JPS6251808A - 衛星受信アンテナ装置 - Google Patents

衛星受信アンテナ装置

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Publication number
JPS6251808A
JPS6251808A JP19227185A JP19227185A JPS6251808A JP S6251808 A JPS6251808 A JP S6251808A JP 19227185 A JP19227185 A JP 19227185A JP 19227185 A JP19227185 A JP 19227185A JP S6251808 A JPS6251808 A JP S6251808A
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JP
Japan
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satellite
primary radiator
reflection mirror
reflecting mirror
satellites
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Pending
Application number
JP19227185A
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English (en)
Inventor
Hirohiko Yamamoto
裕彦 山本
Kazutada Azuma
一忠 東
Tomozo Oota
智三 太田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〉 本発明は、送信周波数の相違する2種の静止衛星、例え
ば放送衛星と気象衛星とを単一の反射鏡を用いて受信す
ることのできる衛星受信アンテナ装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 近年、多くの静止衛星が打ち上げられて種々の衛星通信
システムが登場し、各種の衛星地上設備が開発されてい
る。とりわけ放送モードのサービスが主体で、地上では
衛星受信システムにより各衛星からの放射電波を受信す
ることによって各種の放送モードのサービスが受けられ
るようになってきた。例えば、代表的なものとして気象
衛星受信システムと放送衛星受信システムがあり、前者
は気象衛星から送られる主に天気図等の画像データを、
後者は放送衛星から送られるテレビ画像等をそれぞれサ
ービスするものである。気象衛星受信システムでは、東
経140°付近の静止軌道上の気象衛星から送られる1
、7GIlz帯の電波を約1〜1.2mの直径の反射鏡
を備えた利得23dB程度のパラボラアンテナで受信さ
れ、一方、放送衛星受信システムでは、東経1)0°付
近の静止軌道上の放送衛星から送られる12GH2帯の
電波を0.5〜0.7mの直径の反射鏡を備えた利得3
5〜40dB程度のパラボラアンテナで受信されている
。この両衛星受信システムは、衛星の送信電力、サービ
ス画像の内容、受信限界等の相違により、地上受信機の
アンテナ径つまり前述の反射鏡の直径にかなりの差があ
るため、個別に設置されている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 ところで、気象衛星は赤道上空の東経140゜に静止し
、放送衛星は赤道上空の東経1)0°に静止しており、
日本の領域付近から前述の2種の衛星のなす角度は32
.5°〜34°程度である。この程度の角度差であるの
に、それぞれの衛星受信設備が個別に設けられており、
この種の設備のコストにおいて大きなウェイトを占める
アンテナ装置自体の費用およびこれの設置費用を必要と
し、これに伴って画像モニタ等の共通する機器も個別に
設けられている。その為、両衛星受信設備を設置した場
合には多大の費用を要している。
本発明は、前記従来の問題点に鑑みこれを解消するため
になされたもので、単一の反射鏡によって送信周波数の
異なる2種の衛星の放射電波を支障なく受信できる受信
用アンテナが構成されるとともに画像モニタ等の両衛星
受信システムに共通する機器を共用することのできる衛
星受信アンテナ装置を提供することを目的とするもので
ある。
く問題点を解決するための手段〉 本発明は、前記目的を達成するために、送信周波数の異
なる2種の衛星の放射電波を単一の反射鏡を共用して受
信する衛星受信アンテナ装置であって、前記反射鏡とと
もに送信周波数が高い方の第1の衛星の受信用アンテナ
を構成する第1の衛星受信用一次放射器が、前記反射鏡
の電気的焦点に配置されるとともに、前記反射鏡ととも
に送信周波数が低い方の第2の衛星の受信用アンテナを
構成する第2の衛星受信用一次放射器が、前記電気的焦
点から偏位した位置に配置されて成る構成としたことを
要旨とするのである。
く作用〉 前記構成とした着眼点は、送信周波数が例えば前述の1
.7GHz帯と12G)lz帯とのように異なる両衛星
受信システムにおいて同一直径の反射鏡で受信した場合
にアンテナビーム幅が異なるが、この時、ビーム幅が広
い低い周波数の方の第2の衛星の受信用一次放射器を電
気的焦点から偏位して配置した方が受信用アンテナとし
ての利得の低下が少ない点に着目したことにある。
従って、送信周波数の高い第1の衛星からの放射電波は
反射鏡で反射されて電気的焦点に配置された第1の衛星
受信用一次放射器により最大感度で受信され、一方、送
信周波数の低い第2の衛星からの放射電波は反射鏡で反
射されて電気的焦点から偏位した第2の衛星受信用一次
放射器により利得の低下少なく受信される。
〈実施例) 以下、本発明の好ましい一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図において、送信周波数の高い第1の衛星1を、1
2GH2帯の信号を送信する静止衛星である放送衛星と
し、送信周波数の低い第2の衛星2を1.7GHz帯の
信号を送信する静止衛星である気象衛星とする。そして
、12GHz帯の信号を受信する第1の衛星受信用一次
放射器が回転放物面反射鏡3の電気的焦点3aに配置さ
れて第1の衛星受信用アンテナが構成されている。ここ
で、反射鏡3は、第1の衛星受信用一次放射器10にお
いて最大感度で受信されるようにその回転対称軸3bを
第1の衛星1の方向に向けられている。換言すると、反
射鏡3の回転対称軸3bが第1の衛星1の放射電波に対
し平行になるよう反射鏡3が位置決めされている。
一方、1.7GHz帯の信号を受信する第2の衛里受信
用一次放射器20が反射鏡3の電気的焦点3aから偏位
