JPS625805Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS625805Y2
JPS625805Y2 JP10600682U JP10600682U JPS625805Y2 JP S625805 Y2 JPS625805 Y2 JP S625805Y2 JP 10600682 U JP10600682 U JP 10600682U JP 10600682 U JP10600682 U JP 10600682U JP S625805 Y2 JPS625805 Y2 JP S625805Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heated material
heated
forging
speed
feed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10600682U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5910943U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10600682U priority Critical patent/JPS5910943U/ja
Publication of JPS5910943U publication Critical patent/JPS5910943U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS625805Y2 publication Critical patent/JPS625805Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forging (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動運転を行う鍛造機への材料供給
装置改良に関するものである。
近年の鍛造装置は加熱機として用いられる誘導
加熱装置で加熱された被加熱材を、自動的に鍛造
機に供給する自動運転を行うものが多くなつてき
ている。この場合、鍛造機の鍛造速度(鍛造機で
は被加熱材が断続的に移送されるが、これを平均
化した連続的な速度を鍛造速度と定義する)と、
誘導加熱装置から鍛造機に被加熱材を供給する送
り速度を同期させることが望ましい。しかし、送
りローラの摩耗、スリツプ、被加熱材の長さのバ
ラツキ等により誤差が発生するので、従来は誘導
加熱装置の送り速度を鍛造機の鍛造速度より若干
早く設定するか若干遅く設定するかして自動運転
を行つている。
しかしながら、誘導加熱装置の送り速度の方が
鍛造速度より早いと複数の被加熱材が鍛造機の被
加熱材受渡し場所に滞留してしまい、滞留時間の
長い被加熱材は温度が低下して鍛造に適さなくな
るので排除する必要がある。また逆に、送り速度
の方が鍛造速度より遅いと鍛造機に供給される被
加熱材の供給が遅れることになり、この場合は生
産能率低下となるので、いずれの場合も効率の良
い自動運転ができない欠点を有していた。
したがつてこの考案の目的は効率の良い自動運
転ができるようにした鍛造機への材料供給装置を
提供することにある。
このような目的を達成するために、この考案に
係る装置は、鍛造機の被加熱材受渡し場所に被加
熱材が複数滞留する可能性がある時は誘導加熱装
置の被加熱材送り速度を鍛造速度より遅くするよ
うにしたものである。以下、実施例を示す図面を
用いてこの考案を詳細に説明する。
図はこの考案の一実施例を示すブロツク図であ
る。同図において、1は誘導加熱装置であつて、
送りモータ11、送りローラ12、加熱コイル1
3、加熱電源14、力率改善用コンデンサ15、
排出ローラ16から構成されている。2は被加熱
材、3はシユータ、4は鍛造機であり、鍛造機4
は鍛造速度設定器41と鍛造速度設定用可変抵抗
器42と本体43内の被加熱材受渡し場所43a
とを有しており、鍛造速度設定器41によつて設
定された鍛造速度によつて、シユータ3から被加
熱材受渡し場所43aに移送された被加熱材2
を、所定の鍛造場所に移送して鍛造を行うように
なつている。5aおよび5bは被加熱材検出器で
あつて、被加熱材検出器5aは加熱コイル13と
シユータ3の接続点に送り込まれる被加熱材2を
検出し、被加熱材検出器5bは鍛造機4の被加熱
材受渡し場所43aに送り込まれた被加熱材2を
検出する。6は運転制御装置であつて、送り速度
設定器61、送り速度設定用可変抵抗62、減速
運転時送り速度設定用可変抵抗63、加熱電圧設
定器64、加熱電圧設定用可変抵抗65、減速運
転時加熱電圧設定用可変抵抗66、信号検出器6
7で構成されている。そして、信号検出器67は
