JPS6251011B2 - - Google Patents
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- JPS6251011B2 JPS6251011B2 JP54027053A JP2705379A JPS6251011B2 JP S6251011 B2 JPS6251011 B2 JP S6251011B2 JP 54027053 A JP54027053 A JP 54027053A JP 2705379 A JP2705379 A JP 2705379A JP S6251011 B2 JPS6251011 B2 JP S6251011B2
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- JP
- Japan
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- station
- phase
- circuit
- clock pulse
- pulse
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- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 23
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 claims description 4
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- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 4
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/01—Reducing phase shift
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B17/00—Monitoring; Testing
- H04B17/10—Monitoring; Testing of transmitters
- H04B17/15—Performance testing
- H04B17/18—Monitoring during normal operation
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B17/00—Monitoring; Testing
- H04B17/20—Monitoring; Testing of receivers
- H04B17/21—Monitoring; Testing of receivers for calibration; for correcting measurements
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B17/00—Monitoring; Testing
- H04B17/30—Monitoring; Testing of propagation channels
- H04B17/309—Measuring or estimating channel quality parameters
- H04B17/364—Delay profiles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は例えば自動車電話方式のごとく広い地
域を移動する移動局に対し、地理的に異なつた場
所に設置された複数の固定送信局より呼出信号等
の情報を無線により伝送する場合の固定局間の位
相監視方式に関するものである。
域を移動する移動局に対し、地理的に異なつた場
所に設置された複数の固定送信局より呼出信号等
の情報を無線により伝送する場合の固定局間の位
相監視方式に関するものである。
従来この種の位相監視方式の具体例を第1図に
示す。参照数字11は親局を12は子局を示す。
子局は実際には複数局あるのだが、簡単のためこ
こでは1局とする。下り情報I0は位相調整用遅延
回路1を通り、変調器2により変調されて下り回
線3を通り復調器4により復調されて、送信器5
により移動局6へ達する。他方、復調器4の出力
は再び変調器7により変調されて、上り回線8を
通り復調器9により復調される。親局にて、位相
差測定器10により下り情報I0と復調器9の出力
の位相差が、ある一定の関係になつている事を調
べる。通信回線の切換、あるいは通信回線を構成
する装置の予備装置への切換等により、下り回線
3あるいは上り回線8の遅延量が変化して、下り
情報I0と復調器9の出力の位相差がある一定の関
係を満たさなくなると、位相差測定器10よりア
ラームを発生して回線の遅延量に変化があつた事
を知らせる。この様にして回線の遅延量に変化が
