JPS6256346A - 舗装用表層材 - Google Patents
舗装用表層材Info
- Publication number
- JPS6256346A JPS6256346A JP60195719A JP19571985A JPS6256346A JP S6256346 A JPS6256346 A JP S6256346A JP 60195719 A JP60195719 A JP 60195719A JP 19571985 A JP19571985 A JP 19571985A JP S6256346 A JPS6256346 A JP S6256346A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- residue
- cement
- pavement
- granulated slag
- aqueous solution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、高炉製鉄の際に副産物として生成する溶融ス
ラグ(鉱滓)を水で処理して粒状となした水砕スラグと
、製鋼の最終段階で、鋼の表面に付着した鉄錆を酸洗い
した後の廃液より得た水酸化第二鉄を主成分とする残滓
とを主体とした組成物よりなる路面やコート等の舗装に
好適な表層材に関するものである。
ラグ(鉱滓)を水で処理して粒状となした水砕スラグと
、製鋼の最終段階で、鋼の表面に付着した鉄錆を酸洗い
した後の廃液より得た水酸化第二鉄を主成分とする残滓
とを主体とした組成物よりなる路面やコート等の舗装に
好適な表層材に関するものである。
[従来の技術]
道路の舗装には、コンクリート舗装と、アスファルト舗
装が知られており、又、テニスコート、!動場や校庭、
公園等の舗装には1通常クレイ舗装が行なわれている。
装が知られており、又、テニスコート、!動場や校庭、
公園等の舗装には1通常クレイ舗装が行なわれている。
コンクリート舗装は、砂利、砂、セメントに必要量の水
を加えて混錬し1モルタル状にして打設しているが、道
路舗装のように長い距離や広い面積を舗装する場合には
、か−るコンクリート舗装では能率が上らず、打設コン
クリートの養生、舗装面の乾燥等に時間がかへる。
を加えて混錬し1モルタル状にして打設しているが、道
路舗装のように長い距離や広い面積を舗装する場合には
、か−るコンクリート舗装では能率が上らず、打設コン
クリートの養生、舗装面の乾燥等に時間がかへる。
従って道路調装にはローラによる填圧工法の可能なアス
ファルト舗装に、いきおいその主流の座を奪われている
。
ファルト舗装に、いきおいその主流の座を奪われている
。
アスファルト舗装は1石油留分として生成するアスファ
ルトを加熱溶融させ、これを砂利、砕石などと混合して
填圧工法により舗装するものであるが、舗装に際しては
予め、瓦礫類を敷きつめて強化した路床上に表層材とし
てのアスファルトをローラ等により填圧施工するもので
ある。
ルトを加熱溶融させ、これを砂利、砕石などと混合して
填圧工法により舗装するものであるが、舗装に際しては
予め、瓦礫類を敷きつめて強化した路床上に表層材とし
てのアスファルトをローラ等により填圧施工するもので
ある。
従って、砂利、砕石、瓦礫等の手配を必要とするのみな
らず、アスファルトの軟化溶解等、多くの煩瑣な作業と
労力を必要とする。又、クレイ舗装に関しては表層面が
比較的脆弱であり、雨水等による表層の軟弱化や乾燥に
よる埃の発生に問題がある。
らず、アスファルトの軟化溶解等、多くの煩瑣な作業と
労力を必要とする。又、クレイ舗装に関しては表層面が
比較的脆弱であり、雨水等による表層の軟弱化や乾燥に
よる埃の発生に問題がある。
[発明が解決しようとする問題点]
上記の汎用されている各舗装材、およびその舗装方法は
、いずれも多くの資材と現場施工における労力と1時間
を要する点に最も大きな問題があり、しかも使用する主
原材料、副成材料はいずれも新規に製造し、あるいは採
取したものを用いることが普通となっている。
、いずれも多くの資材と現場施工における労力と1時間
を要する点に最も大きな問題があり、しかも使用する主
原材料、副成材料はいずれも新規に製造し、あるいは採
取したものを用いることが普通となっている。
本発明の発明者等は、従来困難とされているコンクリー
ト舗装を填圧工法によって実施することを検討し、資材
の一部に産業廃棄物として捨て−省みられていない物質
を活用し、経済的優位性を維持しつへ、大きな舗装強度
と、ローラ等による填圧工法を簡単に採用することが出
