JPS625140Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS625140Y2 JPS625140Y2 JP17813283U JP17813283U JPS625140Y2 JP S625140 Y2 JPS625140 Y2 JP S625140Y2 JP 17813283 U JP17813283 U JP 17813283U JP 17813283 U JP17813283 U JP 17813283U JP S625140 Y2 JPS625140 Y2 JP S625140Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- color
- microcapsules
- teeth
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007689 inspection Methods 0.000 claims description 10
- 238000004040 coloring Methods 0.000 claims description 6
- 239000003094 microcapsule Substances 0.000 description 16
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 3
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 210000002784 stomach Anatomy 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、２つの部分の噛み合い、咬み合い等
の状態を検査する衝合状態検査シートに関する。
の状態を検査する衝合状態検査シートに関する。
２つの部分どうしの噛み合い、咬み合い等（以
下、これらを衝合と称する。）が行なわれるもの
にあつては、その衝合の状態の良否によりその機
能が大きく左右されることが多い。その最も身近
かで判り易い例として、歯の咬合が挙げられる。
当然ながら、歯の咬合が良好であると、食物の破
砕の機能が充分に達成されて胃に負担をかけず健
康が保持される。これに反して、歯の咬合状態が
悪いと食物破砕の機能が損なわれて健康に悪影響
を及ぼす。
下、これらを衝合と称する。）が行なわれるもの
にあつては、その衝合の状態の良否によりその機
能が大きく左右されることが多い。その最も身近
かで判り易い例として、歯の咬合が挙げられる。
当然ながら、歯の咬合が良好であると、食物の破
砕の機能が充分に達成されて胃に負担をかけず健
康が保持される。これに反して、歯の咬合状態が
悪いと食物破砕の機能が損なわれて健康に悪影響
を及ぼす。
したがつて、歯科の治療における重要な課題の
１つとして歯の咬合状態の検査が実施される。こ
のような衝合状態の検査は歯のみでなく、衝合部
を有する機械、装置においても必要とされ、検査
の結果に基づき、その衝合状態を所望の状態に修
正することにより、機械、装置の性能を向上させ
ることができる。
１つとして歯の咬合状態の検査が実施される。こ
のような衝合状態の検査は歯のみでなく、衝合部
を有する機械、装置においても必要とされ、検査
の結果に基づき、その衝合状態を所望の状態に修
正することにより、機械、装置の性能を向上させ
ることができる。
従来、衝合状態の検査は、互いの衝合部にある
色の塗料を塗布し、衝合部間に白紙を挟んで衝合
させ、この白紙に付着した塗料を調査する方法が
採用されていた。しかしながら、このような方法
では、白紙の塗料付着状態を白紙の両面で別々に
観察しなければならず、極めて面倒であるばかり
でなく、面衝合部の衝合の関連を正確に知ること
は困難であり、衝合状態を完全に把握することは
できなかつた。
色の塗料を塗布し、衝合部間に白紙を挟んで衝合
させ、この白紙に付着した塗料を調査する方法が
採用されていた。しかしながら、このような方法
では、白紙の塗料付着状態を白紙の両面で別々に
観察しなければならず、極めて面倒であるばかり
でなく、面衝合部の衝合の関連を正確に知ること
は困難であり、衝合状態を完全に把握することは
できなかつた。
本考案の目的は、上記従来の問題点を解決し、
衝合部の衝合状態を容易、かつ、正確に知ること
ができる衝合状態検査シートを提供するにある。
衝合部の衝合状態を容易、かつ、正確に知ること
ができる衝合状態検査シートを提供するにある。
この目的を達成するため、本考案は、透明なシ
ートの一方の面に第１の感圧発色部を設け、又、
他方の面には発色を異にする第２の感圧発色部を
設けたことを特徴とする。
ートの一方の面に第１の感圧発色部を設け、又、
他方の面には発色を異にする第２の感圧発色部を
設けたことを特徴とする。
