JPS6259940B2 - - Google Patents

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JPS6259940B2
JPS6259940B2 JP52113446A JP11344677A JPS6259940B2 JP S6259940 B2 JPS6259940 B2 JP S6259940B2 JP 52113446 A JP52113446 A JP 52113446A JP 11344677 A JP11344677 A JP 11344677A JP S6259940 B2 JPS6259940 B2 JP S6259940B2
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cell
base station
channel
antenna
channels
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Henrii Furenkieru Richaado
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AT&T Technologies Inc
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Publication of JPS6259940B2 publication Critical patent/JPS6259940B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/02Resource partitioning among network components, e.g. reuse partitioning
    • H04W16/12Fixed resource partitioning
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/02Resource partitioning among network components, e.g. reuse partitioning
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/24Cell structures
    • H04W16/32Hierarchical cell structures

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はセル状自動車無線システムに関する。
大容量の自動車無線システムでは、一定数のチ
ヤネル・セツトが、予め定められた再使用パター
ンに配列された複数個のセルにサービスを提供す
るアンテナ基地局の間で分配されている。このパ
ターンは、同一チヤネル干渉を許容し得る低いレ
ベルに保持するため、同じチヤネル・セツトを使
用しているセル・アンテナ基地局(即ち同一チヤ
ネル基地局)は充分距離が隔たるような仕方で自
動車サービス・エリア中において再使用される。
このようなシステムにおいては、1つのセル基地
局からチヤネルを借りて、少くとも一時的に他の
セル基地局で使用することがある。方向性アンテ
ナ基地局の無線をプールし、トラフイツクの要求
に応じてその基地局における任意のアンテナ面で
使用し得るようにすることも考えられる。
トラフイツクが一様に分布していない大容量の
セル状システムにおけるダイナミツク・チヤネル
割当ての特殊な場合には、あるチヤネルは、未だ
トラフイツクの制限を受けておらず、一様なセ
ル・サイズの領域中にある最も密なる再使用グル
ープ中でのみ使用される。これらのチヤネルに関
してはチヤネルの再使用問題は生じないから、こ
れらチヤネルは単一の大きなセルをカバーするよ
うな装備され、これらチヤネルが、しからざる場
合、最も密なる再使用グループで使用されないと
き、この大きなセルによつてカバーされる小さな
セル中の自動車により使用される。この方法は装
置の使用という点では効率的であるが、各々の大
きなセルのチヤネルは大きなセルの再使用距離内
においてただ1回しか使用し得ないから、スペク
トルの効率は上がらない。所定の領域内のシステ
ムの容量を増大させるため、スペクトル効率を向
上させること、即ち単位エリア当りのチヤネル数
を向上させる必要がある。これを実行する1つの
方法は領域内でのチヤネルの再使用を増大させる
ことである。これは典型的には、所定の領域内で
1回以上チヤネルを使用し得るより小さなセルの
グループを領域中に形成することにより実行され
る。より小さなセルは、各チヤネルが中央の再使
用パターン中で1回使用される限界点を超えるよ
う、大きなセルを分割することにより実現され
る。
更に、上述のセル状システムでは、システムの
拡張段階において、多くの小さなセルを形成する
ため大きなセルを置き換えることが必要なとき、
これまで置き換えられた大きなセルの割当て分配
パターンを縮小した形で小さなセルのアンテナ基
地局にチヤネルを割当てる必要があると思われて
いた。一般に、このようにするには古い基地局の
再調整が必要であつた。従つて、システムを少し
ずつ拡張するため、セルを分割して新しいセル・
サイズを導入するとき、高価で不便な操作が必要
とされた。この操作には新らしい基地局の構築、
無線の移動および無線の再調整操作が含まれる。
更に、セル分割操作の後、古いセル・アンテナ基
地局にはセル分割を行う前より少い無線しか必要
としない。これにより新らしいセル基地局に装備
し得る無線が生じることになるが、それだけでな
くその古いセル基地局では無線装置フレームおよ
びそれに付属の装置も長期間にわたり使用されな
いで放置されることになる。
1つのセルまたは1つのセル・アンテナ基地局
のアンテナ面がそれに標準的に割当てられたチヤ
ネルを使用し尽したとき、セル分割操作が開始さ
れる。幾つかのチヤネルを1時的または長時間に
わたつて密なトラフイツクのある領域で再割当て
することを許容するこにより、セル分割はある程
度延期することが出来る。いずれの場合でも、す
べてのチヤンネルが領域の中央におけるセルのグ
ループで使用されてしまうと、セル分割が必要と
なる。
本発明は標準サイズのセル・パターン中の夫々
のセルにサービスを提供するべくアンテナ基地局
の間に分配されているチヤネル・セツトに分割さ
れた周波数チヤネルのブロツクを有するセル状自
動車無線システムを提供するものであり、上記セ
ル・パターンはシステムのサービス・エリア内に
おいて少くとも部分的には再使用可能であり、少
くとも部分的には上記標準サイズの第1のセルと
同じ地理的領域内にある小さなサイズのセルにサ
ービスを提供するアンテナ基地局が設けられてお
り、上記小さなサイズのセルのアンテナ基地局に
は、上記パターン中において第2の標準サイズの
セル・アンテナ基地局に割当て得るチヤネル・セ
ツトと同じチヤネル・セツトが割当てられてお
り、上記第2の基地局は小さなサイズのセル基地
局から小さなサイズのセルのチヤネルの再使用距
離だけ隔つており、しからざれば小さなサイズの
セルの基地局の上記再使用距離内で使用されない
チヤネル・セツトが割当てられていることを特徴
としている。
本発明の図示の実施例においては、自動車のサ
ービス・エリア上の地理的に連続な大きなセル格
子およびその中に付加された地理的に不連続な小
さなセルの格子のにおいてデユアル・サービスが
提供されている。また大きなセル格子中の各々の
アンテナ基地局は、小さなセルの格子のアンテナ
がそこに要求される基地局と一致しており、上記
大きなセル基地局におけるトラフイツクのレベル
の要求により、その基地局における1つまたはそ
れ以上のチヤネルは小さなセル・モードで動作す
る。
本発明の1実施例においては、各々の大きなセ
ルのアンテナ基地局は、その基地局のあるチヤネ
ルが小さなセル・モードで動作していようといま
いと、また大きなセル基地局の近傍に小さなセル
のアンテナ基地局が設置されていようといまい
と、その基地局に標準として割当てられたチヤネ
ル・セツトを使用する。
設置された小さなセルの基地局が大きなセルの
基地局以外の場所にあるような実施例では、少く
とも1つのチヤネルがこの小さなセル基地局で使
用するよう割当てられており、そのチヤネルはま
た、大きなセル格子中において、3つの基地局す
べてを結ぶ直線に沿つて小さなセル基地局から等
距離にある2つの大きなセル格子に、同一チヤネ
ルとなるように割当てられる。
同一チヤネルの大きなセルの基地局が小さなセ
ルの基地局から小さなセルのチヤネルの再使用距
離だけ隔つているが本発明の後者の実施例の1つ
の特徴である。
その上に小さなセルが付加された大きなセル
は、小さなセルの少くとも1部に対して、元々の
大きなセルの動作を提供するべく、少くとも幾つ
かのチヤネルを継続使用することが出来、付加さ
れた小さなセルもまた小さなセルによりサービス
を受けることは本発明の更なる特徴である。更
に、このような大きなセル基地局はその異なるチ
ヤネルによつて大きなセルのサービスと小さなセ
ルのサービスの両者を提供し得る。
上述の大きなセルと小さなセルの共同動作によ
り、従来技術よりもより序々に新らしいセル基地
局を導入し得ることは更なる特徴である。このよ
うにして、サービス・エリアの小さな孤立した領
域中のサービスは互いに隣接しない不完全な小さ
なセルにより実行される。更に、大きなセルはあ
る制限の下で既存の基地局において小さなセルの
チヤネルを使用することが出来るから、新らしい
セル基地局の導入を延期することが出来る。これ
により、大きなセルのグループから小さなセルで
使用するべくチヤネルを取り除くことにより更に
別の大きなセルを分割しなければならなくなると
いう波及効果が減少する。
チヤネル割当てにおいて任意のセル基地局およ
びほとんどすべてのセルにおいて隣接チヤネル割
当ては回避され、1つのセル・アンテナ基地局に
おいて2つの方向性アンテナによりチヤネルを共
有することが許容されるのは他の特徴である。
大きなセル格子が、いわゆるセル分割操作にお
いて少くとも1つの小さなセル基地局を付加する
前および後においてサービス・エリアを地理的に
連続にカバーし、この操作において付加された新
らしい小さなセル基地局はそれがカバーする領域
中に付加的なサービスを提供し、かつこの領域
は、更なるトラフイツクの増大により最初に述べ
た基地局の近傍に更に小さなセル基地局を付加す
る必要が出て来るまで、小さなセル格子中におい
て地理的に不連続な状態に留まることは更なる特
徴である。
以下、本発明の好ましき実施例を添付図面を参
照して説明する。
本発明はセル状自動車無線システムを新らしく
設置する場合およびセル状自動車無線システムを
拡張する場合のセル分割操作のいずれにも適用し
得る。しかし、本実施例はセル分割の場合につい
て記述する。何故ならばセル分割を行うことの方
が多いし、より面倒な問題が生じるからである。
第1図において、複数個の自動車は、本発明が
有利に使用される大容量自動車無線システム中の
サービス・エリアのセルからセルへと動き回わる
ものとする。複数個の大きさのセルが存在する場
合のシステムの動作を理解得るよう、本システム
について概略的な説明を行う。唯一台の自動車1
0が第1図には示されており、かつこの自動車は
一般に六角形状のセル11中に位置している。こ
の自動車にある無線電話トランシーバ装置は、セ
ル11中の基地局12の如き1つまたはそれ以上
のアンテナ基地局の類似の装置と通信する。他の
アンテナ基地局13が他のセル16中に示されて
