JPS6252636B2 - - Google Patents
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- JPS6252636B2 JPS6252636B2 JP55038391A JP3839180A JPS6252636B2 JP S6252636 B2 JPS6252636 B2 JP S6252636B2 JP 55038391 A JP55038391 A JP 55038391A JP 3839180 A JP3839180 A JP 3839180A JP S6252636 B2 JPS6252636 B2 JP S6252636B2
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- JP
- Japan
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- shaft
- tank
- turbine
- nozzle
- cleaning
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Links
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Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は浮屋根式油槽(フローテイングタン
ク)の内底部に沈澱固化したスラツジを効率よく
溶解、分散し、更にこれを排除してタンク内を洗
浄する浮屋根式油槽内の洗浄装置に関するもので
ある。
ク)の内底部に沈澱固化したスラツジを効率よく
溶解、分散し、更にこれを排除してタンク内を洗
浄する浮屋根式油槽内の洗浄装置に関するもので
ある。
原油を貯蔵する浮屋根式油槽(以下これを単に
タンクと称す)の大きさはその直径が80m以上も
ある大形のものであつて、かかるタンクの内底部
には原油内に含まれるパラフイン等の不純物を主
とするスラツジが沈澱されることは周知のことで
ある。従つてこの種のタンクにおいては一定期間
毎にタンク内に沈澱固化したスラツジを排出せし
める作業が必要であつて、従来におけるスラツジ
の排除作業はそのタンク内に作業者が入つて広大
な面積のタンク内底面を清浄しているものであつ
た。しかしながら、このタンク内には原油から発
生した有害ガスが蓄積されていることから、作業
者がタンク内に入ることは危険なことであつて、
かかる洗浄方法の改善が要求されているものであ
つた。そこで提案され、現在実施されているタン
ク内洗浄方法は、タンクのフローテイング板、即
ちタンク内の液面に追従して動作する浮屋根板の
数個所に洗浄機を挿入することができるマンホー
ルを穿設し、スラツジを溶解、分散することので
きる圧力液体を噴射する洗浄機をそのマンホール
よりタンク内に挿入して該タンク内の洗浄を行な
う方法が採用されていた。しかしながら、この洗
浄方法では、直径が80m以上もあるタンク内底面
に対して、その数個所即ちフローテイング板に予
め設けられている数個所のマンホール位置でなけ
れば洗浄機を設定することができないので、その
数個所から直径が80m以上の広大なタンク内底面
の全域に亘つて洗浄力を作用せしめることは不可
能であつて、部分洗浄しかできない問題点があつ
た。またかかる問題点の解決策としてフローテイ
ング板に多数個のマンホールを予め穿設すること
も考えられるが、従来の洗浄機が挿入できる例え
ば直径60cm前後の孔を多数穿設することは、その
フローテイング板の強度が損なわれることからマ
ンホールの増設は不可能であつた。
タンクと称す)の大きさはその直径が80m以上も
ある大形のものであつて、かかるタンクの内底部
には原油内に含まれるパラフイン等の不純物を主
とするスラツジが沈澱されることは周知のことで
ある。従つてこの種のタンクにおいては一定期間
毎にタンク内に沈澱固化したスラツジを排出せし
める作業が必要であつて、従来におけるスラツジ
の排除作業はそのタンク内に作業者が入つて広大
な面積のタンク内底面を清浄しているものであつ
た。しかしながら、このタンク内には原油から発
生した有害ガスが蓄積されていることから、作業
者がタンク内に入ることは危険なことであつて、
