JPS6252165B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6252165B2 JPS6252165B2 JP59085171A JP8517184A JPS6252165B2 JP S6252165 B2 JPS6252165 B2 JP S6252165B2 JP 59085171 A JP59085171 A JP 59085171A JP 8517184 A JP8517184 A JP 8517184A JP S6252165 B2 JPS6252165 B2 JP S6252165B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- groove
- tube
- bearing
- bearing body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/04—Ball or roller bearings
- F16C29/06—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、工作機械のテーブル、位置決めテ
ーブル等の直線運動部分の案内に用いられる直線
運動軸受に関する。
ーブル等の直線運動部分の案内に用いられる直線
運動軸受に関する。
従来技術
従来のこの種の直線運動軸受は、特公昭57−
38812号公報等に示されるように、ボールを軸方
向に循環させるために、軸受本体に軸方向にボー
ル戻り穴(溝の場合もある)を加工するととも
に、その戻り穴の端部は、ボールの方向変換を行
わせるために、曲面加工を施し、且つその外側両
端部にボールを180゜方向変換させるための方向
変換用溝を設けたリターンキヤツプをかぶせる構
成になつている。
38812号公報等に示されるように、ボールを軸方
向に循環させるために、軸受本体に軸方向にボー
ル戻り穴(溝の場合もある)を加工するととも
に、その戻り穴の端部は、ボールの方向変換を行
わせるために、曲面加工を施し、且つその外側両
端部にボールを180゜方向変換させるための方向
変換用溝を設けたリターンキヤツプをかぶせる構
成になつている。
したがつて、部品点数も多くなり、且つ手間の
かかる加工を必要とする欠点がある。
かかる加工を必要とする欠点がある。
発明の目的
本発明の目的は、前記のような従来のボール循
環機構の簡素化を図るとともに、ボール循環機能
の向上も同時に図ることである。
環機構の簡素化を図るとともに、ボール循環機能
の向上も同時に図ることである。
発明の構成
前記目的を達成するため、本発明は負荷ボール
溝を形成しボール戻り穴または溝を形成していな
い軸本体に、2つ割りで相対向するJ字状のチユ
ーブ体を前記負荷ボール溝との間でボールの循環
経路を形成するように配置したことを特徴とする
ものであり、これによりボール循環機構が著しく
簡素化されるばかりでなく、ボールの掬い出し動
作がよりスムーズになるとともに、ボール変向部
のチユーブ体の形状を円弧状とすることによりボ
ール循環機能も著しく向上するものである。
溝を形成しボール戻り穴または溝を形成していな
い軸本体に、2つ割りで相対向するJ字状のチユ
ーブ体を前記負荷ボール溝との間でボールの循環
経路を形成するように配置したことを特徴とする
ものであり、これによりボール循環機構が著しく
簡素化されるばかりでなく、ボールの掬い出し動
作がよりスムーズになるとともに、ボール変向部
のチユーブ体の形状を円弧状とすることによりボ
ール循環機能も著しく向上するものである。
実施例
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説
明すると、第1図、第2図は二列のチユーブ体を
用いる場合の例を示すものであつて、上下は対称
に現れるのが通常であるから、下半分は省略して
示している。
明すると、第1図、第2図は二列のチユーブ体を
用いる場合の例を示すものであつて、上下は対称
に現れるのが通常であるから、下半分は省略して
示している。
符号1は軸受本体、2は軌道台である。符号
3,3′は一対の夫々相対向するJ字状のチユー
ブ体からなるものであつて、軸受本体1に対して
ゴム4を焼付けたカバー5をかぶせてボルト6に
より固定されている。7はスペーサである。
3,3′は一対の夫々相対向するJ字状のチユー
ブ体からなるものであつて、軸受本体1に対して
ゴム4を焼付けたカバー5をかぶせてボルト6に
より固定されている。7はスペーサである。
前記の相対向するJ字状のチユーブは、二つ割
りにすることによりプレス成形を容易にするとと
もにボールの組込みを容易にすることができる。
そして、このようなチユーブは前記のように軸受
本体に固定し、断面半円状の負荷ボール溝1a,
1bの端面と接合させることにより容易にボール
8の無限循環経路を形成することができる。
りにすることによりプレス成形を容易にするとと
もにボールの組込みを容易にすることができる。
そして、このようなチユーブは前記のように軸受
本体に固定し、断面半円状の負荷ボール溝1a,
1bの端面と接合させることにより容易にボール