いる。各々のセル・アンテナ基地局は通信路18
によつてそのセル内の自動車ユニツトと自動車無
線交換台(MTSO)17の間の通信信号を中継
する。セル基地局とMTSO17間の通信路は、
セル基地局に設けられた各々の無線チヤネルに対
し、別個の音声回線、即ちトランクを有してい
る。通信路18はまたセル基地局とMTSOの間
に少くとも1つのデータ通信チヤネルを有してお
り、それによつて設けられたチヤネルに関してセ
ル基地局を大容量自動車無線システム・モードで
動作させるのに必要なデータ通信を提供してい
る。MTSO17はまた回線19により、固定加
入者電話器および種々の電話交換局を含む電話交
換網20に接続されている。第1図に示すシステ
ムの詳細は例えばエー・イー・ジヨエルの米国特
許第3663762号により知ることが出来るが、ここ
では本発明の適用および本発明の使用の仕方を明
らかにするのに必要な範囲でシステムの説明を行
う。
第1図の基地局12および13の如きセル・ア
ンテナ基地局は夫々のセルの中央に位置した全方
向性アンテナ基地局であるか、または例えば六角
形状セルの1つおきの頂点に置かれた複数個の方
向性アンテナ基地局より成る。更に、本発明を具
現する1つのシステムは全方向性セル基地局と方
向性セル基地局の両者を組合わせて有している。
これらのセル基地局装置は第1図の各セル中に一
般的に示された単一のセあ基地局により概念的に
示されている。第1図の各基地局には単一のアン
テナが示されているが、ここで考察の対象として
いる無線システムでは、各々の無線チヤネルは1
対の周波数の隔つたチヤネルであつて、別個の送
信および受信アンテナによつてデユプレツクス送
信および受信路を提供している。本発明の図示の
実施例においては各々の送信アンテナはその基地
局の32チヤネルまでの通信を実行することが出来
る。更に、あるシステムにおいてはダイバーシテ
イ受信を行うため、受信は空間的に隔つて設けら
れた1対の受信アンテナで実行されている。
セル基地局における対をなすダイバーシテイ受
信アンテナの各々は、方向性結合器、増幅器、電
力分割器および一群のチヤネル・プレセレクシヨ
ン・フイルタを通してチヤネル受信器に接続され
ている。2つのアンテナ・フイルタ出力群の各周
波数チヤネルの相応するプレセレクシヨン・フイ
ルタ出力はその周波数チヤネルに対する受信器の
異なるダイバーシテイ・チヤネル入力に加えられ
ている。同様に、各々の無線チヤネル送信器は、
電力増幅器および方向性結合器を通して空洞マル
チプレクサの入力に接続されている。この空洞マ
ルチプレクサは16の無線チヤネル信号を組合わ
せ、(2つのマルチプレクサ出力を)第2のコン
バイナおよび帯域通過フイルタを通して送信アン
テナに加える。この装置はここでは個別的には示
されていない。
ここで考察の対象としている型のセル状システ
ムにおいては、自動車がセル間を動くとき、ある
セルが提供しているチヤネルから、他のセルが提
供しているチヤネルへ、または同じセルが提供し
ているものではあるが他のセル基地局よりのチヤ
ネルへ何時ハンドオフすべきかを決定する必要が
ある。このため、種々のハンドオフ判定基準が当
業者において知られており、受信セル基地局から
の自動車の距離を指示するフエーズ・レインジン
グの使用、三角測量法の使用、および受信した信
号電界強度の使用等が用いられている。ここでは
説明の便宜上、受信信号の強度に基づくハンドオ
フ判定基準を採用するものと仮定する。この判定
基準が単一基地局の方向性アンテナに適用される
と、方向および信号レベルに関する情報が得られ
る。従つて、セル基地局は典型的な例ではロケー
シヨン受信器(図示せず)を有している。このロ
ケーシヨン受信器は、MTSO17からのコマン
ドにより、使用されている種々のセル基地局の受
信チヤネルの任意のチヤネルに同調可能であり、
自動車がシステルのセルのどこにあるかを決定す
るべくMTSOによつて使用される情報を提供す
る。
セル基地局はまた、該セル基地局によつて提供
されたチヤネルで自動車から受信された信号を該
チヤネルによりサービスを受けているセルの大き
さに相応する予め定められた閾値と比較する論理
装置を含んでおり、それによつてセル基地局は
MTSO17に対し何時受信した信号が予め定め
られた閾値以下に低下したかを通報し、それによ
りチヤネルのハンドオフが要求されていることを
示唆する。この論理回路はまたセル基地局の異な
る方向性アンテナ面でチヤネルを受信した結果を
比較し、特定のチヤネルを使用している。自動車
ユニツトが同じ基地局の異なるアンテナ面のチヤ
ネルでより良いサービスを受けられるかどうかを
決定する。典型的なセル基地局はまた次のような
装置(個別的には図示せず)を含んでいる。即
ち、電力供給装置、入り信号路18とのインター
フエイス回路、種々のセル基地局装置の動作を調
和させ、該基地局における限定された信号処理を
実行させるコントローラ、該コントローラにより
制御される保守およびテスト回路、固定通信路1
8を介してMTSO17に至るデータ通信部およ
び無線チヤネルを介してセル内の種々の自動車ユ
ニツトに至るデータ通信路を提供するデータ・モ
デムを含んでいる。
第1図のMTSO17は、種々のセル基地局の
夫々の無線チヤネル回路からの通信線路および電
話交換網20の残りの部分に延びている固定線路
との入出力端子を有する交換網を含んでいる。更
に、MTSO17は、通信接続を中断しないで1
つのセル基地局から他のセル基地局へ通信接続を
切換えるべくジヨエルの特許で述べられているデ
ユアル・アクセス・トランクを含んでいる。
MTSO17中にはまたセル基地局から受信され
たデータおよび交換網20から得られた監視信号
を処理し、通信接続の形成および解除の動作を制
御する中央処理装置が含まれている。この目的に
適した処理装置として、ジヨエルの特許で用いら
れており、ベル・システム・テクニカル・ジヤー
ナルの1964年9月号の幾つかの論文で詳細に記述
されているNo.1ESS(電子交換方式)がある。例
えば上記雑誌中のジエー・エー・ハール等による
“No.1ESS中央処理装置の構成”、頁1845―1922お
よびジエー・エー・ハール等による“No.1ESSス
トアド・プログラムの構成”頁1923―1959を参照
されたい。使用し得るより最近の処理装置として
は、アール・イー・スタツチラーによる“1Aプ
ロセサー交換用高速度プロセサ“、1972年インタ
ーナシヨナル・スイツチング・シンポジウム、頁
26―35に述べられているものがある。
MTSO17の処理装置には大きな処理能力お
よび種々のセル基地局からのデータを処理する大
きな記憶装置が備わつている。本発明と特に関連
することは、MTSO17の中央処理装置は、特
定の無線チヤネルによる自動車からの受信信号
が、そのセル基地局におけるそのチヤネルの特定
のセルの大きさによる動作モードに対する予め定
められた閾値レベル以下に低下したことを通報す
るセル基地局からのデータ信号を認知するという
ことである。その後、中央処理装置は上述のセル
基地局の近くにあるセル基地局をインタロゲート
し、インタロゲートされた基地局からの応答を調
べて、閾値レベル以下に信号レベルが低下したと
通報したセル基地局より良く自動車ユニツトの受
信を受信している最も適当な基地局を見い出す。
このような新らしく見い出されたセル基地局の空
きチヤネルを見い出し、通報を発した元の基地局
から新らしく見い出された基地局およびチヤネル
に通信接続を切換えるのが中央処理装置の次の仕
事である。またコマンドが対象の自動車ユニツト
に送信され、自動車ユニツトをして見い出された
空きチヤネルに切換えさせる。このようにあるセ
ル基地局から他の基地局へ制御を切換えることを
ハンドオフと呼ぶ。このような自動車の位置を決
め、ハンドオフする操作の過程において、
MTSO17は現在特定の自動車ユニツトにサー
ビススを提供しているセルの大きさおよび該自動
車ユニツトがハンドオフされる近隣のセルの大き
さを認知出来なければならない。
第2図は第1図と関連して示した型のセル状大
容量無線電話システムで有用な無線周波数群を示
す図である。種々の周波数は21個のチヤネル・セ
ツトに有利に分割されており、1セツト当り32チ
ヤネル有り、全体で672のデユプレツクス周波数
チヤネルを提供するものと仮定している。第2図
において各チヤネルは唯一つのチヤネル番号を有
しているが、実際にはデユプレツクス・チヤネル
の周波数の隔つた送信および受信周波数を表わし
ている。互いに周波数が隣接したチヤネルは、第
2図に示す逐次的なチヤネル番号で示されるよう
に、異なるが隣接したチヤネル・セツトに割当て
られている。このようにして、セツト21の第1
のチヤネルはセツト1の第2のチヤネルに隣接し
ており、類似のことが他のチヤネル・セツトに対
しても言える。同様に、セツト1のチヤネルは32
のチヤネル1,22,43,64………652を
含んでいる。
1つのセル内で、または1つのセル基地内で隣
接したチヤネルの使用が回避されているから、隣
接チヤネルは送信帯域において30KHz有利に離
れている。例えば第2図のチヤネルNo.1は、自動
車からセル基地局方向への送信に公称周波数
825.03MHzを、セル基地局からの信号の自動車
での受信に870.03MHzを使用している。それに
応じて、チヤネルNo.2は受送信方向に夫々
825.06MHzおよび870.06MHzを使用している。
同様に、チヤネルNo.22は送受信方向に夫々
825.660MHzおよび870.660MHzを使用してい
る。各セル・アンテナ基地局の少くとも1つのチ
ヤネルは自動車ユニツトとの通信接続を開始する
データ通信用セツト・アツプ・チヤネルとして使
用される。本発明は自動車のサービス・エリア内
のある種のセツト・アツプ・チヤネル格子に適用
し得るものではあるが、セツト・アツプ・チヤネ
ルの議論は本発明の理解に当つては不用である。
従来の方向性アンテナ・システム(これについ
ては第3図と関連して後で考察する)において
は、第2図の21のチヤネル・セツトは、1セル当
り3セツトを基本として通常繰返し使用される7
セル・パターンに割当てられる。方向性のあるシ
ステムでは六角形状セルはその1つおきの頂点に
アンテナ基地局を有している。そして7セルの再
使用パターンを考慮すると、各セル基地局には3
つのチヤネル・セツト、即ち96チヤネルが割当て
られている。これら3つのチヤネル・セツトは六
角形の共通の頂点でアンテナ基地局を共有する3
つの異なる六角形状セルの夫々の方向の基地局の
3つのアンテナ面に割当てられている。それに応
じて、3つの異なるアンテナ基地局の各々におい
て各々1つのアンテナ面によりサービスを受けて
いる各セルはこれらアンテナ面の各々に1つのチ
ヤネル・セツトを有している。通常1つのセルの
1つの頂点に割当てられているチヤネルは同じセ
ルの他の頂点で共通使用するべく入手し得るが、
チヤネルが両方の基地局において規則的に装備さ
れている場合には余分な無線を必要とするか、ま
たは各基地局が入手し得る共通チヤネルに調整さ
せることが出来、そしてそのチヤネルを必要とす
る基地局アンテナ面に切換え得る予備無線を有し
ている場合には、無線を異なるアンテナに調整さ
せて切換えることが必要とされる。このようなチ
ヤネルはまず電波干渉を生じるか否かを調べるま
では同一セル基地局によつてサービスを受ける隣
接セルでは使用することは出来ない。
従来技術の全方向性アンテナ・システム(これ
は12セルより成る再使用パターンを用いている)
では、チヤネルは12のセツトに分離され、1つの
セツトが各セルで使用される。あるいは、第2図