かかる洗浄方法の改善が要求されているものであ
つた。そこで提案され、現在実施されているタン
ク内洗浄方法は、タンクのフローテイング板、即
ちタンク内の液面に追従して動作する浮屋根板の
数個所に洗浄機を挿入することができるマンホー
ルを穿設し、スラツジを溶解、分散することので
きる圧力液体を噴射する洗浄機をそのマンホール
よりタンク内に挿入して該タンク内の洗浄を行な
う方法が採用されていた。しかしながら、この洗
浄方法では、直径が80m以上もあるタンク内底面
に対して、その数個所即ちフローテイング板に予
め設けられている数個所のマンホール位置でなけ
れば洗浄機を設定することができないので、その
数個所から直径が80m以上の広大なタンク内底面
の全域に亘つて洗浄力を作用せしめることは不可
能であつて、部分洗浄しかできない問題点があつ
た。またかかる問題点の解決策としてフローテイ
ング板に多数個のマンホールを予め穿設すること
も考えられるが、従来の洗浄機が挿入できる例え
ば直径60cm前後の孔を多数穿設することは、その
フローテイング板の強度が損なわれることからマ
ンホールの増設は不可能であつた。
そこで本発明者は、フローテイング板に既に穿
設されているルーフサポート孔を利用してタンク
内を洗浄する方法を開発している。即ちルーフサ
ポート孔はフローテイング板の略全域に亘つて約
150〜180個設けられているので、このルーフサポ
ート孔を利用することにより洗浄機の設定位置が
密間隔となり、これによつてタンク内の底面全域
に亘る洗浄が確実になされるものであることに着
目してそのルーフサポート孔より洗浄装置を挿入
してタンク内の洗浄を行なう洗浄方法を提案して
いるが、そのフローテイング板に設けられている
ルーフサポート孔の直径は約7cm〜10cm前後の小
径口であるために従来使用されている油槽洗浄装
置を使用することは不可能であつた。即ち従来の
この種の油槽洗浄装置は少なくとも外径が30cm以
上もある大型のものであるために、この油槽洗浄
装置をルーフサポート孔よりタンク内に挿入する
ことは不可能である。
設されているルーフサポート孔を利用してタンク
内を洗浄する方法を開発している。即ちルーフサ
ポート孔はフローテイング板の略全域に亘つて約
150〜180個設けられているので、このルーフサポ
ート孔を利用することにより洗浄機の設定位置が
密間隔となり、これによつてタンク内の底面全域
に亘る洗浄が確実になされるものであることに着
目してそのルーフサポート孔より洗浄装置を挿入
してタンク内の洗浄を行なう洗浄方法を提案して
いるが、そのフローテイング板に設けられている
ルーフサポート孔の直径は約7cm〜10cm前後の小
径口であるために従来使用されている油槽洗浄装
置を使用することは不可能であつた。即ち従来の
この種の油槽洗浄装置は少なくとも外径が30cm以
上もある大型のものであるために、この油槽洗浄
装置をルーフサポート孔よりタンク内に挿入する
ことは不可能である。
そこで本発明はその小径のルーフサポート孔よ
りタンク内に操入することができ、しかもそのタ
ンク内では揺動かつ旋回せしめることができるよ
うに構成した洗浄ノズルを有する油槽内洗浄装置
を提供することを目的とするものである。
りタンク内に操入することができ、しかもそのタ
ンク内では揺動かつ旋回せしめることができるよ
うに構成した洗浄ノズルを有する油槽内洗浄装置
を提供することを目的とするものである。
以下に本発明を図面に示す実施例に基いて詳細
に説明する。
に説明する。
1は原油を貯蔵するためのタンク本体内に入れ
られている原油2の液面に追従して動作する浮屋
根であつて、この浮屋根1には直径が略10cmのル
ーフサポート孔3が例えば150〜180個所に多数設
けられている。このルーフサポート孔3の構造は
浮屋根1上に起立する筒部を有し、通常ではこの
筒部にサポータ(図示せず)が着脱自在に挿入さ
れている。4はこのルーフサポート孔3内に図示
しないサポータと取替えて挿入される洗浄装置で
あるが、この洗浄装置4はルーフサポート孔3
( )に挿入される筒部5とこの筒部5の下端部
に設けられたノズル部6と、筒部5の上端部に設
けられた駆動部7とによつて構成されている。先
ず駆動部7の構造について述べると、その駆動部
7のケーシング8には圧力流体(液体)供給口9
