JPS625093A - 気密性を改善した多孔プレ−ト式熱交換型熱交換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は気密性を改善した多孔プレート式熱交換型の熱
交換装置に関するものである。

従来技術およびその問題点 従来、多孔プレートの積み重ねによって構成され、熱交
換に関与する流体（液、ガス又は煙霧）が流通しうる隔
離空間がこれらの積み重ねによって出来るように、その
プレート上に孔を配置１したいわゆる小型の熱交換器が
提案された。

本出願人は、特にフランス特許第２４５５７２１号「小
型熱交換器」及び、フランス特許出願第２５００６１０
号の“多孔プレート式熱交換器″においてこの型の装置
を説明した。

プレート上の多孔配列と、熱交換器を構成するプレート
の積み重ね配列によって、流体流通のための各空間は、
その方向がプレートの面に対して垂直な流路となったり
、又は積み重ねた隣接プレート間の多孔の相互接続によ
って生ずる「流通網」となったりすることができる。

いずれにせよ、熱交換に関与する流体の一つが通る流通
中ｒｌｆｉ（流路又は相互接続した多孔網の全体）は別
の流体が通る隣接の流通空間からは隔離されていて、異
なる各流体が通る各種流通空間の間の漏れはできる限り
少なくなるようにせねばならない。

この結果を得るためには、表面状態が良好で、平坦度が
極めて良好で、相互に非常に密接した多孔プレートを利
用する必要があろう。

多孔プレートの平坦度と改善された表面状態を得ること
は、それらの製作の複雑さと経費が著しく増大する原因
となる可能性の一つの圧迫となる。更に、所望の密封性
を得るには積み重ねを非常に締め付けることが必要であ
り、装置の所望の機能に適合する値まで内部漏れを減ら
すために、積み重ねの両側の十分に厚い側板（このため
全体がかなり重くなる）と、数的にも品質的にも十分な
ステイといったような手段を使用する必要があるだろう
。又、その結果、この型の熱交換器の組立ては、複雑′
さと経費が増大することになろう。

かかる条件のもので、起きた問題を有効に解決すること
が極めて重要であり、積み重ねるすべてのプレートと交
互に配列するパッキングの利用へ思考することを思いつ
いた。ところで、小型熱交換器の構成上の特性、特に積
み重ねの締め付けの維持のため加えるべき圧力について
は、所望の用途に適する材料を選ぶことが特に難しい。

そこで、現在発見されたことだが、利用を検討すること
ができた非常に多くの材料の内で、後で定義するような
展伸した黒鉛は、この用途にこれを特に適合せしむる一
連の性質を具備している。

従って、本発明の主目的は、低廉、小型、比較的軽量、
流体分配の実施が容易であるという特徴の他に、漏洩が
なく、相互に熱交換を実施する各流体間の漏洩を無視で
きるプレート型熱交換器を提案することである。

問題点の解決手段 本発明による熱交換器は、プレートの積み重ねの際、孔
を重ねることによって少なくともに二種の流体の流通空
間ができ、その積み重ねの際、一つの流体が流れる流通
空間に相当するプレートの多孔と別の流体が流れる流通
空間に相当する孔とを隔離するように配置されかつ前記
プレートの平坦度の欠陥を補償する少なくとも一つのパ
ッキングが、前記積み重ねの連続する二つのプレートの
間に挿入されるように配置された孔のある多孔プレート
の積み重ねによって構成される熱交換域からなる熱交換
装置において、前記積み重ねの締め付けの維持が、プレ
ート面に垂直に前記積み重ねを貫通し、積み重ねの全容
積にわたって配した複数のスティによって加えられる２
〜５０バールの締め付け圧力によって確保され、パッキ
ングが、見掛けの比重が２００〜５００　ｋａ・ｌ−３
になるような条件で製作された展伸黒鉛で構成されてい
ることを特徴とするものである。

