JPS6254252B2 - - Google Patents

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JPS6254252B2
JPS6254252B2 JP21361082A JP21361082A JPS6254252B2 JP S6254252 B2 JPS6254252 B2 JP S6254252B2 JP 21361082 A JP21361082 A JP 21361082A JP 21361082 A JP21361082 A JP 21361082A JP S6254252 B2 JPS6254252 B2 JP S6254252B2
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JP
Japan
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winding
terminals
circuit
windings
lines
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Expired
Application number
JP21361082A
Other languages
English (en)
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JPS59103440A (ja
Inventor
Masabumi Ito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPS59103440A publication Critical patent/JPS59103440A/ja
Publication of JPS6254252B2 publication Critical patent/JPS6254252B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/738Interface circuits for coupling substations to external telephone lines
    • H04M1/74Interface circuits for coupling substations to external telephone lines with means for reducing interference; with means for reducing effects due to line faults

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は直流を含む交流信号の伝送路における
雑音除去回路に関し、特に広帯域に亘つて誘導雑
音を有効に除去することができる広帯域誘導雑音
除去回路に関するものである。
従来技術と問題点 電気機械は回路間あるいは回路と電源間の接続
なくしてはその機能を発揮できないが、この際接
続線間における容量性結合および誘導性結合に基
づいて生じる雑音を除去する対策は、システム設
計上ならびに回路設計上において重要なフアクタ
となるものである。
従来、このような接続線における混入雑音除去
対策としては、往復の接続線を撚り線にする方法
や、線路にコモンモード防止チヨークを挿入する
方法が一般に用いられていた。
第1図は従来の誘導雑音除去回路を示したもの
である。同図において1,2および3,4はそれ
ぞれ往復線路の両端子、5,6はそれぞれ往復線
路に挿入されたフイルタ回路、7,8はそれぞれ
往復線路に挿入されたコモンモード防止チヨー
ク、9は往復線路を撚り合わせてなる撚り線部で
ある。
第1図においてフイルタ回路5,6は線路に伝
送すべき周波数帯域の低域または高域、あるいは
任意の一部の帯域の成分を除去する。コモンモー
ド防止チヨーク7,8は両線路を結合する密結合
トランスからなり一般に低い周波数帯域における
同相成分を打消して除去する。また撚り線部9は
両線路を撚り合わせることによつて高周波帯域に
おける誘導雑音を除去する。
しかしながら第1図に示されたごとき誘導雑音
除去方法は、線路に伝送すべき周波数範囲より十
分高い周波数成分に対してのみ有効であり、また
直流伝送が不可能であつたり構成が複雑で高価で
あつたりする等の問題があつた。すなわち、コモ
ンモード防止チヨークは伝送周波数範囲より低い
周波数成分を除去できるようにそのインダクタン
スを大きくすると、伝送周波数範囲における減衰
が大きくなつて使用できない。またフイルタ回路
は一般に複雑、高価であるだけでなく、その構成
によつては直流伝送が不可能である。
発明の目的 本発明はこのような従来技術の問題点を解決し
ようとするものであつて、その目的は、コモンモ
ード防止チヨークにおける磁束相殺作用を損うこ
となく伝送路に挿入される直列インピーダンスを
十分減少させるようにして、低域の誘導雑音を除
去することができるとともに希望伝送周波数帯域
における減衰を小さくすることができる回路形式
を提供することにある。
発明の実施例 第2図は本発明の原理を説明するための図であ
つて、1次巻線N1と2次巻線N2が相互インダク
タンス±Mで結合され2次側に負荷Zを接続した
回路を示し、aは接続図、bは1次側端子a,b
から見た等価回路である。第2図bにおいてjω
Lは漏洩インダクタンスに基づく直列インピーダ
ンスを示し、Ze=ω/jωL+Zは1次側に換算
された 負荷インピーダンスである。また相互インダクタ
ンスMは周知のように、結合係数をKとしたとき
M=K√1 2によつて表わされる。ここでL1
L2はそれぞれ1次側および2次側の巻線インダ
クタンスである。
いま第2図aの回路において2次側短絡とすれ
ば Ze=jωL1(1−K2) (1) ここで1次、2次の結合が十分密であれば(1)式
はZe→0となつて、1次側端子a,bからみた
インピーダンスjωLのみとなるが、漏洩インダ
クタンスLは通常小さな値であり従つて直列イン
ピーダンスjωLは伝送周波数帯域において十分
小さい。
また第2図aにおいて2次側開放であれば Ze=jωL1 (2) であつて、この回路は1次側端子a,bからみて
周波数特性のあるインピーダンスを有することが
わかる。
第3図は一般に使用されているコモンモード防
止チヨークを示している。同図においてN1,N2
は相互に密結合するように設けられた巻線であつ
て、例えば端子1,3を入力側とし端子2,4を
出力側として使用したとき、両線路における同相
の誘導雑音を両巻線間における磁束の相殺作用に
よつて除去することができるものである。
第3図に示されたコモンモード防止チヨークに
おいては、巻線N1,N2からなる変成器は互いに
2次側開放と考えられる状態で使用されるため、
前述のように端子1,2間および端子3,4間に