と駆動軸送出口9′が形成され、その流体供給口
9内にはタービン10が位置されている。このタ
ービン10には第1の軸11が固定され、更にこ
の第1の軸11はウオーム及びウオームホイール
を介して第2の軸12に連結されている。この第
2の軸12は減速機13の入力軸として使用され
ている。減速機13の出力軸14には平歯車15
とウオーム16が取付けられており、その平歯車
15は中間平歯車17を介してリングギヤ18に
噛合されている。また前記のウオーム16は第3
の軸20に遊嵌保持されるウオームホイール19
に噛合されている。上記ウオームホイール19の
側面には第1のクラツチギヤ21が形成され、こ
の第1のクラツチギヤ21と噛合し得る第2のク
ラツチギヤ22を設けた管体23が前記第3の軸
20にキー24を介してその第3の軸20の軸方
向に摺動可能かつ第3の軸20と共に回転可能に
設けられている。また管体23には鍔25が形成
され、更にこの管体23の外周には外管26が嵌
合されており、この外管26と前記鍔25との間
にはスプリング27が介装されている。28はケ
ーシング8に支持され、しかも前記外管26を第
3図において左方向に移動することができるクラ
ツチノブである。従つてこのクラツチノブ28を
スプリング27の弾力に抗して左方向に移動すれ
ば管体23は弾圧的に左方向に移動し、第1のク
ラツチギヤ21と第2のクラツチギヤ22とが噛
合し、ウオームホイール19の回転力が、第3の
軸20に伝達されるものである。第3の軸20の
一端にはクランク29が連結されており、更にこ
のクランク29にはピン30を介して連結リンク
31が連結されている。更にこの連結リンク31
にはリンクボール32を介して前記のリンクギヤ
18内において上下方向に摺動自在に噛合されて
いる軸方向のスライド体33が連結されている。
このスライド33には第4の軸34が一体的に固
定されており、この第4の軸34の先端には第5
の軸35が連結されている。前記の筒部5はルー
フサポート孔3内に挿通される外径、即ち10cmよ
り小さい外径の筒体36を有し、この筒体36の
上端は前記ケーシング8の駆動軸送出口9′に連
結され、流体供給口9より供給された圧力流体は
タービン10を経た後その筒体36内を流下され
るようになつている。また前記第4の軸34も筒
体36の内部において挿通されているものであ
る。
られている原油2の液面に追従して動作する浮屋
根であつて、この浮屋根1には直径が略10cmのル
ーフサポート孔3が例えば150〜180個所に多数設
けられている。このルーフサポート孔3の構造は
浮屋根1上に起立する筒部を有し、通常ではこの
筒部にサポータ(図示せず)が着脱自在に挿入さ
れている。4はこのルーフサポート孔3内に図示
しないサポータと取替えて挿入される洗浄装置で
あるが、この洗浄装置4はルーフサポート孔3
( )に挿入される筒部5とこの筒部5の下端部
に設けられたノズル部6と、筒部5の上端部に設
けられた駆動部7とによつて構成されている。先
ず駆動部7の構造について述べると、その駆動部
7のケーシング8には圧力流体(液体)供給口9
と駆動軸送出口9′が形成され、その流体供給口
9内にはタービン10が位置されている。このタ
ービン10には第1の軸11が固定され、更にこ
の第1の軸11はウオーム及びウオームホイール
を介して第2の軸12に連結されている。この第
2の軸12は減速機13の入力軸として使用され
ている。減速機13の出力軸14には平歯車15
とウオーム16が取付けられており、その平歯車
15は中間平歯車17を介してリングギヤ18に
噛合されている。また前記のウオーム16は第3
の軸20に遊嵌保持されるウオームホイール19
に噛合されている。上記ウオームホイール19の
側面には第1のクラツチギヤ21が形成され、こ
の第1のクラツチギヤ21と噛合し得る第2のク
ラツチギヤ22を設けた管体23が前記第3の軸
20にキー24を介してその第3の軸20の軸方
向に摺動可能かつ第3の軸20と共に回転可能に
設けられている。また管体23には鍔25が形成
され、更にこの管体23の外周には外管26が嵌
合されており、この外管26と前記鍔25との間
にはスプリング27が介装されている。28はケ
ーシング8に支持され、しかも前記外管26を第
