JPS625587A - 誘導加熱装置 - Google Patents
誘導加熱装置Info
- Publication number
- JPS625587A JPS625587A JP14494785A JP14494785A JPS625587A JP S625587 A JPS625587 A JP S625587A JP 14494785 A JP14494785 A JP 14494785A JP 14494785 A JP14494785 A JP 14494785A JP S625587 A JPS625587 A JP S625587A
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- induction heating
- heating coil
- voltage
- signal
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、ピンチローラ等からなる搬送装置によりビ
レット等の多数の被加熱物を連続して搬送しながら、誘
導加熱コイルの電磁誘導作用により所定温度に加熱する
誘導加熱装置に関するものであり、特に、誘導加熱装置
の加熱電力調整を自動化して、塗材起動時や再加熱時の
被加熱材の加熱不足や過熱を防止するようにした誘導加
熱装置を搗供しようとするものである。
レット等の多数の被加熱物を連続して搬送しながら、誘
導加熱コイルの電磁誘導作用により所定温度に加熱する
誘導加熱装置に関するものであり、特に、誘導加熱装置
の加熱電力調整を自動化して、塗材起動時や再加熱時の
被加熱材の加熱不足や過熱を防止するようにした誘導加
熱装置を搗供しようとするものである。
[従来技術とその問題点]
第3図は従来のこの種の誘導加熱装置を示す構成図で、
1は通称ビレットと呼ばれ、ピンチローラ等からなる搬
送装置5により順次連続して誘導加熱コイル2内に送り
込まれて所定温度に加熱される複数の被加熱物、3は上
記誘導加熱コイル2の力率改善用のコンデンサ、4は上
記誘導加熱コイル2に電力を供給するためのインバータ
装置である。この種の誘導加熱装置では被加熱物1を連
続的に搬送していて、加熱するときには誘導加熱コイル
2の入口側においては被加熱物1の温度は低く、誘導加
熱コイル2の出口側に向かうにしたがって次第に高くな
っており、このように、被加熱物1は加熱パターンを一
定に保持しながら所定温度まで昇温され、誘導加熱コイ
ル2の出口側から順次取り出されてゆく。
1は通称ビレットと呼ばれ、ピンチローラ等からなる搬
送装置5により順次連続して誘導加熱コイル2内に送り
込まれて所定温度に加熱される複数の被加熱物、3は上
記誘導加熱コイル2の力率改善用のコンデンサ、4は上
記誘導加熱コイル2に電力を供給するためのインバータ
装置である。この種の誘導加熱装置では被加熱物1を連
続的に搬送していて、加熱するときには誘導加熱コイル
2の入口側においては被加熱物1の温度は低く、誘導加
熱コイル2の出口側に向かうにしたがって次第に高くな
っており、このように、被加熱物1は加熱パターンを一
定に保持しながら所定温度まで昇温され、誘導加熱コイ
ル2の出口側から順次取り出されてゆく。
この種の誘導加熱装置ではまず、誘導加熱コイル2に所
定電圧を印加してから搬送装置5を駆動し被加熱物Iを
搬送するか、あるいは、被加熱物1の搬送を開始してか
ら誘導加熱コイル2に所定電圧を印加するか何れかの手
段により加熱が開始される。従って、従来の誘導加熱装
置において、被加熱物Iの加熱開始時、あるいは連続加
熱中にたとえば誘導加熱装置の搬送装置5、搬出装置(
図示せず)等の故障によって、被加熱物Iの搬送と、誘
導加熱コイル2への電力供給を停止した場合の故障修理
後の再開時には、加熱不足による廃材の発生を防止する
ために誘導加熱コイル2への印加電圧を適宜選択したり
、あるいは被加熱物1の搬送開始時期を調整したりして
いるが、何れの場合でもその選択または調整操作を人為
的に行なう関係上、熟練を要し、被加熱物1の加熱不足
による廃材の多発、および過熱による被加熱物lの局部
