JPS6255143A - 多色印刷装置 - Google Patents

多色印刷装置

Info

Publication number
JPS6255143A
JPS6255143A JP19552185A JP19552185A JPS6255143A JP S6255143 A JPS6255143 A JP S6255143A JP 19552185 A JP19552185 A JP 19552185A JP 19552185 A JP19552185 A JP 19552185A JP S6255143 A JPS6255143 A JP S6255143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
transfer roller
transfer
rotation
rotates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19552185A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0710589B2 (ja
Inventor
Akira Kuboshima
久保島 昭
Masaki Miyazaki
宮崎 巨樹
Nobuyuki Baba
信之 馬場
Shigeto Kabe
加部 成人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa Can Co Ltd
Shin Nippon Koki KK
Original Assignee
Daiwa Can Co Ltd
Shin Nippon Koki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa Can Co Ltd, Shin Nippon Koki KK filed Critical Daiwa Can Co Ltd
Priority to JP60195521A priority Critical patent/JPH0710589B2/ja
Publication of JPS6255143A publication Critical patent/JPS6255143A/ja
Publication of JPH0710589B2 publication Critical patent/JPH0710589B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotary Presses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、金属或いはプラスチック等を素材としてチュ
ーブ状に成形された円筒形容器の外周面やシート表面等
に多色重ね印刷(インキを重ねない多色印刷も含む)を
行なうための多色印刷装置、特に多色印刷装置の回転駆
動系の改良技術に関する。
(先行の技術) 円筒形容器の多色印刷方法として、本出願人は特開昭5
6−72958号公報に記載されているような方法を提
案した。
この先行技術は、多色印刷において、重ね刷りされるイ
ンキの画線(網点や細線をいう)が位置ずれしないよう
に、一つの転写ローラで2色以上のインキを転写させる
と共に、転写時に円筒形容器側も強制的に回転させよう
とする方法であった。
つまり、一つの転写ローラで2色以上のインキを転写さ
せることで、それぞれの色のインキ転写位置の相対的な
ずれを防止させ、しかも、転写時に円筒形容器側を強制
的に回転させることで、転写ローラの回転を利用して円
筒形容器を接触回転させた場合に生じる接触開始時の衝
突によるすベリを防止させようとするものであった。
(発明が解決しようとする問題点) しかしな°がら、上述の先行技術にあっては、印刷中に
被印刷物である円筒形容器の回転と、インキを転写する
転写ローラの回転との相対的な回転誤差を小さく抑えて
も、転写ローラの回転と転移ローラ(転写ローラのブラ
ンケットに版の模様通りインキを転移させるローラ)の
回転とに誤差が生じている場合は、その誤差が画線ダブ
リの原因となってしまうことで、両者の相対回転誤差を
最小限度にとどめないことには、その目的である多色印
