JPS6252078B2 - - Google Patents
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- JPS6252078B2 JPS6252078B2 JP15843582A JP15843582A JPS6252078B2 JP S6252078 B2 JPS6252078 B2 JP S6252078B2 JP 15843582 A JP15843582 A JP 15843582A JP 15843582 A JP15843582 A JP 15843582A JP S6252078 B2 JPS6252078 B2 JP S6252078B2
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Landscapes
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は重厚感のある貫通模様を有する装飾シ
ートに関する。
ートに関する。
従来より貫通模様を有する床材等の装飾シート
は公知であり、通常これらの貫通模様は任意の色
数の着色粒状物が用いられ、貫通模様なので歩行
により摩耗しても長期間使用でき経済的であるこ
となどから比較的歩行量の多い床面等で賞用され
ている。
は公知であり、通常これらの貫通模様は任意の色
数の着色粒状物が用いられ、貫通模様なので歩行
により摩耗しても長期間使用でき経済的であるこ
となどから比較的歩行量の多い床面等で賞用され
ている。
従来の貫通模様シートの製造方法としては、一
般にアスベスト紙等の基材や金属無端ベルト上に
フラツトステンシルやロータリースクリーンを用
いて模様の形状と一致した網目状開口部より着色
プラスチツク粒状体と前記基材や無端ベルト上に
載置して着色粒状体の仮成型体を得て順次この作
業を反復し、空間部がすべて充填され連続模様が
得られた時加熱焼結してシートを得る方法であつ
た。
般にアスベスト紙等の基材や金属無端ベルト上に
フラツトステンシルやロータリースクリーンを用
いて模様の形状と一致した網目状開口部より着色
プラスチツク粒状体と前記基材や無端ベルト上に
載置して着色粒状体の仮成型体を得て順次この作
業を反復し、空間部がすべて充填され連続模様が
得られた時加熱焼結してシートを得る方法であつ
た。
通常このタイプの床材は多数の着色粒状体が使
用されているが、貫通模様が明瞭で、かつシート
の模様において原料の着色粒状体がその原形を留
めている点に商品価値(意匠性)が求められてい
た。
用されているが、貫通模様が明瞭で、かつシート
の模様において原料の着色粒状体がその原形を留
めている点に商品価値(意匠性)が求められてい
た。
ところで上記貫通模様床材は立体感を強調する
ため通常模様型と同調したエンボスロールにより
凹凸模様が付与される。しかしこの時次のような
問題が生じ、この問題を図を用いて説明すると第
1図は従来貫通模様床材の断面図であり、基材1
上に形成された貫通模様の境界部分は最後に相当
な厚みの状態でエンボスされるので貫通模様3,
5,7の着色粒状体2,4,6の境界部分即ち凹
部の粒状形が崩れて流れ筋8,9となり、製品中
に着色粒状体の形状が原形のまま認められず、商
品価値を著るしく減じさせた。またエンボスロー
ルは設置に費用・日数が大きくかかり柄模様の変
更が容易にできない欠点もあつた。
ため通常模様型と同調したエンボスロールにより
凹凸模様が付与される。しかしこの時次のような
問題が生じ、この問題を図を用いて説明すると第
1図は従来貫通模様床材の断面図であり、基材1
上に形成された貫通模様の境界部分は最後に相当
な厚みの状態でエンボスされるので貫通模様3,
5,7の着色粒状体2,4,6の境界部分即ち凹
部の粒状形が崩れて流れ筋8,9となり、製品中
に着色粒状体の形状が原形のまま認められず、商
品価値を著るしく減じさせた。またエンボスロー
ルは設置に費用・日数が大きくかかり柄模様の変
更が容易にできない欠点もあつた。
本発明は上記問題を解決した貫通模様装飾シー
トを提供するものであり、加熱焼結された着色プ
ラスチツク粒状体貫通模様からなる連続シートの
表面上に、該貫通模様とほぼ同調する透明樹脂層
が設けられかつ模様境界部分は透明樹脂層が全く
または殆んど設けられずに該貫通模様と同調した
凹凸模様が発現されていることを特徴とする装飾
シート、をその要旨とする。
トを提供するものであり、加熱焼結された着色プ
ラスチツク粒状体貫通模様からなる連続シートの
表面上に、該貫通模様とほぼ同調する透明樹脂層
が設けられかつ模様境界部分は透明樹脂層が全く
または殆んど設けられずに該貫通模様と同調した
凹凸模様が発現されていることを特徴とする装飾
シート、をその要旨とする。
以下図面に基づいて説明する。第2図は本発明
工程図である。駆動ロール10,10′の周囲に
回転する無端ベルト11上に基材シート1を誘導
する。基材シート1はアスベスト、セルローズ、
ガラス等からなる繊維シート、または合成樹脂シ
ート、およびこれらの積層品もしくは離型紙でも
よい。基材シート1上にフラツトステンシルまた
はロータリースクリーンによる貫通模様形成装置
12,13,14,15により着色プラスチツク
粒状体がスクリーン模様に即して基材シート1上
に載置され、貫通模様16,17,18,19が
