JPS62613B2 - - Google Patents

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JPS62613B2
JPS62613B2 JP53078972A JP7897278A JPS62613B2 JP S62613 B2 JPS62613 B2 JP S62613B2 JP 53078972 A JP53078972 A JP 53078972A JP 7897278 A JP7897278 A JP 7897278A JP S62613 B2 JPS62613 B2 JP S62613B2
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JP
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mostq
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threshold voltage
input
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JP53078972A
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Akira Osami
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS555563A publication Critical patent/JPS555563A/ja
Publication of JPS62613B2 publication Critical patent/JPS62613B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/0175Coupling arrangements; Interface arrangements
    • H03K19/0185Coupling arrangements; Interface arrangements using field effect transistors only
    • H03K19/018507Interface arrangements
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/01Modifications for accelerating switching
    • H03K19/017Modifications for accelerating switching in field-effect transistor circuits
    • H03K19/01707Modifications for accelerating switching in field-effect transistor circuits in asynchronous circuits
    • H03K19/01714Modifications for accelerating switching in field-effect transistor circuits in asynchronous circuits by bootstrapping, i.e. by positive feed-back

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体素子によつて構成された回路に
関し、特に絶縁ゲート型電界効果トランジスタを
用いた集積回路に関するものである。
以下の説明はすべて絶縁ゲート型電界効果トラ
ンジスタのうち代表的なMOSトランジスタ(以
下MOSTと称す)を用い、かつNチヤンネル
MOSTで行ない、高レベルが論理“1”レベル
であり、低レベルが論理“0”レベルである。し
かし、回路的にはPチヤンネルMOSTでも本質
的に同様である。
MOSランダムアクセスメモリ(以下MOSRAM
と称す)集積回路の大容量化及び高速化の方向に
伴ない、MOSトランジスタのマスク寸法基準は
必然的に小さく抑える必要があり、特にドレイ
ン・ソース間隔、即ちチヤネル長の縮小化により
MOSトランジスタの閾値電圧は、低下する傾向
を辿つている。このため回路周辺からTTL論理
レベル入力を受けるアドレス・インバータ・バツ
フア及び内部クロツクタイミング発生回路の入力
段では、入力信号の低レベルに対する雑音余裕が