刷での画線のずれ及びダブリの防止を達成できないもの
であった。
つまり1通常の印刷装置は、転写ローラや転移ローラの
回転駆動手段として、ギヤ駆動手段が採用され、各ギヤ
の噛み合い時におけるバックラッシを小さく抑え、画線
のダブリ(転写ローラに転移されるインキの位置が一定
せず、従って円筒形容器に印刷された画線がずれ、不要
部分にインキが付くことをいう)が発生しないような構
造としている。
しかし、各ギヤの噛み合いにおいて、バックラッシゼロ
ということはギヤの性質上無理なため、若干のバックラ
ッシが残ったままである。
その結果、印刷運転中の回転速度の変動により、転写ロ
ーラと転移ローラ間におけるギヤの歯当りが変動の度に
交互に変わってしまい、バックラッシ分の画線ダブリが
発生することになる。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上述のような問題点を解決すること−を目的
としてなされたもので、この目的達成のために本発明で
は、被印刷物にインキを転写させるブランケットが設け
られた転写ローラと、前記ブランケットにインキを転移
させる複数の転移ローラと、前記転写ローラ及び転移ロ
ーラをギヤにより回転駆動させる回転駆動手段と、を備
えた多色印刷装置において、前記転写ローラを回転させ
る転写ローラ回転軸及び前記転移ローラを回転させる転
移ローラ回転軸のうち、被駆動軸となる回転軸に、回転
方向とは反対方向にブレーキトルクを付与するブレーキ
トルク付与手段を設けた。
(作 用) 従って、本発明の多色印刷装置では、上述のように、転
写ローラを回転させる転写ローラ回転軸及び転移ローラ
を回転させる転移ローラ回転軸のうち、被駆動軸となる
回転軸に、回転方向とは反対方向にブレーキトルクを付
与するブレーキトルク付与手段を設けたことで、転写ロ
ーラと転移ローラ間において回転速度に変動があっても
互いに噛み合っているギヤの歯面を常に同じとすること
ができ、ギヤのバックラッシによる転写ローラと転移ロ
ーラとの相対回転誤差をなくすことができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
尚、この実施例を述べるにあたって、飲料等の容器に用
いられる2ピ一ス缶の缶胴(円筒形容器の一例)に印刷
する多色印刷装置を例にとる。
まず、第1図〜第4図に示す第1実施例装置について、
その構成及び作用を説明する。
この第1実施例の多色印刷装置Aは、マンドレルシリン
ダを間欠駆動させるタイプの装置であって、第2図に示
すように、缶胴供給手段l、マンドレルシリンダ2、上
部転写ローラ3、下部転写ローラ4、上部転移ローラ5
,6、下部転移ローラ7.8、仕上げニス塗布ロール9
、トランスファユニット10を主な構成としている。
上記缶胴供給手段1は、成形された有底円筒状の缶ff
4Tt−マンドレルシリンダ2に送り、該マンドレルシ
リンダ2のマント゛レル11へ順次取り付ける手段であ
って、フィーダ12とマンドレル11へ取り付ける装着
機構(図示していない)を備えている。
上記マンドレルシリンダ2は、缶胴Tの外周面に印刷及
びニス仕上げするために、円周上に支持された缶胴Tを
間欠的に回転移送させるもので、このマンドレルシリン
ダ2には、その外周部に缶胴Tを支持する複数のマンド
レル11が列設されている。
尚、前記マンドレル11は、マンドレルシリンダ2のシ
リンダ軸38に平行で、同一日周上の等間隔位置に突設
状態で設けられる。
上記上部転写ローラ3及び下部転写ローラ4は・缶胴T
の外周面に多色のインキCを転写させるためのもので、
この両転写ローラ3.4の外周面にはブランケット14
.15が捲回固定されている。
上記上部転移ローラ5,6及び下部転移ローラ7.8は
所望の印刷を施す版を外周に備え、前記プランケラ) 
14,15に所定のインキCを版の模様通りに転移させ
るローラで、実施例では1色目のインキCI及び2色目
のインキC2をブランケット14に転移させる上部転移
ローラ5,6と、3色目のインキC3及び4色目のイン
キC4をプランケラ)15に転移させる下部転移ローラ
7.8とを備えている。
尚、この両転移ローラ5,6,7.8には、それぞれイ
ンキC1,C2,C3,C4を練る練りロール群16.