あつた事が判別されると、位相調整用遅延回路1
の遅延量を適当な値に設定する事により、遅延回
路1の入力から送信機5の入力までの遅延量をあ
る定まつた値になる様に調整する。この遅延回路
1は子局側の復調器4の出力側に設ける事も可能
である。
示す。参照数字11は親局を12は子局を示す。
子局は実際には複数局あるのだが、簡単のためこ
こでは1局とする。下り情報I0は位相調整用遅延
回路1を通り、変調器2により変調されて下り回
線3を通り復調器4により復調されて、送信器5
により移動局6へ達する。他方、復調器4の出力
は再び変調器7により変調されて、上り回線8を
通り復調器9により復調される。親局にて、位相
差測定器10により下り情報I0と復調器9の出力
の位相差が、ある一定の関係になつている事を調
べる。通信回線の切換、あるいは通信回線を構成
する装置の予備装置への切換等により、下り回線
3あるいは上り回線8の遅延量が変化して、下り
情報I0と復調器9の出力の位相差がある一定の関
係を満たさなくなると、位相差測定器10よりア
ラームを発生して回線の遅延量に変化があつた事
を知らせる。この様にして回線の遅延量に変化が
あつた事が判別されると、位相調整用遅延回路1
の遅延量を適当な値に設定する事により、遅延回
路1の入力から送信機5の入力までの遅延量をあ
る定まつた値になる様に調整する。この遅延回路
1は子局側の復調器4の出力側に設ける事も可能
である。
従来のこの方式によれば次のような不都合が発
生する。まず、移動局から子局を通り親局へ向う
上り情報に対しては、監視用の別回線を設ける必
要がある。また、下り回線の切換と上り回線の切
換が同時に行なわれ、このとき遅延量の変化した
値が同じで、一方が位相の進む側に他方が位相の
遅れる側に変化があると、親局の位相差測定器に
よる回線の遅延量変化の検出が出来ない。更に、
アラームが発生した時に下り回線に遅延量の変化
があつたのか、上り回線に遅延量の変化があつた
のか判別出来ないために、アラームの発生毎に位
相調整のための操作が必要である等の不都合が生
ずる。
生する。まず、移動局から子局を通り親局へ向う
上り情報に対しては、監視用の別回線を設ける必
要がある。また、下り回線の切換と上り回線の切
換が同時に行なわれ、このとき遅延量の変化した
値が同じで、一方が位相の進む側に他方が位相の
遅れる側に変化があると、親局の位相差測定器に
よる回線の遅延量変化の検出が出来ない。更に、
アラームが発生した時に下り回線に遅延量の変化
があつたのか、上り回線に遅延量の変化があつた
のか判別出来ないために、アラームの発生毎に位
相調整のための操作が必要である等の不都合が生
ずる。
本発明の目的はかかる従来の欠点を除去し、下
り回線のみの位相監視を行なう事により、移動局
から子局を通り親局へ向う上り情報があるときに
も位相の監視を可能とした位相監視方式を提供す
ることにある。
り回線のみの位相監視を行なう事により、移動局
から子局を通り親局へ向う上り情報があるときに
も位相の監視を可能とした位相監視方式を提供す
ることにある。
以下図面を参照して本発明を詳細に説明する。
第2図は本発明の具体的実施例を示す。参照数
字26は親局、27は子局である。この場合にも
子局の数は複数局あるのだが、説明を簡単にする
ため1局の場合とする。下り情報I0は、位相調整
用遅延回路13を通り変調器14により変調され
て、下り回線15を通り複調器16により復調さ
れて送信機17により移動局18へ達する。次に
移動局18からの上り情報は、子局27の受信機
19により受信されて、ゲート回路20を通り変
調器22により変調されて、上り回線23を通り
復調器24により復調されて親局側に達する。回
路21は復調器16の復調出力について、データ
信号の情報長の時間的変化を検出するための検出
回路である。この検出回路21により下り信号に
ついて情報長に変化があつた事が検出されると、
アラーム情報がゲート回路20により親局へ送ら
れる。親局ではアラーム情報検出回路25により
このアラーム情報を検出するとアラームを発生さ
せる。この様にして回線の遅延量の変化があつた
事が判別された後に、位相調整用遅延回路13の
遅延量を適当な値に設定する事により、回路13
の入力から送信機17の入力までの遅延位相量が
常に一定になる様に調整する。この遅延回路13
は従来の具体例を示す第1図の場合と同様に、子
局側の復調器16の出力側に設ける事も可能であ
る。次に、ゲート回路20、検出回路21および
アラーム情報検出回路25の具体例について説明
する。
字26は親局、27は子局である。この場合にも
子局の数は複数局あるのだが、説明を簡単にする
ため1局の場合とする。下り情報I0は、位相調整
用遅延回路13を通り変調器14により変調され
て、下り回線15を通り複調器16により復調さ
れて送信機17により移動局18へ達する。次に
移動局18からの上り情報は、子局27の受信機