に示す21のチヤネル・セツトが1基地局当り1つ
のチヤネル・セツトを基本として12の全方向性基
地局の間で分配されても良い。しかし、アンテナ
の配置とは無関係に、特定のセル基地局に割り当
てられたチヤネル・セツトはトラフイツクの要求
にのみ応じて装備された夫々のチヤネルを有する
ことを理解されたい。
第1図および他の図において六角形状のセルが
示されているが、使用されているアンテナの型と
は無関係に、夫々のセルの境界は地形が平坦な場
合の理論的境界であることに注意されたい。実際
の動作時においては、これら境界の正確な位置と
か、これら境界に関しての自動車の正確な位置は
問題とはならない。境界は自動車の位置を考える
便宜のために示されているのであつて、自動車ユ
ニツトを、あるアンテナ面によつてサービスされ
ているチヤネルから、同一のアンテナ基地局また
は異なるアンテナ基地局の異なるアンテナ面によ
りサービスされているチヤネルに何時ハンドオフ
するかを決定のするのがシステムの最も重要な点
である。非一様な地形例えば大きなビルデイング
が存在すると実際のハンドオフはセルの境界以外
のところで生じ得る。実際のハンドオフは一般に
境界の近傍で生じるが、チヤネル・ハンドオフが
完了する前にそして通信接続が切れてしまうこと
なしに自動車が隣接セル中に深く侵入する場合が
あることは明らかである。事実、従来技術のある
システムはこのような前提の下で動作し、あるセ
ル中のアンテナからサービスを受けている自動車
がセルの半径またはそれ以上隣接セル中に侵入し
てもハンドオフされないことを許容したり、また
は逆に自動車がそれ自身の現在のセル内に尚存在
するにも拘らず隣接セル中のアンテナからの音声
接続のサービスを受けることを許容する。
第1図に示す型のセル状システムでは、ハンド
オフの決定と実行を出来るだけ早く行うことが有
利である。何故ならば、自動車ユニツトはしばし
ば高速度で移動し、通信の質は、自動車ユニツト
がサービスを提供しているセルから遠ざかるに従
つて急速に低下するからである。それに応じて、
自動車ユニツトが適当な新らしい基地局へハンド
オフされることなく、現在サービスを受けている
セル基地局から非常に遠くに来てしまうと、過度
の同一チヤネル干渉が生じる可能性がある。
すべての境界は地表に関して一様に方向付けら
れており、従つて異なる隣接地域の類似のセル状
システムは、人口およびトラフイツクの要求が年
と共に増大するに従つて、そのセルの辺を接合さ
せることが出来る。同様に、1方の基地局に割当
てられ、そして他方の基地局で再使用されている
チヤネル・セツトは夫々のセル基地局に関して同
じ地理的方向付けを有している。
チヤネル・セツトのある所定ののグループは予
め定められたセル・パターン中のある所定のセ
ル・グループ内の予め定められた分配パターンに
1度割当てられる。このチヤネル・セツトの同じ
グループは任意の所定の初期セル・パターンを取
り囲む同様なセル・パターン中の類似の分配パタ
ーンで有利に再使用される。この再使用能力は、
セル基地局および自動車ユニツトにおいて受信さ
れる所望のチヤネルにおける伝送電力は、ほとん
どの場合音声チヤネルの劣化を妨げるため同一チ
ヤネル干渉より充分大きな値に保たれるという事
実から生じるものである。干渉は受信器から距離
が隔たれば隔るほど減少するから、最小の再使用
距離はセル半径の何倍という形で通常表わされ
る。本発明と関連して以下で述べる7セル・パタ
ーンの場合、再使用距離は4.6セル半径である。
第3〜6図は典型的な従来技術に従うチヤネル
割当て法およびそこで使用されるセル分割法を示
す図である。第3図は各セルの1つおきの頂点に
置かれた方向性アンテナを用いるセル状システム
を示す。上記頂点の各々における黒丸は、その頂
点を境界の交差点として共有する3つの六角形状
セルによつて共有されるセル・アンテナ基地局を
表わし、各々の基地局はこれら3つのセルに向け
られた3つの方向性アンテナを有している。この
システムは、第2図の21のチヤネル・セツトを使
用する7セル・グループの繰返しパターンより成
つている。従つて第3図において、各アンテナに
は、基地局を表わす黒丸の所に示されたセツト番
号に相応する1つのチヤネル・セツトが割当てら
れており、従つて全体としては各セル基地局には
3つのチヤネル・セツトが割当てられている。
“A”と名付けられたセルには3つのチヤネル・
セツト1,8,15が割当てられていた。セルB
にはセツト2,9,16が、そしてセルC〜Gに
は同様に等しい間隔を有する3つのセツトの組が
割当てられており、7つのセルA〜Gで21のセツ
トすべてが使用されている。このように等間隔で
選択される3つのセツトの組(即ち再使用される
セル・パターンのセル数、ここでは7に等しいセ
ツト数だけ隔つたチヤネル・セツトの組)を1つ
のセル内で使用することにより、従来技術のセル
分割法は以下で述べるように容易に実行すること
が出来た。任意の3つのセツトの組において、異
なるセツト中のチヤネルは互いに少くとも7チヤ
ネル隔つており、同一セツト内の相続くチヤネル
は21チヤネル隔つている。
セルA〜Gに割当てられたチヤネル・セツトは
7つのセルより成る周囲を取り囲む6つのグルー
プで再使用されている。これら6つのグループを
表わすためセルを表わすアルフアベツトの肩にロ
ーマ数字が記されている。チヤネル・セツトは、
繰返しパターンのセルのグループに対し、同一チ
ヤネル・セツトを使用するセル間の間隔が4.6セ
ル半径となるよう、そしてまた隣接チヤネル干渉
の問題を回避するような仕方で分配されている。
典型的なセル半径Rおよびチヤネル再使用距離D
を、第3図のセルの大きさの場合について、同図
に示してある。
隣接チヤネルは第3図の同一セル基地局、また
は同一セルの他の頂点には割当てられていない。
このように隣接チヤネルを分離する割当て法を用
いることにより隣接チヤネル干渉の問題が減少
し、チヤネル間隔を密にすることが出来る。公式
にはある1つのセルの1つの頂点に割当てられて
いる幾つかのチヤネルが、先に述べた如く大きな
トラフイツク負荷に応じるため、そのセルの他の
1つの頂点で使用される場合がある。例えばセル
Eにおいて、セツト5(これは公式にはセルの下
側の頂点に割当てられている)からの幾つかのチ
ヤネルがこのセルの上側の頂点で使用される場合
がある。しかし、これらのチヤネルを右側の頂点
で使用すると、この基地局ではセツト4および5
が使用されることになるので隣接チヤネル干渉が
生じる可能性がある。
第4図には第3図と同じ例が示されているが、
第4図のセル基地局の所に記されている数字は、
セルが分割される前に各アンテナに備されている
チヤネル数である。(第3図ではチヤネル・セツ
ト番号であつた。)セルA〜Gの各々は96チヤネ
ルが装備されており、従つてすべてのチヤネルが
これら7つのセルで使用されている。これによ
り、ここで仮定した等しいトラフイツク負荷(こ
の仮定により従来技術のセル分割およびその問題
点の記述が容易となる)の場合7つのセルで飽和
してしまうことになる。実際には、不均一なトラ
フイツク負荷がかかり、例えばセルAが最もトラ
フイツクが大きく、21のチヤネル・セツトすべて
が7つのセル・グループで全部使用され尽される
まで、セルB〜Gから使用されていないチヤネル
を借りるということが起る。この操作により従来
技術による面倒なセル分割は出来るだけ延ばされ
た。セルA〜Gの周囲の隣接セル・リングにおい
ては、各セル、例えばE〓は54チヤネルを使用し
ている。そしてこのリングより外のセルは各々30
チヤネルを使用している。
第5図においては、システムは多少成長してお
り、セルA〜Gを小さなセルで置き換えることに
より分割が行なわれている。新らしい小さなセル
は小文字で示されており、第3図と場合と同じよ
うに、中央のセル・グループの周りのセル・グル
ープを指示するため肩にローマ数字が記されてい
る。大セル基地局は大きな黒丸で、小セル基地局
は小さな黒丸で示されている。このセル分割法に
おいては、第5図のセルa〜gと第3図のセルA
〜Gを比較することにより、セル・パターンは縮
小されていることが分る。即ち小さなセルに対す
るチヤネル割当ては大きなセル・パターンに対す
る割当て法を単に縮小させることにより一般に得
られる。このようにして、第5図の小さなセルa
はチヤネル・セツト1,8,15が割当てられて
おり、セルbはセツト2,9,16が割り当てら
れている。等々。
第6図は、典型的な従来技術のセル分割の場合
に対し第5図の各アンテナにおいて割当てられた
チヤネル・セツト中に装備されたチヤネル数を表
わす。第7図は、同じセツト割当てを有する大き
なセルと小さなセルの間、および大きなセルの再
使用距離内における同一チヤネル干渉を避けるた
め、夫々のチヤネル・セツトのチヤネルを第6図
に示すようにどのように大きなセルと小さなセル
に分割すべきかを示す図である。1セツト当り11
チヤネルが小さなセルに対し要求されており、従
つて各々の大きなセル・アンテナに対しては21残
されている。従つて小さなセルbはチヤネル・セ
ツト2,9および16の各々から11チヤネルを使
用し、これらセツトの各々から残りの21チヤネル
が大きなBセルで使用出来る。セルB〓およびB
〓の各々は第6図の例において、各々の頂点でこ
れらチヤネルの内21チヤネルを使用する。
第6および7図から分るように、トラフイツク
が更に増大し、小さなセルの各々のアンテナ面で
図示の11チヤネルより多い12チヤネルにしたい場
合には更なる分割および再調整が必要となる。こ
のようにして、小さなセルで要求されるチヤネル
が増大すると第7図に示す小さなセルと大きなセ
ルのチヤネルを分離する水平線は一段、下降し、
各々の近傍の大きなセル・アンテナで使用し得る
チヤネルは21から20に減少する。しかし、このよ
うなトラフイツクの増大が生じた場合には大きな
セルの近隣リング中の大きなセル(例えば第6図
のセルE〓,F〓,G〓等)の各アンテナでは22
のチヤネルが必要とされるが、20チヤネルしか入
手出来ないから、これらのセルもまた分割しなけ
ればならない。即ち、トラフイツクの増大により
新らしく形成された小さなセルが更にチヤネルを
要求する場合には、更なる分割要求が放射状に急
速に波及することになる。
第5および第6図から分るように、セル分割操
作を行う場合、大きなセルの格子中の置き換えら
れたセルにサービスを提供していたセル基地局
(即ち、大きな黒丸で示されたセル基地局)は小
さなセル基地局としてサービスを継続するか、ま
たは少くとも1つのアンテナ面は小さなセルにサ
ービスを提供することになる。このような基地局
およびアンテナ面においては、大きなセルとして
の動作は中止される。これら基地局のアンテナ面
の各々はセル分割が行なわれる前には32チヤネル
が装備されていた(第4図参照)が、セル分割後
は11チヤネルのみを使用する(第6図参照)。大
きな基地局で必要とされない無線チヤネルは、新
らしい小さな基地局にチヤネルを装備することを
援助するべく移動させ得る。大きなセル基地局の
アンテナ面が最終的に32チヤネルの無線を必要と
するようになる場合には、セルの分割後、これら
無線チヤネルは長期間にわたつて装備はされてい
るが使用されない状態に留まることになる。更
に、これら基地局のアンテナ面の1つを除いた残
りすべてが、セル分割後には異なるチヤネル・セ
ツトを使用し、それによつてサービス状態に留ま
る11の無線チヤネルを新らしいチヤネルに切換え
なければならない。無線チヤネルを移動し、切換
えることはサービスを大幅に阻害することにな
る。何故ならば置き換えられた大きなセルはトラ
