JPS6260762B2 - - Google Patents
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- JPS6260762B2 JPS6260762B2 JP57231276A JP23127682A JPS6260762B2 JP S6260762 B2 JPS6260762 B2 JP S6260762B2 JP 57231276 A JP57231276 A JP 57231276A JP 23127682 A JP23127682 A JP 23127682A JP S6260762 B2 JPS6260762 B2 JP S6260762B2
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- ballast
- discharge lamp
- spacer
- shell
- electrode lead
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/02—Details
- H01J61/56—One or more circuit elements structurally associated with the lamp
Landscapes
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、放電ランプの底部に電球口金を有
したシエルを嵌着し、このシエルの内部に安定器
等の電気部品を収容した放電灯装置に関する。
したシエルを嵌着し、このシエルの内部に安定器
等の電気部品を収容した放電灯装置に関する。
近時、この種放電灯装置は白熱電球の代替品と
して種々実用化され始めている。しかしながらこ
の放電灯装置は白熱電球の代替を意図しているこ
とから、勢い全体の形状寸法も白熱電球のそれに
近似させることになる。このため、狭いシエルの
空間内に安定器、グロースタータおよび雑音防止
用コンデンサ等の電気部品を収容せざるを得なく
なり、しかもそれらを電気的に結線しなくてはな
らず、組立性が悪く、量産のための大きな障害と
なつていた。またそれら電気部品の重量、中でも
安定器の重量が重いため、通常フエノール樹脂で
接着される放電ランプとシエルとの固着部分が経
年変化等によつてルーズになると、放電ランプが
安定器ごと落下する事故を招く場合があつた。ま
たさらに、放電ランプと電気部品が接近して配置
されることから、放電ランプからの熱の影響を受
け、グロースタータが誤動作したりあるいは他の
電気部品の寿命を短くする等の問題も有してい
た。
して種々実用化され始めている。しかしながらこ
の放電灯装置は白熱電球の代替を意図しているこ
とから、勢い全体の形状寸法も白熱電球のそれに
近似させることになる。このため、狭いシエルの
空間内に安定器、グロースタータおよび雑音防止
用コンデンサ等の電気部品を収容せざるを得なく
なり、しかもそれらを電気的に結線しなくてはな
らず、組立性が悪く、量産のための大きな障害と
なつていた。またそれら電気部品の重量、中でも
安定器の重量が重いため、通常フエノール樹脂で
接着される放電ランプとシエルとの固着部分が経
年変化等によつてルーズになると、放電ランプが
安定器ごと落下する事故を招く場合があつた。ま
たさらに、放電ランプと電気部品が接近して配置
されることから、放電ランプからの熱の影響を受
け、グロースタータが誤動作したりあるいは他の
電気部品の寿命を短くする等の問題も有してい
た。
この発明は上記事情、特に組立性の障害に鑑み
なされたもので、放電ランプと電気部品の配置構
成について徹底的に検討を加え、白熱電球相当の
形状に形成されたものであつても、組立性の向上
が図れる放電灯装置を提供しようとするものであ
る。
なされたもので、放電ランプと電気部品の配置構
成について徹底的に検討を加え、白熱電球相当の
形状に形成されたものであつても、組立性の向上
が図れる放電灯装置を提供しようとするものであ
る。
以下、この発明の一実施例を図面に従い説明す
る。
る。
図において、1は放電ランプである。この放電
ランプ1は次のような構成を有している。すなわ
ち、放電空間を形成するために、底部を開放した
球状のガラス製外管2のその底部を、円板状した
セラミツク製の端板5で気密に閉塞し、内部に希
ガスおよび水銀より成る放電媒体を封入してい
る。一方上記端板5には、一端を外部に、また先
