JPS6258448B2 - - Google Patents

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JPS6258448B2
JPS6258448B2 JP8168780A JP8168780A JPS6258448B2 JP S6258448 B2 JPS6258448 B2 JP S6258448B2 JP 8168780 A JP8168780 A JP 8168780A JP 8168780 A JP8168780 A JP 8168780A JP S6258448 B2 JPS6258448 B2 JP S6258448B2
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JP
Japan
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code plate
linear sensor
photoelectric conversion
arrangement
pattern
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JP8168780A
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JPS577516A (en
Inventor
Hiroshi Tamaki
Fumio Ootomo
Kazuaki Kimura
Masakata Minami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Tokyo Kogaku Kikai KK
Original Assignee
Toshiba Corp
Tokyo Kogaku Kikai KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Tokyo Kogaku Kikai KK filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP8168780A priority Critical patent/JPS577516A/ja
Publication of JPS577516A publication Critical patent/JPS577516A/ja
Publication of JPS6258448B2 publication Critical patent/JPS6258448B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
    • G01D5/26Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light
    • G01D5/32Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light
    • G01D5/34Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light the beams of light being detected by photocells
    • G01D5/36Forming the light into pulses

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optical Transform (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は長さや角度を測定するためのエンコー
ダに係り、特に測定の高精度化、高分解能化を図
つたエンコーダに関する。
従来エンコーダとしてリニヤエンコーダ、ロー
タリーエンコーダが知られており、リニヤエンコ
ーダは長さ測定に、またロータリーエンコーダは
角度の測定に使用されるが、これら2つは本質的
には同じで、エンコーダの配列が直線上か円周上
かの相違があるだけである。またエンコーダの種
類として、光を利用した光電式、磁気または電磁
誘導を利用したものなどがある。
しかして、長さや角度の読み取り測定を行うと
き、目盛の製作にあたつてその細分化には製造上
