JPS625194A - 放射線位置検出器 - Google Patents

放射線位置検出器

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JPS625194A
JPS625194A JP14273085A JP14273085A JPS625194A JP S625194 A JPS625194 A JP S625194A JP 14273085 A JP14273085 A JP 14273085A JP 14273085 A JP14273085 A JP 14273085A JP S625194 A JPS625194 A JP S625194A
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JP
Japan
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layer
mwpc
layers
way
detection means
Prior art date
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Pending
Application number
JP14273085A
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English (en)
Inventor
Ichiro Fujieda
一郎 藤枝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Publication of JPS625194A publication Critical patent/JPS625194A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、人体に投与されたRI(ラジオアイソトー
プ)分布像を撮影するガンマカメラやすy り形E C
T装置(エミッションコンピュータ断層撮影装置)など
に用いる放射線位置検出器に関する。
従来の技術 従来のシンチレータと光電子増倍管とを組合わせた放射
線位置検出器の代りにMWPC(マルチワイア比例計数
管)をガンマカメラやリング形ECT装置の放射線位置
検出器として用いることが研究されており、XeとCH
4とを高圧封入したMWPCは100KeV以下のγ線
に限定すれば従来のシンチレーションカメラに比して空
間分解能が高< (1,5mmFWHM@60KeVK
)検出効率と係数率特性は同程度という報告がなされて
いる(  Yu、S、ANISIMOV et al、
  Nucl@arInstruraents  an
d  Methods  in Pbysics  R
e5earchA235(1985)582−588)
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このMWPCの場合、Xeの電離により
生じた光電子が7ノードに向かってドリフトする際にX
e原子との衝突により拡散されて空間分解能の劣化につ
ながる点、したがう七ドリフトスペースを大きくするこ
とにより高エネルギγ線に対応できるようにすることが
困難な点、さらに視野を広くした場合に計数率特性の劣
化が予想される点などが問題である。またリング形5P
ECT装置(シングルフォトンECT装置)に適用した
場合には、ターボファン状コリメータ等により創めにγ
線を入射させる必要があり、このようにMWPCに斜め
に入射したγ線については反応場所により位置情報にず
れ(視差誤差)が生じるので、この点でも空間分解能の
劣化が生じるという問題がある。
この発明は、さらに高い空間分解能、高計数率特性およ
び高検出効率を目ざすとともに、高いエネルギの放射線
に対応することができるようにした放射線位置検出器を
提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 この発明による放射線位置検出器は、原子番号の高い不
活性ガスと少量のクエンチングガスとが高圧封入された
チェンバ内に複数のカソード面と複数のアノード面とを
交互に重ねて形成される複数層のMWPC検出手段と、
これらの複数層のMWPC検出手段の各層毎に設けられ
る独立の位置演算手段と、該複数層のMWPC検出手段
の各層毎でのイベントの同時発生を検出する手段と、該
複数層のMWPC検出手段の各層毎に得られるエネルギ
信号が送られるエネルギ弁別手段とからなる。
作    用 複数層のMWP9検出手段の各層毎で独立に位置演算す
るので、計数率特性を向上できる。MWPC検出手段を
複数層にしているので、各層毎の有感領域は薄くしなが
ら全体の有感領域を厚くできる。そのため、全体の有感
領域が厚いので高エネルギ放射線に対応できるとともに
、検出効率も向上する。各層毎の有感領域は薄いので、
7ノード方向ヘトリフトする電子のガスの原子への衝突
による拡散が少なくなって空間分解能が向上する。また
各層毎の有感領域が薄いため視差も少なく、このことか
らも空間分解能が向上する。さらに、各層でのイベント
の同時発生を検出し、各層毎のエネルギを弁別すること
によって後方散乱も検出でき、このことからも検出効率
が上がる。
実施例 第1図はMWPCを2層に形成した実施例を示す。この
図において原子番号の高い不活性ガス(たとえばXe)
と少量のクエンチングガス(CH4等)とが高圧封入さ
れたチェンバ(図では省略)内に、カソード面l、3,
5とアノード面2.4とが交互にZ方向に重ねられてい
る。カソード面3は第1層のMWPCと第2層のMWP
Cとで共用されている。この実施例ではカソード面1.
5にはY方向に延びるワイアがX方向に多数並べられ、
X方向の位置情報Xi、X2を含む信号が出力される。
カソード面3にはX方向に延びるワイアがY方向に多数
並べられ、Y方向の位置情報Y1.Y2を含む信号が出
力される。なお、ワイアの配列方向の位置情報が得られ
るため、カソード面l、5とカソード面3とでワイア配
列方向が直交している必要はなく、互いに交差していれ
ばよい。位置演算回路6.7はたとえば抵抗分割型ある
いはディレィライン型などで第1層と第2層とで独立に
設けられている。7ノ一ド面2.4にも多数のワイアが
配列されており(その方向は任意である)放射線入射に
よって生じた電子が収集され、各層毎のエネルギ信号E
l、E2が得られる。この信号El、E2はコインシデ
ンス回路8およびエネルギ弁別回路9に送られる。
位置演算回路6.7は各層毎に独立に位置演算する。そ
こで、第2図のγ線C,Dのように各層で光電効果を起
したイベントを各層毎に計数することができ、計数率特
性が向上する。