以下、本考案を図示の実施例に基づいて説明す
る。
る。
第１回は本考案の一実施例に係る衝合状態検査
シートの分解断面図である。図で、１は合成樹脂
等の材料で作られた適宜の硬さを有する透明な第
１のシートである。１ａは第１のシート１の一方
の面に塗布付着された多数の透明な微小カプセル
である。２は可撓性で薄い透明な第２シートであ
る。２ａは第２のシート２の一方の面に塗布付着
された多数の透明な微小カプセルである。微小カ
プセル１ａと微小カプセル２ａにはそれぞれ異な
る性質の発色剤が封入されており、単独では発色
しないが両発色剤が混合するとこれら各発色剤に
より定まる特定の発色が生じる。このような別々
の微小カプセルに封入した２種の発色剤の混合に
より特定の発色を生じさせる手段は公知である。
シートの分解断面図である。図で、１は合成樹脂
等の材料で作られた適宜の硬さを有する透明な第
１のシートである。１ａは第１のシート１の一方
の面に塗布付着された多数の透明な微小カプセル
である。２は可撓性で薄い透明な第２シートであ
る。２ａは第２のシート２の一方の面に塗布付着
された多数の透明な微小カプセルである。微小カ
プセル１ａと微小カプセル２ａにはそれぞれ異な
る性質の発色剤が封入されており、単独では発色
しないが両発色剤が混合するとこれら各発色剤に
より定まる特定の発色が生じる。このような別々
の微小カプセルに封入した２種の発色剤の混合に
より特定の発色を生じさせる手段は公知である。
３は可撓性で薄い透明な第３のシートである。
３ａは第３のシート３の一方の面に塗布付着され
た多数の透明な微小カプセルである。微小カプセ
ル１ｂと微小カプセル３ａにはそれぞれ異なる性
質の発色剤が封入されており、微小カプセル１
ａ，２ａの関係と同様、単独では発色しないが両
発色剤が混合するとこれら各発色剤により定まる
特定の発色が生じる。微小カプセル１ａ，２ａの
混合により発色する色と、微小カプセル１ｂ，３
ａの混合により発色する色とは異なる色となるよ
うに各発色剤が選定されている。なお、第１のシ
ート１の硬さは、僅かの押圧力では変形しない程
度の硬さとされる。
３ａは第３のシート３の一方の面に塗布付着され
た多数の透明な微小カプセルである。微小カプセ
ル１ｂと微小カプセル３ａにはそれぞれ異なる性
質の発色剤が封入されており、微小カプセル１
ａ，２ａの関係と同様、単独では発色しないが両
発色剤が混合するとこれら各発色剤により定まる
特定の発色が生じる。微小カプセル１ａ，２ａの
混合により発色する色と、微小カプセル１ｂ，３
ａの混合により発色する色とは異なる色となるよ
うに各発色剤が選定されている。なお、第１のシ
ート１の硬さは、僅かの押圧力では変形しない程
度の硬さとされる。
第２図は第１図に示す各シートを合体して構成
された衝合状態検査シートの断面図である。図に
示すように、第２のシート２はその微小カプセル
２ａが微小カプセル１ａと接するように第１のシ
ート１に貼着され、又、第３のシート３はその微
小カプセル３ａが微小カプセル１ｂと接するよう
に第１のシート１に貼着される。このようにして
構成されたシート４は検査対象に応じて適宜長さ
に切断される。
された衝合状態検査シートの断面図である。図に
示すように、第２のシート２はその微小カプセル
２ａが微小カプセル１ａと接するように第１のシ
ート１に貼着され、又、第３のシート３はその微
小カプセル３ａが微小カプセル１ｂと接するよう
に第１のシート１に貼着される。このようにして
構成されたシート４は検査対象に応じて適宜長さ
に切断される。
第３図は第２図に示すシートの使用状態の正面
図である。図では歯の咬み合いの検査に使用する
場合が示されている。U1，U2，U3はそれぞれ上
側の歯、D1，D2，D3はそれぞれ小下側の歯を示
す。被検査者にシート４を咬ませると、歯がシー
ト４に当接した部分においては、その部分の両微
小カプセルが圧壊されて両方の発色剤が流出し、
これら２種の発色剤が混合することにより発色が
生じる。即ち、歯が当接したシート４上の部分に
は特定の色がつくことになる。図に示す場合、シ
ート４をとり出して一方の面４Ａからみると、面
４Ａ上の部分４A1，４A2には例えば赤色が、
又、その裏面４Ｂ上の部分４B1，４B2，４B3に
は例えば青色が付着し、その他の部分には発色が
ない。これにより、シート４をみただけで第３図
に示すような上側の歯U1，U2，U3と下側の歯
D1，D2，D3の咬み合い状態が判る。しかもシー
ト４自体は透明であり、かつ、面４Ａの発色と面
４Ｂの発色とは異なるので、面４Ａ，４Ｂのいず
れか一方の面をみるだけで、上側の歯と下側の歯
の咬み合いの関係も一目瞭然となり、迅速で正確
な検査が達成される。
図である。図では歯の咬み合いの検査に使用する
場合が示されている。U1，U2，U3はそれぞれ上
側の歯、D1，D2，D3はそれぞれ小下側の歯を示
