JPS6258190A

JPS6258190A - 誤差自動修正機能を有するラジオ付きデジタル時計

Info

Publication number: JPS6258190A
Application number: JP60197624A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Kitagawa; 宏北川
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1985-09-09
Filing date: 1985-09-09
Publication date: 1987-03-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野この発明は、デジタル時計の有する誤差の累積を防止す
る装置に関するものである。

従来技術通常の社会生活において使用される時計においては、高
精度時計といえども誤差は避けることが出来ず、長時間
放置すれば誤差が累積し、時計本来し使命である時刻の
表示に、大いなる標準時との差を生じる結果となる。

発明が解決しようとする問題点上記の如く一般に使用されている時計においては、発生
する誤差の累積を防ぐためには、その時計の精度に見合
った定期的な時刻修正を、電話あるいわラジオの時報を
聞いて、人為的に行なはなければならなかった。

しかもその修正は、電子技術の高度化によシ操作部品の
小型化と附加機能の多用化によって老人婦女子には扱い
きれないものになって来ている。

本発明は誤差の修正を自動化し、時計本来の時刻を正し
く表示出来る取扱い簡単にして小型はデジタル時計を提
供することを目的とする。

問題点を解決するための手段時計の誤差を皆無にすることは不可能であシ、従って本
発明は標準時に対して確度の高いラジオの時報を修正の
対象として利用し、これを自動的修正動作に変えんとす
るものである。

ラジオ放送番組には音楽やニュースの他に、はぼ１時間
毎に時報音が発信されておシ、この時報は極めて精度の
高いものである。

ラジオ（１）で受けだいろいろの情報の中から、別に設
けられた時報のみを取り出す時報選出部（２）で、正時
の時報音の入信と同時にデジタル時計（３）の秒カウン
ター回路に秒リセツト信号として与え、デジタル時計（
３）の狂っていた時刻を正時００分００秒から再スター
とせしめるものとする。

ただしラジオ番組の中には、正式の時報以外の情報にも
かがはらず、電気信号としては時報と同じ様に判断し、
時報選出部（２）が秒リセツト信号を送出してしまう誤
動作も考えられるので、ラジオ（１）と時報選出部（２
）を、デジタル時計に連動するタイマー（４）によって
、時報発信直前（約１〜２秒前）に電源（５）を投入し
、かつ正時音が入信し修正動作終了後直ちに電源を切断
することによって電池の情報による誤動作を防止する。

この時報選出部（２）の−例の回路構成を第２図に、こ
の回路の動作説明を第３図に示している。

ＮＨＫの時報は、予報音に４４０Ｈｚを３回、８８０Ｈ
ｚを１回、そしてその間隔は１秒を取っている。

ラジオ（１）で検波増幅された音楽・ニュース・時報等
の各種の情報が、回路（Ｆ）の大刀端子（６）に入シ半
波整流され、回路（９）に送られる。

ここで音声等よりも高レベルの時報が取り出され、リレ
ー（ＲＲ）を駆動する。

これらの高レベルの時報信号（Ｐｌ）〜（Ｐ４）によっ
て、回路（Ｃ）のコンデンサーに電荷が蓄積されてゆき
、リレー（ＲＣ）を駆動可能な状態となる０又一方で、入力（６）から回路■）に入ったパルス幅の
広い正時信号（Ｐ４）がリレー（ＲＤ）を作動させ１そ
の接点（ＲＤｌ）を閉じてリレー（ＲＣ）を、駆動し、
その接点（ＲＣｌ）がデジタル時計（２）の秒リセツト
回路にリセット信号として作用せしめることが出来る。

