JPS6258588A - 感熱電線の端末接続部 - Google Patents

感熱電線の端末接続部

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JPS6258588A
JPS6258588A JP19811785A JP19811785A JPS6258588A JP S6258588 A JPS6258588 A JP S6258588A JP 19811785 A JP19811785 A JP 19811785A JP 19811785 A JP19811785 A JP 19811785A JP S6258588 A JPS6258588 A JP S6258588A
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JP
Japan
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heat
resin
terminal connection
wire
electric wire
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Pending
Application number
JP19811785A
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English (en)
Inventor
遠藤 信一
岸本 良雄
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕本発明は電気毛布、敷布、ひざかけ等、
面状暖房具に使用する感熱電線の端末接続部に関するも
のである。本発明のいう感熱電線には温度ヒユーズ線、
温度検知線および抵抗発熱線があり、これらはその内部
に組み込まれでいる高分子感熱層の種類によって区分さ
れる。第1図は感熱電線の基本的構造を示しており、1
はポリエステル糸、芳香族ポリアミド(ケプラー)糸等
、可とう性材料よりなる糸芯、2は銅、銅合金ちるいは
ステンレス線よυなる同巻電極線、3は高分子感熱層、
4は同巻電極線3と同様な材料よシ外巻電極線、5は表
面を絶縁被覆する塩化ビニル樹脂等よりなる表面被覆層
である。この感熱電線を温度ヒユーズ線として使用する
場合は、高分子感熱層3をナイロン12のような結晶性
可塑性樹脂とし、温度検知線として使用する場合は、温
度が上昇するとインピーダンスが減少するポリ塩化ビニ
ルやナイロン等をベースとする高分子感熱材料あるいは
高分子半導体材料とし、抵抗発熱線として使用する場合
は、カーボンブラックなどの導電性粒子を結晶性高分子
マトリックス中に分散した正の抵抗温度特性を有する複
合組成物(PTC抵抗層)とする。
次に従来の感熱電線の端末接続部を第2図にと3角金具
9を介して接続される接続端子Bで・。
端末接続部はポリ塩化ビニル樹脂10によシモールドさ
れている。上記の構造を有する感熱電線を抵抗発熱線あ
るいは温度検知線として使用する電気毛布等の面状暖房
具の流層は、一般家庭においては実施が困難なため、ク
リーニング朶者によって行なわれるが、これをドライク
リーニングする場合に以下述べるような問題がある。
、感熱層の表面被覆層5およびモールド樹脂10は可塑
性樹脂組成物(ポリ塩化ビニル)によって形成されてい
るため、ドライクリーニング溶剤(テトラクロルエチレ
ン等)によシ可塑剤が溶出してひソ割れを生じ、ドライ
クリーニング溶剤が割れ目から浸入し、高分子感熱層3
に作用してその電気的特性が大きく変動する。感熱電線
それ自体に対しては耐ドライクリー二/グ溶剤対策を施
すことができるが、端末接続部を被覆するモールド樹脂
10の可塑剤溶出により生ずるひび割れから内部に浸入
するドライクリーニング溶剤に対しては対策を施すこと
が困難である。
本発明はこの問題を解決することを発明の目的とするも
のである。
〔発明の構成〕本発明の感熱電線の端末接続部は、可と
う性糸芯に同巻電極線を巻回し、その上に高分子感熱層
を設け、この高分子感熱層の上に外巻電極線を巻回し、
さらにその上に表面被覆層を設けた感熱電線の端末に接
続端子を接続する接続部を設け、該接続部を樹脂によっ
てモールドする構造において、前記感熱電線の表面被覆
層をドライクリー二/グ溶剤に対しバリヤー性を有する
樹脂によって形成し、前記端末接続部における前記同巻
電極線および外巻電極線の露出部を、同様にドライクリ
ーニング溶剤に対しバリヤー性を有すると共に前記露出