17,18.19が設けられている。
上記仕上げニス塗布ロール9は、多色印刷された缶胴T
の表面にニスを塗布させるもので、この仕上げニス塗布
ロール9には、一対の191J ロール20.21が設
けられている。
上記トランスフアユニラ)10は、多色印刷及びニス仕
上を終えた缶胴Tをマンドレル11から取り外し、スプ
ロケット22.23に掛は渡された移送チェ724に取
り付け、次の乾燥機に移送させる装置である。
次に、第1実施例装置の回転駆動手段Bについて述べる
この回転駆動手段Bは、第1図に示すように。
一つのモータ25を駆動源として、前記マンドレルシリ
ンダ2.マンドレル11、転写ローラ3゜4、転移ロー
ラ5,6,7.8を駆動させるようにしたもので、この
回転駆動手段Bのうち前記マンドレル11を回転させる
マンドレル回転軸13と、前記転写ローラ3,4を回転
させる転写ローラ回転軸26と、前記転移ローラ5,6
,7.8を回転させる転移ローラ回転軸42との間には
駆動連結状態で、第1ギヤ101.第2ギヤ102、第
3ギヤ103.第4ギヤ104.第5ギヤ105、第6
ギヤ106.第7ギヤ107とから成るギヤトレーンが
設けられている。
マス、マンドレルシリンダ2の間欠回転駆動系は、モー
タ25、第1プーリ27、第1タイミングベルト28、
第2プーリ29、第1中間軸30、第3プーリ31、第
2タイミングベルト32、第4プーリ33、ベベルギヤ
34,35、回転入力軸36、間欠回転装置37、シリ
ンダ軸38によって構成されている。
尚、前記シリンダ軸38は、第2ギヤ102.第3キヤ
103及び第9キヤ109に対しベアリングを介するこ
とで無関係な駆動系としている。
マンドレル11の回転駆動系は、モータ25、第1プー
リ27、第1タイミングベルト28、第2プーリ29、
第1中間軸30、第8ギヤ108、第9ギヤ109、第
1Oギヤ110、第2中間軸39、第11ギヤ111、
第12ギヤ112、第3中間軸40、第13ギヤ113
、第3ギヤ103、第2ギヤ102、第1ギヤ101、
マンドレル回転軸13によって構成されている。
尚、第8ギヤ108と第9ギヤ109とは、互いに噛み
合うギヤ組であり、また、第2ギヤ102と第3ギヤ1
03とは連結部材41により一体に回転するように形成
されている。
転写ローラ3.4の回転駆動系は、前記第3ギヤ103
から派生させたもので、第4ギヤ104、第4中間軸4
3、第5ギヤ105.第6ギヤ106、転写ローラ回転
軸26によって構成されている。
転移ローラ5,6,7.8の回転駆動系は、前記第6ギ
ヤ106から派生させたもので、第7ギヤ107、転移
ローラ回転軸42によって構成されている。
尚、被駆動軸である転移ローラ回転軸42には、プーリ
44.45及びベルト46を介してパウダーブレーキ4
7(ブレーキトルク付与手段)が設けられ、第7ギヤ1
07の回転方向とは反対方向にブレーキトルクを付与さ
せ(第4図)、第6ギヤ106と第7ギヤ107との噛
み合い南面(歯当り)が、回転速度の変動によって変わ
ることを防止させている。
第3図に示す実施例で用いたパウダーブレーキ47の構
成を説明する。
このパウダーブレーキ47は、電流に比例したトルクが
得られる電磁パウダ式(磁気粉体式)と呼ばれるもので
、電流に比例したトルクが得られるものである。
その構成は、大きく分けて静止部分と回転部分とからな
り、静止部分には、コイル471を内蔵したヨーク47
2と、固定側ブラケット473と、固定ロータポス47
4と、固定ロータ475とが備わっており、回転部分に
は、入力軸476(プーリ45に連結される)とシリン
ダ477が備わっている。そして、前記固定ロータ47
5とシリンダ477との間隙478に磁性粉体479(
いわゆるパウダ)が挿入されている。
また、前記マンドレル回転軸13と転写ローラ回転軸2
6と転移ローラ回転軸42との間の各ギヤ組のギヤ比は
、次のように整数倍のギヤ比に設定させている。
第1ギヤ:第2ギヤ=l:5 第3ギヤ:第4ギヤ=2=1 第5ギヤ:第6ギヤ=l:2 第6ギヤ:第7ギヤ=2:1 つまり、第2ギヤ102が1回転する間に、第1ギヤ1
01が5回転し、第6ギヤ106が1回転するように設
定されているもので、第1ギヤ101により回転される
マンドレル回転軸13が5回転する間に、缶胴Tに対し
て、上部転写ローラ3による転写工程と、■ピッチの回
転移送工程とが行なわれるようにしている。
次に、第1実施例の作用を説明する。
まず、缶胴Tに対する転写工程と缶胴Tの回転移送工程
について述べる。
(イ) 転写工程 転写開始時は、第2図に示すように、上部転写ローラ3
に対して、上部転移ローラ5から1色目のインキCt(
転移区間51)が転移され、上部転移ローラ6から2色
目のインキC2(転移区間S2)が転移される状態であ
る。
この状態で、缶胴Tが1回転を行なう間に(1回転目)
、上部転写ローラ3が175回転して缶胴Tの外周面に
1色目のインキCtを転写させ、ざらに缶胴Tが次の1
回転を行なう間に(2回転目)、上部転写ローラ3がさ