8の無限循環経路を形成することができる。
ボールの組込に際しては、軸受本体1を裏返し
にして組立治具の上に置き、第3図に示すよう
に、半割チユーブ、ボール、半割チユーブ、スペ
ーサ、リテーナ、半割チユーブ、ボール、半割チ
ユーブの順に積み重ねた後、カバーをボルト締め
すればよく、非常に簡単である。
にして組立治具の上に置き、第3図に示すよう
に、半割チユーブ、ボール、半割チユーブ、スペ
ーサ、リテーナ、半割チユーブ、ボール、半割チ
ユーブの順に積み重ねた後、カバーをボルト締め
すればよく、非常に簡単である。
なお、複列のボール溝の場合、二つ割りチユー
ブの片側のみにボール脱落防止のリテーナ9を固
定する突起部3Aを設ける。これにより、リテー
ナ9を軸受本体1にねじ止め等する必要はない。
ブの片側のみにボール脱落防止のリテーナ9を固
定する突起部3Aを設ける。これにより、リテー
ナ9を軸受本体1にねじ止め等する必要はない。
第2図に示すように、チユーブ体3の前記突起
部3Aとそれに続く部分を軌道台2の溝2′の奥
まで差し入れ、ボールの掬い出し動作をスムーズ
にすることができる。そして、チユーブ体3,
3′のボールの方向変換部は、図示のように円弧
状にして抵抗を著しく減少させることができる。
部3Aとそれに続く部分を軌道台2の溝2′の奥
まで差し入れ、ボールの掬い出し動作をスムーズ
にすることができる。そして、チユーブ体3,
3′のボールの方向変換部は、図示のように円弧
状にして抵抗を著しく減少させることができる。
更に、第4図、第5図及び第6図は単列のボー
ル溝の場合を示すもので、この場合チユーブの二
つ割りの位置は、対称面ではなく、掬い出し爪3
A′の巾だけ偏心した面で二つ割りとする。これ
迄の説明と同一の符号は、同一又は同等の要素を
表す。
ル溝の場合を示すもので、この場合チユーブの二
つ割りの位置は、対称面ではなく、掬い出し爪3
A′の巾だけ偏心した面で二つ割りとする。これ
迄の説明と同一の符号は、同一又は同等の要素を
表す。
次に第7,8図に示すものは、本発明による直
線運動軸受をモジユール化した場合のものであ
る。第7図は二列のボール溝の場合、第8図は単
列の場合である。軸受本体1と軌道台2とを同図
に示すようにモジユール化しておけば、これらの
モジユールを他の機械部品(例えば工作機械のテ
ーブルとベツド)にそれぞれねじ止めすることに
よつて簡単に直線運動軸受として用いることがで
きる。なお、これらの実施例においても、これ迄
の説明と同一の符号は、同一又は同等の要素を表
す。
線運動軸受をモジユール化した場合のものであ
る。第7図は二列のボール溝の場合、第8図は単
列の場合である。軸受本体1と軌道台2とを同図
に示すようにモジユール化しておけば、これらの
モジユールを他の機械部品(例えば工作機械のテ
ーブルとベツド)にそれぞれねじ止めすることに
よつて簡単に直線運動軸受として用いることがで
きる。なお、これらの実施例においても、これ迄
の説明と同一の符号は、同一又は同等の要素を表
す。
なお、ボール溝が2列の場合はその形状をサー
キユラー溝型とし、単列の場合はゴシツクアーク
溝型にすれば、いずれも4方向に等しく荷重を受
けることができるようにすることができるが、ボ
ール溝の形状自体は本発明の要旨ではなく、いか
なる構成のものであつてもよい。
キユラー溝型とし、単列の場合はゴシツクアーク
溝型にすれば、いずれも4方向に等しく荷重を受
けることができるようにすることができるが、ボ
ール溝の形状自体は本発明の要旨ではなく、いか
なる構成のものであつてもよい。
また、図示した実施例においては、いずれもチ
ユーブ体は軌道台に対して直角に配置されている
が、傾斜して配置される場合もある。
ユーブ体は軌道台に対して直角に配置されている
が、傾斜して配置される場合もある。
発明の効果
本発明は以上のように構成されているから、従
来必要とされていたリターンキヤツプが不要とな
るばかりでなく、リターンキヤツプを取付けるた
めの本体へのスリツト等の二次的加工も不要とな
るほか、本体ボール出入部の曲面加工の必要性も
なくなる効果がある。
来必要とされていたリターンキヤツプが不要とな
るばかりでなく、リターンキヤツプを取付けるた
めの本体へのスリツト等の二次的加工も不要とな
るほか、本体ボール出入部の曲面加工の必要性も
なくなる効果がある。
また、プレス成形した突起部とそれに続く部分
を軌道台溝の奥まで差し入れることができるの
で、ボールの掬い出し動作がよりスムーズになる
ばかりでなく、ボールの方向変換部の形状を理想
的な円弧状とすることにより、ボールの方向変換
に対する抵抗が著しく減少する効果がある。更
に、チユーブ内に樹脂コーテイングを施すことに
より、ボールは更に滑りやすくすることができ
る。
を軌道台溝の奥まで差し入れることができるの
で、ボールの掬い出し動作がよりスムーズになる
ばかりでなく、ボールの方向変換部の形状を理想
的な円弧状とすることにより、ボールの方向変換
に対する抵抗が著しく減少する効果がある。更
に、チユーブ内に樹脂コーテイングを施すことに
より、ボールは更に滑りやすくすることができ