部に対しホットメルト接着性を有する樹脂によって被覆
することを特徴とする。
ドライクリーニング溶剤にはトリクロルエチレン、テト
ラクロルエチレントリクロルエタンなどのハロゲン化炭
化水素や石油が用いられる。
これらの溶剤に対し、非親和性、耐溶剤性すなわち、バ
リヤー(barier )性を有する樹脂材料は、水素
結合を有するもの、高結合を有するもの、高結晶のもの
Kこの性質を有するものがあシ、具体的には(1)ポリ
フッ化ビニル、ポリ7ツ化ビニリデン等の含フッ素ポリ
マー、(2)NBR等のアクリロニトリル共重合体、(
3)ナイロン11.12等のポリアミド、 (4)エチ
レン−ビニルアルコール共重合体、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体の部分ケン化体等のビニルアルコール共重合
体、(5)アイオノマー、エチレンマレイン酸金属塩等
の金属キレート含有ポリマー、(6)高密度ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等の高結晶性ポリオレフィンなどの
高分子材料がおり、本発明の感熱電線の表面被覆層を形
成するバリヤー性樹脂にはこれらの樹脂のうちから選択
されたもの、あるいはこれらの樹脂をベースポリマーと
する組成物が採択される。また、これらバリヤー性樹脂
のうち、ポリアミド、カルボキシル基を含有スるポリオ
レフィンおよびビニルアルコール共重合体はホットメル
ト接着性を有するので端末接続部の被覆に使用するバリ
ヤー性樹脂はこれらのなかから選択される。第3図にお
いて、11はバリヤー性樹脂を表面被覆層とする感熱電
線であり、12は端末接続部を被覆するバリヤー性ホッ
トメルト接着性樹脂よりなる端末被覆部である。
〔発明の効果〕本発明の感熱電線の端末接続部は以上述
べた構造を有するので、感熱電線それ自体はその表面に
設けたバリヤー性の表面被覆層11によってクリーニン
グ溶剤による浸蝕を阻止することができる。また、端末
接続部はそのモールド樹脂10に発生したひび割れある
いは感熱電線とモールド樹脂10との間の隙間から内部
にクリーニング溶剤が浸入することがあっても、端末接
続部を被覆するバリヤー性、ホットメルト接着性樹脂1
2によって感熱電線の内部にクリーニング溶剤が浸入す
るのを阻止する。したがって発明の目的を達成する効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図:感熱電線の構造を示す図 第2図:従来の感熱電線の端末接続部を示す図で、(イ
)は平面図、(ロ)は側面図 第3図二本発明の感熱電線の端末接続部を示す図で、(
イ)平面図、(ロ)は側面図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可とう性糸芯に内巻電極線を巻回し、その上に高
    分子感熱層を設け、この高分子感熱層の上に外巻電極線
    を巻回し、さらにその上に表面被覆層を設けた感熱電線
    の端末に接続端子を接続する接続部を設け、該接続部を
    樹脂によつてモールドする構造において、前記感熱電線
    の表面被覆層をドライクリーニング溶剤に対しバリヤー
    性を有する樹脂によつて形成し、前記端末接続部におけ
    る前記内巻電極線および外巻電極線の露出部を、同様に
    ドライクリーニング溶剤に対しバリヤー性を有すると共
    に前記露出部に対しホットメルト接着性を有する樹脂に
    よつて被覆することを特徴とする感熱電線の端末接続部
  2. (2)前記バリヤー性を有する樹脂は、含フッ素ポリマ
    ー、アクリロニトリル共重合体、ポリアミド、ビニルア
    ルコール共重合体、金属キレート含有ポリマーおよび高
    結晶性ポリオレフィンのうちから選択されることを特徴
    とする特許請求の範囲(1)の感熱電線の端末接続部
  3. (3)前記バリヤー性とホットメルト接着性とを有する
    樹脂は、ポリアミド、カルボキシル基含有ポリオレフィ
    ンおよびビニルアルコール共重合体のうちから選択され
    ることを特徴とする特許請求の範囲(1)の感熱電線の
    端末接続部
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JPS6089901A (ja) * 1983-10-24 1985-05-20 松下電器産業株式会社 可撓性感熱電線

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