ガスE中の微細なダス
トは旋回流によりふるい落されるので、上記伝熱管30
上あるいは内壁28a側面に堆積することな(落下し、
アッシュチャンバ348内に溜まることとなる。
上記燃焼ガスEは、レキュペレータ27内にて排気エネ
ルギーの一部が熱風送風用空気の加熱という形で回収さ
れた後、所定の圧力を保持した状態で出口管31からガ
ス通路jldを通ってガスタービン26に供給され、該
タービン26を回転駆動する。このガスタービン26に
より発電機35が駆動され、これにより燃焼ガスエネル
ギーが電気の形で回収される。なお、ガスタービン26
により圧縮機22も駆動され、混合気が昇圧される。
ルギーの一部が熱風送風用空気の加熱という形で回収さ
れた後、所定の圧力を保持した状態で出口管31からガ
ス通路jldを通ってガスタービン26に供給され、該
タービン26を回転駆動する。このガスタービン26に
より発電機35が駆動され、これにより燃焼ガスエネル
ギーが電気の形で回収される。なお、ガスタービン26
により圧縮機22も駆動され、混合気が昇圧される。
そして上記ガスタービン26を駆動し、これから排出さ
れた排気ガスFは排気ガスクーラ32にてその熱エネル
ギーが熱風送風用空気に吸収されて温度が低下した後大
気に放出される。
れた排気ガスFは排気ガスクーラ32にてその熱エネル
ギーが熱風送風用空気に吸収されて温度が低下した後大
気に放出される。
第4図は本実施例装置の効果を説明するための比較試験
の結果を示し、第4図(a) 、 (b)はそれぞれ従
来装置1本実施例装置の結果を示す、な・お、第4図(
a)は第7図の従来装置にスチームタービンによる発電
システム40を連結したものである。
の結果を示し、第4図(a) 、 (b)はそれぞれ従
来装置1本実施例装置の結果を示す、な・お、第4図(
a)は第7図の従来装置にスチームタービンによる発電
システム40を連結したものである。
本比較試験は、溶解能力10Ton/hのキュポラを例
にとり、このキュポラの出入口条件を同一にして、回収
された発を量でもって比較したものである。ここで上記
出入口条件としては、キュポラガスを1314ONrr
f/11.250℃、熱風送風用空気を1155ONn
(/h、750℃とした。
にとり、このキュポラの出入口条件を同一にして、回収
された発を量でもって比較したものである。ここで上記
出入口条件としては、キュポラガスを1314ONrr
f/11.250℃、熱風送風用空気を1155ONn
(/h、750℃とした。
上記比較試験の結果、回収電力は従来装置では575k
wであるのに対し、本実施例では640kwであり、従
来のものと比較して約11%向上していることがわかっ
た。
wであるのに対し、本実施例では640kwであり、従
来のものと比較して約11%向上していることがわかっ
た。
このように本実施例では、キュポラガスをそのまま燃焼
させるのではなく、まずダストを除去して昇圧し、しか
る後燃焼させ、この燃焼ガスでガスタービンを駆動する
ようのしたので、従来のスチームタービン方式のものよ
り高い電力回収率が得られる。この点について詳述すれ
ば、本実施例ではキュポラガスは燃焼ガスとなった後た
だちにガスタービンを駆動するから、従来の燃焼ガスで
蒸気を発生し、これによりタービンを駆動するものに比
べ、キュポラガスが流れ始めてから電力が得られるまで
の起動時間が非常に短縮され、そのため電力回収の対象
となる正味の稼動時間が長くなり、電力回収量が増大し
たものと考えられる。
させるのではなく、まずダストを除去して昇圧し、しか
る後燃焼させ、この燃焼ガスでガスタービンを駆動する
ようのしたので、従来のスチームタービン方式のものよ
り高い電力回収率が得られる。この点について詳述すれ
ば、本実施例ではキュポラガスは燃焼ガスとなった後た
だちにガスタービンを駆動するから、従来の燃焼ガスで
蒸気を発生し、これによりタービンを駆動するものに比
べ、キュポラガスが流れ始めてから電力が得られるまで
の起動時間が非常に短縮され、そのため電力回収の対象
となる正味の稼動時間が長くなり、電力回収量が増大し
たものと考えられる。
また本実施例では、サイクロン式バーナ室29付レキュ
ペレータ27を設けたので、低カロリーガスであるキュ
ポラガスを安定して燃焼できるとともに、熱風送風用空
気の加熱も可能であり、この点からも排熱回収率を向上
できる。
ペレータ27を設けたので、低カロリーガスであるキュ
ポラガスを安定して燃焼できるとともに、熱風送風用空
