JPS6259216A - ヒト単球細胞系統のチミジンキナ−ゼ(ec2.7.1.21)欠乏突然変異体 - Google Patents
ヒト単球細胞系統のチミジンキナ−ゼ(ec2.7.1.21)欠乏突然変異体Info
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- JPS6259216A JPS6259216A JP61132935A JP13293586A JPS6259216A JP S6259216 A JPS6259216 A JP S6259216A JP 61132935 A JP61132935 A JP 61132935A JP 13293586 A JP13293586 A JP 13293586A JP S6259216 A JPS6259216 A JP S6259216A
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- C12R2001/91—Cell lines ; Processes using cell lines
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は他の細胞の無限生存化に使用されうる永久的な
ヒト細胞系統の酵素欠乏突然変異体に関する。
ヒト細胞系統の酵素欠乏突然変異体に関する。
永久的な細胞系統の細胞との融合により細胞を無限生存
化させる技術は以前から知られている。かかるハイブリ
ッド細胞またはノ・イブリドーマは例えば血球を腫瘍細
胞と融合させることにより得られた。K′6hlerお
よびMilSteinにより記載された方法(Natu
r8256.495〜497 (1975) )のよう
な古典的な方法では、永久的に生育する腫瘍細胞として
のマウスのミエローマ細胞をマウスのB −1772球
と融合させた。かかる融合により得られるノ・イブリッ
ド細胞は例えばかかるハイブリッド細胞培養の上澄み液
から簡単にそして大量に単離されつる物質を分泌しうる
。
化させる技術は以前から知られている。かかるハイブリ
ッド細胞またはノ・イブリドーマは例えば血球を腫瘍細
胞と融合させることにより得られた。K′6hlerお
よびMilSteinにより記載された方法(Natu
r8256.495〜497 (1975) )のよう
な古典的な方法では、永久的に生育する腫瘍細胞として
のマウスのミエローマ細胞をマウスのB −1772球
と融合させた。かかる融合により得られるノ・イブリッ
ド細胞は例えばかかるハイブリッド細胞培養の上澄み液
から簡単にそして大量に単離されつる物質を分泌しうる
。
B−リンパ球をミエローマ細胞と融合させる場合、ハイ
ブリッド細胞は同質の抗体集団(モノクローナル抗体)
を産生じ、その場合適当な選択法により所望の特異性を
有するモノクローナル抗体を産生ずるノ・イブリッド細
胞クローンを単離しそしてさらに培養することができる
。
ブリッド細胞は同質の抗体集団(モノクローナル抗体)
を産生じ、その場合適当な選択法により所望の特異性を
有するモノクローナル抗体を産生ずるノ・イブリッド細
胞クローンを単離しそしてさらに培養することができる
。
どの物質をノ・イブリッド細胞が産生じつるかは原則的
には融合に用いられた融合相手細胞の如伺による。融合
相手としてマウスのB−リンパ球をミエローマ細胞と融
合させると、用いられたミエローマ細胞が人間起源のも
のであるかまたはネズミ起源のものであるかまたはクセ
ツバイブリッド細胞(人間/マウス)であるかにさえ拘
らず、かかるノ・イブリッド細胞から産生される物質は
ネズミ起源のモノクローナル抗体であり、一方ミエロー
マ細胞の融合相手としてヒトB −1772球が用いら
れた場合はそこから生成するハイブリッド細胞は人間の
免疫グロブリンのすべての特徴を有する抗体を産生する
。
には融合に用いられた融合相手細胞の如伺による。融合
相手としてマウスのB−リンパ球をミエローマ細胞と融
合させると、用いられたミエローマ細胞が人間起源のも
のであるかまたはネズミ起源のものであるかまたはクセ
ツバイブリッド細胞(人間/マウス)であるかにさえ拘
らず、かかるノ・イブリッド細胞から産生される物質は
ネズミ起源のモノクローナル抗体であり、一方ミエロー
マ細胞の融合相手としてヒトB −1772球が用いら
れた場合はそこから生成するハイブリッド細胞は人間の
免疫グロブリンのすべての特徴を有する抗体を産生する
