JPS625683B2 - - Google Patents

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JPS625683B2
JPS625683B2 JP53159245A JP15924578A JPS625683B2 JP S625683 B2 JPS625683 B2 JP S625683B2 JP 53159245 A JP53159245 A JP 53159245A JP 15924578 A JP15924578 A JP 15924578A JP S625683 B2 JPS625683 B2 JP S625683B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load cell
signal
hmd
pulse
main roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53159245A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5586607A (en
Inventor
Tadahiro Oohashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP15924578A priority Critical patent/JPS5586607A/ja
Publication of JPS5586607A publication Critical patent/JPS5586607A/ja
Publication of JPS625683B2 publication Critical patent/JPS625683B2/ja
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  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は鉄鋼の圧延プラントに係り、圧延スタ
ンドに圧延材検出用として取り付けられたロード
セルの、不安定な動作信号を救済する、信号救済
装置に関する。
鉄鋼の圧延プラントに於いて、圧延スタンドに
ロードセルを取付けて圧延材の検出を行なうこと
は、以前から行なわれている。しかしロードセル
は、被検出材による圧延荷重が、ある一定値以上
になつた時に材料検出するようになつている。そ
のため圧延荷重が、その決められた検出境界値よ
り小さいと検出することができない。また、検出
境界値付近の圧延荷重で材料が圧延された場合、
ロードセルからの検出信号は、オンとオフを繰り
返すチヤタリング状態となり、信頼できる信号で
はなくなる。
ロードセルの動作をより確実にするために、そ
の検出境界値を下げると検出能力を上げることが
できる。しかしその反面、ロールを回転させただ
けで、材料がないにもかかわらず検出信号を出力
するという不都合な状況が発生する。したがつて
ロードセルの検出ゲインの調整だけでは問題解決
にはならない。最も一般的な解決方法として従来
採られてきた方法は、第1図に示すようにHot
Metal Detector(以下HMDと略称する)による
救済方法である。
すなわちこの方法は、圧延材が方向7に圧延さ
れているときロードセル8が働かない時には、3
又は4の位置に取り付けられたHMDで救済す
る。HMD3はスタンドの材料出側に位置し、
HMD3のオン信号でロードセル8のオン信号を
救済し、オフ信号でロードセル8のオフ信号を救
済する。HMD4はロール1の間を通る材料を検
出するもので、働き方はHMD3と同じである。
このようにHMD3又は4の信号により、ロード
セル8が不確実な場合の信号が救済される。
しかしながらHMD3を使用して救済する場
合、ロードセル8とHMD3との距離だけ検出点
がずれることになる。これはロードセル8の信号
によつて材料の停止位置を制御するような時に
は、大きな問題となる。例えば、可逆圧延の時は
ロードセル8のかわりにHMD3のオフ信号で材
料方向逆転しなければならず、圧延時間が長くな
つてしまう。またHMD3は、スタンドのハウジ
ングや補機などにより、スタンドに非常に密着し
て取り付けることは不可能なことが多い。
HMD4を使用してロードセル8の信号救済を
行なおうとするのは、上記のHMD3の位置の欠
点を補う為である。この位置であるとロードセル
の検出点との位置的差は、ほとんど無視すること
ができる。しかし、検出器の視野への雰囲気はか
なり悪いことが通常であり、水や圧延による煙の
発生、スケール等により、正常に材料検出をする
ことが困難である。またHMD自体の保守も問題
となる場合が多い。
本発明は、ロードセルの圧延材検出信号を従来
の方法以上に正確に信号救済を行ない、かつ圧延
状態の雰囲気にほとんど左右されない信号救済方
法を提供することを目的とする。
以下本発明を図面に示す一実施例に基づいて説
明する。第2図は本発明の構成を示すものであ
る。同図において、メインロール1はメインモー
タ11によつて駆動され、パルスジエネレータ1
2は、メインモータ11の軸端に取付けられてい
る。パルスジエネレータ12の出力は、電子計算
機13に入力される。メインロール1に対して圧
延材の入口側にHMD9,10を取付ける。HMD
10の取付け場所、すなわちHMD10の視野
は、メインロール1に近ければ近いほどよい。ま