19により受信されて、ゲート回路20を通り変
調器22により変調されて、上り回線23を通り
復調器24により復調されて親局側に達する。回
路21は復調器16の復調出力について、データ
信号の情報長の時間的変化を検出するための検出
回路である。この検出回路21により下り信号に
ついて情報長に変化があつた事が検出されると、
アラーム情報がゲート回路20により親局へ送ら
れる。親局ではアラーム情報検出回路25により
このアラーム情報を検出するとアラームを発生さ
せる。この様にして回線の遅延量の変化があつた
事が判別された後に、位相調整用遅延回路13の
遅延量を適当な値に設定する事により、回路13
の入力から送信機17の入力までの遅延位相量が
常に一定になる様に調整する。この遅延回路13
は従来の具体例を示す第1図の場合と同様に、子
局側の復調器16の出力側に設ける事も可能であ
る。次に、ゲート回路20、検出回路21および
アラーム情報検出回路25の具体例について説明
する。
第3図はゲート回路20および検出回路21の
第1の具体例である。第3図による検出回路21
は、復調器16の出力のビツト長を再生クロツク
パルスを基準にして、遅延量に変化があつたか否
かを検出する方法を用いている。第4図a〜fは
第3図の検出回路21を説明するためのタイムチ
ヤートである。子局側において復調器16の出力
は、検出回路21の入力部47へ入力信号in1が
入力される。回路21において、回路28はクロ
ツクパルス再生回路であり、出力X28は再生した
クロツクパルスである。第4図では入力信号in1
が回線切換のためT0だけ遅延した場合を示す。
再生クロツクパルスは位相追従感度の弱いものを
用いれば、入力信号in1の位相に変化があつても
急激に位相が変化する様な事はない。タイムチヤ
ート第4図によれば、回線切換以前は周期T1の
クロツクパルスで同期していたものが、回線切換
で同期がはずれたため、周期T2のクロツクパル
スで入力信号in1に対し位相追従を行なおうとし
ている所である。第3図においてフリツプフロツ
プ29を用いて、入力信号in1をクロツクパルス
の立ち上りでデータ抽出を行ない、この入力in1
と出力X29を排他的OR回路30に入力して、入力
信号in1の信号変化点からクロツクパルスX28の
立ち上りまでの時間差に比例したパルス幅を有す
るパルス列X30を作る(第4図d)。回路33は高
速パルス列の発振回路であるがこの回路33の出
力とパルス列X30とはAND回路34へ入力され、
この結果X34をカウンタ35へ供給する。他方、
フリツプフロツプ31および排他的OR回路32
を用いて、パルスX29の信号変化点よりサンプリ
ングパルスX32を得る。すなわち、カウンタ35
の数値情報はパルスX32でクリアされるまでに、
入力信号in1とクロツクパルスX28の立ち上りと
の時間差に比例したパルス数をカウントする。回
路36および回路37はカウンタ35の数値情報
がある値N1およびN2と比べて小さいか大きいか
を比較するためのデイジタル比較回路である。例
えばN1<N2と選ばれているとすると、カウンタ
35の内容がN1より小さければ回路36の出力
はハイレベルになりカウンタ35の内容がN2よ
り大きければ回路37の出力がハイレベルにな
る。すなわち入力in1と再生クロツクパルスX28
の立ち上りとの位相差がある値内に入つていない
ならば回路36または回路37のいずれかの出力
がハイレベルを示す。回路38はOR回路であ
り、比較回路36および比較回路37の出力の少
なくとも一方がハイレベルなら、出力はハイレベ
ルになる。回路39はOR回路38の出力をサン
プリングパルスX32により抽出して記憶するシフ
トレジスタである。この結果はAND回路40へ
入力される。例えばOR回路38の出力が連続し
てm回ハイレベルが続いたならば出力X40はハイ
レベルになる。実際この様に、OR回路38の出
力が入力信号in1の変化点に対してm回もハイレ
ベルを示すのであれば入力信号in1に含まれるジ
ツタあるいは雑音等が原因ではなく、信号in1の
遅延量が変わつたためであると考えられる。回路
41はパルスX40がハイレベルになつたときにク
リアされた後クロツクパルスX28によりlビツト
ロウレベルを続けその後ハイレベルにもどるシフ
トレジスタである。すなわち、回線切換により入
力信号in1と再生クロツクパルスX28の立ち上り
の位相差が、ある値からずれた状態が信号in1の
変化点に対してm回続けばレジスタ39の出力は
全てハイレベルになりシフトレジスタ41がクリ
アされてlビツトの間出力X47はロウレベルにな
る。以上の様にして、回線が切換わつて信号長に
変化があつたときにはその事を検出する事が出来
る。
第1の具体例である。第3図による検出回路21
は、復調器16の出力のビツト長を再生クロツク
パルスを基準にして、遅延量に変化があつたか否
かを検出する方法を用いている。第4図a〜fは