狭まり、入力トランジスタの閾値電圧より入力信
号の低レベルが高くなる場合は、従来の回路では
電源電圧の低い領域での動作マージンの劣化が予
想される。集積回路内部においては、レシオ出力
回路の低レベルを動作マージンに影響しないよう
充分低く抑えるとか、レシオ出力の使用を極力減
らすといつた対策が考えられるが外部入力を受け
る入力段では入力トランジスタの閾値電圧を実質
的に高くするような保護対策が必要になつてく
る。
外部からTTLレベルのクロツク入力を受けて
MOSレベルの内部クロツクタイミングに変換す
るインバータバツフアとして第1図に示す回路構
成が従来用いられている。この回路では、TTL
クロツク入力φTTLが高レベル期間はリセツト
状態にあり、MOSTQ3の電流能力をMOSTQ2
り充分大きく採つて節点2は閾値電圧より充分低
いレシオ低レベルに置かれる。このとき
MOSTQ4は非導通であり、MOSTQ5TLLによ
り導通するため節点3は大地電位である。TTL
が高レベルから低レベルに移行し回路の活性期間
に入ると、MOSTQ3が非導通になり、MOSTQ2
を通して節点2が上昇し始めブートストラツプコ
ンデンサCIFにより節点1のレベルがリセツト期
間での(VDD−閾値電圧)レベルから持ち上げら
れ VDD−閾値電圧+C1F/C1+C1F×V2 となる。
ここでC1は節点1の容量であり、V2は節点2
の電圧である。
MOSTQ2は非飽和領域に駆動されて節点2は
DDレベルまで達する。MOSTQ5は非導通であ
りMOSTQ4を通して節点3が上昇し、(VDD−閾
値電圧)レベルに至る。MOSTQ2はリセツト期
期、すなわちTTLが高レベルのとき、直流電流
が流れるため、消費電力を小さく抑える上から、
電流能力は大きく採れずインバータ初段出力の節
点2には負荷を小さくする必要が伴なう。従つて
MOSRAMでまず始めに作動するアドレス・イン
バータ・バツフア回路の第1活性化タイミングと
しては、必然的に節点3に用いられることにな
る。これが第1図の通常の回路動作であるが、
MOSTの閾値電圧が低くこれがTTLの低レベル
以下であれば次のようにレベル変換効率が劣化す
る。リセツト期間は問題ないが、活性期間に入
り、節点2が上昇し始めるときMOSTQ3TTL
が低レベルにあるものの、僅かながら導通するた
め節点2の上昇速度が抑えられ、導通の程度によ
りVDDレベルまで達しないこともある。節点3も
この結果として上昇が遅れ、レベルの低下にも連
がり得る。
アドレスインバータバツフアの予備増幅(プリ
アンプ)部分の従来の回路例を第2図に示す。
リセツト期間ではクロツクPがVDDレベル、
クロツクΦ及びΦは大地電位にあり、節点
1、節点3及び節点5は(VDD−閾値電圧)レベ
ル、節点4は(VDD−2×閾値電圧)レベルに充
電され、節点2及び節点6は大地電位に置かれ
る。第1図の節点3のクロツクΦがRAMを活
性化するTTLクロツク入力TTLが高レベルから
低レベルへの移行に対応して活性期間に入ると、
アドレス・インバータ・バツフアに最初に取り込
まれるタイミングクロツクとなる。Φが上昇す
るとMOSTQ2が導通して、節点1の充電電荷が
節点2に移されアドレス入力Aのレベルに応じて
節点2に次のようなレベル変化が生じる。即ち、
アドレス入力Aが高レベルのときはMOSTQ2
びQ3を通して節点1の充電電荷が放電され節点
2は大地電位になり、MOSTQ6は非導通のまま
である。低レベルのときは、MOSTQ3は非導通
で節点1の充電電荷がMOSTQ2を通して節点2
に移され C1/C1+C2×(VDD−閾値電圧) (1) (ここでC1、C2はそれぞれ節点1、節点2の容量
である。) という容量分割レベルに節点2は達する。一方
MOSTQ12が導通して、節点5の充電電荷が節点
6との間で容量分割され、節点5のレベルは、 C5/C5+C6×(VDD−閾値電圧) (2) に移行する。アドレス入力Aが高レベルのときは
節点3は(VDD−閾値電圧)の充電レベルのまま
であり、低レベルのときは、MOSTQ6が(1)式に
示すゲートレベルで導通し、節点3は放電されて
最終的には大地電位に至る。このようにアドレス
入力Aのレベルに応じて節点3及び節点5にレベ
ル差が生じ、MOSTQ7及びQ9のフリツプフロツ
プのオフセツト電圧以上充分に差がついてから、
クロツクタイミング発生回路においてΦに次い
で活性化されるクロツクΦを上昇させ、
MOSTQ10を通してフリツプフロツプを活性化す
る。これによりアドレス入力Aが高レベルのとき
は節点3は(VDD−閾値電圧)レベルのままで節
