JPS6255473B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6255473B2 JPS6255473B2 JP13872180A JP13872180A JPS6255473B2 JP S6255473 B2 JPS6255473 B2 JP S6255473B2 JP 13872180 A JP13872180 A JP 13872180A JP 13872180 A JP13872180 A JP 13872180A JP S6255473 B2 JPS6255473 B2 JP S6255473B2
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- Japan
- Prior art keywords
- welding
- welding torch
- angle
- electrode
- main body
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 72
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N tungsten Chemical compound [W] WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010937 tungsten Substances 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動溶接方法の改良に関し、湾曲面に
沿つて簡単に溶接できるようにしたものである。
沿つて簡単に溶接できるようにしたものである。
従来からLNG地下タンク等種々の大型構造物
を製作するには、第1図に示すように、薄板であ
る被溶接材1にある曲率Rをもつた湾曲部2を形
成し、被溶接材1の重なり部分を開先3として溶
接する場合がある。このような湾曲部2を有する
開先3を高能率、高品質で溶接するには自動溶接
とすることが望ましく、自動溶接装置も提案され
ている。この自動溶接を行なう場合、被溶接材1
の平面部4を溶接するのは比較的容易であるが、
湾曲部2の部分については難しく、従来の自動溶
接では溶接トーチの高さを刻々と変化させる制
御と、溶接トーチの周速度を一定とする制御
と、さらに被溶接材に対して溶接トーチ先端の
電極の前進角あるいは後進角を一定とする制御と
の三つの制御を行なつて溶接して行くという方法
がとられていた。ところが、これらの三つの制御
のうち、特にの溶接トーチ先端を湾曲部に沿つ
て一定の前進角あるいは後進角とするためには、
溶接トーチの支持機構が複雑とならざるを得ず、
溶接装置全体も大型となり、コンパクトとするこ
とが難しい。また、湾曲部2の曲率R等が変わる
と装置の変更も必要であり、自動溶接できる範囲
も限られていた。
を製作するには、第1図に示すように、薄板であ
る被溶接材1にある曲率Rをもつた湾曲部2を形
成し、被溶接材1の重なり部分を開先3として溶
接する場合がある。このような湾曲部2を有する
開先3を高能率、高品質で溶接するには自動溶接
とすることが望ましく、自動溶接装置も提案され
ている。この自動溶接を行なう場合、被溶接材1
の平面部4を溶接するのは比較的容易であるが、
湾曲部2の部分については難しく、従来の自動溶
接では溶接トーチの高さを刻々と変化させる制
御と、溶接トーチの周速度を一定とする制御
と、さらに被溶接材に対して溶接トーチ先端の
電極の前進角あるいは後進角を一定とする制御と
の三つの制御を行なつて溶接して行くという方法
がとられていた。ところが、これらの三つの制御
のうち、特にの溶接トーチ先端を湾曲部に沿つ
て一定の前進角あるいは後進角とするためには、
溶接トーチの支持機構が複雑とならざるを得ず、
溶接装置全体も大型となり、コンパクトとするこ
とが難しい。また、湾曲部2の曲率R等が変わる
と装置の変更も必要であり、自動溶接できる範囲
も限られていた。
本発明はかかる従来の欠点を解消し、溶接装置
のコンパクト化および制御の単純化をはかり、自
動溶接の適用範囲をも拡大できる自動溶接の方法
の提供を目的とする。かかる目的を達成するため
の本発明の構成は、溶接トーチ本体の高さ制御お
よび周速度制御を行ない溶溶接材に形成した湾曲
部に沿つて自動溶接するに際し、前記被溶接材の
平面部に対して鉛直に保持された前記溶接トーチ
本体に溶接線方向に対し所定の前進角をなして電