第3図の検出回路21を説明するためのタイムチ
ヤートである。子局側において復調器16の出力
は、検出回路21の入力部47へ入力信号in1が
入力される。回路21において、回路28はクロ
ツクパルス再生回路であり、出力X28は再生した
クロツクパルスである。第4図では入力信号in1
が回線切換のためT0だけ遅延した場合を示す。
再生クロツクパルスは位相追従感度の弱いものを
用いれば、入力信号in1の位相に変化があつても
急激に位相が変化する様な事はない。タイムチヤ
ート第4図によれば、回線切換以前は周期T1の
クロツクパルスで同期していたものが、回線切換
で同期がはずれたため、周期T2のクロツクパル
スで入力信号in1に対し位相追従を行なおうとし
ている所である。第3図においてフリツプフロツ
プ29を用いて、入力信号in1をクロツクパルス
の立ち上りでデータ抽出を行ない、この入力in1
と出力X29を排他的OR回路30に入力して、入力
信号in1の信号変化点からクロツクパルスX28の
立ち上りまでの時間差に比例したパルス幅を有す
るパルス列X30を作る(第4図d)。回路33は高
速パルス列の発振回路であるがこの回路33の出
力とパルス列X30とはAND回路34へ入力され、
この結果X34をカウンタ35へ供給する。他方、
フリツプフロツプ31および排他的OR回路32
を用いて、パルスX29の信号変化点よりサンプリ
ングパルスX32を得る。すなわち、カウンタ35
の数値情報はパルスX32でクリアされるまでに、
入力信号in1とクロツクパルスX28の立ち上りと
の時間差に比例したパルス数をカウントする。回
路36および回路37はカウンタ35の数値情報
がある値N1およびN2と比べて小さいか大きいか
を比較するためのデイジタル比較回路である。例
えばN1<N2と選ばれているとすると、カウンタ
35の内容がN1より小さければ回路36の出力
はハイレベルになりカウンタ35の内容がN2よ
り大きければ回路37の出力がハイレベルにな
る。すなわち入力in1と再生クロツクパルスX28
の立ち上りとの位相差がある値内に入つていない
ならば回路36または回路37のいずれかの出力
がハイレベルを示す。回路38はOR回路であ
り、比較回路36および比較回路37の出力の少
なくとも一方がハイレベルなら、出力はハイレベ
ルになる。回路39はOR回路38の出力をサン
プリングパルスX32により抽出して記憶するシフ
トレジスタである。この結果はAND回路40へ
入力される。例えばOR回路38の出力が連続し
てm回ハイレベルが続いたならば出力X40はハイ
レベルになる。実際この様に、OR回路38の出
力が入力信号in1の変化点に対してm回もハイレ
ベルを示すのであれば入力信号in1に含まれるジ
ツタあるいは雑音等が原因ではなく、信号in1の
遅延量が変わつたためであると考えられる。回路
41はパルスX40がハイレベルになつたときにク
リアされた後クロツクパルスX28によりlビツト
ロウレベルを続けその後ハイレベルにもどるシフ
トレジスタである。すなわち、回線切換により入
力信号in1と再生クロツクパルスX28の立ち上り
の位相差が、ある値からずれた状態が信号in1の
変化点に対してm回続けばレジスタ39の出力は
全てハイレベルになりシフトレジスタ41がクリ
アされてlビツトの間出力X47はロウレベルにな
る。以上の様にして、回線が切換わつて信号長に
変化があつたときにはその事を検出する事が出来
る。
検出回路21により下り情報の信号長に変化が
あつた事が検出されるとこの事を親局に知らせる
ためにゲート回路20によりlビツトの間だけ上
り情報としてアラーム情報が割込まれる。第3図
の実施例においてはアラーム情報としてクロツク
パルスX28を送つている場合である。この場合、
第2図において親局のアラーム情報検出回路25
としては、例えばクロツクパルスX28の周波数成
分のみを通す狭帯域フイルタを設けてこの狭帯域
フイルタの出力の立ち上りを検出するかあるいは
パタンマツチ回路により101010…等のパタンを検
出する事により容易に実現出来る。
あつた事が検出されるとこの事を親局に知らせる
ためにゲート回路20によりlビツトの間だけ上
り情報としてアラーム情報が割込まれる。第3図
の実施例においてはアラーム情報としてクロツク
パルスX28を送つている場合である。この場合、
第2図において親局のアラーム情報検出回路25
としては、例えばクロツクパルスX28の周波数成
分のみを通す狭帯域フイルタを設けてこの狭帯域
フイルタの出力の立ち上りを検出するかあるいは
パタンマツチ回路により101010…等のパタンを検
出する事により容易に実現出来る。
以上説明した様に第2図のゲート回路20およ
び検出回路21を第3図の具体例を用いて実現す
れば、回線切換時のみlビツト間だけ上り回線を
使用する事になるが、通常は上り回線として子局
から親局まで移動局からの情報を通す事が出来
る。また、回線切換を下り回線についてのみ監視