フイツクに対しサービスを提供しないからであ
る。最後に、第5および6図の構成は、第3およ
び4図の構成より約10%の容量増大を達成し、そ
のために21の新らしいセル基地局を使用している
ことが分る。
第8〜12図に示すシステムの拡張は本発明に
従うセル分割法を用いている。第8図はセル分割
前のシステムを示している。説明の便宜上、図示
の基地局にはS1〜S29までの記号が付してあ
る。これは第3および4図に示すセルの構成と同
一であるが、次の点で異つている。即ち、配列中
の7つおきのチヤネル(例えば1,8,15)を
用いる等間隔を有するチヤネル・セツトの3つの
組はセルとではなく、セル基地局と関連してい
る。第8図のセルAはチヤネル・セツト1,1
4,16を使用しているが、セル基地局S1は等
間隔の3つのチヤネル・セツト1,8および15
を使用している。
ある1つのセルの1つの頂点で使用されている
チヤネルは同じセルの他の頂点では共通使用され
ないが、同じセル基地局の他のアンテナによつて
は有利に共通使用される。この共通使用は第8図
の矢印で示されており、以下で更に詳細に述べ
る。例えば基地局S7において、セルBのチヤネ
ル・セツト7はセルAで共通使用され得る。これ
により、セルAでトラフイツクが増大した場合、
基地局S7における1つの指向性アンテナから同
一基地局の他のアンテナへ無線チヤネルを切換え
ることにより対処できる。この無線の再調整は不
要である。概念的には、チヤネル・セツトは、7
つのセル毎の2つの頂点で再使用される代りに、
7つのセル基地局毎の2つの方向で再使用されて
いる。いずれの方法も同一チヤネル干渉を抑圧す
るという面では等価であるが、1つのセル・アン
テナ基地局間でチヤネルを共通使用するというこ
の方法では、1つの基地局の無線を再調整した
り、余分な無線チヤネルを要求したりすることな
しに共通使用することが出来る。従来技術にあつ
ては、あるセル基地局の他のアンテナ面に切換え
られた無線は、そのアンテナ面でサービスを受け
ている隣接セル中で許容されているチヤネルに再
調整されねばならない。何故ならば、第3図に示
す如く、従来技術にあつては1つのセルの頂点間
で共通使用を行つており、従つて大きな同一チャ
ネル干渉および隣接チヤネル干渉を生じさせるこ
となしに1つの基地局内で共通使用することは出
来なかつたからである。
第8図の再使用セル・パターンの7つのセル基
地局にチヤネル・セツトの3つの組を7つ使用す
ることにより隣接チヤネル干渉もまた最小とな
る。セル基地局における図示の如き共通使用を用
いることにより、セル基地局間でチヤネルを共通
使用することはない。従つて隣接チヤネルは同一
セル基地局で使用されることは絶対にない。一般
に、同一セルの2つの頂点が共に隣接セルから切
換えられた無線を使用しているときのみ、同一セ
ルの2つの頂点で隣接チヤネルが使用される。こ
のような場合の例として、セルAが基地局S1に
おいてセツト8からの隣接の共通チヤネルと基地
局S7においてセツト7からの隣接の共通チヤネ
ルを使用する場合がある。しかしこのようなこと
が生じるのは、そのセルの両方の頂点が過負荷状
態のときに限られるから、このような事態の生じ
る確率は低い。即ち、このような型の共通使用が
用いられている場合には、呼の約85%はその公式
に割当てられた頂点におけるチヤネルで取扱わ
れ、約15%が隣接セルから切換えられたチヤネル
で取扱われることを示し得る。従つて、同一セル
内の2人のユーザーが隣接チヤネルでサービスを
受ける可能性は、各ユーザーが共に使用される可
能性の少いチヤネルを使用している場合に生じ、
その確率は(0.15)2のオーダである。但し、セツ
ト2からのチヤネルがセルDで使用される場合に
はセルDに公式に割り当てられたセツト3からの
チヤネルと隣接することになるが、これは例外で
ある。システムで取扱われるすべての呼につい
て、どの呼も同じ基地局で使用されているチヤネ
クに隣接したチヤネルは使用しないが、約2%の
呼のみが同じセルで使用されているチヤネルに隣
接したチヤネルを使用する可能性がある。その結
果、隣接チヤネル干渉の確率は減少し、フイルタ
による除去をそれ程必要としなくなるので、チヤ
ネルのスペクトル間隔をより密に、即ち30KHz
間隔とすることが出来る。
第8図の構成は、第4図に示したと同じよう
に、各々のアンテナには同数のチヤネルが装備さ
れているものと仮定している。セルA〜Gにサー
ビスを提供する21のチヤネル・セツトの各々で32
のチヤネルが使用されているから、更にシステム
を拡張する場合にはセルの分割が必要となる。第
5および6図に示すシステムの容量と同じ容量を
達成し、かつ本発明の原理を使用するセル分割が
第9および10図に示されている。これらの図は
わずか9つの新らしいセル基地局S30〜S38
を付加すれば良いことを示している。第9図は割
当てられるチヤネル・セツトを示し、第10図は
各々のアンテナに装備される上記セツトのチヤネ
ル数を示している。
第3〜7図に示す例は、セル分割の記述を容易
にするため一様なトラフイツク負荷を仮定してい
ることは既に述べた。第8〜10図に関しても同
じような仮定をしているが、以下の記述から分る
ように第9および10図の新らしいセル分割法は
極めて便利であり、例えば単一のセル基地局アン
テナ面が飽和してしまつた場合のように、低いレ
ベルでチヤネルが飽和、あるいは飽和に近い状態
になつたときにその時点で新らしくセル分割を行
うことが出来る。更に、新らしいセル分割法は、
次の様な意味でモジユール的であると言える。即
ち、チヤネル・セツトは従来技術の場合のように
大きなセル基地局から移割されるのではなく新ら
しいセル・アンテナ基地局で再使用されるから、
変更はシステムの1ケ所だけで行なわれ、他の個
所には大きな影響を与えないという意味でモジユ
ール的である。その結果、本発明を適用すると、
セル分割はシステムをほんのわずかに拡大するこ
と、例えば1つの小さなセル基地局を付加するこ
とにより有利に開始される。単一の基地局を付加
することはシステムの拡張における最小の実行階
程ではあるが、本発明の基本的なセル分割法は分
割すべきセルの数とは独立に使用することが出来
る。
第9図の新らしいセル基地局S30〜S38は
第5および6図の新らしいセル基地局の内の9つ
と同じ場所にある。各々の新らしい小さなセル基
地局は大きなセル格子上の2つの同一チヤネル基
地局の中間にあり、これら大きなセル格子上の2
つの同一チヤネル基地局は新らしい基地局から小
さなセルの再使用距離だけ隔つている。例えば新
らしいセル基地局S38はチヤネル・セツト3,
10および17を使用しており、やはりチヤネ
ル・セツト3,10および17を使用している同
一チヤネルの大きなセル基地局であるS17およ
びS27(これらは基地局S38とは小さなセル
の再使用距離だけ隔つている)間を結ぶ直線の中
央にある。第10図の新らしい基地局S38に対
するチヤネル・セツトの割当ては2つの大きなセ
ル基地局S17およびS27で用いられているの
と同じ割当てとすべきである。このようにして、
トラフイツクが増大し、システムが拡張される場
合には、基地局S17およびS27における少く
とも幾つかのチヤネルは、以下で述べるように小
さなセル・モードで動作し、従つてこれら基地局
が小さなセルの格子の実動部分となつても、それ
に割当てられたチヤネル・セツトは3,10およ
び17のままであり、再調整は不要である。
第11図は、小さなセル格子基地局が完全に設
置された後における第9および10図の中央部分
を拡大して示す図であり、チヤネル・セツトは上
述の規則に従つて小さなセル基地局に割当てられ
ている。第11図の大きなセル基地局S1〜S7
は、大きなセルのときに有していたチヤネル割当
てまたは共通使用規則に何らの変更を生じること
なしに保存されている。現在基地局S1を取り囲
んでいる6つの最も近い小さなセル基地局を、第
8図の大きなセル格子の中で基地局S1を取り囲
んでいた6つの最も近い大きなセル基地局と比べ
ると、大きなセルのチヤネル割当てパターンを反
時計方向に120゜回転させると小さなセルのパタ
ーンが得られることが分る。このような回転は
各々の大きなセルの基地局の周りで生じているこ
とが分る。任意の小さなセルに割当てられる3つ
のセツトのグループは任意の大きなセルに割当て
られたグループとは異つている。第9図におい
て、例えばセルAはセツト1,14,16を用い
ていたが、第11図ではこれらのセツトは3つの
異なる小さなセル中にある。別の言い方をする
と、1つの大きなセル内に完全に包含され、その
大きなセルと共通の第3のセル基地局を共有する
任意の小さなセルの2つの基地局における割当て
はその大きなセルの相応する2つの頂点における
チヤネル割当てとは異つている。既に述べた同一
チヤネルの分離規則はしかしながら保存されてお
り、先に指摘した隣接チヤネルの配置を回避する
こともまた新らしいセルにおいて達成されてい
る。第11図に示す最小のセルの半径の1/2のセ
ルに再びセル分割を行うと、各々の古いセル基地
局を取り囲む新らしい基地局における割当ては更
に120゜回転されるが、所望の同一チヤネルおよ
び隣接チヤネルの分離は再び保存され、古い基地
局での再調整は不用である。更に半径1/2とする
第3次のセル分割を行うと、更に120゜回転し、
第8図の初めのチヤネル割当てパターンに戻る。
このようにして、このチヤネル割当て規則を用い
ると、任意の回数のセル分割により所望の結果が
得られ、しかもいずれのチヤネルも再調整を行う
必要はない。同一チヤネル干渉は、各チヤネルが
その中で動作するセルの大きさに適合するように
夫々のチヤネルの動作モードを適当に選択するこ
とにより回避される。
第9および10図を見ると、セル基地局S38
においては、3つのチヤネル・セツト3,10お
よび17(第9図)の各々から3つのチヤネルが
装備されていることが分る(第10図参照)。こ
れらのチヤネルはセル基地局S38において小さ
なセル・モードで使用されている。即ちこれらの
チヤネルは小さなセルに属する基地局S38の多
分近傍にいることを指示するより高い信号レベル
を有する自動車に対して使用されている。同一チ
ヤネル干渉を防ぐため、これら9つのチヤネルの
内のいずれかが同一チヤネルを使用する大きなセ
ル基地局S17またはS27でも装備されている
場合には、それらのチヤネルはまた上記の大きな
セル基地局においても小さなセル・モードで使用
されなければならない。実際には、このことは単
に次のようなことを意味する。即ちこれら大きな
セル基地局における小さなセル・モード・チヤネ
ルはそのセル基地局の近傍にある自動車に対して
のみ主として使用されるが、大きなセル・モード
に留まるチヤネルはその基地局でサービスを受け
ている任意の呼びに対して使用され得る。このよ
うにして基地局のトラフイツク取扱い容量はその
チヤネル間で再分配されるが、減少はしない。
第10図において、例えばセル基地局S17の
南東面(右下方向)のアンテナにはセル分割の前
にセツト10の32チヤネルすべてが装備されてい
る。29のチヤネルは大きなセル・モードで動作
し、3チヤネルは現在小さなセル・モードで(即
ちアンテナのところの数字“29+3”で示すよう
に、測定された信号レベルが充分大きな自動車に
対して)使用されている。同様なことが他の大き
なカル基地局にも示されている。ここで基地局S
17においてはチヤネル割当てのためにハードウ
アの変更は不要であることに注意されたい。セル
分割の前に装備されていたと同じ32のチヤネルが
そのまま留まり、同じアンテナを使用している。
位置決めおよびハンドオフ操作において、セル基