点5は大地電位に移行し、低レベルのときは、節
点3は大地電位に至り、節点5は(2)式のレベルに
置かれる。このレベル変化がバツフア部B1に伝
達され、アドレス真補出力A′,′が得られるこ
とになる。第2図でアドレス入力低レベルより
MOSTの閾値電圧が低くなる場合を考えると、
Φが活性化されてMOSTQ2が導通すると、
MOSTQ3が非導通であれば節点2は(1)式のレベ
ルに上昇するがこの場合は、MOSTQ3が僅かな
がら導通するため、節点2のレベル上昇は(1)式よ
り低く抑えられ且つ時間と共にレベルが減衰して
いく。従つて、MOSTQ6による節点3の放電が
遅れてしまうとか、節点5より充分低いレベルと
なるまで放電しきれないということもあり得る。
いずれにせよ、アドレスインバータバツフアが低
レベル入力にしても高レベル入力と受け取つて動
作してしまう危険性に連がる。
本発明の目的は、外部入力信号の低レベルが入
力電界効果トランジスタの閾値電圧を越えるよう
な場合における回路の誤動作、不安定動作を除去
した半導体回路を提供することにある。
本発明による半導体回路は、一端が第1の電源
端子に接続した負荷素子と、上記負荷素子の他端
にソースおよびドレインの一方が接続した第1の
絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、上記第1
のトランジスタのソースおよびドレインの他方と
ソースおよびドレインの一方が接続し、ソースお
よびドレインの他方が第2の電源端子に接続され
た第2の絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、
上記第1および第2のトランジスタのゲートに共
通に接続された信号端子と、上記信号端子に印加
される信号が絶対値において小さい値の理論値の
ときに上記第1のトランジスタのソースおよびド
レインの他方に上記理論値よりも絶対値の大きい
電位を印加する手段とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、ドレインが第1節点、ゲート
が第1TTLレベルクロツク入力、ソースが第2節
点に接続される第1の絶縁ゲート型電界効果トラ
ンジスタ(以下IGFETと称す)、ドレインが第2
節点、ゲートが第1TTLレベルクロツク入力ソー
スが大地電源に接続される第2のIGFET、ドレ
インが第1電源、ゲートが第1電源により振幅の
決まる第1クロツクタイミング、ソースが第3節
点に接続される第3のIGFET、ドレインが第3
節点、ゲートが第1電源により振幅の決まる第1
クロツクタイミングと逆相の第2クロツクタイミ
ング、ソースが第2節点に接続される第4の
IGFET、ドレインが第2節点、ゲートが第1電
源により振幅の決まる第1クロツクタイミングと
同相の第3クロツクタイミング、ソースが大地電
源に接続される第5のIGFET、第3節点に接続
される第1の付加コンデンサ及び第1電源により
第1節点を充電する負荷手段から構成され、第1
節点に第1TTLレベルクロツク入力と、逆相の出
力を発生し、第1TTLレベルクロツク入力が低レ
ベルのとき、第1のIGFETの閾値電圧を必要な
期間だけ実質的に高めるようにした半導体回路が
得られる。
第3図にクロツク発生回路入力段における本発
明の回路構成図を示し、第4図に動作波形図を示
す。第3図のMOSTの番号及び節点番号は第1
図に対応させてあり、本発明の構成は、 (1) 第1図のMOSTQ3をMOSTQ31とMOSTQ32
の直列に接続された2個のMOSTに分ける。
(2) MOSTQ6,Q7及びQ8を加える。
ことから成る。TTLが高レベルにあるリセツ
ト期間では直列MOSTQ31及びQ32の電流能力
は、MOSTQ2より充分大きく採り、節点2及び
節点4は閾値電圧より充分低いレシオ低レベルに
ある。タイミングクロツクPは高レベルにあり、
(VDD−閾値電圧)レベルとすると節点5は
MOSTQ6により(VDD−2×閾値電圧)レベル
に充電される。タイミングクロツクP0はリセツト
期間においてPと同期して上昇するワンシヨツト
タイミングでMOSTQ32と共に節点4を低レベル
に抑えることに短期間ではあるが寄与する。
MOSTQ4は非導通であり、導通するMOSTQ5
より節点3は大地電位になる。TTLが高レベ
ルから低レベルに移行して活性期間に入ると、ま
ずTTLの低レベルがMOSTの閾値電圧より低
い場合は、MOSTQ31,Q32及びQ5が非導通にな
り、MOSTQ2を通して節点2が上昇し、ブー