極を取付け、当該溶接トーチ本体を溶接線方向に
移動して溶接する一方、前記湾曲部の頂点あるい
は底点で当該溶接トーチ本体を回転して所定の後
進角を付与して溶接することを特徴とする。
のコンパクト化および制御の単純化をはかり、自
動溶接の適用範囲をも拡大できる自動溶接の方法
の提供を目的とする。かかる目的を達成するため
の本発明の構成は、溶接トーチ本体の高さ制御お
よび周速度制御を行ない溶溶接材に形成した湾曲
部に沿つて自動溶接するに際し、前記被溶接材の
平面部に対して鉛直に保持された前記溶接トーチ
本体に溶接線方向に対し所定の前進角をなして電
極を取付け、当該溶接トーチ本体を溶接線方向に
移動して溶接する一方、前記湾曲部の頂点あるい
は底点で当該溶接トーチ本体を回転して所定の後
進角を付与して溶接することを特徴とする。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
に説明する。
第2図は本発明の自動溶接方法の概略説明図で
あり、溶接トーチとしてのタングステン電極を用
いたものである。また、溶接トーチ先端の電極を
湾曲部に沿つて前進角あるいは後進角を制御する
場合についてのみ説明し、溶接トーチの高さ制御
と周速度制御については、溶接電圧あるいは溶接
電流によつて自動的に高さ制御を行なうとともに
現物倣いローラの回転数などから周速度の制御を
行なう等種々の従来方法を用いるのでその説明は
省略する。
あり、溶接トーチとしてのタングステン電極を用
いたものである。また、溶接トーチ先端の電極を
湾曲部に沿つて前進角あるいは後進角を制御する
場合についてのみ説明し、溶接トーチの高さ制御
と周速度制御については、溶接電圧あるいは溶接
電流によつて自動的に高さ制御を行なうとともに
現物倣いローラの回転数などから周速度の制御を
行なう等種々の従来方法を用いるのでその説明は
省略する。
溶接トーチ本体5の先端部に設けられる電極6
は、あらかじめ溶接トーチ本体5の軸線に対し、
ある角度θだけ傾斜させて取付けてあり、電極6
先端のアークが軸線上に一致するようにしてあ
る。
は、あらかじめ溶接トーチ本体5の軸線に対し、
ある角度θだけ傾斜させて取付けてあり、電極6
先端のアークが軸線上に一致するようにしてあ
る。
このような溶接トーチ本体5を用いて、例えば
図中の右方から左方(矢印a方向)に湾曲部2を
有する被溶接材1を溶接する場合について説明す
ると、まず、被溶接材1の平面部4の点P1では、
溶接トーチ本体5の高さ制御と周速度制御とを行
ない電極6の向きが湾曲部2に対し一定の前進角
Θを有するように保持する。すなわち、溶接トー
チ本体5に対し電極6が角度θをなして取付けて
あるので、図示のようにΘ=θとすることもでき
るが、溶接トーチ本体5をその軸を中心に回転す
ることで前進角Θを角度θより小さくすることも
できる。この状態で湾曲部の頂点PTまで溶接し
て行くが、この頂点PT以降も前進角Θを保持す
るとその角度が極めて大きくなり適正な溶接条件
とならない。そこで、頂点PTに溶接トーチ本体
5の電極6が達すると同時に溶接トーチ本体5を
軸として回転させ、電極6を図中の2点鎖線で示
すよう6′のように位置させる。このときの溶接
トーチ本体5の回転角は完全に180゜回転させる
必要はなく、前進角Θと角度θとの関係を同様に
して所定の後進角となる角度回転すれば良い。こ
うして後進角が与えられたら、溶接トーチ本体5
の高さ制御と周速度の制御とを行ないながら下降
させることで溶接を行なう。
図中の右方から左方(矢印a方向)に湾曲部2を
有する被溶接材1を溶接する場合について説明す
ると、まず、被溶接材1の平面部4の点P1では、
溶接トーチ本体5の高さ制御と周速度制御とを行
ない電極6の向きが湾曲部2に対し一定の前進角
Θを有するように保持する。すなわち、溶接トー
チ本体5に対し電極6が角度θをなして取付けて
あるので、図示のようにΘ=θとすることもでき
るが、溶接トーチ本体5をその軸を中心に回転す
ることで前進角Θを角度θより小さくすることも
できる。この状態で湾曲部の頂点PTまで溶接し
て行くが、この頂点PT以降も前進角Θを保持す
るとその角度が極めて大きくなり適正な溶接条件
とならない。そこで、頂点PTに溶接トーチ本体
5の電極6が達すると同時に溶接トーチ本体5を
軸として回転させ、電極6を図中の2点鎖線で示
すよう6′のように位置させる。このときの溶接
トーチ本体5の回転角は完全に180゜回転させる
必要はなく、前進角Θと角度θとの関係を同様に