す。被検査者にシート４を咬ませると、歯がシー
ト４に当接した部分においては、その部分の両微
小カプセルが圧壊されて両方の発色剤が流出し、
これら２種の発色剤が混合することにより発色が
生じる。即ち、歯が当接したシート４上の部分に
は特定の色がつくことになる。図に示す場合、シ
ート４をとり出して一方の面４Ａからみると、面
４Ａ上の部分４A1，４A2には例えば赤色が、
又、その裏面４Ｂ上の部分４B1，４B2，４B3に
は例えば青色が付着し、その他の部分には発色が
ない。これにより、シート４をみただけで第３図
に示すような上側の歯U1，U2，U3と下側の歯
D1，D2，D3の咬み合い状態が判る。しかもシー
ト４自体は透明であり、かつ、面４Ａの発色と面
４Ｂの発色とは異なるので、面４Ａ，４Ｂのいず
れか一方の面をみるだけで、上側の歯と下側の歯
の咬み合いの関係も一目瞭然となり、迅速で正確
な検査が達成される。
なお、上記実施例では、歯の咬み合い状態の検
査の場合について説明したが、機械、装置の衝合
部に対しても適用可能である。さらに、第２のシ
ートと第３のシートを用いず、第１のシートの両
面に直接異種の微小カプセルを層状に又は混合し
て塗布することもできる。
査の場合について説明したが、機械、装置の衝合
部に対しても適用可能である。さらに、第２のシ
ートと第３のシートを用いず、第１のシートの両
面に直接異種の微小カプセルを層状に又は混合し
て塗布することもできる。
以上述べたように、本考案では、透明なシート
の一方の面上に第１の感圧発色部を設け、該シー
トの他方の面上に、第１の感圧発色部とは異なる
色を発色する第２の感圧発色部を設けたので、衝
合する２つの部分の衝合状態を、迅速かつ正確に
把握することができる。
の一方の面上に第１の感圧発色部を設け、該シー
トの他方の面上に、第１の感圧発色部とは異なる
色を発色する第２の感圧発色部を設けたので、衝
合する２つの部分の衝合状態を、迅速かつ正確に
把握することができる。
第１図は本考案の一実施例に係る衝合状態検査
シートの分解断面図、第２図は第１図に示す衝合
状態検査シートの断面図、第３図は第２図に示す
シートの使用状態を示す正面図である。 １……第１のシート、１ａ，１ｂ，２ａ，３ａ
……微小カプセル、２……第２のシート、３……
第３のシート。
シートの分解断面図、第２図は第１図に示す衝合
状態検査シートの断面図、第３図は第２図に示す
シートの使用状態を示す正面図である。 １……第１のシート、１ａ，１ｂ，２ａ，３ａ
……微小カプセル、２……第２のシート、３……
第３のシート。
Claims (1)
- 透明なシートと、このシートの一方の面上に設
けられた第１の感圧発色部と、前記シートの他方
の面上に設けられ前記第１の感圧発色部とは異な
る色を発色する第２の感圧発色部とで構成されて
いることを特徴とする衝合状態検査シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17813283U JPS6086318U (ja) | 1983-11-19 | 1983-11-19 | 衝合状態検査シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17813283U JPS6086318U (ja) | 1983-11-19 | 1983-11-19 | 衝合状態検査シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6086318U JPS6086318U (ja) | 1985-06-14 |
| JPS625140Y2 true JPS625140Y2 (ja) | 1987-02-05 |
Family
ID=30386827
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17813283U Granted JPS6086318U (ja) | 1983-11-19 | 1983-11-19 | 衝合状態検査シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6086318U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07106212B2 (ja) * | 1990-12-21 | 1995-11-15 | 片岡商事株式会社 | 咬合シ−ト |
-
1983
- 1983-11-19 JP JP17813283U patent/JPS6086318U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6086318U (ja) | 1985-06-14 |
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