作用本発明にかかるラジオ付きデジタル時計の使用開始にあ
たっては、従来のデジタル時計と同じく、電話等によっ
て時刻を聞きながら時・分・秒を、セツティングする。

この際は手動によるために、あまシ正確な時刻表示が出
来ないが、次に受信する時報からは自動修正が行なはれ
る。

それ以後はそのデジタル時計（３）が有する固有の誤差
の、受信する正時時報の間隔内の累積のみが、表示時刻
の最大誤差として表らはれるだけである。

発明の効果特殊な研究用等を除き日常生活に使用される時計、ある
いは一般業務における機器の制御等に用いられる時計は
、時間精度の高いものもあるが、それらの時計の精度に
見合う修正を定期的に行なはなければ、現在何時何分何
秒かとゆう時刻を表示しなければならない時計として最
っとも重要な事項力；全く放置されていると言っても過
言ではない０例えば１力月１５秒の誤差が出る時計があれば重４カ月
間無修正であれば１分の誤差となシ、日常生活にも支障
をきたしてしまう。

そこで止むなく時刻修正を余儀なくしなければならない
が、現在の技術の進歩にょシ部品は小型化され、付加機
能が多くて、老人婦女子に修正操作は不可能に近いと言
えよう。

又状々が外に出て時計店を一見して思うことは、「時」
を売る店の展示されている多数の時計が、総てバラバラ
な時刻を示していることは、修正動作も楽でないことを
現わしている。自身の腕時計は修正しても、家庭内の壁
掛は時計や置時計の修正などは全く放置されているのが
現状である。

先に述べた月差１５秒の時計でも、毎時間自動修正を行
わせるならば、その誤差は最大でも０．１秒以下であり
、仮に６時間無修正期間があったとしても、その誤差は
０．２秒以下であシ、日常生活の上から見ても現在最高
級腕時計と言われている年差５秒の時計さえも足元にお
よばないと言うことが出来る。

本発明による時計を使用するならば、これらの時計は総
て秒まで一致しているとさえ言うことが出来、開店時刻
協定のあるデパートや銀行はいっせいに開店することが
出来る。

又、交通機関において、二社が交叉する駅で両社の時刻
が合致し、乗９遅れも無くなる０さらに、遠隔地との通
信回線の接続においても、両地点の時刻差が無く、定時
交信も文字通シの定時に交信が可能となシ、待ち時間が
無くなシ業務能率の向上に大いなる成果を上げることが
出来る０

【図面の簡単な説明】

第１図は誤差自動修正機能を有するラジオ付きデジタル
時計のブロックダイアグラム０第２図は時報選出部の回
路例０第６図は第２図に関する動作説明図。（１）・・・ラジオ　（２）・・・時報選出部　（３）
・・・デジタル時計（４）・・・タイマー　（５）・・
・電源部（６）−゛°時報選出部の入力端子　（Ｆ）・
・・半波整流回路（Ｄ）・・・パルス幅の長い正時信号
をとシ出す回路（Ｒ）・・・音声等よシレペルの高い時
報信号をと９出す回路　　　　　　　　　　　＼（Ｃ）・・・時報パルス信号による電荷を蓄積し、正時
信号をもって秒リセツト信号に変換する回路（Ｐ１〜Ｐ
３）・・・第１〜第６予報信号のパルス（Ｐ４）・・・
正時信号のパルス（■１〜Ｖ４）・・・Ｐ１〜Ｐ４のパルスによって蓄積
された電荷値（ＴＲＤ）・・・リレー（ＨＤ）の動作時間（ＴＲＣ）
・・・リレー（ＲＣ）の動作時間特許出願人　　北　川
　　　　宏（ほか１名）口＝２〉：　信号経路２　電源経路

Claims

【特許請求の範囲】

ラジオ（１）付きデジタル時計（３）に、ラジオ放送番
組中の時報信号のみを取り出す時報選出部（２）を附加
し、デジタル時計（３）が有するタイマー（４）によつ
て、時報信号到来直前（毎時５９分５５秒±１秒）にラ
ジオ（１）及び時報選出部（２）の電源部（５）を自動
的に接続し、時報中の正時音が入信することによつて、
デジタル時計（３）の秒表示リセット回路に、時報選出
部（２）の出力をリセット信号として与え、そのデジタ
ル時計（３）の表示する時刻と標準時刻との差を零とし
て０秒より再スタートせしめる、そのデジタル時計（３
）の固有の誤差の累積を、毎時報ごとに自動修正する誤
差自動修正機能を有するラジオ付きデジタル時計。