JPS6258229B2 - - Google Patents

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JPS6258229B2
JPS6258229B2 JP12447181A JP12447181A JPS6258229B2 JP S6258229 B2 JPS6258229 B2 JP S6258229B2 JP 12447181 A JP12447181 A JP 12447181A JP 12447181 A JP12447181 A JP 12447181A JP S6258229 B2 JPS6258229 B2 JP S6258229B2
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chargers
storage battery
charger
voltage
charge
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Yasukazu Kitamura
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication of JPS5826536A publication Critical patent/JPS5826536A/ja
Publication of JPS6258229B2 publication Critical patent/JPS6258229B2/ja
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【発明の詳細な説明】 この発明は電気自動車の充電装置に関し、特
に、複数の電気自動車に搭載される複数の蓄電池
を同時に充電するときに、優先順位を定めてお
き、優先順位の高い蓄電池を急速充電し、その充
電状態に基づいて次に優先順位の高い蓄電池を急
速充電するような電気自動車の充電装置に関す
る。
一般に、電気自動車の充電時間が長いわりには
走行距離が短いという欠点がある。充電時間を速
めるために急速充電器を用いる方法も考えられる
が、このような急速充電器ふ高価である。このた
め、充電器として、充電時間を7〜10時間程度要
する緩充電器が多く用いられている。
ところで、通常は電気自動車1台に対して1台
の充電器が用意される。したがつて、たとえば電
気自動車が3台あるところでは3台の充電器が用
意される。このような充電器は車庫に配置されて
いて、電気自動車が入庫している間に蓄電池を充
電する。したがつて、電気自動車が走行している
間は、各充電器が遊んでいる状態となる。これら
の充電器を有効的に利用して急速充電を可能にな
らしめれば、高価な急速充電器を用いることなく
効率的に充電を行なうことができるであろう。
また、各電気自動車の1日における走行距離が
異なつており、各電気自動車の蓄電池の残りの充
電容量も異なつている。したがつて、比較的走行
する距離の長い電気自動車の蓄電池を優先的に急
速充電するようにできれば、より充電器を有効的
に使用することができしかも蓄電池の充電を効率
的に行なうことができるであろう。
それゆえに、この発明の主たる目的は、複数の
電気自動車のそれぞれに接続される接続手段に優
先順位を定めておき、優先順位の高い接続手段が
接続された蓄電池から順次並列接続された複数の
充電器によつて急速充電し得る電気自動車の充電
装置を提供することである。
この発明の他の目的は、複数の接続手段の優先
順位を選択することができて、優先順位の高い接
続手段が接続された蓄電池から順位複数の充電器
を並列接続して急速充電し得る電気自動車の充電
装置を提供することである。
この発明を要約すれば、複数の充電器の出力端
を任意に切替えて並列接続できるようにし、予め
優先順位が高く定められた接続手段に接続される
充電器の数を相対的に多くし、この接続手段を蓄
電池に接続して充電し、この蓄電池の充電状態に
基づいて並列接続される充電器の数を減少させる
とともに、次に優先順位の高い接続手段が接続さ
れた蓄電池に接続される充電器の数を増加させる