地局およびMTSOが適用する3つの小さなセ
ル・モード・チヤネルを使用する判定基準のみが
修正される。
従来行なわれてきたいずれのセル分割において
も、新らしいセルの大きさはセルの隣接したブロ
ツクに導入され、トラフイツクの要求を満すまで
放射状の拡張された。そしてこの領域では大きな
セルは置き換えられ(即ち最早動作せられな
い)、新らしい小さなセルがシステムのその部分
からのトラフイツク要求を満すように装備され
た。本発明の方法では、大きなセルはシステム中
の他の大きなセルとチヤネル再使用モードで共同
動作を継続する。そして可能な限り、大きなセル
はシステムのその領域で生じるトラフイツクに対
してサービスを提供する。大きなセルは地理的に
連続したサービスを提供するから、新らしい基地
局は大きなセル格子に対する補助手段として使用
される。小さなセルは必ずしも完全ではないし、
互いに隣接もしていない。そして小さなセルは
元々各々の新らしい小さなセル基地局の領域中の
トラフイツクのほんの一部を取扱うよう設計され
ている。第9図において、中央の大きなセルの内
6つはそこに付加された小さなセルによつてほん
の1部分サービスを受けているにすぎず(即ち基
地局はほんの1部しか装備されていない)、従つ
て互いに隣接していない。これら新らしい小さな
セル基地局によつてカバーされていない領域での
サービスは古い大きなセル基地局によつて提供さ
れる。そして小さなセル・モードのチヤネルによ
つてサービスを提供され得るトラフイツクであつ
ても、このモードの小量のチヤネルがすべて使用
中の場合には、このトラフイツクはオーバフロー
となつて、同じ領域にサービスを提供している大
きなセルのチヤネルで処理される。
小さなセルの隣接格子は本発明にあつては必要
ではないから、より少数の新らしい基地局しか要
求されない。第9図において、図示の9つの新ら
しい小さなセル基地局は、もしこれらの新らしい
基地局が設けられなかつた場合には古い大きなセ
ル基地局で取扱われたトラフイツクの1部にサー
ビスを提供する。これにより第5図に示す21の新
らしい基地局を用いたと同じ程度のシステムの容
量が拡張される。大きなセルは、第9および10
図の分割された領域中のトラフイツクのほとんど
に対しサービスの提供を継続するから、第6図で
要求されたよりより少いチヤネルが新らしい小さ
なセル基地局で要求される。第10図に示す例で
は、7つの中央のセルの各々で29チヤネルが尚大
きなセルのために利用でき、従つて大きなセルの
次なるリング、即ちセルF〓,B〓等に対し充分
な付加容量が残されている。このような大きなセ
ルの次なるリングは、第7図と関連して述べたよ
うに第6図の従来技術のシステムにおいては次に
分割されるものであつたことを相起されたい。
第10図の古い大きなセル基地局はすべてセル
分割の前に装備されていたすべてのチヤネルの使
用を継続するから、これらセル基地局から装置が
取り除かれることは無い。古い大きなセル基地局
は大多数のチヤネルを使用し続けるから、そのト
ランク使用効率はセル分割によつて低下すること
はない。同様に、新らしい小さなセル基地局では
閉塞されたトラフイツクは古い基地局にオーバフ
ローすることが許容されているから、システムの
全体としてのトランク効率は高い。更にシステム
を拡張するには9つの新らしい基地局において各
セツトから更にチヤネルを装備し、これらチヤネ
ルを大きなセルの再使用距離内でまた使用してい
る古い大きなセルの同一チヤネル基地局で小さな
セル・モードにこれらチヤネルを切換えれば良
い。あるいは、最初の9つの新らしい基地局と同
じように1セツト当り3チヤネルを使用する新ら
しい小さなセル基地局を更に追加しても良い。実
際には両方の方法が使用される。最終的には第1
1図に示すすべての新らしい小さなセル基地局が
設備され、基地局の数という意味で完全な小さな
セルの格子が第11図に示す領域に存在すること
になる。セル分割の過程はセル基地局および無線
を序々にそして連続的に付加する過程となり、再
調整、再構成、および装置の取り除きは不要とな
つた。
第10図の小さなセル基地局では、従来技術に
比べてより少ないチヤネルが使用されており、大
きなセルの次なるリング(F〓,B〓等)は最早
更なるセル分割の対象では無いことに注意された
い。第10図において、このリングにおいて1セ
ツト当り29の大きなセルのチヤネル(実際には20
チヤネルだけしか装備されていない。)が尚利用
できる。これを(第7図の表に示すように)第6
図の1セツト当り21チヤネルと比較されたい。第
10図でシステムの拡張が進むと、付加された小
さなセルで1セツト当り更に多くのチヤネルが使
用され、この付加された小さなセルの存在する領
域より外の大きなセルの上で述べた次なるリング
に対しては大きなセルのチヤネルは減少すること
になる。しかし、これら大きなセルもまた成長
し、更に多くのチヤネルを要求する。次第に利用
し得る大きなセルのチヤネルは大きなセルの次な
るリングでの要求に応えられなくなる。このよう
な事態は、例えばセルF〓にサービスを提供して
いる各々の基地局のアンテナ面で26のチヤネルが
要求され、次なるリング内の付加された小さなセ
ルで1セツト当り7チヤネルが要求されるような
場合に生じる。この場合全体で33チヤネルとなる
が、各セツトには32チヤネルしかないから、何ら
かの手を打たなければならない。従来技術にあつ
ては、小さなセルが付加された領域の周りのセル
(F〓等)の上述の次なるリングは分割する必要
があつたが、本発明においては、この時点では新
らしいセル基地局は付加されない。その代りに、
そのリングで未だ使用されていない32―26―6チ
ヤネルのグループから小さなセルのチヤネルがセ
ルF〓,B〓等の頂点で付加され、適度に高い信
号レベルを有する呼に対して小さなセル・モード
で使用される。これらのセルは新らしいセル基地
局を必要とするまでに各々全体として96チヤネル
を使用し得る。一般に、(a)1アンテナ基地当り全
体として32チヤネルが既存のセル基地局に設備さ
れるか、または(b)これら基地局に付加される小さ
なセルのチヤネルが適度に高い信号レベルを有す
るすべての可能性のある呼にサービスを提供する
まで、新らしい基地局を設けることなしに更にシ
ステムを拡張させ得る。次第に新らしい基地局を
付加しなければならなくなるが、大きなシステム
容量が達成されるまで新らしい基地局の付加を延
期することは経済性の観点から望ましい目標であ
る。
第9図〜11図に示すセル分割技法は、セル基
地局無線の再調整を必要としないから、同一チヤ
ネルのセル基地局の中間地点がセル分割を行う前
に占有されていないような(即ち、2つの同一チ
ヤネルの大きなセル基地局の中間に大きなセル基
地局がないような)ある種のセル格子に対しては
有効である。この場合、セル分割時にこの地点に
新らしい基地局が構築され、同一チヤネル再使用
問題を生じることなく上記2つの大きなセル基地
局と同じチヤネルが割当てられる。このようなセ
ル格子は3,7,9,13,19……セルの繰返
しパターンを有する六角形状セルを含むが、必ず
しもそれに限定されるものではない。これらのパ
ターンは隣接チヤネルを分離する能力が異つてい
る。
しかし、使用されているパターンや公式のセル
の形状とは無関係に、システムを拡張した場合の
デユアル・セル・サイズ・サービスや、適当に割
当てられたチヤネルをセル基地局で制限付きチヤ
ネル共通使用を行うことのようなここで考えてい
る他の概念が、セル状のシステム動作および拡張
を容易に実行するのに有用である。例えば、分割
時に再調整を必要とするようなシステムでは、
元々ある大きなセル動作は選択されたチヤネルを
再調整している間トラフイツクの処理を継続する
から、再調整は序々に行うことが出来る。この場
合、新らしいセル基地局を始動させると同時に干
渉を及ぼすと考えられる古い基地局のチヤネルが
停止される。このとき、システムはセル分割を行
う前と同程度、またはそれ以上のトラフイツクを
処理することが出来る。次にそれまで停止されて
いた無線を序々に再調整し、起動することにより
トラフイツク処理容量を更に増大させることが出
来る。いつの時点においても、無線のカバー領域
は地理的に連続であり、システム容量は減少する
ことは絶対にない。
第12図は典型的な自動車ユニツトの位置とハ
ンドオフ状況を示す図であり、第10図に示す如
く小さなセル・サイズに対する単一の付加された
セル基地局S37を有する1つの大きなセル(即
ち第8図のセルG)を示すセル格子の1部を拡大
した図である。大きなセル基地局の各々において
は29チヤネルが大きなセル・モードで使用されて
おり、3チヤネルが小さなセル・モードで使用さ
れている。新らしい基地局には各基地局アンテナ
面当り3チヤネル、計9チヤネルが小さなセル・
モードで装備されている。測定された信号レベル
に基づいて、自動車ユニツト10は、セル基地局
S6の3つの小さなセルのチヤネルの内の1つに
割当てられている。自動車ユニツトが矢印44で
示される経路を進行するとき、基地局S6で測定
が行なわれ、受信された信号レベルが小さなセ
ル・モードと関連する閾値を超え続けていること
を検出する。例えば、自動車ユニツトが基地局S
6の小さなセルのチヤネルに対する理論的カバー
領域の境界に沿つて点Xに達したとき、この信号
レベルが所望の閾値以下になるものと仮定する。
ここで、この時点までは自動車ユニツトの信号レ
ベルの測定にはセル基地局S6のみが関与してお
り、この閾値以下に信号レベルが低下すること
は、S37の如き小さなセル基地局が存在しても
しなくてもそれに関係なく点Xで生じることに注
意されたい。
基地局S6で小さなセルの信号レベルが閾値以
下に下つたことが検出されると、次の状態には幾
つかの可能性がある。信号レベルが大きなセルの
信号レベルの閾値(これは小さなセルの半径の約
2倍までの自動車ユニツトを包含するよう約
12db低い)を超している場合には、この呼は同
じセル基地局S6にある大きなセルのチヤネルに
ハンドオフされる。あるいは、MTSOの要求に
より収集された信号強度に関するデータに基づい
て、自動車ユニツトは小さなセル基地局S37に
ハンドオフされる場合もある。信号の強度は大幅
に変動する可能性があるから、サービスを提供す
るのに最も適したチヤネルが基地局S17または
S7の大きなセル・チヤネルであるような場合も
ある。呼は異なるセル・サイズの間で自由にやり
とりされ得るから、付加された小さなセルの格子
中でカバー領域の連続性は要求されない。
第13図は自動車ユニツトの位置決めおよびハ
ンドオフを実行するMTSO17内に含まれる中
央処理装置の処理過程の流れ図である。この処理
過程は、各々の領域内にただ1つのサービス・モ
ードを有する複数個のセル・サイズより成るシス
テムに対する周知の位置決めおよびハンドオフ手
法を、サービス・エリアの少くとも一部において
デユアル・モード・サービスを行う本発明のシス
テムに適用する仕方を示している。このようにし
て、複数個のセル格子が共通の領域(例えば第1
2図の如き領域)にサービスを提供するシステム
において、1つのチヤネルから他のチヤネルにハ
ンドオフが実行される。各々のセル格子は、アン
テナ基地局で受信された自動車ユニツトの信号の
無線周波電力を表わす共通の信号特性判定基準に
対し異なる閾値モードで動作する。第13図の方
法の目的は、最悪の信号対干渉雑音比基準よりは
良いがより大きな干渉が予想されるような場合、
システムとして最低の信号対干渉雑音比に対する
要求を満すのに必要な信号電力よりより大きな受
信信号電力を自動車ユニツトに許容することにあ