の限度があり、従つて最小測定限度は目盛の細分
化の限界によつて定められる。この限度を超えて
さらに微小量の測定を行うには最小目盛間を内挿
する必要があり、そのために従来より種々の方法
が考えられている。
その1つとして、コード板の目盛に相当する光
学格子あるいは磁気格子の情報を読み出すために
センサを2個設け、その各々によつて互いにコー
ド板の1/4ピツチすなわち位相角90゜の位相差を
もつた情報を読み出し、これら2つの信号を処理
することによつてコード板の格子パターンの最小
目盛間の内挿を行う方法がある。そしてその内挿
の仕方として次の3つの方法が知られている。す
なわち第1は零点基準内挿法と呼ばれるもので、
コード板から読み出した2つの位相の異なる正弦
波状の信号の零電位を切る点を基準として方法パ
ルスに成形し、2つのパルス系列の方形パルスの
立上り、立下りのエツジを計数することによつて
一周期の間を内挿するものである。また第2は振
幅基準内挿法と呼ばれるもので、やはり同様にエ
ンコーダより得られる90゜の位相差をもつ出力信
号の振幅に一定の比の差をもたせて合成すること
によつて1周期の間を内挿するものである。さら
に第3は位相基準内挿法と呼ばれるもので、やは
り90゜の位相差をもつた2つの信号を一定の周波
数をもつた搬送波で変調し、これらの合成波と搬
送波との位相差を検出して1周期の間を内挿する
ものである。
しかしながら上述した内挿法の場合に得られる
精度は高々1/4ピツチまでである。また、これを
改善するために90゜以外の位相差をもつた信号を
用いることも考えられているが、信号処理回路が
複雑化するのに対しそれほどの高精度は容易に得
られていない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、ア
ブソリユート方式による有効な内挿法を採用した
高精度かつ高分解能なエンコーダを提供すること
を目的とする。
本発明の他の目的は、要求される高精度を構成
の大幅な変更なしで容易に実現できるエンコーダ
を提供することにある。
以下図面を参照しながら本発明を詳細に説明す
る。まず第1図乃至第4図を用い光学式エンコー
ダを例にあげて本発明の原理について述べる。第
1図aにおいて1は光学格子(コード板)で光の
透過率に差をもたせた部分が周期的に配列されて
いる。すなわち第1図aに示すごとく明部と暗部
のスリツト巾は等しくWCとする。これに傾斜を
もつて配列される光電変換装置は独立した光電変
換素子2aが直線状に配列されたリニアセンサ2
とする。このコード板1を透過してえられる光の
明暗の情報をリニアセンサ2により光電変換によ
り電気信号に変換し処理することによりコード板
1とリニアセンサ2との相対的な変位量の微小量
を正確に測定する装置を提供するものである。
さらにこの原理の詳細の説明をつづける。コー
ド板1の像がリニアセンサ2の上に光学的手段に
より再生された場合にその一部を第1図bに示
す。第1図bの1bはコード板の明部を、斜線を
ほどこした部分1cはコード板の暗部を示しその
巾はWCであり縦方向の長さは合目的的な長さで
あればよく特に制限する必要はない。第1図bの
2aはリニアセンサ2上に配列されている独立し
た1個の光電変換素子を示し、巾、高さともにW
Sとする。リニアセンサとコード板の相対的な位
置関係を次の如く規定する。リニアセンサの配列
の長手方向をX軸としコード板のスリツトの配列
の長手方向がX軸とθなる角度をもつて交叉する
ように配置されている。またX軸方向の原点Aを
コード板上にとりこれに対しリニアセンサ上の特
定の光電変換素子の一端Bをリニアセンサ上の特
定点と定めAB間のX軸上の距離をSとしこれを
コード板1とリニアセンサ2の相対変位量とす
る。つぎに第2図aに示した前述のコードパター
ンを透過した光量の場所による分布は理想状態で
は第2図bの如く光の最大強度2aとする矩形波
となるが実際の光学系を通過した場合はその光学
系の性能により正弦波成分の表れた光量分布第2
図cの如き分布になる。第2図dではコード板1
を光源3により照明しこれを光学系4,5を経て
リニアセンサ2の上に投影する。この場合のリニ
アセンサ2とコード板1との相対位置関係の詳細
は第1図bに説明した通りであるとする。リニア
センサ2上の光電変換素子2aに発生する電気出
力信号の大きさはそれを照射した光量に比例する