本発明の熱交換器のパッキング構成材料として利用され
る展伸した黒鉛は、上述のような見掛けの比重を有し、
かつ又加えられる締め付け圧力のもとてのそれらの押し
つぶしによって、それらがそれらの役目を保証すること
ができる、即ち積み重ねプレートの平坦度の欠陥を補償
することができるのに適した圧縮率の特徴を示すような
温度及び圧力条件で展伸した黒鉛粒子の圧縮成形により
求めた様々な厚さの柔軟なシート状で提供されることが
有利であるが、これらの平坦度の欠陥は、特にプレート
が金属性の場合（例えば鋼板又は各種の合金板）は、一
般に１０分の数ｍａｎのものである。

当該展伸黒鉛の各種のこの他の物理的、機械的特性を以
下に示す。即ち、 ヤング率：　　０．７Ｘ１０”〜１５０Ｘ１０’　１４
−１１１−２熱伝導率： ・黒鉛シート面に平行な方向に沿っては＝１５〜４００
賛・ｌ１１−１　　・℃−１・黒鉛シート面に垂直な方
向に沿っては：＜１５−　・ｆｆ１−１　・”Ｃ−１ 本発明の装置の熱交換区域を構成する積み重ねにおいて
は、展伸黒鉛のパッキングの厚さは、一般に、前記パッ
キングが補償せねばならない平坦度欠陥の平均大きさの
２．５〜１０倍である。特にプレートが金属製であって
、その平坦度欠陥が１０分の数ｍ１ｌｌ、例えば約ｏ、
ｏ５ｍｍ〜０．５１ｍｍである場合は、パッキングの厚
さは約０．１〜５ｍｍでよい。この厚さは、大抵の場合
、約０．５と２．５ｎ＋ｎ＋の間に納まる。プレートの
厚さは一般に２〜２０１１１である。

利用する黒鉛の圧縮率特性を劇的すれば、約２〜５０バ
ールを可とする適用な締め付け圧力によって、展伸黒鉛
のパッキングは、当初の厚さに比べて１０〜９０％押し
つぶされる。場合によっては約２〜２５バールという締
め付け圧力で十分であろう。締め付け圧力は、大抵の場
合、約１６〜２５バールの間に納まる。この際、押しつ
ぶしは最初の厚さの約４０〜７０％となるだろう。

展伸黒鉛のパッキングを含む本発明の多孔プレート型熱
交換器の構造は、各種の好ましい実施態様について以下
に示す説明によってより理解が深められるだろうが、こ
れらの実施態様では、熱交換器の全体構造は、参考まで
に本説明中に公表しであるフランス特許出願第２５００
６１０号に既に述べられている構造と一致する。

これらの特別な実施態様によれば、熱交換域を構成する
ために積み車ねたプレートには並行に並べて配列した長
い孔がある。孔の別の形状や別の配列も考えることがで
きる。

以下に示す特定の実施態様によれば、パッキングは適当
に孔をあけた展伸黒鉛のシートで造ることも、又はそれ
ら自体に適当に孔をあけた展伸黒鉛のバンドの集合で造
ることも、又は孔はあけないが適当に配列した展伸黒鉛
のバンドの集合で構成することもできる。

第１の特定の実施態様においては、いわゆる熱交換域は
、好ましくは少なくとも一対の辺が並行である（例えば
矩形）多角形プレート、形はこれと同じであるが厚さは
プレートの厚さと必ずしも同じでないパッキングとの積
み重ねで主として構成されており、前記プレートと前記
パッキングは積み重ねの連続する二枚の多孔プレートの
間に好ましくはパツキング一枚だけをはさみ込むように
、積み重ねでは交互になっており、前記プレートと前記
パッキングは相互に、並行に並べて配列された長い孔を
具備しており、前記孔の配列と前記プレートとパッキン
グの積み重ねとは、一つのプレートの孔の列がこれに隣
接するパッキングの孔の列に連なるように実施されてい
る。

更に、積み重ねのプレートの全体を、任意の中間プレー
トの孔の列の少なくとも一部分について考察すると、多
孔は前のプレートの対応する列の二つの孔と、又、これ
に次ぐプレートの対応する列の二つの孔と連通している
。