端を外管2内に導出させた4本の導電製の電極リ
ード線11を、端板5中心より一方向に直線状に
ずらして、接着剤14により気密に植設してい
る。そして各2本の電極リード線11に夫々1個
の電極12を支持させ、一対の電極12となるよ
うにしている。また6はその電極12間に生起さ
れる放電の放電路を規制する内管である。この内
管6は直線状した2本のガラス管の一端を内部が
導通した状態で溶着し、略u字状に形成されると
ともに、一方の脚部9の端部に、両脚部8,9を
通る平面上部になる箇所に半円状に切欠かれた放
電誘導孔10を形成したものを2個用意し、さら
にこの2個のu字状ガラス管を互いの放電誘導孔
10を接近状態で、その放電誘導孔10の周縁の
一部を溶着し、一体化された構造となるものであ
る。そして、この内管6の放電誘導孔10を有さ
ない側の脚部8の端面は、上記一対の電極12を
夫々内包した状態で端板5面上に、少なくとも他
方の電極12との間に放電の短絡が生じない程度
の気密状態を維持して接着剤14にて固着されて
いる。この状態においては放電誘導孔10側の脚
部9端面は端板5面に当接している。7は内管6
の内面に被着された螢光体層で、この螢光体層7
は、3価ユーロピユウム付活酸化イツトリウム螢
光体(赤螢光体)約32%、3価テルビユウム付活
リン酸ランタン、セリウム螢光体(緑螢光体)約
45%、2価ユーロピユウム付活クロロリン酸スト
ロンチウム、バリウム螢光体(青螢光体)約23%
の混合螢光体から成るものである。4は上記外管
2の内面に被着されたけい酸ジルコニウムより成
る拡散膜、また15は端板5に気密に固着された
排気用細管で、一端を外管2内に連通させ、外管
2の排気処理終了後に外部側が溶封される。この
排気用細管15の材質はガラスまたは金属が適宜
選択される。
ランプ1は次のような構成を有している。すなわ
ち、放電空間を形成するために、底部を開放した
球状のガラス製外管2のその底部を、円板状した
セラミツク製の端板5で気密に閉塞し、内部に希
ガスおよび水銀より成る放電媒体を封入してい
る。一方上記端板5には、一端を外部に、また先
端を外管2内に導出させた4本の導電製の電極リ
ード線11を、端板5中心より一方向に直線状に
ずらして、接着剤14により気密に植設してい
る。そして各2本の電極リード線11に夫々1個
の電極12を支持させ、一対の電極12となるよ
うにしている。また6はその電極12間に生起さ
れる放電の放電路を規制する内管である。この内
管6は直線状した2本のガラス管の一端を内部が
導通した状態で溶着し、略u字状に形成されると
ともに、一方の脚部9の端部に、両脚部8,9を
通る平面上部になる箇所に半円状に切欠かれた放
電誘導孔10を形成したものを2個用意し、さら
にこの2個のu字状ガラス管を互いの放電誘導孔
10を接近状態で、その放電誘導孔10の周縁の
一部を溶着し、一体化された構造となるものであ
る。そして、この内管6の放電誘導孔10を有さ
ない側の脚部8の端面は、上記一対の電極12を
夫々内包した状態で端板5面上に、少なくとも他
方の電極12との間に放電の短絡が生じない程度
の気密状態を維持して接着剤14にて固着されて
いる。この状態においては放電誘導孔10側の脚
部9端面は端板5面に当接している。7は内管6
の内面に被着された螢光体層で、この螢光体層7
は、3価ユーロピユウム付活酸化イツトリウム螢
光体(赤螢光体)約32%、3価テルビユウム付活
リン酸ランタン、セリウム螢光体(緑螢光体)約
45%、2価ユーロピユウム付活クロロリン酸スト
ロンチウム、バリウム螢光体(青螢光体)約23%
の混合螢光体から成るものである。4は上記外管
2の内面に被着されたけい酸ジルコニウムより成
る拡散膜、また15は端板5に気密に固着された
排気用細管で、一端を外管2内に連通させ、外管
2の排気処理終了後に外部側が溶封される。この
排気用細管15の材質はガラスまたは金属が適宜
選択される。
次に、18は上記放電ランプ1の底部に装着さ
れたスペーサである。このスペーサ18はポリカ
ーボネート樹脂で形成されており、上記外管2の
底部の端板5を嵌装する筒部19およびこの筒部
19の一端側に段部23を介して縮径された立上
り部20が一体的に形成されている。また26は
スペーサ18を内包する形で、一端が放電ランプ
1の底部のネツク部3にフエノール樹脂を主体と
した接着剤13により固着され、他端側に白熱電