とするとしリニアセンサ2の一端から数えてP番
目の光電変換素子に現れる電気信号の出力は次の
式で表される。
ここでM=W/W q=S/W H(2k+1)は奇数次の高調波成分の光学系
のOTFを表す。
コード板1とリニアセンサ2の相対的な運動
は、第3図に示す如くコード板1とリニアセンサ
2が角度θの傾斜を保ち、リニアセンサ2がその
長手方向に移動するものとする。移動量の単位を
C(1―cosθ)とする。(1)式においてθ=
24.62゜WC=WS=1 α=1とし基本周波数の
みをとることとしそのOTFは1に等しいとする
と相対変位量Sが変化した場合のリニアセンサ上
の各々の光電変換素子に発生する電気信号の出力
の相対値を第4図a〜gに示す。この信号の系列
と相対変位との特徴的な関連性をつぎに説明す
る。リニアセンサ2の上に配列された各々の光電
変換素子2aに発生する電気出力がコード板とリ
ニアセンサとの相対変位量がない場合、すなわち
S=0の場合の電気出力を第4図aに示す。この
場合相隣接する光電変換素子の電気出力は1番目
から2番目に、2番目から3番目にうつるたびに
減少、増加を繰り返えす。しかし3番目から4番
目、4番目から5番目に移る場合は共に減少して
いる。すなわち位相反転の場所があらわれる。こ
の場所をP,Qで示す。これが本発明による出力
信号の特徴的な点である。コード板とリニアセン
サが順次移動してその変位量Sが(1―cosθ)
C、2(1―cosθ)WC、3(1―cosθ)WC
…となつた場合の出力信号を第4図b〜gに示
す。ここでは前記特徴点PQが明確に理解できる
ようにリニアセンサ上の光電変換素子のなかで奇
数番目と偶数番目の電気出力をつなげた2つの系
列に分けて示してある。このリニアセンサ上のP
点とQ点との間の間隔は傾斜角θに関係する量で
ある。またコード板とリニアセンサの相対変位量
がWc(1―cosθ)を単位として順次増加すれば
P,Q点はそれぞれリニアセンサ上の光電変換素
子の隣接した素子えと移動する。すなわち光電変
換素子の巾だけ変化することになる。第4図に示
した例により具体的に説明するならばコード板の
スリツト巾WCとリニアセンサ上の光電変換素子
の巾WSが等しく現在利用できるものは15μmと
する。傾斜角θを24.62゜とするとS=WC(1―
cosθ)=1.36μmとなる。即ちリニアセンサ上で
奇数番目の信号系列と偶数番目の信号系列の交叉
点P点Q点の移動をリニアセンサ上の光電変換素
子1個として検知すれば移動量1.36μmを検知す
ることが可能である。これが本発明による測定の
原理である。この測定原理に於てコード板とリニ
アセンサとの傾斜角の関係について詳細に述べ
る。この測定原理の特徴はリニアセンサの出力信
号は第4図a〜gに示すように、リニアセンサ上
に配列されている光電変換素子の各々の信号を順
次観察すると、隣接する出力は増加から減少、減
少から増加えの繰返しの系列のなかで第4図Pま
たはQ点で示されるように増加から増加、または
減少から減少えと位相の反転する点が観測され
る。この点はコード板とリニアセンサの相互の傾
斜角によつて発生する特徴的な点であることは前
にも述べた通りである。したがつてこの測定原理
が成立する傾斜角にはおのづと限界がある。この
限界は光学格子の単一のスリツト巾の間にリニア
センサ上の光電変換素子が2個以上存在する場合
には前述の特徴的な点P,Q点は観測されなくな
る。したがつて傾斜角θの最大値は60゜以下に限
定されるものとする。この方式の特徴はリニアセ
ンサの光電変換素子の巾WSとその上に光学的に
再生された光学格子のスリツト巾WCが同一であ
るが実際製作上の誤差および光学系の結像倍率の
誤差により同一にすることは厳密には満足しえな
いか又はこの調整に他の手段を用いる必要が現実
に起る。この場合は単に相互の傾斜角の調整を行
うことで簡単に目的を達成できることも本発明の
1つの特徴である。
次に上記測定原理を用いた本発明の光学式エン
コーダの一実施例を第5図a,b及び第6図a〜
eを用いて説明する。第5図aにおいて1はコー
ド板で、移動量を測定しようとする部材例えば工
作機類の移動台、あるいは投影機や工具顕微鏡類
の微動載物台などの一部に固定される。また2は
リニアセンサで、コード板1とは紙面に垂直な平
面内で相互に傾斜して設置される。ここでリニア
センサ2は静止しておりコード板1が部材の移動