来る本発明の調装表層材を見出した。
ト舗装を填圧工法によって実施することを検討し、資材
の一部に産業廃棄物として捨て−省みられていない物質
を活用し、経済的優位性を維持しつへ、大きな舗装強度
と、ローラ等による填圧工法を簡単に採用することが出
来る本発明の調装表層材を見出した。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、高炉製鉄の際に副生する溶融スラグより得た
粒状の水砕スラグ(a)と、製鋼の際の酸洗い廃液より
得られる水酸化第二鉄を主成分とする残滓(b)と、セ
メント(c)、およびアルカリ性の液性を呈し、液中に
4%(重量%;以下同じ)以下の塩化コバルト錯化合物
を含むアルカリ金属塩を主体とする水溶液(d)、との
配合物よりなることを特徴とするものである。
粒状の水砕スラグ(a)と、製鋼の際の酸洗い廃液より
得られる水酸化第二鉄を主成分とする残滓(b)と、セ
メント(c)、およびアルカリ性の液性を呈し、液中に
4%(重量%;以下同じ)以下の塩化コバルト錯化合物
を含むアルカリ金属塩を主体とする水溶液(d)、との
配合物よりなることを特徴とするものである。
上記骨子の本発明において、水砕スラグ(a)は次のよ
うにして得られたものである。
うにして得られたものである。
即ち、製鉄所における高炉製鉄の際に副生物として溶融
スラグ(鉱滓)が得られるが、これを高圧の水で飛ばす
ことによって造粒し、かつ冷却し、これを脱水して得た
粒度2■鳳〜0.07層■程度のものを水砕スラグと称
しており、その中には水砕時に含有せしめられた約5%
の水分を含むものである。
スラグ(鉱滓)が得られるが、これを高圧の水で飛ばす
ことによって造粒し、かつ冷却し、これを脱水して得た
粒度2■鳳〜0.07層■程度のものを水砕スラグと称
しており、その中には水砕時に含有せしめられた約5%
の水分を含むものである。
高炉より得られる溶融スラグそのもの
は、古くはこれを適当な大きさに砕いて道路や鉄道の路
盤材として利用されて来たものであるが、水砕法により
細粒化された水砕スラグが得られるようになってからは
。
盤材として利用されて来たものであるが、水砕法により
細粒化された水砕スラグが得られるようになってからは
。
用途が広まりセメントの骨材等に利用されるようになっ
て来ている。
て来ている。
次に、本発明に使用する水酸化第二鉄を主成分とする残
滓(b)は次のようにして得られたものである。
滓(b)は次のようにして得られたものである。
即ち、製鉄所における普通鋼製造の最終段階で、鋼の表
面に付着した鉄錆や油分等をWL酸、又は、塩酸で酸洗
いする。この酸洗いにより生じた廃液中には、醜洗液と
してl&酸を用いた場合には硫饋第−鉄(FeS04)
が、また塩酸を用いた場合には塩化第一鉄(Fe(:I
z )が生ずる。この酸洗廃液を消石灰で中和すると液
中に水酸化第二鉄(Fe(OH)a)が生ずるが、これ
を凝集剤を用いて沈降分離し、脱水によって得た残滓が
、前記の残滓(b)に該当するものである。
面に付着した鉄錆や油分等をWL酸、又は、塩酸で酸洗
いする。この酸洗いにより生じた廃液中には、醜洗液と
してl&酸を用いた場合には硫饋第−鉄(FeS04)
が、また塩酸を用いた場合には塩化第一鉄(Fe(:I
z )が生ずる。この酸洗廃液を消石灰で中和すると液
中に水酸化第二鉄(Fe(OH)a)が生ずるが、これ
を凝集剤を用いて沈降分離し、脱水によって得た残滓が
、前記の残滓(b)に該当するものである。
この残滓(b)は通称「弱酸デカンタ」とも言われてお
り、多量の水を含んだ鉄の分子が綿状に絡み合った鉄錆
であり、脱水率が極めて悪く、含有水分の蒸発が困難な
性状をもつものである。(含水率は約75%)従ってこ
れを利用する技術も確立されて。
り、多量の水を含んだ鉄の分子が綿状に絡み合った鉄錆
であり、脱水率が極めて悪く、含有水分の蒸発が困難な
性状をもつものである。(含水率は約75%)従ってこ
れを利用する技術も確立されて。
おらず、産業廃棄物として埋立処理しても水分の自然蒸
発が期待出来ないために埋立地の地盤が軟弱となり、廃
棄もま−ならない厄介なものである。
発が期待出来ないために埋立地の地盤が軟弱となり、廃
棄もま−ならない厄介なものである。
驚くべきことには、前記の水砕スラグ
(a)と、上記残滓(b)の両者に対してセメント(c
)の比較的少量と、前記の如き特定の組成分によって構
成された水溶液(d)とを混合することにより、そのま
−では硬化することなく保存安定性に優れた舗装用の表
ha材となり、これに前記したセメントを更に追加して