たHMD9はHMD10から十分距離をとることが
望ましい。さらにまた、メインロール1に対して
圧延材の出側にHMD21,22を取付ける。こ
のHMD9,10,21,22の出力信号は、電
子計算機13に入力される。
メインロール1を収納している図示しないスタ
ンドには、ロードセル8がセツトされている。な
おメインロール1の前面と後面には、ローラテー
ブル2が設けられている。メインロール1とロー
ラテーブル2は、圧延中は同期した速度で駆動さ
れる。但し入側ローラテーブルに関しては、ドラ
フト量を加味した速度で駆動されるのは当然であ
る。
次に第3図に従つて、電子計算機13の説明を
する。電子計算機13は通常の演算機能を持ち、
パルスジエネレータ12からのパルス入力をカウ
ントするカウンタ13、HMD9,10、及びロ
ードセル8の検出信号を入力するデイジタル入力
割込装置を有する。またこの電子計算機13に
は、プリセツトカウンタ16が内蔵されている。
これはあるパルスのプリセツト値をセツトする
と、パルスジエネレータ12からのパルス信号に
より1ずつプリセツト値から減算され、プリセツ
ト値分だけのパルスがカウントされた時に、内部
割込み信号17を起こすものである。この信号1
7によりロードセル信号を模擬指令することとな
る。またメインロール径、ドラフト量、ロル径保
償量の入力装置23を有している。
以下前記構成の本発明の動作について説明す
る。圧延材が7の方向に圧延されているとき、
HMD9を材料尾端が通過した時(すなわちHMD
9オフ時)の、パルスカウンタ14のカウント値
P1を電子計算機13は記憶する。次にHMD1
0を材料尾端が通過した時(すなわちHMD10
オフ時)の、パルスカウンタ14のカウント値P
2を、電子計算機13は記憶する。このP1,P
2の値から次のPA,PB,PCの3つのパルス値
を計算する。
PB=P2−P1/L1×L2 PA=α×PB (0<α<1) PC=β×PB (1<B) α、βの値は上記所定の範囲で任意に設定可能
であるが、通常α=0.9、β=1.1程度を目安とす
る。
第4図は前記パルスと、ロードセルの信号の説
明図で、HMD9のオン・オフのチヤートを18
に、またHMD10のオン・オフのチヤートを1
9に示している。P1,P2は前述のパルスカウ
ンタの値を示し、PA,PB,PCは前述の計算で
求められたパルス値である。L1はHMD9と
HMD10との間の距離、L2はHMD10とロー
ドセル8との水平距離をおのおの示している。た
だしロードセル8は、メインロール1のセンタラ
イン上にあるとしている。
次に前記PA,PB,PCについて説明する。PB
は前記計算式から明らかなように、HMD10オ
フを起点としてロードセル8オフまでの予想パル
ス数である。PA,PCはPBがずれ得る最大範囲
に於ける限界値であり、PAは起り得る最小パル
ス数、PCは起り得る最大パルス数を表わす。こ
の3種数のパルスは次のように使われる。
すなわちPAは、このパルスが終了するまでの
間にロードセル信号がオフしても、それを正規の
信号とは見なさないためのものであり、ロードセ
ル信号の不安定なケースに対する検出精度をこれ
で向上させている。又、PBはロードセル信号を
シミユレートするためのプリセツト値であり、
PBのパルスがカウント終了した時にロードセル
信号がオフ状態であれば、この時点でロードセル
がオフしたと見なす。すなわち、圧延荷重が小さ
くてロードセルが動作しない場合に対する処置
が、このPBで成される。
次にPCは非常用である。すなわちロードセル
が何らかの故障でオフしなくなつた時、これを検
出することを目的としている。このPCのパルス
がカウント終了した時点で、まだロードセルがオ
ン状態であれば、ロードセル故障と見なす。
ロードセルが正常に働いている時は、ロードセ
ルオフ信号はPAとPCとの間に発生するはずであ
り、その信号をもつてPB,PCはキヤンセルされ
る。またPBのパルスがカウント終了となつた時
に、ロードセル信号がオン状態であれば、何の動
作もなされない。第5図はロードセルの信号と
PA,PB,PCとの関係を示すもので、20で表
わされた時点が、ロードセルのオフ信号と見なさ
れる。
以上は通常の材料で有効であるが、HMD9が
オフした時に、またその材のヘツドがメインロー
ルに到達していないときは、別の方法が必要であ
る。すなわち材料長が、L1+L2よりも短かい場
合である。なぜならば、材料がメインロールに噛
み込まれていない時のパルスジエネレータ12か
らのパルスは、材料の移動距離とかならずしも一
致しないからである。
このときのHMD10からのパルスプリセツト
値PBは、次のようにする。
PB=L2/DC/D−2×RDC×PO 但し、DC=ドラフト率(出側材料面積/入側
材料断面積) D=メインロール径 RDC=ロール径補償(メインロール径−実効
ロール径) PO=パルス/回転である。
上式で、メインロール径はデイジタルスイツチ
か、又は上位計算機から入力される。ドラフト量
も同様である。ロール径補償値も同様にして入力
されるが、その後次のように学習を行い入力値を
変更して使用する。
すなわちHMD21がオンした時のパルス値P
5と、HMD22がオンした時のパルス値P6を
記憶する。HMD21とHMD22との距離をL3
とすると、 L3=(D−2×RDC)×π×P6×P5/PO となる。可逆圧延時には、各パス毎にこのデータ