ト・ストラツプコンデンサC1Fにより節点1が
VDDレベル以上に持ち上つてMOSTQ2が非飽和
領域に駆動され節点2はVDDレベルに達する。
MOSTQ7の導通により、節点4は(VDD−2
×閾値電圧)レベルまで充電され、MOSTQ31
ゲートは入力低レベル、ソースは(VDD−2×閾
値電圧)レベルとなり完全に非導通になる。但
し、MOSTQ6のゲートはこの間高レベルに保た
れているものとする。節点2の上昇により同時に
MOSTQ4も導通し、節点3が上昇して(VDD
閾値電圧)レベルまで達する。TTLの低レベル
がMOSTの閾値電圧より高い場合はMOSTQ31
Q32及びQ5が僅かながら導通するため、節点2の
上昇ははじめは抑えられるがMOSTQ7を導通し
てMOSTQ6及びQ7により充電され節点4のレベ
ルが上昇すると、MOSTQ31は直ちに完全に非導
通となるため、節点2はΦTTLの低レベルが
MOSTの閾値電圧より低い場合と同等に上昇
し、VDDレベルまで達する。MOSTQ4の電流能
力は大きく採ることができ、節点3は、節点2の
上昇を受け、MOSTQ4を通して(VDD−閾値電
圧)レベルまで上昇する。第3図の場合、
MOSTQ2の電流能力には、TTLが高レベルの期
間のスタンドバイ電流の規格上、制約が加わるた
め、本発明の構成により、節点2のレベル確保に
当たつたわけであるが、節点3のような内部回路
節点でもドライバMOSTの僅かな導通が出力節
点の上昇に関し、不安材料となる場合は、ドライ
バMOSTを直列に2分割し、本発明を適用すれ
ば出力応答の改善が行なわれる。クロツクPは節
点2が充分上昇してから低レベルに移行させる
と、MOSTQ6のその後の活性期間の電流分を零
にできる。MOSTQ6は節点2の上昇を受け、
MOSTQ7を通して節点4を充電することだけが
役割であるから、ゲートはクロツクPの代わりに
電源VDDとしても構わない。MOSTQ32が僅かな
がら導通するので、活性期間においてMOSTQ6
或いはQ2のいずれかで僅かの電流が流れること
になり、第3図のようにMOSTQ6のゲートをク
ロツクPとするとMOSTQ2で流れ、ゲートを電
源VDDとすると、MOSTQ6で流れることにな
る。TTLが低レベルから高レベルに移行してリ
セツト期間に入ると、MOSTQ31,Q32及びQ5
導通してまず節点2が低レベルに移行し、次いで
節点3が大地電位に至る。節点3の低下を受け
て、Pが上昇し節点5をプリチヤージすると共
に、Pと同期してP0にワンシヨツトの波形を生じ
させ、節点4のレベルを抑えるのにMOSTQ8
短期間ではあるが寄与することになる。第3図の
場合、MOSTQ8の役割は目立つものではない
が、第5図に示す回路のようにMOSTQ1のドレ
インがΦTTLとは別の入力クロツクにより発生す
る活性化タイミングΦpに連がり、Φpが先にリ
セツトされてから、TTLを低レベルから高レベ
ルに移行させる場合を考えると、節点2は
MOSTQ31及びQ32により放電されるが、P0があ
る期間Pに同期して上昇すると、MOSTQ8は節
点4及び節点2の放電を大きく助け、節点2の大
地電位への移行が速く促進される。
次にアドレスインバータバツフア入力段におけ
る本発明の回路構成図を第6図に動作波形図を第
7図に示す。第6図のMOSTの番号及び節点番
号は第2図に対応させてあり、本発明の構成は、 (1) 第2図のMOSTQ3をMOSTQ31とMOSTQ32
の直列に接続された2個のMOSTに分ける。
(2) MOSTQ14,Q15及びQ16に加える。
ことであり、クロツク発生回路入力段の場合と全
く同様である。問題となるアドレス入力Aが低レ
ベルで且つ、MOSTの閾値電圧を越える場合に
絞つて考えると、プリチヤージクロツクPが高レ
ベルから低レベルに移行し、アドレス・インバー
タバツフアが活性化される状態に入り、まずクロ
ツクΦが上昇する。節点1の充電電荷が
MOSTQ2を通して節点2に移されるが、
MOSTQ31及びQ32が僅かながら導通し得るため
放置すれば放電してしまい、入力低レベルに対す
る雑音余裕を縮めるか、或いは誤動作に連がつて
しまう。第6図の回路については、Φの上昇に
よりMOSTQ2と同時にMOSTQ15が導通して、節
点8の充電電荷が節点7に移され、節点2と共に
節点7のレベルが上昇するため、MOSTQ31は完
全に非導通になる。従つて、節点2はアドレス入
力Aの低レベルがMOSTの閾値電圧より低い場
合と同等にレベル上昇し、MOSTQ6を導通させ
て節点3を節点5より充分低いレベルに駆動す