ように構成したものである。また、第2の発明で
は、接続手段の優先順位を任意に設定できるよう
に構成したものである。
この発明の上述の目的およびその他の目的と特
徴は以下に図面を参照して行なう詳細な説明から
一層明らかとなろう。
第1図はこの発明の一実施例の概略ブロツク図
である。構成において、CPU1は切替制御手段
を構成する。CPU1に関連して後述の第6図な
いし第10図に示すフロー図に基づくプログラム
を予め記憶するリードオンメモリ(ROM)2と
後述の第2図に示すデータを記憶するためのラン
ダムアクセスメモリ(RAM)3とが設けられ
る。また、CPU1には、I/O4を介してインタ
ーフエイス7が接続される。このインターフエイ
ス7には表示器5と急速充電指示スイツチ6とが
接続される。この急速充電指示スイツチ6は後述
のA蓄電池161ないしC蓄電池181のいずれ
かを優先的に急速充電するための指示を与えるた
めのものである。インターフエイス7には切替ス
イツチ12が接続されるとともに、たとえば3台
の電気自動車16〜18からの各種情報信号がコ
ネクタ19ないし21を介して与えられる。
前記切替スイツチ12にはたとえば3台の充電
器9〜11から充電出力が与えられる。A充電器
9ないしC充電器11はたとえば三相交流電源8
の各相U,V,Wに基づいてそれぞれが位相の異
なる脈流電圧を出力する。通常、蓄電池の充電は
脈流電圧で行なわれ、脈流電圧が蓄電池電圧を越
える期間のみ充電が行われる。従つて、位相の異
なる脈流を重ねて充電した場合、脈流電圧が蓄電
池電圧を越える期間が多くなり充電時間を短縮で
きる。このために、この実施例においても、各充
電器9ないし11はそれぞれ脈流電圧を出力する
ようにしている。切替スイツチ12はこのような
A充電器9ないしC充電器11の出力端を切替え
て並列接続するとともに、切替えられた各充電器
9〜11のいずれかを、プラグ13〜15を介し
て電気自動車16,17,18のいずれかに接続
するものである。なお、この切替スイツチ12に
ついては後述の第3図で詳細に説明する。
前記A電気自動車16はA蓄電池161を搭載
している。また、この電気自動車16には、プラ
グ13が挿入されたことを検出するプラグ挿入検
出器P162と、蓄電池161の液面レベルを検
出する液面レベル検出器163と、蓄電池161
の過温度を検出する温度検出器164と、蓄電池
161の端子電圧を検出する電圧検出器165と
が設けられる。これらの検出器162〜165で
検出された検出信号は、コネクタ19,インター
フエイス7,I/O4を介してCPU1に与えられ
る。同様にして、B電気自動車17には、B蓄電
池171が搭載されるとともに、プラグ挿入検出
器172と液面レベル検出器173と温度検出器
174と電圧検出器175とが設けられる。そし
て、各検出器172〜175で検出された検出信
号は、コネクタ20を介してインターフエイス7
に与えられる。C電気自動車18にもC蓄電池1
81が搭載されるとともに、プラグ挿入検出器1
82と液面レベル検出器183と温度検出器18
4と電圧検出器185とが設けられる。そして、
各検出器182〜185の検出信号はコネクタ2
1を介してインターフエイス7に与えられる。
第2図は第1図に示すRAM3に記憶されるデ
ータを示す図解図である。図において、RAM3
は記憶領域31〜39を含む。記憶領域31は電
気自動車16,17,18にプラグ13,14,
15が挿入されたことを、プラグ挿入検出器16
2,172,182がそれぞれ検出したとき、フ
ラグPa,Pb,Pcをそれぞれ記憶する。記憶領域
32は急速充電指示スイツチ6によつて急速充電
指示された電気自動車を特定するためのフラグ
Qa,Qb,Qcをそれぞれ記憶する。記憶領域33
は液面レベル検出器163,173,183によ
つて液面レベルが検出され、その液面レベルが所
定のレベル以下となつているときそれを表わすフ
ラグLa,Lb,Lcをそれぞれ記憶する。記憶領域
34は温度検出器164,174,184によつ
て温度が検出され、その温度があらかじ定める温
度以上であるときそれを表わすフラグTa,Tb,