コインシデンス回路8は第1層と第2層とでイベントが
同時発生したことを検出する。たとえば、第2図のAの
ように第1層で前方ヘコンプトン散乱され、第2層で光
電効果を起したγ線や、Bのように第2層で後方ヘコン
プトン散乱され、第1層で光電効果を起したγ線が検出
される。このとき、両アノード面2.4からのエネルギ
信号El、E2の和(E 1 +E 2)を見ればチェ
ンバ外で散乱されたγ線と区別することはできるが、こ
れだけでは前方散乱か後方散乱かは分らない。
ところで、後方散乱については El<E2/α 前方散乱については El<α・E2 (α≦(E 1 +E 2) /mc’)となるので、 α・E2<El<E2/α の場合は後方散乱であるから、第2層の位置情報x2、
Y2がγ線の入射位置を与える。そこで、コインシデン
ス回路8とエネルギ弁別回路9とで後方散乱を識別して
第2層の位置情報X2.Y2を選んで計数する(なお前
方散乱については識別できないので計数しない)。
この構成において、まず第1に、MWPCが2層になっ
ておりそれぞれの層で独立に位置演算を行なうので計数
率特性が向上する。
第2に1MWPCが2層になっていて放射線に対する有
感φ城がカソード面lからカソード面5までと厚くなっ
ているため、高エネルギの放射線に対応できるとともに
、各層毎で光電効果を起したイベントのみならずコンプ
トン後方散乱された後光電効果を起すイベントをも検出
できることと相まって、検出効率が向上する。
第3に、全体の有感領域が厚くなっているにもかかわら
ず各層毎の有感領域は薄くできるため、空間分解能を向
上させることができる。すなわち、光電効果やコンプト
ン散乱で生じた電子はアノードOカソード間の電界によ
りアノード方向にドリフトするが、このときガスとの弾
性散乱により拡散される。そこで有感領域を薄くしてド
リフト距離を短くする方が有利であるが、1層のMWP
Cではこのことは検出効率の低下になり好ましくないの
に対し、上記のように多層にすることにより検出効率を
低下させずにこれを実現できる。
さらにリング形5PECT装置では第2図のC1Dのよ
うに斜めに入射するγ線が存在し、γ線が斜めである故
に電離する位置によりγ線入射位置に関する情報に誤差
(視差誤差)が生じ、空間分解能の低下をもたらすが、
各層毎の有感領域を薄くできるので、γ線の通過経路を
短くでき、この視差を軽減でき、これにより空間分解能
を向上させることができる。入射角度は他の幾何学的要
因により決定されるので変更できないのであるから、ア
ノード・カソード間の距離を短くするほかないが、1層
のMWPCでは上記のように検出効率を低下させるので
採用できないのに対して、多層なら可能である。
なお、」二記ではMWPCが2層に形成された平面状の
放射線位を検出器を示したが、2層以上の多層の平面状
のあるいは2層または多数のリング状の放射線位置検出
器として構成することもでき発明の効果 この発明によれば、高空間分解能、高計数率特性および
高検出効率がいずれも実現され、さらに、高いエネルギ
の放射線に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図は動
作説明のための模式図である。 1.3.5・・・カソード面 2,4・・・アノード面
6.7・・・位置演算回路 8・・・コインシデンス回
路9・・・エネルギ弁別回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原子番号の高い不活性ガスと少量のクエンチング
    ガスとが高圧封入されたチェンバ内に複数のカソード面
    と複数のアノード面とを交互に重ねて形成される複数層
    のMWPC検出手段と、これらの複数層のMWPC検出
    手段の各層毎に設けられる独立の位置演算手段と、該複
    数層のMWPC検出手段の各層毎でのイベントの同時発
    生を検出する手段と、該複数層のMWPC検出手段の各
    層毎に得られるエネルギ信号が送られるエネルギ弁別手
    段とからなる放射線位置検出器。
JP14273085A 1985-06-30 1985-06-30 放射線位置検出器 Pending JPS625194A (ja)

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JP14273085A JPS625194A (ja) 1985-06-30 1985-06-30 放射線位置検出器

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JP14273085A JPS625194A (ja) 1985-06-30 1985-06-30 放射線位置検出器

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JPS625194A true JPS625194A (ja) 1987-01-12

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ID=15322244

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JP14273085A Pending JPS625194A (ja) 1985-06-30 1985-06-30 放射線位置検出器

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JP (1) JPS625194A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03163392A (ja) * 1989-11-22 1991-07-15 Mitsubishi Electric Corp 荷電粒子ビームモニター
JPH0541196A (ja) * 1991-08-02 1993-02-19 Mitsubishi Electric Corp 荷電粒子ビームモニタ
JP2001013251A (ja) * 1999-07-01 2001-01-19 Japan Science & Technology Corp MSGCによる反跳電子の軌跡映像からのγ線入射方向決定方法及びその装置
JP2002116256A (ja) * 2000-10-04 2002-04-19 Toshiba Corp 核医学診断装置
KR20170028418A (ko) 2014-07-09 2017-03-13 닛산 가가쿠 고교 가부시키 가이샤 염기성 시아누르산 아연 분말의 제조 방법 및 방청 안료 조성물의 제조 방법

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