球に使用されるE26型口金33を取着したシエル
であり、スペーサ18の立上り部20の外周部に
は、シエル26側に向かつて深くなるように傾斜
した凹部22より成る係合部21を複数個点在さ
せ、一方シエル26の内周部には、スペーサ18
の係合部と対応した箇所に、その係合部21と噛
み合う突起28を形成している。またスペーサ1
8の立上り部20の内側には、後述する安定器3
4を支持するための安定器支持部24が一体的に
突設されている。この安定器支持部24は安定器
鉄心35の角部に対応する箇所に設けられ、かつ
その角部を収容できる凹部25を中央部に形成し
た突片48により成つている。一方また、シエル
26の内側には、スペーサ18に係合された状態
において、安定器34の鉄心面部50に当接し、
スペーサ18の安定器支持部24と共働して安定
器34を挾持する安定器押え片29を一体的に突
設している。34は上記したようにスペーサ18
とシエル26とで挾持される安定器で、シエル2
6側で、かつ上記放電ランプ1の電極リード線1
1の導出箇所と反対側に位置するところに2個の
安定器端子38を突設している。42は安定器3
4のコイルボビン37に植設された後述する端子
板43の保持部、40は上記安定器34のコイル
ボビン37の端部より一体的に連設された電線案
内片であり、上記安定器端子38の反対側に安定
器鉄心35を挾んで2個形成されており、先端に
は電線49の数に応じたv字状の溝41が互いに
独立して形成されている。43は上記安定器34
のシエル26側に、上記端子板保持部42によつ
て固定された端子板で、一端面側に端子44を揃
えて植設し、さらに安定器34側には温度ヒユー
ズ45を取着し、端子板保持部42に固定された
状態では、安定器コイル36面に当接されるよう
に成つている。またこの温度ヒユーズ45を取着
した面の反対側面には、グロースタータ46およ
び雑音防止用コンデンサ47が取着され、これら
電気部品は適宜電気的に接続され端子44に接続
されている。51は放熱孔である。
れたスペーサである。このスペーサ18はポリカ
ーボネート樹脂で形成されており、上記外管2の
底部の端板5を嵌装する筒部19およびこの筒部
19の一端側に段部23を介して縮径された立上
り部20が一体的に形成されている。また26は
スペーサ18を内包する形で、一端が放電ランプ
1の底部のネツク部3にフエノール樹脂を主体と
した接着剤13により固着され、他端側に白熱電
球に使用されるE26型口金33を取着したシエル
であり、スペーサ18の立上り部20の外周部に
は、シエル26側に向かつて深くなるように傾斜
した凹部22より成る係合部21を複数個点在さ
せ、一方シエル26の内周部には、スペーサ18
の係合部と対応した箇所に、その係合部21と噛
み合う突起28を形成している。またスペーサ1
8の立上り部20の内側には、後述する安定器3
4を支持するための安定器支持部24が一体的に
突設されている。この安定器支持部24は安定器
鉄心35の角部に対応する箇所に設けられ、かつ
その角部を収容できる凹部25を中央部に形成し
た突片48により成つている。一方また、シエル
26の内側には、スペーサ18に係合された状態
において、安定器34の鉄心面部50に当接し、
スペーサ18の安定器支持部24と共働して安定
器34を挾持する安定器押え片29を一体的に突
設している。34は上記したようにスペーサ18
とシエル26とで挾持される安定器で、シエル2
6側で、かつ上記放電ランプ1の電極リード線1
1の導出箇所と反対側に位置するところに2個の
安定器端子38を突設している。42は安定器3
4のコイルボビン37に植設された後述する端子
板43の保持部、40は上記安定器34のコイル
ボビン37の端部より一体的に連設された電線案
内片であり、上記安定器端子38の反対側に安定
器鉄心35を挾んで2個形成されており、先端に
は電線49の数に応じたv字状の溝41が互いに
独立して形成されている。43は上記安定器34
のシエル26側に、上記端子板保持部42によつ
て固定された端子板で、一端面側に端子44を揃
えて植設し、さらに安定器34側には温度ヒユー
ズ45を取着し、端子板保持部42に固定された
状態では、安定器コイル36面に当接されるよう
に成つている。またこの温度ヒユーズ45を取着
した面の反対側面には、グロースタータ46およ
び雑音防止用コンデンサ47が取着され、これら
電気部品は適宜電気的に接続され端子44に接続