。
B−+Jン・9球を永久的に生育する細胞(選択された
ミエローマ系統)と融合させるのにしばしば行われたと
同じ方法で、’I”−1772球を適当な融合相手(J
、 Exp、 Med、 154 、1827〜183
7(1981))と融合させることも同様に行われた。
ミエローマ系統)と融合させるのにしばしば行われたと
同じ方法で、’I”−1772球を適当な融合相手(J
、 Exp、 Med、 154 、1827〜183
7(1981))と融合させることも同様に行われた。
かかるハイブリドーマ細胞から産生される物質はT−細
胞の性質に相当してT−IJンバ球から産生されつると
同じ因子である。かかる因子は例工ばインターロイキン
、インターフェロン、リンフ才力インおよびその他の直
接または間接な免疫調節作用を有する物質でありうる。
胞の性質に相当してT−IJンバ球から産生されつると
同じ因子である。かかる因子は例工ばインターロイキン
、インターフェロン、リンフ才力インおよびその他の直
接または間接な免疫調節作用を有する物質でありうる。
B−細胞ハイブリドーマに匹敵してかかるハイブリッド
も同様にこれら因子の産生源として用いられ得、その場
合適当な選択および試験法により排他的にあるいは特に
大量に所望の物質を産生ずるハイブリッド細胞がクロー
ンされそしてさらに培養されつる。
も同様にこれら因子の産生源として用いられ得、その場
合適当な選択および試験法により排他的にあるいは特に
大量に所望の物質を産生ずるハイブリッド細胞がクロー
ンされそしてさらに培養されつる。
B−リンパ球とミエローマ細胞との融合についてと同様
にT −IJン、J球についてもこれまで少数の永久的
細胞系統しか適当な融合相手であることが判明していな
い。適当な融合相手は適当な相手細胞と融合できそして
融合後にハイブリッド細胞として所望の物質を分泌でき
そして相手細胞からもまた融合から生ずるノ・イブリッ
ド細胞からも分離されうる永久的に生育する細胞系統で
あると見なされる。相当する融合相手からハイブリッド
細胞を分離するには原則的にあらゆる弁別基準(例えば
表面抗原によっても表わされるような相異するマーカー
)が用いられつる。しかしながら特に適当な選択法とし
ては融合相手に比較してノ・イブリッド細胞の変化され
た生育性質を利用するという方法が示された。この目的
には永久的な生育が保証されているべぎでありかつそれ
らの生育性質が変化されている細胞として、例えばそれ
らが母細胞に比較してチミジンキナーゼ(以下TKと略
記する。
にT −IJン、J球についてもこれまで少数の永久的
細胞系統しか適当な融合相手であることが判明していな
い。適当な融合相手は適当な相手細胞と融合できそして
融合後にハイブリッド細胞として所望の物質を分泌でき
そして相手細胞からもまた融合から生ずるノ・イブリッ
ド細胞からも分離されうる永久的に生育する細胞系統で
あると見なされる。相当する融合相手からハイブリッド
細胞を分離するには原則的にあらゆる弁別基準(例えば
表面抗原によっても表わされるような相異するマーカー
)が用いられつる。しかしながら特に適当な選択法とし
ては融合相手に比較してノ・イブリッド細胞の変化され
た生育性質を利用するという方法が示された。この目的
には永久的な生育が保証されているべぎでありかつそれ
らの生育性質が変化されている細胞として、例えばそれ
らが母細胞に比較してチミジンキナーゼ(以下TKと略
記する。
EC2,7,1,21)を合成しえないという点で特定
の酵素欠陥を有する永久的な細胞系統の突然変異体(T
K−欠乏突然変異体)を使用しつる。永久細胞系統のか
かる酵素欠乏突然変異体は適当な選択的なヒポキサンチ
ン−アミノプテリン−チミジン培地(HAT−培地)中
で生き残り得ない。
の酵素欠陥を有する永久的な細胞系統の突然変異体(T
K−欠乏突然変異体)を使用しつる。永久細胞系統のか
かる酵素欠乏突然変異体は適当な選択的なヒポキサンチ
ン−アミノプテリン−チミジン培地(HAT−培地)中
で生き残り得ない。
かかる酵素欠乏突然変異体および例えば血球でありうる
ようなかかる欠陥を有しない細胞から得られるハイブリ
ドーマのみがかかる選択培地中で生存しつる。他の知ら
れた方法と比較して永久的に生育する細胞系統の細胞か
らのハイブリッド細胞のかかる選択的単離法は飛び抜け
て有効な方法である。しかしながらこの方法を用いるに
は適当な酵素欠乏を有しかつ融合能力のある永久的に生