攪拌混練することにより填圧工法により短時間に高い強
度の舗装がなし得ることを見出した。
)の比較的少量と、前記の如き特定の組成分によって構
成された水溶液(d)とを混合することにより、そのま
−では硬化することなく保存安定性に優れた舗装用の表
ha材となり、これに前記したセメントを更に追加して
攪拌混練することにより填圧工法により短時間に高い強
度の舗装がなし得ることを見出した。
この場合のセメント(c)はポルトランドセメント等の
通常使用されている舗装用セメントが用いられる。
通常使用されている舗装用セメントが用いられる。
又、水溶液(d)は前記の通り、水溶液としてアルカリ
性の液性、即ちPH7以上、好ましくは9〜12を示し
、液中に4%以下の塩化、コバルト錯化合物を含むアル
カリ金属塩を主体とする水溶液であり、具体的にはカリ
ウム、ナトリウム、リチウム等の炭醜塩、重炭酸塩等よ
りなるアルカリ金属塩、および塩化アンモニウム、塩化
ナトリウム等と塩化コバルト及び酸素との反応により得
た塩化コバルトアミン錆化合物の4%以下、好ましくは
0.1〜0.5%を含む水溶液である。
性の液性、即ちPH7以上、好ましくは9〜12を示し
、液中に4%以下の塩化、コバルト錯化合物を含むアル
カリ金属塩を主体とする水溶液であり、具体的にはカリ
ウム、ナトリウム、リチウム等の炭醜塩、重炭酸塩等よ
りなるアルカリ金属塩、および塩化アンモニウム、塩化
ナトリウム等と塩化コバルト及び酸素との反応により得
た塩化コバルトアミン錆化合物の4%以下、好ましくは
0.1〜0.5%を含む水溶液である。
しかして、これら(a)〜(d)の各配合物の配合量で
あるが、好ましくは次に述べる割合で配合される。
あるが、好ましくは次に述べる割合で配合される。
即ち、水砕スラグ(a)と残滓(b)とは、両者の合計
量に対して残滓(b)が5〜35%、特に好ましくは1
0〜30%、就中10%程度で配合される。
量に対して残滓(b)が5〜35%、特に好ましくは1
0〜30%、就中10%程度で配合される。
又、水砕スラグ(a)と残滓(b)との合計量に対する
セメント(c)の配合量は10%以下、好ましくは10
〜7%であり、一方、水溶液(d)は水砕スラグ(a)
と残滓(b)の合計量に対して3%以下、好ましくは3
〜1%の範囲である。
セメント(c)の配合量は10%以下、好ましくは10
〜7%であり、一方、水溶液(d)は水砕スラグ(a)
と残滓(b)の合計量に対して3%以下、好ましくは3
〜1%の範囲である。
[作用]
前記した残滓(b)は、その中の分離しにくい水を熱エ
ネルギーによって処理しようとすると高額の費用がか−
り全く無駄なこと−考えられる。
ネルギーによって処理しようとすると高額の費用がか−
り全く無駄なこと−考えられる。
本発明では残滓(b)に含まれている水分をコンクリー
ト舗装における保水剤として使用せんとするもので、こ
の発想に基づいて水砕スラグ(a)と多量の水分を含有
する前記残滓(b)およびセメン) (c)ならびに水
溶液(d)を混合し、攪拌するのであるが、これによる
作用は次の通りと推定される。
ト舗装における保水剤として使用せんとするもので、こ
の発想に基づいて水砕スラグ(a)と多量の水分を含有
する前記残滓(b)およびセメン) (c)ならびに水
溶液(d)を混合し、攪拌するのであるが、これによる
作用は次の通りと推定される。
即ち、残滓(b)中の水分と、水溶液(d)の水分とが
水砕スラグ(a)中に移行し、かつセメント(c)との
水和反応を生起する。
水砕スラグ(a)中に移行し、かつセメント(c)との
水和反応を生起する。
そして、粒径2翳■〜0.07mmという広い範囲の粒
径分布を持った水砕スラグ(a)中の含水量の多い粒子
(これは粒径の大きい水砕スラグと考えられる。)の周
囲に微細な残滓(b)の粒子や水砕スラグ(a)の含水
量の少ない粒子(即ち粒径の小さい水砕スラグ粒子と考
えられる。)およびセメント(c)が付着した状態とな
り、更にこれらの間隙に上記の微細な各粒子が介在した
集合体となる。
径分布を持った水砕スラグ(a)中の含水量の多い粒子
(これは粒径の大きい水砕スラグと考えられる。)の周
囲に微細な残滓(b)の粒子や水砕スラグ(a)の含水
量の少ない粒子(即ち粒径の小さい水砕スラグ粒子と考
えられる。)およびセメント(c)が付着した状態とな
り、更にこれらの間隙に上記の微細な各粒子が介在した
集合体となる。
このような状態において、水砕スラグ
(a)および残滓(b)、水溶液(d)の保有水分の合
計量に対してセメント(c)の量が少ないときは、セメ
ント(c)の水和反応は。