しているので、アラーム発生時には下り回線のみ
の回線切換である事が分り、従来例の様に上り回
線切換による混同はない。
び検出回路21を第3図の具体例を用いて実現す
れば、回線切換時のみlビツト間だけ上り回線を
使用する事になるが、通常は上り回線として子局
から親局まで移動局からの情報を通す事が出来
る。また、回線切換を下り回線についてのみ監視
しているので、アラーム発生時には下り回線のみ
の回線切換である事が分り、従来例の様に上り回
線切換による混同はない。
第5図はゲート回路20および検出回路21の
第2の具体例である。ゲート回路20は第3図の
実施例と同じ構成にしてある。検出回路21は復
調器16の出力のデータ信号中に定まつた時間間
隔で含まれている特定のパターンのくりかえし周
期の時間的変化が、ある値より大きかつたか小さ
かつたかを測定する事により、下り回線の遅延量
の変化を検出する回路である。第6図a〜eにそ
のタイムチヤートを示す。復調器16の出力が検
出回路21の入力部65に入力信号in1が入力さ
れると、クロツク再生回路48ではin1の信号よ
りクロツクパルスX48を再生する。次に再生クロ
ツクパルスX48によりシフトレジスタ50を駆動
して信号in1をシフトレジスタ50へ入力する。
シフトレジスタ50の出力Q1,Q2,…,Qrのパ
ターンが、ある一定のパターンPNになるとパタ
ンマツチ回路49が応答して第6図bに示す様に
微小パルスX49を出力する。回路51はカウンタ
であり、回路52は高速パルス発生回路である。
出力X51はパルス発生回路52の出力X52をT4の
区間だけカウントすると立ち上る。またカウンタ
51の内容はそれ自身の出力X51と、パタンマツ
チ回路49の出力X49とをAND回路53へ入力し
て得られた結果X53によりクリアされる。すなわ
ち、AND回路53は、カウンタ51が信号in1
中に含まれる位相監視用の信号以外に、他の情報
中からパタンPNと同一のパタンを抽出してリセ
ツトされる事を防いでいる。パルスX51はタイム
チヤート第6図cに示す様に位相監視用信号パタ
ーンPNが一定周期で来ていると、一定のパルス
幅T5を出力する。そこで、回線切換により例え
ばT3だけ信号パターンPNが遅延すると、パルス
X51のパルス幅はT6=T5+T3となる。従つて、パ
ルスX51のパルス幅を監視すれば、下り回線の切
換監視が可能になる。パルス発生回路52の出力
とパルスX51とをAND回路66へ入力する事によ
り、パルスX51のパルス幅に比例したパルス数を
有するパルス列X66(第6図e)を作り、これを
カウンタ54へ入力する。回路55および56は
デイジタル比較回路であり、第3図の比較回路3
6および37と全く同様にしてカウンタ54の値
がある範囲に入つていないらば、いずれかの出力
がハイレベルを示す。この比較回路および57の
結果をOR回路57を通してフリツプフロツプ5
8でサンプリングすれば、パルスX51の幅を監視
している事になる。回線切換があつてフリツプフ
ロツプ58の出力がハイレベルになれば、シフト
レジスタ59の出力はlビツト間だけロウレベル
を示し、ゲート回路64により第3図の場合と全
く同様にして、クロツクパルスX48を下り回線切
換に対するアラーム情報として親局へ送る。
第2の具体例である。ゲート回路20は第3図の
実施例と同じ構成にしてある。検出回路21は復
調器16の出力のデータ信号中に定まつた時間間
隔で含まれている特定のパターンのくりかえし周
期の時間的変化が、ある値より大きかつたか小さ
かつたかを測定する事により、下り回線の遅延量
の変化を検出する回路である。第6図a〜eにそ
のタイムチヤートを示す。復調器16の出力が検
出回路21の入力部65に入力信号in1が入力さ
れると、クロツク再生回路48ではin1の信号よ
りクロツクパルスX48を再生する。次に再生クロ
ツクパルスX48によりシフトレジスタ50を駆動
して信号in1をシフトレジスタ50へ入力する。
シフトレジスタ50の出力Q1,Q2,…,Qrのパ
ターンが、ある一定のパターンPNになるとパタ
ンマツチ回路49が応答して第6図bに示す様に
微小パルスX49を出力する。回路51はカウンタ
であり、回路52は高速パルス発生回路である。
出力X51はパルス発生回路52の出力X52をT4の
区間だけカウントすると立ち上る。またカウンタ
51の内容はそれ自身の出力X51と、パタンマツ
チ回路49の出力X49とをAND回路53へ入力し
て得られた結果X53によりクリアされる。すなわ
ち、AND回路53は、カウンタ51が信号in1
中に含まれる位相監視用の信号以外に、他の情報
中からパタンPNと同一のパタンを抽出してリセ
ツトされる事を防いでいる。パルスX51はタイム
チヤート第6図cに示す様に位相監視用信号パタ
ーンPNが一定周期で来ていると、一定のパルス
幅T5を出力する。そこで、回線切換により例え