されている。51は放熱孔である。
次に上記のように構成された放電灯装置の組立
について説明する。
について説明する。
先ず、放電ランプ1を、そのネツク部3が上側
となるように位置させ、次いで、スペーサ18を
端板5に嵌合させ装着する。その後、別途、安定
器34に形成された端子板保持部42に、電気部
品を取着した端子板43を固定しておき、この安
定器34をスペーサ18の安定器支持部24に載
置する。続いて所定の点灯回路を形成すべく、放
電ランプ1の電極リード線11および口金33よ
り延出された電源線49を、端子板43の端子4
4を介して電気的接続を行ない、点灯回路を完成
させる。この際放電ランプ1から導出された電極
リード線11は、電線案内片40によつて個々に
電気的絶縁状態を確保されて配線がなされる。こ
の後、放電ランプ1のネツク部3に接着剤13を
塗着し、次いでシエル26をスペーサ18、安定
器34、その他の電気部品を内包する形でスペー
サ18の係合部21とシエルの突起28とが係合
するような所定位置に上方より押し込み、ネツク
部3に嵌合させてから加熱し接着剤13を硬化さ
せることによつて放電灯装置の組立作業は完了す
る。
となるように位置させ、次いで、スペーサ18を
端板5に嵌合させ装着する。その後、別途、安定
器34に形成された端子板保持部42に、電気部
品を取着した端子板43を固定しておき、この安
定器34をスペーサ18の安定器支持部24に載
置する。続いて所定の点灯回路を形成すべく、放
電ランプ1の電極リード線11および口金33よ
り延出された電源線49を、端子板43の端子4
4を介して電気的接続を行ない、点灯回路を完成
させる。この際放電ランプ1から導出された電極
リード線11は、電線案内片40によつて個々に
電気的絶縁状態を確保されて配線がなされる。こ
の後、放電ランプ1のネツク部3に接着剤13を
塗着し、次いでシエル26をスペーサ18、安定
器34、その他の電気部品を内包する形でスペー
サ18の係合部21とシエルの突起28とが係合
するような所定位置に上方より押し込み、ネツク
部3に嵌合させてから加熱し接着剤13を硬化さ
せることによつて放電灯装置の組立作業は完了す
る。
かかる構成をとる上記実施例の放電灯装置にお
いては、スペーサ18に安定器34を支持させ、
さらにその安定器34にグロースタータ46等を
取着した端子板43を支持させているので、点灯
回路の結線作業を全て端子板43の端子44を中
心にして行なえ、しかもシエル26の取着前に実
施できるため、作業する空間が広くとれ作業を容
易にし、また各電気部品間を結ぶ電線の長さを短
かくすることができる。さらに安定器端子38は
シエル26側で、かつ放電ランプ1の電極リード
線11の導出箇所と反対側に配置し、端子板43
の端子44は安定器端子38の反対側の位置、す
なわち放電ランプ1の電極リード線11と同じ側
の位置に配置してあるので、電極リード線11と
端子板43の端子44との結線を最短距離で行う
ことができ、しかも安定器端子38と電極リード
線11との間の短絡を防止できる。さらに電極リ
ード線11と端子板43の端子44とを結線して
いる電線49は、安定器鉄心35を挾んだ形で形
成されている電線案内片40によつて分離、支持
されているので、電線同士の接触、および安定器
鉄心35との接触による短絡を防ぐことができ
る。また上記電線案内片40は安定器34のコイ
ルボビン37と一体的に連設されているので、組
立て時においては特に位置決めをする必要はな
く、安定器34を所定の位置に設置することによ
り、自動的に決められた位置に配置される。
いては、スペーサ18に安定器34を支持させ、
さらにその安定器34にグロースタータ46等を
取着した端子板43を支持させているので、点灯
回路の結線作業を全て端子板43の端子44を中
心にして行なえ、しかもシエル26の取着前に実
施できるため、作業する空間が広くとれ作業を容
易にし、また各電気部品間を結ぶ電線の長さを短
かくすることができる。さらに安定器端子38は
シエル26側で、かつ放電ランプ1の電極リード
線11の導出箇所と反対側に配置し、端子板43
の端子44は安定器端子38の反対側の位置、す
なわち放電ランプ1の電極リード線11と同じ側
の位置に配置してあるので、電極リード線11と
端子板43の端子44との結線を最短距離で行う
ことができ、しかも安定器端子38と電極リード
線11との間の短絡を防止できる。さらに電極リ