3図において左方向に移動することができるクラ
ツチノブである。従つてこのクラツチノブ28を
スプリング27の弾力に抗して左方向に移動すれ
ば管体23は弾圧的に左方向に移動し、第1のク
ラツチギヤ21と第2のクラツチギヤ22とが噛
合し、ウオームホイール19の回転力が、第3の
軸20に伝達されるものである。第3の軸20の
一端にはクランク29が連結されており、更にこ
のクランク29にはピン30を介して連結リンク
31が連結されている。更にこの連結リンク31
にはリンクボール32を介して前記のリンクギヤ
18内において上下方向に摺動自在に噛合されて
いる軸方向のスライド体33が連結されている。
このスライド33には第4の軸34が一体的に固
定されており、この第4の軸34の先端には第5
の軸35が連結されている。前記の筒部5はルー
フサポート孔3内に挿通される外径、即ち10cmよ
り小さい外径の筒体36を有し、この筒体36の
上端は前記ケーシング8の駆動軸送出口9′に連
結され、流体供給口9より供給された圧力流体は
タービン10を経た後その筒体36内を流下され
るようになつている。また前記第4の軸34も筒
体36の内部において挿通されているものであ
る。
筒体36の下端にはメタルボツクス37が螺着
されており、更にこのメタルボツクス37内部に
は旋回フレーム38が回転自在に保持されてい
る。
されており、更にこのメタルボツクス37内部に
は旋回フレーム38が回転自在に保持されてい
る。
この旋回フレーム38の下端部には横軸39が
設けられており、この横軸39を支点として略90
度角範囲内で揺動するノズル40が回動自在に保
持されている。
設けられており、この横軸39を支点として略90
度角範囲内で揺動するノズル40が回動自在に保
持されている。
前記第5の軸35の下端には、第5図に示す如
く両側に延びる羽根41が一体形成されており、
この羽根41の両側端が旋回フレーム38の内側
面母線方向に形成した溝42内にその溝方向に摺
動自在に遊嵌されているために第5の軸35の回
転はその羽根41を介して旋回フレーム38に伝
達されるようになつている。またノズル40の内
部には前記横軸39と直交する円板43が固定さ
れているが、この円板43の偏心位置には前記第
5の軸35の下端部と連結する連結杆44がピン
45を介して連結されている。またその円板43
には圧力流体の流通孔46が複数個設けられてい
るものである(第6図参照)。
く両側に延びる羽根41が一体形成されており、
この羽根41の両側端が旋回フレーム38の内側
面母線方向に形成した溝42内にその溝方向に摺
動自在に遊嵌されているために第5の軸35の回
転はその羽根41を介して旋回フレーム38に伝
達されるようになつている。またノズル40の内
部には前記横軸39と直交する円板43が固定さ
れているが、この円板43の偏心位置には前記第
5の軸35の下端部と連結する連結杆44がピン
45を介して連結されている。またその円板43
には圧力流体の流通孔46が複数個設けられてい
るものである(第6図参照)。
以上が本実施例の構造であるが次にその作用に
ついて述べる。
ついて述べる。
先ず圧力流体供給口9に例えば洗浄水又は洗浄
油等の供給ホースを接続し、その流体供給口9に
圧力洗浄液を通すと、この圧力流体の作用によつ
てタービン10が回転されると共に、その圧力流
体は送出口9′→筒体36→旋回フレーム38→
流通孔46を順次経てノズル40より噴出され、
タンク内の洗浄を行なうものである。
油等の供給ホースを接続し、その流体供給口9に
圧力洗浄液を通すと、この圧力流体の作用によつ
てタービン10が回転されると共に、その圧力流
体は送出口9′→筒体36→旋回フレーム38→
流通孔46を順次経てノズル40より噴出され、
タンク内の洗浄を行なうものである。
前記タービン10の回転は第1の軸11→第2
の軸12→減速機13を順次経て出力軸14に伝
達され、該出力軸14が回転されると平歯車1
5,17を介してリングギヤ18が回転される。
このリングギヤ18の回転はスライド体33を介
して第4の軸34に伝達され更にこの第4の軸3
4の回転は羽根41を介して旋回フレーム38に
伝達され、該旋回フレーム38は回転されるもの
である。また上記出力軸14の回転はウオーム1
