JPS626200Y2 - - Google Patents

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JPS626200Y2
JPS626200Y2 JP1982016818U JP1681882U JPS626200Y2 JP S626200 Y2 JPS626200 Y2 JP S626200Y2 JP 1982016818 U JP1982016818 U JP 1982016818U JP 1681882 U JP1681882 U JP 1681882U JP S626200 Y2 JPS626200 Y2 JP S626200Y2
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JP
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panel
wall panel
wall
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fork member
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JP1982016818U
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JPS58120342U (ja
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は地下鉄駅構内、地下道等の壁面に壁面
パネルを付設する為の壁面パネル施工機に関する
ものである。
従来、地下鉄駅構内等の壁面に付設する化粧用
の壁面パネルの取付けは壁面パネル自体が比較的
大きく、又重量物であるため一般的には第3図に
示す如きブーム及びワイヤー等を備える揚重機を
使用することにより行なつている。同図中50は
プラツトホーム、51は軌道、52は壁面、53
は天井であり地下鉄駅構内の一部を示している。
54は模式的に示す揚重機であり、ブーム55を
備えているとともにブーム55の先端には吊り具
56がワイヤー58を連結して吊り下げてある。
そして、上記吊り具56に吊り下げた壁面パネル
57aをブーム55あるいはワイヤー58を操作
することにより付設しようとする壁面にまで移動
させてパネルの取付けを行なう。
しかしながら、上記従来下における揚重機を用
いる方法は次のような欠点がある。
第1に壁面パネルは付設しようとする壁面の上
下略全面に亘つて覆うものでありこの為付設され
た壁面パネル57bの上端と天井53の間隙H1
が揚重機54に吊り下げた壁面パネル57aの上
端と揚重機のブーム55の最上端までの吊り代
H2より大きいときには使用可能であるが、上記
H1が上記H2より小さい場合には使用不可能とな
る。地下鉄駅構内における上記H1は数十センチ
メートル程度であり、通常斯かる揚重機の使用は
不可能か、あるいは使用できても作業に困難を伴
なう場合が多い。
第2に斯かる揚重機を使用する場合、壁面パネ
ルを吊り下げる支点は一点でありこの為にブーム
55に壁面パネルを吊り下げたまま移動すると壁
面パネル57aが振り子になり揺れて危険を伴う
とともに作業能率も極めて悪いということであ
る。
本考案は上記欠点を一掃するものであり、上記
した吊り代H2を極めて小さくすることにより安
全且つ容易に、しかも確実に壁面パネルを取付け
得る壁面パネル施工機の提供を目的とする。
本考案の概要は地下鉄駅等の地下構内の壁面上
下略全面に亘つて付設する比較的形状が大きく、
しかも重量物である壁面パネルの移動、取付けの
為の壁面パネル施工機を対象とし、その構成は先
端部に壁面パネルを吊り下げる取付具を設けたフ
オーク部材と、このフオーク部材を上端部に備え
て立設したパネル保持フレームと、このパネル保
持フレームを支持する本体を有するとともに、上
記フオーク部材が上記本体に対し、左右、上下及
び前後方向に変位可能な移動手段を設けたことを
特徴としている。
以下には本考案を適用する好適な実施例を挙げ
図面を参照しつつ詳細に説明する。
第1図及び第2図は本考案に係る壁面パネル施
工機を示し第1図は側面図、第2図は背面図であ
る。図中1は壁面パネル施工機、2,2a及び2
bは壁面パネルである。また、3はプラツトホー
ム、4は軌道、5は壁面、6は天井を夫々示す。
壁面パネル施工機1はパネル保持フレーム11
及びこのパネル保持フレーム11を支持する本体
18にて概略構成し、また、パネル保持フレーム
11の上端部にはフオーク部材7を備えている。
先ず、パネル保持フレーム11の構成は上端部