的溶解等の発生が多かった。これは、加熱開始時あるい
は故障復帰後の加熱再開時、被加熱物Iは、誘導加熱コ
イル2内において必然的に温度が著しく低い状態にある
ため、この被加熱物1の固有抵抗および透磁率等が、連
続における固を抵抗や透磁率等と大幅に異なっているた
め、加熱開始あるいは再起動に上りで所定温度に立上げ
るのは早急には無理であり、被加熱物lか誘導加熱コイ
ル2の出口側に達しても、所定温度まで上昇せず、加熱
不足により、廃材となるのである。
定電圧を印加してから搬送装置5を駆動し被加熱物Iを
搬送するか、あるいは、被加熱物1の搬送を開始してか
ら誘導加熱コイル2に所定電圧を印加するか何れかの手
段により加熱が開始される。従って、従来の誘導加熱装
置において、被加熱物Iの加熱開始時、あるいは連続加
熱中にたとえば誘導加熱装置の搬送装置5、搬出装置(
図示せず)等の故障によって、被加熱物Iの搬送と、誘
導加熱コイル2への電力供給を停止した場合の故障修理
後の再開時には、加熱不足による廃材の発生を防止する
ために誘導加熱コイル2への印加電圧を適宜選択したり
、あるいは被加熱物1の搬送開始時期を調整したりして
いるが、何れの場合でもその選択または調整操作を人為
的に行なう関係上、熟練を要し、被加熱物1の加熱不足
による廃材の多発、および過熱による被加熱物lの局部
的溶解等の発生が多かった。これは、加熱開始時あるい
は故障復帰後の加熱再開時、被加熱物Iは、誘導加熱コ
イル2内において必然的に温度が著しく低い状態にある
ため、この被加熱物1の固有抵抗および透磁率等が、連
続における固を抵抗や透磁率等と大幅に異なっているた
め、加熱開始あるいは再起動に上りで所定温度に立上げ
るのは早急には無理であり、被加熱物lか誘導加熱コイ
ル2の出口側に達しても、所定温度まで上昇せず、加熱
不足により、廃材となるのである。
このような人為的な調整操作による廃材の防止策として
、従来は例えば加熱すべき被加熱物lの温度によって変
化するインピーダンス特性の差異を電圧により検出して
、この電圧が予め設定した電圧に達した時点で搬送装置
を駆動する誘導加熱装置であった。すなわち、第4図で
示すように、誘導加熱コイル2の電圧を検出するための
計器用変圧器6と、この計器用変圧器6に接続され、そ
の検出電圧があらかじめ設定した設定値に達したとき搬
送装置5を駆動させる信号を出力する出力装置である電
圧検出リレー7とによるインピーダンス検出回路が付加
されていて、インバータ装置4には定電流制御のものを
用いている。負荷側のインピーダンスZは、計器用変圧
器6の検出電圧をE1インバータ4の出力電流を(とす
れば、Z=E/(で表わされ、出力電流■は定電流制御
のインバータ4により一定値に制御されているので、負
荷側インピーダンスZと検出電圧Eとは比例しており、
電圧リレー7の電圧指示値Eは、そのまま負荷インピー
ダンスZを意味する。定常負荷インピーダン′7.Zo
に対応する電圧値をEOとすれば、Zo=Eo/Iとな
り、EoからZoを知ることができる。つまりインピー
ダンス検出回路8は加熱すべき被加熱物1の温度によっ
て変化するインピーダンス特性の差異を電圧の差異とし
て検出すると共に定常負荷インピーダンスに達した時点
て信号を出力するものである。しかし、このような装置
では加熱開始時、搬送装置5は被加熱物1が加熱されて
定常負荷インピーダンスになるまで停止しており、した
がって、加熱コイル2の人口側に近い被加熱物1は搬送
装置が動作し始めてから順次搬送され、加熱コイル2の
出口側に到達するまでに過熱により廃材となったり、あ
るいは加熱コイル内で局部溶解し、溶着するなとの恐れ
があった。
、従来は例えば加熱すべき被加熱物lの温度によって変
化するインピーダンス特性の差異を電圧により検出して
、この電圧が予め設定した電圧に達した時点で搬送装置
を駆動する誘導加熱装置であった。すなわち、第4図で
示すように、誘導加熱コイル2の電圧を検出するための
計器用変圧器6と、この計器用変圧器6に接続され、そ
の検出電圧があらかじめ設定した設定値に達したとき搬
送装置5を駆動させる信号を出力する出力装置である電
圧検出リレー7とによるインピーダンス検出回路が付加
