JPS6259633B2 - - Google Patents

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JPS6259633B2
JPS6259633B2 JP16448481A JP16448481A JPS6259633B2 JP S6259633 B2 JPS6259633 B2 JP S6259633B2 JP 16448481 A JP16448481 A JP 16448481A JP 16448481 A JP16448481 A JP 16448481A JP S6259633 B2 JPS6259633 B2 JP S6259633B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diffusion
center
notch
parallel
spray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16448481A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5864148A (ja
Inventor
Hiroshi Ikeuchi
Katsunori Okimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
H Ikeuchi and Co Ltd
Original Assignee
H Ikeuchi and Co Ltd
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Publication date
Application filed by H Ikeuchi and Co Ltd filed Critical H Ikeuchi and Co Ltd
Priority to JP16448481A priority Critical patent/JPS5864148A/ja
Publication of JPS5864148A publication Critical patent/JPS5864148A/ja
Publication of JPS6259633B2 publication Critical patent/JPS6259633B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はスプレーチツプに関し、特に、全面
均等な液量で充円錐噴霧を行うようにしたもので
ある。
被スプレー物体に全円均等なスプレーを行ない
たい場合、所謂、充円錐スプレーノズルが用いら
るが、従来のこの種の充円錐スプレーノズルでは
全円均等な噴霧が容易に行えなかつた。即ち、ノ
ズル本体に取替自在に装着するスプレーチツプの
形状を、従来、第1図、第2図に示す如く、スプ
レーチツプの外周部から中央の収縮部10に液体
を導く溝部11を、収縮部10の中心Oに対して
(δ)だけずらせて、つまり、溝部11を収縮部
10の軸心に対して略接線方向に形成している。
第1図に示すチツプ1を用いると、第3図中の太
線aに示す如く疑似充円噴水としてスプレー範囲
の中央部分に対する噴霧量が多く、円周部分が少
なくなる一方、第2図に示すチツプ2を用いる
と、第3図中の細線bに示す如く円周部分が多く
中央部が少なくなり、よつて、第3図中に一点鎖
線cに示す理想噴霧量と異なつてくる。
この発明は、上記した問題に鑑みてなされたも
のであり、スプレーチツプの形状を上記第3図の
鎖線cに示す如く噴霧量となるようにし、全円均
等な充円錐噴霧が行なえるスプレーチツプを提供
せんとするものである。
以下、この発明を第4図以下に示す実施例によ
り詳細に説明する。
第4図中、1は略円筒状の金属製リテーナ、2
はリテーナ1の後端に接続するアダプター、3は
リテーナ1の後端鍔部1aに係止してアダプター
2に螺嵌しリテーナ1とアダプター2とを締結固
定するキヤツプである。
上記リテーナ1内には、前端部にセラミツク製
のスプレーチツプ4を着脱自在に内嵌し、リテー
ナ1の前端周面に内方に向けて突設した係止部1
bにスプレーチツプ4を係止している。該係止部
1bの外面は外方に向けて大径となるテーパ状に
形成している。
リテーナ1内には、上記スプレーチツプ4の後
部に、前端部にセラミツク製クローザー5をゴム
製クツシヨン6を介して嵌合保持した金属製のス
トレーナーホルダー7を内嵌し、該ストレーナー
ホルダー7の外壁ネジ部7aをリテーナ1の内周
面後部のネジ部1cに螺合して取付けている。
上記ストレーナーホルダー7は第6図に示す如
く、支軸部7bに略円筒状のストレーナー取付部
7cを取付け、該ストレーナー取付部7cにスト
レーナー8を外嵌している。上記ストレーナホル
ダー7の前半側部はリテーナ1内に嵌合されると
共に、後半側部はアダプター2に隙間をあけて内
嵌される。アダプター2は液体供給手段(図示せ
ず)に接続され、アダプター2に供給される液体
はストレーナーホルダー7の外周面とアダプター
2の内周面との隙間S1よりストレーナー8を通
り、ストレーナ取付部7cに穿設した孔7dより
支持軸7bとの間の空隙S2に至り、隙間S2より支
持軸7bの前端部、ゴム製クツシヨン6及びセラ
ミツク製クローザー5の各外周面とリテーナ1の
内周面との間の隙間S3を通り、リテーナ1の前端
のスプレーチツプ4の背面側に至るようにしてい
る。このように、上記隙間S1,S2,S3は液体流入
路として構成している。
上記スプレーチツプ4は、第8図から第11図
に示す形状としており、大略円盤形状で外周面が
リテーナ1の内周面に密嵌するように設定してい
る。該スプレーチツプ4の背面側では、外周縁部
に段状の切欠4aを形成し、上記隙間S3と連通さ
せると共に、背面の中央部に軸心Oに向つて小径
となる円錐状の収縮部4bを形成し、該収縮部4
bと上記切欠4aとを連通する一対の溝部4c,
4dを背面に刻設している。該溝部4cと4dは
外周端より軸心に向つて伸びる半径方向の溝であ
り、溝部4cと4dとは180゜間隔をあけてお
り、よつて、溝部4cと4dの収納部側開口端は
互に対向した位置にある。尚、溝部4c,4dは
2個に限定されず、例えば4個と設けてもよい
が、溝部は軸心Oに向かつて外周端より直進し、
かつ溝部間の角度は同一とする必要があり、よつ
て、溝部を2個刻設する時は180度間隔とし、4
個刻設する時は90度間隔とする。
上記収縮部4dの中心(軸心)には、前面側に
向かつて軸心と平行に穿設した平行ノド部4eを
形成し、該平行ノド部4eの前端に続いて、テー
パ状に大径となる拡散部4fを形成している。該
拡散部4fの前端外周に、V字状の水切部4gを
刻設し、該水切部4gの外周端に水平に連続した