る。そのようなシステムの1つは第9〜12図に
従つて構成され、この場合には同じ領域に共同し
てサービスを提供する付加された小さなセルと
元々の大きなセルが存在する。
第13図に示す過程は主としてMTSOの中央
処理装置で実行されるが、その内の1部は、自動
車ユニツトとの通信接続を取扱つている(あるい
は取扱う可能性のある)特定のセル・アンテナ基
地局で有利に実行され得る。第13図はまたチヤ
ネル共通利用装置(これについては既に述べた
が、以下で詳細する)が使用されているものと仮
定している。このような装置において、1次チヤ
ネル(サーバー)とは、その公式に割当てられた
位置で自動車ユニツトにサービスを提供するべく
使用されているチヤネル(例えば第8図および第
11図示すセツト番号に従うチヤネル)であり、
2次チヤネル(サーバー)とは同じアンテナ基地
局の隣接アンテナ面において共通に使用されるチ
ヤネル(例えば、第8および11図に示す矢印に
従うチヤネル)である。
第13図の処理過程はシステムによる自動車ユ
ニツトの位置に対する周期的なチエツクにより開
始される。MTSO中の中央処理装置は、自動車
ユニツトを識別するデータおよびその自動車ユニ
ツトをサービスするべく最も近い時点に割当てら
れた特定の無線およびセル基地局アンテナの識別
標に関するデータを有している。処理装置の最初
の階程は、対象とする自動車ユニツトにサービス
を提供しているアンテナ面のチヤネルが大きなセ
ル・モードで動作しているのか小さなセル・モー
ドで動作しているのかを決定することである。こ
の決定は例えばメモリの内容は調べるか、または
このとき自動車ユニツトにサービスを提供してい
る特定の無線チヤネルを識別する予め定められた
ビツトの状態をチエツクすることにより実行し得
る。サービスを提供しているチヤネルが大きなセ
ル・モードで動作している場合には、自動車ユニ
ツトからの受信信号(S)は、予め定められた大
きなセルの信号レベルの閾値(ThL)より大きい
かどうかチエツクされる。この階程は第13図の
過程の肝要な部分として図示されているが、これ
周知の論理回路(これについては個別的には図示
しないが、サービスを提供しているセル基地局に
設けられている)によつて有利に実行される。信
号Sが閾値より大きい場合には、位置決定過程は
終了する。しかし、信号Sが閾値より大きくない
場合には、自動車ユニツト、サービスを提供して
いるセル基地局アンテナおよび無線チヤネルを識
別するデータおよび装置は閾値またはそれ以下で
動作しているという事実を知らせるデータ・メツ
セージがMTSO17に伝送される。このデー
タ・メツセージにより、中央処理装置は共通処理
階程を開始し、自動車ユニツトをハンドオフすべ
きチヤネルを決定するために、他のアンテナ基地
局面およびサービスを提供している基地局の隣接
アンテナ面からデータを収集する。あるいは上述
のデータ・メツセージが送られるとき、同じ基地
局の隣接アンテナ面からのデータを、MTSOに
送信しても良い。
最初のセル・サイズ決定階程で、サービスを提
供しているチヤネルが小さなセル・モードで動作
していることが分ると、受信信号Sは、小さなセ
ルの閾値ThSより大きいかどうかチエツクされ
る。もし閾値より大きいと、位置決定過程は終了
する。しかし、信号Sが閾値に等しいかまたはそ
れ以下であると、現在サービスを提供している基
地局面で大きなセル・モードで動作するチヤネル
が入手し得るかどうかがチエツクされる。もしそ
のようなチヤネルが存在しない場合には、処理過
程は前述の共通データ収集階程に進む。しかし、
もし大きなセルのチヤネルが入手し得る場合に
は、自動車ユニツトの信号Sは閾値ThL以上かど
うかチエツクされる。もし閾値以上であると、自
動車ユニツトは新らしく選択されたチヤネルにハ
ンドオフされ、位置決め過程は終了する。Sが
ThLより大きくない場合には、過程はデータ収集
階程に進む。
データ収集階程においては、中央処理装置は現
在サービスを提供しているセル基地局の他のアン
テナ面および隣接セルのセル基地局をインターロ
ゲートする。これにより、各々のセル・サイズに
対し、どのアンテナ基地局のどのアンテナ面が、
(a)夫々のアンテナ面におけるチヤネルの適切なる
閾値を少くとも超している強度を有する自動車ユ
ニツトの信号Sを受信しているかを見出し、そし
て(b)この(a)なる条件を満すアンテナ面の中で最も
信号強度の強いものが見出される。いずれのアン
テナ基地およびアンテナ面もこの条件(a)に合わな
いことが分ると、この通信は、管理が失なわれる
まで現在サービスを提供しているチヤネルで継続
される。管理が失なわれると、セル基地局でサー
ビスを提供していた無線はオフとされ、自動車ユ
ニツトは自動車にセツト・アツプ・チヤネルに再
調整され、それによつて加入者は通信接続の再形
成を試みることが出来る。
選択された最良のアンテナ基地面が、大きなセ
ルの基地局面SFLと小さなセルの基地局面SFS
両者を含むものと仮定すると、これらのアンテナ
面で新らしい通信接続に対しチヤネルが入手出来
るかどうかがチエツクされる。ある有効な処理過
程においては、まず最初に選択されたアンテナ面
で小さなセル・モードCSFS)の1次チヤネルが
得られないかどうかがチエツクされる。もしその
ようなチヤネルが入手出来、かつそのアンテナ面
での自動車ユニツトの信号が小さなセルの閾値よ
り大きいならば、自動車ユニツトはそのチヤネル
にハンドオフされ、過程は終了する。もしそのよ
うなチヤネルが入手し得ない場合には、選択され
たセル基地局面SFSにおいて小さなセル・モード
の2次チヤネルが得られるかどうかチエツクされ
る。もしそのような2次チヤネルがあるならば、
MTSO17はセル基地局面SFSにデータ・メツセ
ージを送つて、そのチヤネルを選択されたアンテ
ナ面に切換えるようセル基地局に指令し、ハンド
オフは同じアンテナ面のそのチヤネルに対して行
なわれる。もし2次チヤネルが得られない場合に
は、選択されたアンテナ面(SFL)において大き
なセル・モードで動作する1次および2次チヤネ
ルが得られるかどうかチエツクされる。これらの
最終的な2つの相続くチヤネル探索の結果チヤネ
ルが見つかると、自動車ユニツトはハンドオフさ
れ、過程は終了する。チヤネルが全く見つからな
い場合には、位置決め過程は終了し、呼は現在サ
ービスを提供しているアンテナ面で継続される。
あるいは、選択されたアンテナ面SFSおよびSFL
(これらはインターロゲートされたすべての基地
局面の内で最も良いものとする)においてチヤネ
ルが見つからなかつたとすると、次のような選択
を行うことも出来る。即ち、インターロゲートに
より得られたデータを再考して、自動車ユニツト
を上述の条件(a)にのみ適合するセル基地局アンテ
ナ面にハンドオフすることである。上述の条件(a)
のみに適合するとは、入手し得るチヤネルに対し
信号受信レベルが適当な閾値以上ではあるが、そ
のレベルはインターロゲートにより決定されたレ
ベルの中で最良のものではないということであ
る。
大きなセルのチヤネルでサービスを受けている
自動車ユニツトからの信号Sが閾値ThLを超すこ
とが分つた場合の取扱いとして、第13図の左手
部分に示すような階程を選択的に選ぶことが出来
る。あるシステムにおいては、現在大きなセル・
モードのチヤネルで動作している呼を、もし得ら
れるなら小さなセル・モードで動作しているチヤ
ネルに切換え、それによつて大きなセル・モー
ド・チヤネルより前にすべての利用し得る小さな
セル・モードのチヤネルを完全に使用することの
方が有利な場合がある。このようにすると、より
低い信号閾値を有し、新らしい呼に対してより使
用しやすい大きなセルのチヤネルの稼動率が増す
ことになる。このために、信号Sは閾値ThSを超
すかどうかがチエツクされる。もし閾値を超す場
合には、現在サービスを提供しているアンテナ面
において小さなセル・モードのチヤネルが入手で
きるかどうかチエツクされる。もしチヤネルが入
手出来ない場合には過程は終了する。しかしもし
チヤネルが入手し得る場合には、自動車ユニツト
はハンドオフされ、過程は終了する。
第14図は、システムが最初全方向性アンテナ
装置で動作する大きなセルから出発した場合のセ
ル分割操作を示す図である。即ちセル分割時に、
方向性アンテナ型の動作に変換される。もちろ
ん、全方向性アンテナ基地局においては一部の全
方向性チヤネルは大きなセル・モードで、残りの
チヤネルは小さなセル・モードで動作させること
も出来る。しかし、ここでは特に全方向性チヤネ
ルと方向性チヤネルとに分割することについて考
察する。何故ならばセルが極めて大きく(例えば
セルの半径が約8マイル位ある場合)、夫々のセ
ルの中央にある全方向性アンテナを用いるセル状
自動車無線システムから出発することはしばしば
有利であるからである。しかし、トラフイツクが
増大したとき、最初にセルを分割するときに方向
性アンテナ・モードに切換えることが望ましい
が、第14図はこのような場合を図示したもので
ある。
第14図において、大きな全方向性セルは破線
で示されており、分割された方向性セルは実線で
示されている。全方向性セルは、1セル当り少く
とも1チヤネル・セツトを有する12セル・チヤネ
ル割当てパターンを、従つて全体で12チヤネル・
セツトを要求する。しかし、これら非常に大きな
セルにおけるトラフイツク要求は極めて不均一で
あるから、方向性セルの場合に用いたように例え
ば21セツト位のより多数のチヤネル・セツトを使
用し、トラフイツク負荷の大きなセル基地局には
複数個のセツトを装備すると有利である。例えば
1セツト当り32チヤネル完全装備されたチヤネ
ル・セツト7,9および11を用いる基地局S1
によつてサービスを受けている大きな全方向性セ
ルを考えよう。この基地局の最大容量はセル分割
前には3×32=96チヤネルである。
第14図のセル分割操作の過程で、小さな(即
ち方向性の)セル基地局S5―S10が付加さ
れ、全方向性基地局S1におけるチヤネルは序々
にセツト1,8および15に調整され、方向性ア
ンテナに接続される。各々の新らしい基地局は基
地局S1によつてサービスを受ける大きなセルの
1方の側の中心に位置し、また全方向性セル・ア
ンテナ基地局S1と隣接の全方向性セル基地局の
ほぼ中間にある。その1つの例は方向性基地局S
9であり、これはS1とS2の中間にある。
第14図のシステムはセル分割の初期段階を示
すものである。新らしい方向性基地局および全方
向性動作から方向性動作に変換された古い基地局
は、第8図に示す所望の方向性チヤネル割当てパ
ターンと矛盾しない方向性動作を行うチヤネル・
セツトが割当てられる。最初の方向性基地局に対
するチヤネル割当ては任意である。即ち全方向性
の割当て格子と方向性の割当て格子の間には必然
的な関係は存在しない。基地局に方向性動作を持
たせることにしたときに、割当てられたセツトか
らチヤネルを選択する仕方は、第8―12図と関
連して既に述べた事項に従えば良く、付加された
方向性セル格子がトラフイツクの増大と共に拡張
されるとき、元々ある全方向性のセル格子の動作
を継続されるように実行される。従つて、方向性
基地局のアンテナ面には最初各セツトから少数の
チヤネルが装備されるが、これらチヤネルは大き
なセルの再使用距離内において全方向性の大きな
セル基地局の大きなセル・モードでは利用できな
くなる。これら利用できなくなつたチヤネルを用
いる無線は大きなセル基地局において停止されね
ばならない。このようなチヤネルは次にその全方
向性アンテナから有利に切離され、その基地局に
おいて適当な小さなセル・チヤネルとして再調整
され、方向性アンテナに接続される。第14図に