に設けたフオーク部材7より壁面パネル2を吊り
下げるに必要な高さを有する櫓状に立設し櫓部1
3及び可動部12を具備している。櫓部13は第
1図から明らかなように側面外部を直角三角形状
に形成し、安全性、強度等を考慮してある。又、
櫓部13は第2図から明らかなように正面形状を
長方形で上部開放の枠体に構成し、鉛直部を構成
する柱体13aの内方には例えば溝部を形成して
可動部12が上下方向に摺動可能に嵌合せしめて
ある。この可動部12も第2図から明らかな如く
長方形状の枠体に構成してある。可動部12の下
部には上下方向の移動手段14を構成する上下調
整ジヤツキ14aを装備してあり、例えば調整ハ
ンドル14bを操作することにより可動部12を
上下変位できるべく構成する、なお、図中17は
パネル2を吊り下げた際のパネル振れ防止機構で
あり、例えば挟持部材にてパネルを挟持するとと
もに他端をパネル保持フレーム11側に保持す
る。このパネル振れ防止機構17は壁面パネルを
挟持するがパネルが左右方向(第1図中表裏方
向)又は上下方向に例えば摺動可能に構成し、ま
た、必要により壁面パネルの鉛直状態を調整する
調整機構を備えている。なお、二点鎖線にて示す
部分は15は作業台、16は梯子、16aは踏台
を示す。
他方、可動部12の上端部にはフオーク部材
7,7が水平方向、即ち可動部12と直角方向に
備えてある。フオーク部材7,7は実施例では両
側二個所(第2図参照)に設けてあるが勿論一個
所でも実施可能であるがパネル揺れ防止の観点か
ら二個所以上に設けることが望ましい。また、前
方(第1図中左方向)に突出したフオーク部材の
先端部には壁面パネルの取付具8を設ける。この
取付具8は例えばフオーク部材7の先端部に孔を
穿設し、予じめ壁面パネルに埋設したアンカーナ
ツト9aに上記孔を介してボルト9bを螺合する
等の手段にて実施する。なお、フオーク部材7,
7と可動部12とは別体に成し、両者が左右方向
(第1図表裏方向)に変位(摺動)可能に構成
し、例えばハンドル10bを操作することにより
変位せしめることができる送りねじ10aを設け
てフオーク部材の左右方向の移動手段を構成して
いる。
また、櫓13の底面には支持台25を設け、支
持台25側に設けた軸部25aと櫓13の底面に
設けた受部26を枢着し、パネル保持フレーム1
1が支持台25に対し旋回可能な回動手段を構成
してある。
一方、18は本体であり、上記パネル保持フレ
ーム11を支持する機能を有する。具体的には第
2図から明らかなようにコ字状レール20,36
を左右に対向し、上記支持台25に設けた移動用
ローラー21,22,35等を溝内に嵌挿しレー
ル20,36内を滑動可能に構成してある。24
aは本体18の前端部に設けた移動装置であり、
例えば内部にモーター等の巻取手段を有し、上記
支持台25の一端に固着した線材24bを巻取る
ことによりパネル保持フレーム11自体を前方に
移動可能な前後方向(第1図中左右方向)の移動
手段23を構成している(後方は手動)。19及
び37はパネル載置台である。また、本体18の
底部には走行用車輪30,31,34等が設けら
れ、軌道4に沿つて走行可能に構成してあり、走
行用のモータ32を備えている。29は軌道4上
に敷設したガイドレールであり、断面逆T字形に
形成したレールを本体18側に設けた2組のガイ
ドローラー27及び28にて挟持すべく構成す
る。以上の如く走行用車輪30,31,34及び
ガイドローラー27,28で壁面パネル2の面方
向に移動する走行手段を構成する。なお、このよ
うな本体18の底部は任意に実施し得るものであ
るが、本実施例はゴムタイヤを利用した地下鉄に
おける場合を例示した為、斯かる構成を採用した
ものである。また、33は本施工機1の固定用の
アウトリガーである。
以上が本考案に係る壁面パネル施工機1の構成
である。なお、各部については例示であり、他の
公知手段に置換できることは勿論である。特に左
右方向に変位可能な移動手段10、上下方向の移
動手段14及び前後方向の移動手段23は自動あ
るいは手動、直接操作あるいは間接操作をはじ
め、種々の公知技術を利用できるものであり、要
はフオーク部材7が本体18に対し、左右、上下
及び前後方向に変位可能な移動手段、即ち三次元
移動が行ない得るように構成されればよい。ま
た、壁面パネル2を吊り下げる取付具8も他の構
成を利用するも本考案範囲を逸脱するものではな
い。
しかして、本考案に係る壁面パネル施工機の使
用方法は、先ず、パネル保持フレーム11を第1
図に示す状態より180゜旋回(必要により90゜旋
回)せしめるとともに、パネル載置台19,37
上に壁画パネル2aを第1図に示す如く例えば他