ばT3だけ信号パターンPNが遅延すると、パルス
X51のパルス幅はT6=T5+T3となる。従つて、パ
ルスX51のパルス幅を監視すれば、下り回線の切
換監視が可能になる。パルス発生回路52の出力
とパルスX51とをAND回路66へ入力する事によ
り、パルスX51のパルス幅に比例したパルス数を
有するパルス列X66(第6図e)を作り、これを
カウンタ54へ入力する。回路55および56は
デイジタル比較回路であり、第3図の比較回路3
6および37と全く同様にしてカウンタ54の値
がある範囲に入つていないらば、いずれかの出力
がハイレベルを示す。この比較回路および57の
結果をOR回路57を通してフリツプフロツプ5
8でサンプリングすれば、パルスX51の幅を監視
している事になる。回線切換があつてフリツプフ
ロツプ58の出力がハイレベルになれば、シフト
レジスタ59の出力はlビツト間だけロウレベル
を示し、ゲート回路64により第3図の場合と全
く同様にして、クロツクパルスX48を下り回線切
換に対するアラーム情報として親局へ送る。
第3図の場合には、信号の点のみで位相監視を
行なつていたため、例えば回線の切換による遅延
時間の変化がちようど1ビツト周期の時間長にな
つた場合には、回路切換検出が不可能であつた。
これに対して、第5図による方法では、パターン
によつて位相監視を行なつているため、回線の切
換による遅延時間の変化が1ビツトを越えても回
線切換検出は可能である。すなわち、第3図の回
路構成は、下り情報として位相監視用に特定のパ
ターンは持たないが、回線切換による遅延量変化
が1ビツト以内である事が分つている場合に使用
出来る。一方、第5図の回路構成は、回線切換に
よる遅延量変化が1ビツト以上になり得るが下り
情報として位相監視用に特定のパターンを持つ事
が許される場合に使用される。
行なつていたため、例えば回線の切換による遅延
時間の変化がちようど1ビツト周期の時間長にな
つた場合には、回路切換検出が不可能であつた。
これに対して、第5図による方法では、パターン
によつて位相監視を行なつているため、回線の切
換による遅延時間の変化が1ビツトを越えても回
線切換検出は可能である。すなわち、第3図の回
路構成は、下り情報として位相監視用に特定のパ
ターンは持たないが、回線切換による遅延量変化
が1ビツト以内である事が分つている場合に使用
出来る。一方、第5図の回路構成は、回線切換に
よる遅延量変化が1ビツト以上になり得るが下り
情報として位相監視用に特定のパターンを持つ事
が許される場合に使用される。
いずれにしても、本発明による位相監視方式を
用いれば本質的に下り回線のみ位相監視を行なう
事が出来ため、回線切換がない限り移動局からの
上り情報を親局へ送りながら位相監視が可能であ
る。
用いれば本質的に下り回線のみ位相監視を行なう
事が出来ため、回線切換がない限り移動局からの
上り情報を親局へ送りながら位相監視が可能であ
る。
第1図は従来の方法による位相監視方式のブロ
ツク図、第2図は本発明における位相監視方式の
ブロツク図、第3図は第2図におけるゲート回路
および位相変動検出回路の実施例の回路図、第4
図a〜fは第3図を説明するためのタイムチヤー
ト、第5図は第2図におけるゲート回路および位
相変動検出回路の他の実施例の回路図、第6図a
〜eは第5図を説明するためのタイムチヤートで
ある。 なお図において、13……位相調整用遅延回
路、14……変調器、15……下り回線、16…
…復調器、17……送信機、18……移動局、1
9……受信機、20……ゲート回路、21……位
相変動検出回路、22……変調器、23……上り
回線、24……復調器、25……アラーム情報検
出回路である。
ツク図、第2図は本発明における位相監視方式の
ブロツク図、第3図は第2図におけるゲート回路
および位相変動検出回路の実施例の回路図、第4
図a〜fは第3図を説明するためのタイムチヤー
ト、第5図は第2図におけるゲート回路および位
相変動検出回路の他の実施例の回路図、第6図a
〜eは第5図を説明するためのタイムチヤートで
ある。 なお図において、13……位相調整用遅延回
路、14……変調器、15……下り回線、16…
…復調器、17……送信機、18……移動局、1
9……受信機、20……ゲート回路、21……位
相変動検出回路、22……変調器、23……上り
回線、24……復調器、25……アラーム情報検
出回路である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 それぞれ信号の送受信を行なう送受信手段を
有し地理的に離れた第1および第2の局間の信号
伝送において発生する遅延位相量を監視する位相
監視方式において、前記第2の局が、前記第1の
局から前記第2の局へ送られて来るデータ信号の
情報長の時間的変化を検出する検出手段と、前記
検出手段の検出結果を前記第1の局に伝送する伝
送手段とを含み、前記第1の局が前記伝送された