6、ウオームホイール19を回転するが、洗浄使
用時においてはクラツチノブ28を第3図におい
て左方向、即ち鎖線で示す位置に移動して、第1
のクラツチ21と第2のクラツチ22とを噛合せ
しめているから、第3の軸20が回転し、この第
3の軸20の回転によりクランク29が回転され
るために連結リンク31、第4の軸34及び第5
の軸35は軸方向の揺動運動がなされるものであ
る。この第5の軸35の上下方向揺動運動は連結
杆44を介して横軸39を支点とする円板43を
円弧方向に往復動せしめるために、この円板43
を固定しているノズル40が横軸39を支点とし
て略90度角内の範囲内で往復揺動がなされるもの
である(第2図参照)。
の軸12→減速機13を順次経て出力軸14に伝
達され、該出力軸14が回転されると平歯車1
5,17を介してリングギヤ18が回転される。
このリングギヤ18の回転はスライド体33を介
して第4の軸34に伝達され更にこの第4の軸3
4の回転は羽根41を介して旋回フレーム38に
伝達され、該旋回フレーム38は回転されるもの
である。また上記出力軸14の回転はウオーム1
6、ウオームホイール19を回転するが、洗浄使
用時においてはクラツチノブ28を第3図におい
て左方向、即ち鎖線で示す位置に移動して、第1
のクラツチ21と第2のクラツチ22とを噛合せ
しめているから、第3の軸20が回転し、この第
3の軸20の回転によりクランク29が回転され
るために連結リンク31、第4の軸34及び第5
の軸35は軸方向の揺動運動がなされるものであ
る。この第5の軸35の上下方向揺動運動は連結
杆44を介して横軸39を支点とする円板43を
円弧方向に往復動せしめるために、この円板43
を固定しているノズル40が横軸39を支点とし
て略90度角内の範囲内で往復揺動がなされるもの
である(第2図参照)。
以上の説明で明らかなように、供給口9に圧力
洗浄液を供給することによつてノズル40からは
その洗浄液が噴射されると共に該ノズル40は回
転しながら揺動されるものであるから、このノズ
ル40から噴射される洗浄液はタンク1内周面か
つ底面に亘つて作用し、タンク内を立体的に洗浄
することができるものであるが、本発明の要旨と
するところはノズル部6及び該ノズル部と駆動部
7とを連結している筒部5を浮屋根1のルーフサ
ポート孔3よりタンク内部に挿入できるように構
成したものである。即ちノズル部6及び筒部5の
外径はルーフサポート孔3の内径よりも小さく形
成すると共にそのノズル部6の回転、揺動機構は
浮屋根の外部に位置される駆動部7内に構成し
て、回転かつ揺動可能なノズルを浮屋根のルーフ
サポート孔3を通してタンク内に位置せしめるこ
とができるようにしたものである。
洗浄液を供給することによつてノズル40からは
その洗浄液が噴射されると共に該ノズル40は回
転しながら揺動されるものであるから、このノズ
ル40から噴射される洗浄液はタンク1内周面か
つ底面に亘つて作用し、タンク内を立体的に洗浄
することができるものであるが、本発明の要旨と
するところはノズル部6及び該ノズル部と駆動部
7とを連結している筒部5を浮屋根1のルーフサ
ポート孔3よりタンク内部に挿入できるように構
成したものである。即ちノズル部6及び筒部5の
外径はルーフサポート孔3の内径よりも小さく形
成すると共にそのノズル部6の回転、揺動機構は
浮屋根の外部に位置される駆動部7内に構成し
て、回転かつ揺動可能なノズルを浮屋根のルーフ
サポート孔3を通してタンク内に位置せしめるこ
とができるようにしたものである。
従つてタンク内の洗浄作業時においては浮屋根
のルーフサポート孔3よりノズル部6及び筒部5
をタンク内に挿入し、しかし後圧力流体である洗
浄液を駆動部7内に供給することによつてそのノ
ズル部6は回転しながら揺動しタンク内底面及び
内壁面に洗浄液が吹きつけられて洗浄がなされる
ものであるが、今その洗浄作業が終了し、そのノ
ズル部6をルーフサポート孔より引き抜こうとす
るとき、そのノズル40が例えば第2図鎖線で示
す如く横方向に曲げられている場合はルーフサポ
ート孔3より該ノズル40を引き出すことができ
ないので、この場合はクラツチノブ28を第3図
の実線で示す位置に移動して第1のクラツチギヤ
21と第2のクラツチギヤ22を離すことにより
第3の軸20がフリーとなるためにノズル40を
