JPS6260143A - 光学式情報記録デイスク - Google Patents

光学式情報記録デイスク

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Publication number
JPS6260143A
JPS6260143A JP60201052A JP20105285A JPS6260143A JP S6260143 A JPS6260143 A JP S6260143A JP 60201052 A JP60201052 A JP 60201052A JP 20105285 A JP20105285 A JP 20105285A JP S6260143 A JPS6260143 A JP S6260143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
film
substrate
face
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60201052A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Nagaya
長屋 直行
Sadao Sakamoto
阪本 貞夫
Keiichi Otani
大谷 景一
Kaji Uchihara
内原 可治
Masahiro Higuchi
政廣 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP60201052A priority Critical patent/JPS6260143A/ja
Publication of JPS6260143A publication Critical patent/JPS6260143A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ・産業上の利用分野 本発明は、コンパクトディスクと称されるデジタルオー
ディオディスク若しくは、光学式ビデオディスク等の、
光学的に情報が記録されているディスクの構造に関する
口、従来の技術 ]ンパクトディスクと称されるデジタルオーディスクが
例えば、「放送技術」昭和56年4月号第316頁〜第
317貫等にて紹介されている。
第4図は従来のコンパクトディスクの断面図であυ、ポ
リカーボネートの如き透明梅脂にて形成されたディスク
状基盤(11の一面には深さ0.1μm長さα8〜3μ
m程度の微細な凹凸(2)が情報信号として記録されて
おシ、他面は平滑面である。斯かるディスク状基盤[1
1は射出成形にて製造し得る。
微細な凹凸面(2)には0.1μm程度のアルミニウム
膜よりなる反射gM(31が形成され、更にこの反射膜
(3)の上に10μm程度の厚みを持つ柴外線硬化柿脂
よりなる保換層(4)が設けられている。この保護層(
4)の上に曲名・商標等のラベル(5)がシルク印刷さ
れる。
このようなコンパクトディスクは、常温常湿の如き良好
な環境下で使用される場合、反シに関して全く問題を生
じない。ここで、ディスクの反シについて説明する。コ
ンパクトディスクを再生する際、ヘリウム−ネオン、半
導体レーザの如き位相の揃った指向性の強いレーザ光を
第5図に示す如くディヌクに照射した場合、ディスクが
基準面(PIに対してθの角度反りを生じていると、反
射ビーム(Iout)は入射ビーム(IxN)に対して
φの角度で反射される。このθは入射面の反りと呼称さ
れ、基準面に対するディスク基ン[11の反りを示して
おシ、σ=±0.6以内に抑える必要がある。
同様にφは反射面の反シと呼称され、基準面に対する反
射膜面の反りを示しており、φ−±t6°以内に抑える
必要がある。
即ち、コンパクトディスクの反りが、上記の様な反りの
範囲内にあれは、コンパクトディスクプレーヤは、サー
ボ機能を有する為、容易に微細な凹凸を情報信号として
再生読み取る事ができるが、反りが上記の範囲を超える
とサーボ機能が追随できなくなり、再生読み取りができ
なくなる事がある0 さて、コンパクトディスクは、室内の他に、自動車内の
様な高温或いは高湿という過酷な環境で使用される場合
がある0今、雨天のときの使用について考えると、CA
l高湿状態にコンパクトディスクが放置されている状態
からCB+コンパクトディスクプレーヤに装着し念状態
に移行しく01更にプレーヤよりディスクを引出し、元
の高湿状態に戻すという変化が考えられる。(B1の状
態は、プレーヤの電源、回路等の放熱により温度上昇が
あり、プレーヤ内は低湿状aKあると考えられる。する
と、(AI高湿(B+低湿rCI高湿と変化することに
なり、ディスク自身に吸・脱湿性あるいは吸・脱水性が
あるとすると、(3)→(Blの変化は脱湿変化であり
、(Bl→(Olの変化は吸湿変化となる。
コンパクトディスクの基盤(41を構成するポリカーボ
