JPS6255949B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6255949B2
JPS6255949B2 JP55005542A JP554280A JPS6255949B2 JP S6255949 B2 JPS6255949 B2 JP S6255949B2 JP 55005542 A JP55005542 A JP 55005542A JP 554280 A JP554280 A JP 554280A JP S6255949 B2 JPS6255949 B2 JP S6255949B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
pressurized gas
amount
closed space
furnace
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55005542A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56102369A (en
Inventor
Minoru Uozumi
Jusuke Furui
Soichi Ishikawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP554280A priority Critical patent/JPS56102369A/ja
Publication of JPS56102369A publication Critical patent/JPS56102369A/ja
Publication of JPS6255949B2 publication Critical patent/JPS6255949B2/ja
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  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は炉内の上方空間に加圧気体を導入して
出湯を行なわせる加圧注湯炉に関する。
加圧注湯炉では一般に炉内の溶湯の上方に形成
された密閉空間に対して、たとえば空気等のよう
な加圧気体を出湯量制御装置を介して導入し、こ
の圧力で所定量の溶湯を炉下部の連通管から出湯
させる。この場合、出湯量の制御を完全に行なう
ためには炉体からの加圧気体の洩れを最小にせね
ばならない。
しかし、従来の鋳造用の加圧出湯炉では炉外皮
を密閉構造としても、内部のライニング材の外部
への露出部、たとえば出湯口部分、あるいはこれ
と炉本体との接合部およびインダクタ部などから
の漏洩がさけられなかつた。また、炉本体の炉蓋
部の接合面ではこれが大口径であることと、高温
に曝らされることとからシール施行技術の優劣に
よつては洩れ量が変動しこれが過大となると安定
した出湯制御が不可能となる。このため、従来で
は前記部分に対するシール材の取付等の手段で漏
洩防止をはかつているが、必らずしも充分に満足
すべきものではなく、かつ施行後に漏洩が生じた
場合については何等適切な対策がとられていな
い。したがつて、大きな洩れが生じた場合には操
業を停止し、各接合部などを再分解して修理する
ことが必要であり保守のコストが増大する。
本発明の目的はこのような従来技術の欠点を解
消し、炉内からの加圧気体の洩れを適確に補償し
て常に正確に出湯量を制御することのできる加圧
注湯炉を提供することにある。
本発明は、溶湯を有する炉本体のこの溶湯の上
方に形成された密閉空間に加圧気体を導入する導
入系路と、この系路に供給される気体圧力を制御
する出湯量制御装置とを備えてなる加圧注湯炉に
おいて、導入系路に対して並設され、加圧弁体を
密閉空間に導入する圧力補償流路と、圧力制御装
置内に設けられた給排気弁の動作を平衡状態まで
もどす加圧気体量を補償流路に供給する加圧気体
供給装置と、密閉空間内の圧力増加に比例して、
補償流路に供給される加圧気体量を調整する圧力
伝送手段とが設けられてなり、密閉空間からの加
圧気体の洩れによる圧力変動を補償する流量の加
圧気体が、炉内に導入されてなることを特徴とす
る加圧注湯炉である。
以下本発明の一実施例を図面に基いて詳細に説
明する。
図面に示す本発明実施例の加圧注湯炉において
は、炉本体1中の溶湯2をその上方の密閉空間3
への加圧空気の導入によつて出湯口4から溢出さ
せるようになされている。ここで前記密閉空間3
には出湯量制御装置5を介して加圧空気を導入す
る導入系路6が設けられている。この制御装置5
は給排気弁、調節計および設定器から構成され、
給排気弁の開閉調節によつて所定の出湯量に対応
する設定圧力値が得られるようになされている。
本実施例においては、前記加圧空気の導入系路
6に対してこれと同一の高圧空気体源(図示せ
ず)に接続された圧力補償流路7が並列に設けら
れており、減圧弁8および流量調節弁9を介して
前記密閉空間3に開口させられている。さらに前
記密閉空間3と前記流量調節弁9の操作入力側と
の間には圧力伝送器10が接続されており、これ
は密閉空間3の気体圧力を一定の比率で変換した
出力を前記流量調節弁9に入力してその開度を調
節するようになされている。
このような本実施例の加圧注湯炉では前記加圧
空気の導入系路6から加圧空気を密閉空間3に導
入することによつて溶湯2を出湯口4から溢出さ
せて出湯する。この場合、前記のように出湯量制
御装置5の給排気弁の開度の調節で所望の出湯量
を得るように密閉空間3の圧力が設定されてい
る。この場合、制御装置5の特性は給排気弁が均
等に動作する点を平衡位置として調整してあるの
で、密閉空間3からの圧力空気の洩れがあると、
給排気弁の動作が給気側に片寄つて正常な制御動
作が得られず、特に出湯のサイクルが速い場合に
は大きな誤差を生じる。
ここで本実施例においては、前記減圧弁8およ
び流量調節弁9を介して圧力補償流路7からさら
に加圧空気を密閉空間3に導入し、加圧空気の洩
れを補償して給排気弁の動作を平衡点にもどして