被加熱材検出器5aと5bの両方が被加熱材2を
検出した時に出力信号を送出し、送り速度設定器
61は信号検出器67の出力信号が供給されてい
ない時、即ち通常時は送り速度設定用可変抵抗6
2によつて設定された送り速度で送りモータ11
を駆動し、信号検出器67の出力信号が供給され
た時は減速運転時送り速度設定用可変抵抗63に
よつて設定された送り速度で送りモータ11を駆
動するようになつている。また、加熱電圧設定器
64は信号検出器67の出力信号が供給されてい
ない時は加熱電圧設定用可変抵抗65によつて設
定された加熱温度となるように加熱電源14を制
御し、信号検出器67の出力信号が供給されてい
る時は減速運転時加熱電圧設定用可変抵抗66に
よつて設定された加熱温度となるように加熱電源
14を制御するようになつている。
このように構成されたこの考案の装置の動作は
次の通りである。送りローラ12に供給された被
加熱材2は順次加熱コイル13に送り込まれて加
熱される。この場合、運転制御装置6の信号検出
器67は出力信号を発生していないので、送り速
度設定器61は送りモータ11を制御して送り速
度設定用抵抗62によつて決まる送り速度で送り
ローラ12を動作させている。また、加熱電圧設
定器64は被加熱材2が加熱電圧設定用抵抗65
によつて設定された温度で加熱されるように加熱
電源14を制御している。
加熱コイル13に送り込まれた被加熱材2は後
続の被加熱材2によつて押されながら加熱コイル
13の中を移送され、排出ローラ16まで達する
と、排出ローラ16によつてシユータ3に送り込
まれ、鍛造機4の被加熱材受渡し場所43aまで
移送される。そして、鍛造機4は、鍛造速度設定
用可変抵抗42によつて設定された鍛造速度で被
加熱材2を被加熱材受渡し場所43aから所定の
場所に移送して鍛造を行う。
この時、誘導加熱装置1の送りローラ12の送
り速度は前述したように鍛造機4の鍛造速度より
も大きく設定してある。このため当初は、被加熱
材受渡し場所43aに供給された被加熱材2が所
定の鍛造場所に移送された後、次の被加熱材2が
被加熱材受渡し場所43aに移送されるが、やが
ては被加熱材2が被加熱材受渡し場所43aに滞
留している状態でも、加熱コイル13とシユータ
3の接続点に次の被加熱材2が現われるようにな
る。この結果、被加熱材検出器5aと5bは両方
とも、被加熱材2を検出する。
被加熱材検出器5aと5bの両方が同時に被加
熱材2を検出すると運転制御装置6の信号検出器
67は出力信号を発生するようになるので、送り
速度設定器61は減速運転時送り速度設定用可変
抵抗63によつて決まる送り速度で送りローラ1
2を動作させるように送りモータ11を制御す
る。また、加熱電圧設定器64は減速運転時加熱
電圧設定用可変抵抗66によつて決まる温度で被
加熱材2を加熱するように、加熱電源14を制御
する。
この場合、誘導加熱装置1の送りローラ12の
送り速度は、前述したように鍛造機4の鍛造速度
よりも遅くなるように減速運転時送り速度設定用
可変抵抗63によつて設定される。そしてこの時
の送りローラ12の送り速度を適度な値に設定し
ておけば、被加熱材検出器5aで検出された被加
熱材2が排出ローラ16に達する前に、鍛造機4
の被加熱材受渡し場所43aにあつた被加熱材2
は所定の鍛造場所に移送される。この状態の時は
被加熱材2が加熱コイル13によつて加熱される
時間が長くなるので、加熱温度が適当な値となる
ように運転制御装置6の減速運転時加熱電圧設定
用可変抵抗66を設定しておく。
被加熱材受渡し場所43aにあつた被加熱材2
が他の場所に移送され、被加熱材検出器5bが出
力信号を発生しなくなると、運転制御装置6の信
号検出器67は出力信号を発生しなくなる。この
結果、送り速度設定器61は送りローラ12の送
り速度が鍛造速度より早くなるように送りモータ
11を制御し、加熱電圧設定器64は加熱コイル
13が送り速度に適合した温度で被加熱材2を加
熱するように、加熱電源14を制御するようにな
る。
以後、この動作が繰返されることによつて、誘
導加熱装置1の通常の送り速度と減速運転時の送
り速度を平均した平均送り速度が、鍛造速度と等
価的に等しくなり、必要な時期に被加熱材2が鍛
造機4に供給され、従来のように余剰分を排除す
る必要がない。
なお、実施例においては被加熱材検出器5a,
5bが被加熱材2を検出した時に送り速度を減速
したが、被加熱材2の熱容量が大きい場合は送り
速度は停止としても良い。
以上説明したようにこの考案に係る鍛造機への
材料供給装置は、被加熱材の平均的送り速度を鍛
造速度と一致させたため、必要な時期に被加熱材
を鍛造装置に供給できるので、装置の稼動時間お
よび加熱エネルギの無駄が発生せず、効率の良い
自動運転ができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一美施例を示すブロツク図であ