されていて、インバータ装置4には定電流制御のものを
用いている。負荷側のインピーダンスZは、計器用変圧
器6の検出電圧をE1インバータ4の出力電流を(とす
れば、Z=E/(で表わされ、出力電流■は定電流制御
のインバータ4により一定値に制御されているので、負
荷側インピーダンスZと検出電圧Eとは比例しており、
電圧リレー7の電圧指示値Eは、そのまま負荷インピー
ダンスZを意味する。定常負荷インピーダン′7.Zo
に対応する電圧値をEOとすれば、Zo=Eo/Iとな
り、EoからZoを知ることができる。つまりインピー
ダンス検出回路8は加熱すべき被加熱物1の温度によっ
て変化するインピーダンス特性の差異を電圧の差異とし
て検出すると共に定常負荷インピーダンスに達した時点
て信号を出力するものである。しかし、このような装置
では加熱開始時、搬送装置5は被加熱物1が加熱されて
定常負荷インピーダンスになるまで停止しており、した
がって、加熱コイル2の人口側に近い被加熱物1は搬送
装置が動作し始めてから順次搬送され、加熱コイル2の
出口側に到達するまでに過熱により廃材となったり、あ
るいは加熱コイル内で局部溶解し、溶着するなとの恐れ
があった。
この傾向は、加熱コイル長が比較的長い場合、あるいは
搬送装置5の定常設定速度が遅い場合に特に顕著である
。さらに加熱開始時、加熱コーイル2の出口側に近い被
加熱物Iは、定常負荷インピーダンスに達した時点で搬
送装置5が駆動されても、加熱不足のため廃材となって
しまい、結局、加熱開始時、加熱コイル2内の被加熱物
lはすべて廃材となってしまう傾向にあった。これは、
誘導加熱装置が誘導加熱コイル2に所定電圧を印加した
状態で、被加熱物1が搬送装置5により駆動されて加熱
コイル2の人口から加熱されて加熱コイル2の出口側に
到達した時に、所定温度となるよう設定されているため
である。したがって、上述の装置では定格負荷インピー
ダンスに達し、搬送装置5か駆動された場合、加熱コイ
ル2の入口側にある最ら近い被加熱物1より加熱コイル
2出口側に到達した時に、初めて所定温度となり加熱開
始時の加熱コイル2内の被加熱物1はすべて廃材となる
わけである。
搬送装置5の定常設定速度が遅い場合に特に顕著である
。さらに加熱開始時、加熱コーイル2の出口側に近い被
加熱物Iは、定常負荷インピーダンスに達した時点で搬
送装置5が駆動されても、加熱不足のため廃材となって
しまい、結局、加熱開始時、加熱コイル2内の被加熱物
lはすべて廃材となってしまう傾向にあった。これは、
誘導加熱装置が誘導加熱コイル2に所定電圧を印加した
状態で、被加熱物1が搬送装置5により駆動されて加熱
コイル2の人口から加熱されて加熱コイル2の出口側に
到達した時に、所定温度となるよう設定されているため
である。したがって、上述の装置では定格負荷インピー
ダンスに達し、搬送装置5か駆動された場合、加熱コイ
ル2の入口側にある最ら近い被加熱物1より加熱コイル
2出口側に到達した時に、初めて所定温度となり加熱開
始時の加熱コイル2内の被加熱物1はすべて廃材となる
わけである。
[発明の目的]
この発明は、かかる点に着目してなされたものであり、
加熱開始時あるいは加熱再開時の被加熱物の加熱コイル
内の加熱不足あるいは過熱による廃材の発生を防止する
とともに、被加熱物の過熱による加熱コイルへの溶着等
を保護することを目的とする。
加熱開始時あるいは加熱再開時の被加熱物の加熱コイル
内の加熱不足あるいは過熱による廃材の発生を防止する
とともに、被加熱物の過熱による加熱コイルへの溶着等
を保護することを目的とする。
[発明の構成]
この発明の誘導加熱装置は、搬送装置により被加熱物を
搬送しながら誘導加熱コイルの電磁誘導作用により加熱
する誘導加熱装置において、温度によって変化する被加
熱物をも含めた誘導加熱コイルのインピーダンスを誘導
加熱コイルへの供給電圧若しくは供給電流により検出す
るインピーダンス検出回路と、前記検出回路による検出
電圧に比例した信号を出力するとともにこの検出電圧が
設定値に達したとき別の信号を出力するようにした信号
出力装置とを備え、この信号出力装置の信号に従って上