中間パッキングは、当該列については、その孔が前記パ
ッキングの夫々の前のプレートの対応する列の孔と一致
さすことができる。或いは中間パッキングは、当該列に
ついては、多孔が前記パッキングの夫々の次のプレート
の対応する列の孔と一致さすことができる。或いは又、
中間パッキングは当該列については孔を一つパッキング
について前のプレートの対応する列の孔と、文数のパッ
キングについては次のプレートの対応する列の孔と交互
に一致するようにし、この多孔配列の交互性は全積み重
ねについて繰返すようにすることができる。

実際上は、多孔プレートと無孔の展伸黒鉛シートを交互
に重ね、積み重ねる際に、穿孔すべき前記展伸黒鉛シー
トの次に来るプレートの孔を通すように各展伸黒鉛シー
トを穿孔して、プレートとシートの交互積み重ねを構成
することができる。

或場合には、孔の列の一部について、任意の中間プレー
トの多孔を、前のプレートの対応する列の唯一の孔及び
、次のプレートの対応する列の唯一の孔と連通させるこ
とができる。この場合、各中間パッキングの孔は当該列
については各プレートの対応する列の孔と本質的に一致
し、プレート及びパッキングの孔のこの配列は全積み重
ねに維持することができる。

実　　施　　例 この型の実施態様は第１．１０．２．１１．３及び１２
図によって例証されている。

第１図は長孔（６）の並行な列（２１）を有するプレー
ト（１）の立面図であり、前記各長孔（６）は寸法が同
じで、前記列（２１）に沿って等間隔になっでおり、同
じ列（２１）の近接した二つの長孔（６）の最短の端末
間の距離は長孔（６）の長さより短く、更に、これら長
孔（６）の各端末は各列間で、相互に前記列の方向に垂
直な方向に一直線になっている。

第１０図は第１図のＡ−Ａ面によるプレート（１）の断
面図である。

第２図は夫々長孔（９）（１０）の並行な列（２２）（
２３）を有するプレート（２）の立面図であり、これら
の列の相互の距離はプレート（１）上の列（２１）と同
じである。長孔（９）（１０）の寸法はプレート（１）
の長孔（６）と同じであり、等間隔の同じ列（２２）又
は列（２２）又は列（２３）で、プレート（１）の同じ
列（２１）の多孔（６）と配列が同じであるが、列（２
２）と列（２３）とでは、長孔（９）と長孔（１０）は
千鳥形にずれている。

第１１図は第２図のＡ−Ａ面によるプレート（２）の断
面図である。

第３図はプレート（１）と同形の展伸黒鉛製のパッキン
グ（３）の立面図である（これには長孔（１１）がある
）。

第１２図は第３図のＡ−Ａ面によるパッキング（３）の
断面図である。これは、パッキング（３）についてプレ
ート（ＩＯ２）の厚さと異なる厚さを示している。

第４図はプレート（２）と同形の展伸黒鉛製のパッキン
グ（４）の立面図である（これには長孔（１２）（１３
）がある）。

第１３図は第４図のＡ−Ａ面によるパッキング（４）の
断面図である。これは、パッキング（４）についてプレ
ート（１）（２）の厚さと異なる厚さを示している。

この実Ｍｉ態様の第一の実施変形によれば、熱交換域は
プレート（１）、パッキング（３）、プレート（２）、
パッキング（３）の以下同様な連続する積み重ねによっ
て構成されている。

第二の実施変形によれば、熱交換域はプレート（１）、
パッキング（４）、プレート（２）、パッキング（４）
の以下同様な連続する積み重ねによって構成されている
。

最後に、第三の実施変形によれば、熱交換域はプレート
（１）、パッキング（４）、プレート（２）、パッキン
グ（３）の以下同様な連続する積み重ねによって構成さ
れている。

第５図は上記の第一の実施変形によって実現した積み重
ね（１４）の立面図である。

第１４図及び第１５図は夫々第５図のＡ−Ａ面及びＢ−
８面による積み重ね（１４）の断面図である。

第１６図及び第１７図は夫々第５図のＣ−０面及びＤ−
Ｄ面による積み重ね（１４）の断面図である。

上述の第二及び第三の実施変形に相当する積み重ねは図
示してない。

特殊な第二の実施態様において、熱交換域を構成するプ
レートの積み重ねの構造は、上述の第一の実Ｉ）！態様
に述べであるものと類似しているが、各多孔プレート間
に挿入されているパッキングは多孔バンドとして示され
ており、その厚さはパッキングの厚さであり、一つの多
孔バンドは二つの孔列の中の一列に対応する。