した位置に配置されて反射鏡3とともに第2の衛星受信
用アンテナが構成されている。
ところで、放送衛星である第1の衛星1は東経1)0°
の赤道上にあり、気象衛星である第2の衛星2は東経1
40°の赤道上にあり、我国の領域付近から見た場合の
両衛星1.2からの電波ビームのなす角は32.5°〜
34°となる。従って、前述のように反射鏡3の回転対
称軸3bを第1の衛星1に向けているから、第2の衛星
2からの電波ビームは、反射鏡30回転対称軸3bに対
し、32.5°〜34゛の角度で斜め方向から反射鏡3
に入射することになる。このため、第2の衛星受信用一
次放射器20は、斜め方向から入射する電波の反射電波
に対し感度が最大となるようにそのビーム軸を第2の衛
M2の方向と一致させて電気的焦点3aから偏位した位
置に配置されているのであるが、この点を次に第2図を
参照して説明する。
第2図は、ビーム軸の偏位と第2の衛星受信用一次放射
器20の偏位の関係を示し、同図において第1図と同一
のものには同一の符号が付しである。そして、第1図で
示したように反射鏡3の回転対称軸3bが第1の衛星1
の方向を向いているために、前記一次放射器20のビー
ム軸20bを第2の衛星2の方向に一致させるためには
、このビーム軸20bと回転対称軸3bとのなす角θを
両衛星1.2からの電波ビームのなす角である32.5
°〜34°に等しくとれば良い、一方、一次放射器20
のビーム軸20aと回転対称軸3bとのなす角つまり一
次放射器20の偏位量ψは、反射鏡3のf/D比(但し
°、f、Dはそれぞれ反射鏡3の焦点距離および開口面
直径である)をパラメータとするビーム偏向係数と前述
の角θとによって決定され、角θが前述の32.5°〜
34°の場合には35゜〜40°となる。
又、反射鏡3と一次放射器20とで構成される第2の衛
星受信用アンテナは、一次放射器20を反射鏡3の電気
的焦点3aから偏位して配置しているために偏位給電と
なり、この偏位給電による利得の低下が生じ、この利得
低下は受信信号の品質を保つための最小限に抑制する必
要があり、この点に付いて第3図を参照して以下に説明
する。
即ち、第3図は、flD比をパラメータとして変化する
一次放射器20の偏位量ψと相対利得(偏位給電しない
場合の利得を100%とした低下の割合)との関係を示
し、同図ではf/D比が0.5の場合を例示しである。
同図の横軸には、一次放射器20の偏位量ψと、第2図
に示した反射鏡3と一次放射器20とで形成される電力
指向性パターン4の電力半値ビーム幅ψ0との割合をと
っである。同図から明らかなように、利得の低下を少な
くするにばψ/ψ0の値を小さくすれば良く、更にψ/
ψ0の値を小さくするには、偏位量ψが両衛星1,2の
位置と反射鏡3のf/D比とによって決定されるから電
力半値ビーム幅ψ0を大きくとれば良い。従って、異な
る2種の周波数帯をそれぞれ受信する2種の一次放射器
10.20のうち電力半値ビーム幅ψ0が大きい方、即
ちアンテナビーム幅の広くなる低い周波数帯用の一次放
射器20を電気的焦点3aより偏位させれば良いことに
なる。詳述すると、反射鏡アンテナのビーム幅は利得の
平方根に反比例し、更に利得Gは、受信電波の波長をλ
、効率をηとした場合に、G=(πD/λ)2ηで表わ
されるから1/λ2に比例する。従って、第1図に示し
たように波長が長い低い周波数帯の一次放射器20を電
気的焦点3aから偏位させて偏位給電する方が、短い波
長の高い周波数帯の一次放射器10を偏位給電するより
も利得低下がはるかに少ない。
計算によると、12GHz帯の第1の衛星1の受信用ア
ンテナの場合には、開口面直径D1.2 mの反射鏡3
において電力半値ビーム幅ψ0が1.4 。
で且つ利得が41.9dBであり、一方、1.7 GH
z帯の第2の衛星2の受信用アンテナの場合には同一直
径りの反射鏡3において電力半値ビーム幅ψ0が12°
で且つ利得が23dBである。この相違は、周波数占有
帯域等の違いによる。そして、1.7 GHz帯の第2
の衛星受信用一次放射器20を偏位させた場合には、偏
位量ψを前述のように40°とすると、電力半値ビーム
幅ψ0が12°となるから、ψ/ψo =3.3となり
、第3図に破線で示したように偏位給電による利得低下
は僅かに2.5%程度と非常に小さな値に止まるのに対
し、仮りに12GHz帯の第1の衛星受信用一次放射器
10を偏位させた場合には、φ/ψo=28となって利
得低下が70%以上もの非常に大きなものとなり、受信
信号の品質を到底保つことができない。尚、φ/ψo 
= 3.30とした場合には一次放射器10を偏位させ
られる角ψが4.12°と極めて小さい。
即ち、第1図に示したように、12GHz帯用の送信周
波数の高い方の第1の衛星受信用一次放射器10を反射
鏡3の電気的焦点3aに配置することで、高利得の第1
の衛星受信用アンテナが構成されるとともに、1.7 
GHz帯用の送信周波数の低い方の第2の衛星受信用一
次放射器20を焦点3aより偏位させて配置することで
、利得低下の小さい偏位給電形式の第2の衛星受信用ア
ンテナが構成され、単一の反射鏡3を共用して1.7 
GHz帯と12GH2の各電波を支障なく受信できる。
尚、本発明は、前記実施例に限定されるものではな(、
請求の範囲に基づいて種々の実施態様が考えられるのは
勿論であり、例えば、前記実施例では回転放物(パラボ
ラ)面を有する反射鏡3に付いて説明したが、放物柱面
や球面等の電気的焦点を有する反射鏡であれば良い。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明の衛星受信アンテナ装置に
よると、送信周波数が高い方の衛星の受信用一次放射器
を反射鏡の電気的焦点に配置するとともに、送信周波数
が低い方の衛星の受信用一次放射器を焦点より偏位させ
て配置する構成としたので、焦点より偏位させて偏位給
電される低い送信周波数帯の受信用アンテナは利得の低
下が僅かであるから、単一の反射鏡を共用して送信周波
数の異なる2種の衛星の放射電波を利得低下少なく受信
することができ、画像モニタ等の機器を共用でき、設置
費が半減することと共に画期的なコストダウンを達成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の衛星受信アンテナ装置の一実施例の概
略斜視図、第2図は一次放射器の偏位とビーム軸の偏位
との関係を示す説明図、第3図はf/D比をパラメータ
とする一次放射器の偏位量ψ/電力半値ビーム幅と一次
放射器の相対利得との関係図である。 1−第1の衛星、   2−・−第2の衛星3−・・反
射鏡、      3a−電気的焦点10・−第1の衛
星受信用一次放射器 20・−第2の衛星受信用一次放射器 特許出願人  シャープ株式会社 代 理 人  弁理士 西1)新 第1図 九 第3図 てpぞ砒ビーA憤ρO