育する細胞系統を入手しうろことが前提条件となる。
ようなかかる欠陥を有しない細胞から得られるハイブリ
ドーマのみがかかる選択培地中で生存しつる。他の知ら
れた方法と比較して永久的に生育する細胞系統の細胞か
らのハイブリッド細胞のかかる選択的単離法は飛び抜け
て有効な方法である。しかしながらこの方法を用いるに
は適当な酵素欠乏を有しかつ融合能力のある永久的に生
育する細胞系統を入手しうろことが前提条件となる。
本発明は細胞系統U−937の突然変異体として(In
i、 J、 Cancer 17 、565〜577
(1976))、チミジンキナーゼを合成できずそして
それゆえヒポキサンチン−アミノプテリン−チミジンを
含有する培地(RAT−培地)中で生育できず死滅する
ところの融合能力のある細胞系統の製法について記載す
るものである。細胞系統U−937のこのTK−欠乏突
然変異体は単球との融合に使用されつる。
i、 J、 Cancer 17 、565〜577
(1976))、チミジンキナーゼを合成できずそして
それゆえヒポキサンチン−アミノプテリン−チミジンを
含有する培地(RAT−培地)中で生育できず死滅する
ところの融合能力のある細胞系統の製法について記載す
るものである。細胞系統U−937のこのTK−欠乏突
然変異体は単球との融合に使用されつる。
単球は種々の物質を分泌し、そのうちインターロイキン
またはリンフ才力インおよびTNF(M瘍壊死因子)の
ようなものを比較的大量に製造しつるものが望ましいで
あろう。この目的には永久的に生育する単球ハイブリッ
ドが適当であろう。
またはリンフ才力インおよびTNF(M瘍壊死因子)の
ようなものを比較的大量に製造しつるものが望ましいで
あろう。この目的には永久的に生育する単球ハイブリッ
ドが適当であろう。
B −IJンパ球に関する知識は他の免疫能のある細胞
に関するものと比較して非常に大ぎいが蓄歯動物および
人間におけるT −IJンパ球および単球の性質に関す
る研究は下記事実により困難である、すなわち、たとえ
T+ リンパ球および単球においである檻の機能的活性
が誘発されつるとしても、この刺激はさらに非特異的効
果を誘発しうる措置を必要とする。さらに刺激の再現性
が低くそして分泌された生成物は限定された量でしか得
られない。刺激される細胞集団も厳密に限定され得ない
、何故なら限定された生育速度しか有しないほんの少数
の細胞しか入手し得ないからである。小さな割合の夾雑
細胞ですらも篤くべぎ生物学的効果をもたらしつる事実
があるゆえに他の細胞型の少数の存在は無視できない。
に関するものと比較して非常に大ぎいが蓄歯動物および
人間におけるT −IJンパ球および単球の性質に関す
る研究は下記事実により困難である、すなわち、たとえ
T+ リンパ球および単球においである檻の機能的活性
が誘発されつるとしても、この刺激はさらに非特異的効
果を誘発しうる措置を必要とする。さらに刺激の再現性
が低くそして分泌された生成物は限定された量でしか得
られない。刺激される細胞集団も厳密に限定され得ない
、何故なら限定された生育速度しか有しないほんの少数
の細胞しか入手し得ないからである。小さな割合の夾雑
細胞ですらも篤くべぎ生物学的効果をもたらしつる事実
があるゆえに他の細胞型の少数の存在は無視できない。
B−細胞ハイブリッド細胞と対照的に単球ハイブリッド
では免疫グロブリン検出のような単一の試験系は伺ら可
能でない。未知因子についてこれまで手のかかる機能試
験系でのみしか試験できなかった。それゆえ、単球との
融合により永久的に生育する卓球ハイブリッドを調製で
きかつ単球の機能の研究におけるこれらの困難を克服す
る永久的な細胞系統の必要が存在した。
では免疫グロブリン検出のような単一の試験系は伺ら可
能でない。未知因子についてこれまで手のかかる機能試
験系でのみしか試験できなかった。それゆえ、単球との
融合により永久的に生育する卓球ハイブリッドを調製で
きかつ単球の機能の研究におけるこれらの困難を克服す
る永久的な細胞系統の必要が存在した。
今、驚くべきことに、例えば種々の細胞パンクから一般
的に入手しつる細胞系統U−957の細胞ヲエチルメタ
ンスルホネー) (EMS )で処!しそしてこれら細
胞を漸増濃度の57−ブロモデオキシウリジン(以下5
’−BUと略記する)で処理し、そしてそれぞれ生き残
る細胞を分離することによりチミジンキナーゼ(TK、
EC2,7,1,21>を合成できず(すなわちチミ