ネートの吸・脱水特性を第6図に示す。第6図(alは
、110°Cにて放電して脱水状態にあったポリカード
ネートを25℃の純水中に浸漬した場合であυ、Q、3
5%程度の重量増加があることを示している。第6図(
blは、逆に、25℃の純水浸漬中から110°Cの高
温状態に放置した場合であシ、α35%程度の重量の減
少があることを示している。即ち、吸・脱水に伴う重量
の増減の変化は可逆的変化であることを示している。
斯かるポリカーボネートを基盤として利用したコンパク
トディスクを真空乾燥装置内に入れて脱湿させた後、2
5℃、50%RHC相対湿度)程度の常温常湿環境下に
放置した場合の反シ(入射面の反り。以下同様)を第7
図(−に示す。この図から分る通り、時間の経過と共に
コンパクトディスクのポリカーボネート基盤の平滑面倒
が凸となるように反り始め(この反勺をグラス側と称す
ることにする)、約4時間60分後に最大値θ−α59
′となり、それ以降、反りは減少し、初期状態ニ戻って
行く0また、コンパクトディスクを真空乾燥装置内に入
れて脱湿させた後、40°090%REの高湿槽に放置
すると、第7図(blに示す通り、時間の経過と共にプ
ラス側に反り始め、約5時間後に最大値θ−0,61°
となり、それ以降反りは減少し、初期の状態に戻って行
く0このように、コンパクトディスクを吸湿状態に持)
て行くと、反シの変化を生じると共に湿度変化が大きく
なるにつれてその変化も大きくなυ、高湿状態によりて
はθ−α6°以上にある場合があった0吸湿とは逆に、
40℃、90%RHの高湿下に放置して十分吸湿させた
ディスクを25°C50%′RH程度の常温常湿下に放
置すると、第7図(C1に示す如く時間の経過と共にマ
イナス側に反り始め、約6時間後に最小値θ−−0,2
7°となわ、それ以降反りは増大し、初期状態に戻って
行く。
これら反すハ、コンパクトディスクの中心から距離45
mmの個所での変化であり、一般に中心から離れる程度
シ変化は大きく、中心に近づく程小さい。第7図に示し
た反υは初期状態に於ける反シを♂とした場合であう九
が、一般的には初期の反りがある場合が多く、この場合
には第7図に示す反シ角度に初期の反り角度が加わるこ
ととなり、反υは更に大きくなる。
以上は高温条件下についての考察であったが、次に高温
条件下について考察する。夏季・真昼時に於いては、自
動車内のパネル上面等に直接太陽光が照射された場合、
110°C程度に到達する場合がある。そこで、110
°Cに於けるディスクの反りを調べた結果を第8図に示
す。第8図よυ理解できるように、高温槽に入れて温度
が上昇し始めると、反υがマイナス方向に生じ、110
℃になると極小値θ−−0,s s’となシ、それ以降
反りは元の状態に戻り始める。セして110°Cになっ
てから略2時間後には初期状態に戻り、その後グラス方
向に反り始める0ヒータを切断して温度が下降し始めた
後もプラス方向の反υけ増大し続け、ヒータ切断後、約
4時間程度でプラス方向への反りの上昇は停止し飽和状
態となるOこの飽和状態での反り最大値はθ−o、6s
’であり、その後反りはやや下降するものの、初期状態
に復帰することはなく、不可逆な過程であることが分る
ディスクの反りを防止すべく、反射膜の上に30〜10
0μmの金属濁を&ける技術が実公昭60−25769
号に開示されているが、この従来技術はディスクの剛性
を高めることにより、ディスクの反りを防止したもので
あシ、ディスクがおかれる高温・高湿状態を考慮したも
のではない0ハ0発明が解決しようとする問題点 本発明は、高温・高湿状態に於いて或いは該状態への環
境変化があっても、ディスクの反りの発生を抑えたディ
スクを提供せんとするものである0 二0問題点を解決する為の手段 微細な凹凸が形成された面とは反対のディスク状基盤の
高(平滑面)に対して金属若しくけ金属酸化物の透光性
膜を設ける。即ち、ディスク状基盤の一方の面は反射膜
でおおわれ、他方の面は金属又はその酸化物の膜でおお
われることになる。
ホ0作 用 従来のコンパクトディスクでは、ディスク状基盤の一方
の面のみが反射膜でおおわれていた為、ディスク状基盤
に含まれる水分が失われる場合、又は水分が浸透する場
合、一方の面(反射膜のない方の面)から主に行われる
こととなり、ディスク状基盤の厚み方向に水分の濃度勾
配が生じ、これが反りの原因となる。本発明に依れば、
ディスク状基盤の両面が膜でおおわれている為、水分の
濃度はディスク状基盤の厚み方向(於いて同等となシ反
りの発生を抑えることができる。
へ、実施例 第1図は本発明に係るディスクを示しており、ディスク
状基盤(11の平滑面に対して、金属又はその酸化物の
膜(6)を設けた点が第4図に示した従来ディスクと相
違している。この膜(6)は読出しレーザ光を透過させ
る必要があるので、透光性)僕とする。透光性は全波長