らに115回転して缶[]Tの外周面に2色目のインキ
C2を転写させる。
尚、この転写時においては、マンドレルシリンダ2が静
止状態で、マンドレル11のみを回転させているし、缶
胴Tと上部転写ローラ3と上部転移ローラ5,6との周
速は、すべりが生じないように、周速を等しくさせてい
る。
また、下部転写ローラ4の位置においても、前述と同様
にして3色目のインキC3と4色目のインキC4の転写
がなされる。
缶胴Tはマンドレルシリンダ2が静止している間に2局
回転するが、転写に用いられる2回転以外の172回転
は缶胴Tを転写工程へ移送するマンドレルシリンダ2が
停止する瞬間の機械振動を減衰させる時間として使われ
・る。
(ロ) 回転移送工程 転写を終えた缶胴Tは、そのままの回転を続けて、さら
に2局回転を行なう間に、1ピツチの回転移送区間Pを
進む。
この缶胴Tが回転移送される間に、上部転写ローラ3は
1/2回転し、上部転移ローラ5,6は1回転して、第
2図に示す転写開始状態となる。
このように、転写工程と回転移送工程とを繰り返すこと
によって、缶胴Tへの多色印刷が行なわれる。
次に、回転駆動系の作用について述べる。
まず、転写工程においては、マンドレル回転軸13を支
承するマンドレルシリンダ2は回転(以下、公転という
)をしないで、マンドレル回転軸13のみが回転(以下
、自転という)している状態にある。
従って、第2ギヤ102が115だけ回転する回転区間
で、第1ギヤ101は1回転し、さらに、第2ギヤ10
2が115だけ回転する回転区間で、第1ギヤ101は
1回転して、マンドレル回転軸13を2回転の自転をさ
せ、この間に転写が行なわれる。
宅して、第2ギヤ102がさらに1/2だけ回転する回
転区間で、第1ギヤlotは2局回転の自転と、1ピツ
チの回転移送区間の公転とが行なわれる。
さらに、回転移送が完了し、マンドレルシリンダ2が停
止してから、第2ギヤ102が1/10回転する回転区
間で、第1ギヤ101が1/2回転し、この間でマンド
レルシリンダ2の回転停止による衝撃で生じる機械振動
を消去させる。
つまり、第1ギヤ101が5回転し、第2ギヤ102が
1回転する間に、転写工程と回転移送工程とが行なわれ
、第2ギヤ102の転写開始時におけるギヤ位置は、常
に同じ位置にくるようになる。
尚、第2ギヤ102が1回転する間に、第3ギヤ103
は同じく1回転し、第4ギヤ104は2回転し、第5ギ
ヤは第4ギヤと同じく2回転し、第6ギヤは1回転し、
第7ギヤ107は2回転することになるので、マンドレ
ル回転軸13と転写ローラ回転軸26と転移ローラ回転
軸42との間のギヤトレーンは、転写開始から回転移送
を終了し次の転写開始直前までの区間では常に同じ噛み
合い状態になっていることになる。
従って、駆動伝達の過程で各ギヤのピッチ誤差が累積加
算されることなく、ギヤの加工精度によるピッチ誤差の
みが印刷精度に影響することになる。また、ギヤトレー
ンにおいて、第1ギヤ10’lは複数設けられているも
ので、噛み合い状態は同じになっても第1ギヤ101だ
けは、異なるギヤがギヤトレーンに組み込まれることに
なるので、複数の第1ギヤ101の加工精度を高くし、
しかも均等化を図れば画線のずれを非常に小さいものと
することが可能である。
以上のように、ギヤトレーンを駆動連結状態にし、各ギ
ヤ組のギヤ比を整数倍比にすることで累積ピッチ誤差が
なくなり、画線のずれを防止できるが、第6ギヤ106
と第7ギヤ107との噛み合いにおいて、バックラッシ
ゼロということはギヤの性質上無理である。
そこで、パウダーブレーキ47の作用を説明すると、第
4図に示すように、このパウダーブレーキ47により転
移ローラ回転軸42には回転方向と反対方向(矢印り方
向)にブレーキトルクが作用する。
従って、転写ローラ3,4と転移ローラ5,6゜7.8
との間において回転速度の変動(マンドレルシリンダ2
の間欠回転駆動の開始時や停止時において駆動連結され
ているギヤトレーンの駆動トルクが変動する。)があっ
ても互いに噛み合っているギヤの歯面を常に同じとする
ことができ、両ギヤ106,107のバックラッシによ
る転写ローラ3,4と転移ローラ5,6,7.8との相
対回転誤差をなくすことができ、これによって画線のダ
ブリを防止できる。
ちなみに、本発明者が行なった試験例を以下に述べる。
(試験仕様) ギ ヤ 型 :ヘリカルギャ モジュール;3 歯     幅  ;45m+s バックラッシ ; 0 、05〜0 、08mmギヤ回
転数; 30 Orpm ブレーキトルク、4.0kg、国(MAX)(試験結果
) 上記仕様により実施した結果、ギヤ回転数30Orpm
においても、画線のずれ及びダブりかないきれいな多色
印刷が得られた。
次に、第5図に示す第2実施例について説明する。
この第2実施例の多色印刷装置A′は、マンドレルシリ
ンダを連続回転駆動させるタイプの装置であって、缶胴
Tの回転駆動軌跡Mが、自転と公転を同時に行ないなが
ら転写できるように、転写ローラ3,4の位置において