ード線11と端子板43の端子44とを結線して
いる電線49は、安定器鉄心35を挾んだ形で形
成されている電線案内片40によつて分離、支持
されているので、電線同士の接触、および安定器
鉄心35との接触による短絡を防ぐことができ
る。また上記電線案内片40は安定器34のコイ
ルボビン37と一体的に連設されているので、組
立て時においては特に位置決めをする必要はな
く、安定器34を所定の位置に設置することによ
り、自動的に決められた位置に配置される。
温度ヒユーズ45は、端子板43により電気部
品中最も発火し易い安定器34のコイル36に当
接状態で位置決めされるため、安定器コイル36
の発火を未然に確実に防げる。また端子板43は
その温度ヒユーズ45の取着側と反対側になる
面、すなわち口金33側にグロースタータ46、
雑音防止用コンデンサ47を配置している。した
がつて、高温となる放電ランプ1および安定器3
4からの熱を遮ぎるから、高温による誤動作や劣
化して短寿命になる問題は解決される。
品中最も発火し易い安定器34のコイル36に当
接状態で位置決めされるため、安定器コイル36
の発火を未然に確実に防げる。また端子板43は
その温度ヒユーズ45の取着側と反対側になる
面、すなわち口金33側にグロースタータ46、
雑音防止用コンデンサ47を配置している。した
がつて、高温となる放電ランプ1および安定器3
4からの熱を遮ぎるから、高温による誤動作や劣
化して短寿命になる問題は解決される。
放電ランプ1の端板5に装着されているスペー
サ18はシエル26を押し込む際に、スペーサ1
8の凹部22にシエル26の突起28が弾発的に
噛み合い、シエル26に係止される構成になつて
いる。このため、シエル26が放電ランプ1のネ
ツク部3に接着された後では、スペーサ18は安
定器34を支持した状態でシエル26内に固定さ
れており、従つて放電ランプ1とシエル26の接
着部には安定器34の重量がかからないので、接
着部がはずれて放電ランプ1が落下するというよ
うな事故の発生を防げる。また、放電ランプ1底
部の端板5は電極14が植設されており、電極1
4からの熱で温度が高くなる。この熱は接着剤1
3、シエル26を介して外気へ放熱されるので、
シエル26内に熱がこもる問題も軽減できる。
サ18はシエル26を押し込む際に、スペーサ1
8の凹部22にシエル26の突起28が弾発的に
噛み合い、シエル26に係止される構成になつて
いる。このため、シエル26が放電ランプ1のネ
ツク部3に接着された後では、スペーサ18は安
定器34を支持した状態でシエル26内に固定さ
れており、従つて放電ランプ1とシエル26の接
着部には安定器34の重量がかからないので、接
着部がはずれて放電ランプ1が落下するというよ
うな事故の発生を防げる。また、放電ランプ1底
部の端板5は電極14が植設されており、電極1
4からの熱で温度が高くなる。この熱は接着剤1
3、シエル26を介して外気へ放熱されるので、
シエル26内に熱がこもる問題も軽減できる。
なお、上記実施例において、放電ランプ1の内
管6に被着した螢光体として、希土類螢光体を用
いたものについて説明したが、これには限定され
ず、種々の要求に応じ公知の種々の螢光体を使用
できる。また螢光体層5と内管6との間に微粉末
アルミナ層(図示せず)を形成しておけば、内管
6ガラスの表面に析出するナトリウム等の影響で
螢光体層5の発光効率が低下することを防止でき
る。
管6に被着した螢光体として、希土類螢光体を用
いたものについて説明したが、これには限定され
ず、種々の要求に応じ公知の種々の螢光体を使用
できる。また螢光体層5と内管6との間に微粉末
アルミナ層(図示せず)を形成しておけば、内管
6ガラスの表面に析出するナトリウム等の影響で
螢光体層5の発光効率が低下することを防止でき
る。
なおまた、放電ランプ1の内管6の構造は、上
記実施例以外のものを使用することは何ら妨げら
れない。また端板5の材質は、セラミツクのほ
か、クロム鋼、ガラス等から任意に選択できる。
さらに端板5は、接着剤14によらず外管2と直
接溶着させて固着しても良い。
記実施例以外のものを使用することは何ら妨げら
れない。また端板5の材質は、セラミツクのほ
か、クロム鋼、ガラス等から任意に選択できる。
さらに端板5は、接着剤14によらず外管2と直
接溶着させて固着しても良い。
以上述べたようにこの発明によれば、電極リー
ド線を外部に導出させた放電ランプ、この放電ラ