る。 1……誘導加熱装置、2……被加熱材、3……
シユータ、4……鍛造機、5a,5b……被加熱
材検出器、6……運転制御装置、12……送りロ
ーラ、13……加熱コイル、43a……被加熱材
受渡し場所、61……速り速度設定器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被加熱材を連続的に送る送り機構を有する加熱
    機と、被加熱材受渡し場所に供給された被加熱材
    を所定の鍛造位置に移送する移送機構を有する鍛
    造機と、前記加熱機で加熱された被加熱材を前記
    鍛造機の被加熱材受渡し場所に移送するシユータ
    と、前記加熱機とシユータの接続部および前記被
    加熱材受渡し部とにそれぞれ設けた被加熱材検出
    器と、通常は前記送り機構の送り速度を前記移送
    機構の移送速度より早く設定し、前記被加熱材検
    出器が両方とも被加熱材を検出した時は前記送り
    機構の送り速度を前記移送機構の移送速度より遅
    く設定する運転制御装置とで構成されることを特
    徴とする鍛造機への材料供給装置。
JP10600682U 1982-07-13 1982-07-13 鍛造機への材料供給装置 Granted JPS5910943U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10600682U JPS5910943U (ja) 1982-07-13 1982-07-13 鍛造機への材料供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10600682U JPS5910943U (ja) 1982-07-13 1982-07-13 鍛造機への材料供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5910943U JPS5910943U (ja) 1984-01-24
JPS625805Y2 true JPS625805Y2 (ja) 1987-02-09

Family

ID=30248246

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10600682U Granted JPS5910943U (ja) 1982-07-13 1982-07-13 鍛造機への材料供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5910943U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5910943U (ja) 1984-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS625805Y2 (ja)
JP2001505251A (ja) 振動誘導炉内における金属製品加熱システム、装置及び方法
JP3479217B2 (ja) 鋼材加熱装置および鋼材加熱方法
JP2608203B2 (ja) 誘導加熱装置
CN211823522U (zh) 干燥装置及控制装置
JPS62243281A (ja) 誘導加熱装置の待機運転方法
JPS633426B2 (ja)
JPS6323636B2 (ja)
JPH0693379B2 (ja) 連続送り式誘導加熱装置の再加熱方法
JPS5836837B2 (ja) トンネル形誘導加熱装置の温度制御方法
JPH02299193A (ja) 誘導加熱装置
JPH0693380B2 (ja) 連続送り式誘導加熱装置の再加熱方法
JPH0374079A (ja) 金属ビレット材の誘導加熱装置
JPS5829469Y2 (ja) 写真用印画紙の乾燥機
JPS6349858B2 (ja)
JPS57151977A (en) Copying machine
JPS55147654A (en) Heat source control unit in copying machine or the like
JPS6139139B2 (ja)
CN117320830A (zh) 短路焊接方法和焊接装置
JPS5835890A (ja) 誘導加熱装置
JPS6349864B2 (ja)
JPS5842079A (ja) 電子写真定着器の温度制御法
JPS5319908A (en) Controller for feeding and exhausting pressure of air heating furnace
JP2000040580A (ja) 誘導加熱装置
JPS5735616A (en) Method and device for heating of steel material