計量に対してセメント(c)の量が少ないときは、セメ
ント(c)の水和反応は。
各粒子のはC表面のみに留り、全体が完全に硬化するに
至らず、混合物は初期硬化の状態を呈するものと考えら
れ、従ってこれをそのま一保管、貯蔵および運搬しても
完全に硬化することなく優れた保存安定性を維持するこ
とが出来る。
至らず、混合物は初期硬化の状態を呈するものと考えら
れ、従ってこれをそのま一保管、貯蔵および運搬しても
完全に硬化することなく優れた保存安定性を維持するこ
とが出来る。
そして、これを実際の工事現場において舗装の表層施工
に用いる場合には、これに更にセメン) (c)を追加
して水を使用することなく混練し目的とする路床等に敷
設してローラ掛けにより填圧すれば前記水砕スラグ(a
)、および残滓(b)中の保有水が滲出してセメントと
の水和反応を完結し、著しく短時間に舗装を完成させる
ことが出来る。
に用いる場合には、これに更にセメン) (c)を追加
して水を使用することなく混練し目的とする路床等に敷
設してローラ掛けにより填圧すれば前記水砕スラグ(a
)、および残滓(b)中の保有水が滲出してセメントと
の水和反応を完結し、著しく短時間に舗装を完成させる
ことが出来る。
この舗装用表層材は、前記残滓(b)が赤色の酸化鉄微
粒子が混在しているものであるから、得られる舗装も赤
色をしており、カラー舗装用として有用である。
粒子が混在しているものであるから、得られる舗装も赤
色をしており、カラー舗装用として有用である。
なお、この場合の水溶液(d)は水砕スラグ(a)、残
滓(b)とセメン) (c)との反応による硬化作用を
促進して優れた強度の舗装材となすものである。
滓(b)とセメン) (c)との反応による硬化作用を
促進して優れた強度の舗装材となすものである。
[実施例]
以下に実施例および比較例を掲げて本発明を具体的に説
明する。
明する。
蕊ム遣ユ
高炉製鉄に際して副生じた溶融スラグの水砕で得た粒径
2tam〜0.07鳳履の水砕スラグ(a) 10Kg
、製鋼の酸洗い廃液より得た水酸化第二鉄を含有する残
滓(b)の4Kg、セメント(c)1.2Kg、および
下記処方によって得た塩化コバルト錯化合物含有アルカ
リ金属塩水溶液(d)0.4に、を混合した。
2tam〜0.07鳳履の水砕スラグ(a) 10Kg
、製鋼の酸洗い廃液より得た水酸化第二鉄を含有する残
滓(b)の4Kg、セメント(c)1.2Kg、および
下記処方によって得た塩化コバルト錯化合物含有アルカ
リ金属塩水溶液(d)0.4に、を混合した。
「塩化コバルト錯化合物含有アルカリ金属塩水溶液(d
)の処方」 塩化ナトリウム 6.5% 炭酸カリウム 6.0% 1炭酸ナトリウム 7.0% 塩化アンモニウム 1.5% 塩化コバルト 0.3% 水 78.7%これら (
a)〜(d)を混合して赤色のカラー舗装用表層材的1
5Kgを得た。
)の処方」 塩化ナトリウム 6.5% 炭酸カリウム 6.0% 1炭酸ナトリウム 7.0% 塩化アンモニウム 1.5% 塩化コバルト 0.3% 水 78.7%これら (
a)〜(d)を混合して赤色のカラー舗装用表層材的1
5Kgを得た。
このカラー舗装用表層材は大小とりまぜた粒子のパサパ
サした全体赤色の集合体よりなるものであった◆ この集合体にセメント(前記セメント (c)と同質のもの)約2Kgを加えて充分に混練し、
これを路床上に填圧施工したところ、約4時間で強固な
表層の舗装道路を造成することができた。
サした全体赤色の集合体よりなるものであった◆ この集合体にセメント(前記セメント (c)と同質のもの)約2Kgを加えて充分に混練し、
これを路床上に填圧施工したところ、約4時間で強固な
表層の舗装道路を造成することができた。
匿較遣」
実施例1における水溶液(d)を使用することなく(a
)〜(c)の各成分を配合して実施例1と同様にしてカ
ラー舗装用表層材を得た0次いでこの表層材を用いて実
施例1と同様にして道路舗装を行なった。
)〜(c)の各成分を配合して実施例1と同様にしてカ
ラー舗装用表層材を得た0次いでこの表層材を用いて実
施例1と同様にして道路舗装を行なった。
以上の実施例1および比較例1で得た道路舗装の舗装体
の施工後3日目および7日目の物性を調査したが、その
結果は第1表の通りであった。
の施工後3日目および7日目の物性を調査したが、その
結果は第1表の通りであった。
第1表
[発明の効果]
本発明の舗装用表層材は、製鉄の際に目的物と共に副生
ずる2本来は不用な生成物であるところの水砕スラグ(
a)と、製鋼に際して得られる本来不用な残滓(b)と