下方向へ外力的に移動せしめることができるの
で、該ノズル40をルーフサポート孔3より引き
出すことができるものである。
のルーフサポート孔3よりノズル部6及び筒部5
をタンク内に挿入し、しかし後圧力流体である洗
浄液を駆動部7内に供給することによつてそのノ
ズル部6は回転しながら揺動しタンク内底面及び
内壁面に洗浄液が吹きつけられて洗浄がなされる
ものであるが、今その洗浄作業が終了し、そのノ
ズル部6をルーフサポート孔より引き抜こうとす
るとき、そのノズル40が例えば第2図鎖線で示
す如く横方向に曲げられている場合はルーフサポ
ート孔3より該ノズル40を引き出すことができ
ないので、この場合はクラツチノブ28を第3図
の実線で示す位置に移動して第1のクラツチギヤ
21と第2のクラツチギヤ22を離すことにより
第3の軸20がフリーとなるためにノズル40を
下方向へ外力的に移動せしめることができるの
で、該ノズル40をルーフサポート孔3より引き
出すことができるものである。
以上のように本発明よりなる洗浄装置の使用に
よつて、浮屋根式タンクにおける浮屋根に設けら
れているルーフサポート孔より洗浄装置のノズル
を挿入あるいは引き出すことができ、更に挿入さ
れたノズルは回転しながら揺動しタンク内壁面及
び内底面の洗浄が自動的になされ、効果的な洗浄
が容易になされ所期の目的が達成されるものであ
る。
よつて、浮屋根式タンクにおける浮屋根に設けら
れているルーフサポート孔より洗浄装置のノズル
を挿入あるいは引き出すことができ、更に挿入さ
れたノズルは回転しながら揺動しタンク内壁面及
び内底面の洗浄が自動的になされ、効果的な洗浄
が容易になされ所期の目的が達成されるものであ
る。
図面はいずれも本発明の実施例を示し、第1図
は洗浄装置全体とルーフサポート孔の関係を示し
た正面図、第2図はその洗浄装置の全体側面図、
第3図は駆動部の内部機構を示した断面図、第4
図は筒部とノズル部の断面図、第5図は第5の軸
のみの側面図、第6図は同板のみの側面図であ
る。 1……浮屋根、2……油液、3……ルーフサポ
ート孔、4……洗浄装置、5……筒部、6……ノ
ズル部、7……駆動部、8……ケーシング、9…
…圧力流体供給口、9′……駆動軸送出口、10
……タービン、11……第1の軸、12……第2
の軸、13……減速機、14……出力軸、15…
…平歯車、16……ウオーム、17……中間平歯
車、18……リングギヤ、19……ウオームホイ
ール、20……第3の軸、21……第1のクラツ
チギヤ、22……第2のクラツチギヤ、23……
管体、24……キー、25……鍔、26……外
管、27……スプリング、28……クラツチノ
ブ、29……クランク、30……ピン、31……
連結リンク、32……リングボール、33……ス
ライド体、34……第4の軸、35……第5の
軸、36……筒体、37……メタルボツクス、3
8……旋回フレーム、39……横軸、40……ノ
ズル、41……羽根、42……溝、43……円
板、44……連結杆、45……ピン、46……流
通孔。
は洗浄装置全体とルーフサポート孔の関係を示し
た正面図、第2図はその洗浄装置の全体側面図、
第3図は駆動部の内部機構を示した断面図、第4
図は筒部とノズル部の断面図、第5図は第5の軸
のみの側面図、第6図は同板のみの側面図であ
る。 1……浮屋根、2……油液、3……ルーフサポ
ート孔、4……洗浄装置、5……筒部、6……ノ
ズル部、7……駆動部、8……ケーシング、9…
…圧力流体供給口、9′……駆動軸送出口、10
……タービン、11……第1の軸、12……第2
の軸、13……減速機、14……出力軸、15…
…平歯車、16……ウオーム、17……中間平歯
車、18……リングギヤ、19……ウオームホイ
ール、20……第3の軸、21……第1のクラツ
チギヤ、22……第2のクラツチギヤ、23……
管体、24……キー、25……鍔、26……外
管、27……スプリング、28……クラツチノ
ブ、29……クランク、30……ピン、31……
連結リンク、32……リングボール、33……ス
ライド体、34……第4の軸、35……第5の
軸、36……筒体、37……メタルボツクス、3
8……旋回フレーム、39……横軸、40……ノ
ズル、41……羽根、42……溝、43……円
板、44……連結杆、45……ピン、46……流
通孔。