得られる。なお貫通模様19は模様の目地部分に
相当する模様境界部分である。着色プラスチツク
粒状体はポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩
化ビニル(PVC)等の汎用樹脂が適用でき通常
の溶融−混練−押出し−ペレツト化の他、ドライ
ブレンドーロール圧延−シール−ペレツト化も可
能である。プラスチツク粒状体には可塑剤、顔料
の他、充填剤、熱安定剤、滑剤等も適宜配合して
もよい。着色粒状体で隙間なく充填された仮形成
体20はオーブン21で170〜220℃で加熱焼結さ
れ、加圧ロール22により圧着され、平滑な表面
で貫通模様と基材の密着したシートが得られる。
得られた装飾シートに各々貫通模様16,17,
18と同一の模様を有するスクリーン機23,2
5,27により上記貫通模様と同調するように望
ましくは0.2〜3mm厚の厚塗りで液状透明樹脂層
がスクリーン機23,25,27とスクリーン機
支持ロール23′,25′,27′間で形成され模
様毎に塗布形成された透明樹脂層はヒーター2
4,26,28で乾燥される。
工程図である。駆動ロール10,10′の周囲に
回転する無端ベルト11上に基材シート1を誘導
する。基材シート1はアスベスト、セルローズ、
ガラス等からなる繊維シート、または合成樹脂シ
ート、およびこれらの積層品もしくは離型紙でも
よい。基材シート1上にフラツトステンシルまた
はロータリースクリーンによる貫通模様形成装置
12,13,14,15により着色プラスチツク
粒状体がスクリーン模様に即して基材シート1上
に載置され、貫通模様16,17,18,19が
得られる。なお貫通模様19は模様の目地部分に
相当する模様境界部分である。着色プラスチツク
粒状体はポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩
化ビニル(PVC)等の汎用樹脂が適用でき通常
の溶融−混練−押出し−ペレツト化の他、ドライ
ブレンドーロール圧延−シール−ペレツト化も可
能である。プラスチツク粒状体には可塑剤、顔料
の他、充填剤、熱安定剤、滑剤等も適宜配合して
もよい。着色粒状体で隙間なく充填された仮形成
体20はオーブン21で170〜220℃で加熱焼結さ
れ、加圧ロール22により圧着され、平滑な表面
で貫通模様と基材の密着したシートが得られる。
得られた装飾シートに各々貫通模様16,17,
18と同一の模様を有するスクリーン機23,2
5,27により上記貫通模様と同調するように望
ましくは0.2〜3mm厚の厚塗りで液状透明樹脂層
がスクリーン機23,25,27とスクリーン機
支持ロール23′,25′,27′間で形成され模
様毎に塗布形成された透明樹脂層はヒーター2
4,26,28で乾燥される。
なおスクリーン機23,25,27のかわりに
貫通模様16,17,18と同一形状の網目を有
する1台のスクリーン機を用いてもよい。
貫通模様16,17,18と同一形状の網目を有
する1台のスクリーン機を用いてもよい。
模様境界部分19即ち目地部分には上記のよう
に透明樹脂層が全く形成されなくてもよいし、ま
た他の模様部分との間に明らかな凹凸が得られる
ように薄く形成されてもよい。
に透明樹脂層が全く形成されなくてもよいし、ま
た他の模様部分との間に明らかな凹凸が得られる
ように薄く形成されてもよい。
液状樹脂はPVCペースト、液状ウレタン樹脂
が適しておりPVC樹脂100重量部に対し可塑剤20
〜80部、その他チクソトロピー付与剤、熱安定
剤、耐候安定剤等を配合してもよい。また従来公
知の架橋剤、架橋助剤を添加し透明表面層を架橋
させてもよい。透明樹脂層は引続きオーブン29
で150〜250℃で加熱されて完全硬化され本発明の
貫通模様装飾シート30が得られ巻取られる。
が適しておりPVC樹脂100重量部に対し可塑剤20
〜80部、その他チクソトロピー付与剤、熱安定
剤、耐候安定剤等を配合してもよい。また従来公
知の架橋剤、架橋助剤を添加し透明表面層を架橋
させてもよい。透明樹脂層は引続きオーブン29
で150〜250℃で加熱されて完全硬化され本発明の
貫通模様装飾シート30が得られ巻取られる。
第3図は本発明装飾シートの断面図で貫通模様
層16,17,18とこの貫通模様上に同調した
透明表面層31,32,33が厚塗り印刷形成さ
れており、模様境界部分19は加圧エンボスされ
ないので何ら粒状体が崩れて流れ筋を発生するこ
とはない。かくて凹凸模様が発現された装飾シー
トが得られるのである。
層16,17,18とこの貫通模様上に同調した
透明表面層31,32,33が厚塗り印刷形成さ
れており、模様境界部分19は加圧エンボスされ
ないので何ら粒状体が崩れて流れ筋を発生するこ
とはない。かくて凹凸模様が発現された装飾シー
トが得られるのである。
第4図は透明樹脂層を一点鎖線A−A′で切欠
いた外観図であり、切欠き位置は第3図と一致し
ている。
いた外観図であり、切欠き位置は第3図と一致し
ている。
線A−A′上方には透明樹脂層が形成されてお
り各々貫通模様16,17,18に対して透明樹
脂層が形成され目地に相当する模様境界部分19
に対して盛上り第3図を対照させると立体感が発
現されていることがわかる。これに対し線A−
A′下方ではすべて均一厚さであり平板で装飾シ
ートとしての魅力が半減する。
り各々貫通模様16,17,18に対して透明樹