して所定の後進角となる角度回転すれば良い。こ
うして後進角が与えられたら、溶接トーチ本体5
の高さ制御と周速度の制御とを行ないながら下降
させることで溶接を行なう。
尚、上記溶接中には溶接電流を刻々と変化する
被溶接材1と電極6との角度に対する適正条件を
制御装置内にプリセツトしておき、これに基づい
て溶接するようにすれば良い。
被溶接材1と電極6との角度に対する適正条件を
制御装置内にプリセツトしておき、これに基づい
て溶接するようにすれば良い。
また、上記実施例では湾曲部の外面を溶接する
方法として説明したが、内面であつても同様に本
溶接方法を適用することができる。
方法として説明したが、内面であつても同様に本
溶接方法を適用することができる。
以上、実施例とともに具体的に説明したように
本発明方法によれば湾曲部の溶接が容易となり、
溶接装置をコンパクトとすることができるととも
に制御系も単純化できる。また、複雑な支持機構
等がなく自動溶接の可能な範囲も拡大することが
できる。
本発明方法によれば湾曲部の溶接が容易となり、
溶接装置をコンパクトとすることができるととも
に制御系も単純化できる。また、複雑な支持機構
等がなく自動溶接の可能な範囲も拡大することが
できる。
第1図は本発明の自動溶接方法の適用対象とな
る被溶接材の外観斜視図、第2図は本発明の自動
溶接方法の一実施例の説明図である。 図面中、1は被溶接材、2は湾曲部、3は開
先、4は平面部、5は溶接トーチ本体、6は電
極、Θは前進角(または後進角)、PTは湾曲部の
頂点である。
る被溶接材の外観斜視図、第2図は本発明の自動
溶接方法の一実施例の説明図である。 図面中、1は被溶接材、2は湾曲部、3は開
先、4は平面部、5は溶接トーチ本体、6は電
極、Θは前進角(または後進角)、PTは湾曲部の
頂点である。
Claims (1)
- 1 溶接トーチ本体の高さ制御および周速度制御
を行ない被溶接材に形成した湾曲部に沿つて自動
溶接するに際し、前記被溶接材の平面部に対して
鉛直に保持された前記溶接トーチ本体に溶接線方
向に対し所定の前進角をなして電極を取付け、当
該溶接トーチ本体を溶接線方向に移動して溶接す
る一方、前記湾曲部の頂点あるいは底点で当該溶
接トーチ本体を回転して所定の後進角を付与して
溶接することを特徴とする自動溶接方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13872180A JPS5764478A (en) | 1980-10-06 | 1980-10-06 | Method for automatic welding |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13872180A JPS5764478A (en) | 1980-10-06 | 1980-10-06 | Method for automatic welding |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5764478A JPS5764478A (en) | 1982-04-19 |
JPS6255473B2 true JPS6255473B2 (ja) | 1987-11-19 |
Family
ID=15228583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13872180A Granted JPS5764478A (en) | 1980-10-06 | 1980-10-06 | Method for automatic welding |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5764478A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61159282A (ja) * | 1984-12-29 | 1986-07-18 | Matsumoto Kikai Kk | 溶接装置 |
-
1980
- 1980-10-06 JP JP13872180A patent/JPS5764478A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5764478A (en) | 1982-04-19 |
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