る。次いで、Φを上昇させるとMOSTQ7,Q9
を含むプリアンプが活性化され節点3が大地電圧
に低下し、節点5は(2)式のレベルに保たれる。こ
れがバツフアB1に伝わり′:高レベル、A′:
低レベルという真補アドレス出力が得られること
になる。Φの上昇により節点2及び節点7のレ
ベルが上昇するものの、ダイナミツクに維持され
た充電電荷の容量分割分によるものであるため時
間と共にMOSTQ32及びQ31により共に放電さ
れ、第7図に示すように、節点2及び節点7には
一瞬上昇し、直ちに放電された大地電位に至ると
いう波形が得られる。この場合、節点2の上昇す
るレベルについては、MOSTQ6を導通させてΦ
を活性化するまでに節点3のレベルを節点5よ
り、MOSTQ7及びQ9から成るフリツプフロツプ
のオフセツト電圧以上充分に低下させれば必要十
分であり、これは第6図の回路で充分満足され
る。
第3図及び第6図に共通して本発明の基本は、
入力低レベルがMOSTの閾値電圧より高い場
合、MOSTQ31を必要な期間即ち、外部入力低レ
ベルがクロツク発生回路、或いはアドレス・イン
バータ・バツフアの動作マージンの劣化を引き起
し得る期間、ソースを充電し、レベルを上昇させ
て完全に非導通にして、入力低レベルの動作マー
ジンに対する影響を除去することにある。
本発明を用いた具体的な実施例を、第8図A,
Bの主要節点の動作波形を第9図に示す。ここで
第8図A,Bは同一であるべき図面を便宜上2つ
の部分に分割して示したものであり、以下の説明
では両図を含めて単に第8図として言及すること
があることを断つておく。
第8図の回路は外部TTLクロツク入力TTL
受け、アドレス・インバータ・バツフアを駆動す
るのに寄与するクイミングの発生回路部分及びア
ドレス入力Aを受けるアドレス・インバータ・バ
ツフアである。アドレス入力Aは低レベルが入る
ものとし、クロツク入力TTLの低レベルと共に
MOSTの閾値電圧より高い場合を考える。
TTLが高レベルであるリセツト期間ではまず
直列に接続されたMOSTQ3及びQ4の電流能力
は、MOSTQ2より充分大きく採り、節点2は閾
値電圧より充分低いレベルにあり、MOSTQ8
非導通でΦは大地電位である。節点8は
MOSTQ13によりまず充電され、MOSTQ15〜Q20
の遅延回路に応答を受け、ブートストラツプ容量
C8Fにより、 VDD−閾値電圧+C8F/C8+C8F×V11 (ここでC8は節点8の容量であり、V11は節点1
1の電圧である。) というレベルまで達して、MOSTQ21及びQ23
非飽和領域に駆動され、P及びP′はVDDレベル
にある。タイミングP0はPと同期して上昇し、
MOSTQ43〜Q48のインバータ段がP0を受けて応
答し、節点23が上昇するとMOSTQ40及びQ42
が導通して、大地電圧に移行するというワンシヨ
ツトタイミングであり、リセツト期間の内に所要
のリセツト或いはプリチヤージ機能を果してい
る。かかるタイミングPoの発生は特願昭51−
35825により、すでに本発明者が提案していると
ころである。タイミングRAは、メモリセルのア
ドレス線を駆動するタイミングであり、大地電位
に置かれる。アドレス・インバータ・バツフアに
ついては節点28、節点31、節点32、節点3
4、節点36及び節点41が(VDD−閾値電圧)
レベル、節点33が(VDD−2×閾値電圧)レベ
ルに充電され、A′、′を始め他の残りの節点は
大地電位である。TTLが高レベルから低レベル
に移行し、活性期間に入ると、MOSTQ2を通し
て節点2が上昇し始めるが、MOSTQ3及びQ4
入力低レベルが閾値電圧より高く、僅かながら導
通するため放置すれば鈍い立ち上りになつてしま
う。ここでは、節点2の上昇を受けてMOSTQ6
が導通し、MOSTQ5及びQ6により節点3が充電
され、レベルが上昇するため直ちにMOSTQ3
非導通になり、節点2は入力低レベルの影響が完
全に除かれて、VDDレベルまで上昇する。
MOSTQ8の導通によりΦが上昇し始めるが、
ここでもMOSTQ9が僅かながら導通するもの
の、MOSTQ8の電流能力は大きく採るため、Φ
はほとんど(VDD−閾値電圧)のレベルに達す
る。Φの上昇により、アドレスインバータの初
段が活性化される。節点28、節点32及び節点
34は、ワンシヨツトタイミングP0により(VDD
−閾値電圧)レベルにプリチヤージされ、ここで
Pはこのレベルを維持するのに用いられている。
即ち、MOSTQ59,Q69及びQ75は回路動作に実質
的に効かない小さい電流能力としている。Φ