、転写ローラ3,4の表面に沿うように一部軌跡の修正
がなされている。
尚、駆動手段の図示を省略しているが、第1実施例と同
様に、転移ローラ回転軸にパウダーブレーキ等のブレー
キトルク付与手段を適用できることは言うまでもない。
以上1本発瞬の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があって
も本発明に含まれる。
例えば、実施例では円筒形容器の多色印刷装置を例示し
たが、シート印刷装置等の多色印刷装置にも本発明を適
用できる。
また、実施例では、ブレーキトルク付与手段としてパウ
ダーブレーキを示したが、パウダーブレーキに限られる
ことなく、他の手段、例えば、湿式多板ブレーキ等の摩
擦形ブレーキやヒステリシス式ブレーキ等の空隙形ブレ
ーキ等を用いてもよい。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明の多色印刷装置にあっ
ては、転写ローラを回転させる転写ローラ回転軸と転移
ローラを回転させる転移ローラ回転軸のうち、被駆動軸
となる回転軸に、回転方向とは反対方向にブレーキトル
クを付与するブレーキトルク付与手段を設けた構成とし
たため、転写ローラと転移ローラ間において回転速度に
変動があっても互いに噛み合っているギヤの歯面を常に
同じとすることができ、ギヤのバックラッシによる転写
ローラと転移ローラとの相対回転誤差をなくすことがで
きるという効果が得られる。
そして、この効果によって、転移ローラから転写ローラ
へ繰返し転移されるインキの位置が同一位置となり、従
って、画線のダブリが解消され、高印刷速度でしかも精
密な図柄の一多色印刷を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第1実施例の多色印刷装置の駆動手段を
示す平面図、第2図は第1実施例装置を示す全体側面図
、第3図は第1実施例装置に用いたパウダーブレーキを
示す半断面図、第4図は第1実施例装置における第6ギ
ヤと第7ギヤの噛み合い状態を示す図、第5図は第2実
施例装置を示す説明図である。 B・・・回転駆動手段 T・・・缶胴(被印刷物) 3.4・・・転写ローラ 5.6,7.8・・・転移ローラ 14・・・ブランケット 26・・・転写ローラ回転軸 42・・・転移ローラ回転軸 47・・・パウダーブレーキ (ブレーキトルク付与手段) 106・・・第6ギヤ 107・・・第7ギヤ 特  許  出  願  人 大和製罐株式会社 新日木工機株式会社 第3・図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)被印刷物にインキを転写させるブランケットが設け
    られた転写ローラと、前記ブランケットにインキを転移
    させる複数の転移ローラと、前記転写ローラ及び転移ロ
    ーラをギヤにより回転駆動させる回転駆動手段と、を備
    えた多色印刷装置において、 前記転写ローラを回転させる転写ローラ回転軸及び前記
    転移ローラを回転させる転移ローラ回転軸のうち、被駆
    動軸となる回転軸に、回転方向とは反対方向にブレーキ
    トルクを付与するブレーキトルク付与手段を設けたこと
    を特徴とする多色印刷装置。
JP60195521A 1985-09-04 1985-09-04 多色印刷装置 Expired - Fee Related JPH0710589B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60195521A JPH0710589B2 (ja) 1985-09-04 1985-09-04 多色印刷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60195521A JPH0710589B2 (ja) 1985-09-04 1985-09-04 多色印刷装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6255143A true JPS6255143A (ja) 1987-03-10
JPH0710589B2 JPH0710589B2 (ja) 1995-02-08

Family

ID=16342467

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60195521A Expired - Fee Related JPH0710589B2 (ja) 1985-09-04 1985-09-04 多色印刷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0710589B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6487965B2 (en) * 2000-01-15 2002-12-03 Man Roland Druckmaschinen Ag Apparatus for eliminating backlash in gear trains of printing machines