記搬送装置の搬送速度を制御することを特徴とする。[
発明の要点] この発明は、加熱すべき被加熱物の温度によって変化す
るインピーダンス特性の差異を電圧により検出し、加熱
開始時あるいは加熱再開時に、この検出電圧に比例した
信号を搬送装置の送り速度指令として与え、その送り速
度で搬送装置を駆動して、加熱コイル内の入口側に近い
被加熱物が加熱コイルの出口側に近い所て所定の温度と
なるようにして過熱を防止し、さらに、前記の検出電圧
が予め設定した電圧に達した時点で搬送装置を所定の送
り速度で駆動するように切換えることにより加熱開始以
前に、加熱コイル人口側にある塗材の被加熱物の加熱不
足による廃材の発生を防止している。
搬送しながら誘導加熱コイルの電磁誘導作用により加熱
する誘導加熱装置において、温度によって変化する被加
熱物をも含めた誘導加熱コイルのインピーダンスを誘導
加熱コイルへの供給電圧若しくは供給電流により検出す
るインピーダンス検出回路と、前記検出回路による検出
電圧に比例した信号を出力するとともにこの検出電圧が
設定値に達したとき別の信号を出力するようにした信号
出力装置とを備え、この信号出力装置の信号に従って上
記搬送装置の搬送速度を制御することを特徴とする。[
発明の要点] この発明は、加熱すべき被加熱物の温度によって変化す
るインピーダンス特性の差異を電圧により検出し、加熱
開始時あるいは加熱再開時に、この検出電圧に比例した
信号を搬送装置の送り速度指令として与え、その送り速
度で搬送装置を駆動して、加熱コイル内の入口側に近い
被加熱物が加熱コイルの出口側に近い所て所定の温度と
なるようにして過熱を防止し、さらに、前記の検出電圧
が予め設定した電圧に達した時点で搬送装置を所定の送
り速度で駆動するように切換えることにより加熱開始以
前に、加熱コイル人口側にある塗材の被加熱物の加熱不
足による廃材の発生を防止している。
[実施例コ
第1図はこの発明の!実施例を示していて、従来例と同
一の部分については同一の番号を付している。尚、イン
バータ装置4は第4図におけるインバータ装置と同様に
定電流制御付のものである。
一の部分については同一の番号を付している。尚、イン
バータ装置4は第4図におけるインバータ装置と同様に
定電流制御付のものである。
既述した電圧検出リレー7を、詳しく説明すると、計器
用変圧器6の検出電圧を全波整流し平滑した直流信号に
変換する平滑フィルター71と、その平滑された直流電
圧に比例した信号を出力するための差動増幅器72、前
記平滑された直流電圧かあらかじめ設定された設定値に
達したとき信号を出力する比較器73、その比較器73
の出力信号によって駆動されるリレー74とからなって
いて、計器用変圧器6とでインピーダンス検出回路を構
成している。
用変圧器6の検出電圧を全波整流し平滑した直流信号に
変換する平滑フィルター71と、その平滑された直流電
圧に比例した信号を出力するための差動増幅器72、前
記平滑された直流電圧かあらかじめ設定された設定値に
達したとき信号を出力する比較器73、その比較器73
の出力信号によって駆動されるリレー74とからなって
いて、計器用変圧器6とでインピーダンス検出回路を構
成している。
ダイオード8を介した差動増幅器72からの出力信号V
iと、前記リレー74の接点74aを介した送り速度設
定器9からの信号Voは加算され、速度信号Vsとして
搬送装置5に入力される。このように、インピーダンス
検出回路からの出力信号Viと送り速度設定器9による
あらかじめ設定したVoとを組み合わせていて、加熱開
始時あるいは故障復帰後の加熱再開時には、インピーダ
ンス検出回路による負荷インピーダンスに応じた送り
、東UV; ?+相舌漢ちす苦 S 名−ζ反型Ill
鼾屑了のf)を跨I ・ノビ−ダンスに達し
たとき、比較器73により、リレー13が駆動され、送
り速度設定器9からの信号Voが搬送装置5に印加され
、搬送装置5は、搬送速度V。で搬送する。
iと、前記リレー74の接点74aを介した送り速度設
定器9からの信号Voは加算され、速度信号Vsとして
搬送装置5に入力される。このように、インピーダンス