とともに移動するので両者は相対移動を行う。そ
して光源3の光を、レンズ4を介して平行光とし
てコード板1を照射する。コード板1を透過した
光はコード板1上のパターンに対応した光強度の
パターンをもつた光となり、レンズ5を経てコー
ド板1の背後にあるリニアセンサ2例えばCCD
の受光面上に投射される。ここで今第5図bに示
すようにコード板1の光学格子を幅15μmの白黒
等間隔のスリツトを配列したものとし、リニアセ
ンサ2の上に配列されている光電変換素子の巾も
同じく15μmとしてコード板1とリニアセンサ2
とが第5図bに示す傾斜角θをもつて配置されて
いる場合の出力は、第6図aに示すようになる。
この波形はコード板1とリニアセンサ2との相対
位置で決まる。そして、コード板が1ピツチ30μ
m移動する間はその波形は第6図aに示す波形か
ら移動量に応じて順次変化していき、コード板が
1ピツチ移動すると再び第6図aに示す波形のよ
うになり、以後順次これを繰返す。
次に、上記の如きリニアセンサ2の出力信号を
用いて相対移動量の測定する方法について説明す
る。
第5図aに示す本発明に装置によれば、インク
リメンタル方式によつて「粗読」が行われ、アブ
ソリユート方式によつて「微読」が達成される。
すなわちある時点からコード板のスリツトが何個
移動したかによつて先ず粗読を行い、コード板が
静止した時点における微読を前述の内挿原理によ
つて行おうとするものである。
先ず粗読の方法から説明する。これまでの説明
からも明らかなように、リニアセンサ2上の特定
の1つの素子の出力だけに注目すると、その素子
のリニアセンサ1走査毎の出力は、2WCの移動量
を1周期とした正弦波状の出力となる。そこで本
発明では第5図aに示すように、リニアセンサ2
の出力を増幅器6を介してサンプルアンドホール
ド回路7に導びき、このサンプルアンドホールド
回路7によつてある特定の素子の出力をリニアセ
ンサの走査毎に繰り返してサンプルアンドホール
ドし、その出力をサンプル間隔に応じた適当な時
定数をもつ積分器8によつて包絡線検波して上記
正弦波状の信号を得るようにしている。ここでサ
ンプルアンドホールド回路7によつてサンプルホ
ールドすべき時点の決定(すなわちその出力がサ
ンプルホールドされるところの素子の決定)は駆
動回路9により送られてくるサンプリング信号に
よつてなされる。すなわち駆動回路9は例えばリ
ニアセンサ2の内容を読み出すためのクロツクパ
ルスをカウンタで数え、そのカウント数とレジス
タ中に貯えられた所定の値とを比較器で比較し
て、その一致信号をサンプリング信号として得る
ようにされている。従つてレジスタ中に例えば3
なる値を記憶させておくことにより、リニアセン
サの3番目の素子内容が読み出される毎にその値
がサンプルアンドホールドされることになる。
積分器8の出力は次にシユミツトトリガー回路
10に加えられ、適当なスライスレベル(例えば
50%のレベル)で方形波に変換され、この方形波
の立上り、立下りエツジが計数器11によつて計
数される。すなわちこの方形波の立上りから立下
りまであるいは立ち下りから立上りまでがコード
板1のスリツト幅WCに1対1に対応するため、
上記計数器11の計数値から、スリツト幅WC
最小単位とした移動量の測定が可能となる。計数
器11はコード板1が移動している間計数を進
め、コード板1が停止すると計数器11の計数も
停止する。そして計数器11によつて得られた計
数値は換算回路12に加えられ、実際の移動量が
求められる。なお粗読の際の上記計数器11の計
数方向の判定、つまり立上り、立下りエツジを加
算計数するか減算計数するかの判定は、注目した
1つの素子の出力と位相のずれを生ずるような任
意の素子の出力とを合せて調べ、両方の位相の進
みあるいは遅れの状態より容易に行える。
以上が粗読の方法についてであるが、上述の説
明から明らかなように粗読における測定の最小単
位はスリツト幅WCである。従つてそれ以上の精
度で読み取るために先に述べた原理による内挿が
行われる。以下この微読の方法について説明す
る。
第5図aにおいて増幅器6の出力は信号分配器
13に加えられる。この信号分配器13はリニア
センサ2の偶数番目の素子の信号と奇数番目の素
子の信号とに分配するための回路で、簡単なゲー
ト回路によつて構成されている。この分配器13
によつて分配された2つのパルス系列の信号は