を巧妙に結合し、セメント(c)および水溶液(d)を
用いて、コンクリート舗装工法ではなし得なかった填圧
工法が可能な舗装表層材となしたものであり、特に産業
廃棄物としても、その処置に窮していた前記残滓(b)
の利用価値を見出し、その有効利府をはかった点で本発
明は優れたものである。
ずる2本来は不用な生成物であるところの水砕スラグ(
a)と、製鋼に際して得られる本来不用な残滓(b)と
を巧妙に結合し、セメント(c)および水溶液(d)を
用いて、コンクリート舗装工法ではなし得なかった填圧
工法が可能な舗装表層材となしたものであり、特に産業
廃棄物としても、その処置に窮していた前記残滓(b)
の利用価値を見出し、その有効利府をはかった点で本発
明は優れたものである。
又、この舗装用表層材は、実際の施工に当ってはセメン
) (c)を追加混合して水を使用することなく施工す
ることが出来る点でも優れたものであり、本発明はこれ
らの点で極めて利用価値の高いものである。
) (c)を追加混合して水を使用することなく施工す
ることが出来る点でも優れたものであり、本発明はこれ
らの点で極めて利用価値の高いものである。
Claims (2)
- (1)高炉製鉄の際に副生する溶融スラグより得た粒状
の水砕スラグ(a)と、製鋼の際の酸洗い廃液より得ら
れる水酸化第二鉄を主成分とする残滓(b)と、セメン
ト(c)、およびアルカリ性の液性を呈し、液中に4重
量%以下の塩化コバルト錯化合物を含むアルカリ金属塩
を主体とする水溶液(d)との配合物よりなることを特
徴とする舗装表層材。 - (2)前記水砕スラグ(a)と、残滓(b)の合計量に
対して残滓(b)が5〜35重量%の範囲で配合され、
水砕スラグ(a)と残滓(b)の合計量に対してセメン
ト(c)が10重量%以下であり、かつ水溶液(d)が
3重量%以下であることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の舗装用表層材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60195719A JPS6256346A (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | 舗装用表層材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60195719A JPS6256346A (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | 舗装用表層材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6256346A true JPS6256346A (ja) | 1987-03-12 |
JPH027903B2 JPH027903B2 (ja) | 1990-02-21 |
Family
ID=16345827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60195719A Granted JPS6256346A (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | 舗装用表層材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6256346A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04189903A (ja) * | 1990-11-22 | 1992-07-08 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 早硬性路床改良材 |
-
1985
- 1985-09-06 JP JP60195719A patent/JPS6256346A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04189903A (ja) * | 1990-11-22 | 1992-07-08 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 早硬性路床改良材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH027903B2 (ja) | 1990-02-21 |
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