る。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
第1の実施例の縦断面図でその下半分を省略した
もの、第2図は第1図の−線方向断面図、第
3図は第1実施例の部分斜視図、第4図は第2の
実施例を示すもので第1図に相当する図、第5図
は第4図の−線方向断面図、第6図は第2実
施例の部分斜視図、第7図、第8図は他の実施例
を示すもので、それぞれ第1図、第4図に対応す
る断面図である。 3,3′……チユーブ体。
第1の実施例の縦断面図でその下半分を省略した
もの、第2図は第1図の−線方向断面図、第
3図は第1実施例の部分斜視図、第4図は第2の
実施例を示すもので第1図に相当する図、第5図
は第4図の−線方向断面図、第6図は第2実
施例の部分斜視図、第7図、第8図は他の実施例
を示すもので、それぞれ第1図、第4図に対応す
る断面図である。 3,3′……チユーブ体。
Claims (1)
- 1 負荷ボール溝を形成しボール戻り穴または溝
を形成していない軸受本体に、2つ割りで相対向
するJ字状のチユーブ体を前記負荷ボール溝との
間でボールの循環経路を形成するように配置した
ことを特徴とする、直線運動軸受。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59085171A JPS60231014A (ja) | 1984-04-28 | 1984-04-28 | 直線運動軸受 |
KR1019850700299A KR890002989B1 (ko) | 1984-04-28 | 1985-04-05 | 튜우브식 직선 운동용 베어링 |
PCT/JP1985/000172 WO1985005156A1 (en) | 1984-04-28 | 1985-04-05 | Tube type bearing for linearly moving parts |
US06/804,654 US4662763A (en) | 1984-04-28 | 1985-04-05 | Tubular bearing for linear motion |
DE19853563469 DE3563469D1 (ja) | 1984-04-28 | 1985-04-25 | |
EP85105068A EP0164540B1 (en) | 1984-04-28 | 1985-04-25 | Bearing for linear motion |
ES1985295673U ES295673Y (es) | 1984-04-28 | 1985-04-26 | Cojinete tubular perfeccionado para movimiento lineal. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59085171A JPS60231014A (ja) | 1984-04-28 | 1984-04-28 | 直線運動軸受 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60231014A JPS60231014A (ja) | 1985-11-16 |
JPS6252165B2 true JPS6252165B2 (ja) | 1987-11-04 |
Family
ID=13851211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59085171A Granted JPS60231014A (ja) | 1984-04-28 | 1984-04-28 | 直線運動軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60231014A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE60233710D1 (de) * | 2001-12-13 | 2009-10-29 | Nsk Ltd | Linearführungsvorrichtung und ihr Herstellungsverfahren |
JP5647463B2 (ja) * | 2010-08-27 | 2014-12-24 | 日本トムソン株式会社 | 直動転がり案内ユニット |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5431260U (ja) * | 1977-08-03 | 1979-03-01 |
-
1984
- 1984-04-28 JP JP59085171A patent/JPS60231014A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5431260U (ja) * | 1977-08-03 | 1979-03-01 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60231014A (ja) | 1985-11-16 |
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