凹状の段部4hを形成し、該段部4hの外周端よ
り前端面に向つてテーパ状に大径となる拡散部4
iを形成している。上記平行ノド部4eから拡散
部4fへの接続部は曲面とすると共に、該拡散部
4fから水切部4gへの接続部も曲面としてい
る。上記した各部の傾斜角は、例えば、収縮部4
bの傾斜角αは90度、拡散部4fの傾斜角α
は75度、水切部4gの傾斜角αは60度、拡散部
4iの傾斜角αは115度等に適宜に設定され
る。
上記形成のスプレーチツプ4を用いると、隙間
S3より切欠4aに流入した液体は、溝部4c,4
dより収縮部4bに対向して流入し、収縮部4b
より平行ノド部4eを通り、拡散部4fより拡散
して噴射され、充円錐噴霧がなされる。その際、
収縮部4bには軸心の平行ノド部4eに向かつて
溝部4c,4bより液体が流入し、収縮部4b内
で衝突流等を発生し、施回流等の混流が生じるこ
となく均一化されて平行ノド部4eにスムーズに
液体が流入する。平行ノド部4eでは中心部の液
量が周辺部より僅かに多くなり、該平行ノド部4
eより拡散部4fへ流出する際、液体が中心部よ
り周辺側に拡散されることになるため、中心部及
び周辺部には略均等の液量で液体が噴射されるこ
ととなる。よつて、被スプレー物体のスプレー範
囲には均等な液量で充円錐噴霧が行われる。上記
スプレーチツプ4を用いて噴霧した物体を検査機
で検査すると、前記第3図cで示す理想の充円錐
噴霧がなされていた。
以上の説明より明らかなように、この発明に係
るスプレーチツプにおいては、その形状を、液体
流入側の背面には中央の収縮部の中心に向つて伸
びる液体流入用の溝部を刻設し、該収縮部の中心
に軸心に平行な平行ノド部を穿設し、該平行ノド
部に連通して噴射側前面に拡散部を設けているた
め、拡散部より噴射される液体は噴射面全体に均
等な液量で噴射され、充円錐噴霧が正確になされ
る。また、噴射終了時において、拡散部の外周に
水切部を設けているため、水切がなされ、終了時
に被スプレー物体に液滴がタレ落ちることはな
い。かつ、液体が溝部より収縮部、平行ノド部へ
とスムーズに流通し、さらに従来のものより溝部
の断面積が広いため、目詰まり等が生じることは
なく、常時、作動が確実に行える。また、スプレ
ーチツプの背面側には溝部を刻設するだけであ
り、かつ、穴加工が1個であるため、構造が簡単
で、加工が容易である。また、該スプレーチツプ
をセラミツクで形成すると、耐薬品性、耐摩耗性
が強く、大きな液圧をかけるものにも好適に用い
られ、適用範囲が広い等の種々の効果を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは従来のスプレーチツプの平面図、第
1図Bは第1図Aの断面図、第2図Aは従来の他
のスプレーチツプの平面図、第2図Bは第2図A
の断面図、第3図は従来のスプレーチツプによる
作用と理想の作用とを比較するグラフ、第4図は
この発明に係るスプレーノズルの正面図、第5図
は第4図の底面図、第6図は第4図の要部断面
図、第7図は第6図の底面図、第8図はスプレー
チツプの平面図、第9図は第8図の底面図、第1
0図は第9図のX―X線断面図、第11図は第9
図のY―Y線断面図である。 1…リテーナ、2…アダプター、3…キヤツ
プ、4…スプレーチツプ、4a…切欠、4b…収
縮部、4c,4d…溝部、4e…平行ノド部、4
f…拡散部、4g…水切部、5…クローザー、6
…クツシヨン、7…ストレーナーホルダー、8…
ストレーナー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 大略円盤形状で、その裏面側の外縁部に流体
    流入路と連通する段状の切欠4aを形成すると共
    に、裏面側中央部に前面側軸芯に向つて小径とな
    る円錐状の収縮部4bを凹設し、該収縮部4bと
    上記切欠4aとを連通する複数の溝部4c,4d
    を切欠4aより収縮部4bの中心に向かつて半径
    方向へ且つ中心に向つて等角度で刻設し、これら
    溝部4c,4dの収縮部4b側の開口端を対向配
    置する一方、収縮部4bの中心に軸心と平行な平
    行ノド部4eを穿設し、該平行ノド部4eの前端
    より前面側に向つて大径となる円錐状の拡散部4
    fを形成し、該拡散部4fの前端外周にV字状の
    水切部4gを刻設し、該水切部4gの外周端に水
    平に連続した段部4hを形成し、該段部4hの外
    周端より前端面に向かつてテーパ状に大径となる
    拡散部4iを形成し、切欠4aより溝部4c,4
    d、収縮部4b、平行ノド部4e、拡散部4f、
    段部4h、拡散部4iより液体を噴射するように
    したことを特徴とするスプレーチツプ。
JP16448481A 1981-10-14 1981-10-14 スプレ−チツプ Granted JPS5864148A (ja)

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JP16448481A JPS5864148A (ja) 1981-10-14 1981-10-14 スプレ−チツプ

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JP16448481A JPS5864148A (ja) 1981-10-14 1981-10-14 スプレ−チツプ

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JPS5864148A JPS5864148A (ja) 1983-04-16
JPS6259633B2 true JPS6259633B2 (ja) 1987-12-11

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JP16448481A Granted JPS5864148A (ja) 1981-10-14 1981-10-14 スプレ−チツプ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0231252U (ja) * 1988-08-23 1990-02-27

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JP6671710B2 (ja) * 2016-06-02 2020-03-25 株式会社いけうち ノズル
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JPS5864148A (ja) 1983-04-16

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