おいて、例えば、セル分割の前には基地局S1に
は全方向性アンテナを使用するチヤネル・セツト
7,9および11が完全に装備されていたと仮定
する。もし1セツト当り3チヤネルが小さなセル
で使用されることになつているとすると、セツト
7,9および11の各々から3チヤネルを基地局
S1において停止する必要がある。そしてこれら
チヤネルは現在基地局S7,S5およびS8で
夫々方向性の小さなセル・モードの新らしい無線
で使用されている。基地局S1で停止された9つ
の利用し得る無線はセツト1,8および15中の
小さなセル・チヤネルに再調整され、基地局S1
の適当な方向性アンテナに接続される。基地局S
2,S3およびS4は、もし小さなセル・チヤネ
ルがこれら基地局でも使用されるならば同様に処
理されねばならない。元々のセル格子と付加され
たセル格子を同時に使用することにより、変化は
序々に生じ、基地局においてはほんの少数のチヤ
ネルのみを1時に再調整し、再接続すれば良いこ
とになる。
第14図は単一の新らしいセル基地局を使用す
る方向性アンテナ動作への最初の変換だけでな
く、更なるセル分割も示しており、典型的な全方
向性の割当てパターン上に付加された第8図に相
応する小さなセルのチヤネル割当てパターンを示
している。
第15図は、全方向性基地局において全方向性
チヤネルを方向性チヤネルに1時に数チヤネルを
基本として切換えるための装置の送信部を示す簡
単化された図である。これは新らしい付加される
小さなセルのチヤネルの数が増すとき、チヤネル
数の減少する元々ある大きなセル・モードの動作
を継続することを許容する。第15図の装置は、
分割の前に、第14図の全方向性の基地局S1が
3つの完全装備されたチヤネル・セツトを有して
いるものと仮定している。そのセツトは7,9お
よび11であり、全方向性アンテナと同じ場所に
存在する3つの方向性アンテナ基地局のアンテナ
面における各セツトは同様に取扱われるから、以
下の記述はただ1つのチヤネル・セツトを切換え
る場合について行う。このようにして、夫々16の
無線トランシーバを有する2つの無線フレーム3
1および32はチヤネル・セツト7の32チヤネル
に対して動作する無線装置を形成する。無線フレ
ーム31からの16の送信器出力はセツト7の16の
チヤネルに調整された空洞マルチプレクサ33で
組み合わされ、その出力は第2の組み合わせ装置
36を通して全方向性アンテナに加えられる。同
様に、無線フレーム32から加えられる。同様
に、無線フレーム32からの13の送信器出力はマ
ルチプレクサ35を通つてセツト7の残りのチヤ
ネルに調整され、更に組み合わせ装置36を通つ
て同じ全方向性アンテナ37を駆動する。先に第
14図と関連して述べた第15図に示す装置の拡
張階程においては、無線フレーム32からの3つ
の送信器出力はセツト1に再調整され、セツト1
の16のチヤネルに調整された別のマルチプレクサ
38を通してセル基地局の1つのアンテナ面にあ
る方向性アンテナ39を駆動する。マルチプレク
サ38の使用されていない13の入力端子およびマ
ルチプレクサ35の使用されていない3つの入力
端子は、必要に応じて脱着可能なインンピーダン
ス整合回路網(図示せず)で適当に終端されてい
る。
このように、セツト7の29のチヤネルが全方向
性アンテナ37を駆動し、セツト1の3つのチヤ
ネル方向性アンテナ39を駆動する。システムが
拡張されるに従つて、無線フレーム32中の送信
器は更にマルチプレクサ35から切離され、再調
整されて、マルチプレクサ38に接続される。次
第にフレーム32の16の送信器はすべてセツト1
に調整され、マルチプレクサ38を使用すること
になる。このときマルチプレクサ33の出力は組
み合わせ装置36をバイパスして全方向性アンテ
ナ37を直接駆動する。組み合わせ装置36の出
力は全方向性アンテナ37から除去され、組み合
わせ装置38の出力が方向性アンテナ39の入力
となる。アンテナ39から取り除かれたマルチプ
レクサ38の共通出力は現在は使用されていない
組み合わせ装置36の入力に接続されている。マ
ルチプレクサ35はセツト1の残りの16チヤネル
に再調整されている。システムが更に拡張される
ときには、無線フレーム31の送信器は序々にセ
ツト1に再調整され、その出力はマルチプレクサ
33からマルチプレクサ35に切換えられ、方向
性アンテナ39を駆動する。無線フレーム31の
すべての送信器の出力がこのように切換えられる
と、全方向性アンテナ37およびマルチプレクサ
33(これは現在使用されていない)はセル基地
局から取り除かれる。更のマルチプレクサ38が
マルチプレクサ33のあつた位置に再マウントさ
れる。同様な、切換えが無線フレーム対40,4
1および42,43に対して実行される。
同様に、トランシーバの受信部も送信部に対し
てここで述べたと同じような仕方で取扱われ、全
方向性モードから方向性モードに切換えられる。
しかし、受信器はダイバーシテイ・モードで有利
に動作し、2つの方向性受信アンテナは16の受信
器の各群に対しサービスを提供する。従つて、
各々の全方向性アンテナを種々の無線受信器に結
合する電力分割器群および〓波器群を設ける必要
がある。ダイバーシテイ受信対を成す2つの方向
性アンテナに対し、デユアル信号路の電力分割群
および波器群の更の組もまた設けられている。
個々の受信器に対して述べたのと全く同じ仕方で
全方向性モードから方向性モードに切換えられ
る。
第8図のシステムは単一のセル・サイズを用い
るものであり、かつ上で述べたチヤネル共通使用
機能を有している。1つの基地局におけるすべて
のチヤネルをすべてのアンテナ面で使用するべく
プールしておくと、同じセルで隣接チヤネルが使
用される確率は大幅に増大する。この問題点は第
8図に示すように、各々のアンテナ面はその基地
局のもう1つのアンテナ面とのみチヤネルの1部
を共通使用することが許容されている本発明の実
施例に従つて解決された。このようにして1つの
セツトの1部あるいは全部のチヤネルを共通使用
することが出来る。これらのチヤネルが2次チヤ
ネルとして割当てられる基地局アンテナ面は、共
通使用された場合に隣接チヤネル干渉が最小とな
るような基地局アンテナ面の方向を選択すること
により決定される。これは第8図において1つの
セル・アンテナ基地局を中心として1つのチヤネ
ル・セツトを表わす番号から他のチヤネル・セツ
トに向けられた矢印によつて示されている。ある
特定のチヤネル・セツトに対し、共通使用する方
向が選択されると、この方向はその基地局におい
ては他のチヤネル・セツトに対しても適用され、
さらにこれと同じチヤネル・セツトが他の基地局
で使用される場合にはセル・サイズ・モードの動
作とは無関係に一定方向をとる。上述したチヤネ
ル共通使用によりトランク効率は増大する。何故
ならば共通使用されるグループ中の任意の所定の
セル基地局無線は2つのセル基地局面のいずれで
も使用される可能性があり、より多くのトラフイ
ツクに対して使用されるからである。この種のチ
ヤネル共通使用は、すべてのチヤネルがグループ
化されている全方向性基地局においては不必要で
ある。
第16図は第8図と関連して述べた仕方で1つ
のセツト中のチヤネルの1/2を共通使用する装置
の送信部である。3つのアンテナ面の各々は、そ
のアンテナ面でのみ動作するように装備されてい
るところの固有に割当てられたセツトの16チヤネ
ル(無線フレーム42,40および31)によつ
て駆動される標準的方向性アンテナ46,47お
よび48を有している。各々のアンテナ面の同じ
アンテナはまたこのアンテナから他のアンテナ面
の付加的な方向性アンテナ51,49および50
に切換え可能な16の付加的チヤネル(無線フレー
ム43,41および32)により駆動され得る。
先に第15図の場合に指摘した如く、3対の無線
フレームが提供されている。また2つのマルチプ
レクサ(例えば33および35)は各々の異なる
無線フレーム対(例えば31および32)からの
信号を組み合わせ、関連する組み合わせ装置36
を通してアンテナに加えられている。(これは第
15図の場合と同じである。)しかし、第16図
の場合には、無線フレーム32,41および43
の16のチヤネルはMTSO17の中央処理装置の
制御の下で選択的に切換え可能であり、切換えら
れた場合には別のマルチプレクサ38,52,5
3を夫々使用する。
切換えコマンドは第1図の既に述べた地上線路
18中のデータ・チヤネルによつて送信され、例
えば第16図のメーク接点56およびブレーク接
点57で表わされる個々のチヤネル・スイツチを
制御する。このようにして、例えばアンテナ面3
で付加的チヤネルが要求され、無線フレーム43
中の切換え可能なチヤネルが使用されていないと
すると、MTSOは、これらのチヤネルの送信器
の出力をアンテナ面1の標準的アンテナ46か
ら、マルチプレクサ53を通してアンテナ面3の
付加的アンテナ51に切換えるよう指示する。マ
ルチプレクサに対する使用されていない入力はす
べて適当なインピーダンス整合回路網(図示せ
ず)で終端され、従つて1つのチヤネルが異なる
マルチプレクサに切換えられると、そのチヤネル
はインピーダンス整合回路と置き換わり、現在使
用されなくなつたマルチプレクサの入力は整合回
路に切換えられる。同様な切換えが受信アンテナ
およびそれと関連する電力分割器および波器群
(図示せず)にも実行される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が有利に使用される大容量自動
車無線システムの簡単化された機能図、第2図は
第1図のシステムで使用されるチヤネル・セツト
を示す図、第3図は方向性アンテナを用いる第1
図の型のシステムにおけるチヤネル再使用のパタ
ーンであり、従来技術によるチヤネル・セツトの
割当て例を示す図、第4図は第3図のシステムに
おける各セル基地局アンテナに設けられたチヤネ
ル数の例を示す図、第5図は第3図のシステムに
おいて、従来技術で使用されている型のセル分割
を行つた後におけるチヤネル・セツトの割当てを
示す図、第6図は第5図のシステムにおいてセル
分割を行つた後において各アンテナに設けられて
いるチヤネル数を示す図、第7図は第2図のチヤ
ネル・セツトを第6図の大セルと小セルに分割す
る仕方を示す図、第8図は本発明において使用さ
れるチヤネル割当ておよびチヤネル共有状態のパ
ターンを示す図、第9図は本発明に従つてセル分
割を行い、第4図のシステムの容量と同じ容量を
達成したシステムのセル基地局およびチヤネル・
セツトの割当てを示す図、第10図は第9図のシ
ステムにおいて本発明を用いた場合に各アンテナ
で使用されるチヤネル数を示す図、第11図は第
9図に示す例の一部を拡張して、より小さなセル
の完全格子となるようにした場合のチヤネル・セ
ツトの割当ておよびチヤネル共有状態を示す図、
第12図は大セルおよび小セルの両者を有するエ
リアに対する論論的カバー領域の境界を示す簡単
化された図、第13図は本発明に従つて構成され
れた複数個の大きさを有するセルを使用するシス
テムに対する自動車の位置とハンドオフ・アルゴ
リズムのフロー・チヤート、第14図は全方向性
アンテナを有する大セルから方向性アンテナを有
する小セルにセルを分割する操作を示す図、第1
5図は第14図に示す型のセル分割操作を実現す
る1つの方法を示すセル基地局装置の簡単化され
た機能図、第16図は第8図のチヤネル共有を実
現する1つの方法を示すセル基地局装置の簡単化
された機能図である。 〔主要部分の符号の説明〕 自動車………1
0、セル………11、アンテナ基地局………1