Tcをそれぞれ記憶する。記憶領域35はA電気
自動車16の電圧検出器165で検出されたA蓄
電池161の電圧レベルVaを3ビツトのデータ
として記憶する。記憶領域36は同様にしてB電
気自動車17のB蓄電池171の電圧Vbを記憶
し、記憶領域37はC電気自動車18のC蓄電池
181の電圧Vcを記憶する。記憶領域38はA
蓄電池161,B蓄電池171,C蓄電池181
のいずれを最優先して急速充電するかを特定する
ためのフラグXを記憶する。記憶領域39は次に
優先順位の高い蓄電池を表わすフラグYを記憶す
る。すなわち、記憶領域38,39は、たとえば
A電気自動車16の優先順位を最も高いものとす
れば、AをXとして記憶し、B電気自動車17が
次に優先順位の高いものとすれば、BをYとして
記憶する。
第3図は第1図に示す切替スイツチ12の具体
的な回路図である。この切替スイツチ12は接点
121〜126を含む。接点121はA充電器9
およびB充電器10のそれぞれの出力端を並列接
続するときに閉じられる。接点122はB充電器
10およびC充電器11の出力端を並列接続する
ときに閉じられる。また、接点123はA充電器
9およびC充電器11のそれぞれの出力端を並列
接続するときに閉じられる。接点124はA電気
自動車16のA蓄電池161を充電するときに閉
じられ、接点125はB蓄電池171を充電する
ときに閉じられ、接点126はC蓄電池181を
充電するときに閉じられる。これらの接点121
〜126はCPU1からI/O4,インターフエイス
7を介して与えられる指令信号に基づいて切替え
られる。それによつて、たとえば接点121と1
22と124とが閉じられると、A充電器9,B
充電器10,C充電器11のそれぞれの出力端が
並列接続されてそれぞれの位相の異なる脈流電圧
がA蓄電池161に与えられる。
第4図はこの発明の一実施例のパネル面を示す
外観図である。表示器5は各蓄電池161,17
1,181のそれぞれに対応して、充電中、急速
中、完了、液不足、過温度をそれぞれ表わす表示
ランプを含む。また、急速充電指示スイツチ6は
急速充電を指示しないための接点OFFと、A蓄
電池161,B蓄電池171,C蓄電池181に
急速充電する指示を与えるための接点A,B,C
とをそれぞれ含む。
第5図はこの発明の一実施例の充電シーケンス
を説明するための図解図である。次に、この第5
図を参照して充電シーケンスについて簡単に説明
する。この発明では同時に充電すべき車両台数に
応じて切替スイツチ12で並列接続される充電器
9〜11の接続態様のパターンが異なるように予
め定められている。また、このパターンは急速充
電指示スイツチ6の切替えに応じても異なるよう
にされている。すわち、充電車両台数が1台であ
れば、急速充電指示スイツチ6の切り替えを無視
して、初期状態において充電器9〜11の3台を
並列接続して1台の蓄電池を急速充電する。そし
て、この蓄電池の電圧が所定の電圧になると、充
電器の並列接続を2台に減少し、さらに電圧が所
定の電圧以上になると充電器を1台のみとする。
なお、最後の1台のみの充電器による充電時間は
充電器に内蔵されているタイマによつて定められ
る。
また、2台の車両の蓄電池を同時に充電する場
合であつて、急速充電指示スイツチ6がOFFの
位置に切替えられている場合には、2台の充電器
を並列接続して一方の蓄電池を急速充電し、残り
の1台の充電器で他方の蓄電池を緩充電する。そ
して、一方の蓄電池の電圧が所定の値以上になる
と、2台の充電器を1台にし、他方の蓄電池に接
続される充電器を2台並列接続する。さらに、他
方の蓄電池の電圧が所定の値以上になると充電器
を1台に減らす。もし、2台の車両を充電する場
合であつて、一方に急速充電指示が与えられてい
れば、一方の蓄電池に3台の充電器9〜11を並
列接続して急速充電する。そして、その蓄電池の
電圧が所定の電圧以上になると充電器を2台に減
らし、他方の蓄電池を残りの1台の充電器で緩充
電する。さらに、一方の蓄電池の電圧が所定の値
以上になると充電器を1台に減らし、他方の蓄電
池の充電器を2台に増やす。
3台の車両の蓄電池を同時に充電する場合であ