検出回路からの出力信号Viと送り速度設定器9による
あらかじめ設定したVoとを組み合わせていて、加熱開
始時あるいは故障復帰後の加熱再開時には、インピーダ
ンス検出回路による負荷インピーダンスに応じた送り
、東UV; ?+相舌漢ちす苦 S 名−ζ反型Ill
鼾屑了のf)を跨I ・ノビ−ダンスに達し
たとき、比較器73により、リレー13が駆動され、送
り速度設定器9からの信号Voが搬送装置5に印加され
、搬送装置5は、搬送速度V。で搬送する。
既述したようにインバータ装置4には定電流源を使用し
ているので、負荷インピーダンスZは誘導加熱コイル2
への供給電圧Eに比例していて、又インバータ装置4の
出力電力PはE・■であり、負荷インピーダンスZはイ
ンバータ装置4の出力電力Pに比例するので、加熱開始
時の搬送装置5の送り速度Viはインバータ装置4の出
力電力Pに対応した値となる。従って、加熱開始時はイ
ンバータ出力電力Pが負荷インピーダンス乙の関係」二
車さいので、被加熱物lは低速で誘導加熱コイル2内を
搬送され、負荷インピーダンスZが温度の」二昇により
増大?I−ると、インバータ出力電力Pも大となり、被
加熱物lの搬送速度が速まってゆくことになり、誘導加
熱コイル2内の入口側にある被加熱物Iは過熱されるこ
となく所定の温度で誘導加熱コイル2の出口側に達する
ことができる。
ているので、負荷インピーダンスZは誘導加熱コイル2
への供給電圧Eに比例していて、又インバータ装置4の
出力電力PはE・■であり、負荷インピーダンスZはイ
ンバータ装置4の出力電力Pに比例するので、加熱開始
時の搬送装置5の送り速度Viはインバータ装置4の出
力電力Pに対応した値となる。従って、加熱開始時はイ
ンバータ出力電力Pが負荷インピーダンス乙の関係」二
車さいので、被加熱物lは低速で誘導加熱コイル2内を
搬送され、負荷インピーダンスZが温度の」二昇により
増大?I−ると、インバータ出力電力Pも大となり、被
加熱物lの搬送速度が速まってゆくことになり、誘導加
熱コイル2内の入口側にある被加熱物Iは過熱されるこ
となく所定の温度で誘導加熱コイル2の出口側に達する
ことができる。
それ故、誘導加熱コイル2内に被加熱物lは従来、すべ
て廃材となっていたものが、誘導加熱コイル2内の出口
側近傍にある被加熱物lを除いてすべて有効利用でき、
被加熱物が過熱されることもないので誘導加熱コイル2
内に溶着する心配もない。
て廃材となっていたものが、誘導加熱コイル2内の出口
側近傍にある被加熱物lを除いてすべて有効利用でき、
被加熱物が過熱されることもないので誘導加熱コイル2
内に溶着する心配もない。
また、所定の負荷インピーダンスZに達した時点では、
被加熱物lは、あらかじめ設定された搬送速度V。に切
換わるので、それ以後も廃材になる恐れはない。
被加熱物lは、あらかじめ設定された搬送速度V。に切
換わるので、それ以後も廃材になる恐れはない。
尚、インバータ装置4に定電圧形のものを用いる場合は
、第2図に示す如く、力率改善用コンデンサ3を誘導加
熱コイル2に直列に挿入し、加熱コイルの電流を計器用
変流器10で検出すれば、上記負荷インピーダンスを電
流指示値から知ることができる。
、第2図に示す如く、力率改善用コンデンサ3を誘導加
熱コイル2に直列に挿入し、加熱コイルの電流を計器用
変流器10で検出すれば、上記負荷インピーダンスを電
流指示値から知ることができる。
[発明の効果]
この発明によれば、被加熱物の搬送装置に送り速度を、
被加熱物の温度により定まる負荷インピーダンスに応じ
て自動調整するとともに、前記負荷インピーダンスが所
定の値に達したときは、予め設定した所定の送り速度と
なるようにしたので、人為的操作にする調整ミスを阻止
でき、加熱不足あるいは過熱による廃材の発生の防止を
することができる。
被加熱物の温度により定まる負荷インピーダンスに応じ
て自動調整するとともに、前記負荷インピーダンスが所
定の値に達したときは、予め設定した所定の送り速度と
なるようにしたので、人為的操作にする調整ミスを阻止
でき、加熱不足あるいは過熱による廃材の発生の防止を
することができる。
第1図はこの発明の1実施例を示す誘導加熱装置のブロ