2、他のセル………16、他のアンテナ基地局…
……13、通信路………18、自動車無線交換網
………17、電話交換網………20。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 セル状自動車無線システムであつて、 該システムは、チヤネル・セツトに分割された
    周波数チヤネルのブロツクを有し、 該チヤネル・セツトは、所定サイズのセル(例
    えば11,16)のパターンにおいて夫々のセル
    にサービスを提供するためのアンテナ基地局(例
    えば12,13)の間で割当てられ、 該パターンは前記システムのサービス・エリア
    内にあり、 該システムは、更に該所定サイズの第1のセル
    (例えばS1)の同じ地理的エリア内に少なくと
    も部分的には存在する小さなサイズのセルのため
    のアンテナ基地局(例えばS30)を有し、 該小さなサイズのセルのためのアンテナ基地局
    には、前記パターンにおいて、該所定サイズの第
    2のセル(例えばS8)に割当て可能なチヤネ
    ル・セツトと同じチヤネル・セツト(例えば3,
    10,17)が割当てられ、 該第2のセルは前記小さなサイズのセルのため
    のアンテナ基地局(例えばS30)からある最小
    距離だけ隔てており、しからざれば、該小さなサ
    イズのセルのアンテナ基地局は、該小さなサイズ
    のセルのためのアンテナ基地局と前記第2のセル
    との間の前記最小距離内では使用されない割当て
    られたチヤネル・セツトを有していることを特徴
    とする、 セル状自動車無線システム。 2 特許請求の範囲第1項に記載のシステムにお
    いて、 上記所定サイズのセルのパターンは、上記小さ
    なサイズのセルから上記小さなセルの再使用距離
    のところにある所定サイズのセルのアンテナ基地
    局複数個を含み、上記第2のセルの基地局は上記
    複数個の基地局の1つであり、上記第2のセルの
    基地局及び上記複数個の基地局の内のもう1つの
    局は所定サイズのセルの上記パターンで使用及び
    再使用されていると同じチヤネル・セツトに割当
    てられ、上記もう1つの局を含む直線に沿つて上
    記小さなサイズのセルの基地局の反対側に位置す
    ることを特徴とするシステム。 3 特許請求の範囲第1項又は第2項に記載のシ
    ステムにおいて、 上記小さなサイズのセルの基地局は小さなサイ
    ズのセルの予め定められた部分にサービスを提供
    するべく配置されており、第1のセルは上記小さ
    なセルの部分を含む上記第1のセルの予め定めら
    れた部分にサービスを提供し得るアンテナ基地局
    を含んでおり、該システムは、自動車無線サービ
    スを上記小さなセルで提供するべく、上記第1の
    セルの基地局又は上記小さなセルの基地局のいず
    れかを選択する手段を含むことを特徴とするシス
    テム。 4 特許請求の範囲第3項に記載のシステムにお
    いて、 第1のセルにサービスを提供するべく第1のセ
    ルの基地局に割当てられたチヤネル・セツトは、
    小さなサイズのセル及び第1のセルのそれと一致
    した部分に上記チヤネル・セツトの第1のグルー
    プでサービスを提供し;小さなサイズのセルのほ
    んの1部及び第1のセルのそれと一致した部分を
    上記チヤネル・セツトの第2のグループでサービ
    スを提供するよう分割されていることを特徴とす
    るシステム。 5 特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれか
    に記載のシステムにおいて、 小さなサイズのセルの基地局が、第1のセル内
    の小さなサイズのセル・エリアのみにサービスを
    提供する唯一の基地局であることを特徴とするシ
    ステム。 6 特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれか
    に記載のシステムにおいて、 小さなサイズのセルは、第1のセル内で装備さ
    れたアンテナ基地局を有する唯一の小さなサイズ
    のセルであることを特徴とするシステム。 7 特許請求の範囲第1項乃至第6項のいずれか
    に記載のシステムにおいて、 第2のセルの基地局は、上記小さなサイズのセ
    ル及び上記第1のセルに共通の第1の基地局に関
    して、第2のセルに方向付けられており、上記小
    さなセルの基地局は上記共通の基地局に関して小
    さなセルに方向付けられていることを特徴とする
    システム。 8 特許請求の範囲第1項乃至第7項のいずれか
    に記載のシステムにおいて、 所定サイズのセルに対する少なくとも複数個の
    上述のアンテナ基地局はアンテナ基地局の夫々異
    なるアンテナ面における異なるセルにサービスを
    提供する方向性アンテナ面を含み、異なるチヤネ
    ル・セツトは所定のアンテナ基地局の各々異なる
    アンテナ面に割当てられ、それによつて地表に関
    して予め定められた方向付けが与えられ、任意の
    所定の基地局に関してのチヤネル・セツトの方向
    付けは同じチヤネル・セツトを用いる任意の他の
    同一チヤネル・アンテナ基地局における方向付け
    と同一であることを特徴とするシステム。 9 特許請求の範囲第1項乃至第8項のいずれか
    に記載のシステムにおいて、 上記基地局の内少なくとも1つは、該基地局に
    よつてサービスを受けている複数個のセル中の自
    動車ユニツトと方向性通信を行なう手段を含み、
    該通信手段は上記複数個のセルの夫々にサービス
    を提供し、夫々のアンテナ面に割当てられた異な
    るチヤネル・セツトを有する異なる方向性アンテ
    ナと、上記アンテナ面の内の1つに属するチヤネ
    ルの少なくとも1つを選択的に切換えて、該基地
    局の予め定められた方向の上記アンテナ面又は第
    2のアンテナ面にサービスを提供する手段とを含
    み、上記予め定められた方向は、上記パターンに
    従つて、上記セル基地局の近傍の基地局に割当て
    られ得るチヤネルに関して隣接チヤネル干渉を最
    小化するように選ばれていることを特徴とするシ
    ステム。 10 特許請求の範囲第9項に記載のシステムに
    おいて、 方向性アンテナ基地局の上記アンテナ面に割当
    てられた上記チヤネル・セツトは、上記予め定め
    られたパターン中のセルの数に等しい予め定めら
    れた数のチヤネル・セツトだけ、上記チヤネル・
    ブロツク中において互いに隔たつていることを特
    徴とするシステム。 11 特許請求の範囲第1項乃至第10項のいず
    れかに記載のシステムにおいて、 第2のセルは第1のセル及び上記小さなサイズ
    のセルに隣接していることを特徴とするシステ
    ム。 12 特許請求の範囲第1項乃至第11項のいず
    れかに記載のシステムにおいて、 基地局に割当てられた複数個のチヤネルの第1
    の部分は上記所定サイズのセルに対して第1のモ
    ードで動作せられ、上記複数個のチヤネルの第2
    の部分は小さなサイズのセルに対して第2のモー
    ドで動作せられるよう基地局を動作させる手段を
    含むことを特徴とするシステム。 13 特許請求の範囲第9項に記載のシステムに
    おいて、 上記基地局は、上記複数個のチヤネルの上記第
    1の部分の通信は全方向性アンテナ手段を介して
    行なわれ、上記複数個のチヤネルの上記第2の部
    分の通信は方向性アンテナ手段を介して行なわれ
    るよう作られていることを特徴とするシステム。 14 特許請求の範囲第12項に記載のシステム
    において、 自動車ユニツトが一方の上記モードで動作して
    いるチヤネルによつてサービスを受けていると
    き、ハンドオフ要求に応動して、他方の上記モー
    ドで動作するチヤネルが上記自動車ユニツトに対
    して入手し得るかどうかチエツクし、ものそのよ
    うなチヤネルが入手出来ないことが分かると、適
    当な異なるアンテナ基地局で上記自動車ユニツト
    に対してチヤネルが入手し得るかどうかをチエツ
    クすることを特徴とするシステム。 15 特許請求の範囲第14項に記載のシステム
    において、 上記一方のモードは上記第2のモードであり上
    記他方のモードは上記第1のモードであることを
    特徴とするシステム。 16 特許請求の範囲第14項又は第15項に記
    載のシステムにおいて、 上記異なるアンテナ基地局において、小さなセ
    ル・サイズ・モードで動作するチヤネルが入手し
    得るかどうかをチエツクし、もし入手できない場
    合には、標準セル・サイズのモードで動作するチ
    ヤネルが入手し得るかどうかチエツクすることを
    特徴とするシステム。 17 特許請求の範囲第16項に記載のシステム
    において、 上記異なる基地局は、異なる方向に放射するべ
    く複数個のアンテナ面を有する方向性アンテナを
    有し、該アンテナ面の少なくとも1つは該アンテ
    ナ面において放射するべく1次的に入手し得る少
    なくとも1つのチヤネルと、該アンテナ面におい
    て放射するべく2次的に入手し得る少なくとも1
    つのチヤネルを有し、上記2次的に入手し得るチ
    ヤネルはまた上記アンテナ面の他の面において1
    次的に入手し得るものであり、一方のセル・サイ
    ズ・モードで動作するチヤネルが得られるかどう
    かを1次チヤネルとして入手し得るそのセル・サ
    イズ・モードのチヤネルが存在するか否かを決定
    することによつて決定し、もし1次チヤネルが得
    られない場合には、2次チヤネルとして入手し得
    るそのセル・サイズ・モードのチヤネルが存在す
    るか否かを決定することを特徴とするシステム。 18 予め定められた自動車サービス・エリア中
    の自動車無線電話ユニツトにサービスを提供する
    セル状自動車無線システムであつて、 該システムは、上記サービス・エリアをカバー
    し、第1の予め定められたサイズのセルより成る
    地理的に連続なセル格子中に上記サービスを提供
    する手段と、上記サービス・エリアの少なくとも
    1つの予め定められた部分において、上記第1の
    サイズより小さい第2の予め定められたサイズの
    セルより成る地理的に不連続なセル格子中に上記
    サービスを更に提供する手段を有し、それによつ
    て上記予め定められたサービス・エリアの1部は
    上記両方の格子によつてサービスが提供され、上
    記格子の各々は少なくとも1つの無線アンテナ基
    地局によつてサービスを受け、上記第1のサイズ
    及び第2のサイズの内大きい方のサイズのセルを
    有する上記格子の一方のアンテナ基地局は上記格
    子の他方の基地局と同じ位置に置かれていること
    を特徴とするセル状自動車無線システム。
JP11344677A 1976-09-22 1977-09-22 Cellular mobile radio communication system Granted JPS5339807A (en)

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