JPS6252366A - スト−ブ取付型熱交換器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野１ 本発明は開放式のストーブに取り付けられて、温水床暖
房等のための熱をストーブから取り出すストーブ取付型
熱交換器に関するものである。

［背景技術］ 開放式ストーブの熱を利用することで、温水床暖房等を
行なえるようにした暖房システムがある。

この場合、ストーブに取り付けた熱交換器によってスト
ーブの熱を取り出すわけであるが、専用のストーブを用
いるのではなく、市販の開放型のストーブを利用するタ
イプのものでは、従来第４図及び第５図に示すように、
ケース１０に納めた熱交換器１をストーブ２の天板２０
上に設置していた。そして熱交換器１の固定には、ケー
ス１０後端に締結具３０で連結されている一ポンプユニ
ット３をストーブ２の背面に当接させるとともに、ケー
ス１０前端から突設させた引掛金具１９をストーブ２の
天板２０の前端に係止することで行なっていた。尚、こ
の引掛金具１９は前方へ引き出し自在とすることによっ
て、多種多用のストーブ２に対応することができるよう
にされている。１５図中の５は温水暖房パネルであり、
ストーブ２の熱によって熱交換器１で加熱された熱媒が
ポンプユニット３で温水暖房パネル５に送られろ。

ところで、天板２０の上に設置する上記構造であると、
熱交換器１の保護のために、これを覆うケース１０が必
須の存在となっているのであるが、このケース１０はス
トーブ２における排気がス放散効率に影響を与えてしま
い、ストーブ２の一過熱といった事態を招くおそれを有
しており、これを防ぐために、ケース１０を小さく、つ
まりは熱交換器１を小さくすると、採熱量が低くなって
しまう。

［発明の目的１ 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり１、そ
の目的とするところはストーブの排気ガス放散効率を低
下させることがな（、しかも採熱量を大きくとることが
できるストーブ取付型熱交換器を提供するにある。

［発明の開示］ しかして本発明は、開放式ストーブの天板に着脱自在と
されている熱交換器において、ストーブ天板に対して着
脱自在とした連結金具によって熱交換器を天版下面に取
着していることを要旨とし、ストーブが熱交換器を覆う
ために、熱交換器保護用のケースを不要としていること
に特徴を有しているものである。

以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、熱交
換器１は第３図に示すように、熱交換フィン１２が設け
られて熱媒が通される蛇行パイプ１１と、この蛇行パイ
プ１１を支持する平面形状がＵ字型の支持枠１３とから
なり、両端が金属性の連結パイプ１５に夫々つながって
いる蛇行パイプ１１は、支持枠１３における両側片の間
に設置されて上下に露出している。またここにおける支
持枠１３の両側片上面には、夫々長手方向に沿ってスラ
イド溝１４が設けられて、ナツト４０がスライド自在に
取り付けられている。このナツト４０は、ボルト４１及
び押さえ板４２とで連結金！４：４を構成するものであ
る。上記連結パイプ１５は、支持枠１３の中央片側であ
る前方に引き出された後、上後方へと屈曲されている。

上記のように構成された熱交換器１は、第１図及び第２
図に示すように、連結金具４によって開放式のストーブ
２の天板２０下面に取り付けられて、背方に反射板２３
が位置するストーブ２内の空間に設置される。すなわち
、連結金具４における押さえ板４２に通したボルト４１
を、ストーブ２の天板２０に形成されている排気ガス放
散孔２１を通じて支持枠１３に取り付けられているナツ
ト４０に螺合させることにより、天板２０下面に支持枠
１３を固定する。

この時、ボルト４１を排気ガス放散孔２１に沿って動か
すことによって、左右の位置をｉ＃！整し、更にナツト
４０をスライド溝１４に沿って前後に動かすことにより
、熱交換器１を熱効率がもっとも高い燃焼筒２２の真上
に設置することができる。

また連結パイプ１５は天板２０の上面に沿って配設され
、そして一対の連結金具４における押さえ板４２．４２
のうちの一方の押さえ板４２によって固定される。スト
ーブ２の熱による熱媒の加熱が、連結パイプ１５内を流
れている熱媒に対してもなされるものである。尚、連結
パイプ１５の端末は、ポンプユニット（図示せず）を介
して、温水床暖房パネル等に接続される。

［発明の効果１ 以上のように本発明においては、天板上に配置するので
はなく、天板下面に取着するものであり、ストーブの内
部に設置することから、熱交換器を別途ケースで覆った
りする必要はなく、従ってストーブの排気が六放散効率
に悪影響を与えるようなことがないものであり、また燃
焼筒に近く、且つ反射板の前方に位置することになるた
めに、採熱量も多くなるものである。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明一実施例の縦断面図、第２図は同上の斜
視図、第３図は同上の分解斜視図、第４図及び第５図は
従来例の斜視図及び横断面図であって、１は熱交換器、
２はストーブ、４は連結金具、１５は連結パイプ、２０
は天板、２１は排気γス放散孔を示す。 代理人　弁理士　石　１）長　七 Ｗ１図 ｗ２図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）開放式ストーブの天板に着脱自在とされている熱
   交換器において、ストーブ天板に対して着脱自在とした
   連結金具によって熱交換器を天板下面に取着しているこ
   とを特徴とするストーブ取付型熱交換器。
2. （２）連結金具はストーブ天板に設けられている排気ガ
   ス放散孔に取り付けられるものであることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載のストーブ取付型熱交換器。
3. （３）熱交換器に対する連結金具の連結位置が可変とさ
   れていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   ストーブ取付型熱交換器。
4. （４）熱交換器に接続された連結パイプはストーブの天
   板上面に沿って配管されることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載のストーブ取付型熱交換器。