ジン−キナーゼ欠乏突然変異体)かつヒポキサンチン、
アミノプテリンおよびチミジンを含有する培地(HAT
−培地)中で生育しえず死滅する突然変異した細胞が
得られた。
的に入手しつる細胞系統U−957の細胞ヲエチルメタ
ンスルホネー) (EMS )で処!しそしてこれら細
胞を漸増濃度の57−ブロモデオキシウリジン(以下5
’−BUと略記する)で処理し、そしてそれぞれ生き残
る細胞を分離することによりチミジンキナーゼ(TK、
EC2,7,1,21>を合成できず(すなわちチミ
ジン−キナーゼ欠乏突然変異体)かつヒポキサンチン、
アミノプテリンおよびチミジンを含有する培地(HAT
−培地)中で生育しえず死滅する突然変異した細胞が
得られた。
それゆえ本発明は永久的なヒトの単球/マクロファージ
細胞系統U−937の酵素欠乏突然変異体であって、こ
の突然変異体の細胞はチミジンキナーゼを合成せずそし
てヒポキサンチン、アミノプテリンおよびチミジンを含
有する培地(HAT培地)中で死滅するものであるとこ
ろの突然変異体に関する。
細胞系統U−937の酵素欠乏突然変異体であって、こ
の突然変異体の細胞はチミジンキナーゼを合成せずそし
てヒポキサンチン、アミノプテリンおよびチミジンを含
有する培地(HAT培地)中で死滅するものであるとこ
ろの突然変異体に関する。
一1〇−
この突然変異体の細胞は単球の融合相手として適当であ
る。この方法で製造されたハイブリッドは半球から分泌
されたインターロイキンまたはTNFのような物質を細
胞培養物中において得るのに適する。ここに記載された
U−937の突然変異体は適当なハイブリッドを得るた
めの中間体であると見なされつる。
る。この方法で製造されたハイブリッドは半球から分泌
されたインターロイキンまたはTNFのような物質を細
胞培養物中において得るのに適する。ここに記載された
U−937の突然変異体は適当なハイブリッドを得るた
めの中間体であると見なされつる。
この突然変異体を得るには、細胞系統U−937の細胞
をRPM11640のような培地中で抗生物質および場
合によりウシ胎児血清を添加して生育せしめる。対数的
生育を保証するためには細胞の濃度は5X105/−を
越えるべきでない。培地は毎週約2回交換された。
をRPM11640のような培地中で抗生物質および場
合によりウシ胎児血清を添加して生育せしめる。対数的
生育を保証するためには細胞の濃度は5X105/−を
越えるべきでない。培地は毎週約2回交換された。
細胞を突然変異させるには、約100μy/meのエチ
ルメタン−スルホネートを含有する培地中で約12時間
培養した。次に細胞を正常な生育培地中で約6日間増殖
させた。
ルメタン−スルホネートを含有する培地中で約12時間
培養した。次に細胞を正常な生育培地中で約6日間増殖
させた。
突然変異した細胞を選択するには次に正常な培養基、例
えばRPM工培地中の細胞の懸濁流に6μV/、tの5
’ −BUを加えそして6日間作用せしめた。次に生き
残った細胞に1X10−″9モル/lの濃度に達する1
2−0−テトラデカノイルホルボール−13−アセテ−
)(TPA)を添加しそして72時間放置することによ
りガラス表面に付着させた。死滅した細胞はかくの如き
方法で除去した。次に5’−BUを用いる選択は6.9
そして次に18μt/yxtの濃度を用いて反復しそし
て各工程で生存する細胞をここに記載された方法で分離
した。18μt/mtの5’−BUは生き残った細胞を
細胞密度I X 104 a/−において30.42お
よび50μt/atの濃度の5’−BUの作用にさらす
ことによる「セミ−クローニング工程」にかけた。次に
それぞれ細胞20v−をクローンしそして個個のクロー
ンをHAT培地(ヒポキサンチン1×10−4モル/
t Sアミノプテリン4X10−7モル/lおよびチミ
ジン4 X 10−5モル/1 )中でそれらの生育挙
動について検査し、次にさらに増殖させそして分析した
。
えばRPM工培地中の細胞の懸濁流に6μV/、tの5
’ −BUを加えそして6日間作用せしめた。次に生き
残った細胞に1X10−″9モル/lの濃度に達する1
2−0−テトラデカノイルホルボール−13−アセテ−
)(TPA)を添加しそして72時間放置することによ
りガラス表面に付着させた。死滅した細胞はかくの如き
方法で除去した。次に5’−BUを用いる選択は6.9
そして次に18μt/yxtの濃度を用いて反復しそし
て各工程で生存する細胞をここに記載された方法で分離