を求める必要がある。本発明においては、このよ
うにして信号救済を行なうことが主眼であり、こ
のRDCデータをどのような学習式でPB算出式に
フイードバツクさせるかは主眼ではないが、単純
算術平均や指数平滑法により実現できる。
この2つのケースの切り換えは、HMD9オフ
時に、材料がメインロール1に噛み込まれている
かどうかで、自動的に行なわれる。この時点で噛
み込みがすでに終つていれば、前記第4図の如く
パルスカウンタの値P1の読み込みを行なうが、
噛み込み以前であれば前も行なわない。出側
HMDによるRDCの計算は、常に行なわれ、HMD
9の信号不具合にそなえられる。なお、プリセツ
トカウンタ14は、電子計算機の外部にあつても
同様にして実現できる。
このようにして本発明によれば、ロードセルの
不安定な動作信号を救済する、正確な信号救済装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の信号救済方法の説明図、第2図
〜第5図は本発明の一実施例を示し、第2図は本
発明の構成図、第3図は電子計算機の構成図、第
4図はパルスとロードセルの信号の説明図、第5
図はプリセツトパルスの終了信号とロードセル信
号との相関図である。 1……メインロール、2……ローラテーブル、
3,4,9,10,21,22……HMD、5…
…HMD3の視野、6……HMD4の視野、7……
圧延方向、8……ロードセル、11……メインモ
ータ、12……パルスジエネレータ、13……電
子計算機、14……パルスカウンタ、15……信
号入力装置、16……プリセツトカウンタ、23
……データ入力装置、18……HMD9の信号、
19……HMD10の信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 メインロールを収納するスタンドと、このス
    タンドに取り付けられたロードセルと、前記スタ
    ンドの両側に各々圧延方向に所定間隔を有して設
    けた複数の材料検出器と、前記メインロールを駆
    動するメインモータに取り付けたパルスジエネレ
    ータと、前記メインロールのロール径及びロール
    径補償値、ドラフト率が入力されるとともに、前
    記材料検出器間を被検出材が走行する間に前記パ
    ルスジエネレータが出力するパルス値が入力さ
    れ、これら入力された値より前記検出器から前記
    ロードセルまでを被検出材が通過するまでのパル
    スカウント値を求め、このパルスカウント値のカ
    ウント完了によりロードセル信号を模擬指令する
    電子計算機とを備えて成ることを特徴とするロー
    ドセル信号救済装置。
JP15924578A 1978-12-26 1978-12-26 Signal relief device for load cell Granted JPS5586607A (en)

Priority Applications (1)

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JP15924578A JPS5586607A (en) 1978-12-26 1978-12-26 Signal relief device for load cell

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JP15924578A JPS5586607A (en) 1978-12-26 1978-12-26 Signal relief device for load cell

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JPS5586607A JPS5586607A (en) 1980-06-30
JPS625683B2 true JPS625683B2 (ja) 1987-02-06

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ID=15689512

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JP15924578A Granted JPS5586607A (en) 1978-12-26 1978-12-26 Signal relief device for load cell

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58145305A (ja) * 1982-02-22 1983-08-30 Mitsubishi Electric Corp 同期装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5339175A (en) * 1976-09-21 1978-04-10 Smiths Industries Ltd Optical apparatus

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JPS5339175A (en) * 1976-09-21 1978-04-10 Smiths Industries Ltd Optical apparatus

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