この実施態様は第１．１０．２．１１．６．１８図及び
第７又は２１図で例証されている。

各プレートは第１図と第１０図、第２図と第１１図の夫
々プレート（１）（２）に類似している。

第６図はプレート（１）の長孔（６）又はプレート（２
）の長孔（９）に対応する長孔（１５）を有するバンド
状のパッキング（５）の立面図である。

第１８図は第６図のＡ−Ａ面によるパッキング（５）の
断面図である。パッキング（５）の幅（ｌ）は、隣接す
る２列の長孔の最短の縁間の距離をプレートにつき測定
したものをａで示し、長孔の幅をｂで示せば、例えば、
ｂ＋８／２〜ｂ＋２８となる。

バンドのこの幅（１）はｂ　十ａ　−ｂ　＋２ａである
のが有利である。これはｂ＋２８である方が好ましい。

第１図及び第２図に（１）で示したのはこの好ましい幅
である。

上述の特定の実施態様において、熱交換域は、プレート
（１）、適数のパッキング（５）、プレート（２）、新
規なパッキング（５）の以下同様な連続積み重ねによっ
て構成されている。

第７図はかような積み重ね（１６）の立面図である。

第１９図は第７図のＡ−Ａ面による積み重ね（１６）の
断面図である。

第２０図及び第２１図は夫々第７図のＢ−８面及びＣ−
０面による積み重ね（１６）の断面図である。

第三の実施態様では、熱交換域を構成するプレートの積
み重ねの構成は上記実施態様に述べる構成と類似してい
るが、各多孔プレート間に挿入されるパッキングはバン
ド状を呈していて、その厚さはパッキングの厚さであり
、一枚のバンドは長孔の相隣う二列の間に配置された隔
離間隔と一致する。

この実施態様は第１．１０，２．１１．８．２２及び９
図で例示されている。各プレートは第１図と第１０図、
第２図と第１１図のプレート（１）　（２）に類似して
いる。

第８図は無孔バンド状のパッキング（７）の立面図であ
る。一枚のパッキングの幅は各プレートについて測定し
た相隣る二列の長孔の最短の縁間の距離、即ち、隔離間
隔の幅（８）に等しいことが好ましい。好ましい幅（ｄ
）は第１図と２図に示した。しかし、幅（ｄ）は上記の
値より小さくてもよい。従って、もしくａ）を相隣う二
列の長孔の最短の縁間の距離であるとすれば、（ｄ）は
一般的にはａ／１０とａの間に、又好ましくはａ／２と
ａの間に納まることになろう。

上述の特定の実施態様においては、熱交換域はプレート
（１）と適当数のパッキング（７）と、プレート（２）
と、新規なパッキング（７）の集合の以下同様な連続的
積み重ねによって形成されている。

第９図はかような積み重ね（１７）の透視図である。

本発明の熱交換器においては、多孔プレートとパッキン
グで構成される積み重ねの締め付けは、前記積み重ねを
プレートの面に垂直に貫通する金属製のスティによって
実施されるが、前記スティは、前記プレートと前記パッ
キングの長孔の一部分の重なりによって構成される管路
の一部分に挿入されるのが有利である。いわゆる締め付
けは、これについては本発明では詳細に示されていない
が、従来の手段で実施することができる。例えば、ステ
ィの端末にあるねじ立てた軸部と、締め付けの際、積み
重ね端末のプレート又は積み重ねの両側に配置した側板
に押し付けられて、プレートの表面全体に力を分配しな
がら、締め付け力を伝えるようにするナツトである。又
、ナツト又は他の締め付け手段と、積み重ね端のプレー
ト又は側板との間に、ばね座金その他の弾性部材を挿入
して、熱交換器の運転中に内部密封特性を保証するため
積み重ねに対して十分ではあるが過剰ではない締め付け
を維持して、積み重ねの温度の変化に応じて積み重ねの
高さの変動を許すことができるようにして、積み重ねに
締め付けを施すこともできる。プレートとパッキングの
長孔の一部分の重なりで構成されているいわゆる「スト
レート」な管路で、スティが占めている部分は、十分な
数の前記プレート管路内を流体を自由に繰返せしめるた
めに制限されるが、このスティが締めるストレート管路
部分は又、極端な運転条件においてスティの数と、引張
り強さによって可能となる締め付け力が熱交換器の内部
密封度に必要な締め付け圧力に達することを可能ならし
めるのに十分でなくてはならない。本発明で考えられる
展伸黒鉛製のパッキングは積み重ねの十分な機械的維持
と両立するできるだけ小さい圧力でこの内部密封性を実
現することができる。