した。18μt/mtの5’−BUは生き残った細胞を
細胞密度I X 104 a/−において30.42お
よび50μt/atの濃度の5’−BUの作用にさらす
ことによる「セミ−クローニング工程」にかけた。次に
それぞれ細胞20v−をクローンしそして個個のクロー
ンをHAT培地(ヒポキサンチン1×10−4モル/
t Sアミノプテリン4X10−7モル/lおよびチミ
ジン4 X 10−5モル/1 )中でそれらの生育挙
動について検査し、次にさらに増殖させそして分析した
。
この細胞クローンをトリチウム標識されたチミジンを用
いオートラジオグラフィーまたはシンチレーション分光
測定によりチミジンキナーゼ活性の非存在について検査
した。正常なU−937細胞および培地はそれぞれ正お
よび負の対照として用いられた。
いオートラジオグラフィーまたはシンチレーション分光
測定によりチミジンキナーゼ活性の非存在について検査
した。正常なU−937細胞および培地はそれぞれ正お
よび負の対照として用いられた。
U−957細胞の約半分はトリ・々ンブルー排除試験で
示されうるようにエチルメタンスルホネートでの48時
間処理および続く正常培地中での6日間を生き延びた。
示されうるようにエチルメタンスルホネートでの48時
間処理および続く正常培地中での6日間を生き延びた。
漸増濃度の有毒なチミジン類似体を用いる選択段階では
それぞれ細胞の70〜90チが死滅した。選択された細
胞の生育速度はもとのU−937NB胞の値の約50%
まで低下した。最終的なりローニング工程ではおよそ第
2バツチ毎に生育が観察された。
それぞれ細胞の70〜90チが死滅した。選択された細
胞の生育速度はもとのU−937NB胞の値の約50%
まで低下した。最終的なりローニング工程ではおよそ第
2バツチ毎に生育が観察された。
正常培地中におけるそれらの比較的高い生育速度および
それらを48時間内に完全に死滅させるところのHAT
培地に対するそれらの感度に基づき6種のクローンが選
択された。U−937の未処置出発細胞はオートラジオ
グラフィーにおいて核領域中に密な黒点集積を示したが
、一方TK−陰性クローンでは細胞1個当りで最高でも
10個の黒点しか生ぜず、これらは恐ら<ミトコンドリ
アと会合したTK活性が低いゆえに細胞質全体に分配さ
れていた。この6種の選択されたクローンはもとの細胞
のそれの7.8 %をこえないチミジンとり込みしか示
さなかった。相当する個々の値は6か力抜にもう一度測
定してもそれほど変化していなかった。
それらを48時間内に完全に死滅させるところのHAT
培地に対するそれらの感度に基づき6種のクローンが選
択された。U−937の未処置出発細胞はオートラジオ
グラフィーにおいて核領域中に密な黒点集積を示したが
、一方TK−陰性クローンでは細胞1個当りで最高でも
10個の黒点しか生ぜず、これらは恐ら<ミトコンドリ
アと会合したTK活性が低いゆえに細胞質全体に分配さ
れていた。この6種の選択されたクローンはもとの細胞
のそれの7.8 %をこえないチミジンとり込みしか示
さなかった。相当する個々の値は6か力抜にもう一度測
定してもそれほど変化していなかった。
選択されたクローンを形態学的に検査しても何ら相異が
なかった。同じことは酵素細胞化学的特性にも言える。
なかった。同じことは酵素細胞化学的特性にも言える。
細胞は丸くなった核および薄い、わずかに好塩基性細胞
質縁辺を示した。
質縁辺を示した。
ナフトールAs −D−クロロアセテートー二ステラー
ゼ活性についての検査は常に陰性であるが、一方酸性エ
ステラーゼおよび酸性ホスファターゼに関する検査は強
い拡散したかまたは粒状の反応パターンを示した。
ゼ活性についての検査は常に陰性であるが、一方酸性エ
ステラーゼおよび酸性ホスファターゼに関する検査は強
い拡散したかまたは粒状の反応パターンを示した。
等電果束における酸性エステラーゼおよび酸性ホスファ
ターゼの測定では記載した突然変異体は正常なヒトの単
球の典型的なイソ酵素、Jターンを示した。それゆえ5
種類の酸性エステラーゼイソ酵素がpH5,7〜6.2
5の間に、ならびに酸性ホスファターゼの11種のイソ
酵素がp)14〜6.3の範囲内に見出された。
ターゼの測定では記載した突然変異体は正常なヒトの単
球の典型的なイソ酵素、Jターンを示した。それゆえ5
種類の酸性エステラーゼイソ酵素がpH5,7〜6.2
5の間に、ならびに酸性ホスファターゼの11種のイソ