検出結果により前記第1の局から前記第2の局ま
での遅延位相量を監視する監視手段を含むことを
特徴とする位相監視方式。 2 前記検出手段が、前記第2の局へ送られて来
るデータ信号のビツト単位における位相面の時間
的変化が予め定めた基準値を超るかどうかの判別
をする第1の手段を含むことを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の位相監視方式。 3 前記第1の手段が、前記第2の局へ送られて
来るデータ信号よりクロツクパルスを再生するク
ロツク再生手段と、前記再生クロツクパルスを基
準にして前記判別をする第2の手段とを含むこと
を特徴とする特許請求の範囲第2項記載の位相監
視方式。 4 前記第1の局の前記信号送信手段が、信号中
にある特定のパターンを予め定めた時間間隔で送
出する第1の手段を含み、前記検出手段が、前記
送出されて来るパターンの時間間隔が予め定めた
基準値を超るかどうかの判別をする第2の手段を
含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の位相監視方式。 5 前記第2の手段が、前記第2の局へ送られて
来るデータ信号よりクロツクパルスを再生するク
ロツク再生手段と、前記再生クロツクパルスを基
準にして前記判別をする第3の手段とを含むこと
を特徴とする特許請求の範囲第4項記載の位相監
視方式。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2705379A JPS55120244A (en) | 1979-03-08 | 1979-03-08 | Phase supervisory system |
AU56274/80A AU528842B2 (en) | 1979-03-08 | 1980-03-07 | Transmission phase shift monitoring |
US06/128,787 US4301539A (en) | 1979-03-08 | 1980-03-10 | Supervising system for use in radio transmission |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2705379A JPS55120244A (en) | 1979-03-08 | 1979-03-08 | Phase supervisory system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55120244A JPS55120244A (en) | 1980-09-16 |
JPS6251011B2 true JPS6251011B2 (ja) | 1987-10-28 |
Family
ID=12210321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2705379A Granted JPS55120244A (en) | 1979-03-08 | 1979-03-08 | Phase supervisory system |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4301539A (ja) |
JP (1) | JPS55120244A (ja) |
AU (1) | AU528842B2 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4516269A (en) * | 1982-12-10 | 1985-05-07 | Michigan Consolidated Gas Company | Automatic equalization for a simulcast communication system |
JPH0622356B2 (ja) * | 1984-11-02 | 1994-03-23 | 富士通株式会社 | 無線通信方式 |
FI71452C (fi) * | 1985-04-10 | 1986-12-19 | Arvo Mustonen | Synkroniseringsfoerfarande foer ett lokalt t ex riksomfattandepersonsoekarnaets radiosaendare |
US4790012A (en) * | 1985-12-20 | 1988-12-06 | General Electric Co. | Encryption-decryption system |
JP2550759B2 (ja) * | 1990-07-30 | 1996-11-06 | 日本モトローラ株式会社 | 回線遅延量変化検出システム |