使用パッキングは比較的厚い液体の熱の比較的　・冷た
い流体の方への伝達に一役買うといった具合に熱の良導
体であるから、一つの補足的な利点が得られる。

本発明の熱交換器においては、多孔プレートは金属製と
することができる。これらのプレートは又、例えば熱可
塑性又は熱硬化性の合成材料や、セラミック材又は高密
度黒鉛のような他の材料で構成することもできる。

これらの熱交換器は更に詳しくは、特に炉又はボイラー
の煙霧の熱を回収するために（−次流体）、二つの流体
間の熱交換のため利用されるが、回収熱は例えば空気（
二次流体）を再加熱するのに利用することができる。

発明の作用・効果 本発明によれば、低廉、小型、比較的軽追、流体分配の
実施が容易であるという特徴の他に、漏洩がなく、相互
に熱交換を実施する各流体間の漏洩を無視できるプレー
ト型熱交換器を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は長孔（６）の並行な列（２１）を有するプレー
ト（１）の立面図、第２図は夫々長孔（９）（１０）の
並行な列（２２）　（２３）を有するプレート（２）の
立面図、第３図はプレート（１）と同形の展伸黒鉛製の
パッキング（３）、の立面図、第４図はプレート（２）
と同形の展伸黒鉛製のパッキング（４）の立面図、第５
図は上記の第一の実施変形によって実現した積み重ね（
１４）の立面図、第６図はプＣ−ト（１）の長孔（６）
又はプレート（２）の長孔（９）に対応する長孔（１５
）を有するバンド状のパッキング（５）の立面図、第７
図はかような積み重ね（１６）の立面図、第８図は無孔
バンド状のパッキング（７）の立面図、第９図はかよう
な積み重ね（１７）の透視図、第１０図は第１図のＡ−
Ａ面によるプレート（１）の断面図、第１１図は第２図
のＡ−Ａ面によるプレート（２）の断面図、第１２図は
第３図のＡ−Ａ面によるパッキング（３）の断面図、第
１３図は第４図のＡ−Ａ面によるパッキング（４）の断
面図、第１４図及び第１５図は夫々第５図のＡ−Ａ面及
びＢ−Ｂ面による積み重ね（１４）の断面図、第１６図
及び第１７図は夫々第５図のＣ−０面及びＤ−Ｄ面によ
る積み重ね（１４）の断面図、第１８図は第６図のＡ−
Ａ面によるパッキング（５）の断面図、第１９図は第７
図のＡ−Ａ面による積み重ね（１６）の断面図、第２０
図及び第２１図は夫々第７図のＢ−Ｂ面及びＣ−０面に
よる積み重ね（１６）の断面図、第２２図は第８図のＡ
−Ａ面によるパッキング（７）の断面図である。 （１）　（２）・・・プレート、（３）（４）（５）（
７）・・・パッキング、＜６）（９）（１０）（１１）
（１２）（１３）（１５）・・・長孔、（１４）・・・
（１６０１７）・・・積み重ね、（８）・・・間隔、（
２１）（２２Ｈ２３）・・・列、（ζ）（ｄ）・・・幅
。 以上 特許出願人　アンステイテユ・フランセ・デュ・ペトロ
ール