気の加熱も可能であり、この点からも排熱回収率を向上
できる。
第5図は本発明の他の実施例を示す0本実施例は、キュ
ポラガスの発熱量が数百kcal/Nnf程度というよ
うにさらに低カロリーの場合に適する実施例である。
ポラガスの発熱量が数百kcal/Nnf程度というよ
うにさらに低カロリーの場合に適する実施例である。
本実施例では、燃焼用空気の取り入れ方法が上記第1図
の実施例とは異なっている。即ち燃焼用空気C,キュポ
ラガスBをそれぞれ空気圧縮機22a、ガス圧縮機22
bで別々に昇圧し、これをバーナ室29にて混合し、パ
イロットバーナ2′9aにより燃焼させるのである。
の実施例とは異なっている。即ち燃焼用空気C,キュポ
ラガスBをそれぞれ空気圧縮機22a、ガス圧縮機22
bで別々に昇圧し、これをバーナ室29にて混合し、パ
イロットバーナ2′9aにより燃焼させるのである。
本実施例では、上述のような低カロリーのキュポラガス
であっても効率よく排熱回収ができる。
であっても効率よく排熱回収ができる。
なお、上記各実施例では、燃焼装置がサイクロン式バー
ナ室29付レキュペレータ27である場合について説明
したが、本発明では燃焼装置はこのようなものに限定さ
れるわけではなく、要は昇圧されたキュポラガスを燃焼
させ、その燃焼ガスをガスタービン26に供給するもの
であればどのようなタイプのものでもよい。
ナ室29付レキュペレータ27である場合について説明
したが、本発明では燃焼装置はこのようなものに限定さ
れるわけではなく、要は昇圧されたキュポラガスを燃焼
させ、その燃焼ガスをガスタービン26に供給するもの
であればどのようなタイプのものでもよい。
以上のように本発明に係るキュポラ用排熱回収装置によ
れば、キュポラガスをダスト除去後昇圧して燃焼させ、
その燃焼ガスをガスタービンに供給して発電機を駆動す
るようにしたので、高効率で排熱を回収でき、しかも電
力という良質のエネルギーとして回収できる効果がある
。
れば、キュポラガスをダスト除去後昇圧して燃焼させ、
その燃焼ガスをガスタービンに供給して発電機を駆動す
るようにしたので、高効率で排熱を回収でき、しかも電
力という良質のエネルギーとして回収できる効果がある
。
第1図は本発明の一実施例によるキュポラ用排熱回収装
置のブロック構成図、第2図、第3図はその燃焼装置を
示し、第2図はその断面側面図、第3図は第2図のm−
m線断面図、第4図は上記実施例の効果を説明するため
のもので、第4図(a)は従来のキュポラ用排熱回収装
置のガスフロー図、第4図(b)は上記実施例のガスフ
ロー図、第5図は本発明の他の実施例を示すブロック構
成図、第6図及び第7図はそれぞれ従来のキュポラ用排
熱回収装置のブロック構成図である。 図において、1はキュポラ、20はダスト除去装置、2
2は混合気圧縮機、22aは空気圧縮機、22bはガス
圧縮機、26はガスタービン、27はレキュペレータ(
燃焼装置)、28は胴部、29はバーナ室、30は伝熱
管、35は発電機であ特許出願人 株式会
社神戸製鋼所代理人 弁理士 下車 努 第1図 第4図 第6図 第7図
置のブロック構成図、第2図、第3図はその燃焼装置を
示し、第2図はその断面側面図、第3図は第2図のm−
m線断面図、第4図は上記実施例の効果を説明するため
のもので、第4図(a)は従来のキュポラ用排熱回収装
置のガスフロー図、第4図(b)は上記実施例のガスフ
ロー図、第5図は本発明の他の実施例を示すブロック構
成図、第6図及び第7図はそれぞれ従来のキュポラ用排
熱回収装置のブロック構成図である。 図において、1はキュポラ、20はダスト除去装置、2
2は混合気圧縮機、22aは空気圧縮機、22bはガス
圧縮機、26はガスタービン、27はレキュペレータ(
燃焼装置)、28は胴部、29はバーナ室、30は伝熱
管、35は発電機であ特許出願人 株式会
社神戸製鋼所代理人 弁理士 下車 努 第1図 第4図 第6図 第7図
Claims (4)
- (1)キュポラからの未燃焼ガス(以下キュポラガスと
記す)が導入され、該キュポラガス中のダストを除去す
るダスト除去装置と、該ダスト除去装置によりダストが
除去されたキュポラガス及び燃焼用空気を圧縮する圧縮
装置と、該圧縮装置により圧縮されたキュポラガスと燃
焼用空気との混合気を燃焼させる燃焼装置と、該燃焼装
置からの燃焼ガスにより駆動されるガスタービンと、該
ガスタービンにより駆動される発電機とを備えたことを