US5371780A (en) * | 1990-10-01 | 1994-12-06 | At&T Corp. | Communications resource assignment in a wireless telecommunications system |
US5384826A (en) * | 1990-10-01 | 1995-01-24 | At&T Bell Laboratories | Distributed packetized switching cellular radio telephone communication system with handoff |
US5200688A (en) * | 1991-05-31 | 1993-04-06 | Motorola, Inc. | Vehicular charger |
DE4303355A1 (de) * | 1993-02-05 | 1994-08-11 | Philips Patentverwaltung | Funksystem |
US5745840A (en) * | 1994-03-22 | 1998-04-28 | Tait Electronics Limited | Equalization in a simulcast communication system |
JP2809179B2 (ja) * | 1996-03-14 | 1998-10-08 | 日本電気株式会社 | 無線同報通信システム |
DE19625219C1 (de) * | 1996-06-24 | 1997-10-30 | Siemens Ag | Vorrichtung zur Kompensation der Signallaufzeitunterschiede von digitalen Übertragungseinrichtungen |
JP3382922B2 (ja) * | 2000-07-06 | 2003-03-04 | 埼玉日本電気株式会社 | 移動通信システム、移動機、交換機及び移動通信方法 |
CN110120901A (zh) * | 2019-05-24 | 2019-08-13 | 天津华泽瑞威信息技术有限公司 | 一种监测lte专网基站空口链路完备性告警系统及方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49111533A (ja) * | 1973-02-22 | 1974-10-24 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2575782A (en) * | 1948-12-18 | 1951-11-20 | Automatic Elect Lab | Control terminal for mobile radio telephone |
US3571519A (en) * | 1968-10-31 | 1971-03-16 | Motorola Inc | Synchronous supervisory unit for mobile telephone system |
US3906166A (en) * | 1973-10-17 | 1975-09-16 | Motorola Inc | Radio telephone system |
US4101835A (en) * | 1976-05-07 | 1978-07-18 | General Communications Co., Inc. | Method and electronic control device for radio telephone communication |
JPS5839423B2 (ja) * | 1976-08-30 | 1983-08-30 | 日本電信電話株式会社 | 無線回線制御方式 |
-
1979
- 1979-03-08 JP JP2705379A patent/JPS55120244A/ja active Granted
-
1980
- 1980-03-07 AU AU56274/80A patent/AU528842B2/en not_active Expired
- 1980-03-10 US US06/128,787 patent/US4301539A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49111533A (ja) * | 1973-02-22 | 1974-10-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU5627480A (en) | 1980-09-11 |
US4301539A (en) | 1981-11-17 |
JPS55120244A (en) | 1980-09-16 |
AU528842B2 (en) | 1983-05-12 |
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