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）プレートの積み重ねの際、孔を重ねることによって
   少なくとも二種の流体の流通空間ができ、その積み重ね
   の際、一つの流体が流れる流通空間に相当するプレート
   の各孔と別の流体が流れる流通空間に相当する孔とを隔
   離するように配置されかつ前記プレートの平坦度の欠陥
   を補償する少なくとも一つのパッキングが、前記積み重
   ねの連続する二つのプレートの間に挿入されるように配
   置された孔のある多孔プレートの積み重ねによって構成
   される熱交換域からなる熱交換装置において、前記積み
   重ねの締め付けの維持が、プレート面に垂直に前記積み
   重ねを貫通し、積み重ねの全容積にわたって配した複数
   のスティによって加えられる２〜５０バールの締め付け
   圧力によって確保されること、およびパッキングが、見
   掛けの比重が２００〜５００ｋｇ・ｍ＾−＾３になるよ
   うな条件で製作された展伸黒鉛で構成されていることを
   特徴とする装置。 ２）特許請求の範囲第１項による装置において、パッキ
   ングの厚さがプレートの平坦度の欠陥の平均大きさの２
   ．５〜１０倍の大きさであることを特徴とする装置。 ３）特許請求の範囲第２項による装置において、パッキ
   ングの厚さが約０．１〜５ｍｍであることを特徴とする
   装置。 ４）特許請求の範囲第１〜３項のうちいずれか１項によ
   る装置において、プレートの厚さが２〜２０ｍｍである
   ことを特徴とする装置。 ５）特許請求の範囲第１〜４項のうちいずれか１項によ
   る装置において、積み重ねの締め付け圧力が約１０〜２
   ５バールであることを特徴とする装置。 ６）特許請求の範囲第１〜５項のうちいずれか１項によ
   る装置において、前記プレート上の孔が長く、並行な列
   に配列されており、任意の中間プレートの孔の列がその
   前のプレートの孔の列及びその次のプレートの孔の列と
   重なっていることと、任意の中間プレートの孔の列の少
   なくとも一部については各孔はその前のプレートの対応
   する列の２つの孔と、その次のプレートの対応する列の
   ２つの孔とに連通し、中間プレートの孔の列の場合によ
   って相補的な部分については各孔はその前のプレートの
   対応する列の唯一の孔と、その次のプレートの対応する
   列の唯一の孔とに連通することとを特徴とする装置。 ７）特許請求の範囲第６項による装置において、連続す
   る任意の２つのプレート間に挿入される各パッキングが
   長い孔の並行した列を有するシートで構成されていて、
   前記孔が前のプレート又は次のプレートの対応する列の
   孔と本質的に合致しているか、又は前記パッキングの前
   記孔が、前のプレートの対応する列の孔及び次のプレー
   トの対応する列の孔と交互に合致することを特徴とする
   装置。 ８）特許請求の範囲第１〜７項のうちいずれか１項によ
   る装置において、長い孔（６）の並行な列（２１）を有
   し、前記各孔（６）の寸法が同じで、前記列（２１）に
   沿って等間隔に配置されていて、同じ列（２１）の隣接
   する２つの孔（６）の最短の端末間の間隔が前記孔（６
   ）の長さより短く、前記孔（６）の各端末が、更に、一
   つの列から他の列へ前記列の方向に垂直な方向に一直線
   になっているようなプレート（１）と、長い孔（９）（
   １０）の夫々二つの型の平行な列（２２）（２３）を有
   し、前記列の相互の距離がプレート（１）の各列（２１
   ）と同じで、前記孔（９）（１０）の寸法がプレート（
   １）の孔（６）の寸法と同じで、夫々二つの型の前記列
   （２２）（２３）に沿って等間隔に配置されており、同
   じ列（２２）又は列（２３）の隣接する二つの孔（９）
   又は二つの孔（１０）の最短の端末間の間隔が前記孔（
   ９）（１０）の長さより短く、前記孔（９）（１０）の
   各端末が、更に、列（２２）と列（２３）とでは、千鳥