上昇するとMOSTQ60が導通して節点28の充電
電荷が節点29に移され容量分割により節点29
は大地電位からレベル上昇するが、アドレス入力
Aの低レベルが閾値電圧より高いため、
MOSTQ61及びQ63が僅かながら導通し、節点2
9に移された電荷が放電してしまう可能性があ
る。ここではΦの上昇によりMOSTQ60と同時
にMOSTQ66が導通して、節点31の充電電荷が
節点30に移され、節点30のレベルが上昇して
MOSTQ61は直ちに非導通になり、この可能性は
除かれる。即ち、節点29は容量分割レベルに上
昇して、MOSTQ70を導通させ、節点32を放電
し、レベルを低下させる。一方、節点34につい
てはΦの上昇により、MOSTQ77が導通して節
点35との容量分割レベル、即ち C34/C34+C35×(VDD−閾値電圧) (3) に移行し、これがプリアンプのリフアレンスレベ
ルとなる。この場合、節点32のレベルが(3)式の
レベルより、MOSTQ71及びQ73のフリツプフロ
ツプのオフセツト電圧以上充分に低くなればよく
第8図の回路では、これが達成されてから節点2
9及び節点30はMOSTQ61及びQ63を通して放
電してしまう。Φと同時に、MOSTQ25を通
し、節点14が上昇し始める。節点14及びΦ
,Φの大地電位へのリセツトは、タイミング
P0で行ない、Pは各節点を大地電位に維持するた
めにだけ用いられる。即ち、前述のアドレスイン
バータのプリアンプ部と同様、MOSTQ27,Q35
及びQ38は回路動作に実質的に効かない小さい電
流能力としている。従つて節点14は(VDD−閾
値電圧)レベルまで上昇し、MOSTQ33及びQ36
をそれぞれ通してΦ及びΦが上昇し始める。
一方、Φの上昇によりMOSTQ12の電流能力
を、MOSTQ11より充分大きく採つてあるので節
点7は閾値電圧より充分低いレベルに移行し、次
いで節点8が大地電位に至る。MOSTQ21及び
Q23が非導通になり、Pは大地電位に移行する
が、この時点でRAは上昇していないのでP′はダ
イナミツクに維持されるVDDレベルとなる。
MOSTQ29の電流能力はMOSTQ28より充分大き
く採り、Φの上昇を受け、節点15が低レベル
に、Pが低レベルになつてからは大地電位に移行
する。MOSTQ31が非導通になると、MOSTQ30
を通して節点16が上昇し始め、ブートストラツ
プ容量C14Fにより、節点14が(VDD−閾値
電圧)レベルから更に持ち上げられて、 VDD−閾値電圧+C14F/C14+C14F×V1
6
(ここでC14は節点14の容量であり、V16は節
点16の電圧である。) で表わされるレベルとなる。従つて、
MOSTQ30,Q33、及びQ36は非飽和領域に駆動さ
れ、節点16及びΦ,ΦはVDDレベルまで達
する。アドレスインバータバツフアにおいて、Φ
の上昇によりMOSTQ74が導通し、MOSTQ71
及びQ73のフリツプフロツプが活性化されて節点
32は大地電位に移行し、節点34は(3)式のレベ
ルのままとなる。節点32と節点34のいずれか
が、低レベルに移行するまではMOSTQ81
Q82,Q87及びQ88はすべて導通しており、Φ
上昇は抑えられる。即ちMOSTQ82はMOSTQ81
より、且つMOSTQ88はMOSTQ87よりそれぞれ
電流能力を大きく採り、節点37及び節点40が
低レベルに保たれるようにしている。節点32が
大地電位に移行すると、MOSTQ82は非導通にな
り、MOSTQ81を通し、節点37がΦとほゞ同
期して上昇し始める。節点37の上昇により
MOSTQ90が導通して、節点41が大地電位とな
り、MOSTQ87が非導通となつて、節点40が大
地電位に至る。この結果、MOSTQ85が非導通と
なりMOSTQ86は導通しているからA′は大地電位
となる。ブート・ストラツプ容量C36Fによ
り、節点36は、 VDD−閾値電圧+C36F/C36+C36F×V3
7
(ここでC36は節点36の容量であり、V37は節点
37の電圧である。) というレベルに上昇し、MOSTQ81は非飽和領域
に駆動され、節点37はΦに一致してVDDレベ
ルまで達する。節点40は大地電位でMOSTQ84
は非導通であり、MOSTQ83を通して、′が上
昇し(VDD−閾値電圧)レベルに至る。
MOSTQ49,Q50及びQ51はダミー・デコーダの役
割を果し、デコーダの選択、非選択動作が完了し
てからRAを上昇させる。即ち、′が上昇する
と、MOSTQ51が導通して節点24は放電し、大
地電位に至る。節点24の応答と同期して行デコ