各々包絡線検波器14,15に供給されて包絡線
検波される。その結果第6図aに示すリニアセン
サ2の出力信号は第6図bに示すようになる。こ
れらの信号は次に比較器16によつて比較され、
2つの信号が同一電位になる点で比較出力が発生
される。そしてこの比較出力は計数器17に加え
られ、計数器17は、その時点で、それまでカウ
ントしていたクロツクパルスの数(カウント数)
を換算回路12に出力する。第6図dは包絡線検
波器14,15の出力を比較器16で比較してい
る状態を示し、第6図eは計数器17のカウント
状態を示す。第6図eは6個のクロツクパルスを
数えたとき比較出力が発生される例を示したもの
である。
このようにしてコード板のスリツト幅WC内を
(1―cosθ)WCの分解能で読み取ることにより
微読が行われる。
こうして得られた微読結果は上述の粗読結果と
同様に換算回路12によつて実際の移動量に換算
され、表示装置18に表示される。
なお、包絡線検波器14,15の一構成例を第
7図に示す。これらのサンプルアンドホールド回
路23及び積分器24とからなり、サンプルアン
ドホールド回路23には奇数番目毎のクロツクパ
ルス(検波器14の場合)又は偶数番目毎のクロ
ツクパルス(検波器15の場合)が供給される。
以上詳しく説明したように上記実施例は、光の
透過率に一定の比をもたせたスリツトを周期的に
配列した光学格子からなる格子パターンと、これ
に傾斜をもたせた光電変換素子群を上記光学格子
に並行して配列した光電変換装置とを備え、上記
光学格子に光を照射したときに上記光電変換装置
から得られる電気信号を用いて上記光学格子のス
リツト幅内を内挿読み取りするようにしたもので
ある。この場合単一の光電変換素子の巾と光学格
子のスリツト巾が同一でそれぞれの長手方向が互
に傾斜しておりその角度をθなる関係にて光学格
子の像がセンサ上に投影されているので、センサ
のピツチの(1―cosθ)倍という高精度な内挿
が可能である。
第8図は本発明の他の実施例を示す図である。
但し本実施例は微読のための回路のみが示されて
いる。この実施例の場合も光源3から発された光
はレンズ4を介して平行光とされ、この平行光で
コード板1が照射される。そしてコード板1の像
はレンズ5でリニアセンサ2上に結像される。こ
の場合、コード板1とリニアセンサ2は、第8図
の紙面に垂直な平面上でのその長手方向が相互に
傾斜角をもつように配設されている。コード板1
の格子パターンとリニアセンサ2の構造は第5図
bに示すものと同じであるとする。本実施例にお
いて増幅器6の出力は第9図aに示すようなパル
ス列となる。この信号は包絡線検波器19に供給
されて第9図bに示すような信号とされる。そし
てこの信号は位相反転弁別器20に加えられ、第
9図bの信号のうちの位相反転点Pを検出する。
計数器17は予め定められた始点からクロツクパ
ルスを計数しており、位相反転弁別器20によつ
て位相反転点Pが検出されたとき計数動作を停止
する。この様子を第9図cに示す。しかして計数
器17の計数結果は換算回路12に供給されて実
際の移動量が求められる。換算回路12の出力は
表示装置18によつて表示される。なお包絡線検
波器19としては第7図に示すものを用いること
ができる。
以上詳細に説明したように、この発明は“1”
“0”情報が周期的に長手方向に配列されてなる
格子パターンを有するコード板に対しこのコード
板の格子パターンの配列の周期と実質的に同一の
配列即ち同一のピツチで配列された複数個の光電
変換素子群よりなる光電変換装置(例えば
CCD)を設け且つこれらの配列が交叉するよう
にたとえば配列の長手方向に傾斜を持たせたこと
を特徴とする。これによつて従来のものでは得ら
れなかつた高精度の内挿が可能である。また格子
パターンの配列と光電変換装置の配列との交叉す
る角度を変化させるだけで任意の内挿精度が容易
にえられる手段を提供するものである。
本発明は上記実施例に何ら限定されるものでは
なく、以下に示すように種々変形して実施するこ
とができる。
(1) コード板及びセンサとしては実施例のように
光学的なものではなく、磁気又は電磁誘導を利
用してもよい。特に磁気を利用するエンコーダ
は特殊な用途に用いられ光学式のものに較べて
精度が低いという欠点があつたが本発明を適用
することにより充分な精度向上が計れる。