に対して必要ではなく、使用される読出しビーム光の波
長に対して透光性を有すれば、十分である。具体的には
、Auの他、8n02、TiO2、I n205、I’
rO膜等を使用し得る。更に所定の波長に対して完全に
透明である必要はなく、情報の読出しに支障ない程度の
透光性を有していれは艮い。膜厚は、透明のディスク状
基盤、反射膜(31による光の吸収、散乱等による光の
減衰を考慮して十分な読出しビーム光の強度が得られる
ように決定すれば良いが、大略数百オングストロームの
厚みとすることができる。
第1図に示す実施例に於いて、金属又はその酸化物の膜
(6)を保護する為に、この膜(6)をおおう保護層を
設けても艮い0この保護層の材質は保護層(4)と同じ
材〃とすることが好ましい。
ト1発明の効果 本発明の効果を第2図及び第5図に示す。各図に於いて
、(alはポリカーボネート基盤のみの場合、(鶴はポ
リカーボネート基盤の一表面にアルミニウム膜を設けた
場合、(C1はポリカーボネート基盤の一表面にアルミ
ニウム膜を、他表面に本発明に係る透光性膜を設け、束
にこれ等両膜を夫々保脆層でおおつた場合を示しておシ
、第2図は上記各試料を真空乾燥装置内にて乾燥させた
後、40°C90%RHの高湿状態にて数量した場合、
第3図は常温(室温)富湿状態から110°Cへ昇温し
、その後4時間放置した後、冷却した場合の反υを示し
ている。本発明に係る(clの試料では、反シの発生が
抑えられており、殆んどポリカーボネート単体と同等の
特性を示していることが分る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るディスクを示す図、第2図は高湿
状態に於ける特性図、第6図は高温状態に於ける特性図
、第4図は従来のディスクを示す     −図、第5
図はディスクの反りを示す図、第6図は吸・脱水に伴う
1量変化特性図、第7図は吸・脱湿に伴う反シの特性図
、第8図は高温環境下の反りの特性図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一表面に凹凸の形で情報が記録されている透光性
    のディスク状基盤と、前記基盤の情報が記録されている
    前記表面をおおう反射膜と、前記基盤の情報が記録され
    ていない側の表面をおおう金属若しくは金属酸化物より
    なる透光性膜とを有することを特徴とする光学式情報記
    録ディスク。
JP60201052A 1985-09-11 1985-09-11 光学式情報記録デイスク Pending JPS6260143A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60201052A JPS6260143A (ja) 1985-09-11 1985-09-11 光学式情報記録デイスク

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JP60201052A JPS6260143A (ja) 1985-09-11 1985-09-11 光学式情報記録デイスク

Publications (1)

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JPS6260143A true JPS6260143A (ja) 1987-03-16

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ID=16434598

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JP60201052A Pending JPS6260143A (ja) 1985-09-11 1985-09-11 光学式情報記録デイスク

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JP (1) JPS6260143A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08178330A (ja) * 1994-06-02 1996-07-12 Lg Electronics Inc 高温触媒を利用した脱臭装置及び脱臭部材製造方法
JP2008287880A (ja) * 1997-06-27 2008-11-27 Sony Corp 光記録媒体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08178330A (ja) * 1994-06-02 1996-07-12 Lg Electronics Inc 高温触媒を利用した脱臭装置及び脱臭部材製造方法
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