特徴とするキュポラ用排熱回収装置。 - (2)上記圧縮装置が、上記ダスト除去後のキュポラガ
スと燃焼用空気とを混合した後圧縮する一台の混合気圧
縮機からなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載のキュポラ用排熱回収装置。 - (3)上記圧縮装置が、ダスト除去後のキュポラガスを
圧縮するガス圧縮機と、燃焼用空気を圧縮する空気圧縮
機とからなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載のキュポラ用排熱回収装置。 - (4)上記燃焼装置が、内面が耐火材でライニングされ
た円筒状の胴部と、該胴部に接線方向に取り付けられ上
記圧縮されたキュポラガス及び燃焼用空気を胴部の内面
に沿うよう吹き込みながら燃焼させるサイクロン式バー
ナ室と、上記胴部の内面に沿って螺線状に配設され、熱
風送風用空気が供給される伝熱管とからなるレキュペレ
ータであることを特徴とする特許請求の範囲第1項ない
し第3項のいずれかに記載のキュポラ用排熱回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20380385A JPS6263140A (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | キユポラ用排熱回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20380385A JPS6263140A (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | キユポラ用排熱回収装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6263140A true JPS6263140A (ja) | 1987-03-19 |
Family
ID=16479988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20380385A Pending JPS6263140A (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | キユポラ用排熱回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6263140A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8196552B2 (en) | 2008-07-18 | 2012-06-12 | Invensys Controls Australia Pty. Ltd. | System and method to reduce standby energy loss in a gas burning appliance |
US8454352B2 (en) | 2008-07-18 | 2013-06-04 | Invensys Controls Australia Pty Ltd. | Micro-pilot for gas appliance |
US10502455B2 (en) | 2010-01-14 | 2019-12-10 | Invensys Controls Australia Pty Ltd. | System and method to reduce standby energy loss in a gas burning appliance and components for use therewith |
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1985
- 1985-09-13 JP JP20380385A patent/JPS6263140A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8196552B2 (en) | 2008-07-18 | 2012-06-12 | Invensys Controls Australia Pty. Ltd. | System and method to reduce standby energy loss in a gas burning appliance |
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