脂層が形成され目地に相当する模様境界部分19
に対して盛上り第3図を対照させると立体感が発
現されていることがわかる。これに対し線A−
A′下方ではすべて均一厚さであり平板で装飾シ
ートとしての魅力が半減する。
上記のように本発明は簡単な工程で着色プラス
チツク粒状体が流れて型崩れすることなく重厚
感・立体感が得られ意匠性が向上するのである。
以下に実施例を示す。部は重量部である。
チツク粒状体が流れて型崩れすることなく重厚
感・立体感が得られ意匠性が向上するのである。
以下に実施例を示す。部は重量部である。
実施例
PVCペースト樹脂 100部
可塑剤 60〃
充填剤 200〃
安定剤(ステアリン酸鉛) 3〃
発泡剤(アゾジカルボンアミド) 1〃
滑 剤 少量
顔 料 少量
上記組成物を100℃でスーパーミキサーで混合
し得られたドライブレンド組成物をシート化し、
次いでペレツト化を行つて30メツシユの着色粒状
物を得た。これを数色分準備し、ステンシルスク
リーンを通して無端ベルト上のアスベスト紙に貫
通模様状に上記数色の着色粒状体を載積し200℃
オーブンで加熱し溶融一体化し、16mm厚の貫通模
様シートを得た。得られたシートに下記配合の
PVCペーストを前記貫通模様と同調したロータ
リースクリーンで0.6mmの厚塗り印刷して予備乾
燥を行つた後200℃でゲル化を行つた。
し得られたドライブレンド組成物をシート化し、
次いでペレツト化を行つて30メツシユの着色粒状
物を得た。これを数色分準備し、ステンシルスク
リーンを通して無端ベルト上のアスベスト紙に貫
通模様状に上記数色の着色粒状体を載積し200℃
オーブンで加熱し溶融一体化し、16mm厚の貫通模
様シートを得た。得られたシートに下記配合の
PVCペーストを前記貫通模様と同調したロータ
リースクリーンで0.6mmの厚塗り印刷して予備乾
燥を行つた後200℃でゲル化を行つた。
PVCペースト樹脂 100部
可塑剤 50〃
安定剤 2〃
ゲル化剤(有機ベントナイト系) 3〃
得られた本発明装飾シートは耐久性に優れ、貫
通模様はいささかも流れず、かつ明瞭な凹凸模様
が得られ非常に意匠性に富んだシートであつた。
通模様はいささかも流れず、かつ明瞭な凹凸模様
が得られ非常に意匠性に富んだシートであつた。
第1図は従来の貫通模様床材、第2図は本発明
装飾シート製造工程図、第3図は装飾シート断面
図、第4図は一部切欠いた装飾シート断面図であ
る。16,17,18は貫通模様層、31,3
2,33は透明樹脂層である。
装飾シート製造工程図、第3図は装飾シート断面
図、第4図は一部切欠いた装飾シート断面図であ
る。16,17,18は貫通模様層、31,3
2,33は透明樹脂層である。
Claims (1)
- 1 加熱焼結された着色プラスチツク粒状体貫通
模様からなる連続シートの表面上に、該貫通模様
とほぼ同調する透明樹脂層が設けられかつ模様境
界部分は透明樹脂層が全くまたは殆んど設けられ
ずに該貫通模様と同調した凹凸模様が発現されて
いることを特徴とする装飾シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15843582A JPS5948158A (ja) | 1982-09-10 | 1982-09-10 | 装飾シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15843582A JPS5948158A (ja) | 1982-09-10 | 1982-09-10 | 装飾シ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5948158A JPS5948158A (ja) | 1984-03-19 |
JPS6252078B2 true JPS6252078B2 (ja) | 1987-11-04 |
Family
ID=15671697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15843582A Granted JPS5948158A (ja) | 1982-09-10 | 1982-09-10 | 装飾シ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5948158A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI880134A (fi) * | 1987-01-30 | 1988-07-31 | Armstrong World Ind Inc | Ytbelaeggningsprodukt. |
FR2688742B1 (fr) * | 1992-03-20 | 1998-04-10 | Carbon Pierre | Tapis de sol amovible pour utilisation dans des vehicules divers. |
-
1982
- 1982-09-10 JP JP15843582A patent/JPS5948158A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5948158A (ja) | 1984-03-19 |
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