   にずれているようなプレート（２）との交互積み重ねに
   よって、前記熱交換域が構成されていて、連続する任意
   の二つのプレート（１）（２）の間に挿入された各パッ
   キング（３）が、展伸黒鉛製の多孔シートで構成されて
   いて、その各孔（１１）が本質的に同形であり、プレー
   ト（１）の孔（６）と同配置になっているか、或いは前
   記のパッキング（４）が展伸黒鉛のシートで構成されて
   いて、その孔（１２）（１３）が本質的に同形で、プレ
   ート（２）の孔（９）（１０）と同配置であることを特
   徴とする装置。 ９）特許請求の範囲第１〜７項のうちいずれか１項によ
   る装置において、長い孔（６）の並行な列（２１）を有
   し、前記各孔（６）の寸法が同じで、前記列（２１）に
   沿って等間隔に配置されていて、同じ列（２１）の隣接
   する２つの孔（６）の最短の端末間の間隔が前記孔（６
   ）の長さより短く、前記孔（６）の各端末が、更に、一
   つの列から他の列へ前記列の方向に垂直な方向に一直線
   になっているようなプレート（１）と、長い孔（９）（
   １０）の夫々二つの型の平行な列（２２）（２３）を有
   し、前記列の相互の距離がプレート（１）の各列（２１
   ）と同じで、前記孔（９）（１０）の寸法がプレート（
   １）の孔（６）の寸法と同じで、夫々二つの型の前記列
   （２２）（２３）に沿って等間隔に配置されており、同
   じ列（２２）又は列（２３）の隣接する二つの孔（９）
   又は二つの孔（１０）の最短の端末間の間隔が前記孔（
   ９）（１０）の長さより短く、前記孔（９）（１０）の
   各端末が、更に、列（２２）と列（２３）とでは、千鳥
   にずれているようなプレート（２）との交互積み重ねに
   よって、前記熱交換域が構成されていて、連続する任意
   の二つのプレート（１）（２）の間に挿入された各パッ
   キング（３）が、夫々孔（１５）がプレート（１）の孔
   （６）又はプレート（２）の孔（９）に対応していて、
   その幅がせいぜい孔（１５）の両側にある孔の最短の縁
   間の距離に等しく、かつ相隣な二列の最短の縁間を隔て
   る距離の半分だけ孔（１５）の幅より広くしたものに少
   なくとも等しい展伸黒鉛製の多孔バンドの集合で夫々構
   成されていることを特徴とする装置。 １０）特許請求の範囲第１〜７項のうちいずれか１項に
   よる装置において、長い孔（６）の並行な列（２１）を
   有し、前記各孔（６）の寸法が同じで、前記列（２１）
   に沿って等間隔に配置されていて、同じ列（２１）の隣
   接する２つの孔（６）の最短の端末間の間隔が前記孔（
   ６）の長さより短く、前記孔（６）の各端末が、更に、
   一つの列から他の列へ前記列の方向に垂直な方向に一直
   線になっているようなプレート（１）と、長い孔（９）
   （１０）の夫々二つの型の平行な列（２２）（２３）を
   有し、前記列の相互の距離がプレート（１）の各列（２
   １）と同じで、前記孔（９）（１０）の寸法がプレート
   （１）の孔（６）の寸法と同じで、夫々二つの型の前記
   列（２２）（２３）に沿って等間隔に配置されており、
   同じ列（２２）又は列（２３）の隣接する二つの孔（９
   ）又は二つの孔（１０）の最短の端末間の間隔が前記孔
   （９）（１０）の長さより短く、前記孔（９）（１０）
   の各端末が、更に、列（２２）と列（２３）とでは、千
   鳥にずれているようなプレート（２）との交互積み重ね
   によって、前記熱交換域が構成されていて、連続する任
   意の二つのプレート（１）（２）の間に挿入された各パ
   ッキング（３）が、夫々展伸黒鉛製のバンドの集合で構
   成されいて、前記バンドはプレート（１）の隣接する列
   （２１）間及びプレート（２）の隣接列（２２）（２３
   ）間の隔離間隔（８）に一致し、その幅は隣接する二列
   の孔の最短の縁間の距離に最大で等しく、少なくともそ
   の１０分の１に等しいことを特徴する装置。