JPS625998Y2 - - Google Patents
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- JPS625998Y2 JPS625998Y2 JP12200979U JP12200979U JPS625998Y2 JP S625998 Y2 JPS625998 Y2 JP S625998Y2 JP 12200979 U JP12200979 U JP 12200979U JP 12200979 U JP12200979 U JP 12200979U JP S625998 Y2 JPS625998 Y2 JP S625998Y2
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- Japan
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- buoy
- marker
- resin film
- heat
- waterline
- Prior art date
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- Expired
Links
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は浮標の水線部分の保護構造に関する。
浮標の水線部分は一般に他の部分より腐食の進
行が早く損耗が大きいが、この外にも、水線部分
は船舶の接触や衝突事故あるいは、水面上の浮遊
物などにより損傷を受けやすく、スパーブイなど
のような型式の浮標にあつては、この部分の損耗
度で寿命が定まる場合すらあつた。
行が早く損耗が大きいが、この外にも、水線部分
は船舶の接触や衝突事故あるいは、水面上の浮遊
物などにより損傷を受けやすく、スパーブイなど
のような型式の浮標にあつては、この部分の損耗
度で寿命が定まる場合すらあつた。
本考案は浮標体の水線部分を、耐食性の熱収縮
性樹脂皮膜で覆うことによつて、水線部分を保護
するようにしたもので、水線部分の耐食性をたか
めると共に、船舶等外部からの接触や衝突に対し
ても緩衝材的な役割を持たしめて水線部分の損傷
度を軽微なものとし、もつて長寿命の浮標が得ら
れるようにしたものである。以下図面に示す実施
例に従つてその内容を詳述する。
性樹脂皮膜で覆うことによつて、水線部分を保護
するようにしたもので、水線部分の耐食性をたか
めると共に、船舶等外部からの接触や衝突に対し
ても緩衝材的な役割を持たしめて水線部分の損傷
度を軽微なものとし、もつて長寿命の浮標が得ら
れるようにしたものである。以下図面に示す実施
例に従つてその内容を詳述する。
第1図aは本案にかかる保護皮膜を標柱体の水
線部分に装着した海底引込み係留式スパーブイの
正面図を示す。図示するように標柱体4は頂部に
灯具1、上部に晝間標識2、中間部に球形浮力体
3を備え、その下方の標柱体4′は下端部を上部
開口の中空標柱体5にある長さ重なるように嵌挿
され、現地に合わせて標柱体全体の長さを調整し
た後ボルト6により螺着することによつて中空標
柱体5と1体となつてスパーブイを構成する構造
となつている。中空標柱体5の下端のフランジ
5′の下面には、一方を海底の沈錘7に係止され
たユニバーサルジヨイント等からなる係留具8が
スイベル等を介して装着され、これによつてスパ
ーブイはその球形の浮力体3の上部の標柱体4の
途中に水線がくるような状態に海底に引込み係留
され海中に直立する。9は係留具8の保護カバー
である。
線部分に装着した海底引込み係留式スパーブイの
正面図を示す。図示するように標柱体4は頂部に
灯具1、上部に晝間標識2、中間部に球形浮力体
3を備え、その下方の標柱体4′は下端部を上部
開口の中空標柱体5にある長さ重なるように嵌挿
され、現地に合わせて標柱体全体の長さを調整し
た後ボルト6により螺着することによつて中空標
柱体5と1体となつてスパーブイを構成する構造
となつている。中空標柱体5の下端のフランジ
5′の下面には、一方を海底の沈錘7に係止され
たユニバーサルジヨイント等からなる係留具8が
スイベル等を介して装着され、これによつてスパ
ーブイはその球形の浮力体3の上部の標柱体4の
途中に水線がくるような状態に海底に引込み係留
され海中に直立する。9は係留具8の保護カバー
である。
本考案は、標柱体4の水線部分に、例えばポリ
エチレン樹脂等より成る耐食性の熱収縮性樹脂皮
膜10を装着する。樹脂皮膜10は第1図bに示
すように、まず、標柱体4の外径dより大径の内
径Dを持つ中空管状のポリエチレン等耐食性の熱
収縮性樹脂管10′を用意し、これを標柱体4の
水線部分に嵌挿し、しかる後樹脂管10′をガス
バーナ等で加熱すれば樹脂管10′は収縮して標
柱体4に1体に密着する。これで標柱体4の水線
部の外周に樹脂皮膜10が形成され、その皮膜の
下面に水は浸入することはない。
エチレン樹脂等より成る耐食性の熱収縮性樹脂皮
膜10を装着する。樹脂皮膜10は第1図bに示
すように、まず、標柱体4の外径dより大径の内
径Dを持つ中空管状のポリエチレン等耐食性の熱
収縮性樹脂管10′を用意し、これを標柱体4の
水線部分に嵌挿し、しかる後樹脂管10′をガス
バーナ等で加熱すれば樹脂管10′は収縮して標
柱体4に1体に密着する。これで標柱体4の水線
部の外周に樹脂皮膜10が形成され、その皮膜の