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5892047U (ja) * 1981-12-16 1983-06-22 新日本工機株式会社 円筒缶体胴部外周面の重ね印刷装置
JPS5958456U (ja) * 1982-10-13 1984-04-16 株式会社リコー ドラム装置
JPS60101262U (ja) * 1983-12-16 1985-07-10 日立工機株式会社 感光ドラム駆動装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5892047U (ja) * 1981-12-16 1983-06-22 新日本工機株式会社 円筒缶体胴部外周面の重ね印刷装置
JPS5958456U (ja) * 1982-10-13 1984-04-16 株式会社リコー ドラム装置
JPS60101262U (ja) * 1983-12-16 1985-07-10 日立工機株式会社 感光ドラム駆動装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6487965B2 (en) * 2000-01-15 2002-12-03 Man Roland Druckmaschinen Ag Apparatus for eliminating backlash in gear trains of printing machines

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0710589B2 (ja) 1995-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10291294A (ja) 円筒状部材の多色印刷装置および方法
EP0267007B1 (en) An apparatus for controlling paper transfer speed of printing section of a form printing machine
JPS6255143A (ja) 多色印刷装置
EP1042124B1 (en) Multicolor thermal printing apparatus
US6715412B2 (en) Printer
US6539858B2 (en) Digital printing press
US5809883A (en) Drive for a plurality of transfer cylinders of a printing machine
EP1093931B1 (en) Multi-drum type rotary stencil printer with selectively rotatable printing drums
DE19716943A1 (de) Verfahren zur Steuerung der Drehzahl der Druckzylinder einer Druckmaschine
US3744415A (en) Multicolor press and process with impression cylinder having axially shiftable sheet grippers
JPS6255141A (ja) 円筒形容器の多色印刷装置
JPS6255142A (ja) 円筒形容器の多色印刷装置
US5159878A (en) System for moving a plate cylinder relative to a blanket cylinder
SU618305A1 (ru) Красочный аппарат печатных машин
US6834588B2 (en) Flexographic rotary platen printing press
US4827842A (en) Rotary offset printing machine system with registration control
JP2007038481A (ja) 印刷機およびその制御方法
JPS61173597A (ja) カラ−記録装置
JPH0755556B2 (ja) 分割版胴を有するbb型印刷機
US7100507B1 (en) Flexographic rotary platen printing press
JPH0640007A (ja) 円筒体の多色連続印刷装置
JP4461079B2 (ja) 印刷機およびそのニップ圧確認方法
JPS62264979A (ja) 画像形成装置
JP2745599B2 (ja) 多色画像記録装置
JPH0376663A (ja) プリンタ装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees