JPH0335298Y2 - - Google Patents

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JPH0335298Y2
JPH0335298Y2 JP1987096646U JP9664687U JPH0335298Y2 JP H0335298 Y2 JPH0335298 Y2 JP H0335298Y2 JP 1987096646 U JP1987096646 U JP 1987096646U JP 9664687 U JP9664687 U JP 9664687U JP H0335298 Y2 JPH0335298 Y2 JP H0335298Y2
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JP
Japan
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sheet
teeth
state
carbon
adhesive
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JP1987096646U
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JPS643610U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、2つの部分の噛み合い、咬み合い等
の状態を検査する衝合状態検査シートに関する。
〔従来の技術〕
2つの部分どうしの噛み合い、咬み合い等(以
下、これらを衝合と称する。)が行なわれるもの
にあつては、その衝合の状態の良否によりその機
能が大きく左右されることが多い。その最も身近
かで判り易い例として、歯の咬合が挙げられる。
当然ながら、歯の咬合が良好であると、食物の破
砕の機能が充分に達成されて胃に負担をかけず健
康が保持される。これに反して歯の咬合状態が悪
いと食物破砕の機能が損なわれて健康に悪影響を
及ぼす。
したがつて、歯科の治療における重要な課題の
1つとして歯の咬合状態の検査が実施される。こ
のような衝合状態の検査は歯のみでなく、衝合部
を有する機械、装置においても必要とされ、検査
の結果に基づき、その衝合状態を所望の状態に修
正することにより、機械、装置の性能を向上させ
ることができる。
従来、衝合状態の検査は、互いの衝合部にある
色の塗料を塗布し、衝合部間に白紙を挾んで衝合
させ、この白紙に付着した塗料を調査する方法が
採用されていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記の方法では、白紙の塗料付
着状態を白紙の両面で別々に観察しなければなら
ず、極めて面倒であるばかりでなく、両衝合部の
衝合の関連を正確に知ることは困難であり、衝合
状態を完全に把握することはできなかつた。
本考案の目的は、上記従来の問題点を解決し、
衝合部の衝合状態を容易、かつ、正確に知ること
ができる衝合状態検査シートを提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本考案は、透明な
シートの両面に接着剤を付着し、これら各接着剤
上に両面に顔料が塗布された両面顔料塗布シート
を剥離可能に接着したことを特徴とする。
〔作用〕
このような衝合状態検査シートを、衝合する物
体間に挾んでそれら物体を衝合させた後両面顔料
塗布シートを剥離すると、それら物体が当接した
部分の顔料が接着剤に付着して透明なシートに残
るとともに、物体側にも当接した部分に顔料が付
着し、それら両者から衝合の状態を明確に判断す
ることができる。
〔実施例〕
以下、本考案を第1図に示す実施例に基づいて
説明する。
第1図は本考案の実施例に係る衝合状態検査シ
ート4の断面図である。図で、1は合成樹脂等の
材料で作られた適宜の硬さを有する透明なシート
である。2は透明なシート1の両面に薄く塗布さ
れた乾燥性の接着剤である。3は接着剤2上に配
置された両面カーボン紙である。両面カーボン紙
3は接着剤2により弱い接着力で剥離可能に付着
されている。3a,3a′はカーボン紙3のカーボ
ン、3bはカーボン3a,3a′を付着している紙
である。このような衝合状態検査シートは長尺に
作られ、検査対象に応じて適宜の長さに切断して
使用される。この衝合状態検査シートの使用態様
を図により説明する。
第2図は第1図に示す衝合状態検査シート4の
使用態様の正面図である。図示の使用態様は歯の
咬み合いの検査に使用する場合のものである。図
で、4は第1図に示す衝合状態検査シート、U1
U2,U3はそれぞれ上側の歯、D1,D2,D3はそれ
ぞれ下側の歯を示す。被検査者に衝合状態検査シ
ート4を咬ませると、歯が衝合状態検査シート4
に当接した部分においては、その部分の表面側の
カーボン3a′が歯の当接部分に付着するととも
に、その部分のカーボン紙3がシート1に押圧さ
れるため、この部分のカーボン3aが接着剤2に
強く押し付けられ、紙3bから離れて接着剤2に
付着する。次いで、衝合状態検査シート4を取り
出し、カーボン紙3をシート1から剥離する。こ
の際、歯が当接した部分のカーボン3aは接着剤
2に付着してシート1に残る。図に示す場合、シ
ート1の一方の面4A上の部分4A1,4A2およ
びシート1の他方の面4B上の部分4B1,4B2
4B3にカーボン3aが黒く付着するとともにこ
れらの部分に対応する歯の部分にもカーボン3
a′が黒く付着しており、又、シート1および歯の
他の部分にはカーボンの付着はない。したがつ
て、シート1においては、上記他の部分は透明の
ままである。これにより、シート1を一方の面か
ら観察し、かつ、歯のカーボン付着状態を観察す
ると第2図に示すような上側の歯U1,U2,U3
下側の歯D1,D2,D3の咬み合い状態を正確に判
断することができる。
このように、本実施例では、透明シート上の接
着剤上に、剥離可能に両面カーボン紙を付着させ
たので、歯の咬合後に両面カーボン紙を剥離する
と、咬合部分のカーボンが接着剤に転写されると
ともに、歯の咬合部分にも付着し、歯および透明
シートを一方から観察することにより歯の咬み合
い状態を正確かつ迅速に判断することができる。
なお、上記実施例では、歯の咬み合い状態の検
査の例について説明したが、この例に限ることは
なく、機械、装置の衝合部に対しても適用可能で
ある。又、接着剤上に配設するのは両面カーボン
紙に限定されることはなく、色彩を転写できる両
面顔料塗布シートであればすべて使用可能であ
り、かつ、両面顔料塗布シートの色彩を衝合状態
検査シートの両面で異なる色彩とすれば検査はよ
り一層容易になる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案では、透明なシート
の両面に接着剤を接着し、この接着剤上に剥離可
能に両面顔料塗布シートを配設したので、衝合す
る2つの部分の衝合状態を、迅速かつ正確に把握
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る衝合状態検査シ
ートの断面図、第2図は第1図に示す衝合状態検
査シートの使用態様の正面図である。 1……透明なシート、2……接着剤、3……カ
ーボン紙、3a,3a′……カーボン、3b……
紙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 透明なシートと、このシートの両面に付着され
    た接着剤と、これら各接着剤上に剥離可能に接着
    され、かつ、両面に顔料が塗布された両面顔料塗
    布シートとで構成されていることを特徴とする衝
    合状態検査シート。
JP1987096646U 1987-06-25 1987-06-25 Expired JPH0335298Y2 (ja)

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JP1987096646U JPH0335298Y2 (ja) 1987-06-25 1987-06-25

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JP1987096646U JPH0335298Y2 (ja) 1987-06-25 1987-06-25

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JPS643610U JPS643610U (ja) 1989-01-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07106212B2 (ja) * 1990-12-21 1995-11-15 片岡商事株式会社 咬合シ−ト

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5144715U (ja) * 1974-09-30 1976-04-02
JPS6217057U (ja) * 1985-07-16 1987-01-31

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JPS5144715U (ja) * 1974-09-30 1976-04-02
JPS6217057U (ja) * 1985-07-16 1987-01-31

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JPS643610U (ja) 1989-01-11

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