酵素がp)14〜6.3の範囲内に見出された。
酵素欠乏した突然変異体の前記した6種類のクローンの
細胞のそれぞれ80%以上がOKM。
細胞のそれぞれ80%以上がOKM。
Ki−M3およびKi−M7なる名称の下に知られたモ
ノクローナル抗体と反応した。
ノクローナル抗体と反応した。
酵素欠乏した突然変異体の表現型を正常なU−937細
胞のそれと比較しても何ら実質的な相異は示されなかっ
た。
胞のそれと比較しても何ら実質的な相異は示されなかっ
た。
特許出願人 ベーリングヴエルケ・アクチェンゲゼル
シャフト
シャフト
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)永久的なヒトの単球/マクロファージ細胞系統U−
937の酸素欠乏突然変異体であつて、この突然変異体
の細胞はチミジンキナーゼ(EC2.7.1.21)を
合成せずそしてヒポキサンチン、アミノプテリンおよび
チミジンを含有する培地(HAT培地)中で死滅するも
のであるところの突然変異体。 2)単球の融合相手としての前記特許請求の範囲第1項
記載の突然変異体細胞の使用。 3)永久的なヒト単球/マクロファージ細胞系統U−9
37の細胞を動物細胞の突然変異について知られた化学
的薬剤好ましくはエチルメタンスルホネートで処理し、
次に3〜少くとも50μg/mlまで段階的に増大する
濃度の5′−ブロモデオキシウリジンで処理し、その際
それぞれ生き残つた細胞を分離しそして次の段階に用い
そして実際上何らチミジンキナーゼを発現しない最終的
に得られた細胞を増殖させることを特徴とする前記特許
請求の範囲第1項記載の突然変異体の製法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3520844.9 | 1985-06-11 | ||
DE19853520844 DE3520844A1 (de) | 1985-06-11 | 1985-06-11 | Thymidin-kinase (ec 2.7.1.21)-mangelmutanten einer humanen monocytischen zellinie |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6259216A true JPS6259216A (ja) | 1987-03-14 |
Family
ID=6272941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP61132935A Pending JPS6259216A (ja) | 1985-06-11 | 1986-06-10 | ヒト単球細胞系統のチミジンキナ−ゼ(ec2.7.1.21)欠乏突然変異体 |
Country Status (4)
Country | Link |
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EP (1) | EP0205032A3 (ja) |
JP (1) | JPS6259216A (ja) |
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Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE3512559A1 (de) * | 1985-04-06 | 1986-10-16 | Behringwerke Ag, 3550 Marburg | Hypoxanthin-guanin-phosphoribosyltransferase-negative mutante einer histiozytischen permanenten humanen zellinie |
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- 1986-06-10 AU AU58498/86A patent/AU5849886A/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
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DE3520844A1 (de) | 1986-12-11 |
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