ック図、第2図は別の実施例を示すブロック図、第3図
及び第4図は従来の誘導加熱装置のブロック図である。 ■・・・被加熱物、2・・・誘導加熱コイル、3・・・
力率改善用コンデンサ、4・・・インバータ装置、5・
・・搬送装置、6・・・計器用変圧器、訃・・ダイオー
ド、9・・・送り速度設定器、10・・・計器用変流器
、71・・・平滑フィルタ、72・・・差動増幅器、7
3・・・比較器、74・・・リレー。
ック図、第2図は別の実施例を示すブロック図、第3図
及び第4図は従来の誘導加熱装置のブロック図である。 ■・・・被加熱物、2・・・誘導加熱コイル、3・・・
力率改善用コンデンサ、4・・・インバータ装置、5・
・・搬送装置、6・・・計器用変圧器、訃・・ダイオー
ド、9・・・送り速度設定器、10・・・計器用変流器
、71・・・平滑フィルタ、72・・・差動増幅器、7
3・・・比較器、74・・・リレー。
Claims (1)
- (1)搬送装置により被加熱物を搬送しながら誘導加熱
コイルの電磁誘導作用により加熱する誘導加熱装置にお
いて、温度によって変化する被加熱物をも含めた誘導加
熱コイルのインピーダンスを誘導加熱コイルへの供給電
圧若しくは供給電流により検出するインピーダンス検出
回路と、前記検出回路による検出電圧に比例した信号を
出力するとともにこの検出電圧が設定値に達したとき別
の信号を出力するようにした信号出力装置とを備え、こ
の信号出力装置の信号に従って上記搬送装置の搬送速度
を制御することを特徴とする誘導加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14494785A JPS625587A (ja) | 1985-07-01 | 1985-07-01 | 誘導加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14494785A JPS625587A (ja) | 1985-07-01 | 1985-07-01 | 誘導加熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS625587A true JPS625587A (ja) | 1987-01-12 |
Family
ID=15373886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14494785A Pending JPS625587A (ja) | 1985-07-01 | 1985-07-01 | 誘導加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS625587A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0751043A (ja) * | 1993-06-16 | 1995-02-28 | Rhone Poulenc Rhodia Ag | ロッド状物体から成分を回収するための方法およびその装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5973880A (ja) * | 1982-10-18 | 1984-04-26 | 三菱電機株式会社 | 誘導加熱装置 |
-
1985
- 1985-07-01 JP JP14494785A patent/JPS625587A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5973880A (ja) * | 1982-10-18 | 1984-04-26 | 三菱電機株式会社 | 誘導加熱装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0751043A (ja) * | 1993-06-16 | 1995-02-28 | Rhone Poulenc Rhodia Ag | ロッド状物体から成分を回収するための方法およびその装置 |
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