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)送信周波数の異なる2種の衛星の電波を単一の反
    射鏡を共用して受信する衛星受信アンテナ装置であって
    、前記反射鏡とともに送信周波数が高い方の第1の衛星
    の受信用アンテナを構成する第1の衛星受信用一次放射
    器が、前記反射鏡の電気的焦点に配置されるとともに、
    前記反射鏡とともに送信周波数が低い方の第2の衛星の
    受信用アンテナを構成する第2の衛星受信用一次放射器
    が、前記電気的焦点から偏位した位置に配置されて成る
    ことを特徴とする衛星受信アンテナ装置。
JP19227185A 1985-08-30 1985-08-30 衛星受信アンテナ装置 Pending JPS6251808A (ja)

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JP19227185A JPS6251808A (ja) 1985-08-30 1985-08-30 衛星受信アンテナ装置

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JP19227185A JPS6251808A (ja) 1985-08-30 1985-08-30 衛星受信アンテナ装置

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JPS6251808A true JPS6251808A (ja) 1987-03-06

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ID=16288497

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JP19227185A Pending JPS6251808A (ja) 1985-08-30 1985-08-30 衛星受信アンテナ装置

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JP (1) JPS6251808A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02248102A (ja) * 1989-03-20 1990-10-03 Shinya Kawamoto 2方向同時受信用パラボラアンテナ
JPH04117536U (ja) * 1991-04-01 1992-10-21 本田技研工業株式会社 動力芝刈機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02248102A (ja) * 1989-03-20 1990-10-03 Shinya Kawamoto 2方向同時受信用パラボラアンテナ
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