はそれぞれ直列インピーダンスjωL1,jωL2
を有することになる。ここでL1,L2はそれぞれ
巻線N1,N2の有するインダクタンスであり、コ
モンモード防止チヨークが希望伝送帯域より低い
周波数範囲を対象とする場合には、これらのイン
ダクタンスはその直列インピーダンスが希望伝送
帯域周波数帯域において大きな値を有するように
なるため、従来のコモンモード防止チヨークはこ
のような目的には使用することが困難であつた。
第4図は本発明の広帯域誘導雑音除去回路の一
実施例の構成を示している。同図においてA,B
はそれぞれ1次巻線および2次巻線であつてそれ
ぞれ端子1,2間および3,4間に設けられ、相
互に密結合するように設けられている。Cは3次
巻線であつて1次巻線A、2次巻線Bのそれぞれ
と相互に密に結合するように設けられ、その両端
子5,6間は短絡されている。
第4図において巻線A,Cについて考えると、
巻線Cは短絡されているので(1)式について説明し
たところと同様にして、端子1,2間における直
列インピーダンスは両端子間における漏洩インダ
クタンスに基づくもののみであつて十分小さい。
巻線B,Cについても同様であつて、端子3,4
間における直列インピーダンスは両端子間におけ
る漏洩インダクタンスに基づくもののみであつて
十分小さい。
一方、巻線A,Bは相互に密に結合するように
設けられているので、端子1,3を入力側とし端
子2,4を出力側として使用したとき、両巻線間
における磁束相殺作用によつて両線路における同
相の誘導雑音は十分に除去される。入出力端子を
逆に使用した場合も全く同様である。
従つて第4図に示された広帯域誘導雑音除去回
路を端子1,2間および端子3,4間をそれぞれ
往復両線路に挿入するように接続すれば、両線路
に伝送される信号に対してはそれぞれの線路にお
ける直列インピーダンスは小さく従つて伝送信号
に対して減衰を与えることは少ない。一方両線路
における同相誘導雑音に対しては各巻線のインダ
クタンスを十分大きくすることが可能なため、使
用周波数帯域より低い周波数範囲においても有効
にその除去を行うことができる。
なおこの場合各巻線A,B,Cの巻線比は通常
1:1:1に選ばれるが、必ずしもこれに限るも
のでなく、入力および出力線路のインピーダンス
によつては、これと異なる巻線比を用いてもよ
い。また第3の線路Cは短絡の場合に限らず、適
当なインピーダンスを有する回路で終端しても同
様な効果を得ることができる。
第5図は本発明の広帯域誘導雑音除去回路の他
の実施例の構成を示している。同図は通常のハイ
ブリツドコイルを用いて本発明の回路を構成する
場合を示し、A,B,Cはそれぞれハイブリツド
コイルを構成する巻線であつて、例えば図示のご
とく巻線Cを短絡することによつて、第4図に示
された実施例と同様の目的に使用できることが明
らかである。なおハイブリツドコイルにおける巻
線比はA:B:C=2:1:1が基本形である
が、巻線Aにおけるセンタタツプを利用して巻線
Aの1/2のみを使用するようにすれば、巻線比
は1:1:1となつて一般的な本発明の回路の使
用状態に適合させることができる。
発明の効果 以上説明したように本発明の広帯域誘導雑音除
去回路によれば、密に結合している2つの巻線を
往復両線路にそれぞれ挿入するコモンモード防止
チヨークにおいて、両巻線に対して密に結合して
いる第3の短絡巻線を設けたので、伝送周波数帯
域に対しては殆ど減衰を与えることなく伝送周波
数帯域より低い周波数範囲を含む広帯域の同相誘
導雑音を除去することができるとともに直流伝送
をも同時に行うことができ、かつ回路が簡単であ
つて安価である。
本発明の広帯域誘導雑音除去回路は、直流を重
畳する音声ライン、特に電話線やインタホンの接
続線等における高圧交流電源誘導ハムの除去に有
効なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の誘導雑音除去回路を示す図、第
2図は本発明の原理を示す説明図、第3図は従来
のコモンモード防止チヨークを示す図、第4図お
よび第5図はそれぞれ本発明の広帯域誘導雑音除
去回路の一実施例の構成を示す図である。 N1…1次巻線、N2…2次巻線、A…1次巻
線、B…2次巻線、C…3次巻線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 互に密に結合した第1および第2の巻線を具
    えた変圧器からなり該第1および第2の巻線をそ
    れぞれ往復線路に直列に挿入するコモンモード防
    止回路において、該第1および第2の巻線と互に
    密に結合した第3の巻線を設け該第3の巻線を直
    接またはインピーダンスを経て短絡したことを特
    徴とする広帯域誘導雑音除去回路。
JP21361082A 1982-12-06 1982-12-06 広帯域誘導雑音除去回路 Granted JPS59103440A (ja)

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JP21361082A JPS59103440A (ja) 1982-12-06 1982-12-06 広帯域誘導雑音除去回路

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JP21361082A JPS59103440A (ja) 1982-12-06 1982-12-06 広帯域誘導雑音除去回路

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JPS59103440A JPS59103440A (ja) 1984-06-14
JPS6254252B2 true JPS6254252B2 (ja) 1987-11-13

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ID=16642027

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JP21361082A Granted JPS59103440A (ja) 1982-12-06 1982-12-06 広帯域誘導雑音除去回路

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JP2002369543A (ja) * 2001-06-05 2002-12-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 太陽光発電装置

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JPS59103440A (ja) 1984-06-14

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