つて、急速充電指示が与えられていなければ、各
充電器9〜11を各充電器に個別的に接続して緩
充電を行なう。もし、1つの蓄電池に急速充電指
示が与えられていれば、その蓄電池に3台の充電
器9〜11を並列接続して急速充電する。その蓄
電池の電圧が所定の値以上になると充電器を2台
に減らし、残りの1台の充電器で優先順位が次に
高く選ばれている蓄電池を充電する。さらに、急
速指示の与えられている蓄電池の電圧が所定の値
以上になると充電器を1台に減らし、その充電器
で残りの1台の蓄電池を充電する。
第6図ないし第11図はこの発明の一実施例の
具体的な動作を説明するためのフロー図である。
次に、第1図ないし第11図を参照してこの発明
の一実施例の具体的な動作について説明する。ま
ず、第6図を参照して、プラグ13,14,15
のいずれかが電気自動車16,17,18のいず
れかに挿入されると、それぞれの電気自動車に含
まれるプラグ挿入検出器162,172,182
がそれぞれ検出する。この検出信号はコネクタ1
9,20,21のいずれかを介してインターフエ
イス7に与えられる。さらに、検出信号はインタ
ーフエイス7からI/O4を介してCPU1に与え
られる。また、各電気自動車16,17,18の
それぞれに含まれる液面レベル検出器163,1
73,183は各蓄電池161,171,181
の液面レベルを検出し、温度検出器164,17
4,184がそれぞれの温度を検出し、電圧検出
器165,175,185がそれぞれ電圧を検出
する。これらの検出器によつて検出された信号は
CPU1に与えられる。
CPU1はステツプ1において、プラグ13,
14,15のいずれかが挿入されたことを表わす
挿入信号が入力されるまで待機していて、いずれ
かの挿入信号が入力されるとステツプ2において
各検出データに基づいてフラグおよびデータを
RAM3にストアする。すなわち、挿入信号に基
づいて、電気自動車16,17,18のいずれに
プラグが差込まれたかを表わすフラグPaないし
Pcを記憶領域31にストアする。また、記憶領
域32には急速充電指示スイツチ6で指定された
電気自動車を表わすフラグQaないしQcを記憶す
る。さらに、電池161,171,181のそれ
ぞれの液面レベルのフラグLa,Lb,Lcを記憶領
域33にストアし、温度フラグTa,Tb,Tcを記
憶領域34にストアし、電圧データを記憶領域3
5〜37にストアする。さらに、プラグ13〜1
5が接続された車両台数および急速充電指示スイ
ツチ6によつて急速充電が指示された車両番号お
よび前述の第5図に示す充電器の並列運転台数の
パターンに基づいて優先順位を定める。すなわ
ち、記憶領域38および39に優先順位の高い車
両番号が順次ストアされる。
CPU1は各データをRAM3にストアした後、
ステツプ3に進む。そして、記憶領域31にスト
アされているフラグPa〜Pcに基づいて充電車両
台数が1台であるか否かを判別する。すなわち、
記憶領域31にフラグPa〜Pcのいずれか1つが
セツトされていれば、第7図に示すN1,QN1
のサブルーチンに進む。記憶領域31にフラグが
2つセツトされていればステツプ4において充電
車両台数が2台であると判別してステツプ5に進
む。ステツプ5では記憶領域31に記憶されてい
るフラグPa〜Pcのそれぞれに対応して記憶領域
32にフラグQa〜Qcがセツトされているか否か
を判別する。すなわち、ステツプ5では急速充電
指示スイツチ6によつて急速充電指示が与えられ
ているか否かを判別する。もし、急速充電指示が
与えられていなければ第8図に示すN2のサブル
ーチンに進み、急速充電指示が与えられていれ
ば、第9図に示すQN2のサブルーチンに進む。
前記ステツプ4において充電車両台数が3台であ
ることを判別すると、ステツプ6においてその3
台の車両台数のいずれかに急速充電指示が与えら
れているか否かを判別する。急速充電指示がなけ
れば第10図に示すN3のサブルーチンに進み、
急速充電指示が与えられていれば第11図に示す
QN3のサブルーチンに進む。
次に、各サブルーチンにおける具体的な動作に
ついて説明する。まずプラグ13のみが電気自動
車16に接続されていて、充電車両台数が1台の
場合について説明する。この場合、RAM3の各
記憶領域にはフラグPa,La,Ta,Vaがそれぞれ
ストアされている。なお、充電車両が1台の場合
には急速充電指示スイツチ6の指示に関係なく強
制的に急速充電が達成される。
第7図に示すサブルーチンにおいて、xは充電
すべき電気自動車の記号を表わしている。したが
つて、電気自動車16を充電する場合には、xは
Aとなる。まず、ステツプ7においてCPU1は
フラグPaに基づいて充電車両がA電気自動車1
6であると判別し、フラグQaに基づいてA蓄電
池161の液面レベルが正常であるか否かを判別
する。正常でなければステツプ12に進み、正常
であればステツプ8に進む。ステツプ8において
フラグTaに基づいてA蓄電池161の温度が正
常であるか否かを判別する。正常でなければステ
ツプ12に進み、正常であれば充電器9〜11で
急速充電するための指令を切替スイツチ12に与
える。この指令信号に基づいて、切替スイツチ1
2の接点121と122と124とが閉じられる
すなわち、3台の充電器9〜11の出力端が並列
接続され、それぞれの位相の異なる脈流電圧がA
蓄電池161に与えられる。なお、各充電器9〜
11はタイマを内蔵していて、そのタイマで設定
された所定時間だけ電圧を出力する。
ステツプ10においてA蓄電池161の電圧レ
ベルがV3を越えたか否かが判別される。この電
圧V3は充電器9〜11の並列接続を3台から2
台に切替えるための予め定められる電圧であつ
て、この電圧を表わすデータはRAM3の図示し
ない記憶領域に設定されている。A蓄電池161
の電圧VaがV3以下であれば、ステツプ11に
進む。ステツプ11では記憶領域31に記憶され
ているフラグPa以外のフラグがセツトされたか
否かを判別する。すなわち、このステツプ11で
はプラグの挿入が変更されたか否かを判別する。
変更されていなければ再びステツプ8に戻る。
なお、一般に蓄電池はその充電中における温度
上昇が激しいが、液面レベルの変化は比較的少な
いので、液面レベルが正常であるか否かの判別は
初期にのみ行なわれる。したがつて、充電中は温
度と電圧とが正常であるか否かの判別を行なう。
上述の動作を繰り返し、ステツプ10において
電圧VaがV3以上になると、ステツプ12に進
む。ステツプ12において再び液面レベルが正常
であるか否かが判別され、正常でなければステツ
プ17に進む。正常であればステツプ13に進
み、温度が正常であるか否かが判別される。正常
でなければステツプ1に進み、正常であればステ
ツプ14に進む。ステツプ14では、CPU1は
充電器の並列接続を2台にするための指令信号を
切替スイツチ12に与える。すなわち、A蓄電池
161の電圧VaがV3以上になつたことによ
り、充電器を2台に減らす。CPU1からの指令
信号に基づいて、切替スイツチ12はたとえば接
点122を開く。それによつて、以後A充電器9
とB充電器10の出力端が並列接続されてA蓄電
池161が充電されることになる。そして、ステ
ツプ15において電圧Vaが電圧V2を越えたか
否かが判別される。この電圧V2は充電器を2台
から1台に切替えるための予め定められる電圧で
あつて、前述のV3と同様にしてRAM3に設定
されている。電圧VaがV2を越えていなければ
ステツプ16に進みプラグの変更があつたか否か
が判別される。以下、ステツプ13〜16を繰り
返し、電圧VaがV2を越えるとステツプ17に
進む。ステツプ17ではCPU1から切替スイツ
チ12に指令信号が与えられる。この切替信号に
基づいて切替スイツチ12はその接点121を開
く。接点121が開かれたことによつて、以後A
充電器9のみによつてA蓄電池161が充電され
る。そして、A充電器9で設定されたタイマの時
間だけ充電が行なわれ、その時間を経過すると充
電が停止される。
上述のごとく、A電気自動車16にプラグ13
が挿入されているときには、初期状態において3
台の充電器9〜11が並列接続され、以下充電電
圧に応じて充電器の並列接続数を3から2に切替
えさらに2から1に切替えることができる。そし
て、充電車両台数が1台であるため、急速充電指
示スイツチ6による指示は全く無視されて急速充
電が達成される。
次に、第8図を参照して2台の電気自動車1
6,17の蓄電池161,171を2台の充電器
9,10で同時に充電する場合の動作について説
明する。この場合は、プラグ13,14がそれぞ
れ電気自動車16,17に接続され、RAM3に
はフラグPa,Pb,La,Lb,Ta,Tb,Va,Vbが
それぞれストアされる。また、優先順位はB電気
自動車17が高く定められ、電気自動車16が低
く定められているものとする。このために、記憶
領域38にはBがストアされかつ記憶領域39に
はAがストアされている。ステツプ18において
CPU1はA充電器9でA蓄電池161を充電す
るために、指令信号を切替スイツチ12に与え
る、応じて、切替スイツチ12はその接点124
のみを閉じる。それによつて、A充電器9がA蓄
電池161に接続されてこれを充電する。ステツ
プ19において、CPU1はフラグLbに基づいて
B蓄電池171の液面レベルが正常であるか否か
を判別する。正常でなければステツプ24に進
み、正常であればステツプ20へ進む。ステツプ
20においてフラグTbに基づいてB蓄電池17
1の温度が正常であるか否かを判別する。正常で
なければステツプ24に進み、正常であればステ
ツプ21に進む。ステツプ21ではCPU1がB
充電器10およびC充電器11によつてB蓄電池
171を充電するための指令信号を切替スイツチ
12に与える。応じて、切替スイツチ12はその
接点122と125とを閉じる。これによつて、
B充電器10とC充電器11とが並列接続されて
B蓄電池171に接続される。以下、B蓄電池1
71はB充電器10とC充電器11との出力電圧
に基づいて充電される。
ステツプ22において、B蓄電池171の電圧
Vbが電圧V2を越えたか否かを判別する。この
電圧V2は前述の第7図のステツプ15における
電圧V2と同じである。電圧Vbが電圧V2を越
えていなければ、ステツプ23においてプラグの
挿入が変更されたか否かを判別する。変更されて
いなければステツプ20で再び温度Tbが正常で
あるか否かを判別する。以下、ステツプ20ない
し23の動作を繰り返し、B蓄電池171をB充
電器10とC充電器11とによつて急速充電す
る。
ステツプ22において電圧Vbが電圧V2を越
えると、ステツプ24においてB蓄電池171を
B充電器11のみで充電するための指令信号を切
替スイツチ12に与える。応じて、切替スイツチ
12は接点122を開く。それによつて、B充電
器10のみがB蓄電池171に接続されて、以下
緩充電が達成される。
その後、CPU1はステツプ25に進み、今度
はA蓄電池161の液面レベルLaが正常である
か否かを判別する。そして、ステツプ26で温度
Taが正常であるかを判別し、ステツプ27にお
いて接点123を閉じてA充電器9とC充電器1
1とを並列接続してA蓄電池161を急速充電す
る。以下、前述のステツプ19ないしステツプ2
3と同様にして、ステツプ26ないしステツプ2
9をくりかえす。すなわち、B蓄電池171を2
台の充電器9,11で急速充電し、B蓄電池17
1の電圧が所定の電圧以上になると、B蓄電池1
71に接続される充電器の数を減らし、今度はA
蓄電池161に接続される充電器の数を増加させ
る。そして、A蓄電池161の電圧Vaが電圧V
2以上になると、ステツプ30において、A蓄電
池161に接続される充電器の数を減少させる。
次に、2台の蓄電池を充電する場合において、
一方に急速充電指示が与えられているものとす
る。たとえば、急速充電指示スイツチ6によつて
A蓄電池161に急速充電指示が与えられている
と、フラグQaが記憶領域32にストアされる。
そして、第9図に示すサブルーチン―進み、ステ
ツプ31ないし35において、3台の充電器9な
いし11を並列接続してA蓄電池161を急速充
電する。この動作は前述の第7図におけるステツ
プ7ないしステツプ11と同じである。そして、
ステツプ34において電圧VaがV3を越える
と、A蓄電池161に接続される充電器の数を減
らして2台とし、切り離した1台の充電器でB蓄
電池171を充電する。この場合、たとえば接点
121と122とを開いて接点123と124と
を閉じればA充電器9とC充電器11とによつて
A蓄電池161を急速充電でき、接点125を閉
じればB充電器10によつてB蓄電池171を緩
充電することができる。
そして、ステツプ37ないし41の動作をくり
かえせばA蓄電池161をA充電器9とC充電器
11とによつて急速充電でき、B蓄電池171を
B充電器10によつて緩充電することができる。
この動作は前述のステツプ12ないし16と同じ
である。そして、A蓄電池161の電圧がV2を
越えるとA充電器9とC充電器11との並列接続
を切り離し、今度はA充電器9のみでA蓄電池1
61を充電する。そして、ステツプ43ないし4
7において、B充電器10とC充電器11とを並
列接続してB蓄電池171を2台の充電器で急速
充電する。そして、B蓄電池171の電圧Vbが
所定の電圧以上になると、C充電器11を切り離
し、B充電器10のみでB蓄電池171を緩充電
する。
上述のごとく、A蓄電池161とB蓄電池17
1とを充電する場合において、A蓄電池161に
急速充電指示が与えられていれば、3台の充電器
9ないし11を並列接続して、これでA蓄電池1
61を急速充電し、その後B充電器のみを切り離
してこれをB蓄電池171に接続し、さらにその
後C充電器11をA蓄電池161から切り離し、
2台の充電器10と11とでB蓄電池171を急
速充電することができる。
次に、第10図を参照して充電車両台数が3台
であつてしかもそれぞれに急速充電指示が与えら
れていない場合の動作について説明する。この場
合は、ステツプ49において切替スイツチ12の
接点124が閉じられてA充電器9がA蓄電池1
61に接続され、ステツプ50において接点12
5が閉じられてB充電器10が蓄電池171に接
続され、ステツプ51において接点126が閉じ
られてC充電器11がC蓄電池181に接続され
る。これによつて、各充電器9ないし11によつ
て各蓄電池161ないし181が個別的に充電さ
れる。
もし、3台の電気自動車16ないし18のいず
れかに急速充電指示が与えられていれば第11図
のサブルーチンに進む。すなわち、たとえばA電
気自動車16に急速充電指示が与えられていれ
ば、ステツプ52ないし56において3台の充電
器9ないし11を並列接続してA蓄電池161に
接続する。そして、A蓄電池161の電圧Vaが
電圧V3を越えるとステツプ57においてB充電
器10を切り離し、このB充電器10をB蓄電池
171に接続する。そして、ステツプ58ないし
ステツプ2において、A蓄電池161を2台の充
電器9,11で急速充電する。そして、A蓄電池
161の電圧VaがV2を越えれば、ステツプ6
3においてC充電器11を切り離し、ステツプ6
4においてC充電器11をC蓄電池181に接続
する。すなち、充電車両台数が3台であつて、A
蓄電池161に急速充電指示が与えられていれ
ば、初期状態においてA蓄電池161に接続され
る充電器を3台とし、その後並列接続される充電
器の数を減少させ、余つた充電器で順次B蓄電池
171,C蓄電池181を緩充電することができ
る。
なお、第11図に示す動作では、A蓄電池16
1に接続される充電器の数を3―2―1―0台の
順で減らし、A蓄電池161に接続される充電器
の数が2台のときB蓄電池171に接続される充
電器の数を1台とし、A蓄電池161に接続され
る充電器の数が1台のときC蓄電池181に接続
される充電器の数を1台とした。しかしながら、
これに限ることなく、A蓄電池161に接続され
る充電器の数が1台であればB蓄電池171に接
続される充電器の数を2台としてこのときにはC
蓄電池181に充電器を接続しないようにしても
よい。そして、B蓄電池171の電圧が所定の電
圧以上になつたときB蓄電池171に接続される
充電器の数を1台とし、C蓄電池181に接続さ
れる充電器の数を2台としてもよい。
以上のように、この発明によれば、複数の充電
器を並列接続し、これらの充電器によつて予め優
先順位が高く定められた接続手段に接続される電
気自動車に搭載されている蓄電池を充電し、その
蓄電池の充電状態に応じて次に優先順位の高い接
続手段に接続された電気自動車の蓄電池を充電す
ることができる。したがつて、1日の走行距離が
長い電気自動車の接続された接続手段の優先順位
を高くするようにしておけば、その電気自動車の
蓄電池を短時間に急速充電することができる。し
かも、優先順位が高く選ばれた接続手段に接続さ
れている蓄電池の充電状態に応じて並列接続され
る充電器の数を減らし、次に優先順位の高い接続
手段によつて他の蓄電池を充電することができる
ので、複数台の充電器を遊ばせることなく友好的
に使用することができかつ蓄電池を効率的に充電
することができる。また、第2の発明では接続手
段の優先順位を任意に指定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の概略ブロツク図
である。第2図は第1図に示すRAMに記憶され
るデータを示す図解図である。第3図は同じく切
替スイツチの具体的な回路図である。第4図はこ
の発明の一実施例の外観図である。第5図はこの
発明の一実施例の充電シーケンスを説明するため
の図解図である。第6図、第7図、第8図、第9
図、第10図、第11図はそれぞれこの発明の一
実施例の具体的な動作を説明するためのフロー図
である。 図において、1はCPU、3はRAM、6は急速
充電指示スイツチ、8は三相電源、9ないし11
は充電器、12は切替スイツチ、121ないし1
26は接点、13ないし15はプラグ、16ない
し18は電気自動車、161,171,181は
蓄電池、162,172,182はプラグ挿入検
出器、165,175,185は電圧検出器を示
す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の電気自動車のそれぞれに搭載される蓄
    電池を充電するための充電装置であつて、 それぞれが位相の異なる電圧を出力する複数の
    充電器、 前記各充電器の出力端を任意に切替えて並列接
    続する切替手段、および 前記各充電器の出力端と前記複数の蓄電池のい
    ずれかとを接続する複数の接続手段を備え、さら
    に 前記複数の接続手段には優先順位が予め定めら
    れていて、 初期状態において、前記優先順位の高い接続手
    段に接続される蓄電池を充電する充電器の数を相
    対的に多くし、当該蓄電池の充電状態に基づいて
    当該蓄電池に接続される充電器の数を減少させる
    とともに、優先順位が次に高い接続手段に接続さ
    れる蓄電池を充電する充電器の数を増加させるよ
    うに前記切替手段を制御する切替制御手段を備え
    た、電気自動車の充電装置。 2 前記充電器は三相交流電源の各相に応じて位
    相の異なる脈流電圧を出力するようにした、特許
    請求の範囲第1項記載の電気自動車の充電装置。 3 複数の電気自動車のそれぞれに搭載される蓄
    電池を充電するための充電装置であつて、 それぞれが異なる位相の電圧を出力する複数の
    充電器、 前記各充電器の出力端を任意に切替えて並列接
    続する切替手段、 前記各充電器の出力端と前記複数の蓄電池のい
    ずれかとを接続する複数の接続手段、 前記複数の接続手段のいずれかを優先させるた
    めの選択手段、および 前記選択手段によつて選択された接続手段に接
    続された蓄電池を充電するために並列接続される
    充電器の数を相対的に多くし、当該蓄電池の充電
    状態に基づいて前記並列接続される充電器の数を
    減少させるとともに、前記選択手段もしくは予め
    定める順位によつて優先順位が次に高く選ばれた
    接続手段に接続された蓄電池を充電する充電器の
    数を増加させるように前記切替手段を制御する切
    替制御手段を備えた、電気自動車の充電装置。 4 前記充電器は、三相交流電源の各相に応じて
    位相の異なる脈流電圧を出力するようにした、特
    許請求の範囲第3項記載の電気自動車の充電装
    置。
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