Claims (1)
- 1 加圧された洗浄液を供給する供給口、この供
給口に供給された圧力液によつて回転されるター
ビン、このタービンの回転によつて回転されると
共にそのタービンの回転力がクラツチを介して伝
達されるクランク構により軸方向に往復揺動され
る第4の軸、この軸が送出されかつ前記タービン
を駆動した圧力液が送り出される送出口、前記ク
ラツチ断続操作を手動的に操作するためのクラツ
チノブを有する軽動部と、外径が10cm以下であつ
て浮屋根のルーフサポート孔内に挿入可能である
小径の筒体、該筒体内に挿通され上端が前記第4
の軸に連結される第5の軸、該第5の軸の下端が
その回転方向には係止されるが軸方向には摺動自
在に係合され、しかも上記筒体の下端部において
回転自在に保持されている旋回フレームと、該旋
回フレームに設けた横軸によつて回動自在に保持
されると共に、前記第4の軸の軸方向往復動作に
よりその横軸を支点として扇形往復動作をするノ
ズルを有するノズル部とからなり、更に該ノズル
からは前記供給口から供給された圧力洗浄液が筒
体内を経て噴出されるものであり、しかも旋回フ
レーム及びノズルの組合せ外径はルーフサポート
孔の内径よりも小径に形成されているものである
ことを特徴とする浮屋根式油槽内の洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3839180A JPS56136692A (en) | 1980-03-26 | 1980-03-26 | Washer for inside of floating roof type oil tank |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3839180A JPS56136692A (en) | 1980-03-26 | 1980-03-26 | Washer for inside of floating roof type oil tank |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56136692A JPS56136692A (en) | 1981-10-26 |
JPS6252636B2 true JPS6252636B2 (ja) | 1987-11-06 |
Family
ID=12523976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3839180A Granted JPS56136692A (en) | 1980-03-26 | 1980-03-26 | Washer for inside of floating roof type oil tank |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56136692A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0194535U (ja) * | 1987-12-14 | 1989-06-22 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58143386U (ja) * | 1982-03-18 | 1983-09-27 | 株式会社ネオス | スラツジの液中溶解機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS589674Y2 (ja) * | 1978-10-16 | 1983-02-22 | タイホ−工業株式会社 | 洗浄装置 |
-
1980
- 1980-03-26 JP JP3839180A patent/JPS56136692A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0194535U (ja) * | 1987-12-14 | 1989-06-22 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56136692A (en) | 1981-10-26 |
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