ンプの電極リード線の導出部を囲むようにして装
着され安定器支持部を形成したスペーサ、このス
ペーサの安定器支持部に上記放電ランプと離隔し
て装着される安定器、一端に口金を有し他端の開
口部を上記放電ランプに嵌着させたシエルを備
え、このシエル内に上記安定器、スペーサを内包
させたので、シエルの取着前、すなわち作業空間
が広い状態で電気部品間の電気配線作業を行うこ
とができ、電気配線作業を容易にできるという利
点がある。
ド線を外部に導出させた放電ランプ、この放電ラ
ンプの電極リード線の導出部を囲むようにして装
着され安定器支持部を形成したスペーサ、このス
ペーサの安定器支持部に上記放電ランプと離隔し
て装着される安定器、一端に口金を有し他端の開
口部を上記放電ランプに嵌着させたシエルを備
え、このシエル内に上記安定器、スペーサを内包
させたので、シエルの取着前、すなわち作業空間
が広い状態で電気部品間の電気配線作業を行うこ
とができ、電気配線作業を容易にできるという利
点がある。
図はいずれもこの発明の実施例を示し、第1図
は一部を破断して示す分解斜視図、第2図は断面
図、第3図は放電ランプを一部破断して示す分解
斜視図である。 図中、1は放電ランプ、11は電極リード線、
18はスペーサ、24は安定器支持部、26はシ
エル、34は安定器、なお、各図中同一符号は同
一または相当部分を示す。
は一部を破断して示す分解斜視図、第2図は断面
図、第3図は放電ランプを一部破断して示す分解
斜視図である。 図中、1は放電ランプ、11は電極リード線、
18はスペーサ、24は安定器支持部、26はシ
エル、34は安定器、なお、各図中同一符号は同
一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 1 電極リード線を外部に導出させた放電ラン
プ、この放電ランプの電極リード線の導出部を囲
むようにして装着され安定器支持部を形成したス
ペーサ、このスペーサの安定器支持部に上記放電
ランプと離隔して装着される安定器、一端に口金
を有し他端の開口部を上記放電ランプに嵌着させ
たシエルを備え、このシエル内に上記安定器、ス
ペーサを内包させたことを特徴とする放電灯装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57231276A JPS59121753A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 放電灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57231276A JPS59121753A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 放電灯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59121753A JPS59121753A (ja) | 1984-07-13 |
JPS6260762B2 true JPS6260762B2 (ja) | 1987-12-17 |
Family
ID=16921061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57231276A Granted JPS59121753A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 放電灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59121753A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61288305A (ja) * | 1985-06-15 | 1986-12-18 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 螢光ランプ装置の組立方法 |
-
1982
- 1982-12-28 JP JP57231276A patent/JPS59121753A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59121753A (ja) | 1984-07-13 |
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