の揚重機等を利用して載置する。次いで、可動部
材12を下降せしめフオーク部材7の先端に取付
具8にて壁面パネルを取付ける。また、パネル振
れ防止機構17も同時にセツトする。
次に、可動部12を所定位置まで上昇せしめる
とともにパネル保持フレーム11を180゜旋回さ
せる。この状態が第1図に示す状態である。そし
て、本体18を軌道4に沿つて所定の付設しよう
とする場所まで移動させアウトリガー33を利用
して固定し、パネル保持フレーム11を前進せし
め取付けようとする位置、即ち仮想線で示す壁面
パネル2bの位置まで移動させる。最後に、左右
方向の移動手段10等を利用し、左右、上下、前
後、更には角度の微調整を行ない壁面パネルを壁
面に取付けるとともに取付具8より離脱させれば
よい。
このように、本考案に係る壁面パネル施工機を
使用すれば、地下鉄駅構内等の壁面の如きパネル
上端と構内天井の間隙が小さい場合であつても壁
面パネル施工機の吊り代が極めて小さい為壁面パ
ネルの付設が容易に行なうことが可能で実用上あ
らゆる場所で使用することができる。しかも、従
来における揚重機の如きワイヤー等の一点吊り下
げと異なり、揺れも生ぜず安全性も格段と向上さ
せることができるとともに上下、左右、前後、角
度の微調整が迅速正確に行ない得るため作業能率
も向上させることができる。更にまた、パネル保
持フレームは垂直に立設するために比較的重量物
の吊り下げが可能である等種々の実用的特長を具
備するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案に係る壁面パネル施
工機を示し、第1図は側面図、第2図は背面図、
第3図は従来下における説明図である。 尚図面中、1は壁面パネル施工機、2,2a,
2bは壁面パネル、7はフオーク部材、8は取付
具、10は左右方向に変位可能な移動手段、11
はパネル保持フレーム、14は上下方向の移動手
段、18は本体、23は前後方向の移動手段であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端部に壁面パネル2を吊り下げる取付具8を
    設けたフオーク部材7と、このフオーク部材7を
    上端部に備えて立設したパネル保持フレーム11
    と、このパネル保持フレーム11を支持し且つ底
    部に壁面パネル2の面方向に移動する走行手段を
    備えた本体18を有するとともに、上記フオーク
    部材7が上記本体18に対し、左右、上下及び前
    後方向に変位可能な移動手段を設けて構成した地
    下構内等の壁面パネル施工機。
JP1681882U 1982-02-08 1982-02-08 地下構内等の壁面パネル施工機 Granted JPS58120342U (ja)

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JP1681882U JPS58120342U (ja) 1982-02-08 1982-02-08 地下構内等の壁面パネル施工機

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JP1681882U JPS58120342U (ja) 1982-02-08 1982-02-08 地下構内等の壁面パネル施工機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58120342U JPS58120342U (ja) 1983-08-16
JPS626200Y2 true JPS626200Y2 (ja) 1987-02-12

Family

ID=30029172

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5539933B2 (ja) * 1972-09-04 1980-10-15

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5718399Y2 (ja) * 1978-09-04 1982-04-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5539933B2 (ja) * 1972-09-04 1980-10-15

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JPS58120342U (ja) 1983-08-16

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