下面に水は浸入することはない。
ポリエチレン等の熱収縮性樹脂は、その比重が
0.92〜0.95程度と水より軽く、標柱体の表面肌が
どのような状態であつても充分に密着するので、
標柱体の水中での重量を増したり、あるいは剥離
するなどの恐れは全くない。
0.92〜0.95程度と水より軽く、標柱体の表面肌が
どのような状態であつても充分に密着するので、
標柱体の水中での重量を増したり、あるいは剥離
するなどの恐れは全くない。
第2図は浮遊型灯浮標の浮力体11の水線部に
熱収縮性樹脂皮膜10を装着した例を示す。本例
の場合も皮膜10の形成加工手順は上記第1図例
と異なるところはない。
熱収縮性樹脂皮膜10を装着した例を示す。本例
の場合も皮膜10の形成加工手順は上記第1図例
と異なるところはない。
本考案によれば、水線部分は耐食性樹脂皮膜1
0で覆い水密となるので腐食に対して強くなり、
また、樹脂皮膜10はある程度の厚みを持つてい
るので、船舶等の接触や衝突事故に際しても緩衝
材あるいは保護材としての役目を果たす。このよ
うに、従来損耗度の最も激しい部分で腐食代を見
込んで板厚を厚くし、しかも与入が大変であつた
水線部分を充分に保護するので、極めて簡単な工
作で寿命の長い、しかも附着生物の掻き落し、修
復等の保守の容易な腐食代も塗装も省略でき、軽
量で経済的な浮標を得られる優れた特徴がある。
0で覆い水密となるので腐食に対して強くなり、
また、樹脂皮膜10はある程度の厚みを持つてい
るので、船舶等の接触や衝突事故に際しても緩衝
材あるいは保護材としての役目を果たす。このよ
うに、従来損耗度の最も激しい部分で腐食代を見
込んで板厚を厚くし、しかも与入が大変であつた
水線部分を充分に保護するので、極めて簡単な工
作で寿命の長い、しかも附着生物の掻き落し、修
復等の保守の容易な腐食代も塗装も省略でき、軽
量で経済的な浮標を得られる優れた特徴がある。
第1図aは本案にかかる水線部に熱収縮性樹脂
皮膜を装着したスパーブイの正面図、第1図bは
樹脂皮膜を形成する加工説明図、第2図は浮力体
の水線部に熱収縮性樹脂皮膜を装着した浮遊型灯
浮標の正面図である。 3,11……浮力体、4,4′……標柱体、5
……中空標柱体、8……係留具、9……保護カバ
ー、10……熱収縮性樹脂皮膜。
皮膜を装着したスパーブイの正面図、第1図bは
樹脂皮膜を形成する加工説明図、第2図は浮力体
の水線部に熱収縮性樹脂皮膜を装着した浮遊型灯
浮標の正面図である。 3,11……浮力体、4,4′……標柱体、5
……中空標柱体、8……係留具、9……保護カバ
ー、10……熱収縮性樹脂皮膜。
Claims (1)
- 浮標の水線部を熱収縮性樹脂皮膜でコーテイン
グしたことを特徴とする浮標。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12200979U JPS625998Y2 (ja) | 1979-09-03 | 1979-09-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12200979U JPS625998Y2 (ja) | 1979-09-03 | 1979-09-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5639394U JPS5639394U (ja) | 1981-04-13 |
JPS625998Y2 true JPS625998Y2 (ja) | 1987-02-10 |
Family
ID=29354106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12200979U Expired JPS625998Y2 (ja) | 1979-09-03 | 1979-09-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS625998Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6020840U (ja) * | 1983-07-20 | 1985-02-13 | 東洋金属化工株式会社 | 棚 |
JPS60142652U (ja) * | 1984-03-02 | 1985-09-21 | 山本 正弘 | 棚 |
JPS60176643U (ja) * | 1984-05-07 | 1985-11-22 | 遠藤 裕 | 支持装置 |
JPH0353142U (ja) * | 1989-09-29 | 1991-05-23 | ||
JP2011088577A (ja) * | 2009-10-23 | 2011-05-06 | Sankei:Kk | 表示灯装置 |
JP6344737B2 (ja) * | 2014-03-27 | 2018-06-20 | 株式会社三井E&Sホールディングス | ブイおよびブイの海上据付方法 |
-
1979
- 1979-09-03 JP JP12200979U patent/JPS625998Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5639394U (ja) | 1981-04-13 |
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