(3) 光学式エンコーダとしては、コード板の透過
像を用いることなく、コード板による反射像を
センサに投影するように構成することができ
る。
(4) 本発明は微読による内挿読に特徴を有するも
のであるから、従来から知られているコード板
の1ピツチまでの測定方法であるインクリメン
タル方式もしくはアブソリユート方式等からな
る粗読方法を併用して用いてもよい。
その他、リニアセンサからの出力信号を処理
する信号処理系についても上記実施例以外の
種々の回路構成を用いることができることは言
うまでもない。
(5) 上記の本発明においては、格子パターンの配
列とセンサアレイ群の配列とを投影時に交叉さ
せるためにたとえば直列的に配置された格子パ
ターンからなるコード板に対し同じように直列
に配列されたセンサアレイを傾斜して配設した
場合を例として、原理及び実施例を説明したが
第10図に示すように、コード板に角度θの傾
斜角をもつた、格子パターンを配列し、このコ
ード板に平行にセンサアレイを配置しても、こ
れとまつたく同様の効果が得られることは言う
までもない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の原理を説明するた
めの図、第5図aは本発明の一実施例を示すブロ
ツク線図、第5図bは第5図aで用いられるコー
ド板とリニアセンサの配置関係を説明するための
図、第6図a〜eは第5図aに示した実施例の各
部信号波形図、第7図は第5図aに示す実施例の
一部分の具体的構成例を示すブロツク線図、第8
図は本発明の他の実施例を示すブロツク線図、第
9図a〜cは第8図の実施例の各部の信号波形
図、第10図はコード板とリニアセンサとの他の
実施例の配置関係を説明するための図である。 1…コード板、2…リニアセンサ、3…光源、
4,5…レンズ、6…増巾器、7…サンプルアン
ドホールド、8…積分器、9…駆動回路、10…
シユミツトトリガー、11…計数器、12…換算
回路、13…信号分配器、14,15…包絡線検
波器、16…比較器、17…計数器、18…表示
装置、19…包絡線検波器、20…位相弁別器、
23…サンプルアンドホールド、24…積分器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 “1”、“0”情報が長手方向に周期的に配列
    されてなる格子パターンを有するコード板と、 このコード板に対応して長手方向にアレイ状に
    配列され前記格子パターンの情報を読み取るセン
    サ素子群と、を具備し、 前記格子パターンの配列の周期と前記センサ素
    子群の配列の周期とを実質的に同一とし、且つ前
    記格子パターンの配列と前記センサ素子群の配列
    とが格子パターンの投影時に交叉するように配設
    することにより前記センサ素子群から読み出され
    る信号によつて前記コード板の格子パターンの長
    手方向のスリツト巾内を高精度で内挿するように
    してなることを特徴とするエンコーダ。 2 前記特許請求の範囲第1項記載のものにおい
    て、前記コード板の格子パターンを光の透過率に
    一定の比をもたせたスリツト群で構成し、前記セ
    ンサ素子群を光電変換素子群で構成し、前記光電
    変換素子群に投影される前記格子パターンの配列
    の周期とこの光電変換素子群の配列の周期とを実
    質的に同一とし、且つ前記格子パターンの配列と
    前記光電変換素子群の配列とが格子パターンの投
    影時に60度以下の角度で交叉するように配設して
    なることを特徴とする前記特許請求の範囲第1項
    記載のエンコーダ。
JP8168780A 1980-06-17 1980-06-17 Encoder Granted JPS577516A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8168780A JPS577516A (en) 1980-06-17 1980-06-17 Encoder

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JPS577516A (en) 1982-01-14

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