正常な制御動作に回復させる。この場合の補償量
は減圧弁8の開度の調節によつて得られる。
また出湯の進行と共に炉内の溶湯量が減少して
いくと、これに対処して密閉空間3の圧力を増加
させねばならないので、この場合にも加圧空気の
洩れ量が次第に増大する。このような場合、前記
密閉空間3に接続された圧力伝送器10がこの内
圧増加に比例する操作圧力を前記流量調整弁9の
操作入力側に加えてその開度を調節し、圧力補償
流路7から洩れ量に平衡する補償量を与える。本
実施例における圧力伝送器10の圧力変換比、減
圧弁8の開度は実用的には給排気弁の動作の平衡
位置に基いて実験的に夫々設定される。
このように本実施例においては、加圧注湯炉の
密閉空間3に対して加圧空気を導入する導入系路
6に対して、密閉空間3の洩れによる圧力低下を
補償する加圧空気を導入する圧力補償流路7を並
設してあるので、密閉空間3に圧力洩れを生じた
場合にもこの洩れ量に対応する加圧空気をこの補
償流路7から導入して補償し、前記導入系路6の
流量制御装置5を正確に作動させて出湯量を制御
することができる。またこの場合の補償量は圧力
補償流路7中に設けられた減圧弁8の開度の制御
によつて適正に調節することができる。尚、減圧
弁の開度によつて洩れ量が過大であることを検知
し操業読行の可否を判断することもできる。
さらに本実施例にあつては、前記補償流路7中
の流量調節弁9の操作入力側に対して、密閉空間
3の圧力増加に比例する操作圧力を入力する圧力
伝送器10を設けてあるので、出湯進行に伴う密
閉空間の圧力の上昇時に流量調節弁9を開放方向
に制御して補償量を増大させ、内圧上昇にともな
つて増大する圧力洩れ量を適確に補償することが
できる。またこのような正確な出湯量制御によつ
て溶湯の損失を防止することが可能である。
叙上のように本発明によれば、炉密閉後の予測
不能な炉内の加圧気体の洩れを、長時間の操業停
止することなく、補償して出湯量を常に正確に制
御することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明実施例の加圧注湯炉の圧力制御系
統を示す図である。 図中:5……出湯量制御装置、6……加圧流体
の導入系路、7……圧力補償流路、8……減圧
弁、9……流量調節弁、10……圧力伝送器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 溶湯を有する炉本体の当該溶湯の上方に形成
    された密閉空間に加圧気体を導入する導入系路
    と、この系路に供給される気体圧力を制御する出
    湯量制御装置とを備えてなる加圧注湯炉におい
    て、 前記導入系路に対して並設され、加圧気体を前
    記密閉空間に導入する圧力補償流路と、前記圧力
    制御装置内に設けられた給排気弁の動作を平衡状
    態までもどす加圧気体量を前記補償流路に供給す
    る加圧気体供給装置と、前記密閉空間内の圧力増
    加に比例して、前記補償流路に供給される加圧気
    体量を調整する圧力伝送手段とが設けられてな
    り、前記密閉空間からの加圧気体の洩れによる圧
    力変動を補償する流量の加圧気体が、前記炉内に
    導入されてなることを特徴とする加圧注湯炉。
JP554280A 1980-01-21 1980-01-21 Pressure pouring furnace Granted JPS56102369A (en)

Priority Applications (1)

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JP554280A JPS56102369A (en) 1980-01-21 1980-01-21 Pressure pouring furnace

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JP554280A JPS56102369A (en) 1980-01-21 1980-01-21 Pressure pouring furnace

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JPS56102369A JPS56102369A (en) 1981-08-15
JPS6255949B2 true JPS6255949B2 (ja) 1987-11-24

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ID=11614071

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JP554280A Granted JPS56102369A (en) 1980-01-21 1980-01-21 Pressure pouring furnace

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5961562A (ja) * 1982-09-30 1984-04-07 Nissin Kogyo Kk エア加圧鋳造装置
GB2624299A (en) * 2022-09-27 2024-05-15 Procare Shower & Bathroom Centre Ltd Adaptable security assembly with container unit

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5136704A (ja) * 1974-07-22 1976-03-27 Poclain Sa

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JPS5136704A (ja) * 1974-07-22 1976-03-27 Poclain Sa

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