ーダの選択非選択動作が行なわれる。MOSTQ52
を通してΦにより節点25は(VDD−閾値電
圧)レベルに充電されているので、MOSTQ54
びQ56が非導通になるとMOSTQ53及びQ55を通し
てそれぞれ節点26及びRAが上昇し始めブー
ト・ストラツプ容量C25Fにより節点25が、 VDD−閾値電圧+C25F/C25+C25F×V2
6
(ここでC25は節点25の容量であり、V26は節点
26の電圧である。) というレベルに上昇し、MOSTQ53及びQ55が非
飽和領域に駆動されて、節点26及びRAはVDD
レベルまで達する。RAの上昇によりMOSTQ24
が導通してP′は大地電位に至り、MOSTQ5が非
導通になつて、MOSTQ5を流れる電流分が遮断
される。第8図の回路動作は以上のように説明さ
れ、TTL及びアドレス入力Aの入力低レベルが
MOSTの閾値電圧より高い場合でも、本発明の
効果により入力MOSTの僅かな導通に影響され
ず節点2の立ち上り及び節点29の応答レベルは
入力低レベルがMOSTの閾値電圧より低く入力
MOSTが非導通の場合と同等になる。
以上述べたように本発明によれば、入力低レベ
ルがソース接地の入力MOSTの閾値電圧より高
い場合、入力MOSTを2個の直列MOSTに分
け、共通ドレイン・ソース節点を動作マージン劣
化を引き起こし得る期間、充電してレベルを上昇
させることにより、入力MOSTの僅かに導通す
る影響を除くことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のTTLレベルクロツク入力を受
けMOSレベルに変換するインバータ・バツフア
の構成を示す回路図、第2図は従来のTTLレベ
ルアドレス入力を受けるアドレス・インバータ・
バツフアの例を示す回路図、第3図は、本発明の
回路ブロツクを取り入れたTTLレベルクロツク
入力を受けMOSレベルに変換するインバータバ
ツフアを示す回路図、第4図はその動作を示す波
形図、第5図は本発明における初段負荷MOST
がクロツクで充電される場合を示す回路図、第6
図は本発明によるアドレス・インバータ・バツフ
アを示す回路図、第7図はその動作波形図を示す
図、第8図A,Bは本発明の具体的な実施例を示
す回路図であり、第9図はその主要節点の動作波
形を示す図である。 図中の符号、Q1〜Q94……MOSトランジスタ、
C1F〜C41F……ブートストラツプ容量、V
DD……電源、P,P0……タイミングパルス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1の電源端子と第1節点との間に接続され
    た負荷素子と、前記第1節点と第2節点との間に
    接続された第1の絶縁ゲート型電界効果トランジ
    スタと、前記第2節点と第2の電源端子との間に
    接接された第2の絶縁ゲート型電界効果トランジ
    スタと、前記第1および第2の絶縁ゲート型電界
    効果トランジスタのゲートに共通に接続された入
    力信号端子と、前記第1の電源端子と第3の節点
    との間に接続されゲートに同期信号が印加された
    第3の絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、前
    記第3節点と第2節点との間に接続されてゲート
    が前記第1節点に接続された第4の絶縁ゲート型
    電界効果トランジスタを含み、前記入力信号端子
    に印加される信号が絶対値において小さい電位の
    論理値のときに前記第3および第4の絶縁ゲート
    型電界効果トランジスタを通して前記第2節点に
    前記論理値よりも絶対値の大きい電位を与えるこ
    とを特徴とする半導体回路。
JP7897278A 1978-06-28 1978-06-28 Semiconductor circuit Granted JPS555563A (en)

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JPS5214074A (en) * 1975-06-24 1977-02-02 Agency Of Ind Science & Technol